JPH082281A - 車両用デイーゼルエンジン - Google Patents

車両用デイーゼルエンジン

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Publication number
JPH082281A
JPH082281A JP16054294A JP16054294A JPH082281A JP H082281 A JPH082281 A JP H082281A JP 16054294 A JP16054294 A JP 16054294A JP 16054294 A JP16054294 A JP 16054294A JP H082281 A JPH082281 A JP H082281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
balance weight
vacuum pump
crank
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16054294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Oku
洋一 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISUZU ENG KK
Original Assignee
ISUZU ENG KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ISUZU ENG KK filed Critical ISUZU ENG KK
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Publication of JPH082281A publication Critical patent/JPH082281A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バキユームポンプをエンジンのクランクケー
スの内部に配設する。 【構成】 クランクケース5のクランクシヤフト12の
両側に、クランクシヤフト12と平行なバランスウエイ
トシヤフト13を支持する。クランクシヤフト12の回
転を2倍速でバランスウエイトシヤフト13へ伝達する
ようにした車両用デイーゼルエンジンにおいて、クラン
クケース5の内壁にバキユームポンプ21を支持する。
一方のバランスウエイトシヤフト13の端部にバキユー
ムポンプ21のメインシヤフト20を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として小型トラツクに
搭載される車両用デイーゼルエンジンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】小型車両では、ガソリンエンジンのイン
テイクパイプのスロツトルバルブ付近の吸気負圧を、ブ
レーキブースタ(倍力装置)、クラツチブースタ、エキ
ゾーストブレーキのアクチユエータなどへ供給し、運転
者の操作負担を軽減している。
【0003】しかし、デイーゼルエンジンではガソリン
エンジンのような吸気負圧が得られないので、図3に示
すように、ジエネレータ33の後部にバキユームポンプ
を搭載し、バキユームポンプからチエツクバルブ38を
経てバキユームリザーバ39へ蓄積した負圧を、ブレー
キブースタ40などへ供給している。ジエネレータ33
はクランクシヤフト12の上方でエキゾーストマニホー
ルド32の近くに配設され、インテイクマニホールド3
1の近くには注文によりエアコン用冷媒コンプレツサを
配設できるようになつている。エンジンを冷却するクー
リングフアン35と、ジエネレータ33およびバキユー
ムポンプと、エンジンの冷却水を循環させるウオータポ
ンプ36との各メインシヤフトのプーリ33a,35
a,36aにエンドレスベルト37が掛け渡され、クラ
ンクシヤフト12により回転駆動される。
【0004】ところが、上述の構造では次のような問題
がある。バキユームポンプはクランクシヤフトの2倍程
度の回転数でないと所要の負圧量が得られない事情か
ら、バキユームポンプのプーリの直径が他のものに比べ
て小さくなり、エンドレスベルトが鋭角に湾曲されるこ
とからエンドレスベルトの耐久寿命が低下し、エンドレ
スベルトが切断するとブレーキの効きが悪くなる。バキ
ユームポンプの摺動部をエンジンの潤滑系統へ接続する
パイプが必要であり、バキユームポンプがエキゾースト
マニホールド側に配設される事情から、前記パイプは排
気熱に対して耐久性のあるものが要求され、またエキゾ
ーストマニホールドの周辺にも遮熱構造を施す必要が生
じるなど、経費増加や重量増加を招く。ジエネレータの
後端部に接続されるバキユームポンプとの関係で、エキ
ゾーストマニホールドの形状が制約され、エンジンの燃
費にも影響する。
【0005】大型トラツクではエアブレーキを採用し、
クラツチブースタやエキゾーストブレーキ弁のアクチユ
エータを加圧空気を用いるようにしているが、小型トラ
ツクにエアコンプレツサを搭載するのは経費負担が大き
くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、経費の増加を来さないで、バキユームポン
プをエンジンのクランクケースの内部に配設できるよう
にした、車両用デイーゼルエンジンを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成はクランクケースのクランクシヤフト
の両側に、クランクシヤフトと平行なバランスウエイト
シヤフトを支持し、クランクシヤフトの回転を2倍速で
バランスウエイトシヤフトへ伝達するようにした車両用
デイーゼルエンジンにおいて、クランクケースの内壁に
バキユームポンプを支持し、一方のバランスウエイトシ
ヤフトの端部にバキユームポンプのメインシヤフトを連
結したものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、バキユームポンプはクランク
ケースの内壁部に支持され、バキユームポンプのメイン
シヤフトはエンジンボデイのロール振動を抑えるバラン
スウエイトシヤフトの端部に連結される。エンジンの回
転はクランクシヤフト、歯車機構、バランスウエイトシ
ヤフトを経て、クランクシヤフトの倍速でバキユームポ
ンプへ伝達される。
【0009】
【実施例】図1は本発明が適用される直列4シリンダデ
イーゼルエンジンの概略構成を示す正面図である。デイ
ーゼルエンジンはシリンダボデイ4の上部にシリンダヘ
ツド3とヘツドカバー2を順に重合せ結合され、シリン
ダボデイ4の下部にクランクケース5とオイルパン6を
順に重合せ結合される。シリンダボデイ4のシリンダ4
aに嵌装されたピストン7は、ピン8によりコネクテイ
ングロツド9の小端部を連結される。コネクテイングロ
ツド9の大端部はクランクシヤフト12のシヤフト部1
0に連結される。シヤフト部10はクランクシヤフト1
2のアーム12aと一体に形成される。
【0010】コネクテイングロツド9の揺動に伴つてピ
ストン7に作用する爆発力と慣性力とは、起振モーメン
トを発生し、エンジンボデイにロール振動を及ぼす。4
サイクル4シリンダエンジンでは起振モーメントが2次
成分になるため、クランクシヤフト12の両側にクラン
クシヤフト12と平行に、バランスウエイト13aを偏
心して備えた1対のバランスウエイトシヤフト13を支
持し、クランクシヤフト12によりバランスウエイトシ
ヤフト13を、クランクシヤフト12の倍速で互いに逆
回転させることにより、起振モーメントを低減できる。
つまり、バランスウエイト13aの質量と偏心量を適当
に設定することにより、エンジンの低負荷低回転でのエ
ンジンボデイのロール振動を低減できる。このため、バ
ランスウエイトシヤフト13の前端部とクランクシヤフ
ト12の前端部とは、図示してない歯車機構を介して回
転結合される。
【0011】図2に示すように、本発明は一方のバラン
スウエイトシヤフト13の後端部に、バキユームポンプ
21のメインシヤフト20を回転結合するものである。
バランスウエイトシヤフト13はバランスウエイト13
aを一体に形成され、バランスウエイトシヤフト13の
前端シヤフト部14に歯車を結合され、中間シヤフト部
15を図示してないベアリングによりシリンダボデイ4
の隔壁に支持される。
【0012】バランスウエイトシヤフト13の後端にフ
ランジ16が結合される一方、バキユームポンプ21の
メインシヤフト20の端部にフランジ18が結合され
る。フランジ16,18を互いに重ね合せ、かつボルト
孔17,19に挿通したボルトにナツトを螺合して、フ
ランジ16,18が互いに結合される。
【0013】バキユームポンプ21は適当な手段によ
り、シリンダボデイ4の端壁または側壁に支持される。
例えばベーン型のバキユームポンプ21では、ハウジン
グの上壁部とエンジンのオイルギヤラリとをパイプ22
により接続し、ハウジングとベーンとの摺動部などへオ
イルを供給する。摺動部を潤滑したオイルはハウジング
の下壁部から直接クランクチヤンバの内部へ排出され
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、クランクケース
のクランクシヤフトの両側に、クランクシヤフトと平行
なバランスウエイトシヤフトを支持し、クランクシヤフ
トの回転を2倍速でバランスウエイトシヤフトへ伝達す
るようにした車両用デイーゼルエンジンにおいて、クラ
ンクケースの内壁にバキユームポンプを支持し、一方の
バランスウエイトシヤフトの端部にバキユームポンプの
メインシヤフトを連結したものであり、バランスウエイ
トシヤフトはクランクシヤフトの2倍速で回転駆動され
るので、バキユームポンプは十分な負圧量を確保でき
る。
【0015】バキユームポンプはクランクチヤンバの内
部に配設されるので、バキユームポンプを潤滑するオイ
ルパイプの材質や引回しに制約されず、オイル洩れに対
しても問題がなく、バキユームポンプの回転により生じ
る騒音の外部への放射を抑止できる。
【0016】バキユームポンプはクランクチヤンバの内
部へ配設されるので、最適な形状のエキゾーストマニホ
ールドを配設でき、排気抵抗の低減と燃費の向上に役立
ち、またエキゾーストマニホールドの周辺に対する遮熱
手段や騒音低減手段の配置が容易になる。
【0017】バキユームポンプはバランスウエイトシヤ
フトにより駆動されるので、クーリングフアン、ウオー
タポンプ、ジエネレータを駆動するエンドレスベルトの
湾曲度が緩和され、耐久寿命が延びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用デイーゼルエンジンの正面
断面図である。
【図2】バランスウエイトシヤフトとバキユームポンプ
の連結部を分解して示す斜視図である。
【図3】従来の車両用デイーゼルエンジンの正面図であ
る。
【符号の説明】
5:クランクケース 12:クランクシヤフト 13:
バランスウエイトシヤフト 20:メインシヤフト 2
1:バキユームポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランクケースのクランクシヤフトの両側
    に、クランクシヤフトと平行なバランスウエイトシヤフ
    トを支持し、クランクシヤフトの回転を2倍速でバラン
    スウエイトシヤフトへ伝達するようにした車両用デイー
    ゼルエンジンにおいて、クランクケースの内壁にバキユ
    ームポンプを支持し、一方のバランスウエイトシヤフト
    の端部にバキユームポンプのメインシヤフトを連結した
    ことを特徴とする、車両用デイーゼルエンジン。
JP16054294A 1994-06-20 1994-06-20 車両用デイーゼルエンジン Pending JPH082281A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16054294A JPH082281A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 車両用デイーゼルエンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16054294A JPH082281A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 車両用デイーゼルエンジン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH082281A true JPH082281A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15717241

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16054294A Pending JPH082281A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 車両用デイーゼルエンジン

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JP (1) JPH082281A (ja)

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