JPH0823018A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH0823018A
JPH0823018A JP15394994A JP15394994A JPH0823018A JP H0823018 A JPH0823018 A JP H0823018A JP 15394994 A JP15394994 A JP 15394994A JP 15394994 A JP15394994 A JP 15394994A JP H0823018 A JPH0823018 A JP H0823018A
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JP
Japan
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illumination
light source
illuminating
angle
illumination light
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JP15394994A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Kubo
泰康 久保
Kikuo Matsunaga
喜久生 松永
Saburo Yunoki
三郎 柚木
Akihisa Yamada
晃久 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明高さおよび照明角度を、照明光源の配列
状態の違いによる制限なく簡易に変更して、照明対象物
の多くの種類に対応できるようにする。 【構成】 照明対象物Aをまわりから照明する照明部B
の内面に位置し、この内面から内側に向くほぼ平行な照
明光2を作る指向性のある照明光源3を、回転軸21ま
わりに回動できるように支持し、照明光源3を回転軸2
1まわりに回動させて照明光源3の照明角度θを上下に
変更する照明角度変更手段23を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明装置、特に指向性を
持った照明光源を利用して照明対象物をまわりから照明
する照明装置に関し、例えば各種の電子部品が実装され
た電子回路基板の局所にある電子部品を撮像して検査す
るために照明するのに適したものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の照明装置は、図5の
(a)および(b)に示すように構成されている。照明
対象物である電子回路基板a上の電子部品bが実装され
ている局所cを回りから照明するようにした照明部d
は、球面形状ないしは円形な帯状の環状面をなした内面
にLEDのように指向性のある照明光源eを必要な数だ
け、必要な拡がり域に配列し固定している。
【0003】このような照明部dによると、図5の
(b)に示すように局所cの電子部品bのまわりに指向
性のある照明光fを、局所cの中心gに三次元的に、あ
るいは二次元的に向くようにして均等に当てることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子回路基
板a上に実装される電子部品bは大きさ、形状が種々雑
多である。高さも種々に異なる。また、電子部品bの表
面状態も種々に異なる。
【0005】これら各種の電子部品bを一律に同一条件
で照明するのでは、撮像カメラhによって撮像したとき
の画質が均一にならず、電子部品bの種類によっては検
査できないことがときとして生じる。
【0006】そこで従来、電子部品bの種類に応じて、
照明部dと照明対象物である電子部品bとの相対距離を
変化させている。これにより、電子部品bに向ける照明
光源eからの照明光fの照明高さや上下方向の照明角度
が変化するので、電子部品bの種類に対応した照明がで
きる。
【0007】しかし、このような方法では、照明部dと
電子部品bを実装している電子回路基板aとの、少なく
とも一方を高さ調節できるように支持し、支持高さを制
御する必要があるので、装置が複雑かつ高価で大型なも
のとなる。また、このような相対距離の変化は撮像の合
焦状態を変化させるので、頻繁に焦点調節しなければな
らない不利がある。
【0008】また、照明光源が図5に示すように椀状の
内面に沿って立体的に配列されていると、どの高さ位置
の照明光源eからの照明光fを向けるかで、電子部品b
に対する照明高さおよび照明角度の双方を変化させるこ
とはできても、立体的な配列でなければ照明高さが変わ
るだけで、照明角度を変えることはできない。したがっ
て、照明対象物の種類によっては対応できないことが多
い。
【0009】本発明は、このような問題を解消すること
を課題とし、照明高さおよび照明角度を、照明光源の配
列状態の違いによる制限なく簡易に変更して、照明対象
物の多くの種類に対応できるようにする照明装置を提供
することを主たる目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置は、上
記のような目的を達成するために、照明対象物をまわり
から照明する照明部の内面に位置し、この内面から内側
に向くほぼ平行な照明光を作る指向性のある照明光源
を、水平軸まわりに回動できるように支持し、照明光源
を水平軸まわりに回動させて照明光源の照明角度を上下
に変更する照明角度変更手段を設けたことを主たる特徴
とする。
【0011】照明光源は照明部の内面に多段に設けら
れ、格段ごとに照明角度を変えられるように支持したも
のとすることができる。
【0012】これらいずれかの場合に、照明光源は点光
源であり、照明角度を変更する単位数ずつ同一支持部材
に保持し、この支持部材を水平軸まわりに回動できるよ
うに支持してあるのが好適である。
【0013】また、照明光源は点光源であり、照明部の
内面に縦横に配列して設けられ、縦列ごとに同一の支持
部材に保持し、この支持部材を水平軸まわりに回動でき
るように支持したものとすることもできる。
【0014】
【作用】本発明の照明装置の主たる特徴の上記構成で
は、照明対象物をまわりから照明する照明部の内面に設
けられた照明光源が、前記内面から内側に向くほぼ平行
な照明光を作る指向性を持っていて、照明部の中心軸線
上に置かれる照明対象物をこれのまわりから万遍なく照
明することができ、特に、照明光源を照明角度変更手段
によって水平な軸まわりに回動させることにより、照明
光源からの指向性のある照明光による照明対象物への照
明角度を上下に変更することができるし、この照明角度
の変化とともに、照明対象物への照明高さをも変更する
ことができるので、照明部および照明対象物の支持高さ
を変えるようなことをしなくても、照明光源を水平軸ま
わりに回動させるだけで、照明対象物の高さや形状、表
面状態の違いを考慮した最適な照明角度および照明高さ
で照明を行い、照明対象物の検査に最適な撮像画面が得
られるようにすることができる。
【0015】照明光源が照明部の内面に多段に設けら
れ、各段ごとに照明角度を変えられるように支持した構
成では、立体的に配置された照明光源によって照明対象
物を種々な方向から立体的に照明できるようにしなが
ら、この立体的に配置された各段の照明光源個々の照明
角度の変更によって、前記立体的な照明での照明角度お
よび照明高さを所定範囲に集中させたり、逆に分散させ
たりすることを、自由に行えるので、照明対象物の種類
に対応してさらに多様に照明することができる。
【0016】これらいずれかの場合に、照明光源は点光
源であり、照明角度を変更する単位ずつ同一支持部材に
保持し、この支持部材を水平軸まわりに回動できるよう
に支持してある構成では、照明光源が点光源であること
により、これの配列の仕方によってどのような立体的照
明にも自由に対応できるようにしながら、照明光源の上
下の照明角度を、支持部材を介して単位数ずつ一挙に行
えるので、照明状態調節の操作性が低下するのを防止す
ることができる。
【0017】また、照明光源が点光源であり、照明部の
内面に縦横に配列して設けられ、縦列ごとに同一の支持
部材に保持し、この支持部材を水平軸まわりに回動でき
るように支持した構成では、照明光源が点光源であるこ
とにより、これの配列状態によってどのような立体的照
明にも自由に対応できるようにしながら、照明光源の上
下の照明角度を、支持部材を介して単位数ずつ一挙に行
えるので、照明状態調節の操作性が低下するのを防止す
ることができるし、支持部材は水平軸まわりの回動によ
り縦列の照明光源を支持してこれらの照明角度を大きく
変化させることができ、立体照明における照明角度およ
び照明高さの変化度合いをより大きくして、照明対象物
の種類の違いに操作効率よく対応できるようにする。
【0018】
【実施例】本発明の照明装置につき、以下幾つかの実施
例を示しながら具体的に説明する。
【0019】図1、図2は本発明の第1の実施例を示し
ている。本実施例の照明装置は図1の(a)、(b)、
(c)に示すように、照明対象物Aをまわりから照明す
る照明部Bの内面に位置し、この内面から内側に向くほ
ぼ平行な照明光2を作る指向性のある照明光源3を、水
平な回転軸21まわりに回動できるように支持し、照明
光源3を回転軸21まわりに回動させて照明光源3の照
明角度θを上下に変更する照明角度変更手段としての操
作つまみ23を設けてある。
【0020】このように、照明対象物Aをまわりから照
明する照明部Bの内面に設けられた照明光源3が、前記
内面から内側に向くほぼ平行な照明光2を作る指向性を
持っていて、照明部Bの中心軸線6上に置かれる照明対
象物Aをこれのまわりから万遍なく照明することができ
る。特に、照明光源3を操作つまみ23によって回転軸
21まわりに回動させることにより、照明光源3からの
指向性のある照明光2による照明対象物Aへの照明角度
θを、図1の(c)に示すように上下に変更することが
できるし、この照明角度θの変化とともに、照明対象物
Aへの照明高さHをも変更することができるので、照明
部Bおよび照明対象物Aの支持高さHを変えるようなこ
とをしなくても、照明光源3を回転軸21まわりに回動
させるだけで、照明対象物Aの高さや形状、表面状態の
違いを考慮した最適な照明角度θおよび照明高さHで照
明を行い、照明対象物Aの検査に最適な撮像カメラ7に
よる撮像画面が得られるようにすることができ、照明状
態の調整を簡易にかつ短時間で達成することができる。
【0021】本実施例の場合、照明対象物Aをまわりか
ら照明する照明部Bを四角形なものとし、この四角形な
各辺1の内面に前記照明光源3を設けてある。
【0022】照明光源3はLED3aを利用し、これを
照明部Bの各辺の内面にこの内面からほぼ直角に内側に
向け突出するように配設して各辺1の内面ごとに内側に
向かうほぼ平行な照明光2が得られるようにしている。
しかし、これに限られることはなく、それ自体には指向
性のない他の点光源や長尺光源を用いて、シリンドリカ
ルレンズにより前記のように平行な照明光2を得るよう
にすることもできる。
【0023】さらに、照明光源3は、図1の(b)に示
すような回転軸21を持った回動板22に配設するとと
もに、この回動板22を図1の(a)に示すように照明
部Bの各辺1の内側に配置して前記回転軸21により水
平軸まわりに回動できるように支持し、回転軸21に取
り付けた操作つまみ23を回すと回転軸2を介し回動板
22が回動するので、照明光源3による上下方向の照明
角度θを図4の(c)に示すように変えらえる。
【0024】このように、照明光源3がLED3aより
なる点光源であっても、照明角度θを変更する単位数ず
つを同一支持部材である回動板22に保持し、この回動
板22を水平な回転軸21のまわりに回動できるように
支持してあると、照明光源3が点光源であることによっ
て、これの配列状態によってどのような照明状態にも自
由に対応できるようにしながら、照明光源3の上下の照
明角度を、回動板22を介して単位数ずつ一挙に行える
ので、照明状態調節の操作性が低下するのを防止するこ
とができる。
【0025】また、図1の(a)および(c)、図2に
示すように、回動板22が傾斜した状態を常態とするこ
とにより、LED3aである照明光源3が内側やや下向
きとなり、図1の(c)に示すような内側やや下向きの
照明角度θが得られる。したがって、図1に示すような
電子回路基板4に実装された局所の電子部品5を照明対
象物Aとして、これを照明部Bの中心軸線6上に置いて
照明し、撮像カメラ7で撮像して検査を行うのに、照明
部Bを電子回路基板4やこれに実装された電子部品5と
干渉しない位置まで浮かせて照明することができる。
【0026】前記のように、照明対象物Aをまわりから
照明する照明部Bが四角形で、この照明部Bの四角形な
各辺1の内面に設けられた照明光源3が、前記内面から
内側に向くほぼ平行な照明光2を作る指向性を持ってい
て、相対向する辺1にある照明光源3どうしは、図1の
(c)および図2に示すように対向する他方の辺1の側
に前記ほぼ平行な照明光2を向けて、照明部Bの中心軸
線6上に前記のように置かれた照明対象物Aを四方から
万遍なく照明することができる。
【0027】特に照明対象物Aに図2に示す電子部品
5、5のように近接し合う対向物がある場合でも、これ
ら電子部品5、5の対向部に前記ほぼ平行な照明光2が
対向方向とほぼ直角な方向から入るよう照明部Bの中心
軸線6まわりの向きを図のように設定することにより、
対向物である電子部品5、5の近接部間に入る照明光2
が乱反射するのを防止するので、乱反射の影響による誤
検査を無くすことができ、検査精度が向上する。
【0028】また本実施例では、図1の(c)に示すよ
うに撮像カメラ7を装備した本体11には、回動機構1
2を介して照明部Bが支持され、本体11に接続される
制御回路13によって、照明光源3、撮像カメラ7のそ
れぞれを動作制御するようにしてある。この制御のた
め、制御回路13に接続する操作盤14には、照明光源
操作部15、撮像カメラ操作部16を設けてある。
【0029】照明光源操作部15からの操作では、照明
光源3を各辺1ごとに指定して、指定した照明光源3ご
とに個別に照度を制御するようにしてある。
【0030】照明光源操作部15の操作に応じた制御回
路13の制御機能によると、照明部Bの各辺1ごとの照
明光源3の照度を個々に制御すると、照明部Bの中心軸
線6上に置かれる照明対象物Aの、まわりから照明され
る四方各部での明暗や光沢の状態の違いを考慮した最適
な照度での照明を行って、照明対象物Aの各部からの平
均した反射光により高画質な撮像画面が得られるように
するので、反射光の部分的な過不足による誤検査を防止
することができ、検査精度がさらに向上する。
【0031】回転機構12は、照明部Bを中心軸線6の
まわりに回転させられるようにするので、照明部Bの中
心軸線6まわりの向きを回転機構12によって変えるだ
けで、照明対象物Aの形状や、近接した対向物である電
子部品5、5等がある場合の、これらの対向方向等の違
い等に応じて、各辺1の照明光源3からのほぼ平行な照
明光2を向け、適正な検査画が行えるようにすることが
でき便利である。しかも、1つの電子回路基板4に実装
されている各種の電子部品5、および各種に対向し合う
電子部品5につき、順次に局所検査を施していくような
場合に、照明対象物Aの必要な照明向きが変わるごとに
照明部Bを手で回して簡単に対応することができる。
【0032】もっとも、回動板22を回動させる操作つ
まみ23がなす照明角度変更手段や回転機構12等のア
クチュエータを制御回路13によって自動で制御するよ
うにもできる。また制御回路13にはマイクロコンピュ
ータの内部機能を利用することができる。しかし、これ
に限られることはない。
【0033】なお本実施例では、撮像画面をディスプレ
ー25等に表示し、これを見ながら前記各種の操作がで
きるようにしてあるので便利である。
【0034】図3は本発明の第2の実施例を示し、第1
の実施例に示すような四角形な各辺1の内面に照明光源
3を設けた大小異なった大きさのものを、大きなものを
下にして3段に組み上げ、立体的な照明部Bを構成して
ある。この場合、照明光源3をLED3aからなる点光
源としてあるので、これの配列状態によりどのような立
体的な照明にも対応することができる。
【0035】これによって、照明部Bの中心軸線6上に
置かれる照明対象物Aを、立体的に照明することがで
き、照明対象物Aが高いものであるような場合に対応し
やすい。また、照明光源3がLED3aよりなる点光源
であることにより、これの配列状態や、点灯状態の選
択、例えば、照明対象物Aに必要な段の照明光源3だけ
を働かせたり、同じ段のLED3aでも必要なものだけ
を点灯すると云ったことにより前記立体的な照明条件を
種々に設定することができる。
【0036】しかも、各段の照明光源3ごとに、また、
各段の各辺1の照明光源3ごとに照明角度θを変えられ
るので、立体的に配置された照明光源3によって照明対
象物Aを種々な方向から立体的に照明しながら、各段、
および各辺1の照明光源3個々の照明角度θの変更によ
って、前記立体的な照明での照明角度θおよび照明高さ
Hを所定範囲に集中させたり、逆に分散させたりするこ
とを、自由に行えるので、照明対象物Aの種類に対応し
てさらに多様に照明することができる。
【0037】図4は本発明の第3の実施例を示し、照明
光源3が前記各実施例の場合と同様にLED3aからな
る点光源であるが、図1の(a)に示すような椀状の照
明部Bの内面に縦横に配列して設けてあり、縦列ごとに
同一の支持部材である揺動板32に図1の(b)に示す
ように保持し、この揺動板32を水平な回転軸31まわ
りに回動できるように支持してある。各揺動板32の下
端には照明角度変更手段としての操作片32aが一体に
設けられている。
【0038】本実施例でも、照明光源3がLED3aか
らなる点光源であることにより、これの配列状態により
どのような立体的照明にも自由に対応できるようにしな
がら、照明光源3の上下の照明角度θを、揺動板32を
介して必要単位ずつ一挙に行えるので、操作性が低下す
るのを防止することができるし、揺動板32は回動軸3
1まわりの回動により縦列の照明光源3を支持してこれ
らの照明角度θを大きく変化させることができ、立体照
明における照明角度θおよび照明高さHの変化度合いを
より大きくして、照明対象物Aの種類の違いに操作効率
よく対応することができる。
【0039】なお、各実施例の点光源である照明光源3
に、異なった色のものを組み合わせて配設し、照明対象
物Aの色等の違いに対応した適正な色での照明を行うこ
ともできる。この場合、複数の色の照明光源3を同時に
用いてカクテル光線とすることもできるし、特定の色の
照明光源3を単独で用いることもできる。このような選
択操作と制御も、前記実施例の制御回路13と照明光源
操作部15とによって達成することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の照明装置の主たる特徴によれ
ば、照明部の内面から内側に向くほぼ平行な照明光を作
る指向性を持った照明光源の水平軸まわりの回動によ
り、照明光源からの指向性のある前記照明光による照明
対象物への照明角度を上下に変更し、この照明角度の変
化とともに、照明対象物への照明高さをも同時に変更す
るので、照明部および照明対象物の支持高さを撮像の焦
点調節を伴いながら変えるようなことをしなくても、照
明光源の水平軸まわりの回動だけで、照明対象物の高さ
や形状、表面状態の違いを考慮した最適な照明角度およ
び照明高さで照明を行い、照明対象物の検査に最適な撮
像画面が、容易かつ迅速に得られるようにすることがで
きる。
【0041】照明光源が照明部の内面に多段に設けら
れ、各段ごとに照明角度を変えられるように支持した構
成のものによれば、立体的に配置された照明光源によっ
て照明対象物を種々な方向から立体的に照明しながら、
各段の照明光源個々の照明角度の変更によって、前記立
体的な照明での照明角度および照明高さを所定範囲に集
中させたり、逆に分散させたりすることを、自由に行え
るので、照明対象物の種類に対応してさらに多様に照明
することができる。
【0042】これらいずれかの場合に、照明光源が点光
源であり、照明角度を変更する単位ずつ同一支持部材に
保持し、この支持部材を水平軸まわりに回動できるよう
に支持してある構成のものによれば、点光源の配列状態
により、どのような立体的照明にも自由に対応できるよ
うにしながら、照明光源の上下の照明角度を、支持部材
を介して必要単位ずつ一挙に行えるので、照明状態調節
の操作性が低下するのを防止することができる。
【0043】また、照明光源が点光源であり、照明部の
内面に縦横に配列して設けられ、縦列ごとに同一の支持
部材に保持し、この支持部材を水平軸まわりに回動でき
るように支持した構成のものによれば、点光源の配列状
態により、どのような立体的照明にも自由に対応できる
ようにしながら、照明光源の上下の照明角度を、支持部
材を介して必要単位ずつ一挙に行えるので、照明状態調
節の操作性が低下するのを防止することができるし、支
持部材は水平軸まわりの回動により縦列の照明光源を支
持してこれらの照明角度を大きく変化させることがで
き、立体照明における照明角度および照明高さの変化度
合いをより大きくして、照明対象物の種類の違いに操作
効率よく対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての照明装置の全体
および一部を示す斜視図および断面図である。
【図2】図1の照明部の平面図である。
【図3】本発明の第2の実施例としての立体的な照明を
可能とした照明装置度を示す斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す全体構成の斜視図
および断面図である。
【図5】従来の照明装置例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 照明対象物 B 照明部 θ 照明角度 H 照明高さ 2 照明光 3 照明光源 21 回転軸 22 回動板 23 操作つまみ 31 回転軸 32 揺動板 32a 操作片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 晃久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明対象物をまわりから照明する照明部
    の内面に位置し、この内面から内側に向くほぼ平行な照
    明光を作る指向性のある照明光源を、水平軸まわりに回
    動できるように支持し、照明光源を水平軸まわりに回動
    させて照明光源の照明角度を上下に変更する照明角度変
    更手段を設けたことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 照明光源は照明部の内面に多段に設けら
    れ、各段ごとに照明角度が変えられるように支持した請
    求項1に記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 照明光源は点光源であり、照明角度を変
    更する単位数ずつ同一支持部材に保持し、この支持部材
    を水平軸まわりに回動できるように支持してある請求項
    1、2のいずれかに記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 照明光源は点光源であり、照明部の内面
    に縦横に配列して設けられ、縦列ごとに同一の支持部材
    に保持し、この支持部材を水平軸まわりに回動できるよ
    うに支持してある請求項1に記載の照明装置。
JP15394994A 1994-07-05 1994-07-05 照明装置 Pending JPH0823018A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006114237A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Nec Lighting Ltd 照明器具
JP2007122933A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 蛍光灯型ledランプ
JP2009502377A (ja) * 2005-08-02 2009-01-29 ベルヒトルト、ホールディング、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング 手術用照明ランプ
JP2014116324A (ja) * 2014-02-20 2014-06-26 Nec Lighting Ltd 照明装置および電気スタンド
KR20230148458A (ko) * 2022-04-15 2023-10-25 미래산업 주식회사 마운터용 조명장치 및 마운터

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