JPH08229831A - 研磨用工具 - Google Patents

研磨用工具

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JPH08229831A
JPH08229831A JP4043695A JP4043695A JPH08229831A JP H08229831 A JPH08229831 A JP H08229831A JP 4043695 A JP4043695 A JP 4043695A JP 4043695 A JP4043695 A JP 4043695A JP H08229831 A JPH08229831 A JP H08229831A
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JP
Japan
Prior art keywords
polishing
flange
support plate
polishing tool
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP4043695A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Kiyama
勝憲 木山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMANA KK
Original Assignee
YAMANA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な表面形状に十分に対応することができ
る研磨用工具を、簡単な構造によって提供する。 【構成】 研磨用工具11は、研磨機に装着されるフラ
ンジ12と、可撓性を有し表面に多数の砥粒を固着した
研磨線材22を複数本束ねてなり、フランジ12の下面
に取着された研磨部材21とを備えている。研磨部材2
1は、フランジ12に取着された支え板31の支持孔3
2に挿通され、支え板31から先端までの長さが調節可
能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石材等の表面を研磨す
る研磨用工具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば石材、特に墓石や石碑等の石材に
おいては、表面に曲面や傾斜面等の装飾が施されてい
る。このような曲面や傾斜面を研磨する研磨用工具とし
ては、従来より、例えば図6、図7や図8に示すような
研磨機用フランジががあった。
【0003】ここで、図6及び図7に示す研磨機用フラ
ンジは、研磨機の主軸に装着されるフランジの下面に複
数の取着台を摺動自在に支持し、各取着台に取着された
砥石を各々上下方向に進退可能(図7における矢印B)
とすることによって、各砥石が曲面や傾斜面に倣うよう
にしたものである。
【0004】また、図8に示す研磨機用フランジは、研
磨機の主軸に装着されるフランジの下面に複数の取着台
を回動自在(図8におけるP点を回動中心として)に支
持し、各取着台に取着された砥石を各々上下方向に回動
可能(図8における矢印C)とすることによって、各砥
石が曲面や傾斜面に倣うようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の研磨用工具としての研磨機用フランジにあっ
ては、その砥石の移動が、上下方向の進退或は回動と限
られたものであるため、石材等の複雑な表面形状に十分
に対応することができなかった。
【0006】本各発明は、このような実状を鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、複雑な表面
形状に十分に対応することができる研磨用工具を、簡単
な構造によって提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の研磨用工具
は、研磨機に装着されるフランジと、可撓性を有し表面
に多数の砥粒を固着した研磨線材を複数本束ねてなり前
記フランジの下面に取着された研磨部材とを備えたとこ
ろに特徴を有する。請求項2の研磨用工具における研磨
部材は、前記フランジに取着された支え板の支持孔に挿
通され、該支え板から先端までの長さが調節可能に構成
されているところに特徴を有する。
【0008】
【作用】請求項1の研磨用工具によれば、フランジを回
転させながら、研磨部材を被研磨部材に押し付けると、
複数本束ねられた研磨線材の先端部が弾性変形し、研磨
線材の表面に固着された多数の砥粒が、被研磨部材をそ
の表面形状に倣ってを研磨する。
【0009】請求項2の研磨用工具における研磨部材に
よれば、支え板を移動させて該支え板から先端までの長
さを変えれば、研磨部材の剛性が変化するので、1つの
研磨部材を、荒研磨用あるいは仕上げ研磨用に利用でき
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の研磨用工具11につき図1〜
図5を参照して説明する。先ず、図1及び図2におい
て、フランジ12は、研磨機に回転可能に装着され下面
部に複数個例えば6個の取付孔13が形成されており、
これらの取付孔13に夫々研磨部材21が植設されてい
る。研磨部材21は、可撓性を有する研磨線材22を複
数本束ねてなり、各研磨線材22の表面には図3に示す
ように多数の砥粒23が固着されている。
【0011】研磨部材21は、被研磨材Wに押し付けら
れたとき弾性変形して先端が湾曲状になって被研磨材W
の表面を研磨するもので、変形量が少ない場合は被研磨
材Wに対する圧力が大となり、研磨量が大きくなるので
荒研磨用に適し、変形量が大きい場合は被研磨材Wに対
する圧力が小となって、研磨量が少なくなるので仕上げ
研磨用に適する。
【0012】一般に、仕上げ研磨用の研磨線材22とし
ては、可撓性に優れた合成樹脂例えば、EVA(エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体)、ポリアミド樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン樹脂等が
用いられ、その表面に砥粒23が突出するように成形し
たり、或は、砥粒23を接着又は溶着してもよい。ま
た、荒研磨用の研磨線材22としては、ステンレス鋼線
が用いられ、その表面に砥粒23を電着または接着させ
ている。また、砥粒23は、一般のグラインダにおいて
研磨材として使用されているもので、ダイヤモンド、溶
融アルミナ、アルミナ質研削材、エメリ等が使用され
る。
【0013】支え板31には、6個の支持孔32が形成
されており、この支持孔32に研磨部材21が挿通され
て中間部位が支持されている。この支え板31は、スペ
ーサー33を挟んでボルト34、ナット35によりフラ
ンジ12に固定されている。そして、スペーサー33の
長さを変えて支え板31の位置を変更することにより、
支え板31から研磨部材21の先端までの長さL1,L2
(L1>L2)が調節可能に構成されている。尚、支え板
31の位置を変化させる構成としては、スペーサー33
を使用せずに、2個のナット35を使用して支え板31
の両面部をボルト34に固定するようにしてもよい。
【0014】この研磨用工具11は、図4、図5に示す
ようにその中心線を被研磨材Wの曲率中心に合致するよ
うに移動し、研磨部材21を回転しながら被研磨材Wに
押し付けると、各研磨線材22の先端部が湾曲状に弾性
変形して、砥粒23により被研磨材Wの表面がその曲面
に倣って研磨される。
【0015】尚、研磨中、支え板31の位置を変更する
ことにより、支え板31から研磨部材21の先端までの
長さをL1に設定すれば、各研磨線材22の弾性変形量
が大になるので、仕上げ研磨用に適する。また、支え板
31から研磨部材21の先端までの長さL2に設定すれ
ば、各研磨線材22の弾性変形量が小になり各研磨線材
22が強い圧力で被研磨材Wに押し付けられるので、荒
研磨用に適する。
【0016】上記実施例によればつぎの効果を奏する。
即ち、 1,研磨部材21が被研磨材Wの曲面に倣って弾性変形
し、その表面を研磨するので、簡単な構成で被研磨材W
の複雑な表面形状に対応できる。 2,研磨線材22の材質を適宜選択すれば、各種硬度の
被研磨材Wの研磨に適応できる。 3,研磨部材21は、支え板31の位置を変更すること
により、支え板31から研磨部材21の先端までの長さ
を変更できるので、同一の研磨部材21を使用した場合
でも、仕上げ研磨用及び荒研磨用に適応できる。
【0017】
【発明の効果】請求項1の研磨用工具は、研磨機に装着
されるフランジと、可撓性を有し表面に多数の砥粒を固
着した研磨線材を複数本束ねてなり前記フランジの下面
に取着された研磨部材とを備えたので、簡単な構成で被
研磨材の複雑な表面形状に対応でき、しかも、各種硬度
の被研磨材にも適応できるという効果を奏するものであ
る。請求項2の研磨用工具の研磨部材は、フランジに取
着された支え板の支持孔に挿通され、該支え板から先端
までの長さが調節可能に構成されているので、同一の研
磨部材を使用した場合でも、仕上げ研磨用及び荒研磨用
に適応できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る研磨用工具の部分破断側面図で
ある。
【図2】 研磨用工具の底面図である。
【図3】 研磨線材の側面図である。
【図4】 研磨工具を使用して凸面を研磨している側面
図である。
【図5】 研磨工具を使用して凹面を研磨している側面
図である。
【図6】 従来の研磨機用フランジの一例を示す平面図
である。
【図7】 図6に示した研磨機用フランジの側面図であ
る。
【図8】 従来の研磨機用フランジの別の例を示す側面
図である。
【符号の説明】
11 研磨用工具 12 フランジ 13 取付孔 21 研磨部材 22 研磨線材 23 砥粒 31 支え板 32 支持孔 W 被研磨材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研磨機に装着されるフランジと、可撓性を
    有し表面に多数の砥粒を固着した研磨線材を複数本束ね
    てなり前記フランジの下面に取着された研磨部材とを備
    えたことを特徴とする研磨用工具。
  2. 【請求項2】前記研磨部材は、前記フランジに取着され
    た支え板の支持孔に挿通され、該支え板から先端までの
    長さが調節可能に構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の研磨用工具。
JP4043695A 1995-02-28 1995-02-28 研磨用工具 Pending JPH08229831A (ja)

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JP4043695A JPH08229831A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 研磨用工具

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