JPH08230588A - 自動車用バンパー取り付け金具 - Google Patents
自動車用バンパー取り付け金具Info
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- JPH08230588A JPH08230588A JP3742995A JP3742995A JPH08230588A JP H08230588 A JPH08230588 A JP H08230588A JP 3742995 A JP3742995 A JP 3742995A JP 3742995 A JP3742995 A JP 3742995A JP H08230588 A JPH08230588 A JP H08230588A
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- metal fitting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バンパーに加わる応力の吸収能力が高く、か
つ急激に座屈が生じることがなく、しかも、製造コスト
の低減を図ることのできる自動車用バンパー取り付け金
具を提供する。 【構成】 金具本体の一端部にバンパー取り付け部15
が形成されるとともに、他端部に車本体へ取り付ける車
体取り付け部13が形成され、金具本体に、板状体の中
央部がその両端部18aに対して頂部18bとなるよう
に湾曲され、その両端部18aがバンパー取り付け部1
5または車体取り付け部13のいずれか一方に接続され
るとともに、その頂部18bがバンパー取り付け部15
または車体取り付け部13のいずれか他方に近接する湾
曲部18を備えてなることを特徴とする。
つ急激に座屈が生じることがなく、しかも、製造コスト
の低減を図ることのできる自動車用バンパー取り付け金
具を提供する。 【構成】 金具本体の一端部にバンパー取り付け部15
が形成されるとともに、他端部に車本体へ取り付ける車
体取り付け部13が形成され、金具本体に、板状体の中
央部がその両端部18aに対して頂部18bとなるよう
に湾曲され、その両端部18aがバンパー取り付け部1
5または車体取り付け部13のいずれか一方に接続され
るとともに、その頂部18bがバンパー取り付け部15
または車体取り付け部13のいずれか他方に近接する湾
曲部18を備えてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用バンパーを車
本体に取り付ける金具に係り、より詳しくは、バンパー
に加わる応力の吸収能力が高く、かつ急激に座屈が生じ
ることのない自動車用バンパー取り付け金具に関するも
のである。
本体に取り付ける金具に係り、より詳しくは、バンパー
に加わる応力の吸収能力が高く、かつ急激に座屈が生じ
ることのない自動車用バンパー取り付け金具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体に取り付けられるバ
ンパーとしては、例えば、図9に示すようなものが知ら
れている。この自動車用バンパー1は、鋼板をプレス加
工したりアルミ等の軽合金材料を押し出し加工したりす
ることにより成形されるとともに車体の幅方向に延びる
ように配設されて前記バンパー10の骨格とされるリン
フォースメント2と、このリンフォースメント2に支持
されるとともに衝突時に変形して衝突エネルギーを吸収
する複数の縦リブおよび横リブが樹脂材料を射出成形す
ることにより一体に形成されてなるコア3と、このコア
3を覆うように取り付けられるとともに自動車の車体と
同一色に塗装されるウレタン等の樹脂材料からなるフェ
イシア4とを有するバンパー本体5と、このバンパー本
体5を自動車の車体のフロントサイドフレームメンバー
あるいはリヤサイドフレームメンバー等の車体構造部材
に取り付けて固定する取り付け金具6とを備えている。
そして、従来のバンパー1においては、前記取り付け金
具6は厚い鋼板をプレス加工したり折り曲げて互いに溶
接したりすることにより成形されるとともに、前記リン
フォースメント1に溶接されあるいは螺着されてバンパ
ー本体5に一体に固着されている。
ンパーとしては、例えば、図9に示すようなものが知ら
れている。この自動車用バンパー1は、鋼板をプレス加
工したりアルミ等の軽合金材料を押し出し加工したりす
ることにより成形されるとともに車体の幅方向に延びる
ように配設されて前記バンパー10の骨格とされるリン
フォースメント2と、このリンフォースメント2に支持
されるとともに衝突時に変形して衝突エネルギーを吸収
する複数の縦リブおよび横リブが樹脂材料を射出成形す
ることにより一体に形成されてなるコア3と、このコア
3を覆うように取り付けられるとともに自動車の車体と
同一色に塗装されるウレタン等の樹脂材料からなるフェ
イシア4とを有するバンパー本体5と、このバンパー本
体5を自動車の車体のフロントサイドフレームメンバー
あるいはリヤサイドフレームメンバー等の車体構造部材
に取り付けて固定する取り付け金具6とを備えている。
そして、従来のバンパー1においては、前記取り付け金
具6は厚い鋼板をプレス加工したり折り曲げて互いに溶
接したりすることにより成形されるとともに、前記リン
フォースメント1に溶接されあるいは螺着されてバンパ
ー本体5に一体に固着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
車バンパー1では、取り付け金具6は厚い鋼板をプレス
加工したり折り曲げて互いに溶接したりして作成された
ものであるから、バンパー1に外方から応力が加わった
場合、この応力がある限界(この限界値を座屈荷重とい
う)に達すると取り付け金具6に急激に座屈が生じると
いう問題点があった。その理由を図10を基に説明する
と、応力が小さいうちは取り付け金具6自体が応力を受
け止めて吸収するために比較的変位が小さいが、応力が
座屈荷重に達すると取り付け金具6がこの応力に抗しき
れなくなって急激に座屈し、該応力に垂直の方向に湾曲
してしまうからである。
車バンパー1では、取り付け金具6は厚い鋼板をプレス
加工したり折り曲げて互いに溶接したりして作成された
ものであるから、バンパー1に外方から応力が加わった
場合、この応力がある限界(この限界値を座屈荷重とい
う)に達すると取り付け金具6に急激に座屈が生じると
いう問題点があった。その理由を図10を基に説明する
と、応力が小さいうちは取り付け金具6自体が応力を受
け止めて吸収するために比較的変位が小さいが、応力が
座屈荷重に達すると取り付け金具6がこの応力に抗しき
れなくなって急激に座屈し、該応力に垂直の方向に湾曲
してしまうからである。
【0004】そこで、座屈荷重を高めるために、取り付
け金具6に用いられている鋼板の厚みを厚くしたり、鋼
板の数を増やしたりすることも考えられているが、構造
が複雑になるとともに、製品のコストが大幅に上昇し、
また、設備投資金額が嵩むために取り付け金具6のコス
ト低減の妨げとなっている。また、従来の取り付け金具
6は鋼板をプレス加工することにより成形しているの
で、最も座屈し易い部分に合わせて鋼板の板厚を決めざ
るを得ず、高い強度を必要としない部分にまで厚い鋼板
を使用することとなって軽量化の妨げとなっている。
け金具6に用いられている鋼板の厚みを厚くしたり、鋼
板の数を増やしたりすることも考えられているが、構造
が複雑になるとともに、製品のコストが大幅に上昇し、
また、設備投資金額が嵩むために取り付け金具6のコス
ト低減の妨げとなっている。また、従来の取り付け金具
6は鋼板をプレス加工することにより成形しているの
で、最も座屈し易い部分に合わせて鋼板の板厚を決めざ
るを得ず、高い強度を必要としない部分にまで厚い鋼板
を使用することとなって軽量化の妨げとなっている。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、バンパーに加わる応力の吸収能力が高く、か
つ急激に座屈が生じることがなく、しかも、製造コスト
の低減を図ることのできる自動車用バンパー取り付け金
具を提供することを目的とする。
であって、バンパーに加わる応力の吸収能力が高く、か
つ急激に座屈が生じることがなく、しかも、製造コスト
の低減を図ることのできる自動車用バンパー取り付け金
具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な自動車用バンパー取り付け金具を
採用した。すなわち、請求項1記載の自動車用バンパー
取り付け金具は、金具本体の一端部に前記バンパーに取
り付けるバンパー取り付け部が形成されるとともに、他
端部に前記車本体へ取り付ける車体取り付け部が形成さ
れ、前記金具本体に、板状体の中央部がその両端部に対
して頂部となるように湾曲され、その両端部が前記バン
パー取り付け部または車体取り付け部のいずれか一方に
接続されるとともに、その頂部が前記バンパー取り付け
部または車体取り付け部のいずれか他方に近接する湾曲
部を備えたものである。
に、本発明は次の様な自動車用バンパー取り付け金具を
採用した。すなわち、請求項1記載の自動車用バンパー
取り付け金具は、金具本体の一端部に前記バンパーに取
り付けるバンパー取り付け部が形成されるとともに、他
端部に前記車本体へ取り付ける車体取り付け部が形成さ
れ、前記金具本体に、板状体の中央部がその両端部に対
して頂部となるように湾曲され、その両端部が前記バン
パー取り付け部または車体取り付け部のいずれか一方に
接続されるとともに、その頂部が前記バンパー取り付け
部または車体取り付け部のいずれか他方に近接する湾曲
部を備えたものである。
【0007】請求項2記載の自動車用バンパー取り付け
金具は、請求項1記載の自動車用バンパー取り付け金具
において、前記頂部は、該頂部から外方に向かって延び
る板部を介して前記バンパー取り付け部または車体取り
付け部のいずれか他方に接続されているものである。
金具は、請求項1記載の自動車用バンパー取り付け金具
において、前記頂部は、該頂部から外方に向かって延び
る板部を介して前記バンパー取り付け部または車体取り
付け部のいずれか他方に接続されているものである。
【0008】請求項3記載の自動車用バンパー取り付け
金具は、互いに嵌合する第1の金具および第2の金具を
備え、前記第1の金具は、金具本体の一端部に前記車本
体へ取り付ける車体取り付け部が形成されるとともに他
端部に前記第2の金具と嵌合する嵌合部が形成され、前
記第2の金具は、金具本体の一端部に前記第1の金具と
嵌合する嵌合部が形成されるとともに他端部に前記バン
パーに取り付けるバンパー取り付け部が形成され、前記
第2の金具の金具本体に、板状体の中央部がその両端部
に対して頂部となるように湾曲され、その両端部が前記
バンパー取り付け部または嵌合部のいずれか一方に接続
されるとともに、その頂部が前記バンパー取り付け部ま
たは嵌合部のいずれか他方に近接する湾曲部を備えたも
のである。
金具は、互いに嵌合する第1の金具および第2の金具を
備え、前記第1の金具は、金具本体の一端部に前記車本
体へ取り付ける車体取り付け部が形成されるとともに他
端部に前記第2の金具と嵌合する嵌合部が形成され、前
記第2の金具は、金具本体の一端部に前記第1の金具と
嵌合する嵌合部が形成されるとともに他端部に前記バン
パーに取り付けるバンパー取り付け部が形成され、前記
第2の金具の金具本体に、板状体の中央部がその両端部
に対して頂部となるように湾曲され、その両端部が前記
バンパー取り付け部または嵌合部のいずれか一方に接続
されるとともに、その頂部が前記バンパー取り付け部ま
たは嵌合部のいずれか他方に近接する湾曲部を備えたも
のである。
【0009】請求項4記載の自動車用バンパー取り付け
金具は、請求項3記載の自動車用バンパー取り付け金具
において、前記頂部は、該頂部から外方に向かって延び
る板部を介して前記バンパー取り付け部または嵌合部の
いずれか他方に接続されているものである。
金具は、請求項3記載の自動車用バンパー取り付け金具
において、前記頂部は、該頂部から外方に向かって延び
る板部を介して前記バンパー取り付け部または嵌合部の
いずれか他方に接続されているものである。
【0010】
【作用】本発明の請求項1記載の自動車用バンパー取り
付け金具では、前記金具本体に、板状体の中央部がその
両端部に対して頂部となるように湾曲され、その両端部
が前記バンパー取り付け部または車体取り付け部のいず
れか一方に接続されるとともに、その頂部が前記バンパ
ー取り付け部または車体取り付け部のいずれか他方に近
接する湾曲部を備えたことにより、バンパーに外方から
応力が加わると、前記湾曲部がこの応力を受け止めて該
応力に抗する方向へ変形し該応力を吸収する。この応力
が増加するとともに前記湾曲部が該応力に抗する方向へ
さらに変形し応力を吸収する。これにより、バンパーに
加わる応力の大きさに対応して前記湾曲部が該応力に抗
する方向へ変形し応力を連続的に吸収することとなり、
該取り付け金具に急激に座屈が生じるおそれがなくな
る。
付け金具では、前記金具本体に、板状体の中央部がその
両端部に対して頂部となるように湾曲され、その両端部
が前記バンパー取り付け部または車体取り付け部のいず
れか一方に接続されるとともに、その頂部が前記バンパ
ー取り付け部または車体取り付け部のいずれか他方に近
接する湾曲部を備えたことにより、バンパーに外方から
応力が加わると、前記湾曲部がこの応力を受け止めて該
応力に抗する方向へ変形し該応力を吸収する。この応力
が増加するとともに前記湾曲部が該応力に抗する方向へ
さらに変形し応力を吸収する。これにより、バンパーに
加わる応力の大きさに対応して前記湾曲部が該応力に抗
する方向へ変形し応力を連続的に吸収することとなり、
該取り付け金具に急激に座屈が生じるおそれがなくな
る。
【0011】請求項2記載の自動車用バンパー取り付け
金具では、前記頂部を、該頂部から外方に向かって延び
る板部を介して前記バンパー取り付け部または車体取り
付け部のいずれか他方に接続したことにより、バンパー
に外方から応力が加わると、前記湾曲部がこの応力を受
け止める際に、前記板部が該湾曲部の頂部を該応力に抗
する方向へ押圧し続け、該湾曲部に加わる応力を板部の
両側に分散させる。これにより、前記湾曲部に加わる応
力を複数の方向に分散させて、該湾曲部に加わる応力を
平均化させ、該湾曲部の応力吸収能力を高める。
金具では、前記頂部を、該頂部から外方に向かって延び
る板部を介して前記バンパー取り付け部または車体取り
付け部のいずれか他方に接続したことにより、バンパー
に外方から応力が加わると、前記湾曲部がこの応力を受
け止める際に、前記板部が該湾曲部の頂部を該応力に抗
する方向へ押圧し続け、該湾曲部に加わる応力を板部の
両側に分散させる。これにより、前記湾曲部に加わる応
力を複数の方向に分散させて、該湾曲部に加わる応力を
平均化させ、該湾曲部の応力吸収能力を高める。
【0012】請求項3記載の自動車用バンパー取り付け
金具では、前記第2の金具の金具本体に、板状体の中央
部がその両端部に対して頂部となるように湾曲され、そ
の両端部が前記バンパー取り付け部または嵌合部のいず
れか一方に接続されるとともに、その頂部が前記バンパ
ー取り付け部または嵌合部のいずれか他方に近接する湾
曲部を備えたことにより、バンパーに外方から応力が加
わると、前記湾曲部がこの応力を受け止めて該応力に抗
する方向へ変形し該応力を吸収する。この応力が増加す
るとともに前記湾曲部が該応力に抗する方向へさらに変
形し応力を吸収する。これにより、バンパーに加わる応
力の大きさに対応して前記湾曲部が該応力に抗する方向
へ変形し応力を連続的に吸収することとなり、第1及び
第2の金具に急激に座屈が生じるおそれがなくなる。
金具では、前記第2の金具の金具本体に、板状体の中央
部がその両端部に対して頂部となるように湾曲され、そ
の両端部が前記バンパー取り付け部または嵌合部のいず
れか一方に接続されるとともに、その頂部が前記バンパ
ー取り付け部または嵌合部のいずれか他方に近接する湾
曲部を備えたことにより、バンパーに外方から応力が加
わると、前記湾曲部がこの応力を受け止めて該応力に抗
する方向へ変形し該応力を吸収する。この応力が増加す
るとともに前記湾曲部が該応力に抗する方向へさらに変
形し応力を吸収する。これにより、バンパーに加わる応
力の大きさに対応して前記湾曲部が該応力に抗する方向
へ変形し応力を連続的に吸収することとなり、第1及び
第2の金具に急激に座屈が生じるおそれがなくなる。
【0013】また、車体取り付け部が形成された第1の
金具と、バンパー取り付け部が形成された第2の金具と
に分割したことにより、少ない種類の第1の金具及び第
2の金具を様々に組合せて、様々な種類の車本体及びバ
ンパーへ対応することが可能になる。これにより、複数
の車種に共通する共通部品とすることが可能になり、従
来、車種毎に準備していたプレス金型や治工具類が共通
化し、これらの費用が削減され、製造コストが低減す
る。
金具と、バンパー取り付け部が形成された第2の金具と
に分割したことにより、少ない種類の第1の金具及び第
2の金具を様々に組合せて、様々な種類の車本体及びバ
ンパーへ対応することが可能になる。これにより、複数
の車種に共通する共通部品とすることが可能になり、従
来、車種毎に準備していたプレス金型や治工具類が共通
化し、これらの費用が削減され、製造コストが低減す
る。
【0014】請求項4記載の自動車用バンパー取り付け
金具では、前記頂部を、該頂部から外方に向かって延び
る板部を介して前記バンパー取り付け部または嵌合部の
いずれか他方に接続したことにより、バンパーに外方か
ら応力が加わると、前記湾曲部がこの応力を受け止める
際に、前記板部が該湾曲部の頂部を該応力に抗する方向
へ押圧し続け、該湾曲部に加わる応力を板部の両側に分
散させる。これにより、前記湾曲部に加わる応力を複数
の方向に分散させて、該湾曲部に加わる応力を平均化さ
せ、該湾曲部の応力吸収能力を高める。
金具では、前記頂部を、該頂部から外方に向かって延び
る板部を介して前記バンパー取り付け部または嵌合部の
いずれか他方に接続したことにより、バンパーに外方か
ら応力が加わると、前記湾曲部がこの応力を受け止める
際に、前記板部が該湾曲部の頂部を該応力に抗する方向
へ押圧し続け、該湾曲部に加わる応力を板部の両側に分
散させる。これにより、前記湾曲部に加わる応力を複数
の方向に分散させて、該湾曲部に加わる応力を平均化さ
せ、該湾曲部の応力吸収能力を高める。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る自動車用バンパー取り付
け金具の一実施例について説明する。図1はこの取り付
け金具の平面図、図2は同側面図であり、図において、
11はアルミ合金材が押し出し成形され、自動車の車体
への取り付け部を有する車体側金具(第1の金具)、1
2はアルミ合金材が押し出し成形され、前記車体側金具
11と互いに嵌合するとともにバンパーへの取り付け部
を有するバンパー側金具(第2の金具)である。
け金具の一実施例について説明する。図1はこの取り付
け金具の平面図、図2は同側面図であり、図において、
11はアルミ合金材が押し出し成形され、自動車の車体
への取り付け部を有する車体側金具(第1の金具)、1
2はアルミ合金材が押し出し成形され、前記車体側金具
11と互いに嵌合するとともにバンパーへの取り付け部
を有するバンパー側金具(第2の金具)である。
【0016】車体側金具11は、図示されないサイドフ
レームメンバー等の車体構造部材にこの車体側金具11
を螺着するボルトが挿通される一対の円筒部13a及び
これらの円筒部13aを接続する一対のフレーム13b
からなる車体取り付け部13と、該車体取り付け部13
に連続して形成され、前記バンパー側金具12と嵌合す
る3角筒状の嵌合部14とにより構成されている。嵌合
部14の一側面の両側には、互いに離間する方向へ向か
う断面L字型の嵌合溝14aが押し出し成形により一体
に形成されている。
レームメンバー等の車体構造部材にこの車体側金具11
を螺着するボルトが挿通される一対の円筒部13a及び
これらの円筒部13aを接続する一対のフレーム13b
からなる車体取り付け部13と、該車体取り付け部13
に連続して形成され、前記バンパー側金具12と嵌合す
る3角筒状の嵌合部14とにより構成されている。嵌合
部14の一側面の両側には、互いに離間する方向へ向か
う断面L字型の嵌合溝14aが押し出し成形により一体
に形成されている。
【0017】バンパー側金具12は、図示されないバン
パー本体のリンフォースメントの側面に密着する湾曲し
た板状のバンパー取り付け部15と、前記車体側金具1
1と嵌合する嵌合部16と、この嵌合部16と前記バン
パー取り付け部15とを互いに接続する一対の板体から
なる接続部17とにより構成されている。嵌合部16の
一側面の両側には、互いに対向する断面L字型の嵌合凸
部16aが押し出し成形により一体に形成されている。
また前記密着部15の両端部には、このバンパー側金具
12をバンパー本体のリンフォースメントの側面に螺着
するためのボルトを挿通する貫通孔15aが一対つづ形
成されている。
パー本体のリンフォースメントの側面に密着する湾曲し
た板状のバンパー取り付け部15と、前記車体側金具1
1と嵌合する嵌合部16と、この嵌合部16と前記バン
パー取り付け部15とを互いに接続する一対の板体から
なる接続部17とにより構成されている。嵌合部16の
一側面の両側には、互いに対向する断面L字型の嵌合凸
部16aが押し出し成形により一体に形成されている。
また前記密着部15の両端部には、このバンパー側金具
12をバンパー本体のリンフォースメントの側面に螺着
するためのボルトを挿通する貫通孔15aが一対つづ形
成されている。
【0018】接続部17の内側には、略矩形状の板体の
中央部がその両端部18aに対して頂部18bとなるよ
うに円弧版状に湾曲された湾曲部18が形成され、この
湾曲部18の両端部18aは前記バンパー取り付け部1
5に接合されるとともに、その頂部18bは該頂部18
bから外方に向かって垂直に延びる長尺の板部19を介
して嵌合部16の他の一側面に一体に接合されている。
そして、嵌合部14,16同士は、嵌合した後に溶接に
より強固に接合されている。
中央部がその両端部18aに対して頂部18bとなるよ
うに円弧版状に湾曲された湾曲部18が形成され、この
湾曲部18の両端部18aは前記バンパー取り付け部1
5に接合されるとともに、その頂部18bは該頂部18
bから外方に向かって垂直に延びる長尺の板部19を介
して嵌合部16の他の一側面に一体に接合されている。
そして、嵌合部14,16同士は、嵌合した後に溶接に
より強固に接合されている。
【0019】車体側金具11とバンパー側金具12とを
一体に結合させてバンパー取り付け金具を完成させるに
は、まず、車体側金具11とバンパー側金具12とをそ
れぞれの押し出し方向が互いに平行となるように配置す
るとともに、互いに押し出し方向にスライドさせて車体
側金具11の嵌合部14とバンパー側金具12の嵌合部
16とを互いに嵌合させ、その後、要部を溶接すること
により車体側金具11とバンパー側金具12とが相対変
位しないように固定させる。
一体に結合させてバンパー取り付け金具を完成させるに
は、まず、車体側金具11とバンパー側金具12とをそ
れぞれの押し出し方向が互いに平行となるように配置す
るとともに、互いに押し出し方向にスライドさせて車体
側金具11の嵌合部14とバンパー側金具12の嵌合部
16とを互いに嵌合させ、その後、要部を溶接すること
により車体側金具11とバンパー側金具12とが相対変
位しないように固定させる。
【0020】次に、本実施例のバンパー取り付け金具の
作用を、図3ないし図6に基づき説明する。バンパー2
1に外方から応力が加わらない場合(図3)、湾曲部1
8はその形状を円弧版状に保持している。ここで、バン
パー21に外方から応力が加わると(図4)、湾曲部1
8の頂部18bがこの応力を受け止めて該応力に抗する
方向へ変形し該応力を吸収する。この場合、頂部18b
は湾曲部18中央に押し出されるので該頂部18bの両
側の湾曲部分18cが嵌合部16の他の一側面に密着す
る。さらにバンパー21に応力が加わると(図5)、湾
曲部分18dが嵌合部16の他の一側面に密着するとと
もに、湾曲部分18cが嵌合部16から離れて応力に抗
する方向へ突出し、該応力を吸収する。
作用を、図3ないし図6に基づき説明する。バンパー2
1に外方から応力が加わらない場合(図3)、湾曲部1
8はその形状を円弧版状に保持している。ここで、バン
パー21に外方から応力が加わると(図4)、湾曲部1
8の頂部18bがこの応力を受け止めて該応力に抗する
方向へ変形し該応力を吸収する。この場合、頂部18b
は湾曲部18中央に押し出されるので該頂部18bの両
側の湾曲部分18cが嵌合部16の他の一側面に密着す
る。さらにバンパー21に応力が加わると(図5)、湾
曲部分18dが嵌合部16の他の一側面に密着するとと
もに、湾曲部分18cが嵌合部16から離れて応力に抗
する方向へ突出し、該応力を吸収する。
【0021】さらにバンパー21に応力が加わると(図
6)、湾曲部分18dが嵌合部16の他の一側面に密着
するとともに、湾曲部分18cがバンパー取り付け部1
5に密着し、該応力を吸収する。図7は、本実施例のバ
ンパー取り付け金具の荷重と変位との関係を示す図であ
り、湾曲部18が複数段階で応力を吸収することを示し
ており、応力の吸収能力が高まっている。
6)、湾曲部分18dが嵌合部16の他の一側面に密着
するとともに、湾曲部分18cがバンパー取り付け部1
5に密着し、該応力を吸収する。図7は、本実施例のバ
ンパー取り付け金具の荷重と変位との関係を示す図であ
り、湾曲部18が複数段階で応力を吸収することを示し
ており、応力の吸収能力が高まっている。
【0022】以上説明した様に、本実施例のバンパー取
り付け金具によれば、接続部17の内側に、略矩形状の
板体の中央部がその両端部18aに対して頂部18bと
なるように円弧版状に湾曲された湾曲部18を形成し、
この湾曲部18の両端部18aを前記バンパー取り付け
部15に接合するとともに、その頂部18bを該頂部1
8bから外方に向かって垂直に延びる長尺の板部19を
介して嵌合部16の他の一側面に一体に接合したので、
バンパー21に加わる応力の大きさに対応して湾曲部1
8が該応力に抗する方向へ変形し応力を連続的に吸収す
ることができ、その吸収能力も向上させることができ
る。したがって、車体側金具11及びバンパー側金具1
2の急激な座屈を防止することができる。
り付け金具によれば、接続部17の内側に、略矩形状の
板体の中央部がその両端部18aに対して頂部18bと
なるように円弧版状に湾曲された湾曲部18を形成し、
この湾曲部18の両端部18aを前記バンパー取り付け
部15に接合するとともに、その頂部18bを該頂部1
8bから外方に向かって垂直に延びる長尺の板部19を
介して嵌合部16の他の一側面に一体に接合したので、
バンパー21に加わる応力の大きさに対応して湾曲部1
8が該応力に抗する方向へ変形し応力を連続的に吸収す
ることができ、その吸収能力も向上させることができ
る。したがって、車体側金具11及びバンパー側金具1
2の急激な座屈を防止することができる。
【0023】また、板部19を介して頂部18bを嵌合
部16に接合したので、板部19が湾曲部18に加わる
応力を2つに分散させることができ、湾曲部18に加わ
る応力を平均化させることができ、該湾曲部の18応力
吸収能力を高めることができる。また、車体取り付け部
13が形成された車体側金具11と、バンパー取り付け
部15が形成されたバンパー側金具12とに分割したの
で、少ない種類の車体側金具11とバンパー側金具12
を用意することにより、様々な種類の車本体及びバンパ
ーへ対応することができる。したがって、複数の車種に
共通する共通部品とすることができ、従来、車種毎に準
備していたプレス金型や治工具類を共通化することによ
り、これらの費用を削減することができ、製造コストを
低減させることができる。
部16に接合したので、板部19が湾曲部18に加わる
応力を2つに分散させることができ、湾曲部18に加わ
る応力を平均化させることができ、該湾曲部の18応力
吸収能力を高めることができる。また、車体取り付け部
13が形成された車体側金具11と、バンパー取り付け
部15が形成されたバンパー側金具12とに分割したの
で、少ない種類の車体側金具11とバンパー側金具12
を用意することにより、様々な種類の車本体及びバンパ
ーへ対応することができる。したがって、複数の車種に
共通する共通部品とすることができ、従来、車種毎に準
備していたプレス金型や治工具類を共通化することによ
り、これらの費用を削減することができ、製造コストを
低減させることができる。
【0024】なお、上記実施例においては、湾曲部18
の両端部18aを前記バンパー取り付け部15に接合
し、その頂部18bを板部19を介して嵌合部16に接
合した構成としたが、湾曲部18の両端部18aを嵌合
部16に接合し、その頂部18bを板部19を介して前
記バンパー取り付け部15に接合した構成としてももち
ろんよい。また、本実施例では、車体取り付け部13が
形成された車体側金具11と、バンパー取り付け部15
が形成されたバンパー側金具12とに分割した構成とし
たが、車体側金具11とバンパー側金具12とを一体に
形成した構成としてももちろんよい。
の両端部18aを前記バンパー取り付け部15に接合
し、その頂部18bを板部19を介して嵌合部16に接
合した構成としたが、湾曲部18の両端部18aを嵌合
部16に接合し、その頂部18bを板部19を介して前
記バンパー取り付け部15に接合した構成としてももち
ろんよい。また、本実施例では、車体取り付け部13が
形成された車体側金具11と、バンパー取り付け部15
が形成されたバンパー側金具12とに分割した構成とし
たが、車体側金具11とバンパー側金具12とを一体に
形成した構成としてももちろんよい。
【0025】また、上記実施例では、湾曲部18の頂部
18bを該頂部18bから外方に向かって垂直に延びる
長尺の板部19を介して嵌合部16の他の一側面に一体
に接合した構成としたが、図8に示すように、湾曲部1
8の頂部18bを、板部19を介さずに嵌合部16の他
の一側面に近接する構成としてもよい。この構成におい
ても、バンパー21に外方から応力が加わった際に、湾
曲部18の頂部18bが嵌合部16の他の一側面に接触
し、その後湾曲部18がこの応力を受け止めて該応力に
抗する方向へ連続的に変形し該応力を連続的に吸収する
ので、バンパー21に加わる応力の大きさに対応して該
応力を連続的に吸収することができ、その吸収能力も向
上させることができる。したがって、車体側金具11及
びバンパー側金具12の急激な座屈を防止することがで
きる。
18bを該頂部18bから外方に向かって垂直に延びる
長尺の板部19を介して嵌合部16の他の一側面に一体
に接合した構成としたが、図8に示すように、湾曲部1
8の頂部18bを、板部19を介さずに嵌合部16の他
の一側面に近接する構成としてもよい。この構成におい
ても、バンパー21に外方から応力が加わった際に、湾
曲部18の頂部18bが嵌合部16の他の一側面に接触
し、その後湾曲部18がこの応力を受け止めて該応力に
抗する方向へ連続的に変形し該応力を連続的に吸収する
ので、バンパー21に加わる応力の大きさに対応して該
応力を連続的に吸収することができ、その吸収能力も向
上させることができる。したがって、車体側金具11及
びバンパー側金具12の急激な座屈を防止することがで
きる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の請求項1記
載の自動車用バンパー取り付け金具によれば、前記金具
本体に、板状体の中央部がその両端部に対して頂部とな
るように湾曲され、その両端部が前記バンパー取り付け
部または車体取り付け部のいずれか一方に接続されると
ともに、その頂部が前記バンパー取り付け部または車体
取り付け部のいずれか他方に近接する湾曲部を備えたの
で、バンパーに加わる応力の大きさに対応して湾曲部が
該応力に抗する方向へ変形し応力を連続的に吸収するこ
とができ、その吸収能力も向上させることができる。し
たがって、金具の急激な座屈を防止することができる。
載の自動車用バンパー取り付け金具によれば、前記金具
本体に、板状体の中央部がその両端部に対して頂部とな
るように湾曲され、その両端部が前記バンパー取り付け
部または車体取り付け部のいずれか一方に接続されると
ともに、その頂部が前記バンパー取り付け部または車体
取り付け部のいずれか他方に近接する湾曲部を備えたの
で、バンパーに加わる応力の大きさに対応して湾曲部が
該応力に抗する方向へ変形し応力を連続的に吸収するこ
とができ、その吸収能力も向上させることができる。し
たがって、金具の急激な座屈を防止することができる。
【0027】請求項2記載の自動車用バンパー取り付け
金具によれば、前記頂部を、該頂部から外方に向かって
延びる板部を介して前記バンパー取り付け部または車体
取り付け部のいずれか他方に接続したので、板部が湾曲
部に加わる応力を2つに分散させることができ、湾曲部
に加わる応力を平均化させることができ、該湾曲部の応
力吸収能力を高めることができる。
金具によれば、前記頂部を、該頂部から外方に向かって
延びる板部を介して前記バンパー取り付け部または車体
取り付け部のいずれか他方に接続したので、板部が湾曲
部に加わる応力を2つに分散させることができ、湾曲部
に加わる応力を平均化させることができ、該湾曲部の応
力吸収能力を高めることができる。
【0028】請求項3記載の自動車用バンパー取り付け
金具によれば、前記第2の金具の金具本体に、板状体の
中央部がその両端部に対して頂部となるように湾曲さ
れ、その両端部が前記バンパー取り付け部または嵌合部
のいずれか一方に接続されるとともに、その頂部が前記
バンパー取り付け部または嵌合部のいずれか他方に近接
する湾曲部を備えたので、バンパーに加わる応力の大き
さに対応して湾曲部が該応力に抗する方向へ変形し応力
を連続的に吸収することができ、その吸収能力も向上さ
せることができる。したがって、第1及び第2の金具の
急激な座屈を防止することができる。
金具によれば、前記第2の金具の金具本体に、板状体の
中央部がその両端部に対して頂部となるように湾曲さ
れ、その両端部が前記バンパー取り付け部または嵌合部
のいずれか一方に接続されるとともに、その頂部が前記
バンパー取り付け部または嵌合部のいずれか他方に近接
する湾曲部を備えたので、バンパーに加わる応力の大き
さに対応して湾曲部が該応力に抗する方向へ変形し応力
を連続的に吸収することができ、その吸収能力も向上さ
せることができる。したがって、第1及び第2の金具の
急激な座屈を防止することができる。
【0029】また、車体取り付け部が形成された第1の
金具と、バンパー取り付け部が形成された第2の金具と
に分割したので、少ない種類の第1の金具及び第2の金
具を用意することにより、様々な種類の車本体及びバン
パーへ対応することができる。したがって、複数の車種
に共通する共通部品とすることができ、従来、車種毎に
準備していたプレス金型や治工具類を共通化することに
より、これらの費用を削減することができ、製造コスト
を低減させることができる。
金具と、バンパー取り付け部が形成された第2の金具と
に分割したので、少ない種類の第1の金具及び第2の金
具を用意することにより、様々な種類の車本体及びバン
パーへ対応することができる。したがって、複数の車種
に共通する共通部品とすることができ、従来、車種毎に
準備していたプレス金型や治工具類を共通化することに
より、これらの費用を削減することができ、製造コスト
を低減させることができる。
【0030】請求項4記載の自動車用バンパー取り付け
金具によれば、前記頂部を、該頂部から外方に向かって
延びる板部を介して前記バンパー取り付け部または嵌合
部のいずれか他方に接続したので、板部が湾曲部に加わ
る応力を2つに分散させることができ、湾曲部に加わる
応力を平均化させることができ、該湾曲部の応力吸収能
力を高めることができる。
金具によれば、前記頂部を、該頂部から外方に向かって
延びる板部を介して前記バンパー取り付け部または嵌合
部のいずれか他方に接続したので、板部が湾曲部に加わ
る応力を2つに分散させることができ、湾曲部に加わる
応力を平均化させることができ、該湾曲部の応力吸収能
力を高めることができる。
【図1】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具を示す平面図である。
金具を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具を示す側面図である。
金具を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の作用を示す平面図である。
金具の作用を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の作用を示す平面図である。
金具の作用を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の作用を示す平面図である。
金具の作用を示す平面図である。
【図6】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の作用を示す平面図である。
金具の作用を示す平面図である。
【図7】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の荷重と変位との関係を示す図である。
金具の荷重と変位との関係を示す図である。
【図8】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の変形例を示す平面図である。
金具の変形例を示す平面図である。
【図9】従来の自動車用バンパー取り付け金具を示す斜
視図である。
視図である。
【図10】従来の自動車用バンパー取り付け金具の荷重
と変位との関係を示す図である。
と変位との関係を示す図である。
11 車体側金具(第1の金具) 12 バンパー側金具(第2の金具) 13 車体取り付け部 13a 円筒部 13b フレーム 14 嵌合部 14a 嵌合溝 15 バンパー取り付け部 15a 貫通孔 16 嵌合部 16a 嵌合凸部 17 接続部 18 湾曲部 18a 端部 18b 頂部 19 板部 21 バンパー
Claims (4)
- 【請求項1】 自動車用バンパーを車本体に取り付ける
金具であって、 金具本体の一端部に前記バンパーに取り付けるバンパー
取り付け部が形成されるとともに、他端部に前記車本体
へ取り付ける車体取り付け部が形成され、 前記金具本体に、板状体の中央部がその両端部に対して
頂部となるように湾曲され、その両端部が前記バンパー
取り付け部または車体取り付け部のいずれか一方に接続
されるとともに、その頂部が前記バンパー取り付け部ま
たは車体取り付け部のいずれか他方に近接する湾曲部を
備えてなることを特徴とする自動車用バンパー取り付け
金具。 - 【請求項2】 前記頂部は、該頂部から外方に向かって
延びる板部を介して前記バンパー取り付け部または車体
取り付け部のいずれか他方に接続されていることを特徴
とする請求項1記載の自動車用バンパー取り付け金具。 - 【請求項3】 自動車用バンパーを車本体に取り付ける
金具であって、 互いに嵌合する第1の金具および第2の金具を備え、 前記第1の金具は、金具本体の一端部に前記車本体へ取
り付ける車体取り付け部が形成されるとともに他端部に
前記第2の金具と嵌合する嵌合部が形成され、 前記第2の金具は、金具本体の一端部に前記第1の金具
と嵌合する嵌合部が形成されるとともに他端部に前記バ
ンパーに取り付けるバンパー取り付け部が形成され、 前記第2の金具の金具本体に、板状体の中央部がその両
端部に対して頂部となるように湾曲され、その両端部が
前記バンパー取り付け部または嵌合部のいずれか一方に
接続されるとともに、その頂部が前記バンパー取り付け
部または嵌合部のいずれか他方に近接する湾曲部を備え
てなることを特徴とする自動車用バンパー取り付け金
具。 - 【請求項4】 前記頂部は、該頂部から外方に向かって
延びる板部を介して前記バンパー取り付け部または嵌合
部のいずれか他方に接続されていることを特徴とする請
求項3記載の自動車用バンパー取り付け金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03742995A JP3423465B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 自動車用バンパー取り付け金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03742995A JP3423465B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 自動車用バンパー取り付け金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08230588A true JPH08230588A (ja) | 1996-09-10 |
JP3423465B2 JP3423465B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=12497279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03742995A Expired - Fee Related JP3423465B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 自動車用バンパー取り付け金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3423465B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027501A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Honda Motor Co Ltd | 車両用バンパビーム取付構造 |
JP2007176487A (ja) * | 2007-03-30 | 2007-07-12 | Nippon Light Metal Co Ltd | バンパステイ |
JP2008201417A (ja) * | 2008-06-02 | 2008-09-04 | Nippon Light Metal Co Ltd | バンパステイ |
JP2015508033A (ja) * | 2012-02-03 | 2015-03-16 | マグナ インターナショナル インコーポレイテッド | バンパ組立体用クラッシュボックス |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP03742995A patent/JP3423465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027501A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Honda Motor Co Ltd | 車両用バンパビーム取付構造 |
JP2007176487A (ja) * | 2007-03-30 | 2007-07-12 | Nippon Light Metal Co Ltd | バンパステイ |
JP2008201417A (ja) * | 2008-06-02 | 2008-09-04 | Nippon Light Metal Co Ltd | バンパステイ |
JP2015508033A (ja) * | 2012-02-03 | 2015-03-16 | マグナ インターナショナル インコーポレイテッド | バンパ組立体用クラッシュボックス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3423465B2 (ja) | 2003-07-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030318 |
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