JPH08230405A - 自転車用ホイールリムおよびそのホイールリムを用いた自転車用ホイール - Google Patents

自転車用ホイールリムおよびそのホイールリムを用いた自転車用ホイール

Info

Publication number
JPH08230405A
JPH08230405A JP7304415A JP30441595A JPH08230405A JP H08230405 A JPH08230405 A JP H08230405A JP 7304415 A JP7304415 A JP 7304415A JP 30441595 A JP30441595 A JP 30441595A JP H08230405 A JPH08230405 A JP H08230405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel rim
bicycle wheel
side wall
lower bridge
bridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7304415A
Other languages
English (en)
Inventor
Jean-Pierre Mercat
ジャン−ピエール・メルカ
Alban Minville
アルバ・マンバーユ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mavic SAS
Original Assignee
Mavic SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mavic SAS filed Critical Mavic SAS
Publication of JPH08230405A publication Critical patent/JPH08230405A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B21/00Rims
    • B60B21/02Rims characterised by transverse section
    • B60B21/025Rims characterised by transverse section the transverse section being hollow
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B21/00Rims
    • B60B21/02Rims characterised by transverse section
    • B60B21/026Rims characterised by transverse section the shape of rim well
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B21/00Rims
    • B60B21/06Rims characterised by means for attaching spokes, i.e. spoke seats
    • B60B21/062Rims characterised by means for attaching spokes, i.e. spoke seats for bicycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B2900/00Purpose of invention
    • B60B2900/30Increase in
    • B60B2900/311Rigidity or stiffness

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車用ホイールリムの物理的特性の改善を
図った自転車用ホイールリムおよびそのホイールリムを
用いた自転車用ホイールを提供することにある。 【解決手段】 第1側壁面2,第2側壁面3を有し、下
部部分が下部ブリッジ4によって連結され、中央部分が
上部ブリッジ5によって連結され、第1側壁面2および
第2側壁面3の上部にタイヤをセットするためのリング
状溝7が設けられ、自転車用ホイールリムの断面が概略
矩形を有し、下部ブリッジ4の厚みが0.7mm以下に
形成されている。これにより、曲げ剛性、捩じり剛性に
強くかつ軽量の自動車用ホイールリムを実現することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自転車用ホイー
ルリムおよびそのホイールリムを用いた自転車用ホイー
ルに関し、より特定的には、自転車用ホイールリムおよ
びそのホイールリムを用いた自転車用ホイールの構造の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】周知
のとおり、タイヤをセットすることを目的とした自転車
用ホイールリムは、軸を中心として回転する形状を有し
ている。この自転車用ホイールリムの断面形状は、両側
面に互いに間隔を隔てて配置された1対の側壁面を有し
ている。この1対の側壁面は、自転車用ホイールリムの
両側面を形成している。この1対の側壁面の下部部分
は、下部ブリッジにより連結され、また1対の側壁面の
中間部分は、上部ブリッジによって連結されている。
【0003】したがって、1対の側壁面の中間部分の下
の部分、上部ブリッジおよび下部ブリッジにより、箱型
空間を形成している。この箱型空間を形成する上部ブリ
ッジおよび下部ブリッジの所定の位置には、自転車用ホ
イールのスポークを通すために複数の穴があけられてい
る。また、場合によっては、自転車用ホイールリムとス
ポークとの接合をよくするために、上述した穴にはめ込
み法によって取付けられる鳩目部材が設けられている。
【0004】上述した箱型空間は、曲げと捩じりとに対
する自転車用ホイールリムの剛性を強くしており、さら
に自転車用ホイールにおける剛性、正面抵抗力および側
面抵抗力をも強くしている。
【0005】1対の側壁面は、上部ブリッジを超えてさ
らに上方に延び、この1対の側壁面の上部と、上部ブリ
ッジの上表面とともに、タイヤおよびタイヤの空気室を
も収納するための、リング状溝が規定されている。ま
た、1対の側壁面の上には、タイヤを支えるためのクッ
ションを設けることによって、タイヤをリング状溝に固
定しやすくすることができる。
【0006】現在一般に市販されている自転車用ホイー
ルリムは、アルミニウム合金を曲げた形鋼の両端を溶接
するかまたはスリーブで接合するかあるいはその他適切
な方法で製造されている。
【0007】自転車用ホイールリムに要求される主な物
理的特性は、自転車用ホイールリムの重量と、自転車用
ホイールリムの中心を通り、正面の変形方向に対する垂
直な中立軸と、自転車用ホイールリムの中心を通り、横
への変形方向に対する垂直な軸とにおける、自転車用ホ
イールリムの慣性モーメントである。
【0008】したがって、これらの自転車用ホイールリ
ムの物理的特性は、用いる素材と、自転車用ホイールリ
ムのサイズとに起因している。
【0009】自転車用ホイールリムの大きさは、以下に
示す要因によって決定される。たとえばリング状溝の寸
法は、自転車用ホイールリムに装着されるタイヤのサイ
ズに従って決定される。また箱型空間の1対の側壁の寸
法は、得ようとする物理的特性に従って決定される。ま
た、リング状溝の寸法、1対の側壁の寸法は、自転車用
ホイールリムに取付けられるスポークに生じる引張応力
または圧縮応力も考慮される。
【0010】さらに、考慮しなければならない別の応力
としては、自転車用ホイールリムの製造時における形鋼
の押出加工と曲げ加工との後に行なわれる両端の接合加
工時に生じる応力がある。たとえば、1対の側壁面の薄
い形鋼を押出加工する方法は、繊細であり、非常に低速
でなければ作業を行なうことができない。しかし、自転
車用ホイールリムの生産性の向上と品質の向上とが相反
する条件下にあることが一般に知られている。さらに、
溶接、特にアーク式溶接による接合の場合、極度に薄い
1対の側壁面を問題なく溶接することは困難である。
【0011】一方、タイヤを装着するためのリング状溝
に関しては、タイヤが外側に膨れるということによっ
て、1対の側壁面の上部に、外側への比較的強い応力が
かかることが知られている。このため、1対の側壁面の
厚みは、厚く形成されている。
【0012】このように、上述した理由に基づいて、実
際には、自転車用ホイールリムには、比較的厚みと形が
一様な形鋼の棒材が用いられ、スポークの耐久力をよく
し、スポークと自転車用ホイールリムとの間の機械的結
合力を確保するために、下部ブリッジを補強する傾向に
ある。
【0013】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、自転車用ホイールリムの物理的特性の
すべてあるいは少なくともその一部分を改善することに
よって、高性能の自転車用ホイールリムおよびそのホイ
ールを用いた自転車用ホイールを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた自転
車用ホイールリムによれば、その断面形状が概略矩形で
あり、下部ブリッジの厚みが、少なくとも下部ブリッジ
の幅の略全長において、0.7mm以下である。
【0015】このように、自転車用ホイールリムの全体
的な形を矩形にすることによって、捩じり剛性、曲げ剛
性を向上させることが可能となる。さらに、下部ブリッ
ジの厚みを薄くすることによって、自転車用ホイールリ
ムの重量を軽減でき、これによって自転車用ホイールリ
ムの剛性を低下させることなく、自転車用ホイールリム
の重量と力学的慣性を減らすことが可能となる。
【0016】さらに、また、好ましくは、自転車用ホイ
ールリムの最終形態を、両側面に加工仕上を行ない、ま
た、下部ブリッジの外表面が、部分的にフライスにより
削られている。これによって、厚みのより大きい形鋼を
用いて上述した加工を行なうことが可能となるために、
形鋼の棒材の押出加工および曲げ加工工程後の、両端の
接合加工を容易に行なうことが可能となる。
【0017】また、上述した自転車用ホイールリムを取
付けた自転車用ホイールにおいても、同様の作用効果を
得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下、この発明に基づいた実施の形態
1における自転車用ホイールリムについて、図を参照し
て説明する。
【0019】まず、図1は、直径の大きなリングの形状
を有する自転車用ホイールリム1の側面図を示してい
る。自転車用ホイールリム1は、アルミニウム合金また
はその他の合金による形鋼を曲げて作ったもので、その
両端は全く特別な方法で、特に溶接ないしは連結用のス
リーブを用いて接合されている。
【0020】自転車用ホイールリム1の断面形状は、図
2および図3に示すように、対称中心(図中一点鎖線
P)に対称となるように両側面を形成する第1側壁面2
および第2側壁面3が設けられている。第1側壁面2お
よび第2側壁面3の下部部分は、下部ブリッジ4によっ
て結合されている。また、第1側壁面2および第2側壁
面3の中間部分が、上部ブリッジ5によって結合されて
いる。
【0021】したがって、第1側壁面2、第2側壁面
3、下部ブリッジ4および上部ブリッジ5とにより、箱
状空間6を規定している。この箱状空間6によって自転
車用ホイールリムの曲げ剛性および捩じれ剛性の物理的
特性の改善を図っている。
【0022】自転車用ホイールリム1の上部ブリッジ5
および下部ブリッジ4には、一般にスポークを取付ける
ための穴が複数あけられている。好ましくは、これらの
穴には、鳩目用部材を設けて、鳩目用部材を自転車用ホ
イールリムに固定することが望ましい。この点について
詳しくは、後述する。
【0023】また、自転車用ホイールリムに取付けられ
たスポークにハブを連結することにより、自転車用ホイ
ールが完成される。
【0024】自転車用ホイールリム1の第1側壁面2と
第2側壁面3とは、上部ブリッジ5よりも上方に延び、
上部ブリッジ5とともに、リング状溝7を規定してい
る。このリング状溝7の断面形状は、図3に示すように
略U字形状を有している。
【0025】また、このリング状溝7は、箱状空間6の
外側に設けられている。このリング状溝7には、タイヤ
が装着されることになり、万一の場合には、空気室を収
納することになる。好ましくは、この第1側壁面2およ
び第2側壁面3の上方には、それぞれ内側に向いた第1
リム8および第2リム9を設けることが望ましい。これ
は、タイヤの両側面が、自転車用ホイールリム1の中に
維持されやすくするためである。
【0026】自転車用ホイールリム1の断面形状は、概
略矩形を有している。特に、下部ブリッジ4の図3に示
す横断面は、ほぼ平らであり、第1側壁面2および第2
側壁面3に対して垂直となるように設けられている。し
たがって、この自転車用ホイールリム1は、略回転円筒
形形状を有する。
【0027】下部ブリッジ4の厚みは、他の部分の厚み
と比較して薄く形成されており、その厚みは0.7mm
以下である。また好ましくは、0.5mm程度であって
も構わない。
【0028】第1側壁面2および第2側壁面3の厚み
は、上部ブリッジ7に向かって次第に太くなっている。
また、下部ブリッジ4との接合部分では、第1側壁面2
および第2側壁面3の厚みは、下部ブリッジ4と同じ厚
みになっている。
【0029】また好ましくは、第1側壁面2および第2
側壁面3の厚みは、上部ブリッジ5との接合部で最大に
なることが望ましい。また、第1側壁面2および第2側
壁面3の厚みは、上部ブリッジ5より上方においては、
第1リム8および第2リム9に向かって、次第に薄くな
ることが好ましい。上部ブリッジ5の厚みは、下部ブリ
ッジ4の厚みよりも厚く設けられている。
【0030】図3に示した自転車用ホイールリム1にお
いては、上部ブリッジ5の中央部分は、波状となってお
り、対称中心(図中一点鎖線P)を含む仮想平面に沿っ
て、リング状の凹部10が形成されている。この凹部1
0は、アイレットを受入れるためのものである。この点
については後述する。
【0031】この自転車用ホイールリム1の断面形状
は、概略正方形を示しているため、捩じれと曲げに対す
る強度特性が極めてよい。第1側壁面2および第2側壁
面3には、この第1側壁面2および第2側壁面3を外側
へ開く力が加わる。これは、タイヤは常に膨れているた
めに、外側に膨張しようとする力が働くためである。こ
のタイヤが外側に膨張しようとする力は、第1側壁面2
および第2側壁面3の上部部分に加わる。したがって、
上部ブリッジ5には、主として引張応力が作用し、その
結果、第1側壁面2と第2側壁面3とを広げる力が加え
られる。一方、下部ブリッジ4には、圧縮応力が作用す
る。その結果、第1側壁面2と第2側壁面3との上部部
分が外側に広がるのを、上部ブリッジ5により制限す
る。
【0032】下部ブリッジ4は、第1側壁面2および第
2側壁面3に対してほぼ垂直となるように設けられてい
る。さらに、下部ブリッジ4は、比較的幅が広く設けら
れている。その結果、下部ブリッジ4の肉厚を薄くする
ことが可能となる。つまり、下部ブリッジの厚みが薄く
ても、下部ブリッジ4にかかる応力は、ほとんどが圧縮
応力であるために、十分にこの圧縮応力に対して抵抗す
ることが可能となる。
【0033】第1側壁面2および第2側壁面3の厚み
は、上部ブリッジ5との接合部近傍で最も厚くなるよう
に設けられている。これは、第1側壁面2および第2側
壁面3における内部応力が最大となるのが、上部ブリッ
ジ5との接合部近傍となるためである。
【0034】図3に示すように、自転車用ホイールリム
1の断面形状が、概略矩形形状となっているため、自転
車用ホイールリムの重量と運動慣性が大きくなり、自転
車用ホイールリムの構成に関して良好な特性が維持され
る。
【0035】したがって、上述した形状からなる自転車
用ホイールリム1は、特に、タイヤを取付けるための自
転車用ホイールとして用いることが最も好ましい。
【0036】この実施の形態1における自転車用ホイー
ルリムは、チュープラタイプ用の自転車用ホイールリム
として作られていないが、それは問題が同じではないか
らである。つまり、チュープラタイヤが膨れるために
は、自転車用ホイールリムにかかる応力は、チュープラ
タイヤ自体のボリュームが閉鎖されているために、非常
に小さいためである。
【0037】この実施の形態1における自転車用ホイー
ルリム1は、その高さが17.5mm程度であり、その
幅が20.5mm程度となっている。また、箱型空間6
の高さは9.5mm程度である。下部ブリッジ4の厚み
は一様で、0.5mm程度に形成されている。
【0038】上部ブリッジ5と第1側壁面2および第2
側壁面3との接合部での第1側壁面2および第2側壁面
3の厚みは、1mmを少し超える程度に形成されてい
る。また、上部ブリッジ5の厚みは一様で、1mm程度
に形成されている。なお、これらの数値は、あくまでも
実施の形態1における一例であって、本件発明によって
限定的な意味を持つものではない。
【0039】(実施の形態2)次に、この発明に基づく
実施の形態2における自転車用ホイールリムについて説
明する。
【0040】図4において、この実施の形態2における
自転車用ホイールリムは、下部ブリッジ14が全体的に
平らに形成され、第1側壁面12および第2側壁面13
に対して直角となるように設けられている。下部ブリッ
ジ14の外表面15の横断面は直線であるが、内表面1
6は、波状となっており、対称中心(図中一点鎖線P)
を含む仮想平面に沿って、リング状の凹部17が形成さ
れている。これは、スポークを固定するためのアイレッ
トを収容するために設けられている。この場合、下部ブ
リッジ14の厚みは変化しているが、全体として、0.
7mm以下となっている。
【0041】一方、下部ブリッジ14の、凹部17の両
端の厚みは、中央の凹部17の形状を設計どおりにする
ために、部分的に0.7mmを超えても問題はない。つ
まり、下部ブリッジ14の厚みは、その幅の略全長にお
いて、0.7mm以下となるように形成されており、こ
の厚みは、0.5mm程度であっても何ら問題はない。
【0042】次に、図5は、図4に示す自転車用ホイー
ルリムにおいて、スポークを支えるためのアイレットが
設けられた場合の断面図を示している。上部ブリッジ2
0に設けられた凹部22の中央部分には、穴21が設け
られている。同じように、下部ブリッジ14にも、凹部
17の中央部に穴23が設けられている。この穴23の
直径は、穴21の直径よりも小さく設けられている。
【0043】好ましくは、この自転車用ホイールリムに
取付けられる鳩目部材26は、二重タイプのものが好ま
しい。つまり、鳩目部材26が箱型空間25を通過し、
下部ブリッジ14と上部ブリッジ20とのそれぞれに支
持される構造とするものが望ましい。この構造を用いる
ことによって、鳩目部材26は、規則的な間隔により、
この自転車用ホイールリムの下部ブリッジ14と上部ブ
リッジ20とを結合する機械的連結要素を形成すること
になり、自転車用ホイールリムの剛性を高めることが可
能となる。
【0044】図5に示すように、鳩目部材26のボディ
27は、全体として円筒形になっており、ボディ27の
上部部分には、フランジ28が設けられている。このフ
ランジ28は、上部ブリッジ20の凹部22の中に挿入
される。
【0045】一方、鳩目部材26のボディ27の下部部
分には、ボディ27より狭いネック29を有し、このネ
ック29が、下部ブリッジ14の穴23に配置される。
ボディ27を曲げて閉じることによってボディ27自体
が、穴23の凹部17の中において、下部ブリッジ14
の内面16を固定するための支えを形成することにな
る。ボディ27は、はめ込みリング30を用いて、ネッ
ク29周りで下部ブリッジ14に固定される。このとき
に、はめ込みリング30を変形させて、ネック29と下
部ブリッジ14との双方をはさみ込む形にする。また、
はめ込みリング30の中央部には穴31を設けておき、
この穴31にスポークをはめ込みナットを用いてスポー
クが固定される。
【0046】したがって、スポークは、ナットを使っ
て、鳩目部材26の基部で支えられることになる。この
とき下部ブリッジ14には、スポークの引張応力が加わ
るが、鳩目部材26の本体がその引張応力の一部を上部
ブリッジ20へ分散することになる。
【0047】この二重構造の鳩目部材26は、上述した
ように、スポークの引張応力が、上部ブリッジ20およ
び下部ブリッジ14によって同時に吸収されることにな
り、有利な構造となる。つまり、鳩目部材26が、下部
ブリッジ14と上部ブリッジ20との接合体を形成する
ことによって、下部ブリッジ14と上部ブリッジ20と
にかかる応力の多くを軽減することが可能となる。これ
によって、下部ブリッジ14の厚さの薄さを補償するこ
とができる。
【0048】ここで、上部ブリッジ20と下部ブリッジ
14とに設けられた凹部17と凹部22とは屈曲した形
状を有している。このように曲線を設けているのは、ス
ポークを固定するナットの方向によって、鳩目部材26
を並べることができるようにするためである。スポーク
を装着する技術の1つとしては、自転車用ホイールリム
における穴の方向を、角度がややずれた2つの方向に、
それぞれの方向が全般的に幅の広がりの1つの半径方向
へと延びるように形成する。これによって、鳩目部材は
2つの方向のそれぞれに並ぶようにセットされる。
【0049】図5においては、鳩目部材26がこれらの
方向のいずれか1つに従って装着された状態を示してい
る。鳩目部材26の装着方法について、別の技術を用い
た場合、放射状の方向で自転車用ホイールリムに穴をあ
け、鳩目部材を放射状の方向に従って、穴の中に装着す
ることもできる。
【0050】なお、はめ込みリング30の中央に穴31
を設けるが、これはスポークの方向を調整するために、
スポークのナットが外せる程度にその穴の大きさに余裕
を持たせておくことが好ましい。
【0051】しかしながら、上述したアイレット26の
取付方法は、本発明にとって本質的なものではなく、別
のタイプの、特に単純な鳩目部材を用いても何ら問題は
ない。たとえば、ナットが下部ブリッジまたは上部ブリ
ッジのいずれかの上に接触する範囲を大きくするため
に、ナットにワッシャを1枚加えることも可能である。
【0052】ここで、上述した実施の形態1および実施
の形態2における自転車用ホイールリムは、すべて適切
な素材で、たとえばアルミニウム合金、チタン合金その
他重量と抵抗力の間に良好なバランスを保てるような素
材で製造されている。
【0053】したがって、自転車用ホイールリムをアル
ミニウム合金の形鋼から製造した場合は、押出成形法に
よって厚みの薄い形鋼を作るのは難しく、また、その両
端を接合することも困難である。したがって、実際にそ
の両端を接合した場合、その両端部は比較的脆くなって
しまう。
【0054】したがって、本発明においては、断面が比
較的厚い形鋼から、つまり押出成形法によっては作りや
すい厚みの形鋼から自転車用ホイールリムを製造するこ
とを目的としてる。さらに、この自転車用ホイールリム
の製造過程において、この形鋼の厚みを薄くして、望む
断面を有する最終的な形状に形成する。
【0055】この点について、図6を参照して説明す
る。自転車用ホイールリム用の互いに重なり合った2個
の形鋼を示している。太線で示した内線35が、最終的
に得ようとする形鋼の断面である。点線36で示した外
線が、もとの棒材の断面であり、やや太めの曲線をつけ
て切出されたもので、後に、両端を合わせて自転車用ホ
イールリムに成形する。もとの形鋼の厚みは、最終的な
形状のものよりはかなり厚い。この厚みは、大体におい
て、従来の形鋼の厚みより厚いまたは同じ程度である。
したがって、少なくとも押出工程の速度に関しては何ら
問題は生じない。両端の接合は、スリーブまたは溶接技
術を使って行なっても何ら問題はない。形鋼の厚みは従
来の厚みに近いので、両端を合わせる点において、特別
の問題は生じない。
【0056】次に、自転車用ホイールリムを加工し、希
望の厚みに成形する。用いる加工技術は、一例として化
学液の層にその自転車用ホイールリムを浸して、自転車
用ホイールリムの素材を液に反応させて、平均的に溶解
させる化学加工法を用いる。
【0057】ただし反応させる場合は、常に自転車用ホ
イールリムのすべての表面を、つまり箱型空間の内部を
も含めて化学液に浸す必要がある。したがって、両端を
接合した後でも、鳩目部材を取付けるための穴があるた
め、化学液は、箱状空間の内部にまで浸すことが可能と
なる。
【0058】つまり、図6において、自転車用ホイール
リムの形鋼の場合、化学処理の結果、細い点線36と太
い実線35との間に含まれる厚みが溶解することにな
る。
【0059】この処理が終わると、フランス国特許出願
2 693 672号の番号で特許申請中の申請書の内
容に沿ったブレーキ用表面を作るための仕上加工、鳩目
部材の組立などの仕上加工を自転車用ホイールリムに対
して行なうことができる。
【0060】また、別の加工技術を用いる場合、もとの
形鋼を機械加工して、たとえばフライス加工、旋盤加工
を通じて厚みを減らせばよい。ただし、この場合、加工
は外表面からのみ行なう。つまり、第1側壁面および第
2側壁面の外面と下部ブリッジの外面からのみ行なう。
上部ブリッジに対しては、特別な場合を除いて加工は行
なわない。なお、上部ブリッジの厚みが比較的厚い場合
に限って、内部からの加工法を用いて加工を行なっても
問題はない。このように、上部ブリッジの厚みが希望す
る厚み以上の場合は、もとの形鋼の棒材は押出加工で形
成しても構わない。
【0061】ここで、図7は、自転車用ホイールリムの
下部ブリッジの機械加工の技術を説明する図である。自
転車用ホイールリム40を、2個の丸形支持部材41,
42の上に置く。さらに、この自転車用ホイールリム4
0を、2個の牽引コロ43,44により挟持し、自転車
用ホイールリム40を、この2個の牽引ころ43,44
の間に通す。このとき、牽引コロ43,44とは同じ速
度で回転させる。たとえば、牽引コロ43,44は、2
個の支持物41,42の間に配置させる。
【0062】フライス45またはその他の工具、たとえ
ば回転砥石は、自転車用ホイールリムの内側の丸い支持
物、たとえば支持物42と向き合った箇所に、かつその
支持物42に対して平行に当接させて、フライス45を
回転させる。自転車用ホイールリム40が支持物42に
押付けられているために、フライス45によって、下部
ブリッジの外表面が削られる。
【0063】この方法を用いると、自転車用ホイールリ
ムの加工寸法は比較的正確に仕上げることができる。し
たがって、この寸法は、自転車用ホイールリムの高さに
関するものであって、自転車用ホイールリムの全体的な
曲線の半径とは無関係である。また、自転車用ホイール
リムにハブあるいはスポークが取付けられていない限
り、曲線の半径は完全に一定してはおらず、自転車用ホ
イールリム全体としても、あるいは部分的にであれ多少
楕円になっても何ら問題はない。
【0064】ここで、図7に示す加工方法においては、
下部ブリッジの厚みを、鳩目部材取付用の穴の所で測定
できる点にある。また、加工後の厚みもこの穴の周りを
測定することが可能である。同様に、自転車用ホイール
リムの両側の側壁面を加工する際にも、第2 693
672号の番号で発表されているフランス特許申請書の
中で説明したとおり、下部ブリッジと両側壁面との2種
類の加工法を同時に組合せて、自転車用ホイールリムを
図7の略図で示した支持物41,42の上に載せて加工
することも可能である。
【0065】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づいた実施の形態1における自転
車用ホイールリムの正面図である。
【図2】図1に示す自転車用ホイールリムの縦断面図で
ある。
【図3】図1に示す自転車用ホイールリムの断面形状を
示す部分拡大図である。
【図4】この発明に基づいた実施の形態2における自転
車用ホイールリムの部分断面拡大図である。
【図5】図4に示す自転車用ホイールリムの鳩目部材周
りの部分断面拡大図である。
【図6】この発明に基づく自転車用ホイールリムの製造
方法を示す第1の図である。
【図7】この発明に基づく自転車用ホイールリムの製造
方法を示す第2の図である。
【符号の説明】
1 自転車用ホイールリム 2,12 第1側壁面 3,13 第2側壁面 4,14 下部ブリッジ 5,20 上部ブリッジ 6 箱型空間 7 リング状溝 10,17,22 凹部 26 鳩目部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車用ホイールリムの両側面を形成
    し、その下部部分が下部ブリッジによって接続され、そ
    の中間部分が上部ブリッジによって接続された第1およ
    び第2側壁面と、前記第1および第2側壁面の上部部分
    によって規定され、タイヤを支持するためのリング状溝
    とを備えた、タイヤを支持することを目的とした自転車
    用ホイールリムであって、 前記ホイールリムの断面形状が概略矩形であり、前記下
    部ブリッジの厚みが、少なくとも前記下部ブリッジの幅
    の略全長において、0.7mm以下であることを特徴と
    する自転車用ホイールリム。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2側壁面のそれぞれの
    厚みが、前記下部ブリッジとの接合部から前記上部ブリ
    ッジとの接合部に至って、次第に太くなっていることを
    特徴とする、請求項1に記載の自転車用ホイールリム。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2側壁面のそれぞれの
    厚みが、前記上部ブリッジとの接合部より上方にかけて
    次第に薄くなっていることを特徴とする、請求項2に記
    載の自転車用ホイールリム。
  4. 【請求項4】 前記下部ブリッジは、その外表面によっ
    て、略回転円筒形状を規定し、前記第1および第2側壁
    面に対して前記外表面が垂直である、請求項1に記載の
    自転車用ホイールリム。
  5. 【請求項5】 前記下部ブリッジは、その内表面によっ
    て、略回転円筒形状が規定されることを特徴とする、請
    求項1に記載の自転車用ホイールリム。
  6. 【請求項6】 前記下部ブリッジは、その内表面に、対
    称中心を含む仮想平面に沿って、リング状の凹部を有す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の自転車用ホイー
    ルリム。
  7. 【請求項7】 前記自転車用ホイールリムの前記両側面
    は、加工仕上であることを特徴とする、請求項1に記載
    の自転車用ホイールリム。
  8. 【請求項8】 前記下部ブリッジの前記外表面は、支持
    部材で支持された前記自転車用ホイールリムに、部分的
    にフライスをあてて削ることによって加工することを特
    徴とする、請求項1に記載の自転車用ホイールリム。
  9. 【請求項9】 前記自転車用ホイールリムは、少なくと
    も1本のスポークを取付けるための鳩目部材を少なくと
    も1つ備え、この鳩目部材が、前記下部ブリッジと前記
    上部ブリッジとの間に設けられ、前記鳩目部材は、前記
    鳩目部材の上部ブリッジの前記外表面側に設けられた第
    1サポートによって、前記上部ブリッジに支持され、前
    記鳩目部材の下部部分は、前記下部ブリッジの内表面に
    設けられた、前記下部ブリッジの下部に設けられた第2
    サポートによって支持されたことを特徴とする、請求項
    1〜請求項8のいずれかに記載の自転車用ホイールリ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記請求項1〜請求項9のいずれかに
    記載の自転車用ホイールリムを取付けたことを特徴とす
    る、自転車用ホイール。
JP7304415A 1994-11-30 1995-11-22 自転車用ホイールリムおよびそのホイールリムを用いた自転車用ホイール Withdrawn JPH08230405A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9414572A FR2727356A1 (fr) 1994-11-30 1994-11-30 Jante de velo et roue comprenant une telle jante
FR9414572 1994-11-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08230405A true JPH08230405A (ja) 1996-09-10

Family

ID=9469461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7304415A Withdrawn JPH08230405A (ja) 1994-11-30 1995-11-22 自転車用ホイールリムおよびそのホイールリムを用いた自転車用ホイール

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5651591A (ja)
EP (1) EP0714792B1 (ja)
JP (1) JPH08230405A (ja)
DE (1) DE69504624T2 (ja)
ES (1) ES2122418T3 (ja)
FR (1) FR2727356A1 (ja)
TW (1) TW324346U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448558B1 (ko) * 2001-12-28 2004-09-13 주식회사 우연 복합재료 자전거림의 금형장치 및 이를 이용한 제조기계

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2750914B1 (fr) * 1996-07-12 1998-10-09 Mavic Sa Procede de percage d'une jante a rayon, jante percee selon le procede, insert adapte pour equiper la jante, et roue notamment de cycle
US6216344B1 (en) 1996-07-12 2001-04-17 Mavic S.A. Method for boring a spoke rim and for providing an insert for the bored rim
FR2750913B1 (fr) 1996-07-12 1998-10-09 Mavic Sa Procede de percage d'une jante a rayon, jante percee selon le procede, insert adapte pour equiper la jante, et roue notamment de cycle
IT240914Y1 (it) * 1996-09-27 2001-04-11 Vittoria Spa Off Struttura di cerchione per ruote di cicli in genere atto a consentireun piu' facile e stabile montaggio del copertone.
FR2766419B1 (fr) * 1997-07-25 1999-10-01 Mavic Sa Jante de bicyclette prevue pour un montage tubeless et roue de bicyclette
FR2766424B1 (fr) * 1997-07-25 1999-10-01 Mavic Sa Valve et jante pour roue de bicyclette prevues pour un montage tubeless
US6089672A (en) * 1999-05-27 2000-07-18 Alex Machine Industrial Co., Ltd. Bicycle wheel rim
US6213562B1 (en) 1999-07-13 2001-04-10 Shimano Inc. Bicycle wheel with reinforced rim
US6234580B1 (en) 1999-07-13 2001-05-22 Shimano Inc. Bicycle wheel with reinforced rim
US6145937A (en) * 1999-07-13 2000-11-14 Alex Machine Industrial Co., Ltd. Bicycle wheel rim
US6070948A (en) * 1999-08-12 2000-06-06 Alex Machine Industrial Co., Ltd. Bicycle wheel rim
FR2798622B1 (fr) * 1999-09-17 2001-11-02 Mavic Sa Jante de bicyclette et roue comprenant une telle jante
US6186598B1 (en) * 1999-10-08 2001-02-13 Alex Machine Industrial Co., Ltd. Bicycle wheel rim with a rim body having an H-shaped cross-section
US6536849B1 (en) * 2000-11-20 2003-03-25 Shimano Inc. Bicycle wheel
US6568766B1 (en) 2001-02-28 2003-05-27 Shimano Inc. Bicycle rim
US6582029B2 (en) 2001-05-25 2003-06-24 Shimano Inc. Bicycle rim
DE10213521A1 (de) * 2002-03-26 2003-10-09 Dt Swiss Ag Biel Rad, Felgen, Felgenöse und Speichennippel, insbesondere für ein Fahrrad
DE10227574A1 (de) * 2002-06-20 2004-01-08 Dt Swiss Ag Verfahren zur Herstellung einer Felge und Felge, insbesondere für ein Fahrrad
US20040066085A1 (en) * 2002-10-05 2004-04-08 Jason Schiers One-piece composite rim
US6736462B1 (en) * 2002-12-16 2004-05-18 Shimano, Inc. Bicycle rim
US6961999B2 (en) * 2003-02-25 2005-11-08 William B Shook Lightweight bicycle wheel rim and method for producing it
US7192098B2 (en) * 2003-05-07 2007-03-20 Shimano Inc. Bicycle rim
US20050023883A1 (en) * 2003-08-01 2005-02-03 Shimano Inc. Bicycle rim
DE602004021555D1 (de) * 2004-01-27 2009-07-30 Campagnolo Srl Speiche für ein Fahrrad, Rad und Verfahren zur Herstellung einer solchen Speiche
US7063392B2 (en) * 2004-05-28 2006-06-20 Alex Global Technology, Inc. Wheel rim with a connecting wall having three arched wall portions
US7427112B2 (en) * 2004-12-28 2008-09-23 Raphael Schlanger Rim for a spoked wheel
FR2881682B1 (fr) 2005-02-08 2007-04-27 Salomon Sa Jante de roue et son procede de fabrication
FR2882687B1 (fr) 2005-03-03 2008-09-26 Rigida Soc Par Actions Simplif Dispositif de renforcement de jantes de bicyclettes et roues comprenant une telle jante
US7490406B2 (en) * 2005-05-04 2009-02-17 William Shook Bicycle wheel rim with internally reinforced spoke seats and method for producing them
DE102006044338A1 (de) * 2005-09-23 2007-04-19 Shook, William B., Tampa Fahrradfelgen in Leichtbauweise und Verfahren zu ihrer Herstellung
NL2004125C2 (en) * 2010-01-21 2011-07-25 3T Design Ltd A bicycle wheel rim having sidewardly opening two-part slit shaped spoke mounting apertures.
TW201204574A (en) * 2010-07-22 2012-02-01 jing-shan Wang Bicycle wheel rim
ITTO20110269A1 (it) * 2011-03-28 2012-09-29 Gianetti Ruote Spa Procedimento per la fabbricazione di un cerchio ruota per ruota a raggi per veicolo, in particolare per motocicletta
FR2985219B1 (fr) * 2012-01-04 2014-02-14 Mavic Sas Jante pour roue de cycle et son procede de fabrication
FR3028802B1 (fr) * 2014-11-26 2017-01-13 Mavic Sas Jante pour roue de cycle et son procede de fabrication
IT201900022500A1 (it) * 2019-11-29 2021-05-29 Campagnolo Srl Interfaccia di appoggio fra la testa di un nipplo ed il ponte di un cerchio ruota e ruota di bicicletta a raggi
US11673422B2 (en) * 2021-04-07 2023-06-13 Hsin Chuan Ind. Co., Ltd. Wheel rim structure

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR766678A (fr) * 1933-01-26 1934-07-02 Perfectionnements apportés aux jantes pour roues de bicyclettes et véhicules analogues
BE493990A (ja) * 1949-02-17
FR2351803A1 (fr) * 1975-07-04 1977-12-16 Gormand Bruno Jante de bicyclette
JPS62275801A (ja) * 1985-11-18 1987-11-30 Toray Ind Inc 車輪用リムおよびその製造方法
IT1245451B (it) * 1991-03-13 1994-09-20 Campagnolo Srl Cerchio di ruota di bicicletta
DE4127500C1 (en) * 1991-08-20 1992-10-01 F.W. Broekelmann Aluminiumwerk Gmbh & Co., 4763 Ense, De Bicycle spoked wheel with cavity rim - has nipple with axis-parallel multi-slit head held locked in outer wall, on insertion through cavity outer wall
DE4143380A1 (de) * 1991-11-15 1993-05-19 Continental Ag Speichenrad und felge dafuer, sowie felgenherstellungsverfahren
EP0611343A1 (de) * 1991-11-15 1994-08-24 KLEINHOFF, Klaus Speichenrad, felge und nippel für speichenrad und verfahren zur herstellung von felgen für ein speichenrad
FR2693672B1 (fr) * 1992-07-15 1994-11-04 Mavic Procédé de fabrication d'une jante pour cycle et jante réalisée avec ce procédé.
US5499864A (en) * 1993-06-16 1996-03-19 Klein Bicycle Corporation Bicycle wheel rims

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448558B1 (ko) * 2001-12-28 2004-09-13 주식회사 우연 복합재료 자전거림의 금형장치 및 이를 이용한 제조기계

Also Published As

Publication number Publication date
ES2122418T3 (es) 1998-12-16
DE69504624D1 (de) 1998-10-15
FR2727356A1 (fr) 1996-05-31
FR2727356B1 (ja) 1997-02-28
DE69504624T2 (de) 1999-04-29
US5651591A (en) 1997-07-29
EP0714792B1 (fr) 1998-09-09
TW324346U (en) 1998-01-01
EP0714792A1 (fr) 1996-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08230405A (ja) 自転車用ホイールリムおよびそのホイールリムを用いた自転車用ホイール
US7896044B2 (en) Vehicle wheel having a sub air chamber
JP4691328B2 (ja) 自転車用車輪の軽量化リムと該リムの製造方法
KR0163427B1 (ko) 원형 휘일 조립체 및 그 제조방법
US5538329A (en) Wheel for a motor vehicle and method of making same
EP3505365B1 (en) Bicycle rim
JP4902154B2 (ja) 自転車用スポーク付き車輪のリム、車輪および製造方法
JP2006069537A (ja) 自転車用スポーク付き車輪、その構成部品、および関連する製造方法
MXPA06007854A (es) Ruedas de estructura de un solo componente y metodo para hacer las mismas.
JP4396910B2 (ja) 自動車車輪用車輪ディスクと自動車車輪を形成する方法
JP2011507750A (ja) チューブレスタイヤのためのスポーク付ホイール
EP1708837B1 (en) Wheels of unitary construction and method of making same
JP2008087757A (ja) 自転車のスポーク付き車輪用リム、その製造方法、およびスポーク付き車輪
JP3091698B2 (ja) 自動車用車輪
JP2002172901A (ja) バランスが調整されたホイール及びその製造方法、ホイールのバランスの調整方法
JP2002166702A (ja) バランスが調整されたホイールおよびその製造方法
WO2012043350A1 (ja) 車両用ホイールおよび車両用ホイールの製造方法
US8756814B2 (en) Method of manufacturing a bicycle rim
US20070169347A1 (en) Method of making vehicle wheel rim
JP4707155B2 (ja) 車両用ホイール及びその製造方法
GB2037682A (en) Non-welded steering wheel and method of manufacture
JP4039903B2 (ja) タイヤ/ホイール組立体、ランフラット用支持体及びその製造方法
JPS6186038A (ja) 組立式ホイ−ルにおけるリムの製造方法
JPH10166823A (ja) サスペンション用アームおよびその製造方法
RU2323834C1 (ru) Автомобильное колесо

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030204