JP3380339B2 - 自動車用バンパー取り付け金具 - Google Patents

自動車用バンパー取り付け金具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のバンパーを車
体に取り付ける金具に関し、より詳しくは、軽合金材料
を押し出し加工して成形することにより軽量化を図ると
ともに、自動車の異なった車種にも共通に使用すること
ができるように改良された自動車のバンパー取り付け金
具に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、従来の自動車バンパ
ー1は、鋼板をプレス加工したりアルミ等の軽合金材料
を押し出し加工したりすることにより成形されるととも
に車体の幅方向に延びるように配設されて前記バンパー
10の骨格とされるリンフォースメント2と、このリン
フォースメント2に支持されるとともに衝突時に変形し
て衝突エネルギーを吸収する複数の縦リブおよび横リブ
が樹脂材料を射出成形することにより一体に形成されて
なるコア3と、このコア3を覆うように取り付けられる
とともに自動車の車体と同一色に塗装されるウレタン等
の樹脂材料からなるフェイシア4とを有するバンパー本
体5と、このバンパー本体5を自動車の車体のフロント
サイドフレームメンバーあるいはリヤサイドフレームメ
ンバー等の車体構造部材に取り付けて固定する取り付け
金具6とを備えている。そして、従来のバンパー1にお
いては、前記取り付け金具6は厚い鋼板をプレス加工し
たり折り曲げて互いに溶接したりすることにより成形さ
れるとともに、前記リンフォースメント1に溶接されあ
るいは螺着されてバンパー本体5に一体に固着されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の自動
車バンパーは、自動車の各々の車体形状に合わせて個別
に設計され製造されているから、そのバンパー本体5が
異なった車種に使用することができないのはもちろんの
こと、その取り付け金具6までもが異なった車種には使
用することができない。したがって、従来のバンパー取
り付け金具6においては、新しい車体を開発する毎に新
たに製造する必要があり、鋼板をプレス加工する金型や
溶接に用いる治工具類を準備しなければならず、設備投
資金額が嵩んでバンパー取り付け金具のコスト低減の妨
げとなっている。また、従来のバンパー取り付け金具は
6鋼板をプレス加工することにより成形しているので、
高い強度が必要な部分に合わせて鋼板の板厚を決めざる
を得ず、高い強度を必要としない部分にまで厚い鋼板を
使用することとなって軽量化の妨げとなっている。
【0004】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、バンパ
ー取り付け金具を異なる車種間においても共通に使用す
ることができるようにしてバンパー取り付け金具の製造
コストを低減するとともに、材料の無駄を省いてバンパ
ー取り付け金具の重量を低減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載の自動車用バンパー取り
付け金具は、自動車のバンパーを車体に取り付ける金具
であって、前記車体への取り付け部を有する第1の金具
と、前記バンパーへの取り付け部を有する第2の金具と
を備え、前記第1の金具および前記第2の金具が、共に
軽合金材料を押し出し成形することにより製造されてい
るとともに、それぞれに押し出し成形されている係合部
を互いに係合させることにより一体に結合されているこ
とを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に記載の自動車用バンパ
ー取り付け金具は、請求項1に記載のバンパーへの取り
付け部(15)に凸部(17a)と凹部(17b)を有
する係合部(17)が形成され前記車体への取り付け部
(12)に凹部(13a)と凸部(13b)を有する係
合部(13)が形成され、前記車体への取り付け部(1
2)に先端に3角形状に末広がり状に伸びる凸部(13
b)が形成され、前記バンパーへの取り付け部(15)
に前記3角形状に末広がり状に伸びる凸部(13b)
嵌合する凹部(17b)が形成されてなることを特徴と
する。本発明の請求項3に記載の自動車用バンパー取り
付け金具は、請求項1又は2に記載の車体への取り付け
(12)に形成された凹部(13a)の壁面に波状の
凹凸が形成され、前記バンパーへの取り付け部(15)
に形成された凸部(17a)が前記波状の凹凸を有する
凹部(13a)に嵌合自在とされてなることを特徴とす
る本発明の請求項4に記載の自動車用バンパー取り付け
金具は、請求項1〜3のいずれかに記載の前記第2の金
具が、バンパー本体に密着するための板状部分(16
a)とこれに接続された3対の板状部分(18a、18
b、18c)とこれら板状部分に接続された係合部(1
7)とを具備してなり、前記車体への取り付け部に形成
されて先端に3角形状に末広がり状に伸びる凸部(13
b)と前記板状部分の1つが直線状に配置されたことを
特徴とする。また、本発明の請求項5に記載の自動車用
バンパー取り付け金具は、請求項1〜4のいずれかに記
載の自動車用バンパー取り付け金具について、前記第1
の金具および前記第2の金具が、それぞれの押し出し方
向が異なる方向に延びるように互いに係合させられて一
体に結合されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の請求項1に記載の自動車のバンパー取
り付け金具は、軽合金材料を押し出し成形することによ
り製造されるので、強度が必要な部分の肉厚を厚く、そ
うでない部分の肉厚を薄くすることができ、重量を軽減
することができる。また、バンパーへの取り付け部を有
する第1の金具と車体への取り付け部を有する第2の金
具とに2分割されているので、バンパーの形状が変わっ
て第2の金具を新しく製造することとなっても、車体に
取り付けられる第1の金具は複数の車種に共通して使用
することができるから、このバンパー取り付け金具を製
造するために必要なプレス金型や治工具類の費用を減少
させて製造コストを低減させることができる。
【0008】また、本発明の請求項に記載の自動車用
バンパー取り付け金具は、第1の金具と第2の金具を、
それぞれの押し出し方向が異なる方向に延びるように互
いに係合させて一体に結合するから、第1の金具および
第2の金具が共に押し出し成形により製造されていて
も、その形状の自由度を高めることができる。これによ
り、バンパー本体や車体のバンパー取り付け部の周囲に
設けられている他の部品との干渉を避けるための逃げ形
状を、第1の金具および第2の金具をそれぞれ押し出し
加工する際に一体に成形することができ、第1の金具も
しくは第2の金具に逃げ形状を追加加工する無駄を省く
ことができる。
【0009】
【実施例】本発明に係る自動車用バンパーステーの実施
例を、以下に図面に基づいて詳細に説明する。ここで、
図1は本発明に係るバンパー取り付け金具の実施例1の
側面図、図2は図1に示すバンパー取り付け金具の平面
図、図3は図1および図2に示すバンパー取り付け金具
を用いてのバンパーの自動車車体への取り付けを説明す
る斜視図、図4は本発明に係るバンパー取り付け金具の
実施例2の側面図、図5は図4に示すバンパー取り付け
金具の平面図、図6は図4および図5に示すバンパー取
り付け金具を用いてのバンパーの自動車車体への取り付
けを説明する斜視図である。
【0010】実施例1 図1に示すように、本発明に係る実施例1の自動車用バ
ンパー取り付け金具10は、それぞれアルミ合金材を押
し出し成形することにより製造された、自動車の車体へ
の取り付け部を有する第1の金具としての車体側金具1
1と、バンパーへの取り付け部を有する第2の金具とし
てのバンパー側金具15とを備えている。
【0011】前記車体側金具11は、図1にその押し出
し形状を示すように、図示されないサイドフレームメン
バー等の車体構造部材にこの車体側金具11を螺着する
ボルトが挿通される一対の貫通孔12aを有する取り付
け部12と、前記バンパー側金具15と係合する係合部
13と、この係合部13と前記取り付け部12とを接続
する接続部14とを有している。前記取り付け部12は
前記貫通孔12aを形成する一対の円筒部12bと、こ
れらの円筒部12bを互いに接続する屈曲した薄肉の板
状部分12cとを有している。また前記係合部13には
前記バンパー側金具15の係合部17に設けられた凸部
17aおよび凹部17bにそれぞれ嵌合する、略矩形状
の凹部13aと先端が3角形状に末広がりに延びる凸部
13bとが押し出し成形により一体に製造されている。
そして、前記凹部13aの壁面には波状の凹凸が形成さ
れている。さらに前記接続部14は一対の厚肉の板状部
分14aを有している。また、図2に平面図として示す
ように、前記車体側金具15は、押し出し方向に対して
垂直に切断されて所定の幅を有するようにされている。
【0012】前記バンパー側金具15は、図1にその押
し出し形状を示すように、図示されないバンパー本体の
リンフォースメントの側面に密着する湾曲した板状の密
着部16と、前記車体側金具11と係合する係合部17
と、この係合部17と前記密着部16とを互いに接続す
る板状の接続部18とを備えている。前記係合部17に
は、前記車体側金具11の係合部13に設けられた凹部
13aおよび凸部13bと係合する、矩形状の凸部17
aと略3角形状の凹部17bとを有している。そして前
記凸部17aの側面には波状の凹凸が設けられている。
また前記密着部16の湾曲した板状部分16aには、こ
のバンパー側金具15をバンパー本体のリンフォースメ
ントの側面に螺着するためのボルトを挿通する貫通孔1
6bが設けられている。さらに前記密着部16と前記係
合部17は前記接続部18の3対の板状部分18a・1
8b・18cによって接続されている。加えて、図2に
平面図として示すように、前記バンパー側金具15は、
押し出し方向に対して傾斜するように切断されることに
より傾斜面15aが形成され、図示されないバンパーの
周囲に設けられている他の部品との干渉を避けるように
されている。
【0013】上述の車体側金具11とバンパー側金具1
5とを一体に結合させてバンパー取り付け金具10を完
成させるには、まず車体側金具11とバンパー側金具1
5とをそれぞれの押し出し方向が互いに平行となるよう
に配置するとともに、互いに押し出し方向にスライドさ
せて車体側金具11の係合部13とバンパー側金具15
の係合部17とを互いに嵌合させ、その後、要部を溶接
することにより車体側金具11とバンパー側金具15と
が相対変位しないように固定する。
【0014】次に、図3を用いて、上述のように製造さ
れたバンパー取り付け金具10によるバンパーの自動車
車体への取り付けを説明する。まず、図3に示すよう
に、バンパー側金具15の湾曲した板状部分16aをバ
ンパーのリンフォースメント30の側面31に密着させ
た後に、板状部分16aに設けられているボルト挿通孔
16bにボルト32を挿通し、ナット33を締め付ける
ことによりリンフォースメント30にバンパー取り付け
金具10を一体に螺着する。さらに、バンパー取り付け
金具10の車体側金具11を、車体に設けられている筒
状のサイドフレームメンバー40内に挿通するととも
に、ボルト41およびナット42を用いて車体側金具1
1をサイドフレームメンバー40に螺着する。
【0015】ところで、新型車が開発されてバンパーの
形状が変更されるのに伴って、そのリンフォースメント
30の形状が変わると、これに対応して上記のバンパー
側金具15の形状をも変えざるを得ない。しかしなが
ら、新型車の車体構造部材のバンパー取り付け部の形状
を従来車のそれと同一形状に設計することは比較的容易
であるから、上述のバンパー取り付け金具10の車体側
金具11を新型車にも継続して使用することが可能であ
る。これにより、新型車用のバンパー取り付け金具は、
そのバンパー側金具は新たに製造することとなるが、車
体側金具は従来のものを使用することができ、新型車用
のバンパー取り付け金具の製造コストを低減することが
できる。
【0016】すなわち、本実施例1のバンパー取り付け
金具10は、アルミ合金材料を押し出し加工することに
より成形されているから、従来の厚い鋼板をプレス加工
したり溶接したりして成形した従来のバンパー取り付け
金具に比較して、その重量を大幅に低減することができ
る。また、車体側金具11とバンパー側金具15とに2
分割したことにより、新型車の開発によりバンパーの形
状が変わった場合においても、少なくとも車体側金具1
1は継続して使用することができるから、その製造コス
トを低減することができる。
【0017】実施例2 図4に示すように、本発明に係る実施例2のバンパー取
り付け金具20は、それぞれアルミ合金材を押し出し加
工することにより成形された第1の金具としての車体側
金具21と、この車体側金具21と図示されないバンパ
ー本体とを接続する第2の金具としてのバンパー側金具
25とを備えている。そして、これらの車体側金具21
とバンパー側金具25とは、図4および図5に示すよう
に、それぞれの押し出し方向が互いに直交するように組
み合わされて一体とされている。
【0018】前記車体側金具21は、図4および図5に
示すように、車体構造部材にこの車体側金具21を螺着
するボルトが挿通される貫通孔22aを有する取り付け
部22と、前記バンパー側金具15と係合する係合部2
3と、この係合部23と前記取り付け部22とを接続す
る接続部24とを有している。そして、前記取り付け部
22には、このバンパー取り付け金具20を車体に螺着
するために用いるナットを嵌合した状態で収納する凹部
28が、前記貫通孔22aと対向する位置に凹設されて
いる。また、図5に示すように、前記接続部24の一対
の板状部分24a・24bの内、図示下側の板状部分2
4bが途中で屈曲するように押し出し成形されて、図示
されないバンパーの周囲に設けられている他の部品との
干渉を避けるようにされているとともに、図4に示すよ
うに、この車体側金具21はその押し出し方向に対して
垂直方向に切断されて所定の幅を有するようにされてい
る。
【0019】前記バンパー側金具25は、図4にその押
し出し形状を示すように、図示されないバンパー本体の
リンフォースメントの側面に密着する板状部分26と、
この板状部分26に立設された4つのリブ27a・27
b・27c・27dとを有している。そして、最も外側
のリブ27aと27dとの間隔は、前記車体側金具21
の係合部23が内嵌して一体に嵌合するような間隔に設
定されている。さらに、前記板状部分26には、前記車
体側金具21の板状部分23aに貫設された一対の貫通
孔23bと互いに対抗する位置に、それぞれ貫通孔26
aが貫設されている。
【0020】次に、図6を用いて、上述のように製造さ
れたバンパー取り付け金具20によるバンパーの自動車
車体への取り付けを説明する。まず、図6に示すよう
に、バンパー側金具25の湾曲した板状部分26をバン
パーのリンフォースメント30の側面31に密着させた
後に、車体側金具21の板状部分23aに設けられてい
る貫通孔23b、およびバンパー側金具25の板状部分
26の貫通孔26aとにボルト32を挿通し、ナット3
3を締め付けることにより、リンフォースメント30に
バンパー取り付け金具10を螺着する。さらに、バンパ
ー取り付け金具20の車体側金具21を、車体に設けら
れている筒状のサイドフレームメンバー40内に挿通す
るとともに、ボルト41を用いて車体側金具11をサイ
ドフレームメンバー40に螺着する。このとき、本実施
例2においては、前記ナット42が車体側金具21に設
けられている前記凹部28内に嵌合した状態で収納され
ているので、ボルト41によりこのバンパー取り付け金
具20をサイドフレームメンバー40に螺着する作業を
行う際にナット42を手で保持する必要が無く、取り付
け作業を容易に行うことができる。
【0021】すなわち、本実施例2のバンパー取り付け
金具20においては、車体側金具21に、図示されない
バンパー本体との干渉を避けるための逃げ部21aがあ
らかじめ押し出し加工によって一体に成形されているか
ら、実施例1に示すバンパー取り付け金具10のバンパ
ー側金具15のように、押し出し方向に対して斜めに切
断することにより逃げ部15aを形成する必要が無く、
車体側金具21およびバンパー側金具25のいずれをも
その押し出し方向に対して垂直に切断することができる
から、その生産効率を高めることができる。また、本実
施例2のバンパー取り付け金具20のように、車体側金
具21およびバンパー側金具25を、それぞれの押し出
し方向が直交するように組み合わせることにより、その
形状の自由度を高めることができる。これにより、バン
パーやその周囲に設けられている他の部品との干渉を避
けるための逃げ形状を、車体側金具21およびバンパー
側金具25をそれぞれ押し出し加工する際に一体に成形
することができるから、逃げ形状を後から機械加工する
等の追加加工を省くことができ、製造コストを低減させ
ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の自動車バンパーの取り付け金具
は、上述のように構成したので、以下のような優れた効
果を得ることができた。すなわち、本発明の自動車バン
パーの取り付け金具は、軽合金材料を押し出し加工する
ことにより成形されているので、強度が必要な部分の肉
厚を厚く、そうでない部分の肉厚を薄くすることがで
き、重量を低減することができる。また、車体への取り
付け部を有する第1の金具とバンパーへの取り付け部を
有する第2の金具とに2分割されているので、バンパー
の形状が変わって第2の金具を新しく製造することとな
っても、少なくとも車体に取り付けられる第1の金具は
複数の車種に共通して使用することができるから、この
バンパー取り付け金具を製造するために必要なプレス金
型や治工具類の費用を減少させて製造コストを低減させ
ることができる。さらに、第1の金具と第2の金具と
を、それぞれの押し出し方向が直交するように一体に組
み合わせることにより形状の自由度を高めることができ
るから、バンパー本体や車体のバンパー取り付け部との
干渉を避けるための逃げ形状を、第1の金具および第2
の金具に一体に押し出し成形することができ、第1の金
具および第2の金具の生産効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバンパー取り付け金具の実施例1
の側面図である。
【図2】図1に示すバンパー取り付け金具の平面図であ
る。
【図3】図1および図2に示すバンパー取り付け金具を
用いてのバンパーの自動車車体への取り付けを説明する
斜視図である。
【図4】本発明に係るバンパー取り付け金具の実施例2
の側面図である。
【図5】図4に示すバンパー取り付け金具の平面図であ
る。
【図6】図4および図5に示すバンパー取り付け金具を
用いてのバンパーの自動車車体への取り付けを説明する
斜視図である。
【図7】従来のバンパーの取り付け構造を説明する斜視
図である。
【符号の説明】
1 従来のバンパー 2 リンフォースメント 3 コア 4 フェイシア 5 バンパー本体 6 従来のバンパー取り付け金具 10 実施例1のバンパー取り付け金具 11 車体側金具 12 取り付け部 12a ボルト挿通孔 13 係合部 13a 凹部 13b 凸部 14 接続部 15 バンパー側金具 16 密着部 16b ボルト挿通孔 17 嵌合部 17a 凸部 17b 凹部 18 接続部 20 実施例2のバンパー取り付け金具 21 車体側金具 22 取り付け部 22a ボルト挿通孔 23 係合部 23b ボルト挿通孔 24 接続部 25 バンパー側金具 26 板状部分 26a ボルト挿通孔 27 リブ 28 ナット収納凹部 30 リンフォースメント 31 側面 32 ボルト 33 ナット 40 サイドフレームメンバー 41 ボルト 42 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 19/24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のバンパーを車体に取り付ける金
    具であって、前記車体への取り付け部を有する第1の金
    具と、前記バンパーへの取り付け部を有する第2の金具
    とを備え、前記第1の金具および前記第2の金具が、共
    に軽合金材料を押し出し成形することにより製造されて
    いるとともに、それぞれに押し出し成形されている係合
    部を互いに係合させることにより一体に結合されている
    ことを特徴とする自動車用バンパー取り付け金具。
  2. 【請求項2】 前記バンパーへの取り付け部(15)
    凸部(17a)と凹部(17b)を有する係合部(1
    7)が形成され前記車体への取り付け部(12)に凹部
    (13a)と凸部(13b)を有する係合部(13)
    形成され、前記車体への取り付け部(12)に先端に3
    角形状に末広がり状に伸びる凸部(13b)が形成さ
    れ、前記バンパーへの取り付け部(15)に前記3角形
    状に末広がり状に伸びる凸部(13b)を嵌合する凹部
    (17b)が形成されてなることを特徴とする請求項1
    に記載の自動車用バンパー取り付け金具。
  3. 【請求項3】 前記車体への取り付け部(12)に形成
    された凹部(13a)の壁面に波状の凹凸が形成され、
    前記バンパーへの取り付け部(15)に形成された凸部
    (17a)が前記波状の凹凸を有する凹部(13a)
    嵌合自在とされてなることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の自動車用バンパー取り付け金具。
  4. 【請求項4】 前記第2の金具が、バンパー本体に密着
    するための板状部分(16a)とこれに接続された3対
    の板状部分(18a、18b、18c)とこれら板状部
    分に接続された係合部(17)とを具備してなり、前記
    車体への取り付け部に形成されて先端に3角形状に末広
    がり状に伸びる凸部(13b)と前記板状部分の1つが
    直線状に配置されたことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の自動車用バンパーの取り付け金具。
  5. 【請求項5】 前記第1の金具および前記第2の金具
    が、それぞれの押し出し方向が異なる方向に延びるよう
    に互いに係合させられて一体に結合されていることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用バン
    パー取り付け金具。
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