JPH08234850A - 入力電圧調整用集積回路および電圧源調整方法 - Google Patents

入力電圧調整用集積回路および電圧源調整方法

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JPH08234850A
JPH08234850A JP7314430A JP31443095A JPH08234850A JP H08234850 A JPH08234850 A JP H08234850A JP 7314430 A JP7314430 A JP 7314430A JP 31443095 A JP31443095 A JP 31443095A JP H08234850 A JPH08234850 A JP H08234850A
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voltage
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transistor
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amplifier
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JP7314430A
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Corsi Marco
コルシ マルコ
Nicolas Salamina
サラミナ ニコラス
Jeffrey W Sanders
ダブリュ.サンダーズ ジェフリー
Michael R Kay
アール.ケイ マイクル
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Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices

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  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧調整器回路を提供する。 【解決手段】 電圧調整器回路10はエミッタホロア出
力段26を有する増幅器18を含んでいる。エミッタホ
ロア段26はPMOSトランジスタ28のゲートに接続
されている。トランジスタ28のソースは電源レール1
2の入力電圧に接続されている。調整器10によりトラ
ンジスタ28のドレーンのノード14に出力が供給され
る。ノード14の出力は抵抗(30および34)により
分割され負帰還ループで増幅器18の入力へ供給され
る。基準電圧22も増幅器18の第2の入力へ供給され
てノード14の出力が調整された電圧となるようにされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に電子デバイ
スの分野に関し、特に電圧調整回路および方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多くの電子回路は適切に作動するのに比
較的一定の電圧源を必要とする。このような回路は代表
的には幹線やバッテリ等のエネルギ源により給電され
る。残念ながら、これらのエネルギ源の出力電圧はかな
り変動する。したがって、電子技術によりエネルギ源の
電圧を他の回路が使用する比較的一定の電圧へ変換する
さまざまな調整器回路が開発されている。
【0003】電圧調整器のいくつかの形態によれば、特
定の回路においてその有効性が制限されている。例え
ば、ある調整器は“ドロップアウト”電圧が高い。ドロ
ップアウト電圧は出力調整を維持するのに必要な調整器
の入力および出力電圧間の最小電圧差である。他の調整
器は狭い範囲の負荷インピーダンスについてのみ安定で
ある。またある調整器は負荷が問題とならない量の電流
しか必要としないアイドル状態となると調整不能となる
ことがある。代表的に電圧調整器は負帰還を使用してエ
ネルギ源および負荷がかなり変動しても出力電圧を実質
的に一定に維持する。負帰還を使用する一種の調整器は
線形調整器である。線形調整器は、例えば、負帰還ルー
プ内でトランジスタのベースに接続された増幅器により
制御されるNPNバイポーラ接合トランジスタ等の消散
素子を含んでもよい。このようにしてトランジスタによ
り調整器の入力および出力間に可変電圧降下が課せられ
る。調整器の出力電圧はトランジスタのコンダクタンス
を調整することによって制御されることができる。NP
Nトランジスタは他の消散素子で置換できる。
【0004】この種の線形調整器には回路が受け入れる
ことができる最小入力電圧を制限するドロップアウト電
圧が高いという重大な問題点がある。線形調整器のドロ
ップアウト電圧は2つの要因の累積効果によって生じ
る。第1の要因はトランジスタのベース電位が調整器の
出力電位よりもトランジスタのベース/エミッタ接合両
端間のほぼ1ダイオード電圧降下分だけ高いことであ
る。第2の要因は増幅器がトランジスタのベース電圧を
確立してこのダイオード電圧降下を確立できなければな
らないことである。これら2つの要因が組合わさって少
なくとも1Vのドロップアウト電圧を表し、また増幅器
は代表的に調整器への入力により給電されるため、ダー
リントン対を使用する調整器では2Vもの電圧を表す。
調整器に不十分な入力電圧が供給されると、その出力電
圧は降下して調整不能となる。したがって、この種の調
整器のドロップアウト電圧は1−2V程度である。
【0005】ドロップアウト電圧が高いといくつかの悪
影響が生じる。第1に、前記したように、調整器が使用
できる最小入力電圧がドロップアウト電圧により制限さ
れる。また、ドロップアウト電圧は浪費電力を表す。さ
らに、調整器により消費される電力は熱となり、それは
ヒートシンクやファンにより消散しなければならない。
【0006】低いドロップアウト電圧を供給する調整器
がこれまでに開発されている(以後“LDO調整器と呼
ぶ)。代表的にLDO調整器は横形PNPバイポーラ接
合トランジスタを出力デバイスとして使用している。増
幅器がPNPトランジスタのコレクタの出力電圧を制御
する負帰還ループ内のPNPトランジスタのベースに接
続されている。増幅器のもう一つの入力には基準電圧が
加えられる。負帰還により調整器はPNPトランジスタ
のコレクタに実質的に一定の出力電圧を維持することが
できる。出力電圧が幾分減少すると、増幅器の出力によ
りPNPトランジスタのベース/エミッタ接合両端間の
電圧が低減しそれによりトランジスタは一層電流を導通
させて出力電圧は所望電圧へ戻される。
【0007】PNPトランジスタのドロップアウトはそ
の固有の飽和電圧プラストランジスタのエミッタおよび
コレクタの任意のオーム損によってのみ制限されるため
PNP LDO調整器のドロップアウト電圧は低い。こ
の種のデバイスでは全電流におけるドロップアウト電圧
は1/2Vよりも低くなることがある。
【0008】PNP出力トランジスタを使用するLDO
調整器にもいくつかの問題点がある。第1に、PNP
LDO調整器の開ループ出力インピーダンスは比較的大
きい。開ループ出力インピーダンスが高いため安定度要
求が厳しくなり調整器の出力により適切に作動すること
ができる負荷インピーダンスの範囲が制限される。電圧
調整器の閉ループ出力インピーダンスを低くするために
負帰還が使用される。前記したように、帰還ループによ
りPNPトランジスタのベース電圧は出力電圧の任意の
変化に抵抗するように調整される。ループが適切に補償
されないと、出力電圧は不安定となり発振する。したが
って、ループ補償要求によりPNP LDO調整器が使
用することができる負荷インピーダンスの範囲が制限さ
れる。最後に、PNPトランジスタの動作性能はNPN
トランジスタの動作性能よりも劣る。
【0009】PNP LDO調整器の安定度はシステム
の2つの極に関連する周波数によって決まる。第1に、
LDO調整器に接続される負荷によりシステムへ極が導
入される(“負荷極”)。負荷極は負荷自体の容量およ
び抵抗の組合せにより生じる。したがって、この極の位
置はLDOの設計により制御されることはない。残念な
がら、この極は静止していない。事実、この極の周波数
は負荷の作動により変化する。PNPトランジスタのベ
ースの寄生容量と増幅器の出力抵抗の組合せにより第2
の極が生じる(“寄生極”)。PNPトランジスタの寄
生容量のサイズにより、寄生極は低周波とされ可聴範囲
とすることができる。したがって、負荷に接続されたL
DO調整器は180゜の位相差を生じる2極システムと
して近似することができる。この移相によりシステムの
位相マージンが減少し負荷極の位置に応じてシステムが
発振し始めることがある。代表的な解決策はLDOの出
力容量の等価直列抵抗(ESR)を利用してシステムへ
ゼロを導入し一方の極を補償することである。しかしな
がら、ESRゼロを付加しても負荷極が依然として負荷
インピーダンスによって決まるため安定度問題は完全に
は解消されず、またESRゼロにより調整器を全ての負
荷インピーダンスについて安定化させることはできな
い。
【0010】PNPトランジスタ自体によりPNP L
DOの有用性が制限される。第1に、PNPトランジス
タの高電流ベータは匹敵するNPNトランジスタの高電
流ベータに較べて非常に制限される。さらに、エミッタ
から電流が取り出されベースを通ってグランドへ流れ効
率損失を生じるためベース電流により効率が低下する。
最後に、横形PNPトランジスタは飽和基板注入を示し
そのため電流および効率損失を生じる。
【0011】PNPトランジスタの代わりにPMOSト
ランジスタを使用して前記したPNPのいくつかの問題
点を解消することができる。例えば、PMOSトランジ
スタにはPNPのような高電流ベータ制限やベース電流
による効率の損失はない。PMOSトランジスタはゲー
トに感知できるような電流損失を生じることなくソース
およびドレーン間に電流を通すだけである。さらに、P
NP LDO調整器には基板注入がない。しかしなが
ら、PMOS LDO調整器では安定度がPNPLDO
調整器よりも改善されない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】PMOSトランジスタ
を制御する増幅器の出力段としてNMOSホロアを使用
してCMOS解決法により安定度問題を救済しようとし
ている回路設計者がいる。このような回路は安定度問題
に適切に取り組んでいない。事実、このようなCMOS
回路の設計によりNMOSホロアのトランジスタの閾値
電圧を設定する際に重大な設計上の問題点が生じる。P
MOS出力トランジスタをターンオフできるようにNM
OSホロアの閾値電圧を比較的低い絶対値に設定する
と、NMOSトランジスタをターンオフすることができ
ない。NMOSホロアの閾値電圧を高く設定すると、P
MOS出力トランジスタの閾値電圧の絶対値を比例して
増大しなければならず、利用できるゲートドライブが低
減されトランジスタサイズを増大する必要がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明により従来の回路
および方法に付随する問題点を解消もしくは低減する電
圧調整回路および方法が提供される。特に、一実施例に
おいて、本発明により変動する入力電圧を調整して広範
な負荷インピーダンスにわたって安定な実質的に一定の
出力電圧を供給するBiCMOS集積回路が提供され
る。この回路は3段、すなわち、増幅器段、バイポーラ
エミッタホロア段、および出力段からなっている。増幅
器段の出力はバイポーラエミッタホロア段の入力に接続
されている。エミッタホロア段の出力はMOSトランジ
スタのゲートにおいて出力段の入力に接続されている。
MOSトランジスタのドレーンは回路の出力を構成して
いる。このドレーンは増幅器の第1の入力にも接続され
ていて回路の負帰還を行う。基準電圧源が増幅器段の第
2の入力に接続されている。調整すべき入力電圧が増幅
器段、バイポーラエミッタ段および出力段のMOSトラ
ンジスタのソースへ供給される。最終的に、調整器回路
により実質的に一定の調整された出力が供給される。
【0014】本発明のもう一つの特徴により、エミッタ
ホロアはそのさまざまな組合せにより製作することがで
きる。例えば、PNPエミッタホロアはNPNエミッタ
ホロアと縦続接続することができる。また、エミッタホ
ロア段はそれぞれのエミッタが一緒に接続されたNPN
トランジスタおよびPNPトランジスタを含むことがで
きる。さらに、エミッタホロア段は従来のPNPもしく
はNPNエミッタホロアを含むことができる。
【0015】本発明の技術的利点は広範な負荷インピー
ダンスにわたって安定なドロップアウト電圧の低い調整
器が提供されることである。PMOSトランジスタの寄
生極を十分高い周波数に確立することにより従来のPN
P LDO調整器に較べて負荷インピーダンスの範囲を
改善することができる。一実施例において、本発明の技
術に従って構成された回路はエミッタホロア段を使用し
て増幅器の出力インピーダンスが低減される。この出力
インピーダンスをPMOSトランジスタのゲートの寄生
容量と組み合わせ十分高い周波数の寄生極が確立され
る。これによりLDO調整器の比較的高い開ループ帯域
幅が生成され入力電圧の過度変動に対する応答が改善さ
れる。したがって、実質的に調整器を不安定とすること
なく負荷極の周波数が変動できるため負荷インピーダン
スの許容できる範囲が広くなる。
【0016】本発明のもう一つの技術的利点は一実施例
において縦続接続されたエミッタホロア段が提供されそ
れにより増幅器の出力抵抗がさらに低減されしたがって
調整器が使用できる負荷インピーダンスの範囲がさらに
広くなることである。さらに、縦続接続エミッタホロア
構成によりエミッタホロア段を制御するのに必要な制御
電圧レベルが低減され、それは増幅器の設計にとって有
利である。
【0017】本発明のもう一つの技術的利点は負荷がア
イドル状態となっても調整器の出力は実質的に一定のま
まとされ調整器からは問題とならない量の電流しか引き
出されないことである。エミッタホロア段により出力P
MOSトランジスタのゲート電圧が制御される。負荷が
アイドル状態となると、エミッタホロアによりゲート電
圧を調整してソース電圧に対するゲート電圧の絶対値が
PMOSトランジスタの閾値電圧よりも低くなるように
することができる。したがって、エミッタホロア段によ
りPMOSトランジスタは問題とならない量の電流を通
すようにされる。これはPMOSトランジスタの“オ
フ”状態と呼ばれる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の教示に従って構
成された、番号10で示された、電圧調整器回路の実施
例のブロック図である。電源レール12において回路1
0に入力電圧Vinが供給される。入力電圧は、例え
ば、バッテリや過度的変動のある他の適切な電源により
供給することができる。回路10は電源レール12の入
力電圧を調整して広範な負荷16に対して安定な出力電
圧Voutをノード14へ供給する。負荷16は、例え
ば、セルラー電話機やバッテリにより給電される任意他
の適切な電子装置とすることができる。回路10からは
低いドロップアウト電圧も供給される。
【0019】回路10は出力インピーダンスの低い増幅
器18、出力段20および基準電圧源22を具備してい
る。図1に示すように、増幅器18および出力段20は
共に電源レール12およびグランド電位に接続されてい
る。増幅器18はエミッタホロア段26に接続された増
幅器段24を具備している。エミッタホロア26により
出力段20の入力に接続された増幅器18は低出力イン
ピーダンスとされる。図2に示すように、エミッタホロ
ア段26は出力インピーダンスの低い従来の任意適切な
バイポーラエミッタホロア段を具備することができる。
【0020】出力段20はPMOSトランジスタ28を
含んでいる。トランジスタ28のゲートはエミッタホロ
ア26の出力に接続されている。トランジスタ28のソ
ースは電源レール12に接続されている。トランジスタ
28のドレーンは出力ノード14に接続されている。さ
らに、第1の抵抗28が一端でノード14に他端でノー
ド32に接続されている。第2の抵抗34がノード32
とグランド電位間に接続されている。抵抗30および3
4により出力回路20の分圧器が提供される。ノード3
2は増幅器18の第1の入力に接続されて回路10の負
帰還を行う。
【0021】基準電圧源22は増幅器18の第2の入力
に接続されて回路10の調整された出力を制御する。基
準電圧源22はツェナーダイオードおよび電流源、ある
いはバンドギャップ基準回路により確立することができ
る。基準電圧は、例えば、1.25V程度とすることが
できる。従来技術で周知の基準電圧を発生する他の電圧
基準も基準電圧源22に使用することができる。
【0022】動作時に、回路10により電源レール12
の入力電圧が調整され広範な負荷インピーダンスに対し
て実質的に一定の出力電圧がノード14に供給される。
ノード14の調整電圧は基準電圧源22および出力段2
0から増幅器18への負帰還によって決まる。ノード1
4の電圧は分圧器を形成する抵抗30および34により
分圧される。抵抗30および34の値はノード32に適
切な電圧を供給して増幅器18へ帰還するように選定す
ることができる。ノード14の電圧が所望する出力電圧
よりも降下すると、増幅器18によりエミッタホロア段
26の出力を低減して補償される。これによりPMOS
トランジスタ28はそのソースおよびドレーン間にさら
に電流を通して出力電圧を所望するレベルへ戻す。回路
10はさまざまな負荷インピーダンスを有する広範な負
荷16に対して作動する。前記したように、回路10は
2極システムとして近似することができる。これらの極
は負荷16および増幅器18の出力抵抗と組み合わせた
PMOSトランジスタ28の寄生容量が寄与する極であ
る。回路10には他の極も存在できることを理解された
い。しかしながら、システムの支配的な極はPMOSト
ランジスタ28に関連する負荷極および寄生極である。
【0023】エミッタホロア段26の出力インピーダン
スが低いため広範な負荷16に対して回路10により安
定した出力がノード14へ供給される。エミッタホロア
段26の等価出力インピーダンスがPMOSトランジス
タ28のソースおよびゲート間の寄生容量と結合して回
路10の寄生極が生成される。エミッタホロア段26を
使用することにより、この寄生極は実質的に高い周波数
に配置されて回路10の開ループ帯域幅が広くなるよう
にされる。これにより回路10の位相マージンが改善さ
れ広範なインピーダンスを有する負荷16に対して回路
10が出力14において発振することが防止される。し
たがって、本発明によりバイポーラエミッタホロア段の
望ましい低出力インピーダンスとPMOS調整器の望ま
しい特徴が1個の集積回路チップ上で結合される。した
がって、従来のBiCMOS技術により回路10を製作
することができる。これにより広範な負荷インピーダン
スにわたってノード14に安定な出力電圧を供給できる
調整器10が得られる。
【0024】負荷16がアイドル状態へ入るとエミッタ
ホロア段26が出力段20を“ターンオフ”することが
できる点において回路10によりさらに技術的利点が提
供される。動作中に、負荷16は問題とならない量の電
流しか必要としない状態へ入ることができる。これは一
般的に負荷16のアイドル状態と呼ばれる。このアイド
ル状態中に、ノード14の出力電圧は一定のままでなけ
ればならない。出力ノード14にこの定電圧を発生する
ために、回路10はトランジスタ28が負荷16へ問題
とならない量の電流しか供給しないようにできなければ
ならない。この状態において、トランジスタ28は“オ
フ”であると言われる。エミッタホロア回路26はトラ
ンジスタ28のゲート電圧を制御することによりトラン
ジスタ28をオフとする。トランジスタ28のゲートお
よびソース間の電圧差がトランジスタ28の閾値電圧よ
りも実質的に低ければ、トランジスタ28は実質的にオ
フとされる。したがって、トランジスタ28の閾値電圧
の大きさはエミッタホロア26がトランジスタ28をオ
フとするのに十分な大きさでなければならない。例え
ば、トランジスタ28の閾値電圧の大きさは1V程度と
してエミッタホロア回路26内のトランジスタのベース
/エミッタ接合両端間のほぼダイオード電圧降下を補償
するようにすることができる。これにより負荷回路16
がアイドル状態へ入る時にエミッタホロア回路26はト
ランジスタ28をオフとすることができる。
【0025】エミッタホロア回路26は従来のいくつか
のエミッタホロア回路のいずれかを具備することができ
る。図2−図5は回路10内で使用することができるさ
まざまなエミッタホロア回路を示す回路図である。例え
ば、図2は一般的に番号26aでエミッタホロア回路を
示しそれは電源レール12に接続されたコレクタ、増幅
器段24の出力に接続されたベース、および出力段20
へ出力を供給するエミッタを有するNPNバイポーラ接
合トランジスタ36を具備している。電流源38がトラ
ンジスタ36のエミッタとグランド電位間に接続されて
いる。電流源38は、例えば、適切にバイアスされたカ
レントミラーもしくはトランジスタ26を流れる電流を
確立する任意他の適切な回路を具備することができる。
【0026】図3は図1の回路10に使用するエミッタ
ホロア段の別の実施例を一般的に番号26bで示してい
る。エミッタホロア回路26bはグランドに接続された
コレクタ、増幅器段24からの出力に接続されたベー
ス、および出力段20へ出力を供給するエミッタを有す
るPNPトランジスタ40を具備している。さらに、エ
ミッタホロア段26bは電源レール12とトランジスタ
40のエミッタ間に接続された電流源42を具備してい
る。トランジスタ40は、例えば、縦形トランジスタ構
造の高利得および帯域幅を利用する基板PNPトランジ
スタとすることができる。
【0027】図4は図1の回路10に使用するエミッタ
ホロア回路の別の実施例を一般的に番号26cで示して
いる。エミッタホロア回路26cはNPNバイポーラ接
合トランジスタ46に縦続接続されたPNPバイポーラ
接合トランジスタ44を含んでいる。トランジスタ44
は電流源48によりバイアスされトランジスタ46は電
流源50によりバイアスされている。エミッタホロア段
26cにより図2および図3に示すエミッタホロア段に
較べて少なくとも2つの利点が得られる。第1に、エミ
ッタホロア段26cの出力インピーダンスはエミッタホ
ロア26aや26bの出力インピーダンスよりも遥かに
低い。バイポーラ接合トランジスタの出力インピーダン
スは、トランジスタのベータで除した
【外1】 を含む、ベースインピーダンスにほぼ等しい。図4のエ
ミッタホロア回路26cは2個のエミッタホロアを含ん
でいる。したがって、出力インピーダンスはトランジス
タ44のベータとトランジスタ46のベータの積だけ低
減される。さらに、エミッタホロア26cにより増幅器
段24がエミッタホロア段26を一層容易に制御できる
ようにする有利なレベルシフトも提供される。
【0028】図5は図1の回路10内で使用されるエミ
ッタホロア回路の別の実施例を一般的に番号26dで示
している。エミッタホロア回路26dはPNPトランジ
スタ52およびNPNトランジスタ54を有する従来の
クラスB出力段を具備している。トランジスタ52およ
び54はエミッタが一緒に接続されてエミッタホロア2
6dの出力を供給する。トランジスタ54のベースおよ
びトランジスタ52のベースは増幅器段24から共通入
力を受信するように接続されている。このエミッタホロ
ア回路の利点はPMOSトランジスタのゲート電圧をプ
ルアップおよびプルダウンする高い出力電流を供給する
ことができ、調整器の過度応答が改善されることであ
る。
【0029】図6は本発明の教示に従って構成された電
圧調整器回路の別の実施例の回路図を一般的に番号11
0に示している。電圧調整器110は電源レール112
に入力電圧Vinを受電する。調整器回路110はノー
ド114の調整された出力電圧を負荷116へ供給す
る。出力電圧はVoutで示されている。回路110は
増幅器および利得段118、エミッタホロア段120、
および出力段122を具備している。図示するように、
増幅器段118はBiCMOS増幅器段を具備してい
る。図6の増幅器段118は例として示すものでありそ
れによって制約されるものではない。増幅器段118は
産業において周知の他の増幅器段と置換して大きい入力
インピーダンスと共に大きい利得を得ることができる。
図示するように、増幅器段118は標準差動対として接
続された第1および第2のPMOS入力トランジスタ1
24および126を具備している。基準電圧源128が
トランジスタ124のゲートに接続されていて増幅器段
118の一つの入力を供給する。増幅器段118の出力
ノード130はトランジスタ132のベースにおいてエ
ミッタホロア段120に接続されている。トランジスタ
132はNPNバイポーラ接合トランジスタを具備して
いる。トランジスタ132のコレクタは電源レール11
2へ接続されている。トランジスタ132のエミッタは
PMOSトランジスタ134のゲートにおいて出力段1
22の入力に接続されている。トランジスタ132のベ
ースエミッタ接合両端間にダイオード接続NPNトラン
ジスタ136を接続して作動中にこの接合をアバランシ
ェ誘起ベータ劣化から保護する。増幅器段118のNP
Nバイポーラ接合トランジスタ140および142と共
にカレントミラーを形成するNPNバイポーラ接合トラ
ンジスタ138によりトランジスタ132へ電流が供給
される。さらに、ショットキーダイオード144がトラ
ンジスタ138のベースおよびコレクタ間に接続されて
いる。これによりトランジスタ138のベース/コレク
タ接合の順バイアスが防止される。トランジスタ138
および140のエミッタは抵抗146および147を介
してグランドへ接続されている。
【0030】出力段122はPMOSトランジスタ13
4と第1および第2の抵抗148,150を含んでい
る。トランジスタ134のソースは電源レール112へ
接続されている。トランジスタ134のドレーンはノー
ド114に接続されていて調整器回路110の出力を供
給する。さらに、抵抗148はノード114および15
2間に接続されている。抵抗150はノード152およ
びグランド電位間に接続されている。ノード152は増
幅器118のトランジスタ126に接続されていて回路
110の負帰還を行う。
【0031】図6の回路110は図1について前記した
ように作動する。前記したようにエミッタホロア段12
0は図3−図5に示した任意のエミッタホロア段と置換
できることを理解されたい。
【0032】本発明について詳細に説明してきたが、特
許請求の範囲に明記された本発明の精神および範囲を逸
脱することなくさまざまな変更、置換および修正が可能
であることを理解されたい。例えば、図1のNPNおよ
びPMOSトランジスタは、それぞれ、PNPおよびN
MOSトランジスタへ変更することができる。このよう
にして調整された負の出力電圧を供給するように回路1
0の極性が変更される。以上の説明に関して更に以下の
項を開示する。
【0033】(1).入力電圧調整用集積回路であっ
て、該回路は、第1および第2の入力と出力とを有する
増幅器段と、増幅器段の出力に接続された入力と出力と
を有するバイポーラエミッタホロワ段と、ゲートが前記
ホロワ段の前記出力に接続され、ドレーンが増幅器段の
前記第1の入力に接続されて前記増幅器段へ負帰還を行
い、ソースが入力電圧に接続されてMOSトランジスタ
のドレーンから広範な負荷インピーダンスに対して所定
の周波数範囲にわたって安定な調整された出力電圧が供
給されるMOSトランジスタを有する出力段と、を具備
する入力電圧調整用集積回路。
【0034】(2).第1項記載の回路であって、基準
電圧電源が前記増幅器段の前記第2の入力に接続されて
いる、入力電圧調整用集積回路。
【0035】(3).第1項記載の回路であって、前記
ホロア段は入力電圧に接続されたコレクタ、前記増幅器
段の前記出力に接続されたベース、および電流源を介し
てグランドに接続されたエミッタを有するNPNバイポ
ーラ接合トランジスタを具備する、入力電圧調整用集積
回路。
【0036】(4).第1項記載の回路であって、前記
MOSトランジスタはPチャネルMOSトランジスタを
具備する、入力電圧調整用集積回路。
【0037】(5).第1項記載の回路であって、前記
MOSトランジスタは負荷がアイドル状態へ入ると前記
エミッタホロアにより前記MOSトランジスタは問題と
ならない量の電流しか通さないようにされるように選定
された閾値電圧を有する、入力電圧調整用集積回路。
【0038】(6).第1項記載の回路であって、さら
に前記MOSトランジスタのドレーンと前記増幅器段の
前記第1の入力間に接続されて負帰還および調整された
出力電圧レベルを制御する分圧器を具備する、入力電圧
調整用集積回路。
【0039】(7).第1項記載の回路であって、前記
エミッタホロア段は縦続接続構成とされた第1および第
2のエミッタホロアを具備する、入力電圧調整用集積回
路。
【0040】(8).第1項記載の回路であって、前記
エミッタホロア段は、ベースが増幅器段の出力に接続さ
れ、コレクタがグランドに接続され、エミッタが電流源
を介して入力電圧に接続されたPNPバイポーラ接合ト
ランジスタを有する第1のエミッタホロアと、ベースが
第1のエミッタホロア回路のエミッタに接続され、コレ
クタが入力電圧に接続され、エミッタが電流源を介して
グランドに接続されたNPNバイポーラ接合トランジス
タを有する第2のエミッタホロアと、を具備する、入力
電圧調整用集積回路。
【0041】(9).第1項記載の回路であって、MO
Sトランジスタの閾値電圧の絶対値が1Vよりも大き
い、入力電圧調整用集積回路。
【0042】(10).第1項記載の回路であって、調
整器回路への入力電圧により増幅器段を作動させる電力
が供給される、入力電圧調整用集積回路。
【0043】(11).電圧源調整方法であって、該方
法は、エミッタホロワ出力段を有する増幅器回路の第1
の入力へ基準電圧を供給するステップと、増幅器段の出
力をPMOSトランジスタのゲートへ供給するステップ
と、電圧源をPMOSトランジスタのソースへ接続する
ステップと、PMOSトランジスタのドレーンの出力電
圧を増幅器の第2の入力へ供給し戻して負帰還ループを
提供しPMOSトランジスタのドレーン電圧を調整する
ステップと、からなる電圧源調整方法。
【0044】(12).第11項記載の方法であって、
さらに、十分に大きい絶対値の閾値電圧をPMOSトラ
ンジスタに確立してエミッタホロア段の出力が低い負荷
電流に応答してPMOSトランジスタの電流を問題にな
らないレベルまで低減することができるようにするステ
ップを、含む電圧源調整方法。
【0045】(13).第11項記載の方法であって、
さらに、PMOSトランジスタのドレーンと増幅器回路
の第2の入力間の分圧器により出力電圧を分圧するステ
ップを、含む電圧源調整方法。
【0046】(14).入力電圧調整用集積回路であっ
て、該回路は、第1および第2の入力と出力とを有する
増幅器段と、前記増幅器段の前記第2の入力に接続され
た基準電圧電源と、コレクタが入力電圧に接続され、ベ
ースが前記増幅器段の前記出力に接続され、エミッタが
電流源を介してグランドに接続されているNPNバイポ
ーラ接合トランジスタを有するバイポーラエミッタホロ
ア段と、前記NPNトランジスタの前記エミッタに接続
されたゲートと、入力電圧に接続されたソースと、ドレ
ーンとを有するMOSトランジスタと、前記MOSトラ
ンジスタのドレーンおよび前記増幅器段の前記第1の入
力間に接続され前記増幅器段への負帰還を行って広範な
負荷インピーダンスに対して所定の周波数範囲にわたっ
て安定な調整された出力電圧がMOSトランジスタのド
レーンから供給されるようにする分圧器と、を具備す
る、入力電圧調整用集積回路。
【0047】(15).第14項記載の回路であって、
前記MOSトランジスタはPチャネルMOSトランジス
タを具備する、入力電圧調整用集積回路。
【0048】(16).第14項記載の回路であって、
前記MOSトランジスタは負荷がアイドル状態へ入ると
前記エミッタホロア段の前記NPNトランジスタにより
問題とならない量の電流しか通さないようにするように
選定された閾値電圧を有する、入力電圧調整用集積回
路。
【0049】(17).第14項記載の回路であって、
前記エミッタホロア段はさらに、前記NPNバイポーラ
接合トランジスタと縦続接続されたPMOSエミッタホ
ロア段を具備する、入力電圧調整用集積回路。
【0050】(18).第14項記載の回路であって、
MOSトランジスタの閾値電圧の絶対値は1Vよりも大
きい、入力電圧調整用集積回路。
【0051】(19).電圧調整器回路10が提供され
る。調整器回路10はエミッタホロア出力段26を有す
る増幅器18を含んでいる。エミッタホロア段26はP
MOSトランジスタ28のゲートに接続されている。ト
ランジスタ28のソースは電源レール12の入力電圧に
接続されている。調整器10によりトランジスタ28の
ドレーンのノード14に出力が供給される。ノード14
の出力は抵抗(30および34)により分割され負帰還
ループで増幅器18の入力へ供給される。基準電圧22
も増幅器18の第2の入力へ供給されてノード14の出
力が調整された電圧となるようにされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示に従って構成された電圧調整器回
路の一実施例のブロック図。
【図2】本発明の教示に従って構成された図1の回路の
エミッタホロア段の一実施例の回路図。
【図3】本発明の教示に従って構成された図1の回路の
エミッタホロア段の別の実施例の回路図。
【図4】本発明の教示に従って構成された図1の回路の
エミッタホロア段の別の実施例の回路図。
【図5】本発明の教示に従って構成された図1の回路の
エミッタホロア段の別の実施例の回路図。
【図6】本発明の教示に従って構成された電圧調整器の
回路の別の実施例の回路図。
【符号の説明】
10,110 電圧調整器回路 12,112 電源レール 16,116 負荷 18 増幅器 20,122 出力段 22,128 基準電圧源 24,118 増幅器段 26,26a,26b,26c,26d,120 エミ
ッタホロア段 28,124,126,134 PMOSトランジスタ 30,34,146,147,148,150 抵抗 36,46,54,132,138,140,142
NPNバイポーラ接合トランジスタ 38,42,48,50 電流源 40,44,52 PNPバイポーラ接合トランジスタ 144 ショットキーダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー ダブリュ.サンダーズ アメリカ合衆国テキサス州プラノ,アルマ ドライブ 7301,アパートメント ナン バー 1721 (72)発明者 マイクル アール.ケイ アメリカ合衆国テキサス州リチャードソ ン,ストーンヘンジ ドライブ 3035

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧調整用集積回路であって、該回
    路は、第1および第2の入力と出力とを有する増幅器段
    と、増幅器段の出力に接続された入力と出力とを有する
    バイポーラエミッタホロワ段と、ゲートが前記ホロワ段
    の前記出力に接続され、ドレーンが増幅器段の前記第1
    の入力に接続されて前記増幅器段へ負帰還を行い、ソー
    スが入力電圧に接続されてMOSトランジスタのドレー
    ンから広範な負荷インピーダンスに対して所定の周波数
    範囲にわたって安定な調整出力電圧が供給されるMOS
    トランジスタを有する出力段と、を具備する入力電圧調
    整用集積回路。
  2. 【請求項2】 電圧源調整方法であって、該方法は、エ
    ミッタホロワ出力段を有する増幅器回路の第1の入力へ
    基準電圧を供給するステップと、増幅器段の出力をPM
    OSトランジスタのゲートへ供給するステップと、電圧
    源をPMOSトランジスタのソースへ接続するステップ
    と、PMOSトランジスタのドレーンの出力電圧を増幅
    器の第2の入力へ供給し戻して負帰還を行いPMOSト
    ランジスタのドレーン電圧を調整するステップと、から
    なる電圧源調整方法。
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