JPH08232857A - 多段外接歯車ポンプ - Google Patents

多段外接歯車ポンプ

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JPH08232857A
JPH08232857A JP6173895A JP6173895A JPH08232857A JP H08232857 A JPH08232857 A JP H08232857A JP 6173895 A JP6173895 A JP 6173895A JP 6173895 A JP6173895 A JP 6173895A JP H08232857 A JPH08232857 A JP H08232857A
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JP
Japan
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stage
gear
pump
driven
external gear
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JP6173895A
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English (en)
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Goichi Kudo
五一 工藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外接歯車ポンプを軸方向に複数個連結し、且
つ、直列油圧回路が得られるようにして、構造簡単、堅
牢、安価な超高油圧ポンプを得ること。 【構成】 外接歯車ポンプを中間支持体を介して軸方向
に複数個連結し、中間支持体に各段の吐出口と吸入口を
連通する油路を設けて、各段の外接歯車ポンプを直列油
圧回路を構成するようにして、超高油圧を発生できるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超高油圧を発生する多
段(2段以上)外接歯車ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】2個以上の外接歯車ポンプを同軸に結合
すると、構造上、前段のポンプの吐出口と後段のポンプ
の吸入口が相互に反対の位置になるので、油圧回路を直
列多段(2段以上)にして超高油圧を発生することは非
常に困難であった。従来、超高油圧(250kgf/c
2 以上)用の油圧ポンプには、通常、多段内接歯車ポ
ンプやピストンポンプが使用されていたが、構造複雑
で、且つ高価であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】構造簡単、堅牢、安価
な外接歯車ポンプを2個以上結合し、且つ油圧回路を直
列多段に構成して、構造簡単、堅牢、安価な超高油圧ポ
ンプを得ること。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1段歯車室と第2段歯車室の間の中間支持体に、
第1段歯車ポンプの吐出口と第2段歯車ポンプの吸入口
とを連通する油路を形成して、油圧回路を直列多段に構
成して超高油圧を得る。
【0005】
【作用】第1段歯車室と第2段歯車室の間の中間支持体
に、第1段歯車ポンプの吐出口と第2段歯車ポンプの吸
入口とを連通する油路を形成したので、第1段歯車ポン
プで発生した高油圧(例えば、200kgf/cm2
を第2段歯車ポンプの吸入口に導き、これを更に圧縮
(例えば、第1段歯車ポンプと同様に200kgf/c
2 )すれば、超高油圧(例えば200+200=40
0kgf/cm2 )を発生することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の多段外接歯車ポンプの第1の
実施例について述べる。図1に多段(2段)外接歯車ポ
ンプ1の縦断面図を示す。多段外接歯車ポンプ1は、第
1段歯車室2と第2段歯車室3の間の中間支持体4が設
けられ、第1段ドライブギヤ5、第1段ドリブンギヤ
6、第2段ドライブギヤ7、第2段ドリブンギヤ8が図
示の如く設置されている。
【0007】符号9と10は第1段ドライブギヤ5の軸
部、又、符号11はスプライン軸部で、通常、これらは
一体に形成されている。符号12と13は第1段ドリブ
ンギヤ6の軸部で、通常、これらは一体に形成されてお
り、又、符号14は側圧バランス用の貫通孔である。符
号15,16は第2段ドライブギヤ7の軸部で、通常、
これらは一体に形成されており、符号17は軸部に設け
られたスプライン穴部で、第1段ドライブギヤ5のスプ
ライン軸部11と結合されている。又、符号18はスプ
ライン穴部17の加工用通し穴で、側圧バランス用の貫
通孔も兼用している。符号19,20は第2段ドリブン
ギヤ8の軸部で、通常、これらは一体に形成されてお
り、又、符号21は側圧バランス用の貫通孔である。
【0008】第1段及び第2段のドライブギヤ5,7及
びドリブンギヤ6,8の各軸受部は通常、同一の軸受
(ニードルベアリング又はブッシュ)22にて支持され
ている。又、第1段ドライブギヤ5及びドリブンギヤ6
の両側面には側板23,24、第2段ドライブギヤ7及
びドリブンギヤ8の両側面には側板25,26が設置さ
れている。
【0009】第1段ドライブギヤ5の駆動軸部9にはオ
イルシール27が取付けられ、第1段歯車室2、中間支
持体4、第2段歯車室3は、図示の如く複数のボルト2
8で結合されている。
【0010】図2、3、4、5は、それぞれ図1のA矢
視図、B矢視図、断面CC,断面DDである。符号29
及び30は、それぞれ第2段歯車室3に設けられた吸入
口31及び吐出口38のフランジ部で、符号37は吐出
室である。符号32,34,35,36は、それぞれ中
間支持体4に設けられた第1段歯車室2への吸入油路、
吐出油路、環状連絡油路、第2段歯車室3への吸入油路
である。又、符号33は、第1段歯車室2に設けられた
吸入油路である。
【0011】次に本多段外接歯車ポンプの作動について
述べる。(図1参照)駆動軸部9が外部動力により駆動
されると、第1段ドライブギヤ5にて同ドリブンギヤ6
が駆動されると共に、第1段ドライブギヤ5の軸部10
に一体に設けられているスプライン軸部11により、第
2段ドライブギヤ7が駆動され、これにより第2段ドリ
ブンギヤ8が駆動される。
【0012】上述の如く全歯車が回転すると、(図5参
照)作動油は図示省略した作動油タンクより吸入口3
1,吸入油路32,33を経て第1段歯車室2に吸入さ
れ、次いで加圧されて吐出油路34、環状連絡油路3
5、第2歯車室3への吸入油路36より第2歯車室3に
吸入され、再加圧されて吐出油路37を経て吐出口38
に吐出される。
【0013】次に本発明の第2実施例を図6,7,8に
示す。図6は多段(2段)外接歯車ポンプ39の縦断面
図、図7及び図8は、それぞれ図6の断面EE及び断面
FFである。
【0014】第2実施例の多段外接歯車ポンプ39は、
第1実施例の多段外接歯車ポンプ1とは、中間支持体4
0が異なるだけで他は同じである。第1実施例では中間
支持体4に環状連絡油路35を設けたが、第1段及び第
2段のドライブギヤ及びドリブンギヤの軸間距離が十分
あり、中間支持体40の軸穴間部に連絡油路43が確保
できれば、複雑な環状連絡油路35を単純な形状の連絡
油路43にすることができる。第2実施例では、中間支
持体40の油路を単純な形状の連絡油路43に変更した
ものである。
【0015】図8にて作動油の経路を述べると、作動油
は吸入口31,吸入油路41,33を経て第1段歯車室
2に吸入され、次いで加圧されて吐出油路42,連絡油
路43,第2段歯車室3への吸入油路44より第2段歯
車室3に吸入され、再加圧されて吐出室37を経て吐出
口38に吐出される。従って、第1及び第2実施例とも
作動油は第1段歯車室2で第1段加圧を行い、これを中
間支持体4又は40の連絡油路を経て第2段歯車室3に
導いて第2段加圧をすることによって、超高油圧が得ら
れる。
【0016】本実施例では2段外接歯車ポンプについて
述べたが、同様の思想により、各段の歯車室の間に中間
支持体を設けることにより、3段以上の外接歯車ポンプ
は容易に得られる。
【0017】
【発明の効果】本発明の多段外接歯車ポンプは、従来、
多段化が困難であった外接歯車ポンプを、中間支持体に
巧妙な連絡油路を設けることによって、構造簡単、堅
牢、安価な超高油圧ポンプが得られるので、産業上有益
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の多段外接歯車ポンプの縦
断面図
【図2】図1のA矢視図
【図3】図1のB矢視図
【図4】図1のCC断面図
【図5】図1のDD断面図
【図6】本発明の第2実施例の多段外接歯車ポンプの縦
断面図
【図7】図6のEE断面図
【図8】図6のFF断面図
【符号の説明】
1、39 多段外接歯車ポンプ 2 第1段歯車室 3 第2段歯車室 4、40 中間支持体 5 第1段ドライブギヤ 6 第1段ドリブンギヤ 7 第2段ドライブギヤ 8 第2段ドリブンギヤ 9 駆動軸 22 軸受 23、24、25、26 側板 31 吸入口 32、33、36、41、44 吸入油路 34、37、42 吐出油路 35 環状連絡油路 38 吐出口 43 連絡油路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段外接歯車ポンプの各段の間に、中間
    支持体を介して軸方向に外接歯車ポンプを複数個連結
    し、前記中間支持体に前段のポンプの吐出口と後段のポ
    ンプの吸入口とを連通する油路を設けて、前段と後段の
    外接歯車ポンプを直列油圧回路を構成するようにしたこ
    とを特徴とする多段外接歯車ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記多段外接歯車ポンプに於て、中間支
    持体の前段のポンプの吐出口と後段のポンプの吸入口と
    を連通する油路の形状を、ドライブギヤ軸及びドリブン
    ギヤ軸の軸受を嵌入する両穴部の外周に、両穴部を包含
    する大略等幅円状にしたことを特徴とする請求項1の多
    段外接歯車ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記多段外接歯車ポンプに於て、中間支
    持体の前段のポンプの吐出口と後段のポンプの吸入口と
    を連通する油路を、ドライブギヤ軸及びドリブンギヤ軸
    の軸受を嵌入する両穴部の中間を貫通するように設けた
    ことを特徴とする請求項1の多段外接歯車ポンプ。
JP6173895A 1995-02-24 1995-02-24 多段外接歯車ポンプ Pending JPH08232857A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106310A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Ueda Tekko Kk ギヤポンプ
KR101867382B1 (ko) * 2017-01-20 2018-06-15 계명대학교 산학협력단 두 쌍의 로터가 동일 방향으로 회전하는 이중 축 구동 구조를 갖는 지로터 펌프
WO2018135737A1 (ko) * 2017-01-20 2018-07-26 계명대학교 산학협력단 하우징 일체형 분리판을 갖는 지로터 펌프

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