JPH08228828A - 筆ペン型塗布具の塗布液誘導構造 - Google Patents

筆ペン型塗布具の塗布液誘導構造

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JPH08228828A
JPH08228828A JP7040042A JP4004295A JPH08228828A JP H08228828 A JPH08228828 A JP H08228828A JP 7040042 A JP7040042 A JP 7040042A JP 4004295 A JP4004295 A JP 4004295A JP H08228828 A JPH08228828 A JP H08228828A
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JP
Japan
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tip
coating liquid
brush
applicator
pen type
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JP7040042A
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Takashi Umeno
高 梅野
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筆ペン型塗布具において、長く使用していて
も常に塗布体先端部から塗布液を吐出させ、しかも、し
なやかな塗布感が使用時に得られようにする。 【構成】 筆ペン型化粧具2は、横断面略楕円形の平筆
4と、平筆4の先端部を先方に突出させた状態で平筆4
を保持する先軸6と、化粧料を内部に貯蔵すると共に口
元部8aに先軸6が取り付けられる本体容器8と、平筆
4内に後方から挿入されると共に先軸6内で保持され、
かつ、本体容器8内から平筆4内に化粧液を誘導するパ
イプ10とを備える。そして、筆ペン型化粧具2の化粧
液誘導構造においては、パイプ10が平筆4内で先軸6
の先端よりも先方に突出するように延長されており、そ
の突出部分12には軸方向に沿ってスリット14が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗布具に関し、詳しく
は繊維を束ねた筆あるいはブラシから成る塗布体を有
し、該塗布体で被塗布体に塗布できるようにした筆ペン
型化粧具、ペンキ塗布具または筆ペン等の筆記具などの
筆ペン型塗布具の塗布液誘導構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、毛状または多孔性の材料から
成る筆またはブラシの塗布体を有する筆ペン型化粧具が
種々提案されている。一般に、この種の化粧具において
は、塗布体の先端部を先方に突出させた状態で該塗布体
を保持する先軸と、塗布液が貯蔵されると共に口元部に
先軸が取り付けられた本体容器と、塗布体内に後方から
挿入されると共に先軸内で保持され、かつ、本体容器内
から塗布体内に塗布液を誘導する塗布液導入管とが備え
られており、本体容器内の塗布液を塗布液導入管を介し
て塗布体に供給できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記筆
ペン型化粧具ような塗布具においては、使い始めは塗布
液が塗布体の先端部付近から所望の状態で吐出されて、
使用者は問題なく塗布を行えるが、塗布体を使い込んで
来るに従い、前回吐出し使い残した残分が塗布体先端部
に累積して溜まるようになるため、当該残分が固化して
抵抗となり、新たな塗布液を塗布体先端部より吐出しに
くくなる。これにより、塗布体の根元部分の筆の繊維を
割って塗布液が吐出されるという現象が観察されるよう
になり、使用性が悪くなる恐れがあった。
【0004】そこで、このような現象を回避するため
に、前記塗布液導入管を塗布体の先端部近傍まで延長
し、塗布液を塗布体先端部まで誘導することが考えられ
る。しかし、先軸の先端部よりも先方に塗布液導入管が
突出する場合、塗布液導入管として通常使用される硬い
素材のパイプでは、液を塗布する際の筆のしなやかな動
きに追従することができず、塗布体の側面からパイプ先
端が繊維等を割って露出してしまうという不都合が生じ
得る。
【0005】この問題は、塗布液導入管における先軸よ
りも突出した部分を例えばゴムやエラストマー等の軟質
樹脂で成形すれば解決され得るが、このような軟質材で
は、その成形加工上、導入管として要求される寸法精度
が出しにくいため、充分な性能を有する柔らかく細いパ
イプ状の成形品を得ることは非常に困難である。
【0006】なお、以上の問題点は、筆ペン型化粧具に
限られるものではなく、他の筆ペン型塗布具にも変わり
なく生じ得るものである。
【0007】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、長く使用していても常に塗布体先端
部から塗布液を吐出することができ、しかも、しなやか
な塗布感が使用時に得られる筆ペン型塗布具の塗布液誘
導構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のような構成を有する。すなわち、請求
項1の発明は、毛状または多孔性の材料から成る塗布体
と、該塗布体の先端部を先方に突出させた状態で該塗布
体を保持する先軸と、塗布液を内部に貯蔵すると共に口
元部に前記先軸が取り付けられる本体容器と、前記塗布
体内に後方から挿入されると共に前記先軸内で保持さ
れ、かつ、前記本体容器内から前記塗布体内に塗布液を
誘導する塗布液導入管とを備えた筆ペン型塗布具におい
て、前記塗布液導入管は、前記塗布体内で前記先軸の先
端開口部よりも先方に突出するように延長され、該突出
部分には、軸方向に沿ってスリットが設けられたことを
特徴とする筆ペン型塗布具の塗布液誘導構造である。
【0009】また、請求項2の発明は、前記塗布体は、
横断面視で楕円形状または扁平形状を呈するものであ
り、前記スリットは、前記横断面視において、該横断面
の長軸方向に開放したものであることを特徴とする請求
項1記載の筆ペン型塗布具の塗布液誘導構造である。
【0010】また、請求項3の発明は、前記塗布液導入
管における少なくとも前記突出部分は、ゴム硬度が90
以下の軟質樹脂で構成されていることを特徴とする請求
項1または2記載の筆ペン型塗布具の塗布液誘導構造で
ある。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、本体容器内の塗布液
は、前記塗布液導入管を通って塗布体に流れる。このと
き、塗布液導入管が塗布体内で前記先軸の先端開口部よ
りも先方に突出するように延長されているので、塗布液
は該突出部分を介して塗布体の先端部側まで誘導される
ようになる。したがって、先軸の先端付近で塗布液が塗
布体に流出する従来の塗布液誘導構造に比べ、少なくと
も突出部分では塗布体の側面から塗布液が流出すること
が回避される。もちろん塗布体の先端部近傍まで前記突
出部分を適宜延長し、塗布液が確実に塗布体先端部から
流出するようにしてもよい。
【0012】また、塗布液導入管の突出部分には、軸方
向に沿ってスリットが設けられているため、突出部分は
柔軟性に富んだものとなり、塗布時における塗布体のし
なやかな動きに追従して変形するようになる。これによ
り、突出部分の先端部が塗布体の側面から突出しにくく
なる。
【0013】請求項2の発明によれば、前記塗布体は横
断面視で楕円形状または扁平形状を呈したものであり、
前記スリットは、前記横断面視において、該横断面の長
軸方向に開放したものであるので、突出部分を塗布液が
流れる過程において、仮に塗布体内で塗布液がスリット
により側方に流出しても、流出してから塗布体の側面に
達するには距離があるため、塗布体の側面からは流出し
にくくなる。それと共に、スリットを前記長軸方向に開
放させるように構成することにより、塗布体の変形形態
に合わせて突出部分が変形するようにもなるため、より
一層しなやかな塗布感が得られるようになる。
【0014】また、本発明者によれば、前記突出部分が
塗布体の動きに対して、より一層良好に変形して追従す
るには、請求項3に記載のように、塗布液導入管の突出
部分の材質をゴム硬度が90以下の軟質樹脂にすること
が好適であると思量する。なお、前記ゴム硬度は、好ま
しくは70以下、さらに好ましくは25〜60が良い。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。本実施例は、本発明を筆ペン型化粧具に適用した
ものである。なお、本発明において、筆ペン型塗布具と
は、毛状または多孔性の材料から成る例えば繊維を束ね
た筆あるいはブラシから成る塗布体を有する、筆ペン型
化粧具、ペンキ塗布具または筆ペン等の筆記具などの筆
ペン型塗布具をいう。
【0016】図1は、本実施例の筆ペン型化粧具の要部
分解斜視図、図2は、該筆ペン型化粧具の要部断面図で
あって、(a)は側方から見た片側断面図、(b)は
(a)におけるIIb−IIb断面図である。図3は、本実
施例に係る突出部分の変形例を示すものであって、
(a)は第1変形例の斜視図、(b)は第2変形例の斜
視図である。図4は、比較例1の筆ペン型化粧具の要部
断面図であって、(a)は側方から見た片側断面図、
(b)は(a)におけるIVb−IVb断面図である。ま
た、図5は、比較例2の筆ペン型化粧具の要部断面図で
あって、(a)は側方から見た片側断面図、(b)は
(a)におけるVb−Vb断面図である。
【0017】本実施例の筆ペン型化粧具2は、図1およ
び図2に示すように、横断面略楕円形の平筆(塗布体の
一例)4と、平筆4の先端部を先方に突出させた状態で
平筆4を保持する先軸6と、塗布液としての化粧料を内
部に貯蔵すると共に口元部8aに先軸6が取り付けられ
る本体容器8と、平筆4内に後方から挿入されると共に
先軸6内で保持され、かつ、本体容器8内から平筆4内
に化粧液を誘導するパイプ(塗布液導入管に相当)10
とを備える。また、先軸6内には、パイプ10を保持す
るためのパイプ保持体16が配設されている。さらに、
先軸6の外周面には、有底円筒形のキャップ18が装着
される。
【0018】そして、本実施例の化粧液誘導構造では、
パイプ10が平筆4内で先軸6の先端開口部6aよりも
先方に突出するように延長されており、その突出部分1
2には、軸方向に沿ってスリット14が設けられてい
る。
【0019】以下、本実施例の各部の構成について詳細
に説明する。平筆4は、先端に向けて先細るテーパー形
状を呈し、その根元部分に径方向に突出した段部4aが
形成されている。平筆4は、繊維を所定形状に束ねた塗
布体であり、塗布時には、しなやかに被塗布体上で塗布
を行えるものである。
【0020】先軸6は、前部が平筆4の形状に合わせて
テーパー形状に先細り、かつ、後部が略円筒形状に形成
されたものである。先軸6前部の内周面には、周方向複
数箇所に前後方向に延在し、かつ、後端面に平筆4の段
部4aが当接する縦リブ6bが形成されている。また、
先軸6後端部の内周面には、雌ネジ6cが設けられてい
る。
【0021】本体容器8は、有底円筒形状を呈するもの
であって、その口元部8aの外周面には、前記先軸6の
雌ネジ6cに螺合する雄ネジ8bが設けられている。本
体容器8内には、市販の揮発性シリコーンオイルを含む
液状口紅が充填されている。
【0022】パイプ10は、平筆4の段部4aの底面側
から平筆4内に挿入され、その先端部が先軸6の先端開
口部6a付近まで達している。パイプ10の後端部は、
パイプ保持体16を介して先軸6の内面に保持されてい
る。
【0023】突出部分12は、先軸6の先端開口部6a
から平筆4の先端部近傍まで、平筆4内でパイプ10を
延長した部分であり、パイプ保持体16の前端から先方
に向けて延びる延長用パイプ20の一部として構成され
たものである。
【0024】この延長用パイプ20は、パイプ10に圧
入等の固定手段により被着されると共に、先軸6の先端
開口部6aよりも先方に延びており、その突出部分12
にパイプ20と略同じ内径の流路を有する。延長用パイ
プ20は、ゴム硬度が90以下のゴムやエラストマー等
の軟質樹脂で構成されており、好ましくはゴム硬度70
以下、さらに好ましくは25〜60が良い。なお、当該
ゴム硬度とは、JISK6301スプリング式硬さ試験
機A形によるゴムの硬さをいう。
【0025】スリット14は、延長用パイプ20の丁度
突出部分12に形成されていて、前記横断面視におい
て、平筆4の長軸方向L(図2(b)参照)に開放して
いる。なお、このスリット14は、図2(a)のように
突出部分12のみに設けられたものに限定されず、平筆
4の段部4a付近から先端まで形成されたものでもあっ
てもよい。
【0026】また、スリット14を含む突出部分12の
形態は、本実施例のように単純にパイプにスリットを入
れた形状の他、図3(a)に示すような平筆4の形状に
合わせた、へら状の突出部分12A、あるいは、図3
(b)に示すような、しゃもじ状の突出部分12Bなど
を採用することもできる。
【0027】以上のような構成を有する本実施例の化粧
液誘導構造によれば、本体容器8内の化粧液は、パイプ
10を通って平筆4に流れる。このとき、突出部分12
を含む延長用パイプ20により、パイプ10が平筆4内
で先軸6の先端開口部6aよりも先方に突出するように
延長されているので、化粧液は突出部分12を介して平
筆4の先端部近傍まで誘導されるようになる。したがっ
て、先軸6の先端付近で流出する従来の塗布液誘導構造
に比べ、平筆4の側面から化粧液が流出することが略無
くなる。
【0028】また、突出部分12には、軸方向に沿って
スリット14が設けられているため、突出部分12は柔
軟性に富んだものになり、塗布時における平筆4のしな
やかな動きに追従して変形するようになる。これによ
り、突出部分12の先端部が平筆4の側面から露出した
りすることはなくなる。
【0029】また、スリット14が横断面視において平
筆4の長軸方向Lに開放したものであるので、化粧液が
突出部分12を流れる過程において、仮に平筆4内で化
粧液がスリット14により側方に流出しても、流出して
から平筆4の側面に達するには距離があるため、平筆4
の側面からは流出しにくくなる。それと共に、スリット
14を前記長軸方向Lに開放させるように構成すること
により、変形した平筆4の形態に合わせて突出部分12
が変形するようにもなるため、より一層しなやかな塗布
感が得られるようになる。
【0030】さらに、延長用パイプ20の材質を、ゴム
硬度が90以下の軟質樹脂にしたことから、塗布時にお
ける平筆4の動きに対し、突出部分12がより一層良好
に追従して変形するようになる。
【0031】次に、比較例1および比較例2との比較テ
ストによって本実施例の優位性を説明する。
【0032】(比較例1)比較例1に係る筆ペン型化粧
具2Aは従来のものであって、本実施例に係る延長用パ
イプを備えず、パイプ10の先端部10aが先軸6の先
端開口部6aで開口しているものである。 (比較例2)比較例2に係る筆ペン型化粧具2Bは、ス
リットの形成されていない延長用パイプ22を備えたも
のであり、延長用パイプ22の先端開口は平筆4の先端
部近傍まで達している。
【0033】なお、これらの比較例1および比較例2に
係る本体容器8内には、本実施例と同じ液状口紅を充填
してある。
【0034】本実施例と比較例1それぞれを、10名の
ペンタイプ口紅を常用している専門パネラーで下記の評
点で次の項目を評価した。
【0035】1点:比較例の方が非常に良い。 2点:比較例の方が良い。 3点:実施例と比較例に差は無い。 4点:実施例の方が良い。 5点:実施例の方が非常に良い。
【0036】(評価項目) 1.初回塗布時の使用性 2.使用開始から2週間後の使用性 3.使用時の塗布感(唇にパイプの違和感があるか) 4.2週間使用していて液が筆先端より吐出されるか
【0037】さらに、別の専門パネラー10名で実施例
と比較例2の比較評価を比較例1と同じ評価点および同
じ評価項目で実施した。
【0038】(1)本実施例と比較例1の比較評価結果
(平均スコアで示す)を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】(2)本実施例と比較例2の比較評価結果
(平均スコアで示す)を表2に示す。
【0041】
【表2】
【0042】この結果から実施例は比較例1,2と比べ
て問題点が優位に改善されていることが判る。すなわ
ち、本実施例では、2週間後に使用しても平筆4の先端
部から良好に口紅が吐出し、しかも使用時に唇にパイプ
の違和感がないのに対し、比較例1では2週間後の使用
性が悪く、比較例2にあっては2週間後の使用性はある
程度改善できるものの、使用時の違和感の問題が残る。
【0043】なお、本実施例は、本発明の好適な実施の
態様であり、本発明の技術的範囲はこの実施例に限定さ
れない。例えば、本実施例は本発明を筆ペン型化粧具に
適用したものであるが、本発明はこれに限定されず、ペ
ンキ塗布具または筆ペン等の筆記具など他の筆ペン型塗
布具にも適用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、筆
ペン型塗布具において、長く使用していても常に塗布体
先端部から塗布液を吐出することができ、しかも、しな
やかな塗布感を使用時に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の筆ペン型化粧具の要部分解斜視図で
ある。
【図2】本実施例の筆ペン型化粧具の要部断面図であっ
て、(a)は側方から見た片側断面図、(b)は(a)
におけるIIb−IIb断面図である。
【図3】本実施例に係る突出部分の変形例を示すもので
あって、(a)は第1変形例の斜視図、(b)は第2変
形例の斜視図である。
【図4】比較例1の筆ペン型化粧具の要部断面図であっ
て、(a)は側方から見た片側断面図、(b)は(a)
におけるIVb−IVb断面図である。
【図5】比較例2の筆ペン型化粧具の要部断面図であっ
て、(a)は側方から見た片側断面図、(b)は(a)
におけるVb−Vb断面図である。
【符号の説明】
2 筆ペン型化粧具(筆ペン型塗布具の一例) 4 平筆(塗布体の一例) 6 先軸 6a 先軸の先端開口部 8 本体容器 8a 口元部 10 パイプ(塗布液導入管に相当) 12 突出部分 14 スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛状または多孔性の材料から成る塗布体
    と、該塗布体の先端部を先方に突出させた状態で該塗布
    体を保持する先軸と、塗布液を内部に貯蔵すると共に口
    元部に前記先軸が取り付けられる本体容器と、前記塗布
    体内に後方から挿入されると共に前記先軸内で保持さ
    れ、かつ、前記本体容器内から前記塗布体内に塗布液を
    誘導する塗布液導入管とを備えた筆ペン型塗布具におい
    て、 前記塗布液導入管は、前記塗布体内で前記先軸の先端開
    口部よりも先方に突出するように延長され、該突出部分
    には、軸方向に沿ってスリットが設けられたことを特徴
    とする筆ペン型塗布具の塗布液誘導構造。
  2. 【請求項2】 前記塗布体は、横断面視で楕円形状また
    は扁平形状を呈するものであり、前記スリットは、前記
    横断面視において、該横断面の長軸方向に開放したもの
    であることを特徴とする請求項1記載の筆ペン型塗布具
    の塗布液誘導構造。
  3. 【請求項3】 前記塗布液導入管における少なくとも前
    記突出部分は、ゴム硬度が90以下の軟質樹脂で構成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の筆ペ
    ン型塗布具の塗布液誘導構造。
JP7040042A 1995-02-28 1995-02-28 筆ペン型塗布具の塗布液誘導構造 Withdrawn JPH08228828A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125601A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Mitsubishi Pencil Co Ltd 液体塗布具
JP2012034749A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Tokiwa Corp 化粧料塗布具
JP2017099518A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 ぺんてる株式会社 塗布具

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