JPH08231632A - エチレンの(共)重合用触媒及びそれを用いた重合方法 - Google Patents

エチレンの(共)重合用触媒及びそれを用いた重合方法

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JPH08231632A
JPH08231632A JP7341306A JP34130695A JPH08231632A JP H08231632 A JPH08231632 A JP H08231632A JP 7341306 A JP7341306 A JP 7341306A JP 34130695 A JP34130695 A JP 34130695A JP H08231632 A JPH08231632 A JP H08231632A
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JP
Japan
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methyl
catalyst
ethylene
alkyl
compound
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JP7341306A
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Occo Tiziano Dall
ダル’オッコ ティジャーノ
Giampiero Morini
モリニ ジャンピエロ
Enrico Albizzati
アルビッザティ エンリコ
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Montell Technology Co BV
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Montell Technology Co BV
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F10/02Ethene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F10/04Monomers containing three or four carbon atoms
    • C08F10/08Butenes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い分子量分布(MWD)を有する(コ)ポ
リマーを製造するための触媒を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 この発明は、(a)活性型のマグネシウ
ムハライドと少なくとも一つのTi−ハロゲン結合を含
有するチタン化合物からなる固形触媒成分、(b)Al
−アルキル化合物、(c)特定構造式を有する1,3−
ジエーテルから選択された電子供与化合物との反応生成
物からなるエチレン及びエチレンとCH2=CHRオレ
フィン(Rは1〜12の炭素原子を有するアルキル、シ
クロアルキルまたはアリール基)との混合物の新規重合
用触媒に関する。 【効果】 上記触媒は、良好な重合収量と共に、狭いM
WDを有するエチレンの(コ)ポリマーの製造を可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、Ti、Mgとハ
ロゲンを含有する固形触媒成分、Al−アルキル化合物
及び特定の電子供与化合物との反応生成物からなるエチ
レン及びエチレンとCH2 =CHRオレフィン(Rは1
〜12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルま
たはアリール基)との混合物の重合用触媒に関する。こ
の発明の触媒は、狭い分子量分布(MWD)を有する
(コ)ポリマーを製造するためのエチレンの(共)重合
法に使用するのが適することが見出されている。MWD
はポリマーの動力学的挙動性、これから加工性及び最終
の機械特性の両方に影響するのでエチレンポリマーの重
要な特性である。特にLLDPEの場合に、狭いMWD
を有するポリマーは、フィルムや射出成型に適する。こ
れは製造した物品の変形や収縮の問題が最小になるから
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】エチレ
ンのポリマーについて、分子量分布の範囲は、一般にメ
ルトフロー比F/Eで表され、すなわち21.6Kgの
重量で測定したメルトインデックス(メルトインデック
スF)と2.16Kgの重量で測定したメルトインデッ
クス(メルトインデックスE)との比である。メルトイ
ンデックスの測定はASTM D−1238により19
0℃で行われる。
【0003】狭いMWDを有するエチレンの(コ)ポリ
マーの製造用の触媒が、ヨーロッパ特許出願EP−A−
373999に記載されている。すなわちその触媒は、
マグネシウムクロリドに支持されたチタニウム化合物、
Al−アルキル化合物及び式R’OR″を有するモノエ
ーテルから選択された電子供与化合物(外部ドナー)か
らなる固形触媒成分からなる。狭いMWDに関しての良
好な結果は、固形成分が内部電子供与化合物(ジイソブ
チルフタレート)を含む際にのみ得られる。
【0004】
【課題を解決するための手段】ここに特定の外部電子供
与化合物からなり、かつ狭いMWDを有するエチレンの
(コ)ポリマーを得ることを可能にするエチレン及びエ
チレンと1以上のCH 2 =CHRオレフィンのブレンド
の重合用の新しい触媒が見出された。更に、これら触媒
は、良好な重合収率、ならびに優れた形態学的特性およ
び高分子量のポリマーを提供する能力のような良好な範
囲の特性を示す。
【0005】この発明の触媒は、(a)活性型のマグネ
シウムハライドと少なくとも一つのTi−ハロゲン結合
を含有するチタン化合物からなる固形触媒成分、(b)
Al−アルキル化合物、(c)式(I)
【0006】
【化3】
【0007】(式中RI ,RII,RIII 及びRIVは、同
一または異なって、水素原子または1〜18の炭素原子
を有する直鎖状あるいは分岐状アルキル、シクロアルキ
ル、アリール、アルカリールもしくはアラルキル基、R
V とRVIは、同一または異なって、1〜18の炭素原子
を有する直鎖状もしくは分岐状アルキル、シクロアルキ
ル、アリール、アルカリールあるいはアラルキル基であ
り、RI 〜RIVで示した基が水素原子の時、それらはメ
チルではない、RI 〜RIVで示した基の少なくとも2つ
が互いに結合し1以上の環状構造を形成しうる)を有す
る1,3−ジエーテルから選択された電子供与化合物と
の反応生成物からなる。
【0008】また、電子供与化合部c)が、式(II)
【0009】
【化4】
【0010】(式中R1 およびR2 は、同一または異な
って、1〜18の炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐
状アルキル、シクロアルキル、アリール、アルカリール
あるいはアラルキル基であり、かつ同時にメチルではな
く、R1 およびR2 は、互いに結合し1以上の環状構造
を形成しうる)を有する1,3−ジエーテルから選択さ
れてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】活性型のマグネシウムクロリド
は、当該分野で周知であり、非活性のクロリドのスペク
トルに見られる最も強い回析線が、強度で減少してお
り、そのスペクトル中にハロが観察されるX線スペクト
ルで特徴づけられ、その最大強度は、最も強い線に対し
て低角度にシフトしている。
【0012】少なくとも一つのTiハロゲン結合を含有
するチタン化合物の中には、式Ti(OR)n-y
y (nはチタンの価であり、yは1とnの間の数であ
る)を有するものがある。固形成分(a)は、式Ti
(OR)n-m m (nはチタンの価であり、mは0とn
の間の数である)を有するチタン化合物と、付加物Mg
Cl2 ・pROH(pは1〜6の数、Rは1〜12の炭
素原子を有する炭化水素である)を脱アルコールして得
られるマグネシウムクロリドとの反応によって簡便に作
ることができる。必要により反応は、ハロゲン化合物、
あるいは還元化合物またはこれらの混合物の存在下、ま
たはハロゲン化と還元活性を有する化合物の存在下で行
うことができる。
【0013】固形触媒成分の製造例は、米国特許第4,
218,339及び同第4,472,520に記載され
ており、その記載をここに参照として入れる。触媒の固
形成分は、米国特許第4,748,221号及び同4,
803,251号に記載の方法に従っても製造すること
ができる。規則性の形態、例えば球状または回転楕円体
を有する触媒成分が特に好ましい。これらの成分の例
は、米国特許第4,399,054号、ヨーロッパ特許
出願EP−A−395083、ヨーロッパ特許出願EP
−A−553805、ヨーロッパ特許出願EP−A−5
53806、ヨーロッパ特許出願EP−A−60152
5及びヨーロッパ特許出願EP−A−604846に記
載されており、その記載をここに参照として導入する。
【0014】アルミニウム−アルキル化合物(b)は、
Al−トリメチル、Al−トリエチル、Al−トリイソ
ブチル、Al−トリ−n−ブチル、Al−トリ−n−オ
クチルのようなアルミニウムトルアルキルから選択する
のが好ましい。また、Al−トリアルキルとAlMe2
Cl、AlEt2 Cl及びAl2 Et3 Cl3 のような
Al−アルキルハライドまたはAl−アルキルセスキハ
ライドの混合物、並びにOあるいはN原子またはSO3
あるいはSO4 基を介して結合した2以上のAl原子を
含有する化合物を使用することができる。
【0015】電子供与化合物(c)は、式(I)(RI
〜RIVの少なくとも2つが、C2 〜C12炭化水素基であ
る)を有する1,3−ジエーテルから選択するのが好ま
しい。更に好ましくは、RI 〜RIVの少なくとも1つ
が、1以上の炭素原子数を有する炭化水素基である。
【0016】式(I)のジエーテルにおいて、RV およ
びRVIは、C1 〜C12炭化水素基であることが好まし
い。この発明の触媒に使用できる式(I)の1,3−ジ
エーテルのいくつかの例を次に挙げる:1,1,3,3
−テトラメチル−1,3−ジメトキシプロパン、1,
1,3,3−テトラメチル−1,3−ジエトキシプロパ
ン、1−フェニル−3−メチル−1,3−ジメトキシプ
ロパン、1−フェニル−3−メチル−1,3−ジエトキ
シプロパン、1−イソブチル−3−フェニル−1,3−
ジメトキシプロパン、1,1,3,3−テトラメチル−
1,3−ジブトキシプロパン、1−フェニル−3−メチ
ル−1,3−ジブトキシプロパン、1−イソブチル−3
−フェニル−1−メトキシ−3−ブトキシプロパン。
【0017】この発明の触媒に使用できる式(II)の
1,3−ジエーテルのいくつかの例を次に挙げる:2−
メチル−1,3−ジエトキシプロパン、2−メチル−
1,3−ジブトキシプロパン、2−メチル−1−メトキ
シ−3−ブトキシプロパン及び2−メチル−1−エトキ
シ−3−セク−ブトキシプロパン。式(I)及び式(I
I)の化合物は、ヨーロッパ特許EP−361493に
記載の方法で有利につくることができ、その記載をここ
に参照として導入する。
【0018】この発明の触媒は、エチレン、及びエチレ
ンとCH2 =CHRオレフィン(Rは1〜12の炭素原
子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアリール
基)とのブレンドを、液相または気相のいずれかで重合
させて、狭いMWDで特徴づけられるポリマーを得る方
法に用いるのが適する。例えば、高密度ポリエチレン
(HDPE;0.940以上の密度)、これにはエチレ
ンのホモポリマー及びエチレンと3〜12の炭素原子を
有するアルファオレフィンとのコポリマーを含む;線状
低密度ポリエチレン(LLDPE,0.940以下の密
度)、及び非常に低密度及び超低密度(VLDPE及び
ULDPE;0.920以下、0.880までの密度)
でエチレンと1以上のアルファオレフィン(3〜12の
炭素原子)とのコポリマーからなり、80%以上のエチ
レン誘導単位のモル含量を有する線状ポリエチレンをつ
くることができる。
【0019】次に、この発明を実施例によって説明する
が、もちろんこの発明の範囲を逸脱することなく変形が
可能である。性質は次の方法によって測定した: MIEフローインデックス:ASTM−D1238、コ
ンディションE MIFフローインデックス:ASTM−D1238、コ
ンディションF 嵩密度:DIN−53194 ポリマーの形態:ASTM−D1921−63 極限粘度数:ASTM 2857−70
【0020】
【実施例】球状支持体の製造(MgCl2 /EtOH付加物) 10000rpmの代わりに2000rpmで操作する
こと以外は、米国特許第4,399,054号の実施例
2に記載された方法にしたがって、マグネシウムクロリ
ド/アルコール付加物を製造した。
【0021】アルコールを約3モル含む付加物は、約3
0〜90μmの範囲で、平均大きさ約60μmを有して
いた。固体成分の製造の一般的方法 上記条件により製造された球状支持体に、約35%の残
留アルコール量を含む球状粒子が得られるまで、N2
流中、50〜150℃の温度範囲の熱処理を施した(M
gCl2 1モルあたり1.1モルのアルコール)。
【0022】この支持体300gを5000cm3 の反
応器中に導入し、無水ヘキサン3000cm3 で懸濁液
とした。室温での攪拌中、AlEt3 のヘキサン溶液
(107g/リットル)をゆっくりと導入し、モル比約
0.5のAl/EtOHを得た。60℃に加熱し、この
温度を60分維持し、終了時に溶媒を蒸発させることに
より除去した。
【0023】この方法により得られた支持体260gを
5000cm3 の反応器中に無水ヘキサン3000cm
3 と共に導入した。攪拌中、Ti(OBu)4 242g
を室温で30分間かけて供給した。更に30分間攪拌を
継続し、次いでヘキサン250cm3 で希釈したSiC
4 350gを30分間、室温中で供給した。40分間
で65℃に加熱し、この温度を3時間維持し、次いで液
相を沈降及び吸い上げにより分離した。次に、7回洗浄
をヘキサンで行い(毎回3000cm3 )、その内3回
は60℃で、4回は室温で行った。球状形態の成分を、
真空下、50℃で乾燥させた。
【0024】特性を下記する: −全チタン 7.95%(重量) −Mg 11.75%(重量) −Cl 43.2%(重量) −残留Al 0.45%(重量) −OEt 6%(重量) −OBu 19.8%(重量)
【0025】実施例1 エチレンの重合(HDPE) ヘキサン1000ml中5ミリモルのTEALを含む溶
液900mlを、磁気パドル攪拌機、圧力計、温度指示
機、触媒充填系、モノマー供給ライン及び温度制御のた
めのジャケットを備え、70℃でエチレンで予め洗浄す
ることにより汚染が除去された2.5リットルのオート
クレーブに入れた。
【0026】固体成分a)10〜15gの量と予め製造
されたTEAL溶液50mlを、25℃で、シュレンク
(Schlenk)型試験管に入れることにより別々に
触媒懸濁液を製造した。表1に示した1,1,3,3−
テトラメチル−1,3−ジメトキシプロパン(電子供与
化合物c)のアリコートを添加した後、2つの成分を5
分間接触させた。各成分を更に2分間接触させ、次いで
懸濁液をオートクレーブ中に導入した。
【0027】オートクレーブの温度を85℃に上げ、水
素を6.3バールの全圧まで、エチレンを11.6バー
ルの全圧まで供給し、重合中一定に保った。60分後、
オートクレーブにCO0.6リットル(STP時)を導
入することにより重合を停止させ、オートクレーブを3
0℃に冷却した。次いで、ポリマー懸濁液を濾過し、得
られたポリマーを一定の重量になるまで、真空下、60
℃で乾燥させた。重合の条件及び結果を表1に示す。
【0028】実施例2 エチレンの重合(HDPE) 1−フェニル−3−メチル−1,3−ジメトキシプロパ
ンを電子供与化合物(c)として使用することを以外
は、実施例1に記載されたように重合を行った。重合の
条件及び結果を表1に示す。
【0029】実施例3(比較例) 電子供与化合物(c)を使用しないこと以外は、実施例
1に記載されたように重合を行った。重合の条件及び結
果を表1に示す。実施例4(比較例) 1,2−ジメトキシエタンを電子供与化合物(c)とし
て使用すること以外は、実施例1に記載されたように重
合を行った。重合の条件及び結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】この発明の触媒は、狭い分子量分布(M
WD)を有する(コ)ポリマーを製造するためのエチレ
ンの(コ)重合法に使用するのが適する。特にLLDP
Eの場合に、狭いMWDを有するポリマーは、製造した
物品の変形や収縮の問題が最小になるため、フィルムや
射出成形に適する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャンピエロ モリニ イタリア国、ボウゲラー(ピーブイ) 27058、ヴィア エミリア 215 (72)発明者 エンリコ アルビッザティ イタリア国、アロナ(エヌオー) 28041、 ヴィア ローマ 64

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)活性型のマグネシウムハライドと
    少なくとも一つのTi−ハロゲン結合を含有するチタン
    化合物からなる固形触媒成分、(b)Al−アルキル化
    合物、(c)式(I) 【化1】 (式中RI ,RII,RIII 及びRIVは、同一または異な
    って、水素原子または1〜18の炭素原子を有する直鎖
    状あるいは分岐状アルキル、シクロアルキル、アリー
    ル、アルカリールもしくはアラルキル基、RV とR
    VIは、同一または異なって、1〜18の炭素原子を有す
    る直鎖状もしくは分岐状アルキル、シクロアルキル、ア
    リール、アルカリールあるいはアラルキル基であり、R
    I 〜RIVで示した基が水素原子の時、それらはメチルで
    はない、RI 〜RIVで示した基の少なくとも2つが互い
    に結合し1以上の環状構造を形成しうる)を有する1,
    3−ジエーテルから選択された電子供与化合物との反応
    生成物からなるエチレン及びエチレンとCH2 =CHR
    オレフィン(Rは1〜12の炭素原子を有するアルキ
    ル、シクロアルキルまたはアリール基)との混合物の重
    合用触媒。
  2. 【請求項2】 電子供与化合物(c)が、RI 〜RIV
    少なくとも2つがC 1 〜C12炭化水素基である式(I)
    を有する1,3−ジエーテルから選択される請求項1に
    よる触媒。
  3. 【請求項3】 電子供与化合物(c)が、RI 〜RIV
    より示される基の少なくとも1つが一以上の炭素原子数
    を有する炭化水素基である請求項2による触媒。
  4. 【請求項4】 電子供与化合物(c)が、RV とRVI
    1 〜C12炭化水素基である式(I)を有する1,3−
    ジエーテルから選択される請求項1による触媒。
  5. 【請求項5】 電子供与化合物(c)が、1,1,3,
    3−テトラメチル−1,3−ジメトキシプロパン、1,
    1,3,3−テトラメチル−1,3−ジエトキシプロパ
    ン、1−フェニル−3−メチル−1,3−ジメトキシプ
    ロパン、1−フェニル−3−メチル−1,3−ジエトキ
    シプロパン、1−イソブチル−3−フェニル−1,3−
    ジメトキシプロパン、1,1,3,3−テトラメチル−
    1,3−ジブトキシプロパン、1−フェニル−3−メチ
    ル−1,3−ジブトキシプロパン、1−イソブチル−3
    −フェニル−1−メトキシ−3−ブトキシプロパンから
    なる群から選択される請求項1による触媒。
  6. 【請求項6】 マグネシウムハライドがマグネシウムク
    ロリドであり、チタン化合物が、式Ti(OR)n-y
    y (nはチタンの価であり、yは1とnの間の数であ
    る)から選択される請求項1による触媒。
  7. 【請求項7】 マグネシウムクロリドが、付加物MgC
    2 ・pROH(pは1〜6の数、Rは1〜12の炭素
    原子を有する炭化水素である)を脱アルコールして得ら
    れる請求項6による触媒。
  8. 【請求項8】 (a)活性型のマグネシウムハライドと
    少なくとも一つのTi−ハロゲン結合を含有するチタン
    化合物からなる固形触媒成分、(b)Al−アルキル化
    合物、(c)式(II) 【化2】 (式中R1 〜R4 は水素原子であり、R5 およびR
    6 は、同一または異なって、1〜18の炭素原子を有す
    る直鎖状もしくは分岐状アルキル、シクロアルキル、ア
    リール、アルカリールあるいはアラルキル基であり、か
    つ同時にメチルではなく、R5 およびR6 は、互いに結
    合し1以上の環状構造を形成しうる)を有する1,3−
    ジエーテルから選択された電子供与化合物との反応生成
    物からなるエチレン及びエチレンとCH2 =CHRオレ
    フィン(Rは1〜12の炭素原子を有するアルキル、シ
    クロアルキルまたはアリール基)との混合物の重合用触
    媒。
  9. 【請求項9】 電子供与化合物(c)が、2−メチル−
    1,3−ジエトキシプロパン、2−メチル−1,3−ジ
    ブトキシプロパン、2−メチル−1−メトキシ−3−ブ
    トキシプロパン、2−メチル−1−エトキシ−3−セク
    −ブトキシプロパンからなる群から選択される請求項8
    による触媒。
  10. 【請求項10】 請求項1による触媒の存在下で行われ
    るエチレン及びエチレンとCH2 =CHRオレフィン
    (Rは1〜12の炭素原子を有するアルキル、シクロア
    ルキルまたはアリール基)との混合物の重合方法。
  11. 【請求項11】 請求項8による触媒の存在下で行われ
    るエチレン及びエチレンとCH2 =CHRオレフィン
    (Rは1〜12の炭素原子を有するアルキル、シクロア
    ルキルまたはアリール基)との混合物の重合方法。
  12. 【請求項12】 得られるポリマーが、20モル%まで
    の一以上のCH2 =CHRオレフィンを含む請求項10
    による重合法。
  13. 【請求項13】 CH2 =CHRオレフィンが、1−ブ
    テン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−
    ヘキセン及び1−オクテンから選択される請求項10に
    よる重合法。
  14. 【請求項14】 得られるポリマーが、20モル%まで
    の一以上のCH2 =CHRオレフィンを含む請求項11
    による重合法。
  15. 【請求項15】 CH2 =CHRオレフィンが、1−ブ
    テン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−
    ヘキセン及び1−オクテンから選択される請求項11に
    よる重合法。
JP7341306A 1994-12-29 1995-12-27 エチレンの(共)重合用触媒及びそれを用いた重合方法 Pending JPH08231632A (ja)

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