JPH08230694A - トラクタの操向装置 - Google Patents

トラクタの操向装置

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JPH08230694A
JPH08230694A JP4113995A JP4113995A JPH08230694A JP H08230694 A JPH08230694 A JP H08230694A JP 4113995 A JP4113995 A JP 4113995A JP 4113995 A JP4113995 A JP 4113995A JP H08230694 A JPH08230694 A JP H08230694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
hydraulic cylinder
axle housing
piston rod
rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP4113995A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Kuroiwa
二三男 黒岩
Yasuhiro Miyauchi
康弘 宮内
Yukinori Imai
征典 今井
Masato Nagai
真人 永井
Minoru Matsuoka
実 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP4113995A priority Critical patent/JPH08230694A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トラクタの操向車輪1の操向連動の容易化を図
る。 【構成】左右両端部に操向自在の車輪1を有するアクス
ルハウジング2の沿って、油圧シリンダ3内に固定ピス
トン4を有したピストンロッド5を設け、このピストン
ロッド5に対して油圧作動する該油圧シリンダ3と、左
右の車輪1の操向アーム6との間を操向ロッド7で連結
してなるトラクタの操向装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの車輪操向
を行う操向装置に関する。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】油
圧シリンダ機構を用いた操向装置では、油圧シリンダを
アクスルハウジングに沿わせて、車体側に取付け、この
油圧シリンダ内のピストンの左右動によって左右両側の
操向車輪側の操向アームに連結するが、このような形態
では、トラクタのようにアクスルハウジングが車体に対
してセンターピボット回りに上下揺動して、車体がロー
リングする構成にあっては利用し難い。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、左右両端部
に操向自在の車輪1を有するアクスルハウジング2の沿
って、油圧シリンダ3内に固定ピストン4を有したピス
トンロッド5を設け、このピストンロッド5に対して油
圧作動する該油圧シリンダ3と、左右の車輪1の操向ア
ーム6との間を操向ロッド7で連結してなるトラクタの
操向装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】ステアリングハンドルの操向
によって油圧シリンダ3内のオイルの給排が行われて、
定位置のピストン4に対して油圧シリンダ3が左右の操
向側へ移動される。この油圧シリンダ3の移動に伴って
左右の操向ロッド7を介して操向アーム6が操向回動さ
れて、左右の車輪1の操向が行われる。
【0005】このような操向装置の構成では、油圧シリ
ンダ3を左右へ移動案内するためのピストンロッド5側
がアクスルハウジング2に沿って取付けられるために、
このアクスルハウジング2が車体に対して揺動したりロ
ーリングする構成であっても、油圧シリンダ3を常時こ
のアクスルハウジング3に一定の関係位置に維持させ
て、車輪1の操向を可能とし、又、この油圧シリンダ3
と操向アーム6との間を操向ロッド7で連結するもので
あるから、この操向ロッド7を長くして、操向時の角度
変化を少くすることができ、正確な操向連動構成が容易
となる。
【0006】
【実施例】図1〜図5において、トラクタ車体8は、前
部のエンジンEと一体のクラッチハウジング9とミッシ
ョンケース10との間を、左右一対のパイプフレーム1
1で連結し、前部には、フロントアクスルブラケット1
2を有して、この下側にフロントアクスルブラケット1
2を有して、この下側にフロントアクスルハウジング2
を、センターピボットメタル13回りに揺動自在に支架
し、後部には、左右両側部のリヤアクスルハウジング2
1を設ける。14はフロントアクスルハウジング2の左
右両端部に操向ピン36回りに操向自在に設けたファイ
ナルケースであり、操向アーム6を有し、下端には前車
輪1を、軸装する前輪軸15を有する。
【0007】16はリヤアクスルハウジング21の左右
両端部操向ピン38回りに操向自在に設けたファイナル
ケースであり、操向アーム26を有し、下端には後車輪
22を軸架する後輪軸17を有する。23は後車輪22
を操向するための油圧シリンダで、このピストン24を
有するピストンロッド25の左右両端部と該操向アーム
26との間をロッド27で連結して、ピストン24の油
圧シリンダ23に対する左右移動によって後車輪22を
操向しうる構成である。28は該油圧シリンダ23をミ
ッションケース10等の車体8に取付けるための取付
座、29は油圧給排のためのニップルである。
【0008】18はキャビン19は操縦席、20はステ
アリングハンドルである。このステアリングハンドル2
0の操作で、オービットロールの如き油圧によるパワス
テ機構を経て、前記油圧シリンダ23と共に、又は単独
に作動される前車輪1操向用の油圧シリンダ3がフロン
トアクスルハウジング2に設けられ、この油圧シリンダ
3の左右動によって、操向ロッド7及び操向アーム6等
を介して左右の前車輪1のフロントアクスルハウジング
2が操向される構成である。
【0009】この油圧シリンダ3の内部に嵌合するピス
トンロッド5は、中央部にピストン4を有して軸方向へ
摺動自在であり、油圧シリンダ3の左右両端部に嵌合し
て固定するシリンダキャップ31によって摺動自在に密
合させて、このピストン4を境とする油圧シリンダ3内
の左右両側部にニップル30からの油圧の給排によっ
て、この油圧シリンダ3を左右へ移動させることができ
る。
【0010】このような油圧シリンダ3のピストンロッ
ド5の左右両端部が、フロントアクスルハウジング2の
前側左右両端部の取付座32にブラケット33によって
取付けられる。油圧シリンダ3の下側には左右適宜の間
隔位置にブラケット34を固定し、このブラケット34
のピン35と外側方に対向して設けられるファイナルケ
ース14の操向アーム6との間を操向ロッド7で連結
し、この油圧シリンダ3の左右移動によって操向ロッド
7を介して左右の前車輪1が操向連動される。
【0011】図6〜図8において、上例と異なる点は、
後車輪22操向用の油圧シリンダ23を、前記ミッショ
ンケース10後部のライブPTO軸38と、この下方に
おいて着脱可能のグランドPTO軸39との間に設け
る。又、車体8の後部に設けるリフトアーム40、この
リフトアーム40からリフトロッド41によって連結さ
れて上下回動される左右一対のロアリンク42、及びト
ップリンク43等からなる三点リンク機構に、ロータリ
耕耘装置等の作業機を連結するヒッチリンク44を設
け、これらのトップリンク43及びヒッチリンク44等
の不使用時の収納構成に係るものである。
【0012】前記車体8のクラッチハウジング9とミッ
ションケース10との間には、油圧無段変速装置(HS
T)45を設け、クラッチハウジング9側の駆動軸を経
て入力軸46を駆動することにより、変速軸47の操作
で、後方のミッションケース10内の副変速装置を中立
位置から前進、後進位置へ無段変速して、伝動しうる構
成である。48はこれら副変速装置を変速位置と低速位
置とに変速操作しうる副変速シフターで、変速レバー4
9の左右回動の選択操作で連動しうる。又、この変速レ
バー49によってベルクランク50、ロッド51等を介
して、前記変速軸47の変速アーム52に連結して、こ
の変速レバー49を前後方向へ操作することにより変速
アーム52を中立位置から前後へ回動して油圧無段変速
装置45の出力軸側を前進側変速位置、又は後進側変速
位置へ無段変速できる。54は中立カムアームで、変速
アーム52を中立位置へ戻すように作用している。
【0013】ミッションケース10の後側には、ライブ
PTO軸38が取出されて、前記クラッチハウジング9
側からPTOクラッチ66やPTO入力軸54等を経て
連動され、更にこのミッションケース10内の変速伝動
機構を経て伝動される。59はこの変速用のシフター、
58はPTO変速レバーである。又、この下方には、グ
ランドPTO軸39を軸装するPTOケース55が、ス
ペーサ57を介在させてボルト56で着脱自在に設けら
れている。このグランドPTO軸39は、副変速による
走行系の伝動を経て連動させることができる。67はミ
ッションケース10の前輪取出軸で、フロントアクスル
ハウジング2の入力軸へ伝動軸68で連動する。
【0014】このような上下二段のPTO軸38,39
は、車体8高さや作業機高さ等によって、作業機の動力
入力軸との間の伝動軸の連結傾斜角度が小さくなるよう
に選択できる。又、グランドPTO軸26のPTOケー
ス55を取付けない仕様形態では、このPTOケース5
5に代えて単なるカバープレートを取付けるとよい。図
6,図7においては、消毒液散布用の液タンク60を操
縦席19の後部を凹状に囲うような形態として取付け、
ヒッチリンク44の下部に液体ポンプ61を装着して、
この液体ポンプ61を前記ライブPTO軸39と連動軸
62で連結して駆動し、この液体ポンプ61の駆動によ
り液タンク60の消毒液を噴霧ノズル等へ送出して植物
や土壌等を消毒する。
【0015】このように液タンク60等を装着するとき
は、図6の状態からトップリンク43をヒッチリンク4
4の上端部から取外して、このトップリンク43を上方
へ回動させて図7のように液タンク60の窪み63に位
置させ、ヒッチリンク44を前側へ回動させた状態にし
て、リフトアーム40により、ロアリンク42を適宜位
置へ上昇させる。ヒッチリンク44のトップリンク43
との連結ピン孔にはトップリンク43の取付ブラケット
65のピン孔との間にピン64を挿通して、ヒッチリン
ク43の位置を固定する。このようなヒッチリンク43
の収納姿勢において、液体ポンプ61を装着し、このポ
ンプ61の上側に液タンク60を装着する。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロントアクスルハウジング、及びリヤアクス
ルハウジング部の正面図。
【図2】その平面図。
【図3】前車輪操向用油圧シリンダの断面図。
【図4】後車輪操向用油圧シリンダの断面図。
【図5】トラクタの側面図。
【図6】一部別実施例を示すトラクタの側面図。
【図7】その一部の作用を示す側面図。
【図8】一部拡大した側面図。
【図9】その伝動機構図。
【符号の説明】
1 車輪 2 アクスルハウジング 3 油圧シリンダ 4 固定ピストン 5 ピストンロッド 6 操向アーム 7 操向ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 真人 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 松岡 実 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両端部に操向自在の車輪1を有する
    アクスルハウジング2の沿って、油圧シリンダ3内に固
    定ピストン4を有したピストンロッド5を設け、このピ
    ストンロッド5に対して油圧作動する該油圧シリンダ3
    と、左右の車輪1の操向アーム6との間を操向ロッド7
    で連結してなるトラクタの操向装置。
JP4113995A 1995-03-01 1995-03-01 トラクタの操向装置 Pending JPH08230694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4113995A JPH08230694A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 トラクタの操向装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4113995A JPH08230694A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 トラクタの操向装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08230694A true JPH08230694A (ja) 1996-09-10

Family

ID=12600107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4113995A Pending JPH08230694A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 トラクタの操向装置

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