JPH08227799A - リストバンド接地用配線 - Google Patents
リストバンド接地用配線Info
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- JPH08227799A JPH08227799A JP3084095A JP3084095A JPH08227799A JP H08227799 A JPH08227799 A JP H08227799A JP 3084095 A JP3084095 A JP 3084095A JP 3084095 A JP3084095 A JP 3084095A JP H08227799 A JPH08227799 A JP H08227799A
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Abstract
配線に共用して配線設備を簡略化する。 【構成】 リストバンドの接地配線は、リストバンド側
配線2と接地側配線3とに分割されている。接地側配線
3は、ホルダー7を有し、その一端は大地に接地され
る。ホルダー7は、ホック12を作業台13上の導電マ
ット16に取付けて定位置に定着される。作業者は、リ
ストバンド1を手首に取付け、リストバンド側配線2に
設けたプラグ6をホルダー7のソケット11に挿し込
み、接地側配線2を通してリストバンド1を接地する。
導電マット16は接地側配線2を通じて接地される。
Description
人体に帯電した静電気を除去するリストバンド接地用配
線に関する。
・組立・検査あるいは半導体デバイス等を組込んだ機器
の補修・点検を行うに際し、作業員の身体に蓄積された
静電気による破壊・損傷・劣化から保護するためにリス
トストラップが使用される。リストストラップは、人体
の一部に直接接触させる導体片を備えたリストバンド
と、導体片の接地用配線とからなり、通常接地用配線と
導体片とはスナップを用いて着脱できるようになってい
る。
床面には導電性を有する導電性のシートとして導電マッ
トが敷かれ、接地配線をもってこの導電マットを接地
し、その上面に半導体デバイスを置いて作業が行われ
る。導電マットを用いることによって摩擦帯電,誘導帯
電による静電気の発生を防止し、半導体デバイス等を保
護できる。
接地との問題は別個に考えられており、リストバンド,
導電マットの接地のためにそれぞれ専用の接地配線設備
が用いられていた。
うな安全対策が講じられていても必ずしも万全とは言え
ない。通常リストバンドの接地用配線は、床上に立ち上
がらせてリストバンドに接続されるが、リストバンドは
手首に取付けられるものであるために作業中の手の運動
によって接地用配線が大きく振られ、配線に大きな力が
加わって配線端子が外れて人体の接地が開放される可能
性がある。もとより人体の接地が開放されると、導電マ
ットが接地されていても、帯電した作業者の手指が触れ
たときに半導体デバイス等に電荷が移動する危険は避け
られない。その上、リストバンドと導電マットとにそれ
ぞれ専用の接地配線設備を作業場に設けることは煩雑で
ある。
兼用しうるリストバンドの接地用配線を提供することに
ある。
め、本発明によるリストバンド接地用配線においては、
ホルダーを有するリストバンド接地用配線であって、リ
ストバンド側配線と接地側配線とからなり、リストバン
ド側配線は、リストバンドに接続する配線であり、接地
側配線は、大地に接地する配線であり、リストバンド側
配線と、接地側配線とは、ホルダーで脱着可能に結線さ
れ、ホルダーは、接地側配線に取付けられ、配線結合具
とホックとを有し、配線結合具は、リストバンド側配線
と接地側配線とを電気的に脱着可能に接続するものであ
り、ホックは、導電性のシートの定位置に装備された相
手側のホックに脱着可能に結合してホルダーを導電性の
シートに導通させて定位置に定着させるものである。
は床面に敷設する導電マットに接地用として取付けられ
た相手側のホックと結合するものである。
器は、人体に対して外部から加えられた電流を制限して
人体の安全を確保するものであり、配線結合具と、ホッ
クとは、抵抗器と直列に接続されたものである。
有し、各々の配線結合具は、ホックに並列に接続された
ものである。
のホックを敷設された導電マットのホックに結合してホ
ルダーを定位置に定着させる。ホルダーの配線結合具に
リストバンド側配線を結合させ、リストバンドを手首に
装着して作業を行う。人体の静電気は、リストバンド側
配線から接地側配線を通して大地に漏洩され、人体以外
から半導体デバイス等に加えられる外来の静電気は、導
電マットから接地側配線を通して大地に漏洩され、人体
に対して外部から加えられた電流は、抵抗器で制限され
て人体の安全が確保される。
通常の場合、ホルダーにプラグ,リストバンド側配線に
ソケットを取付け、ソケットをプラグに挿し込んでリス
トバンドを接地端子に電気的に接続する。
る。図1において、本発明によるリストバンド用接地配
線は、リストバンド1を接地するものであり、リストバ
ンド側配線2と、接地側配線3とに分割されたものであ
る。リストバンド1は、人体の手首に取付けるものであ
り、導体片4を有し、導体片4とリストバンド側配線2
の一端とは、スナップ5によって脱着可能に接続され、
リストバンド側配線2の他端には配線結合具としてプラ
グ6が装着されている。
と、接地側配線3とを電気的に接続するものである。接
地側配線3は一端にホルダー7を有し、他端にクリップ
8を有している。クリップ8は、床上の接地端子9に接
地側配線3を取付けるものである。
る成形体10に配線結合具としてのソケット11と、ホ
ック12とを組み込んだものである。ホック12は、金
属材料からなり、図3に示す作業台13側の定位置に装
備された対となる相手側のホック14に脱着可能に結合
させるものであり、ホルダー7の底面に取付けられてい
る。
プラグ6を挿し込むものであり、ホルダー7の一側面に
臨ませて装着されている。なお、ホルダー7のソケット
11とホック12とは、抵抗器15を介して接地側配線
3に直列に接続されたものである。抵抗器15は、通常
1MΩの電流制限抵抗が用いられる。ホルダー7のホッ
ク12を結合すべき相手側となるホック14は、例えば
作業台13上に敷設する導電マット16に取付ける導電
性シートである。導電マット16は、ゴム,合成樹脂な
どからなる導電材料をシート状に加工されたものであ
り、作業中に取扱うべき半導体デバイス等を置くための
敷物である。
導電マット16のホック14に、ホルダー7のホック1
2を結合し、ホルダー7から延びる接地側配線3のクリ
ップ8を床上の接地端子9に係止させる。クリップ8
は、接地端子9の形状によって、それに対応した種々の
ものが採用できる。作業に際しては、ホルダーのソケッ
ト11にリストバンド側配線2のプラグ6を挿し込み、
リストバンド1を作業者の手首に巻き付けて作業台13
上の半導体デバイス等の製作・組立あるいは検査などの
作業を行う。
バンド側配線2及び接地側配線3を通して大地に接地さ
れ、作業台13上の導電マット16は、接地側配線3を
通して大地に接地されるため、半導体デバイス等は、そ
の取扱い中に人体や人体以外からの静電気の影響を受け
ることがなく、また、動力線が導電マット16に触れる
ことがあっても、半導体デバイス等が影響を受けること
もない。また、人体が動力線に触れても、人体に流れる
電流は抵抗器により制限され、人体の安全も確保され
る。
のように2以上のソケット11,11,…を設けてもよ
い。2以上のソケット11は、接地側配線3のホック1
2に並列に結線し、ホルダー7の外面一部に臨ませてそ
の成形体10と一体成型する。接地側配線3は抵抗器1
5を介してホック12に接続しても良いが、複数の作業
者の安全を考慮して、ホック12とソケット11との間
に、それぞれ抵抗器15を設けることが望ましい。使用
の際には、ホルダー7を導電マット16に装着し、各々
のソケット11,11,…に、リストバンド側配線2の
プラグ6を挿し込み、一つのホルダーを2以上のリスト
バンドに共用する。
結線することなく、リストバンド側配線2と同様に、ソ
ケット11を介して接続することもできる。この場合、
抵抗器15が直列に配置されることになるが、リストバ
ンドから接地端子までのリストバンド接地用配線全体の
電流制限抵抗が1〜10MΩ、望ましくは1〜5MΩ程
度であれば、静電気に対してもまた動力線に対しても問
題は生じない。
台13上に載置する導電マット16を例に取り説明した
が、半導体デバイス等を組込んだ機器の補修・点検に際
し、作業者が持ち運び、床面に敷設して使用する導電マ
ットであっても、床面に固定的に敷設された導電性床材
にも、本発明は適用できる。
ト16に定着させる場合に限らず、作業台の台,枠,
柱,その他作業位置近傍の適宜場所に相手側のホック1
4を装備し、そのホック14にホルダー7を係止させれ
ば、作業終了後に配線を散乱させずに整頓よく保管でき
る。
ストバンド接地用配線を導電マットの接地用配線に兼用
して接地配線設備を簡略化でき、導電マットの接地に
は、ホルダーのホックを導電マットのホックに結合させ
ればよく、ホルダーは導電マットに定着し、接地側配線
は作業中に振れることがなく、接地端子に結合するクリ
ップに無理な力が加えられることがない。
いるため、仮に、人体に電流が流れることがあっても、
その電流が制限され、人体の安全が確保される。さら
に、ホルダーに配線結合具として2以上のソケットを設
けることにより、一本の接地側配線を2以上のリストバ
ンドに共用でき、配線設備をさらに簡略化できる効果を
有する。
示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ホルダーを有するリストバンド接地用配
線であって、 リストバンド側配線と接地側配線とからなり、 リストバンド側配線は、リストバンドに接続する配線で
あり、 接地側配線は、大地に接地する配線であり、 リストバンド側配線と、接地側配線とは、ホルダーで脱
着可能に結線され、 ホルダーは、接地側配線に取付けられ、配線結合具とホ
ックとを有し、 配線結合具は、リストバンド側配線と接地側配線とを電
気的に脱着可能に接続するものであり、 ホックは、導電性のシートの定位置に装備された相手側
のホックに脱着可能に結合してホルダーを導電性のシー
トに導通させて定位置に定着させるものであることを特
徴とするリストバンド接地用配線。 - 【請求項2】 ホルダーのホックは、作業台上または床
面に敷設する導電マットに接地用として取付けられた相
手側のホックと結合するものであることを特徴とする請
求項1に記載のリストバンド接地用配線。 - 【請求項3】 接地側配線は、抵抗器を有し、 抵抗器は、人体に対して外部から加えられた電流を制限
して人体の安全を確保するものであり、 配線結合具と、ホックとは、抵抗器と直列に接続された
ものであることを特徴とする請求項2に記載のリストバ
ンド接地用配線。 - 【請求項4】 ホルダーは、2以上の配線結合具を有
し、各々の配線結合具は、ホックに並列に接続されたも
のであることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の
リストバンド接地用配線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03084095A JP3731188B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | リストバンド接地用配線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03084095A JP3731188B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | リストバンド接地用配線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227799A true JPH08227799A (ja) | 1996-09-03 |
JP3731188B2 JP3731188B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=12314903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03084095A Expired - Fee Related JP3731188B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | リストバンド接地用配線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3731188B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017095173A1 (ko) * | 2015-12-02 | 2017-06-08 | 최승현 | 접지 확인 유닛 |
WO2021171959A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | 茂夫 岩佐 | 静電気放電を防止した区域で用いられる機器 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP03084095A patent/JP3731188B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2017095173A1 (ko) * | 2015-12-02 | 2017-06-08 | 최승현 | 접지 확인 유닛 |
WO2021171959A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | 茂夫 岩佐 | 静電気放電を防止した区域で用いられる機器 |
KR20220128409A (ko) | 2020-02-28 | 2022-09-20 | 시게오 이와사 | 정전기 방전을 방지한 구역에서 사용되는 기기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3731188B2 (ja) | 2006-01-05 |
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