JPH08228929A - ケトル - Google Patents

ケトル

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JPH08228929A
JPH08228929A JP3984295A JP3984295A JPH08228929A JP H08228929 A JPH08228929 A JP H08228929A JP 3984295 A JP3984295 A JP 3984295A JP 3984295 A JP3984295 A JP 3984295A JP H08228929 A JPH08228929 A JP H08228929A
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lid
kettle
finger
tip opening
pouring tube
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Yoshiyuki Yoshikawa
嘉之 吉川
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YOSHIKAWA KK
Yoshikawa Corp
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YOSHIKAWA KK
Yoshikawa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十分に先端開口部が開口するように注筒蓋の
起立移動回動角を大きく設定しても、従来のように注筒
蓋に立設した指操作部がハンドル杆部に当たらず、先端
開口部が十分に開口し得、従来例に比してこの注筒の先
端開口部から水を入れ易くなるケトルを提供すること。 【構成】 指操作部5を内側へ押動して注筒蓋4を起こ
し注筒2の先端開口部3を開口する際、注筒2の長さ方
向の先端開口部3の上方を覆う位置に注筒蓋4が存在せ
ずに、更に大きく回動して内側へ回動退避するように注
筒蓋4の開閉回動角度を大きく設定し、且つこの先端開
口部3の開口時に内側へ向かって傾動する指操作部5が
この指操作部5より内側に立設配設されるケトルのハン
ドル杆部6に当接しないように、注筒蓋4に立設する指
操作部5の立設位置若しくは指操作部5の形状を設定し
たケトル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケトル本体に突設した
注筒に注筒蓋を開閉自在に設けたケトルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般にケトル本体の上部にも蓋が設けら
れているが、一々この蓋を開けて水を入れるのが煩わし
いため、注筒の注筒蓋を開けて注筒から水を入れること
が多い。
【0003】特に、注筒蓋に鳴子機構を付設した所謂笛
吹ケトルの場合は、気密を保つためケトル本体の上部に
蓋がないものや、蓋を設けていても、この蓋がきつく嵌
合しているために、無理に蓋を取り外せば入り口が広く
とれるが、結局これを取り外さず、注筒から水を入れる
ことが一般的となっている。
【0004】この注筒に開閉自在に設けた注筒蓋は、そ
の内側が枢着された構造で、この注筒蓋に一体に立設し
た指操作部を内側へ押しやることにより注筒蓋が内側へ
向かって立ち上がり傾斜し、注筒の先端開口部が開口す
るように構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
注筒のすぐ内側にはハンドル或いはハンドルを支承する
ハンドル杆部(上部の握持部を立設保持する部分)が配
設されているため、このハンドル杆部に指操作部が当た
ってしまうことを考慮し、注筒蓋が十分に起き上がっ
て、注筒が十分に開口しない構造となっている。
【0006】即ち、ハンドル杆部が邪魔となって注筒蓋
が垂直に立ち上がらない構成となっていて、開口時でも
開閉蓋が十分に内側へ回動退避せず、注筒の長さ方向上
方の先端開口部を覆う位置に開閉蓋が位置し、この注筒
から水を入れにくい欠点があった。
【0007】本発明は、注筒の先端開口部が実際には水
の注入口となっていることを考慮し、この注筒を水の注
入口として使用するに当たっての前記問題点を従来構造
に見い出しこれを改良して、前記問題点を解決した実用
性に秀れた画期的なケトルを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】ケトル本体1に突設した注筒2の先端開口
部3に注筒蓋4を開閉自在に設け、この注筒蓋4に指で
押圧することにより注筒蓋4が起伏して開閉動作する指
操作部5を立設したケトルにおいて、前記指操作部5を
内側へ押動して注筒蓋4を起こし注筒2の先端開口部3
を開口した際、注筒2の長さ方向の先端開口部3の上方
を覆う位置に注筒蓋4が存在せずに、更に大きく回動し
て内側へ回動退避するように注筒蓋4の開閉回動角度を
大きく設定し、且つこの先端開口部3の開口時に内側へ
向かって傾動する前記指操作部5がこの指操作部5より
内側に立設配設されるケトルのハンドル杆部6に当接し
ないように、前記注筒蓋4に立設する指操作部5の立設
位置若しくは指操作部5の形状を設定したことを特徴と
するケトルに係るものである。
【0010】また、前記注筒蓋4に立設する前記指操作
部5の中間部に前記ケトルのハンドル杆部6の幅よりや
や幅広い間隔で上方が開放した中間切欠部5Aを形成
し、この指操作部5を内側へ押動して注筒蓋4を起こし
注筒2の先端開口部3を開口する際、内側へ向かって傾
動する前記指操作部5の中間切欠部5A内に前記ハンド
ル杆部6が配設されるように構成したことを特徴とする
請求項1記載のケトルに係るものである。
【0011】
【作用】水を注ぐ場合のみならず、水を注入するために
注筒2の先端開口部3を開口する場合、水を注入し易い
ように注筒蓋4の起立移動する回動角(開閉回動角度)
を大きく設定する。
【0012】従来構造ならば、注筒蓋4をこのように大
きく起立移動させようとしても注筒蓋4に立設した指操
作部5がケトルのハンドル杆部6に当たって注筒蓋4の
起立移動が規制されてしまうが、本発明によれば、水を
注入し易いように必要な角度だけ注筒蓋4を起立移動さ
せても(注筒2の長さ方向の先端開口部3の上方を覆う
位置に注筒蓋4が存在せずに、更に大きく回動して内側
へ回動退避するように注筒蓋4の開閉回動角度を大きく
設定しても)、指操作部5はハンドル杆部6に当たら
ず、ハンドル杆部6に邪魔されることがない。
【0013】従って、注筒蓋4の起立移動回動角(開閉
回動角度)をハンドル杆部6の位置を考慮することなく
設計できるため、注筒2の先端開口部3が水を入れ易い
十分な開口状態となるように、先端開口部3に対して注
筒蓋4が十分な角度まで起立移動し得るケトルに構成で
きることとなる。
【0014】
【実施例】図1〜図3は請求項1,2記載のいずれの発
明にも属する第一実施例で、本実施例は、前記注筒蓋4
に立設する前記指操作部5の中間部に前記ケトルのハン
ドル杆部6の幅よりやや幅広い間隔で上方が開放した中
間切欠部5Aを形成している。
【0015】即ち、注筒蓋4の左右に完全に分断させて
対向状態に分断指操作杆5B・5Bを立設形成し、外側
に傾斜突設している注筒2の先端開口部3の開口面に対
して垂直に起立した状態若しくはそれよりも更に大きく
内側に注筒蓋4が傾斜して先端開口部3の上方を覆う位
置から離れ、水を入れ易い十分な開口状態となるように
注筒蓋4が起立移動するように構成している。
【0016】本実施例では、このように十分に注筒蓋4
が起立移動した際、内側へ向かって傾動する前記指操作
部5の中間切欠部5A内に前記ハンドル杆部6が配設さ
れるように構成している。
【0017】従って、注筒蓋4の起立移動回動角をハン
ドル杆部6の位置を考慮することなく大きく設計できる
ため、注筒2の先端開口部3が水を入れ易い十分な開口
状態となるように、先端開口部3に対して注筒蓋4が十
分な角度まで起立移動し得ることとなる。
【0018】しかも、この分断指操作杆5Bは左右双方
に立設形成しており、単に中間部が除去されたに過ぎな
い形状に設定されていると言えるから、この指操作部5
(分断指操作杆5B・5B)の操作性は劣ることがな
い。
【0019】言い換えれば、従来構造よりも注筒蓋4を
起立させて先端開口部3を開口すると、注筒蓋4が先端
開口部3から十分に離れ、或いは注筒蓋4が十分起立回
動するため先端開口部3が十分に開口し、水が入れ易
く、また一々ハンドル杆部6を押し倒さなくても良い。
【0020】尚、本実施例の注筒蓋4には鳴子機構を設
けており、この鳴子機構を組み付けた注筒蓋4に一体に
指操作部5を立設形成し、この鳴子機構付の注筒蓋4の
延長部4Aを板バネなどの弾性部材を介して取付板7に
設けた枢着軸8に起伏回動自在に設け、この枢着部をケ
ース状の前記延長部4Aで覆ってパーツ化したもので、
このパーツ化した部材の取付板7を注筒2の周面に止着
して注筒蓋4が注筒2の先端開口部3を覆うように取り
付け、この注筒蓋4が枢着軸8を支点に弾性部材に抗し
て起伏回動し得るように構成している。
【0021】このパーツ化した注筒蓋4の枢着取付構造
や注筒蓋4に設けた鳴子機構は本発明構成上の付記的部
分であり、また各構造はすでに周知な構造でもあって、
適宜設計変更し得るものであるため、その構造を図示す
ることは省略する。
【0022】また、本実施例では前記注筒蓋4に立設す
る前記指操作部5の中間部に前記ケトルのハンドル杆部
6の幅よりやや幅広い間隔で上方が開放した中間切欠部
5Aを形成し、指操作部5が開口時にケトルのハンドル
杆部6に当接しないように設定したが、単に片側に分断
指操作杆5Bのみを立設して指操作部5を構成しても良
いし、ハンドル杆部6に当接し得ない基部は変形させ
ず、ハンドル杆部6に当接し得る上部を側方へ回避する
折曲した形状に設定しても良い。
【0023】また、図4は第二実施例を図示している。
【0024】本実施例では、従来注筒蓋4の内側端部に
立設していた指操作部5を注筒蓋4の中央部に移動させ
て立設させたことで、注筒2の長さ方向の先端開口部3
の上方を覆う位置に注筒蓋4が存在せずに、更に大きく
回動して内側へ回動退避するように注筒蓋4の開閉回動
角度を大きく設定しても、指操作部5がハンドル杆部6
に当接しないように設計している。
【0025】即ち、本実施例では指操作部5の立設位置
を前側へ移動し、開口時に指操作部5がハンドル杆部6
に近接する位置まで注筒蓋4が大きく回動退避し、注筒
2の長さ方向の先端開口部3の上方を覆う位置に注筒蓋
4が存在せず先端開口部3が十分に開口するように構成
している。
【0026】この場合には、指操作部5は従来通り単な
る突設片で形成しても良いが、第一実施例のように注筒
蓋4の左右に完全に分断させて対向状態に分断指操作杆
5B・5Bを立設形成した形状としても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、従
来構造に比して注筒の先端開口部を十分な開口状態に開
けることができる。
【0028】即ち、十分に先端開口部が開口するように
注筒蓋の起立移動回動角を大きく設定しても、従来のよ
うに注筒蓋に立設した指操作部がハンドル杆部に当たら
ず、先端開口部が十分に開口し得、従来例に比してこの
注筒の先端開口部から水を入れ易くなる極めて秀れたケ
トルとなる。
【0029】また、請求項2記載の発明においては、指
操作部は左右に分断させた状態に立設形成するだけで良
く、従来構造に比して量産性が劣ることがなく、コスト
高とならず、また、中間切欠部が形成されるに過ぎない
から従来の指操作部と変わりなく、その操作性も劣るこ
とがない画期的なケトルとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の斜視図である。
【図2】第一実施例の要部(パーツ化した注筒蓋部分)
の拡大斜視図である。
【図3】第一実施例の注筒開口状態の斜視図である。
【図4】第二実施例の説明正面図である。
【符号の説明】
1 ケトル本体 2 注筒 3 先端開口部 4 注筒蓋 5 指操作部 5A 中間切欠部 6 ハンドル杆部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケトル本体に突設した注筒の先端開口部
    に注筒蓋を開閉自在に設け、この注筒蓋に指で押圧する
    ことにより注筒蓋が起伏して開閉動作する指操作部を立
    設したケトルにおいて、前記指操作部を内側へ押動して
    注筒蓋を起こし注筒の先端開口部を開口した際、注筒の
    長さ方向の先端開口部の上方を覆う位置に注筒蓋が存在
    せずに、更に大きく回動して内側へ回動退避するように
    注筒蓋の開閉回動角度を大きく設定し、且つこの先端開
    口部の開口時に内側へ向かって傾動する前記指操作部が
    この指操作部より内側に立設配設されるケトルのハンド
    ル杆部に当接しないように、前記注筒蓋に立設する指操
    作部の立設位置若しくは指操作部の形状を設定したこと
    を特徴とするケトル。
  2. 【請求項2】 前記注筒蓋に立設する前記指操作部の中
    間部に前記ケトルのハンドル杆部の幅よりやや幅広い間
    隔で上方が開放した中間切欠部を形成し、この指操作部
    を内側へ押動して注筒蓋を起こし注筒の先端開口部を開
    口する際、内側へ向かって傾動する前記指操作部の中間
    切欠部内に前記ハンドル杆部が配設されるように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のケトル。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5682916U (ja) * 1979-11-28 1981-07-04
JPS63186330U (ja) * 1987-05-26 1988-11-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5682916U (ja) * 1979-11-28 1981-07-04
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