JPH08234604A - 電子写真装置の定着装置 - Google Patents
電子写真装置の定着装置Info
- Publication number
- JPH08234604A JPH08234604A JP3676195A JP3676195A JPH08234604A JP H08234604 A JPH08234604 A JP H08234604A JP 3676195 A JP3676195 A JP 3676195A JP 3676195 A JP3676195 A JP 3676195A JP H08234604 A JPH08234604 A JP H08234604A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- fixing
- unit
- warm air
- operation part
- Prior art date
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- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷停止時における用紙の伸びと縮みの差に
起因し生じる用紙変形による定着不良の発生を防ぐ。 【構成】 定着部と操作部の境界付近に定着部内の高温
空気の排気ファンを設けて前記境界付近における用紙の
収縮差を緩和することにより、定着不良の印刷障害を解
決する。
起因し生じる用紙変形による定着不良の発生を防ぐ。 【構成】 定着部と操作部の境界付近に定着部内の高温
空気の排気ファンを設けて前記境界付近における用紙の
収縮差を緩和することにより、定着不良の印刷障害を解
決する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置の定着装
置に関するものである。
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２、図３は、電子写真方式プリンタに
おける定着装置の従来例を示すものである。電子写真方
式により顕像化されたトナー像は用紙１上に転写され、
トラクタ２により用紙１は定着部に送りだされる。定着
部に送り出された用紙１上のトナーは、内部にヒータを
有する加熱板５より、用紙１裏面より熱を受け軟化を始
める。軟化を始めたトナーは、内部にヒータ６を有する
加熱ロール７と加圧ロール５とにより挾持搬送されるこ
とにより用紙１上に定着される。熱部を有する定着部
は、内部温度が高温になるため排気ファン９−１により
プリンタ筐体外に排気されるが、常温部である操作部と
定着部の境界は環境に著しい差が生じている。図３は、
印刷が停止したときの定着部の用紙１の状態を示したも
のである。停止した用紙１は、加熱板５および加熱ロー
ル７の熱により用紙吸着部４を境に収縮を始める。一
方、定着前の操作部にある用紙１は、使用環境下の水分
を吸収し伸びる。これにより、用紙吸着部４を境に用紙
１の変形によりシワ形成の起点が形成される。特に環境
条件が高湿であればあるほどその現象は顕著になる。
おける定着装置の従来例を示すものである。電子写真方
式により顕像化されたトナー像は用紙１上に転写され、
トラクタ２により用紙１は定着部に送りだされる。定着
部に送り出された用紙１上のトナーは、内部にヒータを
有する加熱板５より、用紙１裏面より熱を受け軟化を始
める。軟化を始めたトナーは、内部にヒータ６を有する
加熱ロール７と加圧ロール５とにより挾持搬送されるこ
とにより用紙１上に定着される。熱部を有する定着部
は、内部温度が高温になるため排気ファン９−１により
プリンタ筐体外に排気されるが、常温部である操作部と
定着部の境界は環境に著しい差が生じている。図３は、
印刷が停止したときの定着部の用紙１の状態を示したも
のである。停止した用紙１は、加熱板５および加熱ロー
ル７の熱により用紙吸着部４を境に収縮を始める。一
方、定着前の操作部にある用紙１は、使用環境下の水分
を吸収し伸びる。これにより、用紙吸着部４を境に用紙
１の変形によりシワ形成の起点が形成される。特に環境
条件が高湿であればあるほどその現象は顕著になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術の定
着装置においては、印刷停止時における用紙の伸びと縮
みの差により生ずる用紙の変形により、印刷開始時にお
いて印刷面にシワが発生し用紙上に形成されたトナー像
が十分に加熱ロールから熱をうけることができず、定着
不良の印刷障害の原因となる。
着装置においては、印刷停止時における用紙の伸びと縮
みの差により生ずる用紙の変形により、印刷開始時にお
いて印刷面にシワが発生し用紙上に形成されたトナー像
が十分に加熱ロールから熱をうけることができず、定着
不良の印刷障害の原因となる。
【０００４】本発明の目的は、印刷停止時における用紙
の伸びと縮みの差により生ずる用紙の変形により印刷開
始時のシワによる定着不良の発生を防ぐことにある。
の伸びと縮みの差により生ずる用紙の変形により印刷開
始時のシワによる定着不良の発生を防ぐことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、操作部にお
いて電子写真方式により顕像化されたトナー像を有する
用紙を、定着部において加熱ロールおよび加圧ロールか
らなる定着装置で定着するとともに、定着部に設けた暖
気排出用ファンで排気を行う電子写真装置において、定
着部への用紙進入部である定着部と操作部との境界近傍
に定着内部暖気排出用ファンを設けることにより達成さ
れる。
いて電子写真方式により顕像化されたトナー像を有する
用紙を、定着部において加熱ロールおよび加圧ロールか
らなる定着装置で定着するとともに、定着部に設けた暖
気排出用ファンで排気を行う電子写真装置において、定
着部への用紙進入部である定着部と操作部との境界近傍
に定着内部暖気排出用ファンを設けることにより達成さ
れる。
【０００６】
【作用】上記のように構成された定着装置においては、
定着部における高温の排気を操作部に吸引排気すること
により、定着部内の暖気が加熱板、用紙吸着部上の用紙
にそって操作部側に流れるため用紙吸着部前後での用紙
に対する環境条件差が均一化し急激な用紙の収縮差が生
じにくくなる。このため、急激な収縮差によって発生し
た用紙のシワが大幅に減少し、定着不良による印刷品質
障害を低減できる。
定着部における高温の排気を操作部に吸引排気すること
により、定着部内の暖気が加熱板、用紙吸着部上の用紙
にそって操作部側に流れるため用紙吸着部前後での用紙
に対する環境条件差が均一化し急激な用紙の収縮差が生
じにくくなる。このため、急激な収縮差によって発生し
た用紙のシワが大幅に減少し、定着不良による印刷品質
障害を低減できる。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図１を用いて説明する。
図１において、用紙１上のトナーは加熱板５を通過し、
内部にヒータ６を有する加熱ロール７とそれに圧接する
加圧ロール８とに挾持搬送され、加圧加熱されることに
より用紙１上に定着される。定着部と操作部との境界付
近に設けられた排気ファン９−２により定着部内暖気
は、加熱板５、用紙吸着部４上の用紙にそって操作部側
に流れ、プリンタ筐体外に排気される。
図１において、用紙１上のトナーは加熱板５を通過し、
内部にヒータ６を有する加熱ロール７とそれに圧接する
加圧ロール８とに挾持搬送され、加圧加熱されることに
より用紙１上に定着される。定着部と操作部との境界付
近に設けられた排気ファン９−２により定着部内暖気
は、加熱板５、用紙吸着部４上の用紙にそって操作部側
に流れ、プリンタ筐体外に排気される。
【０００８】印刷停止時において用紙吸着部前後での用
紙に対する環境条件差は、暖気の操作部側への流れ込み
により緩和され、急激な用紙の収縮差が生じにくくな
る。なお、本実施例には、加熱板５を有した定着部の構
成での効果を述べたが、加熱板がヒータを有しない案内
板でも同様の効果を得ることができる。
紙に対する環境条件差は、暖気の操作部側への流れ込み
により緩和され、急激な用紙の収縮差が生じにくくな
る。なお、本実施例には、加熱板５を有した定着部の構
成での効果を述べたが、加熱板がヒータを有しない案内
板でも同様の効果を得ることができる。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、印刷停止時において用
紙吸着部前後での用紙に対する環境条件差は、暖気の操
作部側への流れ込みにより緩和され、急激な用紙の収縮
差が生じにくくなる。このため、急激な収縮差によって
発生した用紙のシワが大幅に減少し、定着不良による印
刷品質障害を低減できる。
紙吸着部前後での用紙に対する環境条件差は、暖気の操
作部側への流れ込みにより緩和され、急激な用紙の収縮
差が生じにくくなる。このため、急激な収縮差によって
発生した用紙のシワが大幅に減少し、定着不良による印
刷品質障害を低減できる。
【図１】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図２】従来の定着装置を示す概略構成図である。
【図３】従来の定着装置を示す概略構成図である。
１は用紙、２はトラクタ、３はバッファ、４は用紙吸着
部、５は加熱板、６はヒータ、７は加熱ロール、８は加
圧ロール、９は排気ファンを示す。
部、５は加熱板、６はヒータ、７は加熱ロール、８は加
圧ロール、９は排気ファンを示す。
Claims (2)
- 【請求項１】操作部において電子写真方式により顕像化
されたトナー像を有する用紙を、定着部において加熱ロ
ールおよび加圧ロールからなる定着装置で定着するとと
もに、定着部に設けた暖気排出用ファンで排気を行う電
子写真装置において、定着部への用紙進入部である定着
部と操作部との境界近傍に定着内部暖気排出用ファンを
設けたことをことを特徴とする電子写真装置の定着装
置。 - 【請求項２】前記定着部に、用紙吸着部を有することを
特徴とする請求項１記載の電子写真装置の定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3676195A JPH08234604A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 電子写真装置の定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3676195A JPH08234604A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 電子写真装置の定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08234604A true JPH08234604A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12478743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3676195A Pending JPH08234604A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 電子写真装置の定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08234604A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102193458A (zh) * | 2010-03-15 | 2011-09-21 | 株式会社理光 | 定影装置和成像设备 |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP3676195A patent/JPH08234604A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102193458A (zh) * | 2010-03-15 | 2011-09-21 | 株式会社理光 | 定影装置和成像设备 |
| CN104698797A (zh) * | 2010-03-15 | 2015-06-10 | 株式会社理光 | 定影装置和成像设备 |
| CN104698797B (zh) * | 2010-03-15 | 2017-06-23 | 株式会社理光 | 定影装置和成像设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011009 |