JPH08234013A - カラーフィルター製造方法 - Google Patents

カラーフィルター製造方法

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Publication number
JPH08234013A
JPH08234013A JP3867695A JP3867695A JPH08234013A JP H08234013 A JPH08234013 A JP H08234013A JP 3867695 A JP3867695 A JP 3867695A JP 3867695 A JP3867695 A JP 3867695A JP H08234013 A JPH08234013 A JP H08234013A
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JP
Japan
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ink
roller
stripes
transparent substrate
onto
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3867695A
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English (en)
Inventor
Kuniaki Okesawa
邦章 涌沢
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷法によらないカラーフィルターの製造方
法を提供するにある。 【構成】 回転するローラ7表面に複数のノズル9から
繊維状にカラーインキを供給してストライプ3を形成
し、同ストライプ3を透明基板1上に転写して同ストラ
イプ3をローラ7で押圧し平坦化させることを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーフィルター製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーフィルター製造方法は、第
1ステップで図7及び図8に示すようにブラックマトリ
クスと呼ばれる格子状の遮光膜2を形成された透明基板
1上に3原色のインキ即ち赤色R、緑色G、青色Bのイ
ンキをオフセット方式あるいはグラビヤ方式の印刷によ
りストライプ状に形成し第2ステップで図9及び図10
に示すようにスプレッドロールと呼ばれるロールによっ
てインキ面を押しつぶしインキ膜厚が一定なカラーフィ
ルターが得られるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した印刷法
ではインキの粘度のために、転写時において、ストライ
プの太り細りの変形が生じて、画素に白抜け10部分
や、あるいは逆に、となりの画素への、はみ出し11等
の原因となる。ストライプに要求される性能は、正確な
位置精度、周辺部の直線性及び、各インキ断面の定容量
性であり、特に、白抜け、はみ出しを防止するには、位
置精度と、定容量性が大切である。印刷法の内、上記の
様に、インキ粘度のために、転写時に、周辺部の直線性
と同時に、各インキ断面の定容量性が損われる。そのた
め、ブラックマトリクス2で押しつぶした後でも、白抜
け部分やはみ出しが発生してしまう。
【0004】更に、インキの転移が悪く、何度も刷り重
ねをしないと、所定のインキ膜厚が得られないことであ
る。このため、印刷時間が長くなるという問題がある。
本発明はかかる問題点に対処するため開発されたもので
あって印刷によらない製造法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は回転するローラ表面に複数のノズル
から繊維状にカラーインキを供給してストライプを形成
し、同ストライプを透明基板上に転写して同ストライプ
をローラで押圧し平坦化させることを特徴とする。
【0006】
【作用】そして上記の手段によりインキを細いノズルか
ら繊維状に引き出すために、筋状の一定の太さのインキ
の筋を、100%転移可能なローラで、一気に基板上に
転写するので、長手方向に一定容量のストライプを構成
できる。従って、印刷法での欠点であるストライプの太
り細りが無いため、スプレッドロールで押し拡げた時
に、はみ出しや、白抜け等の欠陥が生じない。
【0007】そして印刷法では、所定のインキ量のスト
ライプをつくるのに、インキ転移率が悪いため、数回の
刷り重ねが必要で時間がかかるが、本方式では、所要量
のインキをノズルから吹き出し、そのまま100%基板
へ転写するので、生産時間を著しく短縮できるというメ
リットがある。
【0008】
【実施例】先づ本発明の原理図を図1に示す。図1に於
て、透明基板1には、あらかじめブラックマトリクス2
が構成されている。この方法の特徴は、ストライプ3の
作成を印刷によらず細いノズル9から、あたかも繊維製
造工程の如くに、繊維状のインキ5を吹き出すことによ
って行う。インキ6はインキ溜め容器8に入っており、
所定のピッチで並んでいるノズル9から、図の様に吹き
出され、繊維状のインキ5となって、ローラ7の上に着
地し、ローラ上に筋状のインキ4となる。ローラ7は、
透明基板1と、適当な印圧で接触しており筋状のインキ
4を、透明基板1に転写することによって、ストライプ
3を作成することができる。ローラ7の表面は、インキ
との接着力が弱いシリコンシート等で覆うことにより、
ローラ上のインキは、透明基板へ100%転写できる。
図1に示した原理図は、R,G,Bの3色の内の1色だ
けについて示したが、3色を印刷する場合には、図2の
様に、各色のインキに対して、3つのインキ溜(6R,
6G,6B)を設けて、インキ吹き出しノズル9を各色
毎に順番に配置することにより、繊維状のインキ(5
R,5G,5B)を引き出し、最終的に透明基板上に、
3色のストライプ(3R,3G,3B)を構成できる。
【0009】カラーフィルターを製造する場合には、本
工程の後に、図3に示すスプレッドロール12により、
押し拡げることにより、すき間なく、一定インキ膜厚の
カラーフィルターができる。スプレッドロール12はイ
ンキが付着しにくいシリコンで表面を覆われた適当な硬
度のローラであればよい。本発明の実施例を図3に、そ
の製品の例を図4に示す。出来上り、カラーフィルター
のストライプ3はインキ膜厚1〜2μm、線幅約100
μmであることから、筋状のインキ(5R,5G,5
B)は、太さが数十μmである必要があり、又、R,
G,Bのストライプの間隔が約100μmとせまいこと
から、図3の様に、R,G,Bのインキの吹き出し位置
をローラ7の周方向に、ずらせている。
【0010】又、出来上りカラーフィルターは図4の様
に、基板1の全面にではなく、基板寸法A×Bに対し、
インキ塗布領域はa×bである必要がある。幅方向b
は、インキ吹き出しノズルの幅方向の数で決めれば良い
が、長手方向aは、インキの吹き出しを止める必要が生
じる。ノズルからのインキの吹き出しのオン−オフはス
トライプの不安定の原因となり好ましくない。図3には
その対策として、ストライプかきとりローラ13をつけ
てある。基板にインキを付着させたくない部分について
は、ローラ13に取付けた凸部14をローラ7に接触さ
せ、インキを凸部に転移させる。凸部14の表面をイン
キ親和性の良い材料、例えばゴム等にしておくことによ
り、インキはローラ7から凸部14へ100%転移させ
ることができる。凸部14へついたインキはインキふき
とり布16を、ふきとりローラ15により、凸部14に
押し当てることによりふきとることができる。ふき取り
布16には、アセトン等の適当な溶剤をしみ込ませてお
けば、ふき取り効果は更に上る。
【0011】次に繊維状インキの供給手段について、実
験例を述べる。 ノズル本数 10″サイズのフィルターの場合、図4b寸法は約18
0mmであり、R,G,Bのストライプの幅が、各色1
00μmとすると、全幅で、1,800本のノズルが必
要である。各色別では1,800本/3=600本のノ
ズルが必要で、ノズル間隔は、300μmとなる。
【0012】ストライプの線直径 ストライプは、プレスして乾燥後に、膜厚2μm、スト
ライプ幅100μm程度であり、ストライプ1本当りの
断面積は、200μm となる。乾燥前インキは、溶剤
で粘度調整され、堆積は増える。仮りに、インキ:溶剤
=1:3とすると、乾燥前のインキストライプの直径
は、約30μmφとなる。
【0013】転写ローラ7上に、インキのストライプ
を構成する方法として、ノズルからインキを垂下させる
のではなく、ノズルの先を注射針状にして、ノズル9
と、転写ロールを接触させる方法もある。その方法の例
を図6(2)に示す。この方法によれば、空間を垂下す
る間に発生するインキストライプのふらつきを防止でき
て、ストライプの位置決め精度が向上するというメリッ
トがある。
【0014】又、ストライプの位置決めを確実にする方
法として、図6(3)の様に転写ローラ7に、ストライ
プの線幅程度の溝17を堀り、これに沿う様にインキス
トライプを構成する方法がある。 ノズルの配置 ノズルは各色毎に、300μmピッチで並べる必要があ
るが、図5のノズルの場合は、ノズル上面が、0.5μ
mφであり、そのまま並べることができない。そのた
め、ノズル孔を図6(1)に示す様に千鳥状に配置する
ことにより、300μmピッチで、幅方向にノズル孔を
並べることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は回転するロ
ーラ表面に複数のノズルから繊維状にカラーインキを供
給してストライプを形成し、同ストライプを透明基板上
に転写して同ストライプをローラで押圧し平坦化させる
ものであるから長手方向に一定容量のストライプを構成
できてストライプの太り細りが無いためスプレッドロー
ルで押し拡げた時にはみ出しや白抜け時の欠陥が生じな
いと共に所要量のインキをノズルから吹き出し、そのま
ま100%基板へ転写真するので生産時間を著しく短縮
できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明のR,G,Bの3色のストライプをつく
る場合の原理図である。
【図3】具体的にカラーフィルターを作る装置の構成図
である。
【図4】本発明で製作すべきカラーフィルターの平面図
である。
【図5】ノズルの形状図である。
【図6】(1)はノズルの配置図、(2)は接触式ノズ
ルの斜視図、(3)は溝付転写ノズルの斜視図である。
【図7】印刷法で作成したR,G,B3色のストライプ
の平面図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】印刷法で作成したカラーフィルターの平面図で
ある。
【図10】図9のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 ブラックマトリクス 3 ストライプ 4 転写ロール上の筋状インキ 5 繊維状インキ 6 インキ 7 転写ローラ 8 インキ溜め容器 9 ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するローラ表面に、複数のノズルか
    ら繊維状にカラーインキを供給してストライプを形成
    し、同ストライプを透明基板上に転写して、同ストライ
    プをローラで押圧し平坦化させることを特徴とするカラ
    ーフィルターの製造方法。
JP3867695A 1995-02-27 1995-02-27 カラーフィルター製造方法 Withdrawn JPH08234013A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3867695A JPH08234013A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 カラーフィルター製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3867695A JPH08234013A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 カラーフィルター製造方法

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JPH08234013A true JPH08234013A (ja) 1996-09-13

Family

ID=12531888

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JP3867695A Withdrawn JPH08234013A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 カラーフィルター製造方法

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JP (1) JPH08234013A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI396631B (zh) * 2007-05-08 2013-05-21 Sumitomo Rubber Ind 平坦化片以及使用該平坦化片的彩色濾光器製造方法

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