JPH08234044A - 光ファイバカプラおよびその製造方法 - Google Patents

光ファイバカプラおよびその製造方法

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JPH08234044A
JPH08234044A JP4155195A JP4155195A JPH08234044A JP H08234044 A JPH08234044 A JP H08234044A JP 4155195 A JP4155195 A JP 4155195A JP 4155195 A JP4155195 A JP 4155195A JP H08234044 A JPH08234044 A JP H08234044A
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JP
Japan
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optical fiber
optical
optical coupling
coupling portion
fiber coupler
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Pending
Application number
JP4155195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Ishiguro
洋一 石黒
Hideyori Sasaoka
英資 笹岡
Masaru Yui
大 油井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度による特性の変化が極めて少ない光ファ
イバカプラを提供する。 【構成】 光ファイバカプラは、基板15への固定は、
その被覆部と被覆除去部において接着剤16と接着剤1
7で固定されている。接着剤17の固定位置において
は、光結合部14の両側において段差部が形成されてい
る。したがって、光結合部14が張力を付与された状態
で固定されても、接着剤17中に段差部があることによ
って、接着剤17中で光ファイバが移動することがな
く、長期にわたって、固定状態を維持でき、特性変動を
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2本以上の光ファイバ
を溶融延伸してなる光ファイバカプラおよびその製造方
法に関するものである。に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、例えば、特開平5−
34540号公報に示される光ファイバカプラがある。
この公報に記載された光ファイバカプラは、光結合部
は、露出ガラス部の非延伸部のみが接着剤により基板に
固定されている。
【0003】このように、非延伸部を固定した光ファイ
バカプラは、環境温度が変化したとき、分岐比が大きく
変動する場合があった。分岐比の変動は、接着剤の樹
脂、基板、光ファイバ自体が、温度変化による熱膨張、
収縮を生じて、基板に固定した光ファイバが弛み、形状
変化を生じて、特性の変化を起こすことが知られてい
る。温度変化による特性変動を防止するため、光ファイ
バに十分大きな張力をかけて固定する方法や、接着剤樹
脂と光ファイバの密着性を上げる方法などの対策がとら
れてきたが、十分とはいえなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、温度による特性の変化が極
めて少ない光ファイバカプラ、ならびに、その製造方法
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、2本以上の光ファイバを融着・延
伸して形成された光結合部の両側を基板に固定した光フ
ァイバカプラにおいて、前記光ファイバは、固定部分に
おいて段差が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の光ファイバカプラにおいて、前記段差は、光
結合部の両側で光ファイバが細くされていることにより
形成されたものであることを特徴とするものである。
【0007】請求項3に記載の発明においては、請求項
2に記載の光ファイバカプラにおいて、細くされている
部分の外径が、そうでない部分の外径の70%以上90
%以下であることを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載の発明においては、2本以
上の光ファイバを融着・延伸して光結合部を形成し、該
光結合部の両側を基板に固定する光ファイバカプラの製
造方法において、融着・延伸を行なう前に、光結合部と
なる部分の少なくとも両側において加熱延伸して外径を
細くして段差を形成しておき、融着・延伸して光結合部
を形成した後、段差部分を基板に固定することを特徴と
するものである。
【0009】請求項5に記載の発明においては、2本以
上の光ファイバを融着・延伸して光結合部を形成し、該
光結合部の両側を基板に固定する光ファイバカプラの製
造方法において、融着・延伸して形成された光結合部の
両側の一部分を加熱延伸して外径を細くして段差を形成
し、該段差部分を基板に固定することを特徴とするもの
である。
【0010】請求項6に記載の発明においては、2本以
上の光ファイバを融着・延伸して光結合部を形成し、該
光結合部の両側を基板に固定する光ファイバカプラの製
造方法において、融着・延伸を行なう前に、光結合部と
なる部分の少なくとも両側においてフッ酸によってエッ
チングして外径を細くして段差を形成しておき、融着・
延伸して光結合部を形成した後、段差部分を基板に固定
することを特徴とするものである。
【0011】請求項7に記載の発明においては、2本以
上の光ファイバを融着・延伸して光結合部を形成し、該
光結合部の両側を基板に固定する光ファイバカプラの製
造方法において、融着・延伸して形成された光結合部の
両側の一部分をフッ酸によってエッチングして段差を形
成し、該段差部分を基板に固定することを特徴とするも
のである。
【0012】請求項8に記載の発明においては、請求項
4〜7のいずれか1項に記載の光ファイバカプラの製造
方法において、前記段差部分は、細くした部分が当初の
外径の70%以上90%以下となるように形成されたも
のであることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、光結合部の両側に段差が形成
されており、この部分を基板に固定したことにより、固
定部分において段差が引っ掛かり、光ファイバが基板に
対してずれることを防止できる。したがって、当初に光
ファイバにかけた張力がいつまでも保たれ、環境温度が
変わっても光結合部の形状の変化を抑えることができ、
分岐比が一定値に保たれる。段差は光ファイバを細くす
ることによって形成することができる。段差の形状は、
必ずしも急峻である必要はなく、緩い段差であってもよ
い。
【0014】光ファイバの融着・延伸を行なう前に、光
結合部となる部分の少なくとも両側において加熱延伸し
て外径を細くして段差を形成しておき、融着・延伸して
光結合部を形成することによって、光結合部の両側に段
差を形成することができる。したがって、融着・延伸を
行なう前に、光結合部を形成する部分を含めて、加熱延
伸を行なって、細径部を形成し、細径部において、融着
・延伸を行なって光結合部を形成できる。また、融着・
延伸して形成された光結合部の両側の一部分を加熱延伸
して外径を細くすることによって段差を形成することが
できる。
【0015】細径部は、フッ酸を用いたエッチングによ
っても形成することができる。すなわち、融着・延伸を
行なう前に、光結合部となる部分の少なくとも両側にお
いてフッ酸によってエッチングすることにより外径を細
くして段差を形成しておき、融着・延伸して光結合部を
形成することができる。したがって、融着・延伸を行な
う前に、光結合部を形成する部分を含めて、フッ酸でエ
ッチングを行なうことにより、細径部を形成することが
でき、細径部において、融着・延伸を行なって光結合部
を形成できる。また、融着・延伸して形成された光結合
部の両側の一部分をフッ酸によってエッチングすること
により段差を形成することができる。細径部分の形成
は、固定のための十分な効果を得るためには、当初の外
径の90%以下であることが望ましく、また、伝送特性
に影響を与えないために、当初の外径の70%以上がよ
い。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の光ファイバカプラの製造方
法の一実施例を説明するための光ファイバカプラ製造装
置の概略構成図である。図中、1,2は光ファイバ、3
a,3bは延伸ステージ、4a,4bは重り、5a,5
bは糸、6a,6bはクランパ、7は測定用光源、8
a,8bはパワーメータ、9はトーチである。2本の光
ファイバは、延伸ステージ3a,3bに取り付けられ
る。延伸ステージ3a,3bには、糸5a,5bが取り
付けられ、滑車を経由して糸5a,5bの先端に重り4
a,4bが取り付けられており、延伸ステージ3a,3
bには、重り4a,4bの重さに応じた一定の張力が与
えられる。クランパ6a,6bは、光ファイバ素線1,
2のガラス部をクランプして、密着させるためのもので
ある。測定用光源7は、一方の光ファイバ1,2のうち
の一方に測定光を入射させる。延伸中において光結合部
からの出射光は、パワーメータ8a,8bによって測定
され、分岐比や過剰損失を測定することができる。トー
チ9は、光ファイバ素線1a,2aに沿って往復移動し
ながら光ファイバを加熱することができるものであり、
一般に、水素,プロパン,アセチレン等の可燃性ガスと
酸素との混合気体を燃焼させるものであるが、これに限
られるものではなく、抵抗炉,セラミックヒータ、赤外
線ヒータ等の熱源を用いることもできる。
【0017】製造方法について説明する。光ファイバ
1,2の被覆を所定長さにわたって除去して、ガラス部
を露出させ、融着・延伸を行なって、光結合部を形成す
るが、この実施例では、融着・延伸の前に、光ファイバ
1,2のガラス部に段部を形成しておく。段部の形成
は、光ファイバカプラ製造装置を利用することができ
る。すなわち、被覆の一部を除去した光ファイバ1,2
を、延伸ステージ3a,3bに横に並べて取り付け、重
り4a,4bによる張力を与えて、トーチ9で所定長さ
範囲を加熱しながら、延伸ステージ3a,3b移動させ
る。これにより、光ファイバ1,2のガラス部は所定長
さ範囲にわたって加熱延伸され、延伸されない部分と延
伸された細径部との境界付近に段差が形成される。この
実施例では、所定長さの延伸部分は、均一に延伸され
る。延伸量は、直径が70〜90%程度に細くなるよう
にするのがよい。
【0018】ついで、光結合部を形成する。クランパ6
a,6bで細径部において光結合部を形成する部分の両
側の適当な位置をクランプして、ガラス部を接触させ、
トーチ9で加熱して所定範囲を融着させる。ついで、ガ
ラス部のクランパ6a,6bを外し、トーチ9で加熱し
ながら、延伸ステージ3a,3bに重り4a,4bによ
る張力を与えて、延伸ステージ3a,3bを移動させ
て、ガラス部を延伸し、光結合部を形成する。延伸工程
においては、一方の光ファイバ1の一端側に測定用光源
7からの光線を入射させ、他方側からパワーメータ8
a,8bで出射光をモニタし、所定の分岐比が得られた
ところで、延伸を停止する。
【0019】この状態で、図示しない補強基板を光結合
部の下に位置させ、段差部分を含むように接着剤で固定
する。接着剤としては、ウレタンアクリレート系,エポ
キシ系,シアノアクリレート系等の紫外線硬化型あるい
は熱硬化型の接着剤が、硬化時間を短縮できる点で有利
であるが、他の接着剤を用いることもできることはいう
までもない。補強基板には、適当なカバー部材を用いる
ことができる。
【0020】図2は、本発明の光ファイバカプラの一実
施例における固定状態の説明図である。図中、11は光
ファイバ、12は非延伸部、13は延伸部、14は光結
合部、15は基板、16,17は接着剤である。非延伸
部12は、光ファイバ11の被覆を除去したままの部分
であり、ガラス部である。延伸部13は、上述したよう
に、融着・延伸工程に先立って形成された細径部であ
る。非延伸部と延伸部の境界付近には段差部が形成され
ている。基板15は、石英やセラミックスなど、光ファ
イバと同等の線膨張係数を有する材質のものが好まし
い。
【0021】基板15への固定は、被覆部を固定する接
着剤16と被覆除去部を固定する接着剤17とにより行
なわれる。接着剤17の固定位置は、段差部を含む部分
で行なわれる。光結合部14が張力を付与された状態で
固定されても、接着剤17中に段差部があることによっ
て、接着剤17中で光ファイバが移動することがなく、
長期にわたって、固定状態を維持でき、特性変動を防止
できる。
【0022】図3は、段差部の形成方法の実施例の説明
図である。図中、21,23は元のままのガラス部、2
2は細径部、24は光結合部である。
【0023】図3(A)は、上述した実施例で説明した
ように、融着・延伸を行なう前に所定長さ範囲にわたっ
て、細径部22を形成したものである。細径部の形成
は、上述した加熱延伸に限られるものではなく、フッ酸
を用いたエッチングによって細径部を形成してもよい。
元のままのガラス部21と細径部22の境界付近に段差
が形成されるが、図では急峻な段差として図示したが、
必ずしもこのような急峻な段差が形成されるものではな
い。また、段差は急峻である必要はなく、緩い段差でも
充分な効果を得ることができる。この実施例では、細径
部に光結合部が形成される。
【0024】図3(B)は、光結合部が形成される部分
の外側の一部分に細径部22を形成したものである。細
径部22は、図3(A)と同様に、加熱延伸、フッ酸に
よるエッチングによって形成することができる。しか
し、フッ酸によるエッチングで細径部を形成する方法
は、図3(A)で説明した実施例のが、工程上簡単であ
る。この実施例でも、細径部22は融着・延伸を行なう
前に形成され、2つの細径部22の間の元のままのガラ
ス部23に光結合部が形成される。
【0025】図3(C)は、光結合部24を形成した
後、細径部22を形成した実施例である。光結合部22
の両側に細径部22を形成する。形成方法は、加熱延
伸、フッ酸によるエッチングのいずれでもよいが、加熱
延伸による方法が工程上は同じ設備でできるから有利で
ある。
【0026】なお、図3(B),図3(C)で説明した
ように、一部分に細径部を形成して段差を形成する場合
には、全周にわたって細径部による凹部を形成すること
なく、周囲の一部に凹部を形成して段差を形成するよう
にしてもよい。
【0027】具体例について説明する。外径125μm
の2本のシングルモードファイバの中間の被覆を6cm
にわたって剥がし、図1で説明したような光ファイバカ
プラの製造装置の延伸ステージに並べて固定した。トー
チを0.5mm/sで移動させながら2本の光ファイバ
を加熱し、同時に延伸ステージも外方向に0.55mm
/sで移動させ光ファイバを延伸した。光ファイバは2
本とも5cmの長さにわたり、外径が110μmになっ
た。この光ファイバの中央部分を上述したように加熱融
着した後、融着延伸して光結合部を作り、これを20g
の張力を加えた状態で、光結合部の外縁を紫外線硬化樹
脂で基板に固定し光ファイバカプラを製造した。このよ
うにして製造した光ファイバカプラに本線、支線の出力
をモニタしつつ、環境温度を−40℃から75℃の範囲
で、変化させた。出力の変動は、0.05dB以下と非
常に変化が少なかった。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光結合部の両側に段差を形成したものを、段
差部分において基板に固定するので、固定された光ファ
イバが基板に対して長期にわたって移動することなく固
定され、常に張力がかかった状態を維持できるので、光
結合部が温度による形状変化を起こさなくなるため、温
度特性に優れた光ファイバカプラとなるという効果があ
る。
【0029】段差部の形成に際して、光ファイバの融着
・延伸を行なう前に、光結合部となる部分の少なくとも
両側において加熱延伸して外径を細くして段差を形成し
ておき、融着・延伸して光結合部を形成することによっ
て、光結合部の両側に段差を形成することができ、ある
いは、融着・延伸して形成された光結合部の両側の一部
分を加熱延伸して外径を細くすることによって段差を形
成することによって、同じ製造設備で、段差の形成と光
結合部の形成ができる。
【0030】また、段差部の形成を、融着・延伸を行な
う前に、光結合部となる部分の少なくとも両側において
フッ酸によってエッチングすることにより外径を細くし
て段差を形成しておき、融着・延伸して光結合部を形成
することができ、あるいは、融着・延伸して形成された
光結合部の両側の一部分をフッ酸によってエッチングす
ることにより段差を形成することができ、これによって
形成した段差により、基板への強固な固定が可能とな
る。
【0031】細径部分の形成は、当初の外径の90%以
下、70%以上とすることにより、固定のための十分な
効果が得られ、また、伝送特性に影響を与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバカプラの製造方法の一実施
例を説明するための光ファイバカプラ製造装置の概略構
成図である。
【図2】本発明の光ファイバカプラの一実施例における
固定状態の説明図である。
【図3】段差部の形成方法の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1,2…光ファイバ、3a,3b…延伸ステージ、4
a,4b…重り、5a,5b…糸、6a,6b…クラン
パ、7…測定用光源、8a,8b…パワーメータ、9…
トーチ、11…光ファイバ、12…非延伸部、13…延
伸部、14…光結合部、15…基板、16,17…接着
剤、21.23…元のままのガラス部、22…細径部、
24…光結合部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本以上の光ファイバを融着・延伸して
    形成された光結合部の両側を基板に固定した光ファイバ
    カプラにおいて、前記光ファイバは、固定部分において
    段差が形成されていることを特徴とする光ファイバカプ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記段差は、光結合部の両側で光ファイ
    バが細くされていることにより形成されたものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光ファイバカプラ。
  3. 【請求項3】 細くされている部分の外径が、そうでな
    い部分の外径の70%以上90%以下であることを特徴
    とする請求項2に記載の光ファイバカプラ。
  4. 【請求項4】 2本以上の光ファイバを融着・延伸して
    光結合部を形成し、該光結合部の両側を基板に固定する
    光ファイバカプラの製造方法において、融着・延伸を行
    なう前に、光結合部となる部分の少なくとも両側におい
    て加熱延伸して外径を細くして段差を形成しておき、融
    着・延伸して光結合部を形成した後、段差部分を基板に
    固定することを特徴とする光ファイバカプラの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 2本以上の光ファイバを融着・延伸して
    光結合部を形成し、該光結合部の両側を基板に固定する
    光ファイバカプラの製造方法において、融着・延伸して
    形成された光結合部の両側の一部分を加熱延伸して外径
    を細くして段差を形成し、該段差部分を基板に固定する
    ことを特徴とする光ファイバカプラの製造方法。
  6. 【請求項6】 2本以上の光ファイバを融着・延伸して
    光結合部を形成し、該光結合部の両側を基板に固定する
    光ファイバカプラの製造方法において、融着・延伸を行
    なう前に、光結合部となる部分の少なくとも両側におい
    てフッ酸によってエッチングして外径を細くして段差を
    形成しておき、融着・延伸して光結合部を形成した後、
    段差部分を基板に固定することを特徴とする光ファイバ
    カプラの製造方法。
  7. 【請求項7】 2本以上の光ファイバを融着・延伸して
    光結合部を形成し、該光結合部の両側を基板に固定する
    光ファイバカプラの製造方法において、融着・延伸して
    形成された光結合部の両側の一部分をフッ酸によってエ
    ッチングして段差を形成し、該段差部分を基板に固定す
    ることを特徴とする光ファイバカプラの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記段差部分は、細くした部分が当初の
    外径の70%以上90%以下となるように形成されたも
    のであることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項
    に記載の光ファイバカプラの製造方法。
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