JPH08231337A - アシルラクチレートを含有するコールドクリーム - Google Patents
アシルラクチレートを含有するコールドクリームInfo
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- JPH08231337A JPH08231337A JP7333707A JP33370795A JPH08231337A JP H08231337 A JPH08231337 A JP H08231337A JP 7333707 A JP7333707 A JP 7333707A JP 33370795 A JP33370795 A JP 33370795A JP H08231337 A JPH08231337 A JP H08231337A
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- cold cream
- lactylate
- acyl lactylate
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- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
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- A61K8/31—Hydrocarbons
-
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-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q1/00—Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
- A61Q1/14—Preparations for removing make-up
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- Epidemiology (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のコールドクリームに比べてライトで、
脂っこい皮膚感触が少ない化粧品組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 (i ) 約10〜50重量%の水分、
(ii) 約0.5〜40重量%のワックス、(iii )約
10〜80重量%の鉱油、および(iv) 約0.01〜
20重量%の炭素数18〜30のアシルラクチレート塩
を含有してなることを特徴とするコールドクリーム化粧
品組成物。
脂っこい皮膚感触が少ない化粧品組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 (i ) 約10〜50重量%の水分、
(ii) 約0.5〜40重量%のワックス、(iii )約
10〜80重量%の鉱油、および(iv) 約0.01〜
20重量%の炭素数18〜30のアシルラクチレート塩
を含有してなることを特徴とするコールドクリーム化粧
品組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来のコールドク
リームに比べて改良された水洗浄性(water rinsabilit
y )およびドライな感触を有するコールドクリームに関
する。
リームに比べて改良された水洗浄性(water rinsabilit
y )およびドライな感触を有するコールドクリームに関
する。
【0002】
【従来の技術】現在のクレンジングクリームは鉱油の溶
媒作用を利用して、皮膚からの汚れまたはメークアップ
を結合によって除去する。ルージュ、リップスティック
およびフェースパウダーの顔料の除去はほとんどの婦人
の毎日遭遇する問題である。クレンジングクリームがこ
の機能を行う理想的なものであることが証明された。
媒作用を利用して、皮膚からの汚れまたはメークアップ
を結合によって除去する。ルージュ、リップスティック
およびフェースパウダーの顔料の除去はほとんどの婦人
の毎日遭遇する問題である。クレンジングクリームがこ
の機能を行う理想的なものであることが証明された。
【0003】歴史的に言うと、クレンジングクリームは
数世紀にもわたって発展してきた。150年頃のギリシ
ャの医者であるGalenは、最初のコールドクリーム
の発明者であると報告されている。その時代の皮膚用配
合物は動植物油脂から構成されていた。密蝋およびオリ
ーブ油が主成分であった。Galenは、密蝋とオリー
ブ油の溶融混合物に水分を導入するという考えを提唱し
た。得られた製品では、油の皮膚軟化効果が促進され、
水の蒸発によって心地よい冷却効果が得られた。残念な
がら、製造には時間を要し、面倒であった。また、製品
は不安定であり、悪臭を発生しやすかった。やがて、ス
イートアーモンド油が従来の配合物のオリーブ油にとっ
て替わった。ホウ砂を導入することによって製造時間が
縮小され、より白くより安定なエマルジョンが得られ
た。コールドクリームはクレンジングクリームの形態と
して分類され得るが、大きい粘性を有する。ワックス、
鉱油、水分およびホウ酸ナトリウムからなる「コールド
クリーム」が米国特許に記載されている。
数世紀にもわたって発展してきた。150年頃のギリシ
ャの医者であるGalenは、最初のコールドクリーム
の発明者であると報告されている。その時代の皮膚用配
合物は動植物油脂から構成されていた。密蝋およびオリ
ーブ油が主成分であった。Galenは、密蝋とオリー
ブ油の溶融混合物に水分を導入するという考えを提唱し
た。得られた製品では、油の皮膚軟化効果が促進され、
水の蒸発によって心地よい冷却効果が得られた。残念な
がら、製造には時間を要し、面倒であった。また、製品
は不安定であり、悪臭を発生しやすかった。やがて、ス
イートアーモンド油が従来の配合物のオリーブ油にとっ
て替わった。ホウ砂を導入することによって製造時間が
縮小され、より白くより安定なエマルジョンが得られ
た。コールドクリームはクレンジングクリームの形態と
して分類され得るが、大きい粘性を有する。ワックス、
鉱油、水分およびホウ酸ナトリウムからなる「コールド
クリーム」が米国特許に記載されている。
【0004】ここ数十年の間に新しいクレンジング化学
物質および配合物が開発され、従来のコールドクリーム
を越える技術的利点が証明された。これらの新しい製品
は、油っこさの少ない良好な水洗浄性を求める顧客を魅
惑した。
物質および配合物が開発され、従来のコールドクリーム
を越える技術的利点が証明された。これらの新しい製品
は、油っこさの少ない良好な水洗浄性を求める顧客を魅
惑した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来のコールドクリームに比べてライトで、脂っこ
い皮膚感触が少ない化粧品組成物を提供することであ
る。
は、従来のコールドクリームに比べてライトで、脂っこ
い皮膚感触が少ない化粧品組成物を提供することであ
る。
【0006】本発明の他の目的は、従来のコールドクリ
ームに比べて水洗浄性が良い化粧品組成物を提供するこ
とである。
ームに比べて水洗浄性が良い化粧品組成物を提供するこ
とである。
【0007】本発明のさらに他の目的は、α−ヒドロキ
シ酸類またはそれらの前駆体等の不安定化添加剤を含有
しても従来のコールドクリームと同様の安定性を有する
エマルジョン形態の化粧品組成物を提供することであ
る。
シ酸類またはそれらの前駆体等の不安定化添加剤を含有
しても従来のコールドクリームと同様の安定性を有する
エマルジョン形態の化粧品組成物を提供することであ
る。
【0008】以下の概要および詳説により、本発明のこ
れらの目的および他の目的を明らかにする。
れらの目的および他の目的を明らかにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、(i )
約10〜50重量%の水分、(ii) 約5〜40重量%
のワックス、(iii )約10〜80重量%の鉱油、およ
び(iv) 約0.01〜20重量%の炭素数18〜30
のアシルラクチレート塩を含有してなることを特徴とす
るコールドクリーム化粧品組成物が提供される。
約10〜50重量%の水分、(ii) 約5〜40重量%
のワックス、(iii )約10〜80重量%の鉱油、およ
び(iv) 約0.01〜20重量%の炭素数18〜30
のアシルラクチレート塩を含有してなることを特徴とす
るコールドクリーム化粧品組成物が提供される。
【0010】今日、炭素数18〜30のアシルラクチレ
ートがコールドクリーム配合物を実質的に改良すること
が判明した。アシルラクチレートはよりリッチでクリー
ミーな感触を有する製品を提供する。製品は皮膚上では
あまり油っこくないまたはドライに見えるが、非常にな
めらかかつソフトである。さらに、アシルラクチレート
を含有するコールドクリームについては、水分による自
発的な乳化が観察された。これは、50%未満の水性の
コールドクリームではまれなことであり、通常は、水分
とうまくブレンドされないで皮膚上に脂っこい皮膜を形
成する。一般に、ティッシュペーパーでふき取った後に
残る従来のコールドクリームの残査を除去するのに石鹸
と温水またはアルコール性アストリンゼントが必要であ
る。ラクチレート以外の典型的な表面活性剤は、これら
のワックス含有製品と適合しないブルーミングまたは洗
浄効果を付与することが判明した。
ートがコールドクリーム配合物を実質的に改良すること
が判明した。アシルラクチレートはよりリッチでクリー
ミーな感触を有する製品を提供する。製品は皮膚上では
あまり油っこくないまたはドライに見えるが、非常にな
めらかかつソフトである。さらに、アシルラクチレート
を含有するコールドクリームについては、水分による自
発的な乳化が観察された。これは、50%未満の水性の
コールドクリームではまれなことであり、通常は、水分
とうまくブレンドされないで皮膚上に脂っこい皮膜を形
成する。一般に、ティッシュペーパーでふき取った後に
残る従来のコールドクリームの残査を除去するのに石鹸
と温水またはアルコール性アストリンゼントが必要であ
る。ラクチレート以外の典型的な表面活性剤は、これら
のワックス含有製品と適合しないブルーミングまたは洗
浄効果を付与することが判明した。
【0011】
【発明の実施の形態】したがって、本発明の必須成分は
炭素数18〜30、特に炭素数20〜30のアシルラク
チレート塩である。最も好ましいのはベヘノイルラクチ
レート塩、特にベヘノイルラクチレートのナトリウム塩
である。ラクチレート塩を形成する他の好適なカチオン
はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムおよ
び炭素数2〜12のアルカノールアンモニウムカチオン
である。アシルラクチレート塩はRITAコーポレーシ
ョンのC.J.Patterson Division
から入手可能である。アシルラクチレート塩の量は、約
0.01〜20重量%、好ましくは約0.5〜10重量
%、最適には約2〜5重量%である。
炭素数18〜30、特に炭素数20〜30のアシルラク
チレート塩である。最も好ましいのはベヘノイルラクチ
レート塩、特にベヘノイルラクチレートのナトリウム塩
である。ラクチレート塩を形成する他の好適なカチオン
はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムおよ
び炭素数2〜12のアルカノールアンモニウムカチオン
である。アシルラクチレート塩はRITAコーポレーシ
ョンのC.J.Patterson Division
から入手可能である。アシルラクチレート塩の量は、約
0.01〜20重量%、好ましくは約0.5〜10重量
%、最適には約2〜5重量%である。
【0012】鉱油は本発明の化粧品組成物の他の重要な
成分である。鉱油の量は、約10〜80重量%、好まし
くは約25〜60重量%、最適には約40〜50重量%
である。
成分である。鉱油の量は、約10〜80重量%、好まし
くは約25〜60重量%、最適には約40〜50重量%
である。
【0013】ワックスは本発明の組成物のさらに別の重
要な成分である。好適なワックスは密蝋、セレシン、鯨
蝋、カルナウバ蝋、オゾケライト、カンデリア蝋および
これらのワックスの混合物である。特に好ましいのは密
蝋とセレシンの重量比約5:1〜1:5、好ましくは約
2:1〜1:1の混合物である。ワックスの全量は約
0.5〜40重量%、好ましくは約1〜20重量%、最
適には約2〜10重量%である。
要な成分である。好適なワックスは密蝋、セレシン、鯨
蝋、カルナウバ蝋、オゾケライト、カンデリア蝋および
これらのワックスの混合物である。特に好ましいのは密
蝋とセレシンの重量比約5:1〜1:5、好ましくは約
2:1〜1:1の混合物である。ワックスの全量は約
0.5〜40重量%、好ましくは約1〜20重量%、最
適には約2〜10重量%である。
【0014】水分は本発明の組成物のさらに別の重要な
成分である。水分の量は約10〜50重量%、好ましく
は約15〜35重量%、最適には約20〜30重量%で
ある。
成分である。水分の量は約10〜50重量%、好ましく
は約15〜35重量%、最適には約20〜30重量%で
ある。
【0015】所望により、アルカリ剤を本発明の化粧品
組成物の成分として導入することができる。アルカリ剤
としては、例えば、炭素数2〜10のアルカノールアミ
ン(例えば、トリエタノールアミン)、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウムおよびホウ酸
塩が挙げられる。ホウ酸ナトリウムが最も好ましく、無
水ホウ砂、ホウ砂10水和物およびホウ砂5水和物を含
む種々の水和状態のホウ砂として入手できる。アルカリ
剤の量は、約0.01〜5重量%、好ましくは約0.5
〜3重量%、最適には約1〜2重量%である。
組成物の成分として導入することができる。アルカリ剤
としては、例えば、炭素数2〜10のアルカノールアミ
ン(例えば、トリエタノールアミン)、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウムおよびホウ酸
塩が挙げられる。ホウ酸ナトリウムが最も好ましく、無
水ホウ砂、ホウ砂10水和物およびホウ砂5水和物を含
む種々の水和状態のホウ砂として入手できる。アルカリ
剤の量は、約0.01〜5重量%、好ましくは約0.5
〜3重量%、最適には約1〜2重量%である。
【0016】所望により、増粘剤および粘度改良剤を本
発明の組成物に配合してもよい。好適な増粘剤として
は、キサンタンガム、ナトリウムカルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシアルキルセルロース、アルキルセル
ロース、およびカルボポール[Carbomer、CT
FA名]なる商標名の下にB.F.Goodrichか
ら入手可能な架橋アクリルポリマー類が挙げられる。最
も好ましいのはカルボポール934(商標名)である。
増粘剤および粘度改良剤の量は、約0.01〜10重量
%、好ましくは約0.1〜1重量%である。
発明の組成物に配合してもよい。好適な増粘剤として
は、キサンタンガム、ナトリウムカルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシアルキルセルロース、アルキルセル
ロース、およびカルボポール[Carbomer、CT
FA名]なる商標名の下にB.F.Goodrichか
ら入手可能な架橋アクリルポリマー類が挙げられる。最
も好ましいのはカルボポール934(商標名)である。
増粘剤および粘度改良剤の量は、約0.01〜10重量
%、好ましくは約0.1〜1重量%である。
【0017】潜在的に有害な微生物の増殖を防ぐのに有
効な量の防腐剤を本発明の化粧品組成物に配合すること
もできる。かかる防腐剤の量は約0.001〜1重量%
である。防腐剤としては、メチルパラベン、プロピルパ
ラベン、イミダゾリジニルウレア、ナトリウムデヒドロ
キシアセテートおよびベンジルアルコールが挙げられ
る。他のマイナーな添加成分としては、フレグランス、
乳白剤および着色剤が挙げられ、それぞれの機能を達成
する有効量で使用される。
効な量の防腐剤を本発明の化粧品組成物に配合すること
もできる。かかる防腐剤の量は約0.001〜1重量%
である。防腐剤としては、メチルパラベン、プロピルパ
ラベン、イミダゾリジニルウレア、ナトリウムデヒドロ
キシアセテートおよびベンジルアルコールが挙げられ
る。他のマイナーな添加成分としては、フレグランス、
乳白剤および着色剤が挙げられ、それぞれの機能を達成
する有効量で使用される。
【0018】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明する。特に断らない限り、部、%および割合は重
量基準で表す。
く説明する。特に断らない限り、部、%および割合は重
量基準で表す。
【0019】[実施例1]コールドクリームを使用しな
いユーザーとして選択された20人のパネリストで臨床
研究を行った。これらのパネリストには、市販のコール
ドクリーム(処方A)および4%ベヘノイルラクチレー
トナトリウム塩を含有する同様の市販の製品(処方B)
を支給した。これらの処方を表Iに示す。
いユーザーとして選択された20人のパネリストで臨床
研究を行った。これらのパネリストには、市販のコール
ドクリーム(処方A)および4%ベヘノイルラクチレー
トナトリウム塩を含有する同様の市販の製品(処方B)
を支給した。これらの処方を表Iに示す。
【0020】
【表1】
【0021】パネリストが両方の製品を使用した後、好
みに応じて、以下の項目に従って処方AおよびBを比較
させた。
みに応じて、以下の項目に従って処方AおよびBを比較
させた。
【0022】
【表2】
【0023】表IIから明らかなように、ベヘノイルラ
クチレート塩を含有する処方Bは幾つかのカテゴリーで
特に好ましく、従来の処方Aのコールドクリームに対し
て劣っていたカテゴリーはわずかであった。最も好まし
いカテゴリーは、ほこりおよび油を皮膚から除去する、
効果的なクレンザーである、アイメークアップを容易に
除去する、フェーシャルメークアップを容易に除去す
る、アイメークアップを完全に除去する、皮膚感触をソ
フト/なめらかにする、および毛穴深くまでクリーニン
グするが挙げられる。
クチレート塩を含有する処方Bは幾つかのカテゴリーで
特に好ましく、従来の処方Aのコールドクリームに対し
て劣っていたカテゴリーはわずかであった。最も好まし
いカテゴリーは、ほこりおよび油を皮膚から除去する、
効果的なクレンザーである、アイメークアップを容易に
除去する、フェーシャルメークアップを容易に除去す
る、アイメークアップを完全に除去する、皮膚感触をソ
フト/なめらかにする、および毛穴深くまでクリーニン
グするが挙げられる。
【0024】[実施例2]数種の配合物を調製して、鎖
長の異なるアシルラクチレートの性能を評価した。表II
I に示すベースコールドクリームを調製して、種々のラ
クチレートを4重量%配合した。これらを、ラクチレー
トを含まないが該ベースコールドクリーム配合物よりも
密蝋およびセレシンをそれぞれ2%以上多く含む対照と
比較した。
長の異なるアシルラクチレートの性能を評価した。表II
I に示すベースコールドクリームを調製して、種々のラ
クチレートを4重量%配合した。これらを、ラクチレー
トを含まないが該ベースコールドクリーム配合物よりも
密蝋およびセレシンをそれぞれ2%以上多く含む対照と
比較した。
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】表IVの結果から明らかなように、対照およ
びイソステアロイルラクチレートおよびラウロイルラク
チレート配合物とは異なり、ベヘノイルラクチレート配
合物のみが洗い落すことができる。さらに、ベヘノイル
ラクチレート配合物は他のテストされたすべてのものに
比べて脂っこさが少なく、他のラクチレートを導入した
いずれのものよりも対照配合物に近い硬度を有する。
びイソステアロイルラクチレートおよびラウロイルラク
チレート配合物とは異なり、ベヘノイルラクチレート配
合物のみが洗い落すことができる。さらに、ベヘノイル
ラクチレート配合物は他のテストされたすべてのものに
比べて脂っこさが少なく、他のラクチレートを導入した
いずれのものよりも対照配合物に近い硬度を有する。
【0028】[実施例3]ホウ砂を含有しないコールド
クリームのさらに他の処方を以下に示す。処方を表Vに
示す。
クリームのさらに他の処方を以下に示す。処方を表Vに
示す。
【0029】
【表5】
【0030】以上、本発明の好ましい具体例について説
明したが、本発明の精神を逸脱することなく、種々の変
形および修飾を加えることができることは当業者に明ら
かであり、それらも本発明の範囲のものである。
明したが、本発明の精神を逸脱することなく、種々の変
形および修飾を加えることができることは当業者に明ら
かであり、それらも本発明の範囲のものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バージニア・ラエ・キツカーズ アメリカ合衆国、コネテイカツト・06497、 ストラトフオード、ベイビユー・ブールバ ード・295
Claims (8)
- 【請求項1】 (i ) 約10〜50重量%の水分、 (ii) 約0.5〜40重量%のワックス、 (iii )約10〜80重量%の鉱油、および (iv) 約0.01〜20重量%の炭素数18〜30の
アシルラクチレート塩を含有してなることを特徴とする
コールドクリーム化粧品組成物。 - 【請求項2】 アシルラクチレート塩がベヘノイルラク
チレートである請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 アシルラクチレート塩が約0.5〜10
重量%存在する請求項1記載の組成物。 - 【請求項4】 アルカリ剤が炭素数2〜10のアルカノ
ールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび
ホウ酸塩よりなる群から選択される請求項1記載の組成
物。 - 【請求項5】 アルカリ剤がホウ酸塩である請求項4記
載の組成物。 - 【請求項6】 鉱油が約25〜60重量%存在する請求
項1記載の組成物。 - 【請求項7】 ワックスが密蝋、セレシン、鯨蝋、カル
ナウバ蝋、オゾケライト、カンデリア蝋およびそれらの
混合物よりなる群から選択される請求項1記載の組成
物。 - 【請求項8】 ワックスが密蝋とセレシンの重量比約
5:1〜1:5の混合物である請求項1記載の組成物。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US36765895A | 1995-01-03 | 1995-01-03 | |
US367658 | 1995-01-03 | ||
US08/427,787 US5556630A (en) | 1995-01-03 | 1995-04-25 | Cold creams containing acyl lactylates |
US427787 | 1995-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08231337A true JPH08231337A (ja) | 1996-09-10 |
JP3628786B2 JP3628786B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=27003877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33370795A Expired - Fee Related JP3628786B2 (ja) | 1995-01-03 | 1995-12-21 | アシルラクチレートを含有するコールドクリーム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0720846B1 (ja) |
JP (1) | JP3628786B2 (ja) |
CA (1) | CA2163597C (ja) |
DE (1) | DE69526051T2 (ja) |
ES (1) | ES2172559T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015516407A (ja) * | 2012-05-10 | 2015-06-11 | アンスティチュ ナショナル ドゥ ラ サンテ エ ドゥ ラ ルシェルシュ メディカル | 異所性石灰化の治療のためのチオ硫酸ナトリウム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114126579A (zh) * | 2019-07-02 | 2022-03-01 | 西姆莱斯股份公司 | 蜂蜡和乳酰乳酸酯的混合物 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3098795A (en) * | 1958-11-04 | 1963-07-23 | Dyk & Company Inc Van | Cosmetic compositions containing lactic acid esters of fatty alcohols |
US4198311A (en) * | 1978-07-03 | 1980-04-15 | C. J. Patterson Company | Skin conditioning toilet bar |
FR2462192B1 (fr) * | 1979-08-02 | 1986-08-01 | Oreal | Emulsions du type " eau-dans-l'huile " utilisables comme supports cosmetiques ou excipients pharmaceutiques |
US4867965A (en) * | 1986-10-02 | 1989-09-19 | Revlon, Inc. | Fatty acid diesters |
US4822601A (en) * | 1987-03-13 | 1989-04-18 | R.I.T.A. Corporation | Cosmetic base composition with therapeutic properties |
DE4215502C2 (de) * | 1992-05-12 | 1995-05-18 | Kao Corp Gmbh | Kosmetisches Mittel |
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