JPH09214106A - プリント配線板およびその製造方法、並びに該製造方法に使用するインクジェット装置 - Google Patents

プリント配線板およびその製造方法、並びに該製造方法に使用するインクジェット装置

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JPH09214106A
JPH09214106A JP1584096A JP1584096A JPH09214106A JP H09214106 A JPH09214106 A JP H09214106A JP 1584096 A JP1584096 A JP 1584096A JP 1584096 A JP1584096 A JP 1584096A JP H09214106 A JPH09214106 A JP H09214106A
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liquid
flow path
resist
liquid flow
printed wiring
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JP1584096A
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Tadaki Inamoto
忠喜 稲本
Masami Ikeda
雅実 池田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体噴射式で形成したレジストパターンに基
づいて得られる導体回路パターンの導体間隔の均一化を
図り、ショート等の発生を構造的に阻止すること。 【解決手段】 導体回路パターンの形成に直接影響を与
えるレジストパターン形成において、液体噴射式により
レジスト自体を噴射して得られるドットの形成位置を制
御して、隣接し対向するレジストパターンの端縁部同士
の形状を異ならしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板お
よびその製造方法、並びにプリント配線板の製造方法に
使用するインクジェット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリント配線板は、ガラス布
にエポキシやポリイミド等の樹脂を含浸したものや、セ
ラミックベークライト等の基体の上に、金、銀、銅、白
金、アルミニウム等の金属層を設けてなる基板に、導体
回路パターンに相当するレジストパターンを形成する工
程と、この後、エッチング処理により導体回路パターン
を形成する工程と、この導体回路パターンの保護用にレ
ジストパターンを形成する工程とを含む方法により製造
されていた。
【0003】このレジストパターンの形成は、液状の感
光性樹脂を基板上に塗布するか、あるいは、感光性樹脂
を予め一定の厚さに成形した、いわゆるドライフィルム
を基板上に設けた後、所望のパターンに対応したフォト
マスクを通して紫外線露光した後、現像処理を行うか、
あるいは、所望のパターンに対応したスクリーン版を用
い、スクリーン印刷によりパターンを形成していた。
【0004】しかしながら、このような従来のプリント
配線板の製造方法では、CAD(計算機援用設計)等で
設計したデータから、フォトマスクあるいはスクリーン
版を作成しなければならず、多くの費用を必要となり、
納期も長期に及ぶという問題を有していた。また、設計
の一部を変更する場合でも、フォトマスクあるいはスク
リーン版を新たに作成し直さなければならないことか
ら、容易に行える方法ではなかった。さらに、工程が長
く、しかも複雑であるという問題もあった。
【0005】特に、上記フォトレジストを用いる方法で
は、現像工程で使用する薬品類に多くの費用がかかり、
しかも薬品類等による環境問題を発生させないようにす
るための設備や工程に対して十分な配慮をする必要もあ
った。
【0006】また、スクリーン印刷法では、スクリーン
版の伸びによるテンションの劣化により塗布厚や位置精
度のバラツキが生じないように、印刷条件を厳しく管理
しなければならず、またスクリーン版を洗浄する際に薬
品を使用するため、上記フォトレジスト法と同様に、薬
品類による環境問題に対する配慮も必要であった。
【0007】さらに、上記2つの方法の共通の問題とし
て、特に、少量多品種の生産においては、マスクやスク
リーン版の占める費用が相対的に大きくなり、また段取
り替え作業のため、製造ラインを一時的に停止しなけれ
ばならず、時間的ロスも相対的に大きくなり、対応が困
難という問題もあった。
【0008】他方、フォトマスクを用いたフォトリソグ
ラフィーの代わりに、レーザー光線をスキャンすること
により、フォトマスクを使用せずに、所望のパターンを
形成する方法もある。しかしながら、この方法でも、現
像に薬品を使用するため、環境問題に対する配慮が必要
であり、多くの資材コストもかかるという問題は解決さ
れない。さらに、この方法に使用されるレーザー照射装
置等は、それ自体非常に高価であるという問題もあっ
た。
【0009】上記従来のプリント配線板の製造方法を実
施する上での種々の問題を解決するために、インクジェ
ット方式を利用してレジストパターンを直接描画する方
法が提案されている。例えば、特開昭56−66089
号公報、特開昭56−157089号公報および特開昭
58−50794号公報は、いずれも導体に対するエッ
チング処理用のレジストパターンをインクジェット方式
により形成する製造方法を提案しており、特公昭59−
41320号公報は、導体層と絶縁層とをインクジェッ
ト方式により形成する製造方法を提案している。
【0010】このようなインクジェット方式を利用した
プリント配線板の製造方法によれば、CADで作成され
たデータをインクジェット方式用に変換するだけでフォ
トマスクやスクリーン印刷版を必要としない。パターン
設計の一部変更にも容易にかつ迅速に対応でき、治工具
の段取り替えも必要なく、費用が少なくて済み、納期も
短期間となる。特に、少量多品種に有利な方法である。
また、この方法では、レジストの現像が不要であるの
で、環境問題に対して配慮する必要もない。特に、イン
クジェット方式でパターンとして必要な箇所のみにレジ
ストを吐出することができるドロップ・オン・デマンド
方式のインクジェット技術を用いれば、レジストの使用
量は非常に少なくて済むという利点がある。また、使用
される装置は、レーザースキャン法で使用される装置の
ように高価な光学系装置である必要がなく、安価である
という利点もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
インクジェット方式を利用したプリント配線板の製造方
法では、ドット単位でパターンを形成することから、パ
ターンの端縁部に連続したドットからなる波状のパター
ンが現れてしまう。隣接する導体回路パターン同士で、
波状のパターンの凹凸が一致していると、すなわち双方
の凹部分が対向し、かつ、双方の凸部分が対向している
と、導体回路パターン間距離が不均一となり、特に導体
回路パターン間距離の短い箇所でショートが発生する確
率が高くなり、製造歩留まりが低くなる。また、ショー
トに至らなくても導体回路パターン間距離が短くなり、
信頼性に問題が残る。
【0012】図7(a)〜(c)は、従来のインクジェ
ット方式を利用した方法により製造したプリント配線板
の導体回路パターンの一部を示す図であり、(a)は導
体回路パターンの拡大平面図であり、(b)は(a)の
A−A線に沿う断面図であり、(c)は(a)のB−B
線に沿う断面図である。図7(a)〜(c)に示したプ
リント配線板は、インクジェット方式を利用してエッチ
ング用のレジストパターンを形成した後に、そのレジス
トパターンをエッチングして導体回路パターンを形成し
てなるものである。
【0013】図7(a)に示すように、導体回路パター
ンの端縁部は、吐出されたインクのドットに起因して波
状パターンとなっており、(b)に示す部分では、隣接
する導体回路パターンの凸部分同士が対向し、(c)に
示す部分では、凹部分同士も対向しているため、導体間
隔が周期的に狭まっており、ショートの発生の確率が高
くなり、信頼性が低下する可能性がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、導体回路パターンの形成に直
接影響を与えるレジストパターン形成において、液体噴
射式によりレジスト自体を噴射して得られるドットの形
成位置を制御して、隣接し対向するレジストパターンの
端縁部同士の形状を異ならしめることにより、得られる
導体回路パターンの導体間隔の均一化を図り、ショート
等の発生を構造的に阻止しようとするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、回路パタ
ーンを構成するための導体層上に、液体噴射式によりレ
ジストパターンを形成する工程と、該レジストパターン
を通して前記導体層に対してエッチング処理を施して導
体回路パターンを形成する工程とを含むプリント配線板
の製造方法であって、前記レジストパターンのうち、隣
接するパターンの端縁部同士の形状を対向する相手の形
状と異ならしめることを特徴とする。
【0016】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記レジストパターン形成工程は、気泡発生領域に
面して配され、かつ、前記レジストの流れ方向の下流側
に自由端を持つ可動部材を有する液体噴射ヘッドを用
い、前記気泡発生領域に気泡を発生させることで生じる
圧力に基づいて、前記可動部材の自由端を変位させ、該
可動部材によって前記圧力を吐出口側に導いて前記レジ
ストを前記導体層上に吐出することにより行われること
を特徴とする。
【0017】本発明の第3の態様は、第1の態様におい
て、前記レジストパターン形成工程は、吐出口に連通す
る第1の液流路と、該第1の液流路に隣接して配され気
泡発生領域を有する第2の液流路と、前記吐出口方向に
自由端を有し、前記第1の液流路と前記第2の液流路の
前記気泡発生領域との間に配された可動部材とを有する
液体噴射ヘッドを用い、前記気泡発生領域に気泡を発生
させ、該気泡の発生に伴う圧力に基づいて前記可動部材
の自由端を前記第1の液流路側に変位させて前記レジス
トを前記導体層上に吐出することにより行われることを
特徴とする。
【0018】本発明の第4の態様は、第2または第3の
態様において、前記レジストパターン形成工程における
前記レジスト吐出用の圧力は、発熱体が発生した熱を液
体に伝えることで、液体に膜沸騰現象を生じさせ、該膜
沸騰現象によって前記気泡を発生させて得ることを特徴
とする。
【0019】本発明の第5の態様は、第4の態様におい
て、前記発熱体は電気熱変換体であることを特徴とす
る。
【0020】本発明の第6の態様は、第2〜5の態様の
いずれかにおいて、前記第2の液流路には、前記第1の
液流路に供給される前記レジストと異なる液体であり、
かつ、前記第1の液流路に供給される前記レジストに対
して、低粘度性、発泡性、熱安定性の少なくとも1つの
性質で優れている液体を供給することを特徴とする。
【0021】本発明の第7の態様は、回路パターンを構
成するための導体層に対し、液体噴射式で形成されたレ
ジストパターンを通してエッチング処理を施して形成さ
れた導体回路パターンを含むプリント配線板であって、
前記レジストパターンのうち、隣接するパターンの端縁
部同士の形状は対向する相手の形状と異なることを特徴
とする。
【0022】本発明の第8の態様は、回路パターンを構
成するための導体層上に、液体噴射式によりレジストパ
ターンを形成する工程と、該レジストパターンを通して
前記導体層に対してエッチング処理を施して導体回路パ
ターンを形成する工程とを含むプリント配線板の製造方
法を実施するのに用いられるインクジェット装置であっ
て、前記レジストパターン形成工程において前記レジス
トを噴射する液体噴射ヘッドを含み、該液体噴射ヘッド
は、吐出口を有する第1の液流路と、該第1の液流路に
隣接して設けられ、かつ、液体に熱を加えることで該液
体に気泡を発生させる発熱体が配された第2の液流路
と、前記第1の液流路と前記第2の液流路との間に配さ
れ、かつ、自由端を持つ可動部材とを有し、前記吐出口
は前記可動部材を挟んで前記発熱体と対向する側に配さ
れており、前記発熱体の発熱による気泡の発生に伴う圧
力に基づいて前記可動部材の自由端を前記第1の液流路
側に変位させて、前記圧力を前記第1の液流路側に伝え
ることで前記吐出口から前記レジストを吐出することを
特徴とすることを特徴とする。
【0023】本発明の第9の態様は、第8の態様におい
て、前記発熱体は、電気信号を受けることで熱を発生す
る電気熱変換体であることを特徴とする。
【0024】本発明の第10の態様は、第8または第9
の態様において、前記可動部材は、金属で構成されてい
ることを特徴とする。
【0025】本発明においては、プリント配線板を製造
する際に、隣接する導体回路パターンの端縁部同士の波
状パターンを一致させず、凹部分同士または凸部分同士
を対向させないことから、導体間隔が極端に短くなるこ
とがなく、その導体間隔の均一化を図ることができる。
従って、導体間隔の極端に短い部分を有する導体回路パ
ターンを備えたプリント配線板の製造数が減ることか
ら、製造歩留まりが向上する優れた効果を奏する。ま
た、導体間隔の均一化を図ったプリント配線板は、導体
間でショートする確率が下がることから、極めて信頼性
の高いものとなる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して本発明のプリント配線
板の製造方法の実施例を詳細に説明する。
【0027】(実施例1)エッチング用のレジストとし
て下記の組成のものを用意した。
【0028】 アクリル樹脂(アクリル酸/メチルメタクリレート 1/9共重合体、 重量平均分子量:15000) 10部 モノエタノールアミン 1部 水 89部 C.I.ダイレクトブルー86 0.1部 上記の組成を有するレジストを、ノズル128本、主走
査方向および副走査方向の解像度600dpi、駆動周
波数4KHzのバブルジェット方式の液体噴射ヘッドを
有するインクジェットプリンタに装填した。このプリン
タを用い、ブラシ研磨処理したプリント配線板用の銅張
り積層板(民生用片面銅箔厚さ35μm、基板厚さ1.
2mm)上にエッチングレジストパターンを印刷した。
この配線パターンは配線ピッチ0.4mm、配線幅0.
15mmで設計し、配線パターン端縁部の波状パターン
の凹凸が、隣接する端縁部の波状パターンの凹凸と一致
しないように、すなわち対向する部分の形状が異なるよ
うに、ドットを配置した。印刷が施された後の銅張り積
層板を、120℃のオーブン内で15分間、加熱し乾燥
させて、レジスト中の溶剤分を除去した。印刷された配
線パターンの配線幅は140〜155μmであった。ま
た、配線パターン間の間隔は245〜255μmであっ
た。
【0029】次に、このようにして印刷されたレジスト
パターンを通して銅張り積層板に対して、塩化第二鉄系
エッチング液でエッチング処理を行った。処理は、スプ
レー方式で50℃、4分間行った。このエッチング処理
液は水で洗浄、除去された後、上記積層板は乾燥され
た。配線幅を測定したところ、銅配線の幅は110〜1
25μmであり、配線パターン間の間隔は275〜28
5μmであった。
【0030】このようにして得られたプリント配線板の
銅回路パターンの一部を拡大して示したのが図1(a)
〜(c)であって、(a)は平面図であり、(b)は
(a)のA−A線に沿う断面図であり、(c)は(a)
のB−B線に沿う断面図である。(a)におけるA−A
線下においては、配線部101aと、これに隣接する配
線部101bの対向部分の形状を比べてみると、左側の
配線部101aでは凸形状となっているのに対し、右側
の配線部101bでは凹形状となっている。この様子は
図1(b)の断面図にも表れている。また、(a)にお
けるB−B線下においては、左側の配線部101aでは
凹形状となっているのに対し、右側の配線部101bで
は凸形状となっている。この様子は図1(c)の断面図
にも表れている。そして、A−A線下およびB−B線下
での導体間隔はほぼ等しく、極端に短くなることはなか
った。
【0031】(比較例1)最終的に得られる導体回路パ
ターンのうち、隣接するパターンの端縁部の形状と、対
向する端縁部の形状とを同一とすることを許容するよう
に、導体回路パターン形成用のレジストパターン形成に
おけるレジスト吐出の方法を異ならしめた以外は、実施
例1と同様にして導体回路パターンを形成した。
【0032】すなわち、レジストパターンを形成した基
板を120℃のオーブン内で30分間、加熱し乾燥させ
て、レジスト中の溶剤分を除去した。印刷された配線パ
ターンの配線幅は141〜155μmであった。また、
配線パターン間の間隔は240〜260μmであり、2
0μmの誤差があった。この値は先の実施例1および後
述の実施例2よりも大きな値であった。
【0033】次に、このようにして印刷されたレジスト
パターンを通して銅張り積層板に対して、塩化第二鉄系
エッチング液でエッチング処理を行った。処理は、スプ
レー方式で50℃、4分間行った。このエッチング処理
液は水で洗浄、除去された後、上記積層板は乾燥され
た。配線幅を測定したところ、銅配線の幅は111〜1
25μmであり、配線パターン間の間隔は270〜29
0μmであり、20μmの誤差があった。この値は先の
実施例1および後述の実施例2よりも大きな値であっ
た。また、銅回路パターン間隔も240μmに接近して
いる。この値は先の実施例1および後述の実施例2より
も小さな値であり、ショートの確率が高いことを示して
いる。
【0034】(実施例2)エッチング用のレジストとし
て、およびレジストパターン形成に供される液体噴射ヘ
ッドの構造的特徴から使用することとなる発泡液として
下記の組成のものを用意した。なお、この液体噴射ヘッ
ドおよびこのヘッドを搭載し得るインクジェット装置に
ついては後述する。
【0035】 エッチング用レジスト: アクリル樹脂(アクリル酸/メチルメタクリレート 1/9共重合体、 重量平均分子量:10000) 30部 モノエタノールアミン 5部 水 65部 C.I.ダイレクトブルー86 0.1部 発泡液: 水 80部 イソプロピルアルコール 20部 上記の組成を有するレジストを、ノズル128本、主走
査方向および副走査方向の解像度600dpi、駆動周
波数3KHzのバブルジェット方式の液体噴射ヘッドを
有するインクジェットプリンタに装填した。このプリン
タを用い、実施例1と同様のプリント配線板用の銅張り
積層板上にエッチングレジストパターンを印刷した。こ
の配線パターンも、実施例1と同様に、配線ピッチ0.
4mm、配線幅0.15mmで設計し、配線パターン端
縁部の波状パターンの凹凸が、隣接する端縁部の波状パ
ターンの凹凸と一致しないように、すなわち対向する部
分の形状が異なるように、ドットを配置した。印刷が施
された後の銅張り積層板を、120℃のオーブン内で1
5分間、加熱し乾燥させて、レジスト中の溶剤分を除去
した。印刷された配線パターンの配線幅は145〜15
5μmであった。また、配線パターン間の間隔は245
〜255μmであった。
【0036】次に、このようにして印刷されたレジスト
パターンを通して銅張り積層板に対して、塩化第二鉄系
エッチング液でエッチング処理を行った。処理は、スプ
レー方式で50℃、4分間行った。このエッチング処理
液は水で洗浄、除去された後、上記積層板は乾燥され
た。配線幅を測定したところ、銅配線の幅は118〜1
25μmであり、配線パターン間の間隔は275〜28
3μmであった。
【0037】このようにして得られたプリント配線板の
銅回路パターンの一部を拡大して示したのが図2(a)
〜(c)であって、(a)は平面図であり、(b)は
(a)のA−A線に沿う断面図であり、(c)は(a)
のB−B線に沿う断面図である。(a)におけるA−A
線下においては、配線部201aと、これに隣接する配
線部201bの対向部分の形状を比べてみると、左側の
配線部201aでは凹形状となっているのに対し、右側
の配線部201bでは凸形状となっている。この様子は
図2(b)の断面図にも表れている。また、(a)にお
けるB−B線下においては、左側の配線部201aでは
凸形状となっているのに対し、右側の配線部201bで
は凹形状となっている。この様子は図2(c)の断面図
にも表れている。そして、A−A線下およびB−B線下
での導体間隔はほぼ等しく、極端に短くなることはなか
った。
【0038】次に、本実施例に係るプリント配線板の製
造に直接使用され得る液体噴射ヘッドおよびこのヘッド
を搭載し得るインクジェット装置の構成について説明す
る。
【0039】図3は、上記液体噴射ヘッドの一例におけ
る液流路の内部構造の要部を拡大して示す断面図であ
る。
【0040】図3に示すように、基板1の上には、吐出
時に吐出用液体としての上述のレジストに与えられるべ
き圧力を発生させるための熱エネルギーを与える発熱体
2が設けられている。このような基板1上には、発泡液
用の第2の液流路4が設けられ、その上には、吐出口1
0に直接連通したレジスト用の第1の液流路3が設けら
れている。第1の液流路3と第2の液流路4との間に
は、金属等の弾性を有する材料で構成された分離壁5が
配されており、この分離壁5により第1の液流路3内の
レジストと第2の液流路4内の発泡液とが区分されてい
る。
【0041】分離壁5のうち、発熱体2の面方向上方へ
の投影空間(以下、吐出圧発生領域という。;図3中の
Aの領域とBの気泡発生領域)に位置する部分は、スリ
ット8によって吐出口10側(液体流れの下流側)が自
由端で、共通液室(12,13)側に支点が位置する片
持梁形状の可動部材6となっており、気泡発生領域Bに
面して可動部材6が配されているような構成になってい
るため、後述するように発泡液の発泡の圧力によって可
動部材6は第1の液流路3側に向けて開口するように動
作する(図3中の矢印a方向)。
【0042】本実施例では、第2の液流路4は、厚さ1
5ミクロンのドライフィルムを基板上に配し、パターニ
ングすることにより第2の液流路4を構成する液流路壁
を形成しているが、これに限られることはなく、液流路
壁の材質としては発泡液に対して耐溶剤性があり、液流
路壁を形状を容易に形成できるものであれば良い。その
ような材質としては、上述のドライフィルムに加えて、
液体レジスト、ポリサルフォン、ポリエチレン等の樹
脂、金、シリコン、ニッケルなどの金属、ガラスなどが
挙げられる。
【0043】図4は、上記液体噴射ヘッドを示す分解斜
視図である。
【0044】本実施例では、アルミニュウム等の金属で
形成された支持体140上に、発泡液に対して膜沸騰に
よる気泡を発生させるための熱を発生する電気熱変換素
子が複数設けられた素子基板1が配されている。この素
子基板1には前述の電気熱変換素子を構成する発熱抵抗
体と発熱抵抗体に電気信号を供給するための配線電極の
他に、電気熱変換素子を選択的に駆動するためのトラン
ジスタ、ダイオード、ラッチ、シフトレジスタ等の機能
素子が一体的に作り込まれている。また、上記電気熱変
換体上には、電気熱変換体を保護するための保護層(図
示略)が設けられている。
【0045】この素子基板1上には、発泡液流路を構成
する複数の溝52(図4中では、一つの発泡液路だけを
示す)と、複数の発泡液流路に連通し、それぞれの発泡
液路に発泡液を供給するための第2の共通液室(共通発
泡液室)53を構成する凹部と、前述した可動壁51と
が設けられた分離壁50が接着剤等を使って接続されて
いる。
【0046】符号110は、溝付部材である。この溝付
天板110は、分離壁50と接合されることでレジスト
流路を構成する溝114と、レジスト用の複数の液流路
に連通し、それぞれのレジスト流路にレジストを供給す
るための第1の共通液室(共通吐出液室)115を構成
するための凹部と、第1の共通液室にレジストを供給す
るための第1の供給路(レジスト供給路)111と、第
2の共通液室53に発泡液を供給するための第2の供給
路(発泡液供給路)112とを有している。第2の供給
路112は、第1の共通液室115の外側に配された分
離壁50を貫通して第2の共通液室53に連通する連通
路に繋がっており、この連通路によってレジストと混合
することなく発泡液を第2の共通液室53に供給するこ
とができる。
【0047】なお、素子基板1、分離壁50、溝付天板
110の配置関係は、素子基板1の電気熱変換体に対応
して可動部材51が配置されており、この可動部材51
に対応してレジスト流路52が配されている。
【0048】次に、上記実施例に係る液体噴射ヘッドを
搭載した液体噴射ヘッドカートリッジを概略説明する。
【0049】図5は、図4に示した液体噴射ヘッドを含
む液体噴射ヘッドカートリッジの模式的分解斜視図であ
り、液体噴射ヘッドカートリッジは、主に液体噴射ヘッ
ド部100と液体容器520とから概略構成されてい
る。
【0050】液体噴射ヘッド部100は、素子基板1、
分離壁50、溝付天板110、押さえバネ120、液体
供給部材130、支持体140等から成っている。素子
基板1には、前述のように発泡液に熱を与えるための発
熱抵抗体が、複数個、列状に設けられており、また、こ
の発熱抵抗体を選択的に駆動するための機能素子が複数
設けられている。この素子基板1と可動壁を持つ前述の
分離壁50との間に発泡液路が形成され発泡液が流通す
る。この分離壁50と溝付天板110との接合によっ
て、吐出されるレジストが流通する吐出流路(不図示)
が形成される。
【0051】押さえバネ120は、溝付天板110に素
子基板1方向への付勢力を作用させる部材であり、この
付勢力により素子基板1、分離壁50、溝付天板110
と、後述する支持体140とを良好に一体化させてい
る。
【0052】支持体140は、素子基板1等を支持する
ためのものであり、この支持体140上にはさらに素子
基板1に接続し電気信号を供給するための回路基板14
1や、装置側と接続することで装置側と電気信号のやり
とりを行うためのコンタクトパッド142が配置されて
いる。
【0053】液体容器520は、液体噴射ヘッドに供給
される、レジストと気泡を発生させるための発泡液とを
内部に収容している。液体容器520の外側には、液体
噴射ヘッドと液体容器との接続を行う接続部材150を
配置するための位置決め部524と接続部を固定するた
めの固定軸525が設けられている。レジストの供給
は、液体容器のレジスト体供給路522から接続部材1
50の供給路151を介してレジスト供給部材130の
レジスト供給路131に供給され、各部材のレジスト供
給路133,121,111を介して第1の共通液室に
供給される。発泡液も同様に、液体容器の供給路523
から接続部材150の供給路152を介して液体供給部
材130の発泡液供給路132に供給され、各部材の発
泡液体供給路134,121,112を介して第2液室
に供給される。
【0054】図6は、前述した本発明の液体噴射ヘッド
を用いたインクジェット装置としてのインクジェット記
録システムの構成を説明するための模式的斜視図であ
る。本実施例における液体噴射ヘッドは、被記録媒体1
227の記録幅に対応した長さに360dpiの間隔で
吐出口を複数配したフルライン型のヘッドであり、4つ
のヘッドをホルダ1202によりX方向に所定の間隔を
持って互いに平行に固定支持されている。
【0055】これらのヘッドに対してそれぞれ駆動信号
供給手段を構成するヘッドドライバ1220から信号が
供給され、この信号に基づいて各ヘッドの駆動が成され
る。
【0056】各ヘッドには、レジスト液がそれぞれ12
04a〜1204dのインク容器から供給されている。
なお、符号1204eは発泡液が蓄えられた発泡液容器
であり、この容器から各ヘッドに発泡液が供給される構
成になっている。
【0057】また、各ヘッドの下方には、内部にスポン
ジ等のインク吸収部材が配されたヘッドキャップ120
3a〜1203dが設けられており、非記録時に各ヘッ
ドの吐出口を覆うことでヘッドの保守を成すことができ
る。
【0058】符号1206は、先の各実施形態例で説明
したような各種、被記録媒体を搬送するための搬送手段
を構成する搬送ベルトである。搬送ベルト1206は、
各種ローラにより所定の経路に引き回されており、モー
タドライバ1221に接続された駆動用ローラにより駆
動される。
【0059】本実施例のインクジェット記録システムに
おいては、記録を行う前後に被記録媒体に対して各種の
処理を行う前処理装置1251および後処理装置125
2をそれぞれ被記録媒体搬送経路の上流と下流に設けて
いる。
【0060】前処理と後処理は、記録を行う被記録媒体
の種類やインクの種類に応じて、その処理内容が異なる
が、例えば、金属、プラスチック、セラミックス等の被
記録媒体に対しては、前処理として、紫外線とオゾンの
照射を行い、その表面を活性化することでレジストの付
着性の向上を図ることができる。また、プラスチック等
の静電気を生じやすい被記録媒体においては、静電気に
よってその表面にごみが付着しやすく、このごみによっ
て良好な記録が妨げられる場合がある。このため、前処
理としてイオナイザ装置を用い被記録媒体の静電気を除
去することで、被記録媒体からごみの除去を行うとよ
い。前処理としては、これらに限らず、被記録媒体の温
度を記録に適切な温度にする処理等であってもよい。
【0061】一方、後処理は、レジストが付与された被
記録媒体に対して熱処理、紫外線照射等によるレジスト
の定着を促進する定着処理や、前処理で付与し未反応で
残った処理剤を洗浄する処理等を行うものである。
【0062】なお、本実施形態例では、ヘッドとしてフ
ルラインヘッドを用いて説明したが、これに限らず、前
述したような小型のヘッドを被記録媒体の幅方向に搬送
して記録を行う形態のものであってもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリント配線板を製造する際に、隣接する導体回路パタ
ーンの端縁部同士の波状パターンを一致させず、凹部分
同士または凸部分同士を対向させないことから、導体間
隔が極端に短くなることがなく、その導体間隔の均一化
を図ることができる。従って、導体間隔の極端に短い部
分を有する導体回路パターンを備えたプリント配線板の
製造数が減ることから、製造歩留まりが向上する優れた
効果を奏する。また、導体間隔の均一化を図ったプリン
ト配線板は、導体間でショートする確率が下がることか
ら、極めて信頼性の高いものとなる。
【0064】また、本発明の製造方法によれば、液体噴
射式によりパターンを形成するので、フォトマスクやス
クリーン印刷版を必要とすることがなく、そのための費
用や納期が一切かからない。さらに、回路パターンの一
部に変更を余儀なくされる場合であっても、従来と異な
り容易に対処することができる。工程が短く複雑ではな
いので短時間でのプリント配線板の製造が可能となる。
特に、少量多品種の生産にも容易に対応することができ
る。さらに、薬品類の使用がないので、製造工程中に環
境に影響を与える有害物質を発生、廃棄することがな
く、極めて環境性に優れた技術と言うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本発明のプリント配線板の一
実施例における銅回路パターンの一部を拡大して示す図
であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)のA
−A線に沿う断面図であり、(c)は(a)のB−B線
に沿う断面図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明のプリント配線板の他
の実施例における銅回路パターンの一部を拡大して示す
図であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)の
A−A線に沿う断面図であり、(c)は(a)のB−B
線に沿う断面図である。
【図3】本発明のプリント配線板の製造方法に直接使用
される液体噴射ヘッドの構造を模式的に示す概略断面図
である。
【図4】図3に示した液体噴射ヘッドを示す分解斜視図
である。
【図5】図2に示した液体噴射ヘッドを含む液体噴射ヘ
ッドカートリッジの模式的分解斜視図である。
【図6】上記液体噴射ヘッドを用いたインクジェット装
置としてのインクジェット記録システムの構成を説明す
るための模式的斜視図である。
【図7】(a)〜(c)は、従来のインクジェット方式
を利用した方法により製造したプリント配線板の導体回
路パターンの一部を示す図であり、(a)は導体回路パ
ターンの拡大平面図であり、(b)は(a)のA−A線
に沿う断面図であり、(c)は(a)のB−B線に沿う
断面図である。
【符号の説明】
101 導体回路パターン 102 プリント配線板 201 導体回路パターン 202 プリント配線板 301 導体回路パターン 302 プリント配線板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パターンを構成するための導体層上
    に、液体噴射式によりレジストパターンを形成する工程
    と、該レジストパターンを通して前記導体層に対してエ
    ッチング処理を施して導体回路パターンを形成する工程
    とを含むプリント配線板の製造方法であって、 前記レジストパターンのうち、隣接するパターンの端縁
    部同士の形状を対向する相手の形状と異ならしめること
    を特徴とするプリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記レジストパターン形成工程は、気泡
    発生領域に面して配され、かつ、前記レジストの流れ方
    向の下流側に自由端を持つ可動部材を有する液体噴射ヘ
    ッドを用い、前記気泡発生領域に気泡を発生させること
    で生じる圧力に基づいて、前記可動部材の自由端を変位
    させ、該可動部材によって前記圧力を吐出口側に導いて
    前記レジストを前記導体層上に吐出することにより行わ
    れることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記レジストパターン形成工程は、吐出
    口に連通する第1の液流路と、該第1の液流路に隣接し
    て配され気泡発生領域を有する第2の液流路と、前記吐
    出口方向に自由端を有し、前記第1の液流路と前記第2
    の液流路の前記気泡発生領域との間に配された可動部材
    とを有する液体噴射ヘッドを用い、前記気泡発生領域に
    気泡を発生させ、該気泡の発生に伴う圧力に基づいて前
    記可動部材の自由端を前記第1の液流路側に変位させて
    前記レジストを前記導体層上に吐出することにより行わ
    れることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記レジストパターン形成工程における
    前記レジスト吐出用の圧力は、発熱体が発生した熱を液
    体に伝えることで、液体に膜沸騰現象を生じさせ、該膜
    沸騰現象によって前記気泡を発生させて得ることを特徴
    とする請求項2または3に記載のプリント配線板の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記発熱体は電気熱変換体であることを
    特徴とする請求項4記載のプリント配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の液流路には、前記第1の液流
    路に供給される前記レジストと異なる液体であり、か
    つ、前記第1の液流路に供給される前記レジストに対し
    て、低粘度性、発泡性、熱安定性の少なくとも1つの性
    質で優れている液体を供給することを特徴とする請求項
    2〜5のいずれかの項に記載のプリント配線板の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 回路パターンを構成するための導体層に
    対し、液体噴射式で形成されたレジストパターンを通し
    てエッチング処理を施して形成された導体回路パターン
    を含むプリント配線板であって、 前記レジストパターンのうち、隣接するパターンの端縁
    部同士の形状は対向する相手の形状と異なることを特徴
    とするプリント配線板。
  8. 【請求項8】 回路パターンを構成するための導体層上
    に、液体噴射式によりレジストパターンを形成する工程
    と、該レジストパターンを通して前記導体層に対してエ
    ッチング処理を施して導体回路パターンを形成する工程
    とを含むプリント配線板の製造方法を実施するのに用い
    られるインクジェット装置であって、 前記レジストパターン形成工程において前記レジストを
    噴射する液体噴射ヘッドを含み、 該液体噴射ヘッドは、吐出口を有する第1の液流路と、
    該第1の液流路に隣接して設けられ、かつ、液体に熱を
    加えることで該液体に気泡を発生させる発熱体が配され
    た第2の液流路と、前記第1の液流路と前記第2の液流
    路との間に配され、かつ、自由端を持つ可動部材とを有
    し、前記吐出口は前記可動部材を挟んで前記発熱体と対
    向する側に配されており、 前記発熱体の発熱による気泡の発生に伴う圧力に基づい
    て前記可動部材の自由端を前記第1の液流路側に変位さ
    せて、前記圧力を前記第1の液流路側に伝えることで前
    記吐出口から前記レジストを吐出することを特徴とする
    ことを特徴とするインクジェット装置。
  9. 【請求項9】 前記発熱体は、電気信号を受けることで
    熱を発生する電気熱変換体であることを特徴とする請求
    項8記載のインクジェット装置。
  10. 【請求項10】 前記可動部材は、金属で構成されてい
    ることを特徴とする請求項8または9に記載のインクジ
    ェット装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6774021B2 (en) 2002-06-07 2004-08-10 Fuji Photo Film Co., Ltd. Pattern forming method and pattern forming device

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