JPH0823360A - プリアンブルレス・モデム - Google Patents
プリアンブルレス・モデムInfo
- Publication number
- JPH0823360A JPH0823360A JP4222712A JP22271292A JPH0823360A JP H0823360 A JPH0823360 A JP H0823360A JP 4222712 A JP4222712 A JP 4222712A JP 22271292 A JP22271292 A JP 22271292A JP H0823360 A JPH0823360 A JP H0823360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burst
- output
- carrier
- synchronization
- data burst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/04—TPC
Abstract
(57)【要約】
【目的】キャリアとクロック再生用のプリアンブルのみ
ならずTDMA制御用ビットを含む同期バースト全ての
時分割多重を不要化し、周波数の有効利用率をさらに向
上させる。 【構成】TDMA伝送のフレーム構成から、プリアンブ
ルを含む同期バーストとデータバーストを分離し、同期
バーストをデータバーストと同じバースト時間に伸長
し、これらを2個の独立な変調器101,102により
変調する。データバースト変調波の中心周波数にフェー
ドを与え、そのスペクトラム・ナルに同期バースト変調
波を合成し、送信する。受信側では、帯域通フィルタ1
10により、同期バースト変調波を抽出し、これよりキ
ャリア再生、クロック再生および各種TDMA制御用ビ
ットを復調する。一方帯域通過フィルタを通らない受信
信号に対しては、判定帰還形等化器113により同期バ
ースト変調波を除去し、さらに中心周波数のフェードに
よる波形歪を除去する。このデータバースト波からデー
タ判定を行い、データバーストを復調する。
ならずTDMA制御用ビットを含む同期バースト全ての
時分割多重を不要化し、周波数の有効利用率をさらに向
上させる。 【構成】TDMA伝送のフレーム構成から、プリアンブ
ルを含む同期バーストとデータバーストを分離し、同期
バーストをデータバーストと同じバースト時間に伸長
し、これらを2個の独立な変調器101,102により
変調する。データバースト変調波の中心周波数にフェー
ドを与え、そのスペクトラム・ナルに同期バースト変調
波を合成し、送信する。受信側では、帯域通フィルタ1
10により、同期バースト変調波を抽出し、これよりキ
ャリア再生、クロック再生および各種TDMA制御用ビ
ットを復調する。一方帯域通過フィルタを通らない受信
信号に対しては、判定帰還形等化器113により同期バ
ースト変調波を除去し、さらに中心周波数のフェードに
よる波形歪を除去する。このデータバースト波からデー
タ判定を行い、データバーストを復調する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTDMA伝送方式におけ
るプリアンブルレス・モデムに関わり、特に従来方式よ
りも周波数有効利用率を向上出来るプリアンブルレス・
モデムに関する。
るプリアンブルレス・モデムに関わり、特に従来方式よ
りも周波数有効利用率を向上出来るプリアンブルレス・
モデムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、時分割多元接続(TDMA)伝
送における送信データフレームは、同期バーストとデー
タバーストから構成されている。同期バーストはさらに
プリアンブルとTDMA制御用ビットから構成される。
このうちプリアンブルは情報ビットではなく、受信側で
のキャリア再生とクロック再生の為の参照信号として用
いられる。プリアンブルレス・モデムはこのプリアンブ
ルを不要化するものであり、その分だけ伝送効率を向上
させることができる。従来のプリアンブルレス・モデム
ではキャリアおよびクロックの再生は、受信データバー
ストを一度バッファメモリに蓄積し、FFT処理などを
用いてデータバーストからキャリアとクロックを再生し
た後、一括変調を行なっている。
送における送信データフレームは、同期バーストとデー
タバーストから構成されている。同期バーストはさらに
プリアンブルとTDMA制御用ビットから構成される。
このうちプリアンブルは情報ビットではなく、受信側で
のキャリア再生とクロック再生の為の参照信号として用
いられる。プリアンブルレス・モデムはこのプリアンブ
ルを不要化するものであり、その分だけ伝送効率を向上
させることができる。従来のプリアンブルレス・モデム
ではキャリアおよびクロックの再生は、受信データバー
ストを一度バッファメモリに蓄積し、FFT処理などを
用いてデータバーストからキャリアとクロックを再生し
た後、一括変調を行なっている。
【0003】図3は、従来のプリアンブルレス・モデム
の一例のブロック図である。図3において、301は時
分割多重回路、302はPSK変調器、303は中間周
波発振器、304は送信機、305は受信機、306は
キャリアおよびクロック再生器、307はPSK復調
器、308は時分割分離回路、309はバッファメモリ
である。
の一例のブロック図である。図3において、301は時
分割多重回路、302はPSK変調器、303は中間周
波発振器、304は送信機、305は受信機、306は
キャリアおよびクロック再生器、307はPSK復調
器、308は時分割分離回路、309はバッファメモリ
である。
【0004】図3の送信側では、時分割多重回路301
は、送信データバーストとプリアンブルを含まない同期
バーストとを時分割多重し、TDMAフレームを作成す
る。このTDMAフレームは変調器302と中間周波発
振器303により変調される。この変調波は送信機30
4により無線周波数に変換され、伝送路400に送信さ
れる。
は、送信データバーストとプリアンブルを含まない同期
バーストとを時分割多重し、TDMAフレームを作成す
る。このTDMAフレームは変調器302と中間周波発
振器303により変調される。この変調波は送信機30
4により無線周波数に変換され、伝送路400に送信さ
れる。
【0005】受信側では、受信機305は、受信信号を
無線周波数から中間周波に変換し、これをバッファメモ
リ309に一度記憶させる。記憶された中間周波帯の受
信信号が復調器307に出力されるまでの時間内に、キ
ャリアおよびクロック再生器306はバッファメモリ3
09に書き込まれていく受信波からキャリアとクロック
を再生する。バッファッメモリ309に蓄積された受信
信号は復調器307に入力され、復調器307は、再生
されたキャリアとクロックにより中間周波帯の受信信号
を復調する。この復調方式は、一括復調方式と呼ばれて
いる。バッファメモリ309は2個のメモリから構成さ
れており、一方のメモリに受信波を書き込んでいる間、
他方のメモリでは受信波が復調器307に読み出されて
いる。時分割分離回路308は、復調器307の出力を
時分割分離し、受信データバーストと同期バーストとを
出力する。
無線周波数から中間周波に変換し、これをバッファメモ
リ309に一度記憶させる。記憶された中間周波帯の受
信信号が復調器307に出力されるまでの時間内に、キ
ャリアおよびクロック再生器306はバッファメモリ3
09に書き込まれていく受信波からキャリアとクロック
を再生する。バッファッメモリ309に蓄積された受信
信号は復調器307に入力され、復調器307は、再生
されたキャリアとクロックにより中間周波帯の受信信号
を復調する。この復調方式は、一括復調方式と呼ばれて
いる。バッファメモリ309は2個のメモリから構成さ
れており、一方のメモリに受信波を書き込んでいる間、
他方のメモリでは受信波が復調器307に読み出されて
いる。時分割分離回路308は、復調器307の出力を
時分割分離し、受信データバーストと同期バーストとを
出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、同期バーストのうちプリアンブルのみを不要とする
だけなので、飛躍的な伝送効率の向上が得られない。ま
た従来のプリアンブルレス・モデムでは、蓄積一括復調
による処理遅延が大きいため、低速伝送にのみ実用的な
システムが実現可能である。これに対し高速TDMA伝
送ではこの処理遅延が無視できない大きさとなるため、
実用的なプリアンブルレス・モデムを実現することはで
きなかった。
は、同期バーストのうちプリアンブルのみを不要とする
だけなので、飛躍的な伝送効率の向上が得られない。ま
た従来のプリアンブルレス・モデムでは、蓄積一括復調
による処理遅延が大きいため、低速伝送にのみ実用的な
システムが実現可能である。これに対し高速TDMA伝
送ではこの処理遅延が無視できない大きさとなるため、
実用的なプリアンブルレス・モデムを実現することはで
きなかった。
【0007】本発明はこの問題を解決する目的で、処理
遅延が小さく、さらに従来方式よりも伝送効率が高く、
高速TDMA伝送にも適用可能なプリアンブルレス・モ
デムを提供することにある。
遅延が小さく、さらに従来方式よりも伝送効率が高く、
高速TDMA伝送にも適用可能なプリアンブルレス・モ
デムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、TDMA伝送
の送信側において中間周波ローカル発振器を用いて送信
データバーストに変調を行う手段と、該手段の変調波出
力の中心周波数にフェードを発生させる手段と、前記中
間周波ローカル発振器を用いて同期バーストに変調を行
う手段と、該手段による変調波と前記フェードを受けた
変調波とを合成する手段と、該手段の出力を送信器に通
し搬送周波数帯に変換する手段と、受信側において受信
機をもちいてキャリア信号を中間周波帯に変換する手段
と、該手段の出力を帯域通過フィルタに通す手段と、該
手段の出力からキャリアを再生する手段と、該キャリア
を用いて前記帯域通過フィルタ出力に対し復調を行い同
期バーストを再生する手段と、前記再生キャリアを用い
て前記受信機出力に対して同期検波を行う手段と、該手
段による出力を判定帰還型等化器に通し波形歪を除去す
る手段と、該出力から受信データバーストを得る手段と
を備えたことを特徴とする。
の送信側において中間周波ローカル発振器を用いて送信
データバーストに変調を行う手段と、該手段の変調波出
力の中心周波数にフェードを発生させる手段と、前記中
間周波ローカル発振器を用いて同期バーストに変調を行
う手段と、該手段による変調波と前記フェードを受けた
変調波とを合成する手段と、該手段の出力を送信器に通
し搬送周波数帯に変換する手段と、受信側において受信
機をもちいてキャリア信号を中間周波帯に変換する手段
と、該手段の出力を帯域通過フィルタに通す手段と、該
手段の出力からキャリアを再生する手段と、該キャリア
を用いて前記帯域通過フィルタ出力に対し復調を行い同
期バーストを再生する手段と、前記再生キャリアを用い
て前記受信機出力に対して同期検波を行う手段と、該手
段による出力を判定帰還型等化器に通し波形歪を除去す
る手段と、該出力から受信データバーストを得る手段と
を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、送信側にてTDMA伝送における
同期バーストとデータバーストのそれぞれに対し独立に
変調を行う。変調された同期バースト波とデータバース
ト波は、時分割多重で送信するのではなく、これらを同
一周波数帯内にて同時伝送する。その際、データバース
ト波の中心周波数にフェードを発生させ、該フェード周
波数に同期バースト波を重畳する。受信側では、帯域通
過フィルタにより前記フェード周波数帯域の同期バース
ト波を抽出し、キャリア、クロックおよび同期バースト
の再生を行う。再生キャリアにより受信波に対して同期
検波を行い、該出力を判定帰還形等化器に通す。判定帰
還形等化器では、同期バースト波の除去と送信側のフェ
ードによる波形歪が除去が行われ、データバーストが再
生される。すなわちプリアンブルのみならずTDMA制
御用ビットを含む同期バースト全ての時分割多重伝送を
不要とするので周波数有効利用率を向上でき、従来のプ
リアンブルレス・モデムのような蓄積一括復調を行わな
いので、高速伝送においてもプリアンブルレスを実現出
来る方式を提供する。
同期バーストとデータバーストのそれぞれに対し独立に
変調を行う。変調された同期バースト波とデータバース
ト波は、時分割多重で送信するのではなく、これらを同
一周波数帯内にて同時伝送する。その際、データバース
ト波の中心周波数にフェードを発生させ、該フェード周
波数に同期バースト波を重畳する。受信側では、帯域通
過フィルタにより前記フェード周波数帯域の同期バース
ト波を抽出し、キャリア、クロックおよび同期バースト
の再生を行う。再生キャリアにより受信波に対して同期
検波を行い、該出力を判定帰還形等化器に通す。判定帰
還形等化器では、同期バースト波の除去と送信側のフェ
ードによる波形歪が除去が行われ、データバーストが再
生される。すなわちプリアンブルのみならずTDMA制
御用ビットを含む同期バースト全ての時分割多重伝送を
不要とするので周波数有効利用率を向上でき、従来のプ
リアンブルレス・モデムのような蓄積一括復調を行わな
いので、高速伝送においてもプリアンブルレスを実現出
来る方式を提供する。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、
図2は本発明受信側の動作を説明するための図である。
る。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、
図2は本発明受信側の動作を説明するための図である。
【0011】図1において、101は第1の変調器、1
02は第2の変調器、103は中間周波数発振器、10
4は遅延時間τの遅延素子、105は減算器、106は
加算器、107は送信器、108は受信機、109は複
素乗算器、110は帯域通過フィルタ、111はキャリ
ア再生器、112は復調器、113は判定帰還形等化器
である。
02は第2の変調器、103は中間周波数発振器、10
4は遅延時間τの遅延素子、105は減算器、106は
加算器、107は送信器、108は受信機、109は複
素乗算器、110は帯域通過フィルタ、111はキャリ
ア再生器、112は復調器、113は判定帰還形等化器
である。
【0012】図1において、第1の変調器101と、第
2の変調器102は、それぞれ送信データバーストおよ
びプリアンブルを含む同期バーストを用いて中間周波帯
搬送波を変調する。この場合、中間周波帯搬送波として
は中間周波発振器103出力を共用する。第1の変調器
101と第2の変調器102の変調方式はQPSKある
いはQAMのようなデジタル変調方式を用いるものとす
る。通常TDMA方式では同期バースト時間は、データ
バースト時間より短いが、本発明の送信側では、同期バ
ーストをデータバーストと同じ時間長に拡大してすなわ
ち時間伸長してから変調を行なっている。 このため、
本発明の同期バーストは、データバーストにくらべてい
ちぢるしく狭帯域となる。
2の変調器102は、それぞれ送信データバーストおよ
びプリアンブルを含む同期バーストを用いて中間周波帯
搬送波を変調する。この場合、中間周波帯搬送波として
は中間周波発振器103出力を共用する。第1の変調器
101と第2の変調器102の変調方式はQPSKある
いはQAMのようなデジタル変調方式を用いるものとす
る。通常TDMA方式では同期バースト時間は、データ
バースト時間より短いが、本発明の送信側では、同期バ
ーストをデータバーストと同じ時間長に拡大してすなわ
ち時間伸長してから変調を行なっている。 このため、
本発明の同期バーストは、データバーストにくらべてい
ちぢるしく狭帯域となる。
【0013】第1の変調器101の出力は2分岐され、
一方は減算器105に、他方は遅延素子104に入力さ
れる。この場合、減算器105出力において変調器10
1からの変調波の中心周波数にフェードが発生する。こ
のフェードは、2波マルチパス伝搬で生じる周波数選択
性フェードと等価なものである。すなわち変調器101
から減算器105への信号経路は主波であり、変調器1
01から遅延素子104を経由して減算器105への信
号経路は主波より時間τの遅れ波に該当する。
一方は減算器105に、他方は遅延素子104に入力さ
れる。この場合、減算器105出力において変調器10
1からの変調波の中心周波数にフェードが発生する。こ
のフェードは、2波マルチパス伝搬で生じる周波数選択
性フェードと等価なものである。すなわち変調器101
から減算器105への信号経路は主波であり、変調器1
01から遅延素子104を経由して減算器105への信
号経路は主波より時間τの遅れ波に該当する。
【0014】変調器102からの変調波と減算器105
出力のフェードを受けた変調波とは加算器106により
合成される。これを送信器107により無線周波数帯に
変換し、送信する。
出力のフェードを受けた変調波とは加算器106により
合成される。これを送信器107により無線周波数帯に
変換し、送信する。
【0015】次に図2をも参照して、受信側の動作を説
明する。図2において、図1と同一の参照番号を付した
ものは、図1と同一の構成要素を示す。また図2におい
て、206,211はその遅延時間が変調シンボル同期
(T)に等しい遅延素子、207,212は複素乗算
器、208,213は加算器である。
明する。図2において、図1と同一の参照番号を付した
ものは、図1と同一の構成要素を示す。また図2におい
て、206,211はその遅延時間が変調シンボル同期
(T)に等しい遅延素子、207,212は複素乗算
器、208,213は加算器である。
【0016】なお、図2の減算器214に相当する構成
要素は図1には示されていないが、これは判定器113
cの入出力間の誤差信号を求めるための減算器である。
要素は図1には示されていないが、これは判定器113
cの入出力間の誤差信号を求めるための減算器である。
【0017】送信波は図1受信側の受信機108により
受信され、中間周波数帯域に変換される。中間周波数帯
での受信波を図2の201に示す。201dはデータバ
ースト201bの変調スペクトラムであり、その中心周
波数付近は前記送信側フェード操作によりデータバース
トの信号電力が存在しない。中心周波数に位置する20
1cは同期バースト201aの変調スペクトラムであ
る。すでに述べたように同期バーストとデータバースト
の時間長を同一にして変調を行っているので、同期バー
スト201aの各ビットはデータバースト201bのビ
ットより低速となり、201cのスペクトラムは201
dのデータバーストより狭帯域となる。従って、201
のスペクトラムにおいてデータバーストを希望波とした
場合には、同期バーストは狭帯域干渉波として扱える。
同期バーストを希望波とした場合には、同期バースト帯
域外にデータバーストが広帯域干渉波として存在するこ
とになる。
受信され、中間周波数帯域に変換される。中間周波数帯
での受信波を図2の201に示す。201dはデータバ
ースト201bの変調スペクトラムであり、その中心周
波数付近は前記送信側フェード操作によりデータバース
トの信号電力が存在しない。中心周波数に位置する20
1cは同期バースト201aの変調スペクトラムであ
る。すでに述べたように同期バーストとデータバースト
の時間長を同一にして変調を行っているので、同期バー
スト201aの各ビットはデータバースト201bのビ
ットより低速となり、201cのスペクトラムは201
dのデータバーストより狭帯域となる。従って、201
のスペクトラムにおいてデータバーストを希望波とした
場合には、同期バーストは狭帯域干渉波として扱える。
同期バーストを希望波とした場合には、同期バースト帯
域外にデータバーストが広帯域干渉波として存在するこ
とになる。
【0018】201aにおいてCRはキャリア再生用の
プリアンブル、BTRはクロック再生用のプリアンブ
ル、UWは同期信号、SVは監視制御信号、SDC,S
CA,SCSおよびAUXは各種TDMA制御用ビット
である。
プリアンブル、BTRはクロック再生用のプリアンブ
ル、UWは同期信号、SVは監視制御信号、SDC,S
CA,SCSおよびAUXは各種TDMA制御用ビット
である。
【0019】図2において、中間周波帯での受信波20
1は2分岐され、それぞれ帯域通過フィルタ110と複
素乗算器109に入力される。帯域通過フィルタ110
の通過帯域は中心周波数の同期バーストスペクトラム2
01cに設定されており、データバーストのスペクトラ
ム201dを抑圧する。従って帯域通過フィルタ110
出力では同期バースト215が抽出される。この同期バ
ーストはさらに2分岐され、一方はキャリア再生器11
2に入力され、ここでキャリアの再生が行われる。帯域
通過フィルタ110出力の他方は復調器112に入力さ
れ、ここで再生キャリアを用いて同期バースト218が
復調される。ここではまた、同期バーストのBTRビッ
トからクロック再生も行われる。
1は2分岐され、それぞれ帯域通過フィルタ110と複
素乗算器109に入力される。帯域通過フィルタ110
の通過帯域は中心周波数の同期バーストスペクトラム2
01cに設定されており、データバーストのスペクトラ
ム201dを抑圧する。従って帯域通過フィルタ110
出力では同期バースト215が抽出される。この同期バ
ーストはさらに2分岐され、一方はキャリア再生器11
2に入力され、ここでキャリアの再生が行われる。帯域
通過フィルタ110出力の他方は復調器112に入力さ
れ、ここで再生キャリアを用いて同期バースト218が
復調される。ここではまた、同期バーストのBTRビッ
トからクロック再生も行われる。
【0020】複素乗算器109にはキャリア再生器11
1からの再生キャリアが乗ぜられ、同期バーストとデー
タバーストからなる中間周波帯受信波201に対して同
期検波が行われる。
1からの再生キャリアが乗ぜられ、同期バーストとデー
タバーストからなる中間周波帯受信波201に対して同
期検波が行われる。
【0021】同期検波されたベースバンド帯の受信波は
判定帰還形等化器113に入力される。前方フィルタ1
13aは図2において206,207と208により記
載されているが、ここではタップ数が4の一例を示して
いる。3個の遅延素子206により4段のシフトレジス
タが構成されているが、各段を複素乗算器205側から
第1タップ、第2タップ、第3タップ、第4タップと定
義する。
判定帰還形等化器113に入力される。前方フィルタ1
13aは図2において206,207と208により記
載されているが、ここではタップ数が4の一例を示して
いる。3個の遅延素子206により4段のシフトレジス
タが構成されているが、各段を複素乗算器205側から
第1タップ、第2タップ、第3タップ、第4タップと定
義する。
【0022】通常、判定帰還形等化器の前方フィルタの
基準タップは前方フィルタの最終タップ(図2では第4
タップ)に設定されるが、ここでは第1タップ目を基準
タップとする。その為、第1タップ目は複素乗算器20
7を経由しないで、加算器208に入力されるものとす
る。このように第1タップ目を基準タップとすること
で、基準タップより時間的に後方に前方フィルタタップ
(図2の第2,第3,第4タップ)を用意できる。
基準タップは前方フィルタの最終タップ(図2では第4
タップ)に設定されるが、ここでは第1タップ目を基準
タップとする。その為、第1タップ目は複素乗算器20
7を経由しないで、加算器208に入力されるものとす
る。このように第1タップ目を基準タップとすること
で、基準タップより時間的に後方に前方フィルタタップ
(図2の第2,第3,第4タップ)を用意できる。
【0023】この判定帰還形等化器構成によると、マル
チパス歪と狭帯域干渉除去が判定帰還形等化器113単
体で実現出来る。前方フィルタ113aはスペクトラム
201の中心周波数帯域にノッチフィルタ特性を示す。
これにより同期バーストスペクトラム201cは阻止さ
れ、前方フィルタ出力では図2の216に示すように同
期バーストが除去される。216のデータバースト・ス
ペクトラム中心周波数でのスペクトラム・ナル(ノッ
チ)は送信側の2波マルチパス処理によるものであり、
これによる波形歪(符号間干渉)は後方フィルタ113
dにより除去される。前方フィルタ113aと後方フィ
ルタ113dの各タップ係数は、減算器214出力の判
定誤差信号を用いてLMSアルゴリズムなどにより適応
修正される。
チパス歪と狭帯域干渉除去が判定帰還形等化器113単
体で実現出来る。前方フィルタ113aはスペクトラム
201の中心周波数帯域にノッチフィルタ特性を示す。
これにより同期バーストスペクトラム201cは阻止さ
れ、前方フィルタ出力では図2の216に示すように同
期バーストが除去される。216のデータバースト・ス
ペクトラム中心周波数でのスペクトラム・ナル(ノッ
チ)は送信側の2波マルチパス処理によるものであり、
これによる波形歪(符号間干渉)は後方フィルタ113
dにより除去される。前方フィルタ113aと後方フィ
ルタ113dの各タップ係数は、減算器214出力の判
定誤差信号を用いてLMSアルゴリズムなどにより適応
修正される。
【0024】上述したように本発明では、判定帰還形等
化器が適応等化と干渉除去を同時に行える機能を利用し
ている。この機能の理論的根拠は、“マルチパス伝搬路
における判定帰還形等化器によるCW干渉波除去特性”
辻本一郎、電子通信情報学会1992年春季全国大会B
−418による。
化器が適応等化と干渉除去を同時に行える機能を利用し
ている。この機能の理論的根拠は、“マルチパス伝搬路
における判定帰還形等化器によるCW干渉波除去特性”
辻本一郎、電子通信情報学会1992年春季全国大会B
−418による。
【0025】上記判定帰還形等化器の動作により減算器
113b出力に同期バースト干渉波とノッチにより波形
歪が除去されたデータバースト・スペクトラム217が
得られる。判定器113cはこれを判定し、ビット情報
としてのデータバースト219を出力する。
113b出力に同期バースト干渉波とノッチにより波形
歪が除去されたデータバースト・スペクトラム217が
得られる。判定器113cはこれを判定し、ビット情報
としてのデータバースト219を出力する。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、キャリア
とクロック再生用のプリアンブルのみならず各種TDM
A制御用バースト全てを含む同期バーストをデータフレ
ームから独立させ、データバーストの所用帯域内で並列
伝送を行っている。すなわち本方式は周波数の有効利用
率を飛躍的に向上させる効果を有する。
とクロック再生用のプリアンブルのみならず各種TDM
A制御用バースト全てを含む同期バーストをデータフレ
ームから独立させ、データバーストの所用帯域内で並列
伝送を行っている。すなわち本方式は周波数の有効利用
率を飛躍的に向上させる効果を有する。
【0027】また本方式では、判定帰還形等化器は各情
報ビットに対して連続処理を行なうので、従来技術の蓄
積一括復調のような処理遅延が生じない。すなわち本方
式により高速データ伝送に対してもプリアンブルレス伝
送が可能となる効果がある。
報ビットに対して連続処理を行なうので、従来技術の蓄
積一括復調のような処理遅延が生じない。すなわち本方
式により高速データ伝送に対してもプリアンブルレス伝
送が可能となる効果がある。
【図1】本発明による一実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明の受信側の動作を説明するための図であ
る。
る。
101,102 変調器 103 中間周波発振器 104 遅延素子 105,214 減算器 106 加算器 107 送信機 108 受信機 109 複素乗算器 110 帯域通過フィルタ 111 キャリア再生器 112 復調器 113 判定帰還型等化器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の受信側の動作を説明するための図であ
る。
る。
【図3】従来のプリアンブル・レスモデムの構成を示す
図である。
図である。
【符号の説明】 101,102 変調器 103 中間周波発振器 104 遅延素子 105,214 減算器 106 加算器 107 送信機 108 受信機 109 複素乗算器 110 帯域通過フィルタ 111 キャリア再生器 112 復調器 113 判定帰還型等化器
Claims (1)
- 【請求項1】 TDMA伝送の送信側において中間周波
ローカル発振器を用いて送信データバーストに変調を行
う手段と、該手段の変調波出力の中心周波数にフェード
を発生させる手段と、前記中間周波ローカル発振器を用
いて同期バーストに変調を行う手段と、該手段による変
調波と前記フェードを受けた変調波とを合成する手段
と、該手段の出力を送信器に通し搬送周波数帯に変換す
る手段と、受信側において受信機をもちいて受信波を中
間周波帯に変換する手段と、該手段の出力を帯域通過フ
ィルタに通す手段と、該手段の出力からキャリアを再生
する手段と、該キャリアを用いて前記帯域通過フィルタ
出力に対し復調を行い同期バーストを再生する手段と、
前記再生キャリアを用いて前記受信機出力に対して同期
検波を行う手段と、該手段による出力を判定帰還型等化
器に通し波形歪を除去する手段と、該出力から受信デー
タバーストを得る手段とを備えたことを特徴とするプリ
アンブルレス・モデム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222712A JP2720721B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 変復調装置 |
EP93113274A EP0584724B1 (en) | 1992-08-21 | 1993-08-19 | Parallel transmission of TDMA sync and data bursts by artificial frequency selective fade and decision feedback equalization |
DE69329634T DE69329634T2 (de) | 1992-08-21 | 1993-08-19 | Parallele Übertragung von TDMA Synchronisations- und Datenbursts durch künstliches selektives Fading und Entzerrung mit Entscheidungsrückkoppelung |
US08/109,681 US5367536A (en) | 1992-08-21 | 1993-08-20 | Parallel transmission of TDMA sync and data bursts by artificial frequency selective fade and decision feedback equalization |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222712A JP2720721B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 変復調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0823360A true JPH0823360A (ja) | 1996-01-23 |
JP2720721B2 JP2720721B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=16786729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4222712A Expired - Fee Related JP2720721B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 変復調装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5367536A (ja) |
EP (1) | EP0584724B1 (ja) |
JP (1) | JP2720721B2 (ja) |
DE (1) | DE69329634T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003069456A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-07 | Dx Antenna Co Ltd | 信号切換装置 |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5602507A (en) * | 1993-11-05 | 1997-02-11 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Adaptive demodulating method for generating replica and demodulator thereof |
JP3160453B2 (ja) * | 1993-11-29 | 2001-04-25 | 松下電器産業株式会社 | データ受信装置 |
JP3400545B2 (ja) * | 1994-06-23 | 2003-04-28 | 株式会社日立製作所 | 判定帰還型等化器 |
US5517528A (en) * | 1994-08-02 | 1996-05-14 | International Automated Systems, Inc. | Modulation method and apparatus for digital communications |
US5640422A (en) * | 1994-08-02 | 1997-06-17 | International Automated Systems, Inc. | Digital communications modulation method and apparatus |
US5621766A (en) * | 1994-10-31 | 1997-04-15 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for burst detecting |
US5550596A (en) * | 1994-11-25 | 1996-08-27 | Thomson Multimedia Sa | Digital television signal processing system including a co-channel rejection filter |
US5654955A (en) * | 1994-12-15 | 1997-08-05 | Stanford Telecommunications, Inc. | Network entry channel for CDMA systems |
JP2697648B2 (ja) * | 1994-12-26 | 1998-01-14 | 日本電気株式会社 | 判定帰還形等化器 |
JPH08213943A (ja) * | 1995-01-31 | 1996-08-20 | Nec Corp | 干渉補償器 |
FI98025C (fi) * | 1995-05-05 | 1997-03-25 | Nokia Mobile Phones Ltd | Langaton paikallisverkkojärjestelmä ja sellaisen vastaanotin |
US6775334B1 (en) * | 1998-11-03 | 2004-08-10 | Broadcom Corporation | Equalization and decision-directed loops with trellis demodulation in high definition TV |
US6477200B1 (en) * | 1998-11-09 | 2002-11-05 | Broadcom Corporation | Multi-pair gigabit ethernet transceiver |
US6252904B1 (en) * | 1998-11-13 | 2001-06-26 | Broadcom Corporation | High-speed decoder for a multi-pair gigabit transceiver |
US6253345B1 (en) * | 1998-11-13 | 2001-06-26 | Broadcom Corporation | System and method for trellis decoding in a multi-pair transceiver system |
US6201831B1 (en) * | 1998-11-13 | 2001-03-13 | Broadcom Corporation | Demodulator for a multi-pair gigabit transceiver |
US6249544B1 (en) * | 1998-11-13 | 2001-06-19 | Broadcom Corporation | System and method for high-speed decoding and ISI compensation in a multi-pair transceiver system |
WO2000031899A1 (en) * | 1998-11-24 | 2000-06-02 | Hughes Electronics Corporation | Synchronization in mobile satellite systems using dual-chirp waveform |
EP1145515B1 (en) * | 1999-01-20 | 2005-09-14 | Broadcom Corporation | Trellis decoder with correction of pair swaps, for use in gigabit ethernet transceivers |
US6236691B1 (en) * | 1999-03-16 | 2001-05-22 | International Automated Systems, Inc. | Signal demodulation method and apparatus |
US6088403A (en) * | 1999-03-16 | 2000-07-11 | Johnson; Neldon P. | Signal extraction method and apparatus |
WO2000065791A1 (en) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Broadcom Corporation | Gigabit ethernet with timing offsets between the twisted pairs |
US7065125B1 (en) * | 1999-08-13 | 2006-06-20 | Viasat, Inc. | Method and apparatus for multiple access over a communication channel |
US20070127553A1 (en) * | 1999-08-13 | 2007-06-07 | Viasat, Inc. | Code Reuse Multiple Access For Satellite Return Link |
DE10024375A1 (de) * | 2000-05-17 | 2001-12-20 | Infineon Technologies Ag | Vermeidung eines Störzustandes |
US6973145B1 (en) * | 2000-09-01 | 2005-12-06 | Ut-Battelle, Llc | Digital-data receiver synchronization method and apparatus |
JP2002335188A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Sony Corp | 無線送信装置、無線受信装置、無線送信方法、並びに無線受信方法 |
US7177368B2 (en) | 2001-09-26 | 2007-02-13 | General Atomics | Data transfer using frequency notching of radio-frequency signals |
US7068950B2 (en) * | 2002-03-18 | 2006-06-27 | Lucent Technologies Inc. | Correcting misalignment between data and a carrier signal in transmitters |
JP2003309533A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線送信装置、無線受信装置及びその方法 |
US20070197169A1 (en) * | 2006-02-01 | 2007-08-23 | Viss Marlin E | Systems and methods for transmitter and channel characterization |
US7809054B2 (en) * | 2006-04-18 | 2010-10-05 | International Business Machines Corporation | One-sample-per-bit decision feedback equalizer (DFE) clock and data recovery |
US20080240224A1 (en) * | 2006-04-18 | 2008-10-02 | Carballo Juan A | Structure for one-sample-per-bit decision feedback equalizer (dfe) clock and data recovery |
US7852914B2 (en) * | 2006-12-20 | 2010-12-14 | Broadcom Corporation | Fade equalizer |
US8341506B2 (en) * | 2007-03-30 | 2012-12-25 | HGST Netherlands B.V. | Techniques for correcting errors using iterative decoding |
EP2091197A1 (en) * | 2008-02-15 | 2009-08-19 | Motorola, Inc., A Corporation of the State of Delaware; | Method and device for detecting a GSM channel of interest |
EP2501089B1 (en) * | 2011-03-18 | 2016-12-14 | Imec | Frequency-domain adaptive feedback equalizer |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4675880A (en) * | 1985-05-02 | 1987-06-23 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Antimultipath communication by injecting tone into null in signal spectrum |
US4852090A (en) * | 1987-02-02 | 1989-07-25 | Motorola, Inc. | TDMA communications system with adaptive equalization |
JPS63288544A (ja) * | 1987-05-21 | 1988-11-25 | Toshiba Corp | デジタル信号送信装置及び受信装置 |
JPH0289439A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-29 | Toshiba Corp | ディジタル無線システム |
US5175747A (en) * | 1989-10-31 | 1992-12-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Equalizer |
JP2551231B2 (ja) * | 1990-11-16 | 1996-11-06 | 日本電気株式会社 | 判定帰還形等化器 |
US5274672A (en) * | 1991-10-31 | 1993-12-28 | Motorola, Inc. | Optimized clock recovery for an MSK system |
US5241544A (en) * | 1991-11-01 | 1993-08-31 | Motorola, Inc. | Multi-channel tdm communication system slot phase correction |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP4222712A patent/JP2720721B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-08-19 EP EP93113274A patent/EP0584724B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-08-19 DE DE69329634T patent/DE69329634T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-08-20 US US08/109,681 patent/US5367536A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003069456A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-07 | Dx Antenna Co Ltd | 信号切換装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69329634T2 (de) | 2001-05-03 |
EP0584724A3 (en) | 1996-06-05 |
EP0584724B1 (en) | 2000-11-08 |
US5367536A (en) | 1994-11-22 |
DE69329634D1 (de) | 2000-12-14 |
EP0584724A2 (en) | 1994-03-02 |
JP2720721B2 (ja) | 1998-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0823360A (ja) | プリアンブルレス・モデム | |
US5548582A (en) | Multicarrier frequency hopping communications system | |
JP3338747B2 (ja) | 干渉波除去装置 | |
US5579304A (en) | Code-division multiple-access receiver with sequential interference-canceling architecture | |
JP2655108B2 (ja) | Cdma送受信装置 | |
US4594725A (en) | Combined adaptive equalization and demodulation circuit | |
US5402445A (en) | Decision feedback equalizer | |
JPH0730519A (ja) | Cdma受信機 | |
JPH11317725A (ja) | Cdmaマルチユーザ受信装置と通信システム | |
JPH07245574A (ja) | ディジタル信号伝送方法 | |
US4780884A (en) | Suppressed double-sideband communication system | |
CA2228240C (en) | Band insertion and precancellation technique for simultaneous communications of analog frequency-modulated and digitally modulated signals | |
US4730345A (en) | Vestigial sideband signal decoder | |
US20010026578A1 (en) | Code division multiple access transmitter and receiver | |
JP2755296B2 (ja) | スペクトラム拡散信号多重化装置 | |
US5570351A (en) | Multi-user communication system employing spread signatures | |
KR20000048446A (ko) | 캐리어 오프셋 상에 기반을 둔 트랜시버 프리 로테이션 | |
EP0307035B1 (en) | Adjusting filter coefficients | |
JPH1056406A (ja) | 等化装置における波形等化処理方法 | |
JPH0744515B2 (ja) | 干渉波除去方式 | |
US5479417A (en) | Error correction apparatus capable of improving error correction ability without expansion of a frequency band | |
JP2838962B2 (ja) | 搬送波再生方式 | |
AU678032B2 (en) | Burst differential receiver | |
JP2002232390A (ja) | Ofdm復調装置 | |
JPS6352817B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970603 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971021 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |