JPH08236258A - コネクタ保持装置 - Google Patents

コネクタ保持装置

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JPH08236258A
JPH08236258A JP7038666A JP3866695A JPH08236258A JP H08236258 A JPH08236258 A JP H08236258A JP 7038666 A JP7038666 A JP 7038666A JP 3866695 A JP3866695 A JP 3866695A JP H08236258 A JPH08236258 A JP H08236258A
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JP
Japan
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terminal
connector
retainer
connector holding
mounting opening
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Application number
JP7038666A
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English (en)
Inventor
Tokuji Nakamura
徳治 中村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Priority to DE69606336T priority patent/DE69606336T2/de
Publication of JPH08236258A publication Critical patent/JPH08236258A/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
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Abstract

(57)【要約】 【構成】このコネクタ保持装置Aは、後端面に40に端
子挿入口を有し、且つ上面または下面にリテーナ装着用
開口45を有するコネクタCを保持するためのものであ
る。コネクタ保持部14によりコネクタCを保持した状
態で、先端部20bがリテーナ装着用開口45に係合す
る揺動部材20を設けた。この先端部20bに、傾斜面
部22を形成した。この傾斜面部22は、コネクタCを
セットした状態で、端子挿入方向に沿って、リテーナ装
着用開口45の外側から内側へ漸次進入するように形成
した。 【効果】端子挿入の途中で、端子がリテーナ装着用開口
45から外方に変位したとしても、傾斜面部22によっ
て矯正され、端子を確実に端子収容室42に収容でき
る。構造が簡単で安価である。自動機にも容易に適用で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コネクタに端子を挿
入する際にコネクタを保持しておくためのコネクタ保持
装置に関し、特に、コネクタの後端面に端子挿入口が形
成され、且つ上面または下面に端子抜けを防止するリテ
ーナを装着するためのリテーナ装着用開口が形成された
コネクタを保持するコネクタ保持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネスの端部には、通常、コ
ネクタが取り付けられている。このコネクタは、他のワ
イヤーハーネスとの相互接続や、電装部品との接続を容
易且つ確実に行うためのものである。ところで、ワイヤ
ーハーネスの端部にコネクタを取り付けるには、ワイヤ
ーハーネスに含まれる複数の電線の端末にそれぞれ端子
を設け、これらをそれぞれ対応するコネクタの端子収容
室に挿入することによって行われる。この作業は、一部
では自動機を用いて行われ、移動可能なハンドによって
端子の所定部を挟持し、これを対応する端子挿入口へ搬
送する。そして、この端子挿入口を通して端子を端子収
容室へ押し込むようになっている。
【0003】一方、コネクタには、挿入された端子が抜
けないようにリテーナが取り付けられるものがある。リ
テーナには、端子挿入口の開口端面(コネクタの後端
面)に取り付けるタイプのものや、その他の面(たとえ
ばコネクタの上面)から取り付けるタイプのものがあ
る。端子挿入口の開口端面に取り付けるタイプのもので
は、端子挿入口に切欠段部を形成し、この切欠段部に嵌
め合わされるようにリテーナを開閉自在に設けたものが
ある。このようなタイプのコネクタでは、上記切欠段部
によって、端子収容室の天壁となる部分に段差ができて
しまう。このため、端子を挿入する場合には、端子の先
端部分が段差部分に当接して端子挿入が困難となること
がある。
【0004】このような問題に対して、従来、特開平6
−52962号公報に開示された端子挿入方法が提案さ
れた。この端子挿入方法では、リテーナを開放した状態
で、エアシリンダにより移動されるガイド壁を上記切欠
段部に係合させる。これにより、端子が当接する切欠段
部を無くし、端子収容室との間に段差を形成することな
く滑らかに連通する矩形の開口を形成する。そして、こ
の開口に端子を挿入することによって、スムーズに端子
を端子収容室に収容することができるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コネクタの中
には、上面または下面からリテーナを取り付けるタイプ
のものがあり、このタイプのコネクタでは、上述の端子
挿入方法は使用できない。また、このタイプのコネクタ
の上面または下面には、リテーナを装着するためのリテ
ーナ装着用開口が形成されている。このリテーナ装着用
開口は、端子収容室に連通している。
【0006】このようなタイプのコネクタでは、端子を
端子挿入口から端子収容室へ挿入する場合、挿入の途中
で、端子がリテーナ装着用開口から外側へ変位してしま
う場合がある。このため、端子の先端部がリテーナ装着
用開口から外部へはみ出したり、リテーナ装着用開口を
区画する周壁部分に当接してしまい、端子の変形をおこ
したりして、端子を端子収容室に確実に収容することが
できない場合があるという問題がある。
【0007】本発明は、このように上面または下面にリ
テーナ装着用開口が形成されたコネクタに端子を挿入す
る場合に発生し得る問題点に鑑みてなされたものであ
り、端子を確実且つスムーズに端子収容室に挿入するこ
とができるコネクタ保持装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】 本発明の目的を解決するため、請求項1に係るコネ
クタ保持装置は、後端面に形成された端子挿入口と、上
面または下面に形成され、端子挿入口から端子収容室に
挿入された端子に係合することによって当該端子の抜け
を防止するリテーナを装着するためのリテーナ装着用開
口とを有するコネクタに適用され、端子を挿入する際に
上記後端面を露出させてコネクタを位置決め状態で保持
するコネクタ保持部が備えられたコネクタ保持装置にお
いて、挿入される途中でリテーナ装着用開口から外方側
へ変位しようとする端子を、上記端子収容室の内奥部へ
進入するように矯正する端子挿入矯正手段を有すること
を特徴とする。
【0009】この構成によれば、コネクタ保持部に保持
されたコネクタの端子挿入口から端子を挿入する。端子
の挿入途中で、端子がリテーナ装着用開口から外方側へ
変位しようとしても、端子挿入矯正手段によって、端子
は、正しく端子収容室の内奥部へ進入させられる。 本発明の目的を達成するため、請求項2に係るコネ
クタ保持装置は、請求項1記載のコネクタ保持装置にお
いて、上記端子挿入矯正手段は、先端部分がリテーナ装
着用開口に進入する第1の姿勢と、リテーナ装着用開口
から退避する第2の姿勢とに姿勢変化可能な状態で所定
の揺動中心軸を中心に揺動する揺動部材、およびこの揺
動部材を上記第1の姿勢となるように弾性的に付勢する
付勢部材を含んでおり、上記先端部分には、揺動部材が
第1の姿勢に変位した状態で端子挿入方向に沿って上記
リテーナ装着用開口の外側から内側へ漸次進入するよう
に延びた傾斜面部が形成されていることを特徴とするも
のである。
【0010】この構成によれば、コネクタをコネクタ保
持部に保持したときに、揺動部材が第1の姿勢に変位
し、その先端部分がリテーナ装着用開口に進入する。そ
して、端子の挿入途中で、端子がリテーナ装着用開口か
ら外方側へ変位しようとすると、当該端子は、上記先端
部分に形成された傾斜面部に当接する。この傾斜面部
は、リテーナ装着用開口の外側から内側へ延びているか
ら、端子は、リテーナ装着用開口から外方へは変位でき
ず、傾斜面部に沿って正しく端子収容室の内奥部へ進入
する。
【0011】 本発明の目的を達成するため、請求項
3に係るコネクタ保持装置は、請求項2記載のコネクタ
保持装置において、上記揺動部材には、当該揺動部材を
第2の姿勢に変位させるための操作レバーが連結されて
いることを特徴とするものである。この構成によれば、
請求項2に係る発明と同様の作用を奏する。加えて、操
作レバーを操作することにより、揺動部材を容易に第2
の姿勢に変位させることができ、コネクタの取外しが便
利である。この操作レバーは、手動または所要の駆動手
段によって操作することが可能である。
【0012】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1は、この発明の一実施例に係るコネクタ
保持装置によってコネクタが保持されている状態を示し
た一部断面拡大側面図である。同図を参照して、このコ
ネクタ保持装置Aは、特定種類のコネクタCに端子を挿
入する際に、コネクタCを保持しておくためのものであ
る。コネクタ保持装置Aは、ベース10と、ベース
10から突出して形成された上支持部材11,下支持部
材12およびこれらの側部を連結する一対の側支持部材
13と、下支持部材12に回動可能に連結され、所定
の揺動中心を中心として揺動する揺動部材20と、揺
動部材20を常時コネクタC側へ回動する方向に付勢す
る付勢部材としてのコイルばね30とを有している。
【0013】上支持部材11,下支持部材12および側
支持部材13とにより囲まれる部分によって、コネクタ
Cが収容保持されるコネクタ保持部14が構成されてい
る。コネクタ保持部14は、コネクタCの後端面40、
すなわち端子挿入口41が形成された面(図2参照)が
露出するようにコネクタCを保持することができるよう
になっている。また、下支持部材12の所定位置には、
凹部12aが形成されており、さらに、この凹部12a
に連通する貫通穴12bが同芯状に形成されている。
【0014】なお、図1は、コネクタ保持装置Aの断面
を示しているので、上支持部材11,下支持部材12お
よび側支持部材13並びにこれらによって構成されるコ
ネクタ保持部14は、1組のみ図示しているが、実際
は、これら上支持部材11,下支持部材12および側支
持部材13が紙面に垂直な方向に複数並んで設けられて
おり、複数のコネクタCを保持することができるように
なっている。
【0015】図2は、当該特定種類のコネクタCの斜視
図である。図2を参照して、コネクタCは、後端面40
に端子挿入口41が複数形成されており、各端子挿入口
41に連通して端子Tが収容される端子収容室42が形
成されている。各端子収容室42は、隔壁42aによっ
て区画形成されており、一の端子収容室42には、一の
端子Tのみを収容することができるようになっている。
【0016】なお、本実施例では、端子Tは、コネクタ
Cの下段の端子収容室42にのみ収容されるようになっ
ている。このため、揺動部材20は、図1に示したよう
に下支持部材12にのみ連結されている。従って、収容
される端子TがコネクタCの上下段の端子収容室42に
収容される場合には、揺動部材20は、上支持部材11
および下支持部材12の両方に連結される。この場合、
両揺動部材20は、互いに対向して、すなわち、傾斜面
部22が対向するように配置される。
【0017】参照符号50は、リテーナを示している。
リテーナ50は、端子収容室42に収容された端子Tの
抜けを防止するためのものである。リテーナ50は、コ
ネクタCの上面43および下面44に、連結帯51を介
して連結されている。また、図示していないが、リテー
ナ50には、複数の係合用突片が形成されている。コネ
クタCの上面43および下面44には、リテーナ50を
装着するためのリテーナ装着用開口45が複数形成され
ている。これらリテーナ装着用開口45は、各端子収容
室42に連通している。つまり、リテーナ装着用開口4
5を通して外方からリテーナ50を嵌め込むことによ
り、リテーナ50の係合用突片が、それぞれ対応する端
子収容室42に収容された端子Tに係合し、これによ
り、端子Tの抜けを防止するようになっている。なお、
下面44側のリテーナ50は、装着した状態を示してい
る。
【0018】図3は、揺動部材20の側面図を示してお
り、図4は、図3におけるI−矢視図である。図1ない
し図3を参照して、揺動部材20について詳述する。先
ず、図1を参照して、揺動部材20は、下支持部材12
に突設された支持フレーム15によって、回動軸Sを介
して揺動可能に支持されている。つまり、揺動部材20
は、コネクタ保持部14にコネクタCが保持された状態
で、リテーナ装着用開口45に進入する第1の姿勢と、
リテーナ装着用開口45から退避する第2の姿勢(図5
参照)とに姿勢変化することができるようになってい
る。
【0019】揺動部材20は、平面視略コ字状をしてお
り(図4参照)、板厚方向に窪んだ凹部20cが形成さ
れている。揺動部座20の基端20aの両側には、ボス
部21が形成されている。このボス部21に形成された
孔21aに、上記回動軸Sが挿通されるようになってお
り、回動軸Sの中心軸が揺動部材20の揺動中心軸とな
っている。一方、揺動部材20の先端部20bは、いわ
ゆる鍵型形状に形成されている(図3参照)。これによ
り、先端部20bには、基端20a側へ向かって延びる
傾斜面部22と、リテーナ装着用開口45に係合した際
に、リテーナ装着用開口45の開口周壁部分に当接する
当接面部24とが形成されている。
【0020】また、この鍵型部分の先端、すなわち、傾
斜面部22と当接面部24とが交差する部分22aに
は、傾斜面部22側と当接面部24側とを連通させる貫
通溝23が形成されている。貫通溝23は、揺動部材2
0の幅方向に沿って複数形成されている(図4参照)。
これら各貫通溝23は、所定のピッチ、すなわち、リテ
ーナ装着用開口45を区画する隔壁45a(図2参照)
のピッチに対応しており、且つ各貫通溝23の幅Wは、
各隔壁45aの厚みに対応している。従って、揺動部材
20が第1の姿勢に変位したときには、各貫通溝23
に、それぞれ対応する隔壁45aが嵌まり込んだ状態と
なる。その結果、各傾斜面部22は、端子挿入方向に沿
ってリテーナ装着用開口45の外側から内側へ漸次進入
した状態で配置されるようになっている。
【0021】揺動部材20の略中央部には、揺動部材2
0を揺動させるためのレバー25が取り付けられてい
る。つまり、揺動部材20の略中央部には、ねじ穴26
が形成されている。また、レバー25の先端部には、雄
ねじが形成されている。そして、レバー25の先端部を
ねじ穴26にねじ込むことにより、レバー25が取り付
けられている。なお、レバー25の基端には、手で把持
しやすいように把手25aが形成されている。
【0022】図1を参照して、コイルバネ30は、下支
持部材12と揺動部材20との間に介在されている。コ
イルばね30は、下支持部材12の凹部12aに嵌め込
まれており、この凹部12aがコイルばね30の座部を
構成している。また、レバー25は、下支持部材12の
貫通穴12bおよびコイルばね30を貫通した状態で配
置されている。従って、コイルばね30は、揺動部材2
0を常時コネクタC側へ弾性的に付勢している。
【0023】以上の構成を有するコネクタ保持装置Aに
よれば、次のような作用効果を奏する。 図1を参照して、コネクタCをその先端面側からコ
ネクタ保持部14に挿入する。このとき、コネクタCの
先端は、揺動部材20に当接してその先端部20bを押
し下げ、傾斜面部22に摺接しながら白抜き矢印の方向
に移動する。そして、このままコネクタCを移動させる
と、揺動部材20の先端部20bは、コネクタCの下面
44とリテーナ50との間に進入する。次いで、この先
端部20bがコネクタCのリテーナ装着用開口45にさ
しかかると、コイルばね30に付勢された揺動部材20
がコネクタC側へ回動する。これにより、揺動部材20
に形成された各貫通溝23と、リテーナ装着用開口45
を区画する各隔壁45aとがそれぞれ嵌合し、揺動部材
20の先端部20bが、リテーナ装着用開口45に進入
する。
【0024】 この状態で、揺動部材20の当接面部
24が、リテーナ装着用開口45を区画する開口周壁部
分45bに当接し、揺動部材20が第1の姿勢となる。
これにより、コネクタCは、位置決め状態で保持され
る。そして、揺動部材20の各傾斜面部22は、コネク
タCの後端面40側から先端面側にいくにしたがって、
各リテーナ装着用開口45の外側から内側へ漸次進入す
るように配置される。
【0025】 次に、端子挿入口41から端子Tを挿
入し(図2参照)、端子Tを端子収容室42に収容す
る。端子Tの挿入の途中で、仮に、端子Tがリテーナ挿
入用開口45から外側へ変位した場合、端子Tは、揺動
部材20の傾斜面部22に当接する。従って、このまま
端子Tを押し込めば、端子Tは、傾斜面部22に沿って
移動する。すなわち、傾斜面部22によって、端子T
は、その移動経路が矯正され、端子収容室42の内奥部
に進入する。この作業を挿入すべきすべての端子Tにつ
いて施すことにより、当該コネクタCへの端子挿入作業
が終了する。
【0026】 端子挿入作業が終了すれば、レバー2
5を手で把持し、コイルばね30の弾性力に抗して引っ
張る。これにより、揺動部材20は、図5に示すよう
に、回動軸Sを中心に回動して第2の姿勢となる。この
状態で、コネクタCをコネクタ保持部14から引き抜い
て取り外す。コネクタCを取り出した後、リテーナ50
をリテーナ装着用開口45に嵌め込んで端子Tの抜け止
めを行う。
【0027】 このように、本実施例では、端子Tの
挿入時に、端子Tがリテーナ装着用開口45から外方へ
変位しても、揺動部材20の傾斜面部22によって、そ
の移動経路が矯正される。従って、端子Tがリテーナ装
着用開口45から飛び出したり、リテーナ装着用開口4
5の周壁部分45bに当接したりすることなく、端子T
を確実に端子収容室42の内奥部へ進入させることがで
きる。しかも、端子Tの移動経路を矯正する手段とし
て、揺動部材20に形成した傾斜面部22を採用してい
るので、構造が簡単で、コストを低く抑えることができ
るという利点がある。
【0028】 一方、コネクタCを取り外すときに
は、レバー25を引っ張るだけでコネクタCの保持を解
除し、容易に取り外すことができるという利点がある。
この場合、レバー25を手で把持して引っ張っても良い
し、また、レバー25を所要の駆動装置、たとえばエア
シリンダに連結し、エアシリンダによって引っ張るよう
にしても良い。これにより、コネクタ保持装置Aへのコ
ネクタのCの着脱作業を自動化することが可能となり、
自動機を用いた確実且つスムーズな端子挿入作業を行う
ことができる。
【0029】なお、本実施例では、揺動部材20を下支
持部材12のみに連結したが、上支持部材11にも連結
することができる。また、本実施例では、揺動部材20
と上支持部材11によってコネクタCを挟持する構造と
なっており、揺動部材20がコネクタ20を保持するた
めの部材として兼用されているが、上支持部材11,下
支持部材12および側支持部材13によってコネクタC
を挟み込んで位置決め状態に保持し、このように保持さ
れたコネクタCに揺動部材20を係合させるようにする
こともできる。
【0030】さらに、端子Tの移動経路を矯正する手段
として、揺動部材20の代わりに、コネクタCの上面4
3または下面44とリテーナ50との間に板部材を挿入
する手段を採用することもできる。つまり、たとえば、
エアシリンダを用いてこの板部材を揺動部材20の幅方
向(図1において紙面に垂直な方向)に移動可能な状態
とする。そして、コネクタCをコネクタ保持部14に保
持した状態で、板部材を移動させ、コネクタCの上面4
3または下面44とリテーナ50との間に挿入する。こ
れにより、挿入される端子Tが、リテーナ装着用開口4
5から外方へ変位するのを規制し、端子Tを確実に端子
収容室42内に収容することができる。もっとも、この
板部材に、上述の傾斜面部22を形成しておくこともで
きる。
【0031】
【発明の効果】 請求項1に係る発明によれば、端子の挿入途中で、
端子がリテーナ装着用開口から外方側へ変位しても、端
子挿入矯正手段によって挿入方向を矯正して端子収容室
の内奥部へ進入させることができる。従って、端子を確
実且つスムーズに端子挿入口へ挿入することができる。
【0032】 請求項2に係る発明によれば、請求項
1に係る発明と同様の効果を奏する。特に、本請求項に
係る発明では、コネクタ保持部に保持されたコネクタの
リテーナ装着用開口に進入する揺動部材に形成した傾斜
面部によって、端子の挿入方向を矯正して端子収容室の
内奥部へ進入させるので、構造が簡単であり、コネクタ
保持装置を安価に製造することができる。
【0033】 請求項3に係る発明によれば、請求項
2に係る発明と同様の作用を奏する。加えて、操作レバ
ーにより簡単に揺動部材の姿勢を変化させてコネクタを
取り外すことができるので、コネクタの着脱作業を円滑
に行うことができる。また、所要の駆動手段を介して操
作レバーを操作することにより、コネクタの着脱作業を
自動化することができる。その結果、連続した端子挿入
作業全体の自動化が図れ、作業を能率的に行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコネクタ保持装置によ
ってコネクタを保持している状態を示す一部断面拡大側
面図である。
【図2】コネクタの斜視図である。
【図3】揺動部材の側面図である。
【図4】揺動部材の平面図である。
【図5】揺動部材を第2の姿勢に変位させた状態でのコ
ネクタ保持装置の一部断面拡大側面図である。
【符号の説明】
A コネクタ保持装置 C コネクタ S 回動軸(揺動中心軸) T 端子 20 揺動部材 20b 先端部 22 傾斜面部 23 貫通溝 25 レバー 30 コイルばね 40 後端面 41 端子挿入口 42 端子収容室 43 上面 44 下面 45 リテーナ装着用開口 50 リテーナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後端面に形成された端子挿入口と、 上面または下面に形成され、端子挿入口から端子収容室
    に挿入された端子に係合することによって当該端子の抜
    けを防止するリテーナを装着するためのリテーナ装着用
    開口とを有するコネクタに適用され、 端子を挿入する際に上記後端面を露出させてコネクタを
    位置決め状態で保持するコネクタ保持部が備えられたコ
    ネクタ保持装置において、 挿入される途中でリテーナ装着用開口から外方へ変位し
    ようとする端子を、上記端子収容室の内奥部へ進入する
    ように矯正する端子挿入矯正手段を有することを特徴と
    するコネクタ保持装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコネクタ保持装置におい
    て、 上記端子挿入矯正手段は、 先端部分がリテーナ装着用開口に進入する第1の姿勢
    と、リテーナ装着用開口から退避する第2の姿勢とに姿
    勢変化可能な状態で所定の揺動中心軸を中心に揺動する
    揺動部材、およびこの揺動部材を上記第1の姿勢となる
    ように弾性的に付勢する付勢部材を含んでおり、 上記先端部分には、揺動部材が第1の姿勢に変位した状
    態で端子挿入方向に沿って上記リテーナ装着用開口の外
    側から内側へ漸次進入するように延びた傾斜面部が形成
    されていることを特徴とするコネクタ保持装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のコネクタ保持装置におい
    て、 上記揺動部材には、当該揺動部材を第2の姿勢に変位さ
    せるための操作レバーが連結されていることを特徴とす
    るコネクタ保持装置。
JP7038666A 1995-02-27 1995-02-27 コネクタ保持装置 Pending JPH08236258A (ja)

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EP96301263A EP0729205B1 (en) 1995-02-27 1996-02-26 Connector holding device
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US5699608A (en) 1997-12-23
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