JPH08229721A - バイトのセット方法及びそのバイトを備えた曲面加工装 置 - Google Patents

バイトのセット方法及びそのバイトを備えた曲面加工装 置

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JPH08229721A
JPH08229721A JP3366095A JP3366095A JPH08229721A JP H08229721 A JPH08229721 A JP H08229721A JP 3366095 A JP3366095 A JP 3366095A JP 3366095 A JP3366095 A JP 3366095A JP H08229721 A JPH08229721 A JP H08229721A
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JP
Japan
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tool
cutting
cutting edge
cutting tool
spindle
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JP3366095A
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Inventor
Yukio Maeda
幸雄 前田
Tetsutsugu Osaka
哲嗣 大阪
Takao Taniguchi
孝夫 谷口
Hideki Iwai
英樹 岩井
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バイトによってワークを自由曲面形状に切削加
工する曲面加工装置の機上でバイト刃先旋回半径R1
バイト刃先曲率半径R2 とを簡単にかつ精密に一致させ
るバイトのセット方法を提供することを目的とする。 【構成】バイトTのバイト刃先をZ軸方向に向けた状態
でバイト刃先に光照射装置40によって光を照射し、バ
イトTの刃先位置を顕微鏡42よりテレビカメラ44を
介して受像機43に拡大像映し、バイト刃先の180°
旋回させた状態との2位置で、バイト刃先が受像機43
のモニタ画面上の中心線Bに接する位置のZ軸方向の座
標値Z1,Z2よりバイト刃先旋回半径R1 を求め、既
知であるバイト刃先曲率半径R2 との差を求め、その半
径誤差ΔR分だけバイト刃先位置微調整機構60により
バイトホルダ20を主軸半径方向に移動させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを三次元の自由
曲面形状にバイトを用いて切削加工する曲面加工装置に
おけるバイトのセット方法及びそのバイトを備えた曲面
加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、レンズ等の三次元の自由
曲面形状を単結晶ダイヤモンドバイトを用いて切削加工
する際には、バイトホルダを介してバイトを装着した主
軸の回転運動によってバイト刃先を主軸回転軸線回りに
回転運動させ、ワークをバイトとの接離方向(以下Z軸
方向)と直交する水平方向(以下X軸方向)に移動しな
がら、バイトを切込み送り制御することにより、X軸方
向にワンパス加工し、このワンパス加工が終了したなら
ば、ワークとバイトとを前記Z軸方向及びX軸方向と直
交する上下方向(Y軸方向)に1ピッチ分だけ相対移動
(ステップ送り)させ、再びX軸とZ軸方向の同時2軸
制御によりワンパス加工を行い、以下、同様にして、ワ
ークの全面に対して曲面加工を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記において、バイト
を保持したバイトホルダを主軸に装着した際には、バイ
ト固有のバイト刃先曲率半径R2 と、主軸回転軸線から
バイト刃先までの距離であるバイト刃先旋回半径R1
が存在する。この状態で、上記のようにX軸とZ軸方向
の同時2軸制御によるワンパス加工と、Y軸方向へのス
テップ送りとで行われる曲面加工においては、ワークに
対するバイトの加工接点が移動するため、ワーク形状デ
ータに基づいてバイトを制御するためには、バイト刃先
旋回半径R 1 と、バイト刃先曲率半径R2 に対する補正
を行う必要があり、これによって、バイトの制御データ
が複雑となるとともに、制御データメモリ容量及び制御
データ作成時間が増大してしまうという問題が生じてい
た。
【0004】この問題を解決するためには、前記バイト
刃先旋回半径R1 と前記バイト刃先曲率半径R2 とを一
致させてバイトを球面工具とできれば良いのだが、従来
の装置においては、手段がなく、この2つのバイト半径
1 ,R2 を機上で一致させることが困難であるという
問題があった。従って、本発明では、バイトによってワ
ークを自由曲面形状に切削加工する曲面加工装置の機上
でバイト刃先旋回半径R1 とバイト刃先曲率半径R2
を簡単にかつ精密に一致させるバイトのセット方法を提
供するとともに、そのバイトにより高精度な三次元の自
由曲面形状の切削加工を行う曲面加工装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
を解決するためになされたもので、請求項1に記載のバ
イトセット方法の発明では、ワークを三次元の自由曲面
形状にバイトを用いて切削加工する曲面加工装置におけ
るバイトのセット方法であって、主軸の先端にバイト刃
先曲率R2 のバイトを主軸半径方向に向けて保持したバ
イトホルダを締付け固定し、この状態で、バイト刃先を
主軸ヘッドの進退方向であるZ軸方向に一致させ、次に
バイト刃先に光を照射してバイト刃先の影像を顕微鏡に
よりテレビカメラを介して受像機に拡大像映し、前記主
軸ヘッドをZ軸方向に進退させてバイト刃先を前記受像
機のモニタ画面における中心線に接する位置に合わせ、
バイト刃先が中心線に接したZ軸方向の座標値Z1を読
み取り、次に、バイト刃先を180°旋回させ、前記主
軸ヘッドをZ軸方向に進退させ、この180°旋回させ
た時のバイト刃先を前記受像機のモニタ画面における中
心線に接する位置に合わせ、バイト刃先が中心線に接し
たZ軸方向の座標値Z2を読み取り、読み取ったZ軸方
向の座標値Z1,Z2より主軸回転軸線回りに回転する
バイト刃先のバイト刃先旋回半径R1 をR1 =(Z1−
Z2)/2により算出し、次に、バイト刃先旋回半径R
1 とバイト刃先曲率半径R2 より半径誤差ΔRをΔR=
1 −R2 により算出し、バイト刃先位置微調整機構に
より前記半径誤差ΔRだけバイト刃先をZ軸方向に移動
させてバイト刃先旋回半径R1 とバイト刃先曲率半径R
2 とを一致させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0006】また、請求項2に記載の曲面加工装置の発
明では、ベッド上に水平方向に移動可能に設けられワー
クを支持するワーク支持部と、前記ワーク支持部の移動
方向と直交する水平方向及び鉛直方向に移動可能に設け
られ主軸を鉛直軸線回りに回転可能に軸承した主軸ヘッ
ドと、この主軸ヘッドの先端に着脱可能に締付け固定さ
れるとともに主軸半径方向に向けてバイトを保持するバ
イトホルダとを備え、ワークを三次元の自由曲面形状に
バイトを用いて切削加工する曲面加工装置であって、前
記バイトを主軸半径方向に移動調整可能に設け、前記主
軸上において前記バイトのバイト刃先旋回半径R1 とバ
イト刃先曲率半径R2 とを一致させるバイト刃先位置調
整手段と、このバイト刃先位置調整手段によって前記バ
イトのバイト刃先旋回半径R1 とバイト刃先曲率半径R
2 とを一致させた状態で、前記ワークと前記バイトとが
互いに接離する切込み送り方向に前記ワーク支持部と前
記主軸ヘッドを相対移動させる第1の駆動手段と、前記
切込み送り方向と直角なトラバース送り方向に前記ワー
ク支持部と前記主軸ヘッドを相対移動させる第2の駆動
手段と、前記トラバース送り方向及び前記切込み送り方
向とに直角なピッチフィード送り方向に前記ワーク支持
部と前記主軸ヘッドを相対移動させる第3の駆動手段
と、ワークの曲面形状データに基づいて前記第1、第
2、第3の駆動手段を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1に記載のバイトセット方法の発明によ
れば、先端に半径方向に向けてバイトを保持するバイト
ホルダを主軸先端に締付け固定し、この状態で、バイト
刃先をZ軸方向に一致させる。次に、バイト刃先に光を
照射し、このバイト刃先の影像を顕微鏡によりテレビカ
メラを介して受像機に拡大像映し、次に、バイト刃先が
受像機のモニタ画面における中心線に接する位置まで主
軸ヘッドをZ軸方向に移動させ、停止させる。そして、
この停止位置における座標値Z1を読み取る。次に、バ
イト刃先を180°旋回させ、同様に、バイト刃先が受
像機のモニタ画面における中心線に接する位置まで主軸
ヘッドをZ軸方向に移動させ、停止させる。そして、こ
の停止位置における座標値Z2を読み取る。このように
して得られた座標値Z1,Z2を用いてバイト刃先旋回
半径R1 をR1 =(Z1−Z2)/2により算出する。
次に、バイト刃先旋回半径R1 とバイト刃先曲率半径R
2 とによって半径誤差ΔR=R1 −R2 を求める。次
に、バイトホルダの主軸に対する締付けを緩め、バイト
刃先位置微調整機構によって半径誤差ΔRだけ、バイト
を主軸半径方向に移動させるとともに、その位置で再び
バイトホルダを主軸に締付け固定する。このように、機
上にてバイト刃先に対して非接触で短時間に精密にバイ
ト刃先旋回半径R1 とバイト刃先曲率半径R2 とを一致
させることができる。
【0008】また、請求項2に記載の曲面加工装置によ
れば、バイト刃先位置調整手段により主軸上においてバ
イト刃先旋回半径R1 とバイト刃先曲率半径R2 とを一
致させ、この状態で、つまり、バイトを球面工具とした
状態で、バイトを回転駆動させ、制御手段からワークの
形状データに基づいた制御信号が各駆動手段に出力され
ると、第3の駆動手段によりワーク支持部と主軸ヘッド
が相対的にピッチフィード送され、そして第2の駆動手
段によりワーク支持部と主軸ヘッドがトラバース方向に
相対移動されると同時に第1の駆動手段によりワーク支
持部と主軸ヘッドが相対移動される。これによって、バ
イトにワークに対する切込み送りを与えて、ワークの全
面に対して自由曲面加工を行う。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例である曲面加工装置及びその制御
部の全体構成図、図2はその側面図である。図1,図2
において、10はベッドであり、このベッド10上には
バイト用案内台11が固設されている。このバイト用案
内台11上にはバイト用スライドテーブル13が前後方
向(Z軸方向)に移動可能に載置されている。このバイ
ト用スライドテーブル13は前記バイト用案内台11に
設置されたバイト用スライドテーブル移動用モータ30
によってボールねじ30aを介してZ軸方向に切込み送
り制御されるようになっている。
【0010】前記バイト用スライドテーブル13上には
コラム14が鉛直に立設されており、このコラム14の
ワークWと対向する前面には主軸ヘッド15が上下方向
(Y軸方向)に移動可能に載置されており、この主軸ヘ
ッド15は前記コラム14上に設置された主軸ヘッド移
動用モータ31によって図略のボールねじを介してY軸
方向にピッチフィード送り制御されるようになってい
る。
【0011】前記主軸ヘッド15には主軸16がY軸と
平行な軸線回りに回転可能に支承されており、この主軸
16は主軸ヘッド15内に設けられた図略の主軸回転用
モータによって回転駆動されるようになっている。この
主軸16の先端にはバイトホルダ20を介して単結晶の
ダイヤモンドバイトTが着脱可能に取り付けられてい
る。このバイトTは、バイトホルダ20が主軸16に挿
着された時に、そのバイト刃先が主軸回転軸線を中心と
した半径方向に向くようにバイトホルダ20に固着され
ており、従って、前記主軸16の回転運動によってバイ
ト刃先が主軸回転軸線回りに回転運動されるようになっ
ている。
【0012】また、バイト刃先は図4に示すように所定
の曲率半径R2 にて形成されているとともに、このバイ
ト刃先の円弧が主軸回転軸線を含む垂直面内に存在する
ように前記バイトホルダ20に取り付けられている。前
記主軸16の先端面には、図3〜図6に示すように、主
軸16の半径方向に伸びる案内凹溝21が形成されてお
り、この案内凹溝21には後述するバイト位置微小調整
機構60の当接ボルト61が主軸回転軸線上に固設され
ている。
【0013】また、前記案内凹溝21にはバイトホルダ
20の下部に前記当接ボルト61を挟むように形成され
た嵌合凸起部22a,22bが半径方向に移動可能に嵌
合されている。ここで、嵌合凸起部22a,22bと前
記当接ボルト61との間には、バイトTの半径方向位置
微小調整の際、バイトホルダ20を主軸半径方向にスラ
イドさせた時にバイトホルダ20に当接ボルト61が干
渉しないだけの空間62が形成されている。
【0014】また、前記主軸16の先端面には、バイト
ホルダ20を位置決め固定するため、固定ボルト23が
螺合する位置決めボルト穴24が円周方向の4箇所に形
成されている。一方、バイトホルダ20の取付基部20
aにはこの位置決めボルト穴24に対応した位置に固定
ボルト23を前記案内凹溝21と平行な方向に所定量移
動可能に挿通する長穴形状の調整穴25が形成されてい
る。従って、この長穴形状の調整穴25により、固定ボ
ルト23の締付けを緩めた時にはバイトホルダ20は主
軸16の半径方向に所定量スライド可能な状態となる。
【0015】また、バイトホルダ20と主軸16との間
には、バイトTを主軸16の半径方向へ微小移動させる
バイト刃先位置微調整機構60が設けられており、この
バイト刃先位置微調整機構60は、案内凹溝21に固設
した当接ボルト61と、前記両嵌合凸起部22a,22
bにバイトホルダ20のスライド方向に貫通して形成さ
れた雌ねじ部63a,63bと、この雌ねじ部63a,
63bに各々ねじ込まれることによって前記当接ボルト
61に一端が当接し、さらにねじ込まれることによって
バイトホルダ20を主軸16の半径方向に微小移動させ
るセットボルト64a,64bとから構成されている。
【0016】ここで、前記各セットボルト64a,64
bを回転させるには、図5に示すように、大気側に突出
している他端に形成された六角穴に対して六角レンチを
使用することにより行われる。従って、主軸回転軸線に
対するバイトTの刃先位置の微小調整を行う時、例え
ば、図4において、バイトTを左方向に微小移動させた
い場合には、先ず、固定ボルト23の締付けを緩め、次
に、セットボルト63aを緩め、他方のセットボルト6
4bを締付ける。これにより、セットボルト64bの一
端が当接ボルト61に当接し、さらにねじ込まれること
によりバイトホルダ20は左方向に移動される。これに
より、バイトTの主軸半径方向位置の微小調整が行われ
る。
【0017】このバイト刃先位置微調整機構60を用い
て、主軸16へのバイトホルダ20の装着後、主軸回転
軸線からバイトTの刃先までの距離であるバイト刃先旋
回半径R1 (図3参照)と、バイトT固有のバイト刃先
曲率半径R2 (図4参照)とを、後述する本発明のバイ
トのセット方法により、一致させる。前記コラム14の
前方におけるベッド10上にはワーク用案内台12が設
置されており、このワーク用案内台12上にワーク用ス
ライドテーブル17が前記バイト用スライドテーブル1
3の移動方向と直交する左右方向(X軸方向)に移動可
能に載置されている。
【0018】このワーク用スライドテーブル17は前記
ワーク用案内台12に設置されたワーク用スライドテー
ブル移動用モータ32によってボールねじ32aを介し
てX軸方向にトラバース送り制御されるようになってい
る。ワーク用スライドテーブル17上にはワーク支持台
18が固設され、このワーク支持台18に設けられた真
空チャック19によってワークWの加工面が前記コラム
20の前面と対向する側に来るようにワークWが保持さ
れるようになっている。
【0019】ここで、ワーク支持台18及び真空チャッ
ク19がワーク支持部を構成している。前記バイト用案
内台11の側方のベッド10上には光照射装置40が設
けられており、この光照射装置40は、光源と,この光
源から発光された光をX軸と平行な方向に反射する反射
鏡と,光を集光する集光レンズとから主に構成され、X
軸に平行な旋回軸41回りに図2の実線で示す水平な待
機位置と、垂直な測定位置との2位置に図略の旋回駆動
装置によって90°旋回駆動されるようになっている。
【0020】この光照射装置40に対向して前記バイト
用案内台11を挟んだ前記ベッド10上には顕微鏡42
が設けられており、この顕微鏡42の受光中心Aは、前
記光照射装置40が水平な待機位置から垂直な測定位置
に90°旋回された状態(図3参照)で、発光された光
の焦点を通りX軸の延長線上にある。顕微鏡42には受
像機43が接続されたテレビカメラ44が直結されてお
り、顕微鏡42によって拡大されてテレビカメラ44に
受像された影像は受像機43に像映されるようになって
いる。
【0021】受像機43のモニタ画面上にはモニタ画面
の左右を分断し、前記光の光軸中心Aに一致する中心線
Bが表示されているとともに、この中心線Bを基準線と
して左右方向に各々目盛りが表示されている。(図4参
照) 上記顕微鏡42及びテレビカメラ44は支持ブラケット
45を介して摺動部材46に取り付けられている。この
摺動部材47は前記ベッド10上に設置された摺動案内
部材48にX軸方向に案内支持されるとともに、摺動案
内部材48に設置された流体圧シリンダ49のロッド4
9aの先端に連結されている。
【0022】従って、前記顕微鏡42及びテレビカメラ
44は、流体圧シリンダ49の作動によって測定時には
図1の一点鎖線で示すように前記コラム14に接近した
前進端位置(測定位置)まで前進され、非測定時には図
1の実線で示すように前記コラム14から離間した後退
端位置(退避位置)まで後退して、退避するようになっ
ている。
【0023】図1において、50は曲面加工装置全体を
制御する数値制御装置であり、この数値制御装置50に
は、操作盤51と、加工プログラムを記憶したメモリ5
2と、バイト刃先旋回半径R2 の補正データを入力する
ことによりワークWの形状データに基づいてバイトTの
制御データである曲面加工データ(X,Y,Z)を算出
して出力する自動プログラミング装置53とが接続され
ている。
【0024】さらに、この数値制御装置50は、駆動回
路54を介してバイト用スライドテーブル移動用モータ
30に、駆動回路55を介して主軸ヘッド移動用モータ
31に、駆動回路56を介してワーク用スライドテーブ
ル移動用モータ32に各々接続されており、各駆動回路
54,55,56は加工プログラム及び曲面加工データ
に基づいて数値制御装置50から出力される駆動指令信
号により前記各モータ30,31,32を駆動するよう
になっている。
【0025】ここで、バイト用スライドテーブル移動用
モータ30は第1の駆動手段を、ワーク用スライドテー
ブル移動用モータ32は第2の駆動手段を、主軸ヘッド
移動用モータ31は第3の駆動手段を、数値制御装置5
0は制御手段を各々構成している。前記操作盤51に
は、X,Y,Z軸移動のマニュアル操作を行うための図
略の手動ボタンが配設されているとともに、図略の加工
プログラム実行ボタンが配設され、また、この操作盤5
1の図略のモニタ画面にはX,Y,Z軸方向に対して所
定の基準位置からの現在の相対位置を示す座標値が各々
表示されるようになっている。
【0026】バイト旋回半径R2 の補正データを入力す
ることによりワークWの形状データに基づいてバイトT
の制御データである曲面加工データ(X,Y,Z)を算
出して出力する上記において、バイト刃先旋回半径R1
とバイト刃先曲率半径R2 とを一致させてバイトTを球
面工具として扱っているため、切削加工時にバイトTと
ワークWとが接触する加工ポイントにおける法線方向に
常にバイトTの刃先曲率中心O(刃先旋回中心)が位置
することから、前記曲面加工データ(X,Y,Z)は、
ワークWの加工面からバイトTの刃先刃先曲率半径R2
だけ離間した曲面データ、つまり、バイトTの刃先曲率
中心O(刃先旋回中心)の軌跡データである。
【0027】上記のような構成の曲面加工装置において
バイトホルダ20を主軸16に装着する際に、本発明方
法が実行される。以下にその方法について説明する。先
ず、刃先曲率半径R2 のバイトTが固着されたバイトホ
ルダ20を主軸16に装着する。即ち、バイトホルダ2
0の調整穴25と主軸16の位置決めボルト穴24とが
対応する位置に合わせて、バイトホルダ20の嵌合凸起
部22を主軸16の案内凹溝21に嵌合させ、その位置
で固定ボルト23をボルト穴24に螺合し、バイトホル
ダ20を主軸16に対して締付け固定する(手順1)。
【0028】なお、上記バイトT固有のバイト刃先曲率
半径R2 は既知とする。次に、手動で主軸16を回転
(揺動)させてバイトTの刃先がワークW側に対向する
ほぼZ軸線上に来た位置で停止させる(手順2)。次
に、図略の旋回駆動装置によって光照射装置40を待機
位置から測定位置に90°旋回させるとともに、流体圧
シリンダ49の作動によって顕微鏡42を退避位置から
測定位置に前進させる(手順3)。これによって、光軸
中心Aが顕微鏡42のレンズの中心に位置される。
【0029】次に、図略のZ軸手動ボタンを押してバイ
ト用スライドテーブル13を移動させ、バイトTの刃先
(の影像)が受像機43のモニタ画面における中心線B
に接した時、バイト用スライドテーブル13の移動を停
止させる(手順4)。次に、主軸16を手動で回転(揺
動)させ、中心線Bを最大に越えたバイトTの刃先位置
の目盛りを読み取る(手順5)。
【0030】次に、この越えた目盛り分が位置誤差であ
り、この位置誤差分が0となる方向に再びバイト用スラ
イドテーブル13を移動させる(手順6)。次に、この
状態で、再び、主軸16を手動で回転(揺動)させ、位
置誤差が無いか確認する(手順7)。ここで、位置誤差
があった場合、上記手順5から手順7を繰り返し行う。
【0031】位置誤差が0の場合、その位置でのバイト
用スライドテーブル13のZ軸方向位置の座標値を操作
盤51の図略のモニタ画面から読み取る(手順8)。こ
の時のZ軸方向の座標値をZ1とする。即ち、この座標
値Z1の時のバイト用スライドテーブル13の位置がバ
イト刃先がワークWに対向する側でかつ完全に中心線B
に接した位置である。
【0032】次に、この状態から主軸16を手動でほぼ
180°回転させ、バイトTの刃先がコラム14に対向
してほぼZ軸線上に来た位置で停止させる(手順9)。
次に、上記同様図略のZ軸手動ボタンを押してバイトT
の刃先(の影像)が受像機43のモニタ画面における中
心線Bに接する位置までバイト用スライドテーブル13
移動し、停止させる(手順10)。
【0033】以下上記手順5から手順8を同様に行うこ
とによって、バイト刃先がコラム14に対向する側でバ
イト刃先が完全に中心線Bに接した位置でのバイト用ス
ライドテーブル13のZ軸方向の座標値Z2を得る(手
順11)。以上のようにして得られた座標値Z1,Z2
によりバイト刃先旋回半径R1 をR1 =(Z1−Z2)
/2で求める(手順12)。
【0034】次に、算出されたバイト刃先旋回半径R1
と既知であるバイト刃先曲率半径R 2 とが一致していな
い場合、固定ボルト23を緩め、その半径誤差ΔR=R
2 −R1 が小さくなる方向にバイト刃先位置微小調整機
構60のセットボルト64a(もしくは64b)を所望
量ねじ込むことによってバイトホルダ20を主軸半径方
向にスライドさせる(手順13)。
【0035】そして、再び、固定ボルト23を締付け、
バイトホルダ20を主軸16に固定し、上記同様の作業
を繰り返し行う。つまり、上記手順1から手順13を再
び行う(手順14)。そして、算出したバイト刃先旋回
半径R1 と既知であるバイト刃先曲率半径R2 とが一致
した時、バイトTのセッティングを完了する。これによ
って、バイトTは球面工具として取り扱うことができ
る。つまり、加工中、ワークWの加工ポイントに当接す
るバイトTの当接個所が移動したとしても、加工ポイン
トにおける法線方向に常にバイトTの刃先曲率中心Oが
位置するため、曲面加工データ(X,Y,Z)をバイト
Tの刃先曲率中心Oの軌跡として制御すればワークWの
加工ポイントにおける加工条件に変化が生じることない
ため、曲面加工の制御データを作成する際、バイトTの
刃先曲率半径R2 を補正データとして入力するだけで良
くなる。従って、曲面加工の制御データを単純にするこ
とができ、この制御データを記憶するメモリ52のメモ
リ容量の削減や制御データ作成時間の短縮を図ることが
できる。
【0036】次に、バイト刃先曲率半径R2 (バイト刃
先旋回半径R1 )の値を補正データとして自動プログラ
ミング装置53に入力することにより、ワークWの形状
データに基づき曲面加工データ(X,Y,Z)の演算が
なされるとともに、数値制御装置50に出力され、メモ
リ52に記憶される。次に、上記のようにセッティング
されたバイトTを備えた曲面加工装置の切削加工動作に
ついて説明する。
【0037】図1に示すように、ワークWがセットされ
た状態で、作業者が操作盤51の図略の加工プログラム
実行ボタンを押すと、加工プログラムに従い数値制御装
置50が作動され、数値制御装置50から曲面加工デー
タ(X,Y,Z)に応じたトラバース駆動指令信号が駆
動回路56を介してワーク用スライドテーブル移動用モ
ータ32に出力されることにより、ワークWがワーク支
持台18及び真空チャック19を介して載置されたワー
ク用スライドテーブル17をX軸方向に移動され、ワー
クWが加工開始位置に移動される。
【0038】次に、図略の主軸回転モータを作動させ
て、バイトTを旋回駆動し、この状態で、数値制御装置
50から切込み駆動指令信号が駆動回路54を介してバ
イト用スライドテーブル移動用モータ30に出力される
ことにより、バイトTがZ軸方向に切込み送りされる。
そして、X軸とZ軸の同時2軸制御により、ワークWを
X軸方向にワンパス加工する。
【0039】ワークWに対する上述のワンパス加工が終
了すると、加工プログラムと曲面加工データに基づき数
値制御装置50からピッチフィード駆動指令信号が駆動
回路55を介して主軸ヘッド移動用モータ31に出力さ
れることにより、主軸ヘッド15をY軸方向に1ピッチ
分移動する。主軸ヘッド15のY軸方向の1ピッチ送り
が終了した後は、再び、上述のX軸とZ軸の同時2軸制
御を行うことにより、ワークWをワンパス加工する。
【0040】以下、上記同様の動作を繰り返すことによ
り、ワークWの全面を曲面加工データに応じて自由曲面
に加工する。なお、上記においては、X軸とZ軸の同時
2軸制御によるワンパス加工と、Y軸方向へのピッチフ
ィード送りとにより、ワークWの全面を自由曲面に加工
するようにしたが、同時3軸制御(X軸,Y軸,Z軸)
による加工も可能である。
【0041】また、上記実施例において、バイトTのバ
イト刃先旋回半径R1 を測定する行程(手順2〜手順1
2)に対して自動測定プログラムを作成して自動で行う
ようにしても良い。なお、上記においては、バイトホル
ダ20と主軸16との間にバイト刃先位置調整機構60
を設けてバイト刃先位置を微小調整するようにしたが、
バイトホルダ20自体にバイト刃先位置微調整機構を設
けるようにしても良い。
【0042】次に、バイトホルダ20自体にバイト刃先
位置微調整機構70を設けた実施例について説明する。
図7に示すように、バイトホルダ20に主軸回転軸線を
含みバイトTの保持方向と直交する平面と平行な平面7
1aを備えたすり割り71を形成し、このすり割り71
によってバイトホルダ20を主軸半径方向に弾性変形可
能な撓み部20bと、弾性変形しない非撓み部20cと
から構成する。前記撓み部20b側にはバイトTが固着
され、前記非撓み部20c側にはバイト保持方向と平行
にかつ回転軸線が主軸回転軸線と交差する方向に貫通し
てバイト半径方向位置固定ボルト72が螺合されている
とともに、このバイト半径方向位置固定ボルト72にY
軸方向に並列にバイト半径方向位置調整ボルト73が同
様に貫通して螺合されている。
【0043】上記すり割り71と、バイト半径方向位置
固定ボルト72と、バイト半径方向位置調整ボルト73
とによって、バイト位置微調整機構70を構成してい
る。上記の構成で、バイト刃先位置を調整する時、例え
ば、図7において、バイトTを左方向に微小移動させた
い場合には、先ず、バイト半径方向位置固定ボルト72
の締付けを緩め、次に、バイト半径方向位置調整ボルト
73をねじ込み、バイト半径方向位置調整ボルト73の
一端を撓み部20bに当接させるとともに押圧させるこ
とにより、撓み部20bが主軸16の半径方向に撓ん
で、すり割り71が拡がる。これにより、バイトTが主
軸16の半径方向に移動される。
【0044】以上のように、バイトホルダ20自体にバ
イト位置微小調整機構70を設け、、バイト半径方向位
置調整ボルト73を回転させて、非撓み部20cに対す
るねじ込み量を調整して、撓み部20bの主軸16の半
径方向への撓み量を変化させるようにしたので、曲面加
工装置の機上で、簡単な構成にてバイト刃先位置調整時
の主軸16に対するバイトTの半径方向移動を行わせる
ことができる。
【0045】以上のように、バイトホルダ20のスライ
ド部にバイト位置微小調整機構60を設けることによっ
て、曲面加工装置の機上で、簡単な構成にてバイト刃先
位置調整時の主軸16に対するバイトTの半径方向移動
を行わせることができる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、請求
項1のバイトのセット方法の発明では、バイト刃先をZ
軸方向に向けた状態でバイトの刃先に光を照射し、バイ
トの刃先位置を顕微鏡よりテレビカメラを介して受像機
に拡大像映し、バイト刃先の180°旋回させた状態と
の2位置で、バイト刃先が受像機のモニタ画面上の中心
線に接する位置のZ軸方向の座標値よりバイト刃先旋回
半径R1 を求め、既知であるバイト刃先曲率半径R2
の差を求め、その半径誤差ΔR分だけバイト刃先位置微
調整機構によりバイトホルダを主軸半径方向に移動させ
るといった簡単な方法にて、機上にてバイト刃先に対し
て非接触で短時間に精密にバイト刃先旋回半径R1 とバ
イト刃先曲率半径R2 とを一致させることができる。
【0047】また、請求項2の曲面加工装置の発明で
は、バイト刃先旋回半径R1 とバイト刃先曲率半径R2
とが一致した状態で、つまり、バイトを球面工具とした
状態で曲面加工を行うようにしたので、バイトの制御デ
ータをバイト刃先曲率中心の軌跡データとして作成する
ことができ、即ち、バイトの制御データの補正としてバ
イト刃先曲率半径R2 の1つで済み、バイトの制御デー
タを単純化することができるとともに、制御データメモ
リ容量の削減や制御データ作成時間の短縮に寄与するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の曲面加工装置及びその制御部
の全体構成図である。
【図2】本発明の実施例の曲面加工装置の側面図であ
る。
【図3】バイト刃先旋回半径測定時の作動状態上面図で
ある。
【図4】バイト刃先旋回半径測定時の作動状態側面図で
ある。
【図5】図4におけるH矢視図である。
【図6】図4におけるK−K線断面図である。
【図7】バイト刃先位置調整機構の他の実施例を示す側
面図である。
【符号の説明】
T バイト W ワーク 10 ベッド 13 バイト用スライドテーブル 14 コラム 15 主軸ヘッド 16 主軸 17 ワーク用スライドテーブル 18 ワーク支持台(ワーク支持部) 19 真空チャック(ワーク支持部) 20 バイトホルダ 21 案内凹溝 22 嵌合凸起部 23 固定ボルト 24 ボルト穴 25 調整穴 30 バイト用スライドテーブル移動用モータ(第1の
駆動手段) 31 主軸ヘッド移動用モータ(第3の駆動手段) 32 ワーク用スライドテーブル移動用モータ(第2の
駆動手段) 40 光照射装置 42 顕微鏡 43 受像機 44 テレビカメラ 50 数値制御装置 60,70 バイト刃先位置調整機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 英樹 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを三次元の自由曲面形状にバイト
    を用いて切削加工する曲面加工装置におけるバイトのセ
    ット方法であって、主軸の先端にバイト刃先曲率R2
    バイトを主軸半径方向に向けて保持したバイトホルダを
    締付け固定し、この状態で、バイト刃先を主軸ヘッドの
    進退方向であるZ軸方向に一致させ、次にバイト刃先に
    光を照射してバイト刃先の影像を顕微鏡によりテレビカ
    メラを介して受像機に拡大像映し、前記主軸ヘッドをZ
    軸方向に進退させてバイト刃先を前記受像機のモニタ画
    面における中心線に接する位置に合わせ、バイト刃先が
    中心線に接したZ軸方向の座標値Z1を読み取り、次
    に、バイト刃先を180°旋回させ、前記主軸ヘッドを
    Z軸方向に進退させ、この180°旋回させた時のバイ
    ト刃先を前記受像機のモニタ画面における中心線に接す
    る位置に合わせ、バイト刃先が中心線に接したZ軸方向
    の座標値Z2を読み取り、読み取ったZ軸方向の座標値
    Z1,Z2より主軸回転軸線回りに回転するバイト刃先
    のバイト刃先旋回半径R1 をR1 =(Z1−Z2)/2
    により算出し、次に、バイト刃先旋回半径R1 とバイト
    刃先曲率半径R2 より半径誤差ΔRをΔR=R1 −R2
    により算出し、バイト刃先位置微調整機構により前記半
    径誤差ΔRだけバイト刃先をZ軸方向に移動させてバイ
    ト刃先旋回半径R1 とバイト刃先曲率半径R2 とを一致
    させるようにしたことを特徴とするバイトのセット方
    法。
  2. 【請求項2】 ベッド上に水平方向に移動可能に設けら
    れワークを支持するワーク支持部と、前記ワーク支持部
    の移動方向と直交する水平方向及び鉛直方向に移動可能
    に設けられ主軸を鉛直軸線回りに回転可能に軸承した主
    軸ヘッドと、この主軸ヘッドの先端に着脱可能に締付け
    固定されるとともに主軸半径方向に向けてバイトを保持
    するバイトホルダとを備え、ワークを三次元の自由曲面
    形状にバイトを用いて切削加工する曲面加工装置であっ
    て、前記バイトを主軸半径方向に移動調整可能に設け、
    前記主軸上において前記バイトのバイト刃先旋回半径R
    1 とバイト刃先曲率半径R2 とを一致させるバイト刃先
    位置調整手段と、このバイト刃先位置調整手段によって
    前記バイトのバイト刃先旋回半径R1 とバイト刃先曲率
    半径R2 とを一致させた状態で、前記ワークと前記バイ
    トとが互いに接離する切込み送り方向に前記ワーク支持
    部と前記主軸ヘッドを相対移動させる第1の駆動手段
    と、前記切込み送り方向と直角なトラバース送り方向に
    前記ワーク支持部と前記主軸ヘッドを相対移動させる第
    2の駆動手段と、前記トラバース送り方向及び前記切込
    み送り方向とに直角なピッチフィード送り方向に前記ワ
    ーク支持部と前記主軸ヘッドを相対移動させる第3の駆
    動手段と、ワークの曲面形状データに基づいて前記第
    1、第2、第3の駆動手段を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする曲面加工装置。
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