JPH08227423A - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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Publication number
JPH08227423A
JPH08227423A JP7031173A JP3117395A JPH08227423A JP H08227423 A JPH08227423 A JP H08227423A JP 7031173 A JP7031173 A JP 7031173A JP 3117395 A JP3117395 A JP 3117395A JP H08227423 A JPH08227423 A JP H08227423A
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JP
Japan
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character string
word
headword
translated
specifier
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Application number
JP7031173A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Kato
達哉 加藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08227423A publication Critical patent/JPH08227423A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 訳語を付加した入力文を入力して、原言語の
文を指定した訳語を用いて翻訳できる機械翻訳装置を提
供する。 【構成】 入力部11は、原言語の文と、原言語の単語
を指定する見出し語指定子と、該単語の訳語とをユーザ
から入力される。見出し語指定子格納部13は、入力部
から入力される見出し語指定子を予め格納し、その見出
し語指定子による単語とその訳語との抽出規則をも格納
している。見出し語抽出部14と訳語抽出部15とは、
翻訳指示を受けると、見出し語指定子で指定された単語
と訳語とをそれぞれ抽出し見出し語訳語記憶部16に対
応付けて記憶させる。変換部17は、入力部から入力さ
れた文の先頭の単語から順に見出し語訳語対応記憶部1
6を検索して訳語を抽出し、検索できないときに辞書部
12を検索して訳語を抽出した後、翻訳文を生成する。
出力部18は、生成された翻訳文を表示出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械翻訳装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の機械翻訳装置の例としては、ブラ
ザー工業株式会社製のTransLandの「ユーザー
ズマニュアル」(PP10〜17,PP31〜38)な
どの記載がある。この機械翻訳装置は、図26に示すよ
うに、入力部261と、制御部262と、辞書部263
と、ユーザ辞書部264と、ユーザ辞書登録部265
と、変換部266と、出力部267とを備えている。
【0003】ユーザ辞書部54に見出し語文字列と訳語
文字列とを登録する場合には、先ずユーザは、入力部2
61からユーザ辞書登録を要求するコードを入力し、続
いて見出し語文字列と訳語文字列とを入力する。入力さ
れた見出し語文字列と訳語文字列とは、制御部262を
介して、ユーザ辞書登録部265に送出される。ユーザ
辞書登録部265は、制御部262から送出された見出
し語文字列と訳語文字列との対応をユーザ辞書部264
に登録する。
【0004】入力部261から翻訳を要求するコードが
入力され、続いて入力部261から入力された原言語の
文字列が制御部262を介して変換部266に送出さ
れ、変換部266は、原言語の文字列の部分文字列を検
索キーととして、辞書部263又はユーザ辞書部264
を検索して訳語を得て、目的言語の文字列を出力する。
出力部267は、入力部261から制御部262を介し
て送出された原言語の文字列と変換部263から出力さ
れた目的言語の文字列とを表示出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
機械翻訳装置では、訳語を指定するためにユーザ辞書部
264に登録する必要があり、簡単な操作で訳語を指定
することができない。また、ユーザ辞書に見出し語文字
列と訳語文字列とを登録するときには、原言語の文字列
の入力とは別にユーザ辞書登録を手作業でする必要があ
り、翻訳の効率を下げてしまう。
【0006】本発明は、上記課題に鑑み、訳語の指定
や、ユーザ辞書への見出し語文字列と訳語文字列の登録
を容易にすることができる機械翻訳装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明においては、入力された原言語
の文字列を目的言語の文字列に変換して出力する機械翻
訳装置であって、原言語の文字列と、該文字列中の所望
の部分文字列を指定する見出し語指定子と、該部分文字
列に対応する目的言語の訳語文字列とを入力する入力手
段と、入力された原言語の文字列に付加された見出し語
指定子を検出する検出手段と、見出し語指定子で指定さ
れた部分文字列とそれに対応する訳語文字列とを抽出す
る抽出規則を格納する抽出規則格納手段と、前記検出手
段が見出し語指定子を検出した場合、抽出規則に従って
入力された文字列から部分文字列と付加された訳語文字
列を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された原
言語の部分文字列と訳語文字列とを対応付けて記憶する
見出し語訳語対応記憶手段と、原言語の部分文字列とそ
の目的言語の訳語文字列とを対応付けて予め登録した辞
書と、前記入力手段から入力された原言語の文字列の各
部分文字列を検索キーとして前記見出し語訳語対応記憶
手段と辞書との少なくとも一方を検索して各部分文字列
に対応した目的言語の訳語文字列を読出すと共に、各訳
語文字列を組み合わせて目的言語の文字列を生成する変
換生成手段とを備えることを特徴としている。
【0008】請求項2に係る発明においては、前記変換
生成手段は、入力された原言語の各文字列について前記
見出し語訳語対応記憶手段を検索して各部分文字列に対
応する目的言語の訳語文字列を読出す第1変換部と、前
記第1変換部が目的言語の訳語文字列を読出せない部分
文字列に対しては、前記辞書を検索してその部分文字列
に対応する目的言語の訳語文字列を読出す第2変換部と
を備えることを特徴としている。
【0009】請求項3に係る発明においては、前記検出
手段は、原言語の文字列にいずれの種類の見出し語指定
子が付加されているかを検出する構成であり、前記抽出
規則格納手段は、見出し語指定子の種類に応じて決めら
れた見出し語適用範囲のルールを格納し、前記見出し語
訳語対応記憶手段は、抽出手段が抽出した部分文字列と
訳語文字列の対応と共に、検出手段が検出した見出し語
指定子の種類によって定まる原言語の文字列における見
出し語適用範囲の情報を記憶しており、前記変換生成部
は入力された原言語の各部分文字列について、見出し語
訳語対応記憶手段に格納された部分文字列と一致するの
があるか否かの判定及び一致すると判定された場合にそ
の部分文字列が前記見出し語適用範囲にあるか否かの判
定を行う判定部を有し、見出し語適用範囲内であると判
定された場合に見出し語訳語記憶手段に格納された訳語
文字列を読出し、見出し語適用範囲内にないと判定され
た場合、辞書を検索して対応する訳語文字列を読出すこ
とを特徴としている。
【0010】請求項4に係る発明においては、入力され
た原言語の文字列を目的言語の文字列に変換して出力す
る機械翻訳装置であって、原言語の文字列と、該文字列
中の所望の部分文字列を指定する見出し語指定子と、該
部分文字列に対応する目的言語の訳語文字列とを入力す
る入力手段と、入力された原言語の文字列に付加された
見出し語指定子を検出する検出手段と、見出し語指定子
で指定された部分文字列とそれに対応する訳語文字列と
を抽出する抽出規則と、登録するか否かの登録規則とを
格納する抽出規則格納手段と、前記検出手段が見出し語
指定子を検出した場合、抽出規則に従って入力された文
字列から部分文字列と付加された訳語文字列を抽出する
抽出手段と、前記抽出規則格納手段に格納された登録規
則を読み出し、見出し語指定子に基づいて登録すべきか
否かを判定する登録判定手段と、前記抽出手段で抽出さ
れた原言語の部分文字列と訳語文字列とを対応付けて記
憶する見出し語訳語対応記憶手段と、前記登録判定手段
が登録すべきと判定したとき、前記抽出手段で抽出され
た部分文字列と訳語文字列とを対応付けて登録するユー
ザ辞書登録手段と、原言語の部分文字列とその目的言語
の訳語文字列とを対応付けて予め登録した辞書と、前記
入力手段から入力された原言語の文字列の各部分文字列
を検索キーとして前記見出し語訳語対応記憶手段、ユー
ザ辞書登録手段、又は辞書のいずれかを検索して各部分
文字列に対応した目的言語の訳語文字列を読出すと共
に、各訳語文字列を組み合わせて目的言語の文字列を生
成する変換生成手段とを備えることを特徴としている。
【0011】請求項5に係る発明においては、前記変換
生成手段は、入力された原言語の各部分文字列について
前記見出し語訳語対応記憶手段を検索して各文字列の部
分文字列に対応する目的言語の訳語文字列を読出す第1
変換部と、前記第1変換部が目的言語の訳語文字列を読
出せない部分文字列に対しては、前記ユーザ辞書登録手
段を検索して原言語の文字列の部分文字列に対応する目
的言語の訳語文字列を読出す第2変換部と、前記第2変
換部が目的言語の訳語文字列を読出せない部分文字列に
対しては、前記辞書を検索してその部分文字列に対応す
る目的言語の訳語文字列を読出す第3変換部とを備える
ことを特徴としている。
【0012】
【作用】上記構成により、請求項1の発明において、ユ
ーザは入力手段から原言語の文字列(単語列)と、該文
字列に、該文字列中の所望の部分文字列(単語)を指定
する見出し語指定子と該部分文字列に対応する目的言語
の訳語文字列(指定したい訳語)とを付加して入力す
る。検出手段は、入力された原言語の文字列に付加され
た見出し語指定子を検出する。抽出手段は、前記検出手
段が見出し語指定子を検出した場合、抽出規則格納手段
に格納された見出し語指定子で指定された部分文字列と
それに対応する訳語文字列とを抽出する抽出規則に従っ
て、入力された文字列から部分文字列と付加された訳語
文字列を抽出し、対応付けて見出し語訳語対応手段に記
憶させる。これによって、所望の単語の訳語を指定でき
る。変換生成手段は、前記入力手段から入力された原言
語の文字列の各部分文字列を検索キーとして前記見出し
語訳語対応記憶手段と原言語の部分文字列とその目的言
語の訳語文字列とを対応付けて予め登録した辞書との少
なくとも一方を検索して各部分文字列に対応した目的言
語の訳語文字列を読出すと共に、各訳語文字列を組み合
わせて目的言語の文字列を生成する。
【0013】請求項2の発明において、前記変換生成手
段の第1変換部は、指定した訳語を翻訳に利用するた
め、入力された原言語の各文字列について前記見出し語
訳語対応記憶手段を検索して各部分文字列に対応する目
的言語の訳語文字列を読出す。第2変換部は、前記第1
変換部が目的言語の訳語文字列を読出せない部分文字列
に対しては、前記辞書を検索してその部分文字列に対応
する目的言語の訳語文字列を読出す。
【0014】請求項3の発明において、前記検出手段
は、原言語の文字列の所望の範囲に指定した訳語を用い
るために、原言語の文字列にいずれの種類の見出し語指
定子が付加されているかを検出し、前記抽出規則格納手
段の格納している見出し語指定子の種類に応じて決めら
れた見出し語適用範囲のルールを適用して、前記見出し
語訳語対応記憶手段の抽出手段が抽出した部分文字列と
訳語文字列の対応と共に、原言語の文字列における見出
し語適用範囲の情報を記憶させる。前記変換生成部の判
定部は入力された原言語の各部分文字列について、見出
し語訳語対応記憶手段に格納された部分文字列と一致す
るのがあるか否かの判定及び一致すると判定された場合
にその部分文字列が前記見出し語適用範囲にあるか否か
の判定を行う。変換生成部は、見出し語適用範囲内であ
ると判定された場合に見出し語訳語記憶手段に格納され
た訳語文字列を読出し、見出し語適用範囲内にないと判
定された場合、辞書を検索して対応する訳語文字列を読
出す。
【0015】請求項4の発明において、ユーザは入力手
段から原言語の文字列と、該文字列に、該文字列中の所
望の部分文字列を指定する見出し語指定子と該部分文字
列に対応する目的言語の訳語文字列とを入力する。検出
手段は、入力された原言語の文字列に付加された見出し
語指定子を検出する。抽出手段は、前記検出手段が見出
し語指定子を検出した場合、抽出規則格納手段に格納さ
れた見出し語指定子で指定された部分文字列とそれに対
応する訳語文字列とを抽出する抽出規則に従って入力さ
れた文字列から部分文字列と付加された訳語文字列を抽
出し、見出し語訳語対応記憶手段に対応付けて記憶させ
る。登録判定手段は、前記抽出規則格納手段に格納され
た登録するか否かの登録規則を読み出し、見出し語指定
子に基づいて登録すべきか否かを判定する。ユーザ辞書
登録手段は、前記登録判定手段が登録すべきと判定した
とき、前記抽出手段で抽出された部分文字列と訳語文字
列とを対応付けて登録する。これによって、ユーザ辞書
への登録が容易にできる。変換生成手段は、前記入力手
段から入力された原言語の文字列の各部分文字列を検索
キーとして前記見出し語訳語対応記憶手段、ユーザ辞書
登録手段、又は原言語の部分文字列とその目的言語の訳
語文字列とを対応付けて予め登録した辞書のいずれかを
検索して各部分文字列に対応した目的言語の訳語文字列
を読出すと共に、各訳語文字列を組み合わせて目的言語
の文字列を生成する。
【0016】請求項5の発明において、前記変換生成手
段の第1変換部は、入力された原言語の各部分文字列に
ついて前記見出し語訳語対応記憶手段を検索して各文字
列の部分文字列に対応する目的言語の訳語文字列を読出
す。第2変換部は、前記第1変換部が目的言語の訳語文
字列を読出せない部分文字列に対しては、前記ユーザ辞
書登録手段を検索して原言語の文字列の部分文字列に対
応する目的言語の訳語文字列を読出す。第3変換部は、
前記第2変換部が目的言語の訳語文字列を読出せない部
分文字列に対しては、前記辞書を検索してその部分文字
列に対応する目的言語の訳語文字列を読出す。このよう
に、指定した訳語文字列を優先的に翻訳に利用できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る機械翻訳装置を実施例に
基づいて説明する。 (第1実施例)図1は、本発明に係る機械翻訳装置の第
1実施例の構成図である。この機械翻訳装置は、入力部
11と、辞書部12と、見出し語指定子格納部13と、
見出し語抽出部14と、訳語抽出部15と、見出し語訳
語対応記憶部16と、変換部17と、出力部18と、制
御部19とを備える。
【0018】入力部11は、使用者が文字列を打鍵入力
するキーボード装置又は、文字列が書かれている紙など
を読み取り入力するOCR(optical charactor reade
r)装置等により実現される。入力部11から入力され
る原言語の文字列の一例を図2に示す。この文字列中の
部分文字列「defector」には、下線が見出し語
指定子21として付加されている。この見出し語指定子
21の下方には、「defector」に対応する目的
言語の訳語文字列「亡命者」が付記されている。
【0019】入力部11は、翻訳指示の入力を受け付
け、それを制御部19に通知し、原言語の文字列とその
文字列に付加された見出し語指定子21と目的言語の訳
語文字列の入力を受け付け、それを制御部19に通知す
る。辞書部12は、ROM等の記憶部材からなり、図3
に示すように、原言語の見出し語文字列と目的言語の訳
語文字列とを対応付けて予め登録している。
【0020】見出し語指定子格納部13は、図4に示す
ように、入力部11から入力された文字列の中から、見
出し語文字列を指定するための見出し語指定子21と、
前記見出し語指定子から見出し語文字列と訳語文字列と
の抽出規則を格納する。即ち、ユーザは、この見出し語
指定子格納部13に格納されている見出し語文字列の抽
出規則と訳語文字列の抽出規則に従って、訳語を指定し
たい原言語の部分文字列の下方に見出し語指定子21を
付加し、更に見出し語指定子21の下方にその訳語文字
列を付加して原言語の文字列を入力部11から入力す
る。
【0021】見出し語抽出部14は、制御部19から翻
訳指示を受けると、見出し語指定子格納部13に格納さ
れている見出し語指定子21と見出し語文字列の抽出規
則を読み出し、制御部19を介して入力文字列の先頭か
ら順次通知される部分文字列に付加されている見出し語
指定子21を検索し、指定された見出し語文字列を抽出
する。抽出した見出し語文字列を見出し語訳語対応記憶
部16に記憶させるとともに、訳語抽出部15に見出し
語文字列の抽出を通知する。
【0022】訳語抽出部15は、制御部19から翻訳指
示を受けると、見出し語指定子格納部13に格納されて
いる見出し語指定子21と訳語文字列の抽出規則を読み
出し、制御部19を介して入力文字列の先頭から順次通
知される部分文字列に付加されている見出し語指定子2
1を検索し、訳語文字列を抽出する。見出し語抽出部1
4から見出し語文字列の抽出の通知を受けると、見出し
語訳語対応記憶部16にその見出し語文字列に対応付け
て訳語文字列を記憶させる。
【0023】見出し語訳語対応記憶部16は、図5に示
すように、見出し語抽出部14で抽出された見出し語文
字列「defector」と訳語抽出部15で抽出され
た訳語文字列「亡命者」とを対応付けて記憶している。
変換部17は、制御部19を介して入力部11から入力
された原言語の文字列の先頭の部分文字列から順に通知
される。通知された部分文字列を検索キーとして見出し
語訳語対応記憶部16の見出し語文字列を検索し、一致
するものがあれば対応付けられた訳語文字列を抽出す
る。見出し語訳語対応記憶部16を検索した結果、部分
文字列に一致する見出し語文字列を見つけることができ
なかったとき、辞書部12の見出し語文字列を検索して
対応付けられた訳語文字列を抽出する。制御部19から
文末の通知を受けると、抽出した訳語文字列から公知の
技術である構文意味解析等の手法を用いて目的言語の文
字列を生成する。生成した文字列を制御部19に通知す
る。
【0024】例えば、図2に示したような原言語の入力
文「He is a defector.」を制御部1
9から通知されたとき、「He」、「is」及び「a」
については、辞書部12から「彼」、「1人の」及び
「である」という訳語文字列をそれぞれ抽出し、「de
fector」については、見出し語訳語対応記憶部1
6から「亡命者」という訳語文字列を抽出する。部分文
字列に対応付けられた全ての訳語文字列の抽出が終了す
ると目的言語の文字列「彼は1人の亡命者である。」を
生成し、制御部19に通知する。
【0025】出力部18は、CRT、液晶パネル等の表
示画面又はプリンタ等の印字装置で実現され、制御部1
9を介して入力部11から入力された原言語の文字列と
見出し語指定子と訳語文字列と、変換部17から入力さ
れた目的言語の文字列との通知を受けて図6に示すよう
に、可視情報として表示出力する。制御部19は、上述
した入力部11から出力部18までの各構成部分を制御
する。入力部11から翻訳指示の入力を受けると、その
指示を見出し語抽出部14と訳語抽出部15とに与えた
後、入力部11から入力された原言語の文字列の先頭の
部分文字列から順番に、部分文字列に見出し語指定子2
1と訳語文字列とが付加されているときは、部分文字列
とそれらとを通知する。部分文字列の通知を終了する
と、即ち文末に達すると、変換部17に入力部11から
入力された原言語の文字列の先頭の部分文字列から順次
通知する。部分文字列の通知が終了すると、変換部17
に文末の通知をする。
【0026】また、入力部11から入力された原言語の
文字列と見出し語指定子21と訳語文字列とを出力部1
8に通知し、変換部17から通知された目的言語の文字
列を出力部18に通知する。次に本実施例の動作を図7
に示すフローチャートを用いて説明する。先ず、ユーザ
は、入力部11から翻訳指示を与える(S702)。見
出し語抽出部14と訳語抽出部15とは、その指示が制
御部19を介して与えられ、見出し語指定子格納部13
に格納されている見出し語指定子と見出し語文字列と訳
語文字列の抽出規則をそれぞれ読み出す(S704)。
【0027】次にユーザは、原言語の文字列とその部分
文字列に見出し語指定子と訳語文字列を付加して入力部
11から入力する(S706)。これによって、部分文
字列の訳語を指定できる。制御部19は、入力部11か
ら入力された原言語の文字列の先頭の部分文字列から順
次一部分文字列ずつ、見出し語指定子と訳語文字列とが
付加されているときはそれらを付加して、見出し語抽出
部14と訳語抽出部15にそれぞれ通知する(S70
8)。
【0028】見出し語抽出部14及び訳語抽出部15
は、それぞれ部分文字列に見出し語指定子が付加されて
いるか否かを検索する(S710)。付加されていない
ときには、S714に移る。付加されているときには、
それぞれの抽出規則に従い、見出し語文字列及び訳語文
字列を抽出し、対応付けて見出し語訳語対応記憶部16
に記憶させる(S712)。S714において、制御部
19は、文末か否かを判定し、文末のときはS716に
移り、文末でないときはS708に戻る。
【0029】S716において、変換部17は、制御部
19から入力文字列の最初の部分文字列の通知を受ける
と、それを検索キーとして、見出し語訳語対応記憶部1
6を検索する(S718)。一致する見出し語文字列が
あるときには(S720)、見出し語訳語対応記憶部1
6から対応付けられた訳語文字列を抽出する(S72
2)。これによって、指定した訳語により目的言語の文
字列が作成される。
【0030】一致する見出し語文字列がないときには、
辞書部12を検索して、対応付けられた訳語文字列を抽
出する(S724)。制御部19からの文末通知の有無
を判定し(S726)、文末でないときには、次の部分
文字列を検索キーとして(S728)、S718に戻
る。文末のときには、目的言語の文字列を作成して制御
部19に通知する(S730)。
【0031】出力部18は、原言語の文字列等と目的言
語の文字列とを制御部19から通知されると、表示して
(S732)、処理を終了する。 (第2実施例)図8は、本発明に係る機械翻訳装置の第
2実施例の構成図である。この機械翻訳装置は、入力部
11と、辞書部12と、見出し語指定子格納部81と、
見出し語抽出部82と、訳語抽出部15と、適用範囲判
定部83と、見出し語訳語対応記憶部84と、変換部8
5と、出力部18と、制御部19とを備える。なお、上
記第1実施例の各部と同様の構成を有する各部は同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0032】見出し語指定子格納部81は、図9に示す
ように見出し語指定子91、92とそれぞれの見出し語
文字列の抽出規則と訳語文字列の抽出規則とに加えて、
図10に示すように、見出し語指定子91、92で指定
される見出し語文字列に対応する訳語文字列の適用規則
を格納している。これによって、下線で示される見出し
語指定子91は、「見出し語指定子がある部分だけ」に
対応する訳語文字列を適用することを意味し、二重下線
で示される見出し語指定子92は、「文字列全体」に対
応する訳語文字列を適用することを意味する。
【0033】見出し語抽出部82は、制御部19から翻
訳指示を受けると、見出し語指定子格納部81に格納さ
れている見出し語指定子91、92と、見出し語文字列
抽出規則を読み出す。制御部19を介して入力文字列の
先頭から順次通知される部分文字列に付加されている見
出し語指定子91又は92を検索し、指定された見出し
語文字列を抽出するとともに、その見出し語文字列の文
字列の先頭からの位置情報を取り出す。抽出した見出し
語文字列を見出し語訳語対応記憶部84に記憶させ、そ
の見出し語指定子91又は92と位置情報とを適用範囲
判定部83に通知する。
【0034】適用範囲判定部83は、見出し語抽出部8
2から見出し語指定子91又は92と位置情報との通知
を受けると、通知された見出し語指定子91又は92の
適用規則を見出し語指定子格納部81から読み出す。通
知された位置情報と読み出した適用規則とに基づいて、
適用範囲を判定し、見出し語訳語対応記憶部84の見出
し語文字列と訳語文字列とに対応付けて、適用範囲を記
憶させる。
【0035】例えば、図11に示す原言語の文字列と見
出し語指定子91と訳語文字列とが入力部11から入力
された場合には、見出し語抽出部82から見出し語指定
子91と位置情報「桁9〜11」とを通知される。な
お、図11の原言語の文字の上方に記された数字「1
0」、「20」は、文字列の先頭からの「桁」を示すも
のである。見出し語指定子格納部81に格納された見出
し語指定子91の適用規則は、図10に示すように、
「見出し語指定子がある部分だけ」であるので、見出し
語指定子91で指定される見出し語文字列「gum」に
対応する訳語文字列「ゴム糊」の適用範囲は、見出し語
文字列の「桁9〜11」の範囲と判定される。
【0036】同様に、図12に示す原語文字列と見出し
語指定子92と訳語文字列とが入力部11から入力され
た場合には、見出し語抽出部82から見出し語指定子9
2と位置情報「桁9〜11」とを通知される。見出し語
指定子格納部81に格納された見出し語指定子92の適
用規則は、図10に示すように、「文字列全体」である
ので、見出し語指定子92で指定される見出し語文字列
「gum」に対応する訳語文字列「ゴム糊」の適用範囲
は、見出し語文字列の「文字列全体」の範囲と判定され
る。
【0037】見出し語訳語対応記憶部84は、図13又
は図14に示すように、見出し語文字列と訳語文字列と
適用範囲とを対応付けて記憶している。変換部85は、
制御部86から入力された原言語の文字列の先頭の部分
文字列から順番に、部分文字列とその位置情報とを通知
される。通知された部分文字列を検索キーとして見出し
語訳語対応記憶部84の見出し語文字列を検索し、一致
するものがあれば、その適用範囲を読み出し、通知され
た部分文字列の位置情報がその適用範囲内であるか否か
を判定し、適用範囲内であれば、対応付けられた訳語文
字列を抽出する。一致するものがないとき、又は一致す
るものがあっても位置情報が適用範囲外であれば、通知
された部分文字列を検索キーとして辞書部12を検索
し、対応付けられた訳語文字列を抽出する。制御部86
から文末の通知を受けると、抽出した訳語文字列から目
的言語の文字列を生成する。生成した目的言語の文字列
を制御部86に通知する。
【0038】上述したように、図11に示す原言語の文
字列と見出し語指定子91と訳語文字列とが入力部11
から入力された場合には、部分文字列「This」、
「is」、「and」、「that」、「is」及び
「gum」(桁25〜27)に対しては、辞書部12の
検索によって訳語文字列「これ」、「である」、「そし
て」、「あれ」、「である」及び「ゴム」を抽出する。
見出し語指定子91で指定された部分文字列「gum」
に対しては、見出し語訳語対応記憶部84の検索によっ
て訳語文字列「ゴム糊」を抽出する。この結果、出力部
18は、図15に示すように、原言語の入力文字列等と
目的言語の文字列とを表示出力する。
【0039】一方、図12に示す原言語の文字列等が入
力された場合には、位置情報「桁25〜27」を有する
部分文字列「gum」も見出し語訳語対応記憶部84の
検索によって訳語文字列「ゴム糊」を抽出する。また、
部分文字列「too」は、辞書部12の検索によって訳
語文字列「も」を抽出する。この結果、出力部18は、
図16に示すように、原言語の入力文字列等と目的言語
の文字列とを表示出力する。
【0040】制御部86は、第1実施例の制御部19の
機能に追加して、変換部85に原言語の部分文字列の通
知の際に、その位置情報を併せて通知する。次に、本実
施例の動作を図17に示すフローチャートを用いて説明
する。S1702からS1708までは、第1実施例の
S702からS708までの動作と同一であるので説明
を省略する。見出し語抽出部82及び訳語抽出部15
は、それぞれ部分文字列に見出し語指定子が付加されて
いるか否かを検索し(S1710)、付加されていると
きには、それぞれの抽出規則に従い、見出し語文字列及
び訳語文字列を抽出する(S1712)。見出し語指定
子が付加されていないときには、S1718に移る。
【0041】適用範囲判定部83は、見出し語抽出部8
2から見出し語指定子とその位置情報との通知を受け、
見出し語指定子格納部81から適用規則を読み出して適
用範囲を判定する(S1714)。見出し語訳語対応記
憶部84に、見出し語文字列と訳語文字列と適用範囲と
を対応付けて記憶させる(S1716)。
【0042】S1718において、制御部86は、文末
か否かを判定し、文末のときはS1720に移り、文末
でないときはS1708に戻る。S1720において、
変換部85は、制御部86から通知された部分文字列を
検索キーとして、見出し語訳語対応記憶部84の見出し
語文字列を検索する(S1722)。一致する見出し語
文字列があるか否かを判定し(S1724)、ないとき
はS1730に移り、あるときは、位置情報が適用範囲
内か否かを判断す(S1726)。適用範囲内のとき
は、見出し語訳語対応記憶部84に記憶されている訳語
文字列を抽出する(S1728)。これによって、指定
した訳語文字列を翻訳に利用することができる。
【0043】S1730において、変換部85は、部分
文字列を検索キーとして、辞書部12の見出し語文字列
を検索し、一致するものを見つけて対応する訳語文字列
を抽出する。S1732以降は、第1実施例のS726
以降と同様であるので説明を省略する。 (第3実施例)図18は、本発明に係る機械翻訳装置の
第3実施例の構成図である。
【0044】この機械翻訳装置は、入力部11と、辞書
部12と、見出し語指定子格納部181と、見出し語抽
出部182と、訳語抽出部183と、見出し語訳語対応
記憶部16と、登録判定部184と、ユーザ辞書登録部
185とユーザ辞書部186と、変換部187と、出力
部18と、制御部188とを備える。なお、上記第1実
施例の各部と同一の機能を有する各部には、同一の符号
を付してその説明を省略する。
【0045】見出し語指定子格納部181は、図19に
示す見出し語指定子191、192と、それぞれの見出
し語文字列の抽出規則と、訳語文字列の抽出規則と、図
20に示す登録規則とを格納している。登録規則は、見
出し語指定子191で指定された見出し語文字列と対応
付けられた訳語文字列とをユーザ辞書部186に登録し
ない旨を定め、見出し語指定子192で指定された見出
し語文字列と対応付けられた訳語文字列とをユーザ辞書
部186に登録する旨を定めている。
【0046】見出し語抽出部182は、上記第1実施例
の見出し語抽出部14の機能に加えて、見出し語指定子
191又は192を検索し、指定された見出し語文字列
を抽出すると、見出し語指定子191又は192を登録
判定部184に通知するとともに、抽出した見出し語文
字列をユーザ辞書登録部185に通知する。訳語抽出部
183は、上記第1実施例の訳語抽出部15の機能に加
えて、付加された訳語文字列を抽出すると、それをユー
ザ辞書登録部185に通知する。
【0047】登録判定部184は、見出し語抽出部18
2から見出し語指定子191又は192の通知を受ける
と、見出し語指定子格納部181の登録規則を読み出
し、通知を受けた見出し語指定子が見出し語指定子19
1であるときには、制御部188に登録否判定を通知
し、見出し語指定子192であるときには登録判定を通
知する。
【0048】ユーザ辞書登録部185は、見出し語抽出
部182から見出し語文字列の通知と訳語抽出部183
から訳語文字列の通知とを受けると見出し語文字列と訳
語文字列とを一時記憶する。制御部188から抹消指示
を受けると、一時記憶している見出し語文字列と訳語文
字列とを抹消する。制御部188から登録指示を受ける
と、一時記憶している見出し語文字列と訳語文字列とを
対応付けてユーザ辞書部186に登録する。
【0049】ユーザ辞書部186は、ユーザごとに原言
語の文字列とそのユーザ特有の目的言語の訳語文字列と
を対応付けて予め登録し、又はユーザ辞書登録部によっ
て新たに登録する。例えば、図21に示す入力文字列が
入力部11から入力された場合には、見出し語指定子1
91で指定される見出し語文字列「Aiu」とその訳語
文字列「アイウ国」とは、図20に示す登録規則からユ
ーザ辞書部186には登録されない。一方、見出し語指
定子192で指定される見出し語文字列「defect
or」とその訳語文字列「亡命者」とは、登録規則から
ユーザ辞書部186に図22に示すように、新たに登録
される。
【0050】なお、見出し語訳語対応記憶部16には、
このような登録規則は適用されないので、図23に示す
ように、見出し語文字列「Aiu」と訳語文字列「アイ
ウ国」とが対応付けて記憶されている。変換部187
は、第1実施例の変換部17とほぼ同様の機能を有し、
制御部188から通知された部分文字列を検索キーとし
て見出し語訳語対応記憶部16の見出し語文字列を検索
し、一致するものがないとき、ユーザ辞書部186の見
出し語文字列を検索し、一致するものがあるとき、対応
付けられた訳語文字列を抽出する。ユーザ辞書部186
でも一致する見出し語文字列がないとき、辞書部12を
検索し、訳語文字列を抽出する。
【0051】入力部11から図21に示す入力文字列が
入力されたとき、出力部18は、図24に示すような入
力文字列等と目的言語の文字列とを表示出力する。制御
部188は、上記第1実施例の制御部19の機能に加え
て、登録判定部184から登録否判定の通知を受ける
と、ユーザ辞書登録部185に未消指示をする。登録判
定部184から登録判定の通知を受けると、ユーザ辞書
登録部185に登録指示をする。
【0052】次に本実施例の動作を図25に示すフロー
チャートを用いて説明する。なお、本実施例の上記第1
実施例の動作と同一であるS708までとS730以降
の説明を省略する。S708に続いて、見出し語抽出部
182と訳語抽出部183は、制御部188から通知さ
れた部分文字列に見出し語指定子が付加されているか否
かを検索し(S2502)、付加されていないときはS
2512に移り、付加されているときは、抽出した見出
し語文字列と訳語文字列とを対応付けて見出し語訳語対
応記憶部16に記憶させる(S2504)、とともにユ
ーザ辞書登録部185にも一時記憶させ、併せて登録判
定部184に見出し語指定子を通知する。登録判定部1
84は、見出し語指定子格納部181に格納された登録
規則を読み出し(S2506)、登録規則に従い、登録
判定又は登録否判定を制御部188に通知する(S25
08)。登録判定のとき、制御部188はユーザ辞書登
録部185が一時記憶している見出し語文字列と訳語文
字列とを対応付けてユーザ辞書部186に登録する(S
2510)。
【0053】これによって、ユーザは、今後利用する訳
語文字列を自らの辞書に登録しておくことができる。登
録否判定のとき、ユーザ辞書登録部184は、制御部1
88から抹消指示を受けると一時記憶している内容を抹
消する。制御部188は、文末か否かを判定し(S25
12)、文末のときはS2514に移り、文末でないと
きはS708に戻る。
【0054】S2514において、変換部187は、制
御部188から通知された入力文字列の最初の部分文字
列を検索キーとして、見出し語訳語対応記憶部16を検
索する(S2516)。一致する見出し語文字列がある
か否か判定し(S2518)、あるときは見出し語訳語
対応記憶部16から訳語文字列を抽出する(S252
0)。否と判定したときはユーザ辞書部186を検索し
(S2522)、一致する見出し語文字列があるか否か
を判定し(S2524)、あるときはユーザ辞書部18
6から訳語文字列を抽出する(S2526)。否と判定
したときは辞書部12を検索して訳語文字列を抽出する
(S2528)。次に変換部187は、制御部188か
らの文末通知があるか否かを判定し(S2530)、文
末であるときはS730(図7参照)に移り、文末でな
いときは次の部分文字列を検索キーとして(S253
2)、S2516に戻る。
【0055】以上、本発明を実施例に基づいて説明した
けれども、本発明は上記実施例に限定されないのは勿論
である。即ち、上記実施例では、原言語を英語とし目的
言語を日本語としたけれども、辞書部12の内容を変更
して、逆にしてもよいし、またその他の言語間の変換と
してもよい。
【0056】また上記実施例では、1つの文が入力され
る場合について説明したけれども、2つ以上の文が入力
される場合も同様である。なお、この場合、上記第3実
施例では、1文目でユーザ辞書部186に登録がなされ
たとき、2文目以降の部分文字列に対応する訳語文字列
の抽出にユーザ辞書部186が有効となるのは勿論であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、原言語の部分文字列に訳語文字列を付加して入力
することにより、煩雑な操作をすることなく部分文字列
(単語)に対応した訳語文字列を利用して翻訳文を生成
することができる。 請求項2の発明によれば、煩雑な
操作をすることなく指定した訳語文字列を優先して利用
した翻訳文を生成することができる。
【0058】請求項3の発明によれば、指定した訳語文
字列の利用範囲を限定して翻訳文を生成することができ
る。請求項4の発明によれば、原言語の文字列とともに
入力した訳語文字列を複雑な操作をすることなくユーザ
辞書に原言語の文字列と対応付けて登録することが可能
であり、その登録を選択的にすることが可能である。
【0059】請求項5の発明によれば、複雑な操作をす
ることなく指定した訳語文字列を優先して利用した翻訳
文を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機械翻訳装置の第1実施例の構成
図である。
【図2】本実施例の機械翻訳装置に入力される文字列の
例を示すための説明図である。
【図3】辞書部の内容を示す説明図である。
【図4】本実施例の見出し語指定子と、見出し語指定子
から見出し語文字列、訳語文字列の抽出規則例を示す説
明図である。
【図5】本実施例の図2に示す文字列が入力されたとき
の見出し語訳語対応記憶部の状態を示す説明図である。
【図6】本実施例の出力部の状態を示す説明図である。
【図7】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る機械翻訳装置の第2実施例の構成
図である。
【図9】本実施例の見出し語指定子と、見出し語指定子
から見出し語文字列、訳語文字列の抽出規則例を示す説
明図である。
【図10】本実施例の見出し語指定子の適用規則の例を
示す説明図である。
【図11】本実施例の機械翻訳装置に入力される文字列
の例を示す説明図である。
【図12】本実施例の機械翻訳装置に入力される文字列
の例を示す説明図である。
【図13】本実施例の図11に示す文字列が入力された
ときの見出し語訳語対応記憶部の状態を示す説明図であ
る。
【図14】本実施例の図11に示す文字列が入力された
ときの見出し語訳語対応記憶部の状態を示す説明図であ
る。
【図15】本実施例の図11に示す文字列が入力された
ときの出力部の状態を示す説明図である。
【図16】本実施例の図12に示す文字列が入力された
ときの出力部の状態を示す説明図である。
【図17】本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図18】本発明に係る機械翻訳装置の第3実施例の構
成図である。
【図19】本実施例の見出し語指定子と、見出し語指定
子から見出し語文字列、訳語文字列の抽出規則例を示す
説明図である。
【図20】本実施例の見出し語指定子格納部に格納され
ている登録規則の例を示す説明図である。
【図21】本実施例の機械翻訳装置に入力される文字列
の例を示すための説明図である。
【図22】本実施例のユーザ辞書部の内容を示す説明図
である。
【図23】本実施例の見出し語訳語対応記憶部の内容を
示す説明図である。
【図24】本実施例の出力部の状態を示す説明図であ
る。
【図25】本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図26】従来の機械翻訳装置の構成図である。
【符号の説明】
11 入力部 12 辞書部 13 見出し語指定子格納部 14 見出し語抽出部 15 訳語抽出部 16 見出し語訳語対応記憶部 17 変換部 18 出力部 19 制御部 21 見出し語指定子 81 見出し語指定子格納部 82 見出し語抽出部 83 適用範囲判定部 84 見出し語訳語対応記憶部 85 変換部 86 制御部 91 見出し語指定子 92 見出し語指定子 181 見出し語指定子格納部 182 見出し語抽出部 183 訳語抽出部 184 登録判定部 185 ユーザ辞書登録部 186 ユーザ辞書部 187 変換部 188 制御部 191 見出し語指定子 192 見出し語指定子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された原言語の文字列を目的言語の
    文字列に変換して出力する機械翻訳装置であって、 原言語の文字列と、該文字列中の所望の部分文字列を指
    定する見出し語指定子と、該部分文字列に対応する目的
    言語の訳語文字列とを入力する入力手段と、 入力された原言語の文字列に付加された見出し語指定子
    を検出する検出手段と、 見出し語指定子で指定された部分文字列とそれに対応す
    る訳語文字列とを抽出する抽出規則を格納する抽出規則
    格納手段と、 前記検出手段が見出し語指定子を検出した場合、抽出規
    則に従って入力された文字列から部分文字列と付加され
    た訳語文字列を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段で抽出された原言語の部分文字列と訳語文
    字列とを対応付けて記憶する見出し語訳語対応記憶手段
    と、 原言語の部分文字列とその目的言語の訳語文字列とを対
    応付けて予め登録した辞書と、 前記入力手段から入力された原言語の文字列の各部分文
    字列を検索キーとして前記見出し語訳語対応記憶手段と
    辞書との少なくとも一方を検索して各部分文字列に対応
    した目的言語の訳語文字列を読出すと共に、各訳語文字
    列を組み合わせて目的言語の文字列を生成する変換生成
    手段とを備えることを特徴とする機械翻訳装置。
  2. 【請求項2】 前記変換生成手段は、 入力された原言語の各文字列について前記見出し語訳語
    対応記憶手段を検索して各部分文字列に対応する目的言
    語の訳語文字列を読出す第1変換部と、 前記第1変換部が目的言語の訳語文字列を読出せない部
    分文字列に対しては、前記辞書を検索してその部分文字
    列に対応する目的言語の訳語文字列を読出す第2変換部
    とを備えることを特徴とする請求項1記載の機械翻訳装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、 原言語の文字列にいずれの種類の見出し語指定子が付加
    されているかを検出する構成であり、 前記抽出規則格納手段は、 見出し語指定子の種類に応じて決められた見出し語適用
    範囲のルールを格納し、 前記見出し語訳語対応記憶手段は、 抽出手段が抽出した部分文字列と訳語文字列の対応と共
    に、検出手段が検出した見出し語指定子の種類によって
    定まる原言語の文字列における見出し語適用範囲の情報
    を記憶しており、 前記変換生成部は入力された原言語の各部分文字列につ
    いて、見出し語訳語対応記憶手段に格納された部分文字
    列と一致するのがあるか否かの判定及び一致すると判定
    された場合にその部分文字列が前記見出し語適用範囲に
    あるか否かの判定を行う判定部を有し、見出し語適用範
    囲内であると判定された場合に見出し語訳語記憶手段に
    格納された訳語文字列を読出し、見出し語適用範囲内に
    ないと判定された場合、辞書を検索して対応する訳語文
    字列を読出すことを特徴とする請求項1記載の機械翻訳
    装置。
  4. 【請求項4】 入力された原言語の文字列を目的言語の
    文字列に変換して出力する機械翻訳装置であって、 原言語の文字列と、該文字列中の所望の部分文字列を指
    定する見出し語指定子と、該部分文字列に対応する目的
    言語の訳語文字列とを入力する入力手段と、 入力された原言語の文字列に付加された見出し語指定子
    を検出する検出手段と、 見出し語指定子で指定された部分文字列とそれに対応す
    る訳語文字列とを抽出する抽出規則と、登録するか否か
    の登録規則とを格納する抽出規則格納手段と、 前記検出手段が見出し語指定子を検出した場合、抽出規
    則に従って入力された文字列から部分文字列と付加され
    た訳語文字列を抽出する抽出手段と、 前記抽出規則格納手段に格納された登録規則を読み出
    し、見出し語指定子に基づいて登録すべきか否かを判定
    する登録判定手段と、 前記抽出手段で抽出された原言語の部分文字列と訳語文
    字列とを対応付けて記憶する見出し語訳語対応記憶手段
    と、 前記登録判定手段が登録すべきと判定したとき、前記抽
    出手段で抽出された部分文字列と訳語文字列とを対応付
    けて登録するユーザ辞書登録手段と、 原言語の部分文字列とその目的言語の訳語文字列とを対
    応付けて予め登録した辞書と、 前記入力手段から入力された原言語の文字列の各部分文
    字列を検索キーとして前記見出し語訳語対応記憶手段、
    ユーザ辞書登録手段、又は辞書のいずれかを検索して各
    部分文字列に対応した目的言語の訳語文字列を読出すと
    共に、各訳語文字列を組み合わせて目的言語の文字列を
    生成する変換生成手段とを備えることを特徴とする機械
    翻訳装置。
  5. 【請求項5】 前記変換生成手段は、 入力された原言語の各部分文字列について前記見出し語
    訳語対応記憶手段を検索して各文字列の部分文字列に対
    応する目的言語の訳語文字列を読出す第1変換部と、 前記第1変換部が目的言語の訳語文字列を読出せない部
    分文字列に対しては、前記ユーザ辞書登録手段を検索し
    て原言語の文字列の部分文字列に対応する目的言語の訳
    語文字列を読出す第2変換部と、 前記第2変換部が目的言語の訳語文字列を読出せない部
    分文字列に対しては、前記辞書を検索してその部分文字
    列に対応する目的言語の訳語文字列を読出す第3変換部
    とを備えることを特徴とする請求項4記載の機械翻訳装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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