JPH08234315A - 画像投影装置 - Google Patents

画像投影装置

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Publication number
JPH08234315A
JPH08234315A JP7040495A JP4049595A JPH08234315A JP H08234315 A JPH08234315 A JP H08234315A JP 7040495 A JP7040495 A JP 7040495A JP 4049595 A JP4049595 A JP 4049595A JP H08234315 A JPH08234315 A JP H08234315A
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JP
Japan
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light
writing
wavelength
reading
intensity
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Application number
JP7040495A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Usami
由久 宇佐美
Kenichi Nakagawa
謙一 中川
Mitsuru Sawano
充 沢野
Mitsuyoshi Ichihashi
光芳 市橋
Koichi Kimura
宏一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 光増幅及び所望の解像度を確保する波長変
換を単一の手段で実現することができる画像投影装置を
提供することを目的とする。 【構 成】 書き込み側に入射される光の強度に応じて
読み出し側に入射する光源からの光の強度を変調して反
射導出するSLM109と、SLM109の読み出し側
から射出された光を受けるスクリーン等の受光手段と、
SLM109の書き込み側に供給される原稿101の画
像情報を担持する特定波長の書き込み光を選択する3原
色フィルタ107から成る書き込み光生成手段と、SL
M109の読み出し側から特定波長の読み出し光を選択
する3原色フィルタ119とを具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー画像を投影す
ることができる画像投影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネルで変調された画像光を
投影する画像投影装置が知られており、例えば、オーバ
ーヘッドプロジェクタ(以下、OHPと記す)及び印画
紙プリンタが挙げられる。OHPは、不透明原稿若しく
は紙上画像等の散乱型原稿に光を照射し、反射光をレン
ズで集光してスクリーン上に投射するものである。ま
た、印画紙プリンタは、例えば、ポジ画像をポジ画像と
して焼き付けるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】散乱型原稿を用いるO
HPは、原稿に照射された光が散乱されるため、原稿か
らの反射光を効率良く集光することは困難である。従っ
て、所望の光強度を得ようとする場合は、原稿に非常に
強い強度の光を照射することを要する。しかし、この場
合、相当量の熱が発生するため、放熱対策を考慮しなけ
ればならず、また、光学系を構成する部品においても、
耐熱性を考慮しなけらばならない。さらに、効率良く集
光するために、大型の集光レンズを用いなければならな
い。
【0004】熱対策を講じることなく、所望の光強度を
得る手段として、例えば、反射光の光強度を増幅するこ
とが挙げられる。一方、印画紙プリンタにあっては、例
えば、ポジ画像をポジ画像として焼き付ける他、ネガ画
像をポジ画像に変換して焼き付ける場合がある。この場
合、ネガ画像が担持するCMY情報をRGB情報に変換
することを要する。
【0005】従来、色情報を変換する手段、すなわち波
長を変換する手段として、例えば、SHG(第2高調波
発生器)、赤外線カメラ及び蛍光体が存在する。しか
し、上記何れの場合でも解像度の劣化を伴うことから、
特に、カラー画像光を波長変換する手段としては好まし
いものではない。上述のように、各種投影装置におい
て、光の強度を増幅したり、若しくは光の波長を変換し
たいという要望がある。従来、光増幅及び波長変換する
場合は、それぞれ異なる手段で実現可能である。しか
し、単一の手段で光増幅像及び波長変換を実現するとと
もに、カラー画像に対応するべく所望の解像度を確保し
て波長変換を達成することは困難である。
【0006】そこでこの発明は、上記事情に鑑みて成さ
れたもので、光増幅及び所望の解像度を確保する波長変
換を単一の手段で実現することができる画像投影装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる画像投
影装置は、書き込み側に入射される光の強度に応じて読
み出し側に入射する光源からの光の強度を変調して反射
導出する空間光変調手段と、前記空間光変調手段の読み
出し側から射出された光を受ける受光手段と、前記空間
光変調手段の書き込み側に供給される原画像の画像情報
を担持する特定波長の書き込み光を得る書き込み光生成
手段と、前記空間光変調手段の読み出し側から特定波長
の読み出し光を得る読み出し光生成手段とを具備したも
のである。
【0008】さらに、前記書き込み光生成手段が、前記
空間光変調手段の書き込み側に前記原画像の画像情報を
担持する特定波長の書き込み光を選択供給するために、
前記空間光変調手段の書き込み側の光路に配置される第
1の波長選択手段を有し、前記読み出し光生成手段が、
前記受光手段に前記空間光変調手段で変調された特定波
長の読み出し光を選択供給するために、前記空間光変調
手段の読み出し側の光路に配置される第2の波長選択手
段を有する。
【0009】若しくは、前記第1の波長選択手段と前記
第2の波長選択手段とが夫々同一の波長領域を選択する
ものである。若しくは、前記第1の波長選択手段で選択
される波長領域と前記第2の波長選択手段で選択される
波長領域とが夫々所定の関係にあり、前記空間光変調手
段の書き込み側に前記第1の波長選択手段で選択された
光が供給され、前記受光手段に前記第2の波長選択手段
で選択された光が供給されるものである。
【0010】さらに、前記空間光変調手段の読み出し側
に光を照射する光源の強度が、前記空間光変調手段の書
き込み側に入射する光の強度よりも大である。
【0011】
【作用】この発明に係わる前記手段によれば、原画像の
画像情報を担持する書き込み光を空間光変調手段の書き
込み側に供給し、その読み出し側に供給される光源の光
を書き込み光の強度に応じて変調された読み出し光とし
て受光手段に反射導出する光学系を有する画像投影装置
にあって、前記書き込み光に特定波長の情報を担持さ
せ、また前記読み出し光に特定波長の情報を担持させる
ことにより、受光手段にはカラー画像が供給される。
【0012】書き込み光生成手段として、空間光変調手
段の書き込み側の光路に第1の波長選択手段として3原
色フィルタを配置し、原画像の画像情報を担持するフィ
ルムの透過光から特定波長の光を選択して空間光変調手
段の書き込み側に供給する。さらに、読み出し光生成手
段として、空間光変調手段の読み出し側の光路に第2の
波長選択手段として3原色フィルタを配置し、該読み出
し側を照明する光源の光から特定波長を選択して受光手
段に供給する。
【0013】なお、書き込み生成手段として、各色毎に
輝度変調された画像情報を生成するものであっても良
く、この例としては、電子線若しくはレーザビームが挙
げられる。第1の波長選択手段及び第2の波長選択手段
は、それぞれ同一の波長を選択するか若しくは所定の関
係を有してそれぞれ異なる波長を選択するものである。
【0014】各波長選択手段がそれぞれ同一の波長を選
択する場合は、書き込み光が有する波長情報と同一の波
長情報が受光手段に供給される。例えば、原画像がポジ
画像である場合はポジ画像が受光手段に投影され、原画
像がネガ画像である場合はネガ画像が受光手段により投
影される。一方、各波長選択手段がそれぞれ異なる波長
を選択する場合は、書き込み光が有する波長情報が変換
されて受光手段に投影される。例えば、各波長選択手段
が選択する波長を特定することにより、ネガ画像がポジ
画像に変換され若しくはポジ画像がネガ画像に変換され
て受光手段に投影される。さらに、可視光で記録された
画像情報が紫外光に変換されて読み出され受光手段に投
影される。
【0015】また、不可視光で記録された画像情報が可
視光に変換されて受光手段に投影される。例えば、X線
及びγ線等の放射線で記録された画像情報が可視光に変
換されて読み出される。さらに、電子線、宇宙線及び中
性子線等の粒子線で記録された画像情報が可視光に変換
されて読み出される。さらに、電波情報で記録された画
像情報が可視光に変換されて読み出される。さらに、磁
力線で記録された画像情報が可視光に変換されて読み出
される。
【0016】また、空間光変調手段の読み出し側に供給
される読み出し光の強度を、書き込み側に供給される書
き込み光の強度よりも大きくすることにより、増幅され
た光が受光手段に供給される。また、受光手段は、変換
された波長に感応するように適宜選択される。上述のよ
うに、不可視光を可視光に変換する場合は、可視光に感
応する感光材料を選択し、また、可視光を不可視光に変
換する場合は、不可視光に感応する感光材料を選択す
る。例えば、紫外光に感応する感光材料は、C色を35
0nmで発色させ、Mを380nmで発色させ、Y色を
410nmで発色させるものである。
【0017】この発明に適用される空間光変調手段は、
それぞれ平板状の光導電層、光吸収層、誘電体多層膜ミ
ラー及び光変調層が2枚の透明電極で挟持された構造を
有し、書き込み光の強度に応じて読み出し光の強度が変
調される性質を備えたものである。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明に係わる光強度変換の実施例を
示している。すなわち、原稿101には、光源103の
光が照射される。画像情報を担持する光は、レンズ10
5で集光されたのち、3原色(RGB)フィルタ107
を構成する各フィルタ部を介して空間光変調手段(以
下、SLMと記す)109の書き込み側に入射する。
【0019】SLM109に読み出し側には、光源11
1からの光がレンズ113、ビームスプリッタ115、
レンズ117及び3原色(RGB)フィルタ119を構
成する各フィルタ部を介して入射する。SLM109の
書き込み側及び読み出し側に入射する光は、それぞれ同
一の色情報を担持する光が入射する。SLM109の読
み出し側から射出する光は、SLM109の書き込み側
に入射する光の強度に応じて変調されており、この射出
された光は、3原色フィルタ119、レンズ117、ビ
ームスプリッタ115を介して投射され、これにより投
影画像121が得られる。
【0020】投影画像のコントラストは、SLM109
の読み出し側に入射される光源の光強度に依存するた
め、原稿101を照明する光源103の光強度を低く設
定することができる。従って、SLM109の書き込み
側に多くの光量を必要としないことから、耐熱性の低い
部品を配置することができるとともに、低い集光能力の
レンズの配置することができる。
【0021】また、SLM109の読み出し側は反射光
学系で構成されているため、従来のように散乱原稿を照
明して得られる画像光を直接投影する場合に比して、S
LM109の読み出し側に配置される光源103の光強
度を弱く設定することができる。なお、SLM109の
応答速度を考慮してSLM109の書き込み側及び読み
出し側に配置される3原色フィルタ107、119の回
転速度を同期させ、結果的に書き込み側に配置された3
原色フィルタ107を介した光が、読み出し側に配置さ
れた3原色フィルタ119を介することにより色のクロ
ストークが回避される。
【0022】また、SLM109の感度は色毎にそれぞ
れ異なるため、3原色フィルタの各色部を光が通過して
いる時間を色毎に可変することにより良好な色バランス
の画像が得られる。上述のようにSLM109が光強度
を変換しているため、SLM109の書き込み側に要求
される光強度を低く設定することができる。従って、書
き込み側に配置される原稿等に照射する光の強度を低く
設定することができる。
【0023】このことは、耐熱性若しくは耐紫外光性の
低い原稿等を用いる場合に、該原稿が熱若しくは紫外光
の影響を受け難いという利点がある。例えば、紫外光に
よりパターン露光する場合、SLMの書き込み側に配置
されるパターンに強い紫外光を照射する必要がなくな
る。よって、有機物で形成されたマスクを用いて基板に
電極等のパターンを得る場合にでも、紫外光による有機
物への影響が少ない。
【0024】図2乃至図6はそれぞれ図1に示した原理
に基づいて構成されたOHPを示している。すなわち、
図2に示されるように、原稿201を照明する光源20
3の光は、透過型原稿にあっては原稿カバー205で反
射され、また非透過型原稿にあっては該原稿で反射され
たのち、3原色(RGB)フィルタ207及びレンズ2
09を介してSLM211の書き込み側に入射する。
【0025】SLM211の読み出し側には、レンズ2
13、3原色(RGB)フィルタ215及びハーフミラ
ー217を介して光源219の光が入射する。SLM2
11の読み出し側から射出された光は、ハーフミラー2
17で反射されたのち、レンズ220を介してスクリー
ン221に入射する。なお、OHPに使用される原稿
は、耐熱性が低いため、原稿に強い強度の光を照明する
ことができない。しかし、図2に示したように、SLM
を用いて光強度を変換することにより、明るい画像を投
影することができる。
【0026】なお、SLMの読み出し側に非常に強い強
度の光を入射するときは、SLMを冷却することが好ま
しい。また、温度変化によりSLMの特性が急激に変化
する場合は、温調することが好ましい。
【0027】図3乃至図6に示した各構成は、それぞれ
光学系を構成する一部が図2に示した構成と異なる他
は、基本的に図2に示した構成と同一である。よって、
図2に示した構成と同一部分には同一符号を付して詳細
な説明を省略する。すなわち、図3に示したものは、ハ
ーフミラー217の代わりに一部開口ミラー317を用
いたものであり、図4に示したOHPは、ハーフミラー
217の反射機能をSLMに持たせるために、ハーフミ
ラーを廃止し、SLM411の書き込み側の光路と読み
出し側の光路とが略45度の角度をなすように、SLM
211及び書き込み側に配置される各光学部品と読み出
し側に配置される各光学部品とを相対的に傾斜させたも
のである。
【0028】図5に示したOHPは、SLM211の読
み出し側の光路が異なる。すなわち、SLM211の読
み出し側には45度の角度をなして光源219の光がレ
ンズ213、3原色(RGB)フィルタ215を介して
入射し、読み出し側から45度の角度を成して射出され
た光がレンズ219及びミラー501を介してスクリー
ン221に入射する。
【0029】図6に示した構成は、図5に示した実施例
において、外部のスクリーン221に投射していた光を
ミラー501の配置角度を変えて内部の印画紙621に
投射したものである。
【0030】図7はこの発明に係わる波長変換の実施例
を示している。なお、図1に示した実施例と同一部分に
は同一符号を付して詳細な説明を省略する。図1に示し
た実施例を異なる点は、SLMの書き込み側に配置され
る3原色フィルタと読み出し側に配置される3原色フィ
ルタとがそれぞれ補色の関係にある点である。すなわ
ち、SLM109の書き込み側に3原色(RGB)フィ
ルタ107が配置され、SLM109の読み出し側に3
原色(YMC)フィルタ719が配置されている。これ
により、RGBがそれぞれCMYに変換されるため、原
稿101に担持されているネガ画像がポジ画像721と
して投影される。
【0031】なお、図7に示した構成においても、先の
図1に示したときと同様に、各3原色フィルタの同期速
度を制御して各色毎に光が3原色フィルタを通過してい
る時間を変えるようにする。また、ネガ画像をポジ画像
に変換する際、ネガ画像を担持する支持体が着色されて
いる場合があるので、色補正を要する。色補正は、CM
Yの成分比を変えることにより達成される。例えば、C
色成分の露光量を増やす場合は、C色の露光時間の延長
又やC色を露光するときの光源強度の増加若しくはこれ
らの組み合わせにより達成される。
【0032】なお、図7に示して構成では、ネガ画像を
ポジ画像に変換するべくRGBをCMYに波長変換する
場合を示しているが、光源の波長若しくは色フィルタの
種類を変えることにより、赤外光を可視光に若しくは可
視光を紫外光に変換したりすることができる。
【0033】図8乃至図10はそれぞれ波長変換に係わ
る他の実施例を示している。すなわち、図8に示される
ように、光源103の光はネガ画像を記録する原稿10
1を照射し、これにより得られる光は、レンズ105を
介したのちRGの各色を分離導出するダイクロイックミ
ラー801、803及びBを反射導出するミラー805
に入射する。
【0034】ダイクロイックミラー801、803及び
ミラー805からは、それぞれRGB各色の光が導出さ
れ、これら光は、それぞれレンズ807、809、81
1を介したのち、SLM813、815、817の書き
込み側に入射する。各SLMの読み出し側には、それぞ
れR補色光源819、G補色光源821、B補色光源8
23の光が入射する。各SLMの読み出し側から射出さ
れた光は、それぞれレンズ825、827、829を介
してミラ−831及びハーフミラー833、835に入
射する。
【0035】ミラ−831及びハーフミラー833、8
35から導出された光は、それぞれレンズ837を介し
てポジ画像721としてて投射される。図9は図7に示
した実施例と基本的に同一である。図7に示した実施例
と異なる点は、3原色フィルタをそれぞれ液晶パネルに
代えたことにある。すなわち、光源103の光は、液晶
パネル901及びレンズ903を介してネガ画像が記録
された原稿101を照明する。一方、光源111の光は
液晶パネル903及びレンズ113を介したのち、さら
にビームスプリッタ115及びレンズ117を介してS
LM109の読み出し側に入射する。
【0036】液晶パネル901は、マトリクス配列され
たRGBフィルタを備えており、液晶パネル903は、
液晶パネル901のフィルタ配列と対応して、マトリク
ス配列されたCMYフィルタを備えている。そして、液
晶パネル901、903は図10に示されるタイミング
で時分割駆動される。なお、液晶パネルに限らず、光シ
ャッタ等、その開口率が制御可能であれば良い。また、
光源自体の発光強度が時系列で変化させて光量を制御す
るようにしても良い。
【0037】図11はフィルタ機能をSLMに設けたも
のであり、図7に示して実施例と同一部分には同一符号
を付して詳細な説明を省略する。図11に示されるよう
に、SLM151の書き込み側にRGBの3原色フィル
タ153が設けられ、SLM151の読み出し側に,R
GBのフィルタ配列に対応して配列されたCMYの3原
色フィルタ155が設けられている。これにより、RG
Bで書き込まれた光がそれぞれCMYに変換されて読み
出される。
【0038】
【発明の効果】以上説明した発明によれば、画像投影装
置を構成する光路に空間光変調手段を用い、読み出し側
の光路に波長選択手段を設けるこにより、原画像の波長
情報を特定波長に変換して受光手段に投影することがで
きる。このとき、読み出し光強度を書き込み光強度より
も大きくすることにより、画像情報を担持する光を増幅
して投影することができる。このように、空間光変調手
段と波長選択手段とを用いることにより、波長変換と光
増幅とを単一の手段で実現することができる。
【0039】また、空間光変調手段を用いたことにより
得られる増幅機能により、原画像の画像情報を担持する
書き込み光の強度を低く設定することができる。従っ
て、書き込み側に設けられている各種部品の劣化を回避
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略構成図。
【図2】図1に示した構成が適用されるOHPの概略構
成図。
【図3】図1に示した構成が適用されるOHPの概略構
成図。
【図4】図1に示した構成が適用されるOHPの概略構
成図。
【図5】図1に示した構成が適用されるOHPの概略構
成図。
【図6】図1に示した構成が適用されるOHPの概略構
成図。
【図7】この発明の他の実施例を示す概略構成図。
【図8】この発明の他の実施例を示す概略構成図。
【図9】この発明の他の実施例を示す概略構成図。
【図10】図9に示した液晶パネルを駆動する駆動波形
を示すタイミング図。
【図11】この発明の他の実施例を示す概略構成図。
【符号の説明】
101、201 原稿 103、111、203、213、219 光源 105、113 117、209、220、807、8
09、811、825、827、829、837 レン
ズ 107、119、207、215、719、153、1
55 3原色フィルタ 109、211、813、815、817、151 S
LM 115 ビームスプリッタ 121 投影画像 205 原稿カバー 217、833、835 ハーフミラー 221 スクリーン 317 一部開口ミラー 501、805、831 ミラー 621 印画紙 721 ポジ画像 801、803 ダイクロイックミラー 819、821、823 補色光源 901、903 液晶パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市橋 光芳 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 木村 宏一 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込み側に入射される光の強度に応じ
    て読み出し側に入射する光源からの光の強度を変調して
    反射導出する空間光変調手段と、 前記空間光変調手段の読み出し側から射出された光を受
    ける受光手段と、 前記空間光変調手段の書き込み側に供給される原画像の
    画像情報を担持する特定波長の書き込み光を得る書き込
    み光生成手段と、 前記空間光変調手段の読み出し側から特定波長の読み出
    し光を得る読み出し光生成手段とを具備したことを特徴
    とする画像投影装置。
  2. 【請求項2】 前記書き込み光生成手段が、前記空間光
    変調手段の書き込み側に前記原画像の画像情報を担持す
    る特定波長の書き込み光を選択供給するために、前記空
    間光変調手段の書き込み側の光路に配置される第1の波
    長選択手段を有し、 前記読み出し光生成手段が、前記受光手段に前記空間光
    変調手段で変調された特定波長の読み出し光を選択供給
    するために、前記空間光変調手段の読み出し側の光路に
    配置される第2の波長選択手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の波長選択手段と前記第2の波
    長選択手段とが夫々同一の波長領域を選択することを特
    徴とする請求項2に記載の画像投影装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の波長選択手段で選択される波
    長領域と前記第2の波長選択手段で選択される波長領域
    とが夫々所定の関係にあり、 前記空間光変調手段の書き込み側に前記第1の波長選択
    手段で選択された光が供給され、前記受光手段に前記第
    2の波長選択手段で選択された光が供給されることを特
    徴とする請求項2に記載の画像投影装置。
  5. 【請求項5】 前記空間光変調手段の読み出し側に光を
    照射する光源の強度が、前記空間光変調手段の書き込み
    側に入射する光の強度よりも大であることを特徴とする
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像投影装置。
JP7040495A 1995-02-28 1995-02-28 画像投影装置 Pending JPH08234315A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7040495A JPH08234315A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 画像投影装置

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JP7040495A JPH08234315A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 画像投影装置

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ID=12582161

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100835117B1 (ko) * 2006-01-31 2008-06-05 삼성전기주식회사 반도체 다이오드를 이용한 프로젝션 시스템
WO2019104829A1 (zh) * 2017-11-29 2019-06-06 深圳光峰科技股份有限公司 波长转换装置

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