JPH08234134A - 光学的視察装置 - Google Patents
光学的視察装置Info
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- JPH08234134A JPH08234134A JP31818595A JP31818595A JPH08234134A JP H08234134 A JPH08234134 A JP H08234134A JP 31818595 A JP31818595 A JP 31818595A JP 31818595 A JP31818595 A JP 31818595A JP H08234134 A JPH08234134 A JP H08234134A
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Abstract
る塵粒子の付着を抑止する。 【解決手段】 視察装置11が視野からの光を受ける光
学的平面42と、光学的平面42から視察方向前方に突
出する管状シュラウド31と、浄化ガスをノズルに導入
して光学的平面42を汚染からシールドする浄化ガス手
段とから成り、浄化ガス手段を、浄化ガスを光学的平面
42に隣接したノズル内へと送給して第1浄化ガス流と
する第1ガス送給手段41と、ノズル前端にわたって浄
化ガスを送給し、第1浄化ガス流のガスを乗せる第2浄
化ガス流とする弧状の長孔出口47を有する第2ガス送
給手段43とで構成している。
Description
が視野からの光を受ける光学的平面を略汚染のない状態
に保持する光学的視察装置(optical viewing apparatu
s)に関するものである。
ープ等の遠隔視察装置の助けを借りて、工程中の産物や
材料を視覚的に検査するのが必要又は望ましい工業用工
程が多数ある。
ば、高炉内部の視察、金属鋳造機のタンデイッシュ等の
構成要素中の溶融金属高さの測定、ストリップ鋳造機又
は圧延機内の高温金属ストリップの視察等がある。
ズやレンズの前に位置した保護窓を急速に汚染し得る夥
しい量の塵等の微粒子材料を含む厳しい環境内にカメラ
等の視察装置を据え付けねばならないことがしばしばで
ある。
を備え、カメラレンズや保護窓の直前に取付けたノズル
内へと浄化ガスを延入させ、微粒子材料や煙気がレンズ
や保護窓の光学的平面に達するのを防ぐ浄化ガス流パタ
ーンとすることが公知である。
平面に接触する逆渦流(back eddies)のないガス流を生
み出すことは極く困難であるし、従来設計では浄化ガス
流を非常に綿密に制御しない限り、逆渦流を引起こして
しまい、塵粒子の光学的平面への付着を促進し、視野に
塵粒子を堆積させ又は光学的平面の擦り取りを生じさせ
得ることが判明している。
で、斯かる逆渦流の生成を最小限にし、光学的平面に対
して優れた浄化作用を呈する光学的視察装置を提供する
ことを目的としている。
め、本発明の光学的視察装置においては、視察装置が視
野からの光を受ける光学的平面と、視野を取り囲むよう
該光学的平面から視察方向前方に突出するとともに、ガ
ス流ノズルを構成する内周面を有する管状シュラウド
と、浄化ガスをノズルに導入して前記光学的平面を汚染
からシールドする浄化ガス手段とから成り、該浄化ガス
手段を、浄化ガスを前記光学的平面に隣接したノズルへ
と送給してノズル内に第1浄化ガス流を生み出す第1ガ
ス送給手段と、ノズル前端にわたって浄化ガスを送給
し、第1浄化ガス流のガスを乗せてノズルを介し前方へ
と引き寄せる第2浄化ガス流とする第2ガス送給手段と
を備えている。
がり状とする。
ス流よりも大きくなるよう第2ガス送給手段を構成す
る。
ゴン等の同一ガスでもよいが、両ガス流を相異なるガス
の流れとすることも可能である。
てノズルまわりに周方向に離間した複数のガス出口ポー
トで構成することができる。
隣接したノズルの周方向に延びる環状長孔出口で構成す
ることができる。
スをノズルの略半径方向内方に向けるよう構成すること
ができる。
外端に隣接してノズルに形成したガス出口手段により構
成する。
から他端へとノズルにわたってノズル前方へと向けた結
果として第2浄化ガス流がノズルの反第2ガス出口手段
側の位置でノズル前方縁にわたって流れることによりノ
ズルから逃げ出るよう、第2ガス送給手段を構成する。
口手段側の位置のノズル縁を前方外方に湾曲させる。
た弧状長孔出口で構成することができる。
0°の範囲の弧にわたって延びることができ、ガス流の
方向にノズルへと末広がり状とすることができる。
0°の範囲の弧にわたってノズル周方向に離間した一連
の個々のポート出口で構成することができる。
アスコープ又は内視鏡等の光学的視察装置の対物レンズ
の表面とすることができる。
ンズの前に配した窓の略平らな面とすることができ、そ
の場合には窓は光学的フィルターとしても働くことがで
きる。
るため、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ詳細に
記述する。
メラハウジング12内に取付けられている。
のであってよく、その内部構成は図示しない。
モ株式会社が製造するエルモMP481PAL CCD
カラービデオマイクロカメラがある。
内部構造を収容する管体13であって、ケーブル20に
より遠隔地にある在来の信号処理装置及び視覚的表示ス
クリーンに接続される。
保護し且つ光学的フィルターとしても働き得る板窓14
によって閉じられる。
ガラス、溶融シリカ、石英、サファイア等があり、サフ
ァイアは溶融金属等の非常に高温な材料の検査に装置を
使う場合に熱抵抗性があるので特に有用である。
線の強度を減らすフィルターとして働くことができ、赤
外線被覆を施すことにより赤外線輻射を反射させてCC
D素子を熱焼損や飽和(burn-out or saturation)から保
護することができる。
1を厳しい高温環境から保護するよう設計されている。
なっており、ビデオカメラ11を過熱から保護する冷却
水循環システムが組込まれている。
ウド31と、シュラウド31の内部を浄化するガス浄化
システム(第1ガス送給手段41、第2ガス送給手段4
3)も組入れられていて、煙気、塵等の汚染物質の進入
によって板窓14が汚染されるのが防がれる。
合し合った内筒ピース16及び外筒ピース17であり、
その内側に冷却水ジャケット18がある。
することにより冷却水ジャケット18と内筒ピース16
との間に水冷通路19を形成する。
合し合い、背板21及び固定ねじ22,23により一体
保持されて、ビデオカメラ11を取り囲む複合のハウジ
ング筒を形成する。
れた入水管24を介して水冷通路19に供給される。
に隣接して設けられて内筒ピース16に接続され、冷却
水ジャケット18の溝は、入水管24からの水流がハウ
ジング筒全長に沿って水冷通路19を流れて出水管へと
戻されるよう形成される。
は、ねじ26により外筒ピース17に固定されて複雑形
状を形成し、本発明の一部を構成しない仕方で取付設備
に嵌合されるようになっている。
組込まれる。
と内ノズルピース33であり、これらは、溶接34によ
り接合される。
35により外スリーブ25に外嵌される。
ス36が、内ノズルピース33と外筒ピース17の前端
との間にクランプされる。
33の内面は略載頭円錐形であり、これらが一緒になっ
て連続して前方外方へと末広がり状のノズルを形成し、
そのノズルに浄化ガス手段から浄化ガスが導入されて汚
染物質の進入が防がれる。
れるべき板窓14の外部光学的平面42に隣接してノズ
ルに浄化ガスを供給する第1ガス送給手段41と、ノズ
ルの前端にわたって浄化ガスを供給する第2ガス送給手
段43である。
シュラウドピース36の内部に形成され板窓14のまわ
りに周方向に離間した一連のガス出口ポート44であ
る。
ス36を介して半径方向外方に延び、内外筒ピース1
6,17間に形成された環状ガス供給室45に連通す
る。
6から浄化ガスが供給される。
によってはアルゴン等の不活性ガス等、他のガスを使わ
なければならない場合もある。
ノズルピース33の前端、ノズル片側に形成された弧状
の長孔出口47であり、該長孔出口47には、内ノズル
ピース33とシュラウド31の外管32との間に形成さ
れた室48から浄化ガスが供給される。
接続されたガス入管49によって行なわれる。
に供給される浄化ガスは、一連のガス出口ポート44を
介して供給されるのと同じ種類のガスでよいが、場合に
よっては第1ガス送給手段41と第2ガス送給手段43
に相異なるガスを導入することも可能である。
化ガスは、漸次圧力が低下する流れでノズルに沿って前
方外方へ延び、ノズルを介して板窓14に汚染物質が進
入するのを防ぐバリヤとなる。
出すためには、ノズルの円錐角を、0°〜30°の範囲
とするのが好ましく、ノズル長さは、ノズル最小径の少
なくとも3倍とすべきである。
47から浄化ガスカーテン流51を生み出す。
端にわたって延び、ノズルの反長孔出口47側の縁52
にわたって流れることによりノズルから逃げ出る。
れていて縁まわりのガス流の滑らかな流れを促す。
カーテン流51の湾曲縁への追従が促される結果、ガス
流全体がノズルから横方向に流れ出る。
てきた内流からの浄化ガスを乗せてもいるので、ガス全
部がシュラウド31の側部に排出され、ガスはシュラウ
ド31からはっきり前方へは射出されない。
を測定する場合等、装置をガス流で乱され得る表面に最
接近させるべき場合に特に重要となり得る。
して送給されたガスが、長孔出口47により造られた横
方向カーテン流に乗せられることにより、ガス出口ポー
ト44から流れるガスがノズルに沿って前方に吸引さ
れ、このことにより、汚染物質の進入をもたらし得るノ
ズル内の逆渦流発生の可能性が事実上なくなる。
介したガス流をガス出口ポート44を介したガス流より
も実質的に大きくすることが好ましく、そうすれば、長
孔出口47から出た横方向カーテン流はガス出口ポート
44から出たガスの全マスフローを乗せるのに充分な速
度とマスフローを有する。
ルの横方向に滑らかに流れるのを確保するためには、長
孔出口47が、ノズル表面に対し略垂直にノズルへと射
出される安定した流れを生み出すのに充分な内部長さを
有することが重要である。
は流れ方向に末広がり状に形成して、逃げ出る浄化ガス
が長孔出口47に沿って膨張するようにする。
置では、重要な寸法・操作パラメータは次のようであ
る。
ば、図示した装置を連続ストリップ鋳造機の鋳造溜め内
の溶融鋼の液位をモニターするのに用い得ること及びカ
メラ窓を本質的に汚染することなしに溶融鋼表面に非常
に接近させることができることが判明した。
ためであって、本発明の装置を厳しい環境での遠隔視察
を行なうのに用い得るその他多くの工業的適用があると
了解すべきである。
ヘッドやボアスコープ等他の視覚的画像装置に置き換え
得る場合もある。
レンズ又はカメラの対物レンズの視察方向前方に位置し
た保護窓表面等である。
実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え得ること
は勿論である。
装置によれば、第1ガス送給手段により浄化ガスを光学
的平面に隣接したノズルへと送給してノズル内に第1浄
化ガス流を生み出し、更に、第2ガス送給手段により前
記の第1浄化ガス流のガスを第2浄化ガス流に乗せてノ
ズルを介し前方へと引き寄せるので、シュラウドの内方
における逆渦流の生成を最小限にすることが可能とな
り、光学的平面への塵粒子の付着を効果的に抑止でき
る、という優れた効果を奏し得る。
ビデオカメラに適用した場合の縦断面図である。
ビデオカメラに適用した場合の正面図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 視察装置が視野からの光を受ける光学的
平面と、視野を取り囲むよう該光学的平面から視察方向
前方に突出するとともに、ガス流ノズルを構成する内周
面を有する管状シュラウドと、浄化ガスをノズルに導入
して前記光学的平面を汚染からシールドする浄化ガス手
段とから成り、該浄化ガス手段を、浄化ガスを前記光学
的平面に隣接したノズルへと送給してノズル内に第1浄
化ガス流を生み出す第1ガス送給手段と、ノズル前端に
わたって浄化ガスを送給し、第1浄化ガス流のガスを乗
せてノズルを介し前方へと引き寄せる第2浄化ガス流と
する第2ガス送給手段とで構成したことを特徴とする光
学的視察装置。 - 【請求項2】 第2浄化ガス流が第1浄化ガス流よりも
大きくなるよう第2ガス送給手段を構成した、請求項1
に記載の光学的視察装置。 - 【請求項3】 第1及び第2浄化ガス流が同一のガスか
らなる、請求項1又は2に記載の光学的視察装置。 - 【請求項4】 第1ガス送給手段を、光学的平面に隣接
したノズルまわりに周方向に離間した複数のガス出口ポ
ートで構成した、請求項1乃至3のいずれかに記載の光
学的視察装置。 - 【請求項5】 第1ガス送給手段を、光学的平面に隣接
したノズルの周方向に延びる環状長孔出口で構成した、
請求項1乃至3のいずれかに記載の光学的視察装置。 - 【請求項6】 浄化ガスをノズルの略半径方向内方に向
けるよう第1ガス送給手段を構成した、請求項1乃至5
のいずれかに記載の光学的視察装置。 - 【請求項7】 第2ガス送給手段を、ノズル前端に隣接
してノズルに形成したガス出口手段により構成した、請
求項1乃至6のいずれかに記載の光学的視察装置。 - 【請求項8】 第2浄化ガス流を一端から他端へとノズ
ルにわたってノズル前方へと向けた結果として第2浄化
ガス流がノズルの反第2ガス出口手段側の位置でノズル
前方縁にわたって流れることによりノズルから逃げ出る
よう、第2ガス送給手段を構成した、請求項7に記載の
光学的視察装置。 - 【請求項9】 ノズルの反第2ガス出口手段側の位置の
ノズル縁を前方外方に湾曲させた、請求項8に記載の光
学的視察装置。 - 【請求項10】 第2ガス送給手段を、ノズルの片側に
形成した弧状の長孔出口で構成した、請求項7乃至9の
いずれかに記載の光学的視察装置。 - 【請求項11】 第2ガス送給手段の長孔出口がノズル
周方向に90°〜180°の範囲の弧にわたって延び
る、請求項10に記載の光学的視察装置。 - 【請求項12】 第2ガス送給手段の長孔出口がガス流
の方向にノズルへと末広がり状になっている、請求項1
0又は11に記載の光学的視察装置。 - 【請求項13】 第2ガス送給手段を、90°〜180
°の範囲の弧にわたってノズル周方向に離間した一連の
個々のポート出口で構成した、請求項7乃至9のいずれ
かに記載の光学的視察装置。 - 【請求項14】 ノズルが視察方向前方に末広がり状と
なっている、請求項1乃至13のいずれかに記載の光学
的視察装置。 - 【請求項15】 光学的平面が視察装置の保護窓の表面
である、請求項1乃至14のいずれかに記載の光学的視
察装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AU80273/94A AU685526B2 (en) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | Optical viewing apparatus |
AU80273/94 | 1994-12-07 |
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JPH08234134A true JPH08234134A (ja) | 1996-09-13 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
---|---|
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AU (1) | AU685526B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004109220A (ja) * | 2002-09-13 | 2004-04-08 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 光学的視察装置 |
WO2014021089A1 (ja) * | 2012-08-02 | 2014-02-06 | 旭硝子株式会社 | 高温炉内監視カメラ装置及び監視システム |
JP2014181378A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Nisshin Steel Co Ltd | 溶融めっき設備 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE830895A (fr) * | 1975-07-01 | 1976-01-02 | Dispositif pour surveiller l'interieur d'une enceinte | |
US4509104A (en) * | 1982-04-27 | 1985-04-02 | Dainichi-Nippon Cables, Ltd. | High temperature resistant lighting device |
GB8829695D0 (en) * | 1988-12-20 | 1989-02-15 | British Steel Plc | Observation of furnace interiors |
-
1994
- 1994-12-07 AU AU80273/94A patent/AU685526B2/en not_active Ceased
-
1995
- 1995-12-06 JP JP31818595A patent/JP3765504B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004109220A (ja) * | 2002-09-13 | 2004-04-08 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 光学的視察装置 |
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JP2014181378A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Nisshin Steel Co Ltd | 溶融めっき設備 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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AU8027394A (en) | 1996-06-13 |
AU685526B2 (en) | 1998-01-22 |
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