JPH0823648A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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Publication number
JPH0823648A
JPH0823648A JP15575794A JP15575794A JPH0823648A JP H0823648 A JPH0823648 A JP H0823648A JP 15575794 A JP15575794 A JP 15575794A JP 15575794 A JP15575794 A JP 15575794A JP H0823648 A JPH0823648 A JP H0823648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
stator
electric machine
stator core
bone
Prior art date
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Pending
Application number
JP15575794A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsunobu Omi
篤信 尾見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP15575794A priority Critical patent/JPH0823648A/ja
Publication of JPH0823648A publication Critical patent/JPH0823648A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレーム外板の騒音レベルを低くすると共に
固定子巻線の冷却性能を高くすることができ、しかもフ
レーム骨の加工時間が短いフレーム支持構造を有する回
転電機を提供する。 【構成】 固定子12を、フレーム骨15とフレーム中
板6とを介してフレーム外板7で支持するフレーム支持
構造を有するものであって、フレーム骨15の内側面に
は凹部15aが形成されており、この凹部15aの両側
部でのみフレーム骨15と固定子鉄心2とが接触して固
定子12を支持すると共に、固定子鉄心2中の通風ダク
ト3の排出口が凹部15aと固定子鉄心2の外周面との
間の空間部16に占位するというものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転電機に関し、特に固
定子鉄心を支持するフレーム支持構造に適用して有用な
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2の(a)は従来技術に係る回転電機
のフレーム支持構造を示す要部縦断面図、(b)は
(a)に支すフレーム支持構造の要部横断面図である。
両図において、1は固定子巻線、2は固定子鉄心、3は
通風ダクト、4は締め金、5はフレーム骨、6はフレー
ム中板、7はフレーム外板、8は固定子板、9は固定子
キー、10はクサビ、11はスロット、12は固定子で
ある。
【0003】これらのうち固定子12は固定子鉄心2c
と固定子巻線1とを有している。固定子鉄心2は、定形
にプレス打ち抜きされた硅素鋼板2aを、図中左右方向
(図示しない回転軸の方向)に一定間隔で複数の通風ダ
クト3を設けながら積層し図中左右両端面に各々設けた
締め金4と外周面に設けた固定子板8とによって一体的
に形成されており、固定子巻線1はこの固定子鉄心2の
スロット11に複数本収納され、くさび10により固定
されている。
【0004】かかる固定子12はフレーム骨5及びフレ
ーム中板8を介してフレーム外板7に支持されている。
即ち固定子12は複数のフレーム骨5の内側に固定子キ
ー9により位置が固定されて配置されており、固定子鉄
心2の外周面がフレーム骨5の内側面全体に接触して支
持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の如きフ
レーム支持構造を有する回転電機では、固定子12に生
起する電磁振動がフレーム骨5及びフレーム中板6を介
してフレーム外板7に伝達される。このフレーム外板7
に伝達された振動は、フレーム外板7の面積が他の振動
部分に比べて広く且つその形状が平面的であることから
騒音に変化しやすい。そこでかかる騒音レベルを低くす
るにはフレーム外板7の振動を小さくする必要がある
が、上述の如く固定子鉄心2の外周面がフレーム骨5の
内側面全体に密着しているため、前記電磁振動がフレー
ム外板7に伝達されやすく、従ってフレーム外板7の振
動が大きくなり大きな騒音を生起する結果となってい
る。
【0006】また固定子鉄心2には固定子巻線1を効果
的に冷却するため上述の如く通風ダクト3が設けられて
いるが、固定子鉄心2の外周面に占位する通風ダクト3
の排出口をフレーム骨5の内側面が部分的に塞いでいる
ため、この内側面が冷却空気の排出を阻害して冷却性能
を低下させている。
【0007】更には固定子鉄心2の回転軸方向全長に亘
って、その外周面とフレーム骨5の内側面とが接触して
いるため、少なくとも前記回転軸方向全長に亘って前記
内側面の精度を得るための機械加工が必要となる。従っ
て加工時間がかかり、その分製造コストをアップさせて
いる。
【0008】従って本発明は上記従来技術に鑑み、フレ
ーム外板の騒音レベルを低くすると共に固定巻線の冷却
性能を高くすることができ、しかもフレーム骨の加工時
間が短いフレーム支持構造を有する回転電機を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の構成は、固定子を、この固定子の固定子鉄心
外周面に沿って設けたフレーム骨を介してフレーム外板
で支持するフレーム支持構造を有する回転電機であっ
て、前記フレーム骨の内側面には回転軸方向に沿う凹部
が形成されており、この凹部の回転軸方向両側部でのみ
前記フレーム骨の内側面と前記固定子鉄心外周面とが接
触して前記固定子を支持することを特徴とする。
【0010】また上記目的を達成する本発明の第2の構
成は、上記第1の構成において、固定子鉄心にはその径
方向に沿って通風ダクトが設けられており、この通風ダ
クトの排出口がフレーム骨の凹部と固定子鉄心外周面と
の間の空間部に占位することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記第1の構成の本発明によれば、フレーム骨
と固定子鉄心とがフレーム骨に設けられた凹部の両側部
でのみ接触しており、この短い接触区間を介して、固定
子に生起する電磁振動がフレーム外板に伝達される。従
ってこのフレーム外板には前記電磁振動が伝達されにく
い。しかも前記フレーム骨の内側面に対して機械加工を
要する区間が短い。
【0012】また上記第2の構成の本発明によれば、上
記第1の構成の作用に加え、フレーム骨の内側面が通風
ダクトの排出口を塞ぐことがない。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。なお従来技術と同様の部分には同一の符号を付
し重複する詳細な説明は省略する。
【0014】図1の(a)は本発明の実施例に係る回転
電機のフレーム支持構造を示す要部縦断面図、(b)は
(a)に示すフレーム支持構造の要部横断面図である。
両図において、15はフレーム骨、15aは凹部、16
は空間部であり、他は図2と同様のものである。
【0015】即ち本実施例に係る回転電機のフレーム支
持構造は、図2に示す回転電機のフレーム支持構造にお
けるフレーム骨5に代えてフレーム骨15を備えたもの
である。
【0016】このフレーム骨15は、内側面に凹部15
aが形成されている。この凹部15aは固定子鉄心2の
図中左右方向(図示しない回転軸の方向)全長よりは短
く、しかも固定子12をフレーム骨15の内側に挿入し
固定子キー9でその位置を固定したとき、凹部15aの
図中左右方向両側部でフレーム骨15の内側面と固定子
鉄心2の外周面とが接する位置に設けられている。即ち
フレーム骨15と固定子鉄心2とが固定子鉄心2の図中
左右方向両端部のみで接して固定子12が支持されてい
る。
【0017】また通風ダクト3の排出口は、フレーム骨
15の凹部15aと固定子鉄心2の外周面との間の空間
部16に占位している。
【0018】従って上記実施例によれば、固定子鉄心2
とフレーム骨15とが固定子鉄心2の図1中左右両端部
でのみ接しており、この短い接触区間を介して、固定子
12に生起する電磁振動がフレーム外板7に伝達され
る。このためフレーム外板7には前記電磁振動が伝達さ
れにくく、フレーム外板の振動は小さい。従ってフレー
ム外板7において生起する騒音のレベルが従来よりも低
下する。
【0019】またフレーム骨15の機械加工は、凹部1
5aを省略し、前述の短い接触区間における内側面に対
してのみ行えばよい。従って従来に比べ加工時間が大巾
に低減され、その分製造コストを下げることができる。
【0020】更にはフレーム骨15の内側面が通風ダク
ト3の排出口を部分的に塞いで冷却空気の排出を阻害す
ることがなく、冷却空気を効率的に排気できるため冷却
性能が向上する。
【0021】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、固定子鉄心とフレーム骨との接触区
間が短いため、フレーム外板に電磁振動が伝達されにく
く従来に比べて騒音レベルが低下し、しかもフレーム骨
の機械加工時間が短くなりその分製造コストを下げるこ
とができる。またフレーム骨の内側面が通風ダクトの排
出口を塞いで冷却空気の排出を阻害することがないた
め、冷却性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例に係る回転電機のフレ
ーム支持構造を示す要部縦断面図、(b)は(a)に示
すフレーム支持構造の要部横断面図である。
【図2】(a)は従来技術に係る回転電機のフレーム支
持構造を示す要部縦断面図、(b)は(a)に示すフレ
ーム支持構造の要部横断面図である。
【符号の説明】
1 固定子巻線 2 固定子鉄心 3 通風ダクト 6 フレーム中板 7 フレーム外板 12 固定子 15 フレーム骨 15a 凹部 16 空間部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子を、この固定子の固定子鉄心外周
    面に沿って設けたフレーム骨を介してフレーム外板で支
    持するフレーム支持構造を有する回転電機であって、 前記フレーム骨の内側面には回転軸方向に沿う凹部が形
    成されており、この凹部の回転軸方向両側部でのみ前記
    フレーム骨の内側面と前記固定子鉄心外周面とが接触し
    て前記固定子を支持することを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する回転電機において、 固定子鉄心にはその径方向に沿って通風ダクトが設けら
    れており、この通風ダクトの排出口がフレーム骨の凹部
    と固定子鉄心外周面との間の空間部に占位することを特
    徴とする回転電機。
JP15575794A 1994-07-07 1994-07-07 回転電機 Pending JPH0823648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15575794A JPH0823648A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15575794A JPH0823648A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 回転電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0823648A true JPH0823648A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15612752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15575794A Pending JPH0823648A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 回転電機

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JP (1) JPH0823648A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0926805A2 (de) * 1997-12-23 1999-06-30 Siemens Aktiengesellschaft Durchzugsbelüftete elektrische Maschine
CN107425655A (zh) * 2017-09-14 2017-12-01 杭州桢正玮顿运动控制技术有限公司 一种风冷伺服电机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0926805A2 (de) * 1997-12-23 1999-06-30 Siemens Aktiengesellschaft Durchzugsbelüftete elektrische Maschine
EP0926805B1 (de) * 1997-12-23 2011-04-27 Siemens Aktiengesellschaft Durchzugsbelüftete elektrische Maschine
CN107425655A (zh) * 2017-09-14 2017-12-01 杭州桢正玮顿运动控制技术有限公司 一种风冷伺服电机
CN107425655B (zh) * 2017-09-14 2023-04-11 杭州桢正玮顿运动控制技术有限公司 一种风冷伺服电机

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030311