JPH08233377A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH08233377A JPH08233377A JP6492295A JP6492295A JPH08233377A JP H08233377 A JPH08233377 A JP H08233377A JP 6492295 A JP6492295 A JP 6492295A JP 6492295 A JP6492295 A JP 6492295A JP H08233377 A JPH08233377 A JP H08233377A
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
内ユニットを停止した時でも、大型のアキュムレータ等
を設けることなく、停止した室内ユニットに流れるべき
冷媒が冷媒回路内に一時的に蓄えられ、しかも冷媒回路
内がガス欠状態になることのない空気調和装置を提供す
る。 【構成】 室外熱交換器8を内蔵する室外ユニット2
と、夫々室内熱交換器13を内蔵する複数台の室内ユニ
ット3とをユニット間配管4でつないだ空気調和装置で
ある。室外熱交換器8の管径を、室内熱交換器13の管
径よりも大径としたことを特徴とする。
Description
ニットとこれら両ユニットをつなぐユニット間配管とか
ら構成された分離型の空気調和装置に関する。
内に室内ユニットを、屋外に室外ユニットを配置し、こ
れら両ユニットをユニット間配管でつなぐものである。
ここで一般家庭用の分離型空気調和装置においては、こ
のユニット間配管の長さが数m程度であるため、このユ
ニット間配管にチャージする冷媒量は微量である。従っ
て、ユニット間配管の長さに応じて増加する冷媒量は少
ないため、液冷媒はアキュムレータで十分貯溜でき、圧
縮機の起動時にこの圧縮機が液圧縮を起こすおそれは少
ない。しかしながら、業務用あるいはビル空調用の分離
型空気調和機においては両ユニットの設置距離が家庭用
のものと比較して長い場合が多く、50m〜100mに
達する場合がある。
和装置においては、ユニット内の冷媒量は6.3Kgで
あるのに対し、ユニット間液配管が50m,100mの
場合、その配管の容量は約5リットル、約11リットル
となり、冷媒封入量は夫々5Kg,11Kgとなる。更
に10馬力の分離型空気調和装置においては、ユニット
内の冷媒量は8.3Kgであるのに対し、ユニット間液
配管が10m,100mの場合、その配管の容量は約8
リットル,16リットルとなり、冷媒封入量は夫々8K
g,16Kgとなる。このようにユニット間配管の長さ
が長くなると、冷媒封入量は次第に増加し、冷媒封入
(チャージ)量の方がユニット内の冷媒量よりも多くな
る場合もある。
複数台の室内ユニットを空調負荷に応じて個別に運転制
御することになる。従来では、冷房運転時に、例えば1
台の室内ユニットの運転を停止すると、停止した室内ユ
ニットの室内熱交換器に結露が生じないように、その室
内ユニットに内蔵された減圧器の弁開度が全閉にされ、
その室内熱交換器に流れるべき余剰となった冷媒がアキ
ュムレータに蓄えられる。また、暖房運転時に、例えば
1台の室内ユニットの運転が停止すると、その停止した
室内ユニットの室内熱交換器に冷媒が寝込まないよう
に、即ち、冷媒が寝込んで冷媒回路内がガス欠状態にな
らないように、室内ユニットの減圧器の開閉度が若干開
にされて、冷媒の膨脹は室外ユニットに内蔵された減圧
器で行われて、余剰となった冷媒はアキュムレータに蓄
えられる。
は大きめのアキュムレータを内蔵したり、特公平4−1
4266号公報で示されるようにユニットとは別体のア
キュムレータキットを配置している。
大きめのアキュムレータを室外ユニットに内蔵すると、
室外ユニットの大型化は免れない。しかも、メーカとし
てはユニット間配管の長短に応じて、アキュムレータの
大きさをかえた数種類の室外ユニットを用意することと
なり、機種数が増加し、室外ユニットの製造コストアッ
プ、機種選定の煩雑化を引き起こすことがある。一方、
室外ユニットとは別体のアキュムレータキットを配置す
ると、この配置のための特別なスペースが必要となりコ
ストアップは免れない。
技術が有する問題点を解消し、複数台の室内ユニットの
うちのいずれかの室内ユニットを停止した時でも、大型
のアキュムレータ等を設けることなく、停止した室内ユ
ニットに流れるべき冷媒が、冷媒回路内に一時的に蓄え
られ、しかも冷媒回路内がガス欠状態にならない、空気
調和装置を提供することにある。
に、請求項1記載の発明は、室外熱交換器を内蔵する室
外ユニットと、夫々室内熱交換器を内蔵する複数台の室
内ユニットとをユニット間配管でつないだ空気調和装置
において、室外熱交換器の管径を、室内熱交換器の管径
よりも大径としたことを特徴とするものである。
明において、室内ユニットには減圧器を内蔵したことを
特徴とするものである。
蔵する室外ユニットと、夫々室内熱交換器を内蔵する複
数台の室内ユニットとをユニット間配管でつなぎ、空調
負荷に応じて前記各室内ユニットを個別に運転制御でき
るようにした空気調和装置において、冷房運転時に停止
した室内ユニットの室内熱交換器から排出される冷媒を
前記室外熱交換器の内部に収容でき、且つ暖房運転時に
停止した室内ユニットの室内熱交換器の内部に冷媒が溜
まっても冷媒回路内がガス欠状態に至らないように、前
記室外熱交換器の管径と、前記室内熱交換器の管径とを
設定したことを特徴とするものである。
トと複数台の室内ユニットとをユニット間配管でつない
だ空気調和装置において、まず冷房運転時に、いずれか
の室内ユニットが停止すると、従来通り、停止した室内
ユニットには冷媒を流さないような制御がかかる。この
場合、停止した室内ユニットに本来流されるべき冷媒は
余剰冷媒となる。本発明によれば、余剰冷媒は室外ユニ
ットの室外熱交換器に溜まる。この室外ユニットの室外
熱交換器の管径は、室内ユニットの室内熱交換器の管径
よりも大径であるので、従来のように大型のアキューレ
ータ等を用いることなく、余剰冷媒を十分に溜めること
ができる。暖房運転時には、いずれかの室内ユニットが
停止すると、従来通り、停止した室内ユニットに冷媒を
溜めるような制御がかかる。本発明によれば、室内ユニ
ットの室内熱交換器の管径は小径であるので、従来のよ
うに大量の冷媒が溜まるわけではないので、冷媒回路内
がガス欠状態になることはない。
を図面を参照して説明する。
置で、室外ユニット2と、複数台の室内ユニット3a,
3b,3c…と、両ユニットをつなぐユニット間配管4
とで構成されている。室外ユニット2には、圧縮機5
と、オイルセパレータ6と、四方弁7と、室外熱交換器
8と、受液器9と、アキュムレータ10とが内蔵されて
おり、室内ユニット3には、室内熱交換器13a,13
b,13c…と、減圧器(「室内メカ弁」とも言う。)
14a,14b,14c…とが夫々内蔵されている。ユ
ニット間配管4はユニット間ガス管11とユニット間液
管12とで構成されている。
径は室内熱交換器13の管径よりも大径化される。室内
熱交換器13の管径がφ7mmであれば、室外熱交換器
8の管径はφ9.52mm程度に大径化される。
実線の位置に切り替えられ、減圧器14a,14b,1
4c…は空調負荷に応じて絞られる。これにより圧縮機
5からの冷媒は、実線の矢印で示すように流される。こ
こで、例えば、第一の室内ユニット3a以外の第二、第
三の室内ユニット3b,3cが運転を停止したとする
と、この実施例では、減圧器14b,14cの開度は全
閉にされる。すると、室内熱交換器13b,13cに冷
媒は流れず、室内熱交換器13b,13cの内部に残存
する冷媒は、ユニット間ガス管11を通じて圧縮機5に
吸い込まれる。圧縮機5に吸い込まれた冷媒は、圧縮機
5から吐出されるが、室内熱交換器13b,13cに本
来流れるべき冷媒は、余剰冷媒となり、この余剰冷媒は
受液器9に溜まり、それでも尚余剰となった冷媒は、室
外熱交換器8、及び停止した第二、第三の室内ユニット
3b,3cにつながるユニット間液管12内に溜まる。
径は、室内熱交換器13の管径よりも大径化され、室内
熱交換器13b,13cの冷媒の保有量は、室外熱交換
器8の冷媒の保有量よりも少ないので、室内熱交換器1
3b,13cが停止したとしても、余剰冷媒は冷媒保有
量の大きい室外熱交換器8に溜められ、しかも、第二、
第三の室内ユニット3b,3cにつながる長さの長いユ
ニット間液管12内にも溜められるので、従来のように
余剰冷媒を溜めるために、大型のアキュムレータ等を設
置する必要がなくなり、室外ユニット2の小型化、並び
にコストダウンが図られる。
点線の位置に切り替えられ、減圧器14a,14b,1
4c…は空調負荷に応じて絞られる。これにより、圧縮
機5からの冷媒は、点線の矢印で示すように流される。
ここで、例えば、第一の室内ユニット3a以外の、第
二、第三の室内ユニット3b,3cが運転を停止したと
すると、この実施例では、減圧器14b,14cの開度
が全閉、又は若干開にされる。すると、室内熱交換器1
3b,13cの内部に冷媒が貯留される。従来であれ
ば、室内熱交換器13b,13c内に冷媒が貯留される
と、回路内にガス欠状態が発生するおそれがある。
換器13の管径は室外熱交換器8の管径よりも小径であ
り、室内熱交換器13に保有される冷媒の量は、従来の
ものよりも少なくて済むので、冷媒回路内はガス欠状態
になることはない。従来の室内熱交換器13の管径がφ
8.52mmであるとすれば、この実施例では、上述の
ようにφ7mmであるので、冷媒の保有量は従来の室内
熱交換器の保有量に比べて約54%に減少するからであ
る。なお、暖房運転時に、冷媒回路内にガス欠状態が発
生したときには、ガス欠センサ(図示せず)の作動によ
り、減圧器14b,14cの開度を時々大きく開けるよ
うにしてもよい。
時においては、停止した室内ユニット3b,3cに流さ
れるべき冷媒は、大径の管を用いた室外熱交換器8、及
びユニット間液管12内に蓄えられるので、従来のよう
に余剰冷媒を蓄えるために大型のアキュームレータ等を
用いる必要はなく、暖房運転時においては、停止した室
内ユニット3b,3cに冷媒が溜められても、室内熱交
換器13b,13cは小径であるので、溜められる冷媒
量は比較的少なく、冷媒回路内がガス欠状態になるおそ
れは少ない。
たが、本発明は、この実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記実施例では、室外ユニット2の内部に
減圧器(室外メカ弁)は設けられていないが、室外熱交
換器8と受液器9との間に当該室外メカ弁を設けてもよ
いことは明らかである。
1〜3記載の発明によれば、室外熱交換器の管径と、室
内熱交換器の管径とが適宜設定されるので、例えば冷房
運転時に停止した室内ユニットの室内熱交換器から排出
される冷媒は、室外熱交換器の内部に収容され、従来の
ように大型のアキューレータ等を用いることなく、余剰
冷媒を十分に溜めることができるし、例えば暖房運転時
に停止した室内ユニットの室内熱交換器の内部に冷媒が
溜まったとしても、その溜まった冷媒量は抑えられるの
で、冷媒回路内がガス欠状態に至ることはない。
媒回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 室外熱交換器を内蔵する室外ユニット
と、夫々室内熱交換器を内蔵する複数台の室内ユニット
とをユニット間配管でつないだ空気調和装置において、
前記室外熱交換器の管径を、前記室内熱交換器の管径よ
りも大径としたことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】 前記室内ユニットには減圧器を内蔵した
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。 - 【請求項3】 室外熱交換器を内蔵する室外ユニット
と、夫々室内熱交換器を内蔵する複数台の室内ユニット
とをユニット間配管でつなぎ、空調負荷に応じて前記各
室内ユニットを個別に運転制御できるようにした空気調
和装置において、冷房運転時に停止した室内ユニットの
室内熱交換器から排出される冷媒を前記室外熱交換器の
内部に収容でき、且つ暖房運転時に停止した室内ユニッ
トの室内熱交換器の内部に冷媒が溜まっても冷媒回路内
がガス欠状態に至らないように、前記室外熱交換器の管
径と、前記室内熱交換器の管径とを設定したことを特徴
とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06492295A JP3326296B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06492295A JP3326296B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08233377A true JPH08233377A (ja) | 1996-09-13 |
JP3326296B2 JP3326296B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=13272029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06492295A Expired - Fee Related JP3326296B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3326296B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000052398A1 (fr) * | 1999-03-02 | 2000-09-08 | Daikin Industries, Ltd. | Dispositif frigorifique |
WO2014103234A1 (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-03 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
JP2016142453A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | 空気調和機 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP06492295A patent/JP3326296B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2000052398A1 (fr) * | 1999-03-02 | 2000-09-08 | Daikin Industries, Ltd. | Dispositif frigorifique |
WO2014103234A1 (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-03 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
JP2014126209A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Denso Corp | 冷凍サイクル装置 |
JP2016142453A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | 空気調和機 |
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---|---|
JP3326296B2 (ja) | 2002-09-17 |
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