JPH08231985A - パール光沢組成物及びその製造方法 - Google Patents

パール光沢組成物及びその製造方法

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JPH08231985A
JPH08231985A JP7299012A JP29901295A JPH08231985A JP H08231985 A JPH08231985 A JP H08231985A JP 7299012 A JP7299012 A JP 7299012A JP 29901295 A JP29901295 A JP 29901295A JP H08231985 A JPH08231985 A JP H08231985A
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弘 中松
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】(A)脂肪酸グリコールエステル、(B)
脂肪酸モノアルキロールアミド、(C)両性界面活性剤
及び/又は非イオン界面活性剤、(D)水(但し、
(A)成分の含有量は組成物中20〜60重量%であ
り、重量比(A)成分:(B)成分:(C)成分=10
0:(1〜10):(1〜30)である。)の成分を含
有するパール光沢組成物、及び(B)成分として脂肪酸
ジアルキロールアミドを含有するパール光沢組成物、並
びにこれらのパール光沢組成物の製造方法。 【効果】本発明のパール光沢組成物は、含有される結晶
の粒子径が均一なため光沢が美しく、またその粒子径が
小さいため、製品中で又はパール光沢組成物自身の安定
性が優れ、またその利用範囲も広い。本発明の製造方法
によると、高濃度でありながら低粘度で分散性の良好
な、パール光沢組成物を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パール光沢組成物
及びその製造方法に関する。さらに詳しくは、高濃度で
ありながら低粘度で分散性がよく、結晶の粒径および粒
度分布が小さいパール光沢組成物及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パールのような光沢を示すパ
ール光沢組成物に関しては、次のような多くの技術が存
在する。例えば、特公昭47−804号公報に、液状又
はペースト状製品を混濁するためのパール光沢形成剤が
開示されており、その組成は脂肪酸グリコールエステル
と脂肪酸モノアルキロールアミドを含有するものであ
る。しかしながら、この組成であるとパール光沢形成剤
の粘度が高くなり、結晶粒径がばらつき、結晶形も不均
一なものとなり、光沢品質が悪く、分散性が悪くなる。
そのためあらかじめ、多量の水等で希釈することが必要
となり、高濃度の光沢形成剤が得られない。そして、低
濃度のものでは、利用範囲が制限されるという問題が生
じる。
【0003】また、特開昭56−71021号公報に
は、真珠様光沢剤の製造法が開示されており、上記の不
具合を解消して高濃度の光沢剤を得るために、脂肪酸グ
リコールエステルと脂肪酸ジアルキロールアミドとを加
熱熔融した後、冷却しながら脂肪酸グリコールエステル
の融点以下の温度で水を添加する方法の記載がある。し
かし、当該方法では、融点以上では水が添加されておら
ず実質的に無水状態であり、これを冷却した後に水に添
加するため、結晶粒径がばらつき、結晶形も不均一なも
のとなり、光沢品質の悪いものとなる。
【0004】更に、特開昭57−156409号公報や
特開昭57−156410号公報には、高濃度パール剤
分散液の製造方法が開示されているが、パール化剤に対
する脂肪酸ジエタノールアミドの添加量が多くなるた
め、高濃度にする程脂肪酸ジエタノールアミドの量が多
くなり、利用範囲が制限される。また、この組成では結
晶粒径がばらつき、結晶形も不均一なものとなる。
【0005】特開昭57−165308号公報にはパー
ル光沢剤分散液の製造方法が開示されているが、この方
法のように界面活性剤水溶液中にパール光沢剤を高濃度
で可溶化させた場合、常温において高粘度(流動性が低
い)となるため、適当な溶媒で予め希釈して使用する必
要がある。そのため、希釈により、実用上の濃度が低く
なる欠点がある。
【0006】また、特開平4−45843号公報には、
高濃度真珠様光沢剤分散液の製造方法が開示されてお
り、結晶核として低濃度の脂肪酸グリコールエステル分
散液を使用して、それを結晶成長させて、高濃度で均一
な粒子を得る方法の記載がある。しかし、低濃度の脂肪
酸グリコールエステル分散液を調製する工程や、これを
添加、混合する工程が必要であり、また、結晶成長のた
めの熟成時間を必要とし、操作が煩雑で生産性が低下す
るという問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
課題を解決すべく、高濃度でありながら低粘度であり、
分散性がよく、結晶の粒子径及び粒度分布が小さく、製
品安定性にも優れるパール光沢組成物、及びその製造方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、パール光沢組
成物の調製に際して、特に水の配合方法を工夫したとこ
ろ高濃度でありながら意外にも極めて低粘度の組成物を
調製できることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0009】即ち、本発明の要旨は、 (1) 下記(A)〜(D)の成分を含有することを
特徴とするパール光沢組成物、 (A)脂肪酸グリコールエステル (B)脂肪酸モノアルキロールアミド (C)両性界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤 (D)水 (但し、(A)成分の含有量は組成物中20〜60重量
%であり、重量比(A)成分:(B)成分:(C)成分
=100:(1〜10):(1〜30)である。) (2) 下記(A)〜(D)の成分を含有することを
特徴とするパール光沢組成物、 (A)脂肪酸グリコールエステル (B)脂肪酸ジアルキロールアミド (C)両性界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤 (D)水 (但し、(A)成分の含有量は組成物中40〜60重量
%であり、重量比(A)成分:(B)成分:(C)成分
=100:(5〜50):(5〜30)である。)
【0010】(3) 粘度が50〜3000cpであ
る前記(1)記載の組成物、 (4) 粘度が1000〜10000cpである前記
(2)記載の組成物、 (5) 含まれる結晶の平均粒子径が2〜20μm、
Cv値が0.8以下である前記(1)又は(2)記載の
組成物、 (6) さらに(E)成分として減粘剤を含有する前
記(1)又は(2)記載の組成物、 (7) さらに(F)成分として結晶化剤を含有する
前記(1)又は(2)記載の組成物、 (8) 下記の工程(i)〜(iii) を有することを特
徴とする、下記(A)〜(D)の成分を含有するパール
光沢組成物の製造方法、 (A)脂肪酸グリコールエステル (B)脂肪酸モノアルキロールアミド及び/又は脂肪酸
ジアルキロールアミド (C)両性界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤 (D)水 (i):(A)成分、(B)成分、(C)成分、及び
(D)成分を、(A)成分の融点以上の温度下で、混合
して乳化する工程、(ii):工程(i)で得られる乳化
物を晶析温度以下に冷却する工程、(iii):工程(ii)
で得られる冷却された乳化物に(D)成分をさらに混合
して所望の粘度を有する組成物を調製する工程、 (9) 前記(8)記載の製造方法で得られる、粘度
が50〜3000cpである前記(1)記載のパール光
沢組成物、 (10) 前記(8)記載の製造方法で得られる、粘
度が1000〜10000cpである前記(2)記載の
パール光沢組成物、に関するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明のパール光沢組成物
について説明するが、かかる組成物には、(B)成分と
して脂肪酸モノアルキロールアミドを含有する第1の態
様と、(B)成分として脂肪酸ジアルキロールアミドを
含有する第2の態様が存在する。
【0012】即ち、本発明のパール光沢組成物の第1の
態様は、下記(A)〜(D)の成分を含有することを特
徴とするパール光沢組成物である。 (A)脂肪酸グリコールエステル (B)脂肪酸モノアルキロールアミド (C)両性界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤 (D)水 但し(A)成分の含有量は組成物中20〜60重量%で
あり、重量比(A)成分:(B)成分:(C)成分=1
00:(1〜10):(1〜30)である。
【0013】(A)成分としては、次の一般式(I) YO−(−CH2 CH2 O−)m −COR1 (I) (式中、R1 は炭素数13〜21の直鎖又は分岐の飽和
又は不飽和の炭化水素基を示し、Yは水素原子又は−C
OR1 を示し、mは1〜3の数で平均付加モル数を意味
する)で表される脂肪酸グリコールエステルが挙げられ
る。
【0014】一般式(I)におけるR1 は、高温での安
定性の面から融点が50℃以上の結晶性の脂肪酸グリコ
ールエステルを形成する基であれば特に制限されるもの
ではなく、炭素数13〜21のアルキル基、アルケニル
基等が挙げられる。例えば、ペンタデシル基、ヘプタデ
シル基、ヘンイコシル基等が挙げられる。また、一般式
(I)で表される脂肪酸グリコールエステルとしては、
モノカルボン酸エステルとジカルボン酸エステルのいず
れでもよい。
【0015】上記の脂肪酸グリコールエステルの具体例
を示すと、モノステアリン酸エチレングリコール、モノ
パルミチン酸エチレングリコール、モノイソステアリン
酸エチレングリコール;ジステアリン酸エチレングリコ
ール、ジベヘン酸エチレングリコール等のモノエチレン
グリコール体;これらのジエチレングリコール体;並び
にこれらのトリエチレングリコール体等が挙げられる。
そのうち、ジステアリン酸エチレングリコール、モノス
テアリン酸エチレングリコール、ジベヘン酸エチレング
リコールが好ましく、特にジステアリン酸エチレングリ
コールが好ましい。
【0016】このような(A)成分の含有量は組成物中
20〜60重量%であり、好ましくは20〜50重量%
であり、さらに好ましくは35〜50重量%である。こ
れらの範囲内であると、製造時の冷却速度を速くでき、
配合工程途中でも混合が容易であり、かつ高濃度の組成
物となり工業的に利用範囲が広くなるからである。
【0017】(B)成分としては、次の一般式(II) R2 CO−NH−R3 OH (II) (式中、R2 は炭素数7〜17の直鎖又は分岐の飽和又
は不飽和の炭化水素基を示し、R3 はエチレン基又はプ
ロピレン基を示す)で表される脂肪酸モノアルキロール
アミドが挙げられる。
【0018】一般式(II)におけるR2 は、特に制限さ
れるものではなく、炭素数7〜17のアルキル基、アル
ケニル基等が挙げられる。例えば、ウンデシル基、トリ
デシル基、ヘプタデシル基等が挙げられる。
【0019】また、R3 の具体例としては、エチレン
基、n−プロピレン基、又はイソプロピレン基が挙げら
れるが、好ましくはエチレン基又はイソプロピレン基で
ある。
【0020】上記の脂肪酸モノアルキロールアミドとし
ては、ラウリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸モ
ノプロパノールアミド、ラウリン酸モノイソプロパノー
ルアミド、ミリスチン酸モノエタノールアミド、ミリス
チン酸モノプロパノールアミド、ミリスチン酸モノイソ
プロパノールアミド、パルミチン酸モノエタノールアミ
ド、パルミチン酸モノプロパノールアミド、パルミチン
酸モノイソプロパノールアミド、ステアリン酸モノエタ
ノールアミド、ステアリン酸モノプロパノールアミド、
ステアリン酸モノイソプロパノールアミド、オレイン酸
モノエタノールアミド、オレイン酸モノプロパノールア
ミド、オレイン酸モノイソプロパノールアミド、ヤシ油
脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノプロパ
ノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミ
ド、ヤシ科植物油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ科
植物油脂肪酸モノプロパノールアミド、ヤシ科植物油脂
肪酸モノイソプロパノールアミド、又はこれらの混合物
等が挙げられる。これらのうちラウリン酸モノエタノー
ルアミド、ラウリン酸モノイソプロパノールアミドが好
ましい。
【0021】(C)成分の両性界面活性剤及び/又は非
イオン界面活性剤としては、界面活性剤骨格中の主とな
る炭化水素鎖がC8 〜C20の直鎖又は分岐鎖の、飽和又
は不飽和のものが好ましい。その他に炭化水素鎖がある
場合、その炭素数は1〜3が好ましい。これにより、組
成物の粘度を低くすることができ、また(C)成分の配
合量を減らすことができる。(C)成分の両性界面活性
剤及び/又は非イオン界面活性剤の具体例としては、例
えばアルキルジメチルカルボキシメチルアンモニウムベ
タイン、アルキルカルボキシメチルイミダゾリニウムベ
タイン、N−(N’−アシルアミノアルキル)−N−ヒ
ドロキシルアルキルアミノカルボン酸塩、アルキルジメ
チルアミンオキサイド、アルキルカルボキシメチルヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどが挙げら
れ、好ましくは2−アルキル−N−カルボキシメチル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウ
リルヒドロキシスルホベタイン、ラウリルジメチルアミ
ンオキサイド等が挙げられる。(C)成分としては、上
記界面活性剤を単独で用いても良く、2種以上の混合物
で用いても良い。
【0022】本発明の第1の態様における重量比(A)
成分:(B)成分:(C)成分は、100:(1〜1
0):(1〜30)であり、好ましくは100:(2〜
10):(5〜25)である。これらの範囲内である
と、配合工程途中でも混合が容易で、出来上がりがきれ
い(平均粒子径が2〜20μm、好ましくは2〜10μ
m、Cv値が0.8以下、であるものは外観が良好)と
なる。
【0023】(D)成分の水としては、例えばイオン交
換水等が挙げられる。(D)成分の配合量は、後述の工
程(i)および(iii)を併せて組成物中30〜75重量
%となるように適宜調整される。
【0024】本発明の第1の態様の組成物は、前記の組
成からなり、平均粒子径が2〜20μm、好ましくは2
〜10μmであり、Cv値が0.8以下であり、かつ粘
度が50〜3000cp、好ましくは50〜1000c
pという低粘度のものが好適である。
【0025】次に、本発明の第2の態様について説明す
る。本発明のパール光沢組成物の第2の態様は、下記
(A)〜(D)の成分を含有することを特徴とするパー
ル光沢組成物である。 (A)脂肪酸グリコールエステル (B)脂肪酸ジアルキロールアミド (C)両性界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤 (D)水 但し、(A)成分の含有量は組成物中40〜60重量%
であり、重量比(A)成分:(B)成分:(C)成分=
100:(5〜50):(5〜30)である。
【0026】前述のように、(B)成分が脂肪酸ジアル
キロールアミドである点と、(A)成分の含有量、各成
分の重量比のみが、第1の態様と相違する。以下、その
相違点について説明する。
【0027】(B)成分としては、次の一般式(III)
【0028】
【化1】
【0029】(式中、R2 は炭素数7〜17の直鎖又は
分岐の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し、R3
3 ’はエチレン基又はプロピレン基を示す)で表され
る脂肪酸ジアルキロールアミドが挙げられる。
【0030】一般式(III)におけるR2 は、特に制限さ
れるものではなく、炭素数7〜17のアルキル基、アル
ケニル基等が挙げられる。例えば、ウンデシル基、トリ
デシル基等が挙げられる。
【0031】また、R3 とR3 ’の具体例としては、エ
チレン基、n−プロピレン基、又はイソプロピレン基が
挙げられるが、好ましくはエチレン基又はイソプロピレ
ン基である。なお、R3 とR3 ’は同一でも相異なって
もよい。
【0032】上記の脂肪酸ジアルキロールアミドとして
は、ラウリン酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジイソ
プロパノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジイソプロパノール
アミド、ヤシ科植物油脂肪酸ジイソプロパノールアミ
ド、ミリスチン酸ジイソプロパノールアミド等が挙げら
れるが、好ましくは、ラウリン酸ジエタノールアミド、
ラウリン酸ジイソプロパノールアミドである。
【0033】また、(A)成分の含有量は組成物中40
〜60重量%であり、好ましくは40〜50重量%であ
る。これらの範囲内であると配合工程途中でも混合が容
易であるからである。重量比(A)成分:(B)成分:
(C)成分は100:(5〜50):(5〜30)であ
り、好ましくは100:(5〜30):(15〜25)
である。これらの範囲内であると、配合工程途中でも混
合が容易で、出来上がりがきれい(平均粒子径が2〜2
0μm、好ましくは2〜10μm、Cv値が0.8以
下、であるものは外観が良好)となる。
【0034】(D)成分の水としては、例えばイオン交
換水等が挙げられる。(D)成分の配合量は、後述の工
程(i)および(iii)を併せて組成物中40〜55重量
%となるように適宜調整される。
【0035】本発明の第2の態様の組成物は、前記の組
成からなり、平均粒子径が2〜20μm、好ましくは2
〜10μmであり、Cv値が0.8以下であり、かつ粘
度が1000〜10000cp、好ましくは1000〜
7000cpという低粘度のものが好適である。
【0036】本発明においては、第1の態様、第2の態
様のいずれにおいても以上の(A)〜(D)の成分の
他、以下の(E)〜(F)の成分をさらに含有してもよ
い。
【0037】(E)成分である減粘剤としては、例えば
塩化カリウム、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム
塩、ポリエチレングリコール、メタクリル酸エステル重
合体、リンゴ酸ナトリウム、チオン酸ナトリウム、プロ
ピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレング
リコール等が挙げられる。また、その他にもトリオクタ
ン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、2−エ
チルヘキサン酸トリグリセライドのような多価アルコー
ル脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミ
チン酸オクチルのような脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油、エタノール等の低級アルコール、
グリコール酸ナトリウム、グリコール酸カリウム等のグ
リコール酸塩などが挙げられる。これらのうち好ましく
はプロピレングリコール、エタノール、2−エチルヘキ
サン酸トリグリセライドである。
【0038】これらの減粘剤の含有量は、組成物中0〜
15重量%であり、好ましくは0〜5重量%である。こ
れらの範囲内であると、粒子径、粒子形、及びCv値に
影響はなく、また、最終製品への利用範囲を損なわず、
系を減粘させることができる傾向がある。
【0039】(F)成分である結晶化剤としては、硫酸
ナトリウム、塩化アンモニウム、クエン酸、コハク酸、
シュウ酸、酒石酸、安息香酸ナトリウム、クエン酸ナト
リウム、酢酸ナトリウム、酢酸カルシウム、塩化ナトリ
ウム、塩化カルシウム、塩化カリウムなどが例示され、
好ましくは塩化ナトリウム、塩化カリウムである。これ
らの結晶化剤の含有量は、組成物中0〜10重量%であ
り、好ましくは0〜5重量%である。これらの範囲内で
あると、よりCv値を小さくできる傾向がある。
【0040】本発明のパール光沢組成物は、結晶の形状
が針状のものである。本明細書において「針状」とは、
個々の結晶の最大径を最小径で除した値の平均値が3を
越えるものをいう。かかる針状の結晶からなるパール光
沢組成物は、あざやかな光沢を有し、シャンプー、リン
ス、ボディーシャンプー、液体洗浄剤等に好適に用いら
れる。
【0041】以上の本発明のパール光沢組成物は、例え
ば以下に説明する本発明の製造方法を用いて好適に製造
することができる。即ち、本発明の製造方法は、下記
(A)〜(D)の成分を含有するパール光沢組成物を、 (A)脂肪酸グリコールエステル (B)脂肪酸モノアルキロールアミド及び/又は脂肪酸
ジアルキロールアミド (C)両性界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤 (D)水 下記の工程(i)〜(iii) により製造することを特徴と
するものである。 (i):(A)成分、(B)成分、(C)成分、及び
(D)成分を、(A)成分の融点以上の温度下で、混合
して乳化する工程、(ii):工程(i)で得られる乳化
物を晶析温度以下に冷却する工程、(iii):工程(ii)
で得られる冷却された乳化物に(D)成分をさらに混合
して所望の粘度を有する組成物を調製する工程。
【0042】工程(i)は(A)〜(D)の各成分を、
(A)成分の融点以上の温度下で、混合して乳化するも
のである。ここで(A)成分の融点は、用いられる成分
によって異なるが、例えば50〜70℃程度である。ま
た、融点以上の温度とは、特に限定されるものではない
が、通常融点よりも5〜30℃、好ましくは5〜25℃
高い温度をいう。なお、混合による乳化は、攪拌機等を
用いて常法により行われる。混合して乳化物を調製する
際の各成分の配合比率は、第1の態様の組成物を製造す
るには、重量比で(A)成分:(B)成分:(C)成分
=100:(1〜10):(1〜30)であって、
(A)成分が組成物中20〜60重量%となるように配
合される。(D)成分の水は工程(iii) での配合分を併
せて組成物中30〜75重量%(工程(i)と工程(ii
i) での水の配分は、重量比で工程(i):工程(iii)
=90:10〜60:40)となるように配合される。
第2の態様の組成物を製造するには、重量比で(A)成
分:(B)成分:(C)成分=100:(5〜50):
(5〜30)であって、(A)成分が組成物中40〜6
0重量%となるように配合される。(D)成分の水は工
程(iii) での配合分を併せて組成物中40〜55重量%
となるように配合される。また、いずれの態様において
も前記のような減粘剤((E)成分))、結晶化剤
((F)成分)を工程(i)で配合することができる
が、その場合の配合量は、組成物中、それぞれ0〜15
重量%、0〜10重量%となるように配合される。
【0043】工程(ii)は、工程(i)で得られる乳化
物を晶析温度以下に冷却するものである。この晶析温度
も、用いられる各種成分によって異なるが、例えば30
〜60℃程度であり、それより10〜30℃低い温度ま
で冷却するのが好ましい。
【0044】工程(iii)は、工程(ii)で得られた冷却
された乳化物に(D)成分をさらに混合して所望の粘度
を有する組成物を調製するものである。ここで、所望の
粘度とは、前記の第1の態様の組成物では、通常50〜
3000cpであり、好ましくは50〜1000cpで
ある。また、第2の態様の組成物では通常1000〜1
0000cpであり、好ましくは1000〜7000c
pである。これらの範囲内であると、分散性が著しく良
好となる。
【0045】本発明においては、このように(D)成分
の水を工程(i)および工程(iii)に分割して使用する
ことに特徴がある。即ち、(D)成分の使用量が同等で
あっても、工程(i)で全部添加するよりも、分割し
て、工程(iii)でさらに配合することにより、得られる
組成物の粘度は大幅に低下し低粘度のパール光沢組成物
を好適に製造することができる。工程(i)と工程(ii
i)における水の配分は、特に限定されるものではない
が、前記のように重量比で工程(i):工程(iii)=9
0:10〜60:40とするのが好ましい。
【0046】本発明のパール光沢組成物は、前記のよう
に水の配合を分割することにより極めて低粘度な組成物
を調製することができるが、このような方法によらず、
前記の工程において工程(i)でのみ水を配合する方法
を用いても前記のような組成からなる本発明のパール光
沢組成物を調製することができる(水を一度に用いると
いう点から従来法という)。この場合、従来法で調製し
た組成物は、水の配合を分割して調製した場合と比較し
て粘度は高いものの、結晶の平均粒子径、粒度分布は小
さいため利用分野によっては有用な新規な組成物であ
る。従って、本発明のパール光沢組成物は、水の配分を
分割する方法で調製した低粘度の組成物に限定されるも
のではなく、従来法で調製した同様の組成からなる組成
物をも包含するものである。即ち、本発明のパール光沢
組成物は、いずれの調製法で得たものでも平均粒子径は
2〜20μmであり、Cv値は0.8以下であり、外観
は良好である。
【0047】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例等によりなんら限定
されるものではない。なお、実施例の結果は、次の評価
方法により測定等されたものである。
【0048】(1)外観 100mL容の透明ガラス容器に試料を入れ、肉眼にて
パール光沢の外観を観察した。尚、試料に気泡の混入し
ているものは遠心分離器に掛け、脱泡を行った。 ○=パール光沢が均一である ×=濁り、エマルション様、又はパール光沢が不均一で
ある
【0049】(2)粘度 (1)の試験に用いた試料を30℃の恒温槽に入れ、試
料の温度を30℃に保ち、B型粘度計(東京計器株式会
社製)で粘度(cp)を測定した。
【0050】(3)安定性1.高温安定性 透明ガラス容器に試料を入れ、密閉し、高温(50℃)
の恒温槽中に1ヶ月保存した後、試料の分離の有無、パ
ール光沢剤の凝集の有無を肉眼観察した。 ○=分離、パール光沢剤の凝集、パール光沢の消失等、
異常を認めない ×=分離、パール光沢剤の凝集、パール光沢の消失のい
ずれかの異常を認める2.低温安定性 透明ガラス容器に試料を入れ、密閉し、低温(−5℃)
の恒温槽中に1ヶ月保存した後、試料の分離、固結の有
無を肉眼観察した。 ○=分離、固結等なく流動性のあるもの ×=分離、固結等、異常のあるもの
【0051】後述の評価結果は、高温安定性および低温
安定性のいずれにおいても○のものは○との評価をし、
いずれかにおいて×の評価のあるもの、両方とも×の評
価のあるものは×との評価をした。
【0052】(4)分散性 パール光沢剤濃度が2重量%となるように、ポリオキシ
エチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミンの
25重量%水溶液に試料を加え、混合した。この時の分
散性を観察した。 ◎:非常に優れる ○:優れる △:やや劣る ×:劣る
【0053】(5)平均粒子径 本明細書における平均粒子径は体積平均径であり、試料
10mLを水で100mLに希釈した後、堀場製作所製
レーザー回折式粒度分布測定装置LA−700を用いて
測定した。 (6)Cv値 Cv=σ/Dp Dp:体積基準平均粒径(μm) σ :粒径の体積分布の標準偏差(μm) で表され、粒径分布の尺度となり、小さい程粒径分布が
狭いことを示す。
【0054】(7)個々の結晶の最大径を最小径で除し
た値の平均値 個々の結晶の最大径を最小径で除した値を求め、その平
均値を算出した。具体的には、パール光沢組成物分散液
を希釈した後、光学顕微鏡により撮影して測定した。平
均値は、30の結晶についての測定値から算出した。
【0055】実施例1 (A)〜(D)成分が表1〜表2の組成(重量%)にな
るように調製した。ここで、表中の本法とは、80℃
(ジステアリン酸エチレングリコールの融点:63℃)
で、攪拌機を用いて(A)〜(D)成分を混合(水は工
程(i)の欄に記載の量を使用)し、混合液を乳化させ
た。次いで得られた乳化物を30℃まで冷却水を用いて
冷却し、その冷却された乳化物に表1〜表2の工程(ii
i)の欄に記載の量だけ(D)成分の水をさらに混合し
た。なお従来法については、(D)成分を工程(i)で
全て使用し工程(iii)では使用しなかった以外は、本法
と同じ手順で行った。得られたパール光沢組成物(1)
〜(12)の評価結果を併せて表1〜表2に示す。ま
た、組成物(4)の結晶構造を示す写真を図1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】実施例2 (A)〜(D)成分を表3の組成(重量%)になるよう
に調製した。表中の本法と従来法の手順は実施例1と同
様である。得られたパール光沢組成物(13)〜(1
6)の評価結果を併せて表3に示す。
【0059】
【表3】
【0060】以上の結果が示すように、本発明の組成で
得られるパール光沢組成物は、結晶の平均粒子径、粒度
分布が小さくなり、さらに本発明の製造方法で得られる
パール光沢組成物は、高濃度でありながら低粘度であ
り、分散性が良好で、結晶の平均粒子径、粒度分布が小
さい。また図1から本発明の組成物における結晶は針状
であることが分かる。
【0061】
【発明の効果】本発明のパール光沢組成物は、含有され
る結晶の粒子径が均一なため光沢が美しく、またその粒
子径が小さいため、製品中で又はパール光沢組成物自身
の安定性が優れる。また、パール化剤に対する界面活性
剤量が少ないため、ボディシャンプー、シャンプー等へ
の添加に際し、ボディシャンプー組成の自由度が上が
り、利用範囲を広げることができる。また、主活性剤と
して、アニオン、カチオン、ノニオン、両性活性剤、又
はこれらの混合物とした液状の、又はペースト状のもの
へ添加してパール外観を付与することができる。本発明
の製造方法によると、高濃度でありながら低粘度で分散
性の良好な、パール光沢組成物を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は組成物(4)の結晶構造を示す写真であ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01F 17/28 B01F 17/28 B01J 13/00 B01J 13/00 A //(C11D 1/94 1:68 1:52)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)〜(D)の成分を含有するこ
    とを特徴とするパール光沢組成物。 (A)脂肪酸グリコールエステル (B)脂肪酸モノアルキロールアミド (C)両性界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤 (D)水 (但し、(A)成分の含有量は組成物中20〜60重量
    %であり、重量比(A)成分:(B)成分:(C)成分
    =100:(1〜10):(1〜30)である。)
  2. 【請求項2】 下記(A)〜(D)の成分を含有するこ
    とを特徴とするパール光沢組成物。 (A)脂肪酸グリコールエステル (B)脂肪酸ジアルキロールアミド (C)両性界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤 (D)水 (但し、(A)成分の含有量は組成物中40〜60重量
    %であり、重量比(A)成分:(B)成分:(C)成分
    =100:(5〜50):(5〜30)である。)
  3. 【請求項3】 粘度が50〜3000cpである請求項
    1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 粘度が1000〜10000cpである
    請求項2記載の組成物。
  5. 【請求項5】 含まれる結晶の平均粒子径が2〜20μ
    m、Cv値が0.8以下である請求項1又は2記載の組
    成物。
  6. 【請求項6】 さらに(E)成分として減粘剤を含有す
    る請求項1又は2記載の組成物。
  7. 【請求項7】 さらに(F)成分として結晶化剤を含有
    する請求項1又は2記載の組成物。
  8. 【請求項8】 下記の工程(i)〜(iii) を有すること
    を特徴とする、下記(A)〜(D)の成分を含有するパ
    ール光沢組成物の製造方法。 (A)脂肪酸グリコールエステル (B)脂肪酸モノアルキロールアミド及び/又は脂肪酸
    ジアルキロールアミド (C)両性界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤 (D)水 (i):(A)成分、(B)成分、(C)成分、及び
    (D)成分を、(A)成分の融点以上の温度下で、混合
    して乳化する工程、(ii):工程(i)で得られる乳化
    物を晶析温度以下に冷却する工程、(iii):工程(ii)
    で得られる冷却された乳化物に(D)成分をさらに混合
    して所望の粘度を有する組成物を調製する工程、
  9. 【請求項9】 請求項8記載の製造方法で得られる、粘
    度が50〜3000cpである請求項1記載のパール光
    沢組成物。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の製造方法で得られる、
    粘度が1000〜10000cpである請求項2記載の
    パール光沢組成物。
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