JPH08236438A - 照明装置、走査型露光装置及びこの走査型露光装置を用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

照明装置、走査型露光装置及びこの走査型露光装置を用いたデバイスの製造方法

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JPH08236438A
JPH08236438A JP7333305A JP33330595A JPH08236438A JP H08236438 A JPH08236438 A JP H08236438A JP 7333305 A JP7333305 A JP 7333305A JP 33330595 A JP33330595 A JP 33330595A JP H08236438 A JPH08236438 A JP H08236438A
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light intensity
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illumination
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英治 坂本
Youzou Fukagawa
容三 深川
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明むらを小さくする。 【解決手段】 パルス光の照明領域の走査方向の端部で
ある第1の点(P1またはP8)から、光強度の増加の仕
方が変わる第2の点(P2またはP7)までの幅(Waま
たはWd)と、光強度の増加の仕方が変わる第3の点
(P3またはP6)から、光強度が最高である第4の点
(P4またはP5)までの幅(WbまたはWc)のうち、
少なくとも一方は、照明領域に対する1パルス毎の被照
明物体の相対的な移動量とほぼ等しいか、それ以上とな
るように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明装置に関し、特
にIC、LSI等の半導体デバイス、液晶デバイス、C
CD等の撮像デバイス、磁気ヘッド等のデバイスを製造
する際に用いる走査型露光装置に好適な照明装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図22は従来の走査型露光装置を示す図
である。図22において、201は水銀ランプ等紫外線
を放射する光源であり、楕円ミラー202の第1焦点近
傍に配置された光源201の発光部からの光束は楕円ミ
ラー202により第2焦点203に集光される。第2焦
点203に集光した光はコンデンサーレンズ204とミ
ラー205を介してハエノ目レンズ等のオプティカルイ
ンテグレーター206の光入射面に再び集光される。ハ
エノ目レンズは複数の微小なレンズの集まりからなるも
のであり、その光射出面近傍に複数の2次光源が形成さ
れる。207はコンデンサーレンズであり2次光源から
の光束によりマスキングブレード209をケーラー照明
している。マスキングブレード209とレチクル212
は結像レンズ210とミラー211により共役な位置に
配置されており、マスキングブレード209の開口形状
によりレチクル212における照明領域の形と寸法とが
規定される。通常レチクル212における照明領域は、
レチクル212の走査方向が該走査方向に直交する方向
よりも短い長方形のスリット状である。213は投影光
学系であり、レチクル212に描かれた回路パターンを
ウエハー214に縮小投影している。216はレチクル
212とウエハー214を、不図示の駆動装置により、
投影光学系213の倍率と同じ比率で正確に一定速度で
移動させるための制御系である。215は光量検出器で
あり、ハーフミラー208により分割された一部の光束
をモニターすることにより、間接的にウエハー214に
おける露光量をモニターしている。制御系218は、ウ
エハー214における露光量を常に一定に保つように光
量演算器217からの露光量値に応じて光源201の水
銀ランプに入力する電力を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の走査型露光装置
は、前述のように水銀ランプ等の連続照射型の光源をお
もに用いている。パターンの解像度は照明光の波長に比
例するため、回路の高集積化が進む現在、より短波長な
遠紫外領域の光を発する光源が求められている。水銀ラ
ンプの遠紫外領域の光の使用も考えられているが、露光
装置に使用出来るほどの十分な出力が得られない。そこ
で、遠紫外領域の短い波長の光に対して十分な出力が得
られるエキシマレーザが有用になってきている。
【0004】パルス発振方式であるエキシマレーザを光
源とした露光装置で走査露光を行う場合には、露光量を
目標値にするために、レチクルとウエハーの走査速度レ
ーザの発光周波数、1パルスあたりの照射エネルギーを
決めることになる。以下、この露光量の目標値を目標積
算露光量という。
【0005】図23に示すように走査方向に矩形の強度
分布を持つパルス光で露光をする場合レチクル(または
ウエハー)上の、パルス光の照明領域の走査方向の幅が
1パルスごとのレチクル(またはウエハー)の移動量の
整数倍のときには、すべての露光領域に対して同数のパ
ルス光が照射されるため、露光むらは生じない。
【0006】一方、照明領域の非走査方向において照度
の不均一性が存在する場合などでは、非走査方向のどの
位置においても積算露光量が等しくなるようにするた
め、非走査方向の各位置における照明領域の走査方向の
幅を変えている。しかし、このような場合には、パルス
光の境界域の重なりにより、1パルス分の光量の露光む
らが生じてしまう。この1パルス分の露光むらは、露光
に用いるパルス数が多い(例えば数百パルス以上)場合
にはさほど問題にならない。しかしながら、スループッ
ト向上のため露光に用いるパルス数を少なくしていく
と、この1パルス分の露光むらが、問題となってくる。
【0007】本発明は、エキシマレーザ等のパルス発振
方式の光源を用いた走査型露光装置等の露光むらを小さ
くすることができる照明装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願第1発明は、パルス光の照明領域に対して被照
明物体を相対的に走査させる走査手段を有する照明装置
において、前記照明領域の走査方向の光強度分布は、少
なくとも一方の端部から光強度が最高である点まで非線
形に変化し、前記端部である第1の点から、光強度の増
加の仕方が変わる第2の点までの幅Waと、光強度の増
加の仕方が変わる第3の点から、光強度が最高である第
4の点までの幅Wbのうち、少なくとも一方は、前記照
明領域に対する1パルス毎の前記被照明物体の相対的な
移動量とほぼ等しい、若しくは前記相対的な移動量以上
であることを特徴とする。
【0009】本願第2発明は、パルス光の照明領域に対
して被照明物体を相対的に走査させる照明装置におい
て、前記照明領域の走査方向の光強度分布は、少なくと
も一方の端部から光強度が最高である点まで非線形に変
化し、前記端部である第1の点から、光強度の増加の仕
方が変わる第2の点までの幅Waと、光強度の増加の仕
方が変わる第3の点から、光強度が最高である第4の点
までの幅Wbと、光強度が最高である第5の点から、光
強度の減少の仕方が変わる第6の点までの幅Wcと、光
強度の減少の仕方が変わる第7の点から、前記端部とは
反対側の端部である第8の点までの幅Wdのうち、少な
くとも一つは、前記照明領域に対する1パルス毎の前記
被照明物体の相対的な移動量とほぼ等しい、若しくは前
記相対的な移動量以上であることを特徴とする。
【0010】本願第3発明は、パルス光の照明領域に対
して被照明物体を相対的に走査させる走査手段を有する
照明装置において、前記照明領域の走査方向の光強度分
布は、四隅のうち少なくとも1つの光強度が滑らかな曲
線状に変化する台形に近い形状であって、滑らかな曲線
状に変化する部分の幅のうち、少なくとも1つは、前記
照明領域に対する1パルス毎の前記被照明物体の相対的
な移動量とほぼ等しい、若しくは前記相対的な移動量以
上であることを特徴とする。
【0011】本願第4発明は、本願第1、第2、第3発
明の照明装置を有し、前記被照明物体はレチクル及びウ
エハーであって、該レチクルに形成されたパターンを複
数のパルス光により該ウエハーに露光することを特徴と
する。
【0012】本願第5発明は、本願第4発明の走査型露
光装置を用いてデバイスを製造することを特徴とするデ
バイスの製造方法である。
【0013】本発明の照明装置を走査型露光装置に適用
することにより、従来は難しかった高集積度の半導体デ
バイスの製造が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示す
概略図であり、IC、LSI等の半導体デバイス、液晶
デバイス、CCD等の撮像デバイス、磁気ヘッド等のデ
バイスを製造する際に用いる走査型投影露光装置を示
す。
【0015】図1において、エキシマレーザ等のパルス
光を放射するパルス光源1からの光束はビーム整形光学
系2により所望の形状に整形され、ハエノ目レンズ等の
オプティカルインテグレーター3の光入射面に指向され
る。ハエノ目レンズは複数の微小なレンズの集まりから
なるものであり、その光射出面近傍に複数の2次光源が
形成される。4はコンデンサーレンズであり、コンデン
サーレンズ4はオプティカルインテグレーター3の2次
光源からの光束でマスキングブレード6をケーラー照明
している。マスキングブレード6は結像レンズ7とミラ
ー8によりレチクル9との共役な位置からずらして配置
されており、マスキングブレード6の開口の形状を定め
ることによりレチクル9におけるパルス光の照明領域の
形と寸法が規定される。レチクル9における照明領域
は、レチクル9の走査方向が短手方向を設定した長方形
のスリット形状を備える。10は投影光学系であり、レ
チクル9に描かれた回路パターンをウエハー11に縮小
投影している。101はレチクル9とウエハー11を不
図示の駆動装置により投影光学系10の投影倍率と同じ
比率で正確に一定速度で移動させるための移動制御系で
ある。12は光量検出器であり、ハーフミラー5により
分割されたパルス光の一部の光束をモニターすることに
より、間接的にウエハー11における各パルス光の露光
量をモニターしている。制御系103は、光量演算器1
02からの露光量値に応じてパルス光源1を発光させる
タイミングを制御している。
【0016】図2は露光時にウエハー11がレチクル9
を介しパターンの情報を得た照明光束104の光路と垂
直な矢印で示す方向に移動してゆく状態を示したもので
ある。ウエハー11が図2の矢印の方向に動くことによ
って、スリット上の光束104の照明領域105がウエ
ハー11を走査/露光することになる。図3は図2のウ
エハー11を照明方向(真上)から見た図であり、ウエ
ハー11上のある点aがウエハー11の移動と共に照明
領域105を横切ってゆく(a→a1→a2)様子を示し
たものである。点aがa1の位置に来た時に点aの露光
が開始され、点aがa2の位置に来た時に点aの露光が
終了する。
【0017】本発明の特徴を最もよく表すパルス光によ
る照明領域の走査方向の光強度分布の概念図を図4に示
す。図中、左側端部の第1の点P1から光強度の増加の
仕方が変わる第2の点P2までの幅をWa、光強度の増
加の仕方が変わる第3の点P3から光強度が最高である
第4の点P4までの幅をWb、光強度が最高の第5の点
5から、光強度の減少の仕方が変わる第6の点P6まで
の幅をWc、光強度の減少の仕方が変わる第7の点P7
から右側端部の第8の点P8までの幅をWdとしてい
る。
【0018】図4に示した他に、図5から図9に示した
ような光強度分布が考えられる。図5は、光強度の増加
及び減少の仕方が変わる点(P2とP3、P6とP7)が同
一の点である場合である。図6は、図5の場合に加えて
光強度が最高である点(P4とP5)が同一の点の場合で
ある。そして、図7は、直線的に光強度が変化する場
合、図8は、照明領域の両端部において光強度が滑らか
に変化する場合、図9は、元となる台形光強度分布に対
して1角の光強度が滑らかに変化する場合である。これ
らの形態以外にも本発明の主旨を逸脱しない範囲で様々
な形の光強度分布をとることができる。
【0019】なお、本実施形態中で光強度の増加(また
は減少)の仕方が変わる点とは、例えば、その点の前後
において光強度の変化を示した関数が異なる点、関数が
同一の場合は変曲点などを言っている。
【0020】図10に従来のパルス光の台形の光強度分
布を示し、図11に本実施形態のパルス光の光強度分布
を示す。図10のパルス光の光強度分布は、ウエハー1
1面上で上底が3mm、下底が5mmの等脚台形をして
いる。図11のパルス光の光強度分布は、図10のパル
ス光の台形状の光強度分布の角を2次曲線的に丸めたよ
うな形になっている。図11のパルス光の光強度分布に
おいて、図4におけるWaからWdはすべて等しく、S
lで表されている。本実施形態においてSlはウエハー
11面上で0.25mmとなるように設定されている。
【0021】図12に図10の光強度分布のパルス光を
用いたパルス数と露光むらの関係を、図13に図11の
光強度分布のパルス光を用いたパルス数と露光むらの関
係を示す。ここで言うパルス数とは、ウエハー11上の
照明領域の幅Lを1パルス毎のウエハー11の移動量で
割った値であり、露光領域のある点が照射されるパルス
数の平均値を表わす。したがって、整数になるとは限ら
ない。ただし、図11のような強度分布をもつパルス光
のLの定義は同図に示したようになっている。
【0022】図11に示した光強度分布のパルス光を用
いた時、図10に示した光強度分布のパルス光を用いた
時に比べて、全体的に露光むらが小さくなっているのが
一目瞭然である。
【0023】また、図13において、パルス数が20パ
ルス近傍から20パルス以上の領域において、特に露光
むらが小さくなっているのが分かる。パルス数が20パ
ルスの時の、1パルス毎のウエハー11の移動量は0.
25mmであり、本実施形態におけるSlと等しくなっ
ている。すなわち、図13のパルス数が20パルス以上
の領域とは、1パルス毎の移動量が0.25mm以下と
いうことを表しており、Slが、1パルス毎の移動量と
ほぼ等しいか、それ以上だと露光むらが特に小さくなる
ことが分かる。
【0024】本実施形態においては、2組の直交する可
変スリットからなるマスキングブレード6のうち走査方
向の照明領域の幅を決定する方向の2枚の可変スリット
の像をデフォーカス可能にして、Slの値を自由に設定
できるようにしている。
【0025】本実施形態においては、結像レンズ7を介
してマスキングブレード6の開口の像をレチクル9のパ
ターン面に投影しているが、結像レンズ7は必ずしも必
要ではなく、例えば、レチクル9の直前にマスキングブ
レード6を配置してもよい。
【0026】また、光強度分布を設定する他の方法とし
て、マスキングブレード6の位置に図14に示したグラ
デーションフィルターを設ける方法、図15に示したグ
レーティングフィルターを設ける方法等がある。
【0027】グラデーションフィルターとは、図14に
示すように所定の透過率を有する膜を部分的に重ねて形
成することにより、光の入射する位置によって透過率を
異ならせしめ、所望の光強度分布の形状が得られるよう
にしたものである。一方、グレーティングフィルターと
は振幅型の回折格子であるが、ここでは、図15に示す
ように0次光によって所望の光強度分布の形状が得られ
るようにしており、0次以外の回折光はフィルターの後
方に設けた遮光部によって遮光される。なお、図14の
グラデーションフィルター及び図15のグレーティング
フィルターを用いた方法だと光強度分布が非連続的にな
るが、図14、図15中に示したようにΔGだけフィル
ターをレチクル6との共役位置からわずかに移動させる
ことにより、滑らかな光強度分布にすることができる。
このように複雑な光強度分布形状の場合、S1は近似し
たものを用いる。
【0028】更に、ハエノ目レンズ射出面近傍の複数の
2次光源の総括的な形状(例えば、円形、長円形、正方
形、多角形、これらが複数集まったもの)を選択するこ
とによっても、光強度分布を所望の形状にすることがで
きる。
【0029】図16〜図19はウエハー11上のある点
(ここでは点a)においてウエハー11の移動と共に積
算露光量が増えてゆく状態を表している。ここでE0
目標積算露光量である。T1は点aが図3におけるa1
位置にきた時(照明領域に入った時=露光開始)、T2
は点aがa2の位置にきた時(照明領域を出た時=露光
終了)を表している。水銀ランプ等の連続発光光源を露
光光源として使用した場合、図16に示すように露光開
始から露光終了まで連続的に露光量が増えてゆくので、
あらかじめ走査速度と単位時間当たりのエネルギー照射
量及び照明領域の巾を決めておき、それらを一定に保っ
て露光してゆけば露光むらも起きず正確な露光量制御が
できる。また、本発明のようにパルス光を露光光として
使用した場合でも、1パルス当たりの照射エネルギーが
常に一定であれば、図17に示したように連続発光光源
と同様に露光むらも起きず正確な露光量制御が可能であ
る。しかしながら、エキシマレーザなどのパルス光源は
発光周波数を一定にすることはできても、各パルス光の
エネルギーを正確に一定にすることはできない。従っ
て、1パルス毎の平均エネルギー照射量から算出した条
件(エネルギー設定、照射スリット巾設定、レチクルと
ウエハーの走査速度設定、発光周波数設定)により露光
を行っても、各パルス光のエネルギーのバラツキや偏り
により、図18に示すように正確な露光量制御が出来な
い。これは走査型露光装置のように露光時間が実質的に
一定の露光を行なう場合、ウエハー上の露光むらを引き
起こすことになる。
【0030】図19は本実施形態における露光量制御を
示す説明図である。本実施形態においてはレチクル9お
よびウエハー11の走査速度を常に一定に保ちつつ走査
露光を行っている間に順次供給される各パルス光による
露光量を光量検出器12によりモニターしている。そし
て、制御系103によりあるパルス光による露光量が所
望の露光量よりも大きかった場合には、次のパルス光を
発光するタイミングを遅らせ、また、あるパルス光によ
る露光量が所望の露光量よりも小さかった場合には次の
パルス光を発光するタイミングを早める。これにより、
パルス光毎の光量のバラツキが生じても、ウエハー11
上における各点の露光むらを小さくすることができる。
【0031】なお、発光周波数の初期設定は、パルス光
源の最高周波数に対して、各パルス光のエネルギーのバ
ラツキを考慮した値以下にすることが望ましい。例え
ば、パルスエネルギーのバラツキが±5%で最高周波数
が500Hzのレーザーの場合、発光周波数の初期設定
は500×100÷105≒476Hz以下に設定する
ことが望ましい。
【0032】次に図1の投影露光装置を利用した半導体
デバイスの製造方法の実施例を説明する。図20は半導
体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネ
ルやCCD)の製造フローを示す。ステップ1(回路設
計)では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ
2(マスク製作)では設計した回路パターンを形成した
マスク(レクチル9)を製作する。一方、ステップ3
(ウエハー製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ
ー(ウエハー11)を製造する。ステップ4(ウエハー
プロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウ
エハーとを用いて、リソグラフィー技術によってウエハ
ー上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立
て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成された
ウエハーを用いてチップ化する工程であり、アッセンブ
リ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング
工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検
査)ではステップ5で作成された半導体デバイスの動作
確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした
工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステ
ップ7)される。
【0033】図21は上記ウエハープロセスの詳細なフ
ローを示す。ステップ11(酸化)ではウエハー(ウエ
ハー11)の表面を酸化させる。ステップ12(CV
D)ではウエハーの表面に絶縁膜を形成する。ステップ
13(電極形成)ではウエハー上に電極を蒸着によって
形成する。ステップ14(イオン打ち込み)ではウエハ
ーにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)
ではウエハーにレジスト(感材)を塗布する。ステップ
16(露光)では上記投影露光装置によってマスク(レ
クチル9)の回路パターンの像でウエハーを露光する。
ステップ17(現像)では露光したウエハーを現像す
る。ステップ18(エッチング)では現像したレジスト
以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)
ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除
く。これらステップを繰り返し行なうことによりウエハ
ー上に回路パターンが形成される。
【0034】本実施例の製造方法を用いれば、従来は難
しかった高集積度の半導体デバイスを製造することが可
能になる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
照明むらを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した走査型露光装置を示す概略図
である。
【図2】スリット状の照明光束が形成するウエハー上の
照明領域を示す図である。
【図3】照明領域に対してウエハー上の点が移動してゆ
く状態を表す図である。
【図4】本発明のパルス光の光強度分布の概念図であ
る。
【図5】本発明のパルス光の光強度分布の一例を示す図
である。
【図6】本発明のパルス光の光強度分布の一例を示す図
である。
【図7】本発明のパルス光の光強度分布の一例を示す図
である。
【図8】本発明のパルス光の光強度分布の一例を示す図
である。
【図9】本発明のパルス光の光強度分布の一例を示す図
である。
【図10】台形のパルス光の光強度分布を示す図であ
る。
【図11】本実施例のパルス光の光強度分布を示す図で
ある。
【図12】図10に示した光強度分布を有するパルス光
の露光むらとパルス数の関係を示す図である。
【図13】図11に示した光強度分布を有するパルス光
の露光むらとパルス数の関係を示す図である。
【図14】グラデーションフィルターを用いて本発明の
光強度分布を設定する方法を示す概略図である。
【図15】グラデーションフィルターを用いて本発明の
光強度分布を設定する方法を示す概略図である。
【図16】連続発光光源を有する装置で露光量が積算さ
れてゆく状態を示す図である。
【図17】照射エネルギーが一定のパルス光によって露
光量が積算されてゆく状態を示す図である。
【図18】照射エネルギーにバラツキがあるパルス光に
よって露光量が積算されてゆく状態を示す図である。
【図19】本実施形態の露光量制御方法により露光量が
積算されてゆく状態を示す図である。
【図20】半導体デバイスの製造工程を示すフローチャ
ートである。
【図21】図20の工程中のウエハープロセスの詳細を
示すフローチャートである。
【図22】従来の走査型露光装置を示す概略構成図であ
る。
【図23】矩形のパルス光の光強度分布を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 パルス光源 2 ビーム整形光学系 3 オプティカルインテグレーター 4 コンデンサーレンズ 5 ハーフミラー 6 マスキングブレード 7 結像レンズ 9 レチクル 10 投影光学系 11 ウエハー 12 光量検出器 101 移動制御系 102 光量演算器 103 制御系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/30 518 (72)発明者 高橋 和弘 神奈川県川崎市中原区今井上町53番地キヤ ノン株式会社小杉事業所内

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス光の照明領域に対して被照明物体
    を相対的に走査させる走査手段を有する照明装置におい
    て、 前記照明領域の走査方向の光強度分布は、少なくとも一
    方の端部から光強度が最高である点まで非線形に変化
    し、 前記端部である第1の点から、光強度の増加の仕方が変
    わる第2の点までの幅Waと、光強度の増加の仕方が変
    わる第3の点から、光強度が最高である第4の点までの
    幅Wbのうち、少なくとも一方は、前記照明領域に対す
    る1パルス毎の前記被照明物体の相対的な移動量とほぼ
    等しい、若しくは前記相対的な移動量以上であることを
    特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 前記光強度分布は、走査方向に関して対
    称な形状であることを特徴とする請求項1記載の照明装
    置。
  3. 【請求項3】 前記光強度の増加の仕方が変わる第2の
    点と第3の点とが同一の点であることを特徴とする請求
    項1、2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記幅Waと幅Wbとが等しいことを特
    徴とする請求項1乃至3記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 前記幅Waと幅Wbに相当する部分の光
    強度分布が2次曲線で近似できることを特徴とする請求
    項1乃至4記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記照明領域の形状を決めるマスキング
    ブレードを有し、該マスキングブレードは、前記被照明
    物体との共役面から外れた位置に置かれることを特徴と
    する請求項1乃至5記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記照明領域の光強度分布を決めるフィ
    ルターを有することを特徴とする請求項1乃至5記載の
    照明装置。
  8. 【請求項8】 前記フィルターは、前記被照明物体との
    共役面からわずかに外れた位置に置かれることを特徴と
    する請求項7記載の照明装置。
  9. 【請求項9】 前記フィルターは、光の入射する位置に
    よって透過率が異なることを特徴とする請求項7、8記
    載の照明装置。
  10. 【請求項10】 前記フィルターは、光の入射する位置
    により0次回折光の光強度が異なる回折格子であること
    を特徴とする請求項7、8記載の照明装置。
  11. 【請求項11】 前記0次回折光以外の回折光を遮光す
    る遮光手段を有することを特徴とする請求項10記載の
    照明装置。
  12. 【請求項12】 前回のパルス光の光量に基づいて今回
    のパルス光の発光時刻を制御する手段を備えることを特
    徴とする請求項1乃至11記載の照明装置。
  13. 【請求項13】 前記パルス光は、エキシマレーザ光で
    あることを特徴とする請求項1乃至12記載の照明装
    置。
  14. 【請求項14】 パルス光の照明領域に対して被照明物
    体を相対的に走査させる照明装置において、 前記照明領域の走査方向の光強度分布は、少なくとも一
    方の端部から光強度が最高である点まで非線形に変化
    し、 前記端部である第1の点から、光強度の増加の仕方が変
    わる第2の点までの幅Waと、光強度の増加の仕方が変
    わる第3の点から、光強度が最高である第4の点までの
    幅Wbと、光強度が最高である第5の点から、光強度の
    減少の仕方が変わる第6の点までの幅Wcと、光強度の
    減少の仕方が変わる第7の点から、前記端部とは反対側
    の端部である第8の点までの幅Wdのうち、少なくとも
    一つは、前記照明領域に対する1パルス毎の前記被照明
    物体の相対的な移動量とほぼ等しい、若しくは前記相対
    的な移動量以上であることを特徴とする照明装置。
  15. 【請求項15】 前記光強度分布は、走査方向に関して
    対称な形状であることを特徴とする請求項14記載の照
    明装置。
  16. 【請求項16】 前記光強度の増加の仕方が変わる第2
    の点と第3の点とが同一の点であることを特徴とする請
    求項14、15記載の照明装置。
  17. 【請求項17】 前記光強度の減少の仕方が変わる第6
    の点と第7の点とが同一の点であることを特徴とする請
    求項14乃至16記載の照明装置。
  18. 【請求項18】 前記光強度分布が最高となる第4の点
    と第5の点とが同一の点であることを特徴とする請求項
    14乃至17記載の照明装置。
  19. 【請求項19】 前記幅Wa,幅Wb,幅Wc及び幅W
    dが等しいことを特徴とする請求項14乃至18記載の
    照明装置。
  20. 【請求項20】 前記幅Wa,幅Wb,幅Wc及び幅W
    dに相当する部分の光強度分布が2次曲線で近似できる
    ことを特徴とする請求項14乃至19記載の照明装置。
  21. 【請求項21】 前記照明領域の形状を決めるマスキン
    グブレードを有し、該マスキングブレードは、前記被照
    明物体との共役面から外れた位置に置かれることを特徴
    とする請求項14乃至20記載の照明装置。
  22. 【請求項22】 前記照明領域の光強度分布を決めるフ
    ィルターを有することを特徴とする請求項14乃至20
    記載の照明装置。
  23. 【請求項23】 前記フィルターは、前記被照明物体と
    の共役面からわずかに外れた位置に置かれることを特徴
    とする請求項22記載の照明装置。
  24. 【請求項24】 前記フィルターは、光の入射する位置
    によって透過率が異なることを特徴とする請求項22、
    23記載の照明装置。
  25. 【請求項25】 前記フィルターは、光の入射する位置
    により0次回折光の光強度が異なる回折格子であること
    を特徴とする請求項22、23記載の照明装置。
  26. 【請求項26】 前記0次回折光以外の回折光を遮光す
    る遮光手段を有することを特徴とする請求項25記載の
    照明装置。
  27. 【請求項27】 前回のパルス光の光量に基づいて今回
    のパルス光の発光時刻を制御する手段を備えることを特
    徴とする請求項14乃至26記載の照明装置。
  28. 【請求項28】 前記パルス光は、エキシマレーザ光で
    あることを特徴とする請求項14乃至27記載の照明装
    置。
  29. 【請求項29】 パルス光の照明領域に対して被照明物
    体を相対的に走査させる走査手段を有する照明装置にお
    いて、 前記照明領域の走査方向の光強度分布は、四隅のうち少
    なくとも1つの光強度が滑らかな曲線状に変化する台形
    に近い形状であって、 滑らかな曲線状に変化する部分の幅のうち、少なくとも
    1つは、前記照明領域に対する1パルス毎の前記被照明
    物体の相対的な移動量とほぼ等しい、若しくは前記相対
    的な移動量以上であることを特徴とする照明装置。
  30. 【請求項30】 前記光強度分布は、走査方向に関して
    対称な形状であることを特徴とする請求項29記載の照
    明装置。
  31. 【請求項31】 前記滑らかな曲線状に変化する部分の
    幅が等しいことを特徴とする請求項29、30記載の照
    明装置。
  32. 【請求項32】 前記滑らかな曲線状に変化する部分の
    光強度分布が2次曲線で近似できることを特徴とする請
    求項29乃至31記載の照明装置。
  33. 【請求項33】 前記照明領域の形状を決めるマスキン
    グブレードを有し、該マスキングブレードは、前記被照
    明物体との共役面から外れた位置に置かれることを特徴
    とする請求項29乃至32記載の照明装置。
  34. 【請求項34】 前記照明領域の光強度分布を決めるフ
    ィルターを有することを特徴とする請求項29乃至32
    記載の照明装置。
  35. 【請求項35】 前記フィルターは、前記被照明物体と
    の共役面からわずかに外れた位置に置かれることを特徴
    とする請求項34記載の照明装置。
  36. 【請求項36】 前記フィルターは、光の入射する位置
    によって透過率が異なることを特徴とする請求項34、
    35記載の照明装置。
  37. 【請求項37】 前記フィルターは、光の入射する位置
    により0次回折光の光強度が異なる回折格子であること
    を特徴とする請求項34、35記載の照明装置。
  38. 【請求項38】 前記0次回折光以外の回折光を遮光す
    る遮光手段を有することを特徴とする請求項37記載の
    照明装置。
  39. 【請求項39】 前回のパルス光の光量に基づいて今回
    のパルス光の発光時刻を制御する手段を備えることを特
    徴とする請求項29乃至38記載の照明装置。
  40. 【請求項40】 前記パルス光は、エキシマレーザ光で
    あることを特徴とする請求項29乃至39記載の照明装
    置。
  41. 【請求項41】 請求項1乃至40記載の照明装置を有
    し、前記被照明物体はレチクル及びウエハーであって、
    該レチクルに形成されたパターンを複数のパルス光によ
    り該ウエハーに露光することを特徴とする走査型露光装
    置。
  42. 【請求項42】 請求項41記載の走査型露光装置を用
    いてデバイスを製造することを特徴とするデバイスの製
    造方法。
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