JP2003097289A - 傾斜シリンダ型汎用4サイクルエンジン - Google Patents

傾斜シリンダ型汎用4サイクルエンジン

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JP2003097289A JP2001285602A JP2001285602A JP2003097289A JP 2003097289 A JP2003097289 A JP 2003097289A JP 2001285602 A JP2001285602 A JP 2001285602A JP 2001285602 A JP2001285602 A JP 2001285602A JP 2003097289 A JP2003097289 A JP 2003097289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 爆発振動を少なくしながら,排気量の増加を
可能にした,コンパクトな傾斜シリンダ型汎用4サイク
ルエンジンを提供する。 【解決手段】 クランクケース2の一側面からやゝ上向
きに突出するシリンダブロック3と,このシリンダブロ
ック3の頭部に接合されるシリンダヘッド4とを備える
汎用4サイクルエンジンにおいて,クランク軸6に位相
差360°の一対のクランクピン6pを設け,それに対
応して平行な一対のシリンダ18をシリンダブロック3
に形成し,シリンダヘッド4の上面には水平方向に延び
る吸気マニホールド27を,またシリンダヘッド4の下
面には水平方向に延びる排気マニホールド35をそれぞ
れ配設し,吸気マニホールド27には,シリンダヘッド
4の一側方に配置される気化器30を,また排気マニホ
ールド35には,シリンダヘッド4の他側方に配置され
る排気管をそれぞれ接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,据え付け面を有す
るクランクケースと,このクランクケースに水平に支持
されるクランク軸と,このクランク軸に連接するピスト
ンが嵌合するシリンダを有してクランクケースの一側面
からやゝ上向きに突出するシリンダブロックと,このシ
リンダブロックの頭部に接合されるシリンダヘッドとを
備える,傾斜シリンダ型汎用4サイクルエンジンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のかゝる傾斜シリンダ型汎用4サイ
クルエンジンは,例えば特開平5−28339号公報に
開示されているように,単気筒である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】傾斜シリンダ型汎用4
サイクルエンジンは,シリンダブロックやシリンダヘッ
ドの上方又は下方に補機の設置スペースを広く確保でき
て,全体をコンパクトに構成することができる利点を有
するが,従来のこの種エンジンは単気筒であるため,出
力アップをすべく排気量を増加するにも,増大する爆発
振動等により限界がある。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,爆発振動を少なくしながら,排気量の増加を可能
にした,コンパクトな傾斜シリンダ型汎用4サイクルエ
ンジンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,据え付け面を有するクランクケースと,
このクランクケースに水平に支持されるクランク軸と,
このクランク軸に連接するピストンが嵌合するシリンダ
を有してクランクケースの一側面からやゝ上向きに突出
するシリンダブロックと,このシリンダブロックの頭部
に接合されるシリンダヘッドとを備える,傾斜シリンダ
型汎用4サイクルエンジンにおいて,クランク軸に位相
差360°の一対のクランクピンを設け,これらクラン
クピンに連接する一対のピストンが嵌合する互いに平行
な一対のシリンダをシリンダブロックに形成し,シリン
ダヘッドに,各シリンダに対応して上面に開口する一対
の吸気ポート及び,各シリンダに対応して下面に開口す
る排気ポートを設け,このシリンダヘッドの上面には,
前記吸気ポートに連通し水平方向に延びて上流端をシリ
ンダヘッドの一側方に向ける吸気マニホールドを,また
シリンダヘッドの下面には,前記排気ポートに連通し水
平方向に延びて下流端をシリンダヘッドの他側方に向け
る排気マニホールドをそれぞれ配設し,吸気マニホール
ドには,シリンダヘッドの一側方に配置される気化器
を,また排気マニホールドには,シリンダヘッドの他側
方に配置される排気管をそれぞれ接続したことを第1の
特徴とする。
【0006】この第1の特徴によれば,傾斜シリンダ型
汎用4サイクルエンジンは等間隔爆発の並列2気筒エン
ジンに構成されることになり,排気量を増加させても,
爆発振動の分散により,振動の低減を図ることができ
る。しかも,傾斜したシリンダヘッドの上方及び下方に
吸気及び排気マニホールドをそれぞれ水平に配置したこ
と,並びに気化器及び排気管をシリンダヘッドを挟んで
互いに反対側に配置したことで,シリンダヘッド周りを
コンパクトに構成しながら,シリンダブロック及びシリ
ンダヘッドの上方に,エアクリーナやマフラ等の補機の
設置スペースを広く確保することができ,エンジンのコ
ンパクト化に寄与し得る。その上,排気系による吸気系
の加熱を特別な遮熱板を用いることなく回避することが
でき,構造の簡素化にも寄与し得る。
【0007】また本発明は,第1の特徴に加えて,気化
器を,これがクランク軸の一端に連結される冷却ファン
と半径方向で隣接するように配置したことを第2の特徴
とする。
【0008】この第2の特徴によれば,冷却ファンの外
周のスペースを気化器の設置スペースに有効利用するこ
とができ,エンジンのコンパクト化に一層寄与し得る。
【0009】さらに本発明は,第2の特徴に加えて,シ
リンダブロック及びシリンダヘッドの上方に,気化器に
接続するエアクリーナと,排気管に接続するマフラと
を,クランク軸の軸方向に沿って隣接配置し,これらエ
アクリーナ及びマフラに隣接する燃料タンクをクランク
ケースの上方に配置したことを第3の特徴とする。
【0010】この第3の特徴によれば,シリンダブロッ
ク,シリンダヘッド及びクランクケースの上方のスペー
スを,エアクリーナ,マフラ及び燃料タンクの設置スペ
ースに有効利用することができ,エンジンの更なるコン
パクト化を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の態様】本発明の実施の態様を,添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0012】図1は本発明の傾斜シリンダ型汎用4サイ
クルエンジンの要部縦断側面図,図2は図1の2矢視
図,図3は図1の3矢視図,図4は図1の4−4線断面
図,図5は図1の5−5線断面図,図6は図2の6−6
線断面図,図7は図2の7矢視図,図8は図4の8−8
線断面図,図9は図6の9−9線断面図,図10はカム
軸を示す縦断面図(A),左側面図(B)及び右側面図
(C),図11は本発明エンジンの変形例を示す縦断平
面図である。
【0013】先ず,傾斜シリンダ型汎用4サイクルエン
ジンの全体構成について説明する。
【0014】図1,図4及び図5において,傾斜シリン
ダ型汎用4サイクルエンジンEのエンジン本体1は,ク
ランクケース2と,このクランクケース2の一側面から
やゝ上向きに突出するシリンダブロック3と,このシリ
ンダブロック3の頭部に接合されるシリンダヘッド4と
からなる。クランクケース2は,その下面の据え付け面
5において各種作業機器のエンジンベッドに据え付けら
れるようになっている。
【0015】クランクケース2は,シリンダブロック3
と一体に鋳造されて一端面を開放したケース本体1a
と,その開放端に結合されるサイドカバー2bとで構成
され,これらケース本体1a及びサイドカバー2bにク
ランク軸6の両端部がボールベアリング7,7′及びオ
イルシール8,8′を介して回転自在に支承される。ク
ランク軸6は,一端部を出力軸部6o,他端部を補機取
り付け軸部6aとしてそれぞれクランクケース2外に突
出させており,補機取り付け軸部6aにフライホイール
10がキー結合されると共にボルト11で固着され,こ
のフライホイール10の外端面には,エンジン本体1各
部や後述する気化器30に冷却風を供給する冷却ファン
12がボルト13で固着される。この冷却ファン12の
外側にリコイル式エンジンスタータ14が配設される。
【0016】クランクケース2の,フライホイール10
に対向する外端面には,発電機15のステータ15aが
取り付けられ,フライホイール10は,このステータ1
5aの外周に配置される複数の磁石15bを備えてい
て,発電機15のローラを兼ねている。
【0017】クランク軸6は,クランクケース2内で位
相差360°の一対のクランクピン6p,6pを備えて
いる。これらクランクピン6p,6pにコンロッド1
6,16を介して一対のピストン17,17が連接さ
れ,これらピストン17,17が摺動可能に嵌合する一
対のシリンダ18,18がシリンダブロック3に互いに
平行に形成される。
【0018】シリンダヘッド4には,シリンダ18,1
8に対応して燃焼室20,20,吸気ポート21,21
及び排気ポート22,22が形成されると共に,吸気ポ
ート21,21及び排気ポート22,22を開閉する吸
気弁23,23及び排気弁24,24が装着される。そ
の際,吸気ポート21,21及び排気ポート22,22
は上下に配置されて,吸気ポート21,21の上流端は
シリンダヘッド4の上面に開口し,排気ポート22,2
2の下流端はシリンダヘッド4の下面に開口する。
【0019】燃焼室20,20に電極を臨ませる点火プ
ラグ25,25は,シリンダヘッド4に,その左右両側
方から螺着される。
【0020】図1,図2,図6及び図7に示すように,
シリンダヘッド4の上面には吸気マニホールド27がボ
ルト28で固着される。この吸気マニホールド27は,
吸気ポート21,21に個別に連通して水平に延びる一
対の吸気路29,29を備えており,各吸気路29,2
9の上流端は,シリンダヘッド4の,前記冷却ファン1
2と同側の一側方に向けて開口し,これらの開口部に2
連式の気化器30が接続される。こうして気化器30
は,前記冷却ファン12とその半径方向で隣接配置され
る。
【0021】気化器30の上流端には,上流端を上方へ
向けた吸気ダクト31を介してエアクリーナ32が接続
される。このエアクリーナ32は,シリンダブロック3
及びシリンダヘッド4の上方に配置される。
【0022】気化器30及び吸気ダクト31は,複数の
通しボルト33により吸気マニホールド27に結合され
る。またエアクリーナ32は,吸気ダクト31に植設さ
れた単一の取り付けボルト34により吸気ダクト31に
取り付けられる。
【0023】またシリンダヘッド4の下面には排気マニ
ホールド35がボルト39で固着される。この排気マニ
ホールド35は,排気ポート22,22に共通に連通し
て水平に延びる単一の排気路36を備えており,その排
気路36のシリンダヘッド4の他側方に向けて開口す
る。排気マニホールド35の下流端には,気化器30と
は反対にシリンダヘッド4の他側方に配置される排気管
37が接続され,この排気管37の上端部にはマフラ3
8が接続される。こうしてエアクリーナ32及びマフラ
38は,図2及び図3に示すように,シリンダブロック
3及びシリンダヘッド4の上方にクランク軸6の軸線に
沿い隣接して配置される。
【0024】またクランクケース2の上方には,その上
面から突出したブラケット40に支持されて,エアクリ
ーナ32及びマフラ38に隣接する燃料タンク41が配
置される(図1及び図3参照)。
【0025】図4及び図8において,クランク軸6の中
央部には偏心軸部42が形成されており,この偏心軸部
42にリンク43の大端部が回転自在に嵌合され,その
小端部には,クランク軸6と平行なピボット44を介し
てバランスウェイト45が連結され,このバランスウェ
イト45は,クランクケース2の内壁に固着されてシリ
ンダ18,18の軸線と平行に延びガイド軸46の外周
に,該ウェイト45のガイド孔47を摺動自在に嵌合さ
せる。このバランスウェイト45は,エンジンEの運転
中,シリンダ18,18内を摺動するピストン17,1
7と反対方向に往復動するものであり,その際,両ピス
トン17,17の慣性力と略釣り合う慣性力を発揮する
ようになっている。
【0026】尚,クランク軸6は,補機取り付け軸部6
a,駆動タイミングプーリ57(後述する)及び偏心軸
部42を有するクランク軸半体6Aと,出力軸部6oを
有するクランク軸半体6Bとの分割され,偏心軸部42
へのリンク43の組み付け後に,両クランク軸半体6
A,6Bの対向端部6Aa,6Baが相互に圧入結合さ
れる。
【0027】而して,傾斜シリンダ型汎用4サイクルエ
ンジンEは,クランク軸6の一対のクランクピン6p,
6pに360°の位相差を与えることにより,等間隔爆
発の並列2気筒エンジンに構成される。したがって,排
気量を増加させても,爆発振動の分散により振動の低減
を図ることができ,またバランスウェイト45とピスト
ン17,17との慣性力の釣合い作用によりエンジンE
の一層の振動低減を図ることができる。しかも,傾斜し
たシリンダヘッド4の上方及び下方に吸気及び排気マニ
ホールド27,35をそれぞれ水平に配置したこと,並
びに気化器30及び排気管をシリンダヘッド4を挟んで
互いに反対側に配置したことで,シリンダヘッド4周り
をコンパクトに構成しつゝ,シリンダブロック3及びシ
リンダヘッド4の上方にエアクリーナ32及びマフラ3
8のための設置スペースを広く確保することができ,エ
ンジンEのコンパクト化に寄与し得る。その上,排気系
による吸気系の加熱を特別な遮熱板を用いることなく回
避することができ,構造の簡素化にも寄与し得る。
【0028】また気化器30は,これがクランク軸6の
一端に連結される冷却ファン12と半径方向で隣接する
ように配置されるので,冷却ファン12の外周のスペー
スを気化器の設置スペースに有効利用することができ,
エンジンEのコンパクト化に一層寄与し得る。
【0029】さらにシリンダブロック3及びシリンダヘ
ッド4の上方に,エアクリーナ32とマフラ38とが,
クランク軸6の軸方向に沿って隣接配置され,エアクリ
ーナ32及びマフラ38に隣接する燃料タンク41がク
ランクケース2の上方に配置されるので,シリンダブロ
ック3,シリンダヘッド4及びクランクケース2の上方
のスペースを,エアクリーナ32,マフラ38及び燃料
タンク41の設置スペースに有効利用することができ,
エンジンEの更なるコンパクト化を図ることができる。
【0030】次に,エンジンEの潤滑系について説明す
る。
【0031】図4及び図8において,ガイド軸46,バ
ランスウェイト45,ピボット44,リンク43及びク
ランク軸6には,一対のクランクピン6p,6pの外周
面に給油するための一連の潤滑油路50が形成されると
共に,この潤滑油路50の途中にポンプ油室48が設け
られる。このポンプ油室48は,バランスウェイト45
のガイド孔47にガイド軸46の先端によって画成さ
れ,バランスウェイト45の往復動に応じて体積を膨
張,収縮させるようになっている。
【0032】一方,サイドカバー2bに内壁には,クラ
ンク軸6から駆動及び被動ギヤ51,52を介して駆動
されるオイルポンプ53が取り付けられ,このオイルポ
ンプ53の吐出ポートと,ガイド軸46に形成された潤
滑油路50の入口との間がオイルパイプ54により接続
される。
【0033】而して,エンジンEの運転中,オイルポン
プ53は,クランクケース2内の底部に貯留する潤滑オ
イル56をストレーナ55を通して吸い上げて,上記オ
イルパイプ54及び潤滑油路50を通してクランクピン
6p,6pに供給し,コンロッド16,16との間の回
転摺動面を潤滑する。
【0034】その際,ガイド孔47内のポンプ油室48
は,バランスウェイト45の往復動により体積の膨張,
収縮を繰り返してポンプ作用を発揮するのであるが,そ
の体積収縮時には,オイルポンプ53の吐出圧が抵抗と
なってオイルの逆流が阻止されるため,オイルポンプ5
3から圧送されるオイルを効果的に昇圧してクランクピ
ン6p,6p側に供給することができ,上記潤滑を効果
的に行うことができる。したがって小容量で安価なオイ
ルポンプ53の使用が可能となり,またオイルの逆流を
防ぐ特別な一方向弁も不要である。
【0035】また潤滑油路50の途中では,それを通過
するオイルによって偏心軸部42及びピボット44の回
転摺動面や,ガイド軸46及びバランスウェイト45間
の摺動面を潤滑することができる。
【0036】次にエンジンEの動弁系について説明す
る。
【0037】図4,図5,図9及び図10において,ク
ランク軸6の中央部には,偏心軸部42に隣接する駆動
タイミングプーリ57が形成されている。一方,シリン
ダヘッド4には,クランク軸6と平行なカム支軸61が
取り付けられており,このカム支軸61に回転自在に支
承されるカム軸62の中央部の従動タイミングプーリ5
8と上記駆動タイミングプーリ57との間にタイミング
ベルト59が掛け渡される。これら駆動及び従動タイミ
ングプーリ57,58及びベルト59によって,クラン
ク軸6からカム軸62を2分の1の減速比で駆動する調
時伝動装置60が構成される。
【0038】カム軸62には,従動タイミングプーリ5
8を挟んで並ぶ一対の排気カム66,66と,これら排
気カム66,66の外側端に隣接する吸気カム65,6
5が形成され,内側の排気カム66,66は,外側の吸
気カム65,65より大径になっている。このカム軸6
2は,カム支軸61の両端部を支持すべくシリンダヘッ
ド4に形成された一対の支持壁67,67により軸方向
の動きを規制される。上記各支持壁67,67には一対
の小支持壁68,68が一体に連設され,それらにカム
支軸61と平行なロッカ軸69の両端部が支持される。
各ロッカ軸69には吸気ロッカアーム70及び排気ロッ
カアーム71が個別に揺動自在に支承される。吸気ロッ
カアーム70は,ロッカ軸69に基端部を支承されて先
端部を吸気弁23の頭部に調節ボルト72を介して当接
する断面コ字状の第1アーム70aと,この第1アーム
70aの一側壁から延出して吸気カム65の外周面に摺
接する第2アーム70bとからなっている。
【0039】また排気ロッカアーム71は,前記第1ア
ーム70aの基端部を覆いながらロッカ軸69に基端部
を支承されて先端部を排気弁24の頭部に調節ボルト7
3を介して当接する断面コ字状の第1アーム71aと,
この第1アーム71aの一側壁から延出して排気カム6
6の外周面に摺接する第2アーム71bとからなってい
る。
【0040】吸気及び排気弁23,24には,それらを
閉弁方向に付勢する弁ばね74,75が装着される。
【0041】各ロッカ軸69は,シリンダヘッド4の外
側方に向けた外端部に膨大頭部69aを有しており,そ
の頭部69aは,動弁系を覆うべくシリンダヘッド4に
結合されるヘッドカバー76の内側面に当接するように
配置される。したがって,ヘッドカバー76の取り外し
状態では,各ロッカ軸69,69の小支持壁68,68
への抜き差しが可能であるが,ヘッドカバー76の取り
付け状態では,その内壁により各ロッカ軸69,69の
小支持壁68,68からの離脱が阻止される。
【0042】ロッカ軸69には,小支持壁68,68間
で抜け止めピン77が取り付けられ,この抜け止めピン
77がカム支軸61の横孔78に挿入されて,カム支軸
61の支持壁67からの離脱が阻止される。
【0043】図11は本発明エンジンの変形例を示すも
ので,調時伝動装置60を,サイドカバー2bの内壁に
隣接して配設した点,並びに調時伝動装置60の従動タ
イミングプーリ58がカム支軸61の固着されると共
に,このカム支軸61にカム軸62がキー結合され,従
動タイミングプーリ58がカム支軸61を介してカム軸
62を駆動するようになっている点を除けば,上記実施
例と同様の構成であり,図11中,上記実施例と対応す
る部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略す
る。
【0044】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨の範囲を逸脱することなく種々の設計
変更が可能である。例えば,カム軸62において,大径
側を吸気カム65,小径側を排気カム66とすると共
に,吸気ロッカアーム70の内側に排気ロッカアーム7
1を配置することもできる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,据え付け面を有するクランクケースと,このクラン
クケースに水平に支持されるクランク軸と,このクラン
ク軸に連接するピストンが嵌合するシリンダを有してク
ランクケースの一側面からやゝ上向きに突出するシリン
ダブロックと,このシリンダブロックの頭部に接合され
るシリンダヘッドとを備える,傾斜シリンダ型汎用4サ
イクルエンジンにおいて,クランク軸に位相差360°
の一対のクランクピンを設け,これらクランクピンに連
接する一対のピストンが嵌合する互いに平行な一対のシ
リンダをシリンダブロックに形成し,シリンダヘッド
に,各シリンダに対応して上面に開口する一対の吸気ポ
ート及び,各シリンダに対応して下面に開口する排気ポ
ートを設け,このシリンダヘッドの上面には,前記吸気
ポートに連通し水平方向に延びて上流端をシリンダヘッ
ドの一側方に向ける吸気マニホールドを,またシリンダ
ヘッドの下面には,前記排気ポートに連通し水平方向に
延びて下流端をシリンダヘッドの他側方に向ける排気マ
ニホールドをそれぞれ配設し,吸気マニホールドには,
シリンダヘッドの一側方に配置される気化器を,また排
気マニホールドには,シリンダヘッドの他側方に配置さ
れる排気管をそれぞれ接続したので,傾斜シリンダ型汎
用4サイクルエンジンは等間隔爆発の並列2気筒エンジ
ンに構成されることになり,排気量を増加させても,爆
発振動の分散により,振動の低減を図ることができる。
しかも,傾斜したシリンダヘッドの上方及び下方に吸気
及び排気マニホールドをそれぞれ水平に配置したこと,
並びに気化器及び排気管をシリンダヘッドを挟んで互い
に反対側に配置したことで,シリンダヘッド周りをコン
パクトに構成しながら,シリンダブロック及びシリンダ
ヘッドの上方に,エアクリーナやマフラ等の補機の設置
スペースを広く確保することができ,エンジンのコンパ
クト化に寄与し得る。その上,排気系による吸気系の加
熱を特別な遮熱板を用いることなく回避することがで
き,構造の簡素化にも寄与し得る。
【0046】また本発明の第2の特徴によれば,第1の
特徴に加えて,気化器を,これがクランク軸の一端に連
結される冷却ファンと半径方向で隣接するように配置し
たので,冷却ファンの外周のスペースを気化器の設置ス
ペースに有効利用することができ,エンジンのコンパク
ト化に一層寄与し得る。
【0047】さらに本発明の第3の特徴によれば,第2
の特徴に加えて,シリンダブロック及びシリンダヘッド
の上方に,気化器に接続するエアクリーナと,排気管に
接続するマフラとを,クランク軸の軸方向に沿って隣接
配置し,これらエアクリーナ及びマフラに隣接する燃料
タンクをクランクケースの上方に配置したので,シリン
ダブロック,シリンダヘッド及びクランクケースの上方
のスペースを,エアクリーナ,マフラ及び燃料タンクの
設置スペースに有効利用することができ,エンジンの更
なるコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の傾斜シリンダ型汎用4サイクルエンジ
ンの要部縦断側面図。
【図2】図1の2矢視図。
【図3】図1の3矢視図。
【図4】図1の4−4線断面図。
【図5】図1の5−5線断面図。
【図6】図2の6−6線断面図。
【図7】図2の7矢視図。
【図8】図4の8−8線断面図。
【図9】図6の9−9線断面図。
【図10】カム軸を示す縦断面図(A),左側面図
(B)及び右側面図(C)。
【図11】本発明エンジンの変形例を示す縦断平面図。
【符号の説明】
E・・・・・・傾斜シリンダ型汎用4サイクルエンジン 2・・・・・・クランクケース 3・・・・・・シリンダブロック 4・・・・・・シリンダヘッド 5・・・・・・据え付け面 6・・・・・・クランク軸 6p・・・・・クランクピン 12・・・・・冷却ファン 17・・・・・ピストン 18・・・・・シリンダ 21・・・・・吸気ポート 22・・・・・排気ポート 27・・・・・吸気マニホールド 30・・・・・気化器 32・・・・・エアクリーナ 35・・・・・排気マニホールド 37・・・・・排気管 38・・・・・マフラ 41・・・・・燃料タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 67/00 F02B 67/00 M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据え付け面(5)を有するクランクケー
    ス(2)と,このクランクケース(2)に水平に支持さ
    れるクランク軸(6)と,このクランク軸(6)に連接
    するピストン(17)が嵌合するシリンダ(18)を有
    してクランクケース(2)の一側面からやゝ上向きに突
    出するシリンダブロック(3)と,このシリンダブロッ
    ク(3)の頭部に接合されるシリンダヘッド(4)とを
    備える,傾斜シリンダ型汎用4サイクルエンジンにおい
    て,クランク軸(6)に位相差360°の一対のクラン
    クピン(6p)を設け,これらクランクピン(6p)に
    連接する一対のピストン(17)が嵌合する互いに平行
    な一対のシリンダ(18)をシリンダブロック(3)に
    形成し,シリンダヘッド(4)に,各シリンダ(18)
    に対応して上面に開口する一対の吸気ポート(21)及
    び,各シリンダ(18)に対応して下面に開口する排気
    ポート(22)を設け,このシリンダヘッド(4)の上
    面には,前記吸気ポート(21)に連通し水平方向に延
    びて上流端をシリンダヘッド(4)の一側方に向ける吸
    気マニホールド(27)を,またシリンダヘッド(4)
    の下面には,前記排気ポート(22)に連通し水平方向
    に延びて下流端をシリンダヘッド(4)の他側方に向け
    る排気マニホールド(35)をそれぞれ配設し,吸気マ
    ニホールド(27)には,シリンダヘッド(4)の一側
    方に配置される気化器(30)を,また排気マニホール
    ド(35)には,シリンダヘッド(4)の他側方に配置
    される排気管をそれぞれ接続したことを特徴とする,傾
    斜シリンダ型汎用4サイクルエンジン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の傾斜シリンダ型汎用4サ
    イクルエンジンにおいて,気化器(30)を,これがク
    ランク軸(6)の一端に連結される冷却ファン(12)
    と半径方向で隣接するように配置したことを特徴とす
    る,傾斜シリンダ型汎用4サイクルエンジン。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の傾斜シリンダ型汎用4サ
    イクルエンジンにおいて,シリンダブロック(3)及び
    シリンダヘッド(4)の上方に,気化器(30)に接続
    するエアクリーナ(32)と,排気管(37)に接続す
    るマフラ(38)とを,クランク軸(6)の軸方向に沿
    って隣接配置し,これらエアクリーナ(32)及びマフ
    ラ(38)に隣接する燃料タンク(41)をクランクケ
    ース(2)の上方に配置したことを特徴とする,傾斜シ
    リンダ型汎用4サイクルエンジン。
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