JPH08236233A - Bga用icソケット - Google Patents

Bga用icソケット

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JPH08236233A
JPH08236233A JP5981495A JP5981495A JPH08236233A JP H08236233 A JPH08236233 A JP H08236233A JP 5981495 A JP5981495 A JP 5981495A JP 5981495 A JP5981495 A JP 5981495A JP H08236233 A JPH08236233 A JP H08236233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
insulating base
socket
lid cover
bga
Prior art date
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Pending
Application number
JP5981495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Suzuki
琢也 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Chemical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Chemical Corp filed Critical Toshiba Chemical Corp
Priority to JP5981495A priority Critical patent/JPH08236233A/ja
Publication of JPH08236233A publication Critical patent/JPH08236233A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、絶縁基盤上に、BGAのICパッ
ケージにおけるグリッド状の半田ボール群を載せる円弧
バネ状のコンタクトピン(20)をそれぞれ間隔をおいて配
置した凹部(18)を備え、円弧バネ状のコンタクトピン(2
0)とICバッケージの半田ボールが弾性接触するように
構成してなるICソケットにおいて、コンタクトピンの
円弧バネを前記半田ボール群のグリッドの辺に対して斜
め角度をつけて配置することを特徴とするBGA用IC
ソケットである。 【効果】 本発明のBGA用ICソケットは、ソケット
自体の外形寸法をあまり大きくさせずに、ICパッケー
ジの半田ボールピッチが狭ピッチになってもバネ性に関
係する円弧形状が確保される、信頼性の高いものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、BGA(Ball Grid
Array)用ICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のBGA用ICのソケットの構造を
図5および図6に示した。これらの図において、主面に
ICパッケージ1を装着する凹部4が形成された絶縁基
盤3と、この絶縁基盤凹部4には弾性的な機能を有する
先端部を備えたコンタクトピン6群が、それぞれ先端部
をある一方向に向け配設されている。また、絶縁基盤3
の主面の片側端部には軸棒7が装着されており、この軸
棒7には絶縁基盤3のコンタクトピン6群を完全に閉合
する機能を有する押さえ上蓋カバー8が、主面に対して
垂直な遊間部を有する絶縁基盤軸受け部5を介して、回
動可能に軸着されている。さらにまた、押さえ上蓋カバ
ー8の開放を速やかに行い開放状態を安定的に保持する
ために、軸棒7の周りには、コイルスプリング15が挿
間されている。この押さえ上蓋カバー8の軸棒7付近に
はコイルスプリング15の弾性力を受けるためのボス9
が設けられている。この押さえ上蓋カバー8の内側に
は、押さえ中蓋カバー12が配置され、押さえ中蓋カバ
ー12の内側主面の所定の位置には、ICパッケージを
押し圧するパット13が形成され、軸受け部14は調動
可能な長穴で、回動可能に装着されている。また、軸棒
7付近はコイルスプリング15の弾性力を受けないため
に、前記押さえ上蓋カバーのボス9を貫通させる穴があ
けられている。さらに、押さえ中蓋カバー12の外側に
は押さえ上蓋カバー8の内側と点支する 2カ所の押し圧
点が形成されており、押さえ上蓋カバー8閉合時に自ら
適正に調動し、ICパッケージ1に対する押さえ姿勢を
補正し、常に適正な押さえ状態が保たれるように構成さ
れ、ICパッケージの半田ボール2と前記絶縁基盤3の
コンタクトピン6群の先端部とが、弾性接触するように
構成されている。前記押さえ上蓋カバー8を絶縁基盤凹
部4に閉合したとき、この状態を保持する係り止め機能
を持ったロックレバー16が絶縁基盤軸受け部5とは反
対の端部に装着され、押さえ上蓋カバーのフック11に
係り止めする構造になっている。また、図7(a)は絶
縁基盤凹部4に配置されているコンタクトピン6の方向
(一点鎖線)を示した一例で、コンタクトピンの先端部
はすべてグリッドの方向に沿って図の左側を向き、前後
ピッチおよび左右ピッチは等ピッチ間隔で配置されてい
る。また、該一点鎖線の方向に沿ったコンタクトピンを
側面から示した図7(b)のようにコンタクトピン6の
中央部分は、バネ性を得るため円弧形状になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のBG
A用ICソケットにおいては、絶縁基盤凹部4に、BG
AのICパッケージ1を装着して押さえ上蓋カバー8を
閉合した時、押さえ中蓋カバー12はICパッケージの
半田ボール2と垂直に接触するよう自由に調動すること
ができ、ICパッケージの半田ボール2と絶縁基盤3の
コンタクトピン6群の接触部には均一な押し圧が加わ
り、接触不良等が発生しにくいなど、実用上多くの利点
を持っている。
【0004】しかしながら、ICパッケージの半田ボー
ル2と電気接触するために絶縁基盤3には半田ボール群
のグリッド方向に先端部を向けてコンタクトピン6群が
配置されているため、コンタクトピン先端部を前方向と
すると前後左右のピッチ間隔はグリッド配列のため同一
になっている。左右のピンピッチ間隔についてはコンタ
クトピン6の板厚との関係のため、寸法的に余裕がある
が、前後のピンピッチ間隔に関してはコンタクトピン6
のバネ性を決める形状と関係するため、ICパッケージ
の半田ボール2のピッチが狭ピッチになると、ピン間シ
ョートを防ぐため、バネ性の形状が制約されるという問
題があった。例えば、バネ性に関係する円弧形状の大き
さを小さくすると、従来と同一ストロークたわませた時
の接触部の荷重が高くなり、コンタクトピン6の板厚や
ICソケット本体の接触時のストローク等の調整が必要
になり、ソケット自体の外形寸法が大きくなってしまう
欠点があった。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、コンタクトピンの左右のピッチを減少させ、前後
ピッチを増加させ、ソケット自体の外形寸法をあまり大
きくさせずに、ICパッケージの半田ボールピッチが狭
ピッチになってもバネ性形状が制約されることなく円弧
形状が確保される、信頼性の高いBGA用ICソケット
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成しようと鋭意研究を重ねた結果、BGAのICパ
ッケージの半田ボールとコンタクトピンの前後ピッチ間
隔を確保するため、コンタクトピンのバネ円弧をグリッ
ドの方向に対して一定の角度を付けてコンタクトピンを
配置させることによって、上記の目的を達成できること
を見いだし、本発明を完成したものである。
【0007】即ち、本発明は、絶縁基盤上に、BGAの
ICパッケージにおけるグリッド状の半田ボール群を載
せる円弧バネ状のコンタクトピンをそれぞれ間隔をおい
て配置した凹部と共に、前記絶縁基盤の主面端部に軸棒
を介して回動可能に取り付けられた押さえ上蓋カバー
と、内側主面にICパッケージを押し圧するパットを有
し、前記押さえ上蓋カバーの内側に配置され、前記絶縁
基盤に回動可能かつ絶縁基盤のコンタクトピンと水平に
接触し調動可能な構造で取り付けられた押さえ中蓋カバ
ーと、前記軸棒の周りに挿入されたコイルスプリング
と、前記押さえ上蓋カバーにより絶縁基盤凹部を閉合し
たときこの状態を保持するロックレバーを備え、前記押
さえ上蓋カバーの閉合によって絶縁基盤に埋設された円
弧バネ状のコンタクトピンとICバッケージの半田ボー
ルが弾性接触するように構成してなるICソケットにお
いて、コンタクトピンの円弧バネを前記半田ボール群の
グリッドの辺に対して斜め角度をつけて配置することを
特徴とするBGA用ICソケットである。
【0008】
【作用】本発明のBGA用ICソケットは、コンタクト
ピンをグリッドに対して斜めにある角度を付けて配置す
ることによって、コンタクトピンの左右ピッチ間隔につ
いて従来より減少させ、バネ性を得るための円弧部に関
係する前後ピッチ間隔を増加させたため、ICパッケー
ジの半田ボールピッチが狭いピッチになってもバネ性に
関係する円弧形状を確保することができた。
【0009】
【実施例】次に実施例を図面を用いて説明するが、本発
明はこの実施例に限定されるものではない。
【0010】図1および図2は、それぞれ本発明のBG
A用ICソケットの一実施例を示す平面図と断面図であ
る。これらの図において、図5および図6と同じ部分に
は同じ符号を付して説明を省略する。
【0011】実施例においては、グリッドの方向と同じ
方向の辺をもつ絶縁基盤17には主面にICパッケージ
を装着する凹部が形成され、この絶縁基盤凹部18には
弾性的な機能を有する先端部を備えたコンタクトピン2
0群が絶縁基盤に対して45度の角度で一定に配置されて
いる。これにより、従来例とICパッケージの半田ボー
ルピッチが同一であるにもかかわらず、コンタクトピン
20の前後ピッチに関しては増加しており余裕が生じて
いる。コンタクトピン20の左右ピッチ間隔については
ピン自体の板厚が薄いため減少しているが問題はない。
【0012】次にコンタクトピンの配列方向について図
3を用いて説明する。図3(a)に示したようにコンタ
クトピン20は絶縁基盤の辺に対して、45度の方向(一
点鎖線)で配置されている。コンタクトピンの先端を前
方向とすると、図3(b)のようにコンタクトピンの前
後ピッチ間隔は、正方形のグリッド対角方向のピッチ間
隔になるため、従来の配列の場合(図7(b))のピッ
チ間隔の約 1.4倍に増加している。
【0013】図4は、図3と同様にコンタクトピン20
を絶縁基盤の辺に対し約27度(一点鎖線)で配置したも
のである。絶縁基盤に対して何度の方向で配置するかは
特に限定されるものではないが、左右ピッチとの兼合い
も考慮して、例えば27度、55度と任意に決定することが
できる。コンタクトピンの先端を前方向とすると、前後
ピッチ間隔はグリッドの正方形対角方向から 1ピンずら
したコンタクトピンとのピッチ間隔になるため、従来の
配列の場合(図7(b))のピッチ間隔の約 2.2倍に増
加した。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のBGA用
ICソケットは、コンタクトピンの左右のピッチを減少
させ、前後ピッチを増加させ、ソケット自体の外形寸法
をあまり大きくさせずに、ICパッケージの半田ボール
ピッチが狭ピッチになってもバネ性形状が制約されるこ
となく円弧形状が確保される、信頼性の高いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のBGA用ICソケットの正面図であ
る。
【図2】本発明のBGA用ICソケットの断面図であ
る。
【図3】図3(a)は本発明のBGA用ICソケットの
コンタクトピンの配置方向(45度)を示す上面図、図3
(b)はそのコンタクトピンの前後ピッチを説明する側
面図である。
【図4】図4(a)は本発明のBGA用ICソケットの
コンタクトピンの配置方向(27度)を示す上面図、図4
(b)はそのコンタクトピンの前後ピッチを説明する側
面図である。
【図5】従来のICソケットの正面図である。
【図6】従来のICソケットの断面図である。
【図7】である。図7(a)は従来のICソケットのコ
ンタクトピンの配置方向を示す上面図、図7(b)はそ
のコンタクトピンの前後ピッチを説明する側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ICパッケージ 2 ICパッケージの半田ボール 3,17 絶縁基盤 4,18 絶縁基盤凹部 5,19 絶縁基盤軸受け部 6,20 コンタクトピン 7 軸棒 8 押さえ上蓋カバー 9 押さえ上蓋カバーのボス 10 押さえ上蓋カバー軸受け部 11 押さえ上蓋カバーのフック 12 押さえ中蓋カバー 13 押さえ中蓋カバーパット 14 押さえ中蓋カバー軸受け部 15 コイルスプリング 16 ロックレバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基盤上に、BGAのICパッケージ
    におけるグリッド状の半田ボール群を載せる円弧バネ状
    のコンタクトピンをそれぞれ間隔をおいて配置した凹部
    と共に、前記絶縁基盤の主面端部に軸棒を介して回動可
    能に取り付けられた押さえ上蓋カバーと、内側主面にI
    Cパッケージを押し圧するパットを有し、前記押さえ上
    蓋カバーの内側に配置され、前記絶縁基盤に回動可能か
    つ絶縁基盤のコンタクトピンと水平に接触し調動可能な
    構造で取り付けられた押さえ中蓋カバーと、前記軸棒の
    周りに挿入されたコイルスプリングと、前記押さえ上蓋
    カバーにより絶縁基盤凹部を閉合したときこの状態を保
    持するロックレバーを備え、前記押さえ上蓋カバーの閉
    合によって絶縁基盤に埋設された円弧バネ状のコンタク
    トピンとICバッケージの半田ボールが弾性接触するよ
    うに構成してなるICソケットにおいて、コンタクトピ
    ンの円弧バネを前記半田ボール群のグリッドの辺に対し
    て斜め角度をつけて配置することを特徴とするBGA用
    ICソケット。
JP5981495A 1995-02-23 1995-02-23 Bga用icソケット Pending JPH08236233A (ja)

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Cited By (3)

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