JPH08227422A - 文字−図形パターン変換システム及び翻訳システム - Google Patents
文字−図形パターン変換システム及び翻訳システムInfo
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- JPH08227422A JPH08227422A JP7019069A JP1906995A JPH08227422A JP H08227422 A JPH08227422 A JP H08227422A JP 7019069 A JP7019069 A JP 7019069A JP 1906995 A JP1906995 A JP 1906995A JP H08227422 A JPH08227422 A JP H08227422A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 文字若しくは単語との対応並びに塗り潰しル
ールを予め定めた図形パターンを用いて各国語間の翻訳
を容易に行なえる翻訳システムを実現することである。 【構成】 文字データの単語毎の区切りを認識し、この
単語と前記図形パターンとの対応関係を示す単語・図形
パターンテーブルを参照して前記単語を前記図形パター
ンに変換する文字−図形パターン変換手段23と、2次
元平面の複数の領域内についてその塗り潰し部分の組み
合わせにより定められる図形パターンを認識し、前記図
形パターンと単語との対応関係を示す単語・図形パター
ンテーブルを参照して前記図形パターンを単語に変換す
る図形パターン−文字変換手段24とを備え、第1の言
語による文章を図形パターンに変換した後に第2の言語
による文章に変換することを特徴とする翻訳システム。
ールを予め定めた図形パターンを用いて各国語間の翻訳
を容易に行なえる翻訳システムを実現することである。 【構成】 文字データの単語毎の区切りを認識し、この
単語と前記図形パターンとの対応関係を示す単語・図形
パターンテーブルを参照して前記単語を前記図形パター
ンに変換する文字−図形パターン変換手段23と、2次
元平面の複数の領域内についてその塗り潰し部分の組み
合わせにより定められる図形パターンを認識し、前記図
形パターンと単語との対応関係を示す単語・図形パター
ンテーブルを参照して前記図形パターンを単語に変換す
る図形パターン−文字変換手段24とを備え、第1の言
語による文章を図形パターンに変換した後に第2の言語
による文章に変換することを特徴とする翻訳システム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字と図形パターンとの
相互変換を可能にした文字−図形パターン変換システム
及びこの文字−図形パターン変換システムを利用した翻
訳システムに関し、特に、従来のOCRによる文字入力
に比較して高速度及び高精度な読み取りが行なえる図形
パターンを用いた文字−図形パターン変換システム及び
翻訳システムに関する。
相互変換を可能にした文字−図形パターン変換システム
及びこの文字−図形パターン変換システムを利用した翻
訳システムに関し、特に、従来のOCRによる文字入力
に比較して高速度及び高精度な読み取りが行なえる図形
パターンを用いた文字−図形パターン変換システム及び
翻訳システムに関する。
【0002】
【従来の技術】予め定めた規則に基づいて数字を図形パ
ターン化したものとして、バーコード(bar code)が知
られている。
ターン化したものとして、バーコード(bar code)が知
られている。
【0003】このバーコードは、数種の太さのバー状の
マークを、数種の間隔を置いて平行に配置するように印
刷されたものである。ここで、バー状の印刷部を黒バー
と呼び、二つの黒バーに挟まれた部分を白バーと呼び、
各(白,黒)バーの組み合わせにより符号化されたキャ
ラクタを表している。
マークを、数種の間隔を置いて平行に配置するように印
刷されたものである。ここで、バー状の印刷部を黒バー
と呼び、二つの黒バーに挟まれた部分を白バーと呼び、
各(白,黒)バーの組み合わせにより符号化されたキャ
ラクタを表している。
【0004】そして、バーコードで表されたキャラクタ
の集合によって商品を識別できるように体系つけらたシ
ステムが存在しており、日本におけるコード体系として
はJIS(Japanese Industrial Standard)によるJA
N(Japan Article Numbering )コード等が知られてい
る。
の集合によって商品を識別できるように体系つけらたシ
ステムが存在しており、日本におけるコード体系として
はJIS(Japanese Industrial Standard)によるJA
N(Japan Article Numbering )コード等が知られてい
る。
【0005】尚、このようなバーコードを読み取るため
には専用のスキャナを有するバーコード読み取り装置を
用いる必要がある。
には専用のスキャナを有するバーコード読み取り装置を
用いる必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような一般的な
バーコードシステムにおいては、1つのキャラクタを表
すのに、数本の黒/白バーを用いる必要が有る。また、
読み取りを容易にするためにバーの高さを程度以上にし
ておく必要が有った。
バーコードシステムにおいては、1つのキャラクタを表
すのに、数本の黒/白バーを用いる必要が有る。また、
読み取りを容易にするためにバーの高さを程度以上にし
ておく必要が有った。
【0007】このため、キャラクタ(一般的には0〜9
迄の数字)を確実に読み取るシステムには使用すること
が可能であるものの、文字のサイズより大きな面積を必
要とする問題を有していた。
迄の数字)を確実に読み取るシステムには使用すること
が可能であるものの、文字のサイズより大きな面積を必
要とする問題を有していた。
【0008】従って、このようなバーコードシステムを
用いて、数字以外の一般の文字(ひらがな、漢字等)を
含んだ文章を表現することは不可能であった。また、O
CRと呼ばれる光学式文字読み取り装置によって、一般
の文字を読み取ることも可能ではあるが、文字の大きさ
や形状等により読み取り精度が左右される問題を有して
いた。
用いて、数字以外の一般の文字(ひらがな、漢字等)を
含んだ文章を表現することは不可能であった。また、O
CRと呼ばれる光学式文字読み取り装置によって、一般
の文字を読み取ることも可能ではあるが、文字の大きさ
や形状等により読み取り精度が左右される問題を有して
いた。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、第1の目的は、文字に比較して少ないスペースで表
記可能な予め定めた図形パターンを用いて、文字と図形
パターンとの変換を行い、少ないスペースで情報量の多
い表記が行なえる文字−図形パターン変換システムを実
現することである。
で、第1の目的は、文字に比較して少ないスペースで表
記可能な予め定めた図形パターンを用いて、文字と図形
パターンとの変換を行い、少ないスペースで情報量の多
い表記が行なえる文字−図形パターン変換システムを実
現することである。
【0010】第2の目的は、文字に比較して少ないスペ
ースで表記可能な予め定めた図形パターンを複数種類用
意しておいて、この複数種類の図形パターンを用いて、
文字と図形パターンとの変換を行い、少ないスペースで
情報量の多い表記が行なえる文字−図形パターン変換シ
ステムを実現することである。
ースで表記可能な予め定めた図形パターンを複数種類用
意しておいて、この複数種類の図形パターンを用いて、
文字と図形パターンとの変換を行い、少ないスペースで
情報量の多い表記が行なえる文字−図形パターン変換シ
ステムを実現することである。
【0011】第3の目的は、文字に比較して少ないスペ
ースで表記可能な予め定めた図形パターンを用いて、文
字と図形パターンとの変換を行い、従来の光学式文字読
み取り装置やバーコードシステムによる文字入力に比較
して高速度及び高精度な読み取りが行なえる文字−図形
パターン変換システムを実現することである。
ースで表記可能な予め定めた図形パターンを用いて、文
字と図形パターンとの変換を行い、従来の光学式文字読
み取り装置やバーコードシステムによる文字入力に比較
して高速度及び高精度な読み取りが行なえる文字−図形
パターン変換システムを実現することである。
【0012】第4の目的は、文字に比較して少ないスペ
ースで表記可能な予め定めた図形パターンを複数種類用
意しておいて、文字と図形パターンとの変換を行い、従
来の光学式文字読み取り装置やバーコードシステムによ
る文字入力に比較して高速度及び高精度な読み取りが行
なえる文字−図形パターン変換システムを実現すること
である。
ースで表記可能な予め定めた図形パターンを複数種類用
意しておいて、文字と図形パターンとの変換を行い、従
来の光学式文字読み取り装置やバーコードシステムによ
る文字入力に比較して高速度及び高精度な読み取りが行
なえる文字−図形パターン変換システムを実現すること
である。
【0013】また、第5の目的は、文字若しくは単語と
の対応並びに塗り潰しルールを予め定めた図形パターン
を用いて各国語間の翻訳を容易に行なえる翻訳システム
を実現することである。
の対応並びに塗り潰しルールを予め定めた図形パターン
を用いて各国語間の翻訳を容易に行なえる翻訳システム
を実現することである。
【0014】また、第6の目的は、文字若しくは単語と
の対応並びに塗り潰しルールを予め定めた複数種類の図
形パターンを用いて各国語間の翻訳を容易に行なえる翻
訳システムを実現することである。
の対応並びに塗り潰しルールを予め定めた複数種類の図
形パターンを用いて各国語間の翻訳を容易に行なえる翻
訳システムを実現することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本件出願の発明者は、従
来のバーコードシステムや光学式文字読み取り装置につ
いての読み取り能力についての欠点を改良すべく鋭意研
究を行った結果、文字若しくは単語との対応並びに塗り
潰しルールを予め定めた図形パターン(以下、単に図形
パターンと呼ぶ)を用いて文字と図形パターンとの変換
を行なえば良いことを見い出し、本発明を完成させたも
のである。
来のバーコードシステムや光学式文字読み取り装置につ
いての読み取り能力についての欠点を改良すべく鋭意研
究を行った結果、文字若しくは単語との対応並びに塗り
潰しルールを予め定めた図形パターン(以下、単に図形
パターンと呼ぶ)を用いて文字と図形パターンとの変換
を行なえば良いことを見い出し、本発明を完成させたも
のである。
【0016】従って、課題を解決する手段である本発明
は以下に説明するように構成されたものである。前記の
課題を解決する第1の手段は、2次元平面の複数の領域
内についてその塗り潰し部分の組み合わせにより定めら
れる図形パターンと単語との対応テーブルを有する単語
・図形パターンテーブルと、前記図形パターンを読み取
る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取られ
た図形パターンの塗り潰し部分の組み合わせを認識し、
更に前記単語・図形パターンテーブルを参照して前記図
形パターンを単語に変換する図形パターン−文字変換手
段とを備え、読み取った図形パターンを単語として出力
することを特徴とする文字−図形パターン変換システム
である。
は以下に説明するように構成されたものである。前記の
課題を解決する第1の手段は、2次元平面の複数の領域
内についてその塗り潰し部分の組み合わせにより定めら
れる図形パターンと単語との対応テーブルを有する単語
・図形パターンテーブルと、前記図形パターンを読み取
る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取られ
た図形パターンの塗り潰し部分の組み合わせを認識し、
更に前記単語・図形パターンテーブルを参照して前記図
形パターンを単語に変換する図形パターン−文字変換手
段とを備え、読み取った図形パターンを単語として出力
することを特徴とする文字−図形パターン変換システム
である。
【0017】前記の課題を解決する第2の手段は、一定
領域内2次元平面の複数の領域内についてその塗り潰し
部分の組み合わせにより定められる第1の図形パターン
と単語・図形パターンテーブルとの対応関係をテーブル
として有する図形パターン種別テーブルと、一定領域内
2次元平面の複数の領域内についてその塗り潰し部分の
組み合わせにより定められる第2の図形パターンと単語
との対応テーブルを有する単語・図形パターンテーブル
と、前記図形パターンを読み取る読み取り手段と、前記
読み取り手段により読み取られた第1の種類の図形パタ
ーンの塗り潰し部分の組み合わせを認識し、更に前記図
形パターン種別テーブルを参照して第2の種類の図形パ
ターンを単語に変換する際に使用する前記単語・図形パ
ターンテーブルを選択するテーブル選択手段と、前記読
み取り手段により読み取られた第2の種類の図形パター
ンの塗り潰し部分の組み合わせを認識し、更にテーブル
選択手段により選択された前記単語・図形パターンテー
ブルを参照して前記第2の種類の図形パターンを単語に
変換する図形パターン−文字変換手段とを備え、読み取
った図形パターンを単語として出力することを特徴とす
る文字−図形パターン変換システムである。
領域内2次元平面の複数の領域内についてその塗り潰し
部分の組み合わせにより定められる第1の図形パターン
と単語・図形パターンテーブルとの対応関係をテーブル
として有する図形パターン種別テーブルと、一定領域内
2次元平面の複数の領域内についてその塗り潰し部分の
組み合わせにより定められる第2の図形パターンと単語
との対応テーブルを有する単語・図形パターンテーブル
と、前記図形パターンを読み取る読み取り手段と、前記
読み取り手段により読み取られた第1の種類の図形パタ
ーンの塗り潰し部分の組み合わせを認識し、更に前記図
形パターン種別テーブルを参照して第2の種類の図形パ
ターンを単語に変換する際に使用する前記単語・図形パ
ターンテーブルを選択するテーブル選択手段と、前記読
み取り手段により読み取られた第2の種類の図形パター
ンの塗り潰し部分の組み合わせを認識し、更にテーブル
選択手段により選択された前記単語・図形パターンテー
ブルを参照して前記第2の種類の図形パターンを単語に
変換する図形パターン−文字変換手段とを備え、読み取
った図形パターンを単語として出力することを特徴とす
る文字−図形パターン変換システムである。
【0018】前記の課題を解決する第3の手段は、2次
元平面の複数の領域内についてその塗り潰し部分の組み
合わせにより定められる図形パターンのイメージを蓄積
する図形パターンイメージテーブルと、前記図形パター
ンイメージテーブルに蓄積された図形パターンと単語と
の対応テーブルを有する単語・図形パターンテーブル
と、文字データの単語毎の区切りの情報を保持する単語
辞書と、前記単語辞書を参照して文字の区切りを識別
し、前記単語・図形パターンテーブル並びに図形パター
ンイメージテーブルを参照して前記単語を前記図形パタ
ーンに変換する文字−図形パターン変換手段とを備え、
入力された文字を図形パターンとして出力することを特
徴とする文字−図形パターン変換システムである。
元平面の複数の領域内についてその塗り潰し部分の組み
合わせにより定められる図形パターンのイメージを蓄積
する図形パターンイメージテーブルと、前記図形パター
ンイメージテーブルに蓄積された図形パターンと単語と
の対応テーブルを有する単語・図形パターンテーブル
と、文字データの単語毎の区切りの情報を保持する単語
辞書と、前記単語辞書を参照して文字の区切りを識別
し、前記単語・図形パターンテーブル並びに図形パター
ンイメージテーブルを参照して前記単語を前記図形パタ
ーンに変換する文字−図形パターン変換手段とを備え、
入力された文字を図形パターンとして出力することを特
徴とする文字−図形パターン変換システムである。
【0019】前記の課題を解決する第4の手段は、一定
領域内2次元平面の複数の領域内についてその塗り潰し
部分の組み合わせにより定められる図形パターンのイメ
ージを蓄積する図形パターンイメージテーブルと、前記
図形パターンイメージテーブルに蓄積された図形パター
ンと単語との対応テーブルを複数種類有する単語・図形
パターンテーブルと、前記単語・図形パターンテーブル
内の対応テーブルの種類を切り替えるための情報を有す
るテーブル選択手段と、文字データの単語毎の区切りの
情報を保持する単語辞書と、前記単語辞書を参照して文
字の区切りを識別し、前記単語・図形パターンテーブル
とに図形パターンイメージテーブルとテーブル選択手段
とを参照して、前記単語を前記図形パターンに変換する
文字−図形パターン変換手段とを備え、入力された文字
を図形パターンとして出力することを特徴とする文字−
図形パターン変換システムである。
領域内2次元平面の複数の領域内についてその塗り潰し
部分の組み合わせにより定められる図形パターンのイメ
ージを蓄積する図形パターンイメージテーブルと、前記
図形パターンイメージテーブルに蓄積された図形パター
ンと単語との対応テーブルを複数種類有する単語・図形
パターンテーブルと、前記単語・図形パターンテーブル
内の対応テーブルの種類を切り替えるための情報を有す
るテーブル選択手段と、文字データの単語毎の区切りの
情報を保持する単語辞書と、前記単語辞書を参照して文
字の区切りを識別し、前記単語・図形パターンテーブル
とに図形パターンイメージテーブルとテーブル選択手段
とを参照して、前記単語を前記図形パターンに変換する
文字−図形パターン変換手段とを備え、入力された文字
を図形パターンとして出力することを特徴とする文字−
図形パターン変換システムである。
【0020】前記の課題を解決する第5の手段は、文字
データの単語毎の区切りを認識し、この単語と前記図形
パターンとの対応関係を示す単語・図形パターンテーブ
ルを参照して前記単語を前記図形パターンに変換する文
字−図形パターン変換手段と、2次元平面の複数の領域
内についてその塗り潰し部分の組み合わせにより定めら
れる図形パターンを認識し、前記図形パターンと単語と
の対応関係を示す単語・図形パターンテーブルを参照し
て前記図形パターンを単語に変換する図形パターン−文
字変換手段とを備え、第1の言語による文章を図形パタ
ーンに変換した後に第2の言語による文章に変換するこ
とを特徴とする翻訳システムである。
データの単語毎の区切りを認識し、この単語と前記図形
パターンとの対応関係を示す単語・図形パターンテーブ
ルを参照して前記単語を前記図形パターンに変換する文
字−図形パターン変換手段と、2次元平面の複数の領域
内についてその塗り潰し部分の組み合わせにより定めら
れる図形パターンを認識し、前記図形パターンと単語と
の対応関係を示す単語・図形パターンテーブルを参照し
て前記図形パターンを単語に変換する図形パターン−文
字変換手段とを備え、第1の言語による文章を図形パタ
ーンに変換した後に第2の言語による文章に変換するこ
とを特徴とする翻訳システムである。
【0021】前記の課題を解決する第6の手段は、文字
データの単語毎の区切りを認識し、この単語と前記図形
パターンとの対応関係を示す所定の単語・図形パターン
テーブルを参照して前記単語を前記図形パターンに変換
する文字−図形パターン変換手段と、一定領域内2次元
平面の複数の領域内についてその塗り潰し部分の組み合
わせにより定められる図形パターンを認識し、前記図形
パターンと単語との対応関係を示す所定の単語・図形パ
ターンテーブルを参照して前記図形パターンを単語に変
換する図形パターン−文字変換手段とを備え、第1の言
語による文章を図形パターンに変換した後に第2の言語
による文章に変換することを特徴とする翻訳システムで
ある。
データの単語毎の区切りを認識し、この単語と前記図形
パターンとの対応関係を示す所定の単語・図形パターン
テーブルを参照して前記単語を前記図形パターンに変換
する文字−図形パターン変換手段と、一定領域内2次元
平面の複数の領域内についてその塗り潰し部分の組み合
わせにより定められる図形パターンを認識し、前記図形
パターンと単語との対応関係を示す所定の単語・図形パ
ターンテーブルを参照して前記図形パターンを単語に変
換する図形パターン−文字変換手段とを備え、第1の言
語による文章を図形パターンに変換した後に第2の言語
による文章に変換することを特徴とする翻訳システムで
ある。
【0022】
【作用】課題を解決する第1の手段である文字−図形パ
ターン変換システムにおいて、読み取り手段により読み
取られた図形パターンの塗り潰し部分の組み合わせを認
識し、単語・図形パターンテーブルを参照して図形パタ
ーンを単語に変換することで、文字と図形パターンとの
変換を行い、従来の光学式文字読み取り装置やバーコー
ドシステムによる文字入力に比較して高速度及び高精度
な読み取りが行なえる文字−図形パターン変換システム
を実現することができる。
ターン変換システムにおいて、読み取り手段により読み
取られた図形パターンの塗り潰し部分の組み合わせを認
識し、単語・図形パターンテーブルを参照して図形パタ
ーンを単語に変換することで、文字と図形パターンとの
変換を行い、従来の光学式文字読み取り装置やバーコー
ドシステムによる文字入力に比較して高速度及び高精度
な読み取りが行なえる文字−図形パターン変換システム
を実現することができる。
【0023】課題を解決する第2の手段である文字−図
形パターン変換システムにおいて、読み取り手段により
読み取られた図形パターンの塗り潰し部分の組み合わせ
を認識し、第1の種類の図形パターンにより指示された
図形パターンテーブル及び単語辞書を参照して文字の区
切りを識別し、単語・図形パターンテーブル並びに図形
パターンイメージテーブルを参照して第2の種類の図形
パターンを単語に変換することで、文字に比較して少な
いスペースで表記可能な予め定めた図形パターンを用い
て、文字と図形パターンとの変換を行い、少ないスペー
スで情報量の多い表記が行なえる文字−図形パターン変
換システムを実現することができる。
形パターン変換システムにおいて、読み取り手段により
読み取られた図形パターンの塗り潰し部分の組み合わせ
を認識し、第1の種類の図形パターンにより指示された
図形パターンテーブル及び単語辞書を参照して文字の区
切りを識別し、単語・図形パターンテーブル並びに図形
パターンイメージテーブルを参照して第2の種類の図形
パターンを単語に変換することで、文字に比較して少な
いスペースで表記可能な予め定めた図形パターンを用い
て、文字と図形パターンとの変換を行い、少ないスペー
スで情報量の多い表記が行なえる文字−図形パターン変
換システムを実現することができる。
【0024】課題を解決する第3の手段である文字−図
形パターン変換システムにおいて、単語辞書を参照して
文字の区切りを識別し、単語・図形パターンテーブル並
びに図形パターンイメージテーブルを参照して図形パタ
ーンを単語に変換することで、文字に比較して少ないス
ペースで表記可能な予め定めた図形パターンを用いて、
文字と図形パターンとの変換を行い、従来の光学式文字
読み取り装置やバーコードシステムによる文字入力に比
較して高速度及び高精度な読み取りが行なえる文字−図
形パターン変換システムを実現することができる。
形パターン変換システムにおいて、単語辞書を参照して
文字の区切りを識別し、単語・図形パターンテーブル並
びに図形パターンイメージテーブルを参照して図形パタ
ーンを単語に変換することで、文字に比較して少ないス
ペースで表記可能な予め定めた図形パターンを用いて、
文字と図形パターンとの変換を行い、従来の光学式文字
読み取り装置やバーコードシステムによる文字入力に比
較して高速度及び高精度な読み取りが行なえる文字−図
形パターン変換システムを実現することができる。
【0025】課題を解決する第4の手段である文字−図
形パターン変換システムにおいて、単語辞書を参照して
文字の区切りを識別し、単語・図形パターンテーブル並
びに図形パターンイメージテーブルを参照して単語を第
2の種類の図形パターンに変換し、この変換の際に使用
した単語・図形パターンテーブル内の対応テーブルに応
じて第1の種類の図形パターンに変換することで、文字
に比較して少ないスペースで表記可能な予め定めた図形
パターンを用いて、文字と図形パターンとの変換を行
い、従来の光学式文字読み取り装置やバーコードシステ
ムによる文字入力に比較して高速度及び高精度な読み取
りが行なえる文字−図形パターン変換システムを実現す
ることができる。
形パターン変換システムにおいて、単語辞書を参照して
文字の区切りを識別し、単語・図形パターンテーブル並
びに図形パターンイメージテーブルを参照して単語を第
2の種類の図形パターンに変換し、この変換の際に使用
した単語・図形パターンテーブル内の対応テーブルに応
じて第1の種類の図形パターンに変換することで、文字
に比較して少ないスペースで表記可能な予め定めた図形
パターンを用いて、文字と図形パターンとの変換を行
い、従来の光学式文字読み取り装置やバーコードシステ
ムによる文字入力に比較して高速度及び高精度な読み取
りが行なえる文字−図形パターン変換システムを実現す
ることができる。
【0026】課題を解決する第5の手段である翻訳シス
テムにおいて、文字データの単語毎の区切りを認識し、
この単語と前記図形パターンとの対応関係を示す単語・
図形パターンテーブルを参照して前記単語を前記図形パ
ターンに変換して出力し、読み取った図形パターンを認
識し、前記図形パターンと単語との対応関係を示す単語
・図形パターンテーブルを参照して図形パターンを単語
に変換することで、第1の言語による文章を図形パター
ンに変換した後に第2の言語による文章に変換すること
ができるようになり、予め定めた図形パターンを用いて
各国語間の翻訳を容易に行なえる翻訳システムが実現で
きる。
テムにおいて、文字データの単語毎の区切りを認識し、
この単語と前記図形パターンとの対応関係を示す単語・
図形パターンテーブルを参照して前記単語を前記図形パ
ターンに変換して出力し、読み取った図形パターンを認
識し、前記図形パターンと単語との対応関係を示す単語
・図形パターンテーブルを参照して図形パターンを単語
に変換することで、第1の言語による文章を図形パター
ンに変換した後に第2の言語による文章に変換すること
ができるようになり、予め定めた図形パターンを用いて
各国語間の翻訳を容易に行なえる翻訳システムが実現で
きる。
【0027】課題を解決する第6の手段である翻訳シス
テムにおいて、文字データの単語毎の区切りを認識し、
この単語と前記図形パターンとの対応関係を示す所定の
単語・図形パターンテーブルを参照して前記単語を前記
図形パターンに変換して出力し、読み取った図形パター
ンを認識し、前記図形パターンと単語との対応関係を示
す所定の単語・図形パターンテーブルを参照して図形パ
ターンを単語に変換することで、第1の言語による文章
を図形パターンに変換した後に第2の言語による文章に
変換することができるようになり、予め定めた図形パタ
ーンを用いて各国語間の翻訳を容易に行なえる翻訳シス
テムが実現できる。
テムにおいて、文字データの単語毎の区切りを認識し、
この単語と前記図形パターンとの対応関係を示す所定の
単語・図形パターンテーブルを参照して前記単語を前記
図形パターンに変換して出力し、読み取った図形パター
ンを認識し、前記図形パターンと単語との対応関係を示
す所定の単語・図形パターンテーブルを参照して図形パ
ターンを単語に変換することで、第1の言語による文章
を図形パターンに変換した後に第2の言語による文章に
変換することができるようになり、予め定めた図形パタ
ーンを用いて各国語間の翻訳を容易に行なえる翻訳シス
テムが実現できる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。まず、第1の実施例について説明を行い、
次に第2の実施例についての説明を行い、そして応用例
についての説明を行う。
に説明する。まず、第1の実施例について説明を行い、
次に第2の実施例についての説明を行い、そして応用例
についての説明を行う。
【0029】[第1の実施例] 《文字−図形パターン変換システムの構成(1)》図1
は本発明の第1の実施例の文字−図形パターン変換シス
テムの構成を示す構成図である。図1を用いて文字−図
形パターン変換システムの構成を説明する。この図1に
おいて、スキャナ10は後述する図形パターンを印刷物
等から読み取るための読み取り手段であり、手動で読み
取り部を移動させるペン型やハンディ型のスキャナ、ま
たは、読み取り部が移動して読み取りを実行するスキャ
ナ等のいずれでも使用することが可能である。
は本発明の第1の実施例の文字−図形パターン変換シス
テムの構成を示す構成図である。図1を用いて文字−図
形パターン変換システムの構成を説明する。この図1に
おいて、スキャナ10は後述する図形パターンを印刷物
等から読み取るための読み取り手段であり、手動で読み
取り部を移動させるペン型やハンディ型のスキャナ、ま
たは、読み取り部が移動して読み取りを実行するスキャ
ナ等のいずれでも使用することが可能である。
【0030】処理装置20は文字と図形パターンとの変
換を行なうために各種処理を実行する装置であり、入力
インタフェース21と、文字−図形パターン変換部23
及び図形パターン−文字変換部24を有する変換部22
と、出力インタフェース25とを有している。
換を行なうために各種処理を実行する装置であり、入力
インタフェース21と、文字−図形パターン変換部23
及び図形パターン−文字変換部24を有する変換部22
と、出力インタフェース25とを有している。
【0031】入力インタフェース21は外部の機器から
与えられる文字コードやスキャナ10からの図形パター
ンデータを受けて変換部22に供給するインタフェース
である。
与えられる文字コードやスキャナ10からの図形パター
ンデータを受けて変換部22に供給するインタフェース
である。
【0032】変換部22は文字と図形パターンとの変換
処理を実行するもので、文字−図形パターン変換部23
は文字コードを受けて図形パターンデータに変換し、図
形パターン−文字変換部24は図形パターンデータを受
けて文字コードに変換する。
処理を実行するもので、文字−図形パターン変換部23
は文字コードを受けて図形パターンデータに変換し、図
形パターン−文字変換部24は図形パターンデータを受
けて文字コードに変換する。
【0033】出力インタフェース25は文字コードや図
形パターンデータを外部の機器(プリンタ等)に対して
供給するインタフェースである。制御部26は装置全体
を統括的に制御するもので、操作部等からのオペレータ
の指示により制御を実行する。
形パターンデータを外部の機器(プリンタ等)に対して
供給するインタフェースである。制御部26は装置全体
を統括的に制御するもので、操作部等からのオペレータ
の指示により制御を実行する。
【0034】辞書部30は、単語,熟語,文法等のかな
漢字変換などに用いる単語辞書31と、単語と図形パタ
ーンとの関係をテーブルとして有する単語・図形パター
ンテーブル32と、図形パターンのイメージを備えた図
形パターン・イメージテーブル33との各種辞書とを有
する辞書部である。
漢字変換などに用いる単語辞書31と、単語と図形パタ
ーンとの関係をテーブルとして有する単語・図形パター
ンテーブル32と、図形パターンのイメージを備えた図
形パターン・イメージテーブル33との各種辞書とを有
する辞書部である。
【0035】プリンタ40は図形パターン若しくは文字
の何れか一方または両方を印刷する印刷手段としてのプ
リンタである。操作部50にはオペレータからの指示が
入力されるもので、各種の入力手段(キーボードやポイ
ンティングデバイス等)で構成されている。
の何れか一方または両方を印刷する印刷手段としてのプ
リンタである。操作部50にはオペレータからの指示が
入力されるもので、各種の入力手段(キーボードやポイ
ンティングデバイス等)で構成されている。
【0036】《図形パターンの内容(1)》以下に、本
発明の実施例に使用する図形パターンについての説明を
行なう。本願明細書において、単に「図形パターン」と
言った場合には、「文字若しくは単語との対応並びに塗
り潰しルールを予め定めた図形パターン」を意味するも
のとする。
発明の実施例に使用する図形パターンについての説明を
行なう。本願明細書において、単に「図形パターン」と
言った場合には、「文字若しくは単語との対応並びに塗
り潰しルールを予め定めた図形パターン」を意味するも
のとする。
【0037】この図形パターンには幾つかの形状が考え
られるが、大きく分けて、一定領域内2次元平面内にお
ける塗り潰し領域が矩形のものと、円形を角度で分割し
た塗り潰し領域を有するものとに分けられる。
られるが、大きく分けて、一定領域内2次元平面内にお
ける塗り潰し領域が矩形のものと、円形を角度で分割し
た塗り潰し領域を有するものとに分けられる。
【0038】《A:矩形の塗り潰し領域による図形パタ
ーン》図2(a)〜(c)は本発明の第1の実施例で用
いる矩形の図形パターンの例を示す説明図である。
ーン》図2(a)〜(c)は本発明の第1の実施例で用
いる矩形の図形パターンの例を示す説明図である。
【0039】この図2(a)〜(c)に示すものでは、
外径が正方形の1図形パターンについて、その内部に1
6の矩形の塗り潰し領域を有するものを示している。こ
の場合、この16の塗り潰し領域を有することで、塗り
潰しの組み合わせはディジタルデータ16ビット相当の
情報量を有し、65536通りの異なる内容を意味する
ように設定し表示することが可能になる。
外径が正方形の1図形パターンについて、その内部に1
6の矩形の塗り潰し領域を有するものを示している。こ
の場合、この16の塗り潰し領域を有することで、塗り
潰しの組み合わせはディジタルデータ16ビット相当の
情報量を有し、65536通りの異なる内容を意味する
ように設定し表示することが可能になる。
【0040】尚、本発明の各実施例における塗り潰しの
組み合わせは、予め定められた領域の一部を所定のルー
ルに従って塗り潰すことにより実現されている。従っ
て、塗り潰さない領域については何ら手を加えてはいな
い。この点で、従来の磁気ディスク媒体を用いる記憶装
置などの場合とは根本的に異なるものである。すなわ
ち、磁気ディスク媒体では、磁気反応の強弱またはS極
・N極の違いでデータを記録するものであり、例えば、
ディジタルデータの0については磁気反応の弱、ディジ
タルデータの1については磁気反応の強というように、
2種類のデータ全てについて記録するものである。従っ
て、このような相違点を有することにより、本発明と従
来装置とは根本的に異なっていることがわかる。
組み合わせは、予め定められた領域の一部を所定のルー
ルに従って塗り潰すことにより実現されている。従っ
て、塗り潰さない領域については何ら手を加えてはいな
い。この点で、従来の磁気ディスク媒体を用いる記憶装
置などの場合とは根本的に異なるものである。すなわ
ち、磁気ディスク媒体では、磁気反応の強弱またはS極
・N極の違いでデータを記録するものであり、例えば、
ディジタルデータの0については磁気反応の弱、ディジ
タルデータの1については磁気反応の強というように、
2種類のデータ全てについて記録するものである。従っ
て、このような相違点を有することにより、本発明と従
来装置とは根本的に異なっていることがわかる。
【0041】また、以上の塗り潰し領域の組み合わせに
対して、濃度による識別区分を加えると、その2倍,3
倍,…といった情報量を持たせることが可能になる。従
って、この6万以上の内容は一般的な国語辞書の単語数
に相当し、この16の塗り潰し領域により一般的な単語
をそのまま置き換えることが可能である。
対して、濃度による識別区分を加えると、その2倍,3
倍,…といった情報量を持たせることが可能になる。従
って、この6万以上の内容は一般的な国語辞書の単語数
に相当し、この16の塗り潰し領域により一般的な単語
をそのまま置き換えることが可能である。
【0042】図3(a)〜(e)は本発明の第1の実施
例で用いる矩形の図形パターンの例を示す説明図であ
る。この図3(a)〜(c)に示すものでは、外径が円
形の1図形パターンあたり、その内部が16の塗り潰し
領域を有するものを示している。従って、上述の図2と
同様にディジタルデータ16ビット相当の情報量を有し
ている。
例で用いる矩形の図形パターンの例を示す説明図であ
る。この図3(a)〜(c)に示すものでは、外径が円
形の1図形パターンあたり、その内部が16の塗り潰し
領域を有するものを示している。従って、上述の図2と
同様にディジタルデータ16ビット相当の情報量を有し
ている。
【0043】従って、塗り潰し領域を1つ増やす毎に、
ディジタルデータ17,18,19,…ビット相当とい
うように更に多く(2倍,4倍,8倍,…)の情報量を
持たせることも可能である。
ディジタルデータ17,18,19,…ビット相当とい
うように更に多く(2倍,4倍,8倍,…)の情報量を
持たせることも可能である。
【0044】また、以上の塗り潰し領域の組み合わせに
対して、濃度による識別区分を加えると、その2倍,3
倍,…といった情報量を持たせることが可能になる。
尚、この16の塗り潰し領域を有する図形パターンの場
合、印刷を行なうプリンタの精度(印字密度)や読み取
りを行なうスキャナの精度(読み取り精度)によって実
用的な図形パターンの大きさが決定される。発明者の実
験によれば、読み取り精度が406dpiのプロッタ形
式のプリンタにより印字を行い、400dpiのスキャ
ナを用いた場合、直径1/5インチの大きさの図形パタ
ーンでも実用的であることが確認された。この1/5イ
ンチの図形パターンは、通常の文字の14ポイントに相
当する大きさであり、書籍や伝票等の印刷物においても
文字と併記可能な大きさである。また、アウトラインフ
ォントにより印字が可能なプリンタを用いた場合には、
12ポイント相当の図形パターンでも十分実用的である
ことも確認している。
対して、濃度による識別区分を加えると、その2倍,3
倍,…といった情報量を持たせることが可能になる。
尚、この16の塗り潰し領域を有する図形パターンの場
合、印刷を行なうプリンタの精度(印字密度)や読み取
りを行なうスキャナの精度(読み取り精度)によって実
用的な図形パターンの大きさが決定される。発明者の実
験によれば、読み取り精度が406dpiのプロッタ形
式のプリンタにより印字を行い、400dpiのスキャ
ナを用いた場合、直径1/5インチの大きさの図形パタ
ーンでも実用的であることが確認された。この1/5イ
ンチの図形パターンは、通常の文字の14ポイントに相
当する大きさであり、書籍や伝票等の印刷物においても
文字と併記可能な大きさである。また、アウトラインフ
ォントにより印字が可能なプリンタを用いた場合には、
12ポイント相当の図形パターンでも十分実用的である
ことも確認している。
【0045】また、この16の塗り潰し領域を有する図
形パターンにおいても、周囲の部分(16の矩形(正方
形)の領域外であって、円形の外周の内側の部分)に更
に塗り潰し可能な余白を有しているため、この部分を 読み取り方向を示す符号 単語の品詞等を示す符号 各国の固有用語であることを示す符号 各国においては外来語であることを示す符号 科学用語等のように各種の分野の専門用語であること
を示す符号 複数種の図形パターンが存在する時の図形パターンの
種類を示す符号 等を付加することも可能である。このようにすること
で、1図形パターン当たりの情報量は更に大きなものと
なる。
形パターンにおいても、周囲の部分(16の矩形(正方
形)の領域外であって、円形の外周の内側の部分)に更
に塗り潰し可能な余白を有しているため、この部分を 読み取り方向を示す符号 単語の品詞等を示す符号 各国の固有用語であることを示す符号 各国においては外来語であることを示す符号 科学用語等のように各種の分野の専門用語であること
を示す符号 複数種の図形パターンが存在する時の図形パターンの
種類を示す符号 等を付加することも可能である。このようにすること
で、1図形パターン当たりの情報量は更に大きなものと
なる。
【0046】また、〜を付加することにより、図形
パターンと文字との変換が更に高精度なものとなる。図
3(b),(c)はこの余白を塗り潰した場合の一例を
示している。
パターンと文字との変換が更に高精度なものとなる。図
3(b),(c)はこの余白を塗り潰した場合の一例を
示している。
【0047】また、図3(d)は、塗り潰し領域を24
にしたものであり、24ビット相当の情報量を有してい
る。尚、円形を図3(a)〜(d)のような真円でな
く、図3(e)のような楕円にすることで内部の矩形の
塗り潰し領域が増えることになる。この場合は、32の
塗り潰し領域を有するので、塗り潰しの組み合わせによ
り32ビット相当の情報量を有し、約43億通りの異な
る内容を意味することが可能になる。
にしたものであり、24ビット相当の情報量を有してい
る。尚、円形を図3(a)〜(d)のような真円でな
く、図3(e)のような楕円にすることで内部の矩形の
塗り潰し領域が増えることになる。この場合は、32の
塗り潰し領域を有するので、塗り潰しの組み合わせによ
り32ビット相当の情報量を有し、約43億通りの異な
る内容を意味することが可能になる。
【0048】この場合も楕円と矩形の塗り潰し領域との
間の余白を利用して、読み取り方向や単語の品詞情報等
に割り当てることが可能である。 《B:円,多角形で内部が角度で区切られた塗り潰し領
域による図形パターン》図4(a)〜(e)では、外形
が円形若しくは多角形であり、その内部が角度に応じて
分けられた塗り潰し領域を有する図形パターンを示して
いる。図4(a)は内部が16の塗り潰し領域を有する
ものであり、上述のものと同様にディジタルデータ16
ビット相当の情報量を有している。
間の余白を利用して、読み取り方向や単語の品詞情報等
に割り当てることが可能である。 《B:円,多角形で内部が角度で区切られた塗り潰し領
域による図形パターン》図4(a)〜(e)では、外形
が円形若しくは多角形であり、その内部が角度に応じて
分けられた塗り潰し領域を有する図形パターンを示して
いる。図4(a)は内部が16の塗り潰し領域を有する
ものであり、上述のものと同様にディジタルデータ16
ビット相当の情報量を有している。
【0049】また、図4(b)は角度に応じて二重に分
割された塗り潰し領域を有しており、ディジタルデータ
32ビット相当の情報量を有している。また、図4
(c)は角度に応じて三重に分割された塗り潰し領域を
有しており、ディジタルデータ48ビット相当の情報量
を有している。
割された塗り潰し領域を有しており、ディジタルデータ
32ビット相当の情報量を有している。また、図4
(c)は角度に応じて三重に分割された塗り潰し領域を
有しており、ディジタルデータ48ビット相当の情報量
を有している。
【0050】また、図4(d)は外形が多角形であり、
内部に角度に応じて二重に分割された塗り潰し領域を有
しており、ディジタルデータ24ビット相当の情報量を
有している。
内部に角度に応じて二重に分割された塗り潰し領域を有
しており、ディジタルデータ24ビット相当の情報量を
有している。
【0051】また、図4(e)は外形が多角形であり、
内部に角度に応じて二重に分割された塗り潰し領域を有
しており、ディジタルデータ32ビット相当の情報量を
有している。
内部に角度に応じて二重に分割された塗り潰し領域を有
しており、ディジタルデータ32ビット相当の情報量を
有している。
【0052】《C:図形パターンの読み取り方向》以上
の説明の各図形パターンにおいて、読み取り方向や図形
パターンの上下左右を示す必要がある。このような場
合、 塗り潰し領域の周囲に方向を示すよう塗り潰す(図3
(b)(c))。
の説明の各図形パターンにおいて、読み取り方向や図形
パターンの上下左右を示す必要がある。このような場
合、 塗り潰し領域の周囲に方向を示すよう塗り潰す(図3
(b)(c))。
【0053】各塗り潰し領域の境界線の一部を太線に
して方向を示す(図5(a))。 円,多角形図形パターンの内部に切り欠きを設ける
(図5(b))。 円,多角形図形パターンの外部に塗り潰し領域を付加
する(図5(c))。 などが考えられる。
して方向を示す(図5(a))。 円,多角形図形パターンの内部に切り欠きを設ける
(図5(b))。 円,多角形図形パターンの外部に塗り潰し領域を付加
する(図5(c))。 などが考えられる。
【0054】《動作及び処理手順(1)》次に、本発明
の第1の実施例である文字−図形パターン変換システム
の動作について、図6〜図8のフローチャートを参照し
て説明する。
の第1の実施例である文字−図形パターン変換システム
の動作について、図6〜図8のフローチャートを参照し
て説明する。
【0055】図6は本発明の第1の実施例の原理的動作
を示すフローチャートである。この図6に示すように、
処理装置20は入力されたデータ(図6S1)が文字コ
ードであるか、図形パターンデータであるかの判別(図
6S2)により、文字−図形パターン変換(図6S3)
か図形パターン−文字変換(図6S5)かの何れか一方
の処理を変換部22で実行する。そして、変換結果であ
る図形パターンか文字かをプリンタ40から出力する
(図6S5,S6)。
を示すフローチャートである。この図6に示すように、
処理装置20は入力されたデータ(図6S1)が文字コ
ードであるか、図形パターンデータであるかの判別(図
6S2)により、文字−図形パターン変換(図6S3)
か図形パターン−文字変換(図6S5)かの何れか一方
の処理を変換部22で実行する。そして、変換結果であ
る図形パターンか文字かをプリンタ40から出力する
(図6S5,S6)。
【0056】以下、変換部22で実行する文字−図形パ
ターン変換処理,図形パターン−文字変換処理をそれぞ
れ図7,図8に従って説明する。 《A:文字−図形パターン変換処理(1)》ワードプロ
セッサやコンピュータ等の外部の機器から供給される文
字コードは入力インタフェース21を経由して変換部2
2内の文字−図形パターン変換部23に伝達される。
ターン変換処理,図形パターン−文字変換処理をそれぞ
れ図7,図8に従って説明する。 《A:文字−図形パターン変換処理(1)》ワードプロ
セッサやコンピュータ等の外部の機器から供給される文
字コードは入力インタフェース21を経由して変換部2
2内の文字−図形パターン変換部23に伝達される。
【0057】文字−図形パターン変換部23では以下の
〜のような処理を行なって文字−図形パターン変換
処理を行なう。 文節決定:文字の区切りを単語辞書31を参照して検
出する(図7S1)。
〜のような処理を行なって文字−図形パターン変換
処理を行なう。 文節決定:文字の区切りを単語辞書31を参照して検
出する(図7S1)。
【0058】文字単語変換:区切られた文字を単語辞
書31を参照して単語に変換する(図7S2)。 単語図形パターン変換:単語・図形パターンテーブル
32を参照して単語を図形パターンデータに変換する
(図7S3)。
書31を参照して単語に変換する(図7S2)。 単語図形パターン変換:単語・図形パターンテーブル
32を参照して単語を図形パターンデータに変換する
(図7S3)。
【0059】図形パターンイメージ生成:図形パター
ン・イメージテーブル33を参照して図形パターンデー
タから図形パターンイメージを生成する(図7S4)。 図形パターン出力:図形パターンイメージを出力イン
タフェース25を介してプリンタ40に出力する(図7
S5)。
ン・イメージテーブル33を参照して図形パターンデー
タから図形パターンイメージを生成する(図7S4)。 図形パターン出力:図形パターンイメージを出力イン
タフェース25を介してプリンタ40に出力する(図7
S5)。
【0060】以上のような手順により文字を図形パター
ンに変換し、印刷することが可能になる。尚、図形パタ
ーンのみでなく、元の文字に図形パターンを併記するよ
うな印刷にすることも可能である。
ンに変換し、印刷することが可能になる。尚、図形パタ
ーンのみでなく、元の文字に図形パターンを併記するよ
うな印刷にすることも可能である。
【0061】《B:図形パターン−文字変換処理
(1)》上述の文字−図形パターン変換処理により既に
図形パターンが印刷されていた場合、そのような印刷物
の図形パターンをスキャナ10により読み取って以下の
処理を実行して、文字に変換することが可能である。以
下、図形パターン−文字変換処理について図8を参照し
て説明する。
(1)》上述の文字−図形パターン変換処理により既に
図形パターンが印刷されていた場合、そのような印刷物
の図形パターンをスキャナ10により読み取って以下の
処理を実行して、文字に変換することが可能である。以
下、図形パターン−文字変換処理について図8を参照し
て説明する。
【0062】スキャナ10により読み取られた図形パタ
ーンは入力インタフェース21を経由して変換部22内
の図形パターン−文字変換部24に伝達される。図形パ
ターン−文字変換部24では以下の〜のような処理
を行なって図形パターン−文字変換処理を行なう。
ーンは入力インタフェース21を経由して変換部22内
の図形パターン−文字変換部24に伝達される。図形パ
ターン−文字変換部24では以下の〜のような処理
を行なって図形パターン−文字変換処理を行なう。
【0063】図形パターン認識:スキャナ10で読み
取られた図形パターンイメージのデータを、周知のパタ
ーン認識技術に従って認識し、その塗り潰し領域の組み
合わせ状態を識別する(図8S1)。
取られた図形パターンイメージのデータを、周知のパタ
ーン認識技術に従って認識し、その塗り潰し領域の組み
合わせ状態を識別する(図8S1)。
【0064】図形パターン符号化:図形パターン認識
により識別された塗り潰し領域の組み合わせ状態を符号
化し図形パターンデータを生成する(図8S2)。 単語変換:単語・図形パターンテーブル32を参照し
て図形パターンデータを単語に変換する(図8S3)。
により識別された塗り潰し領域の組み合わせ状態を符号
化し図形パターンデータを生成する(図8S2)。 単語変換:単語・図形パターンテーブル32を参照し
て図形パターンデータを単語に変換する(図8S3)。
【0065】文章整形:単語辞書31の文法に関する
辞書部分を参照して単語の並べ替えを行い、整形された
文章を生成する(図8S4)。 文字出力:整形された文章の文字データを出力インタ
フェース25を介してプリンタ40に出力する(図8S
5)。
辞書部分を参照して単語の並べ替えを行い、整形された
文章を生成する(図8S4)。 文字出力:整形された文章の文字データを出力インタ
フェース25を介してプリンタ40に出力する(図8S
5)。
【0066】以上のような手順により図形パターンを文
字に変換し、印刷することが可能になる。尚、文字のみ
でなく、元の文字に図形パターンを併記するような印刷
にすることも可能である。
字に変換し、印刷することが可能になる。尚、文字のみ
でなく、元の文字に図形パターンを併記するような印刷
にすることも可能である。
【0067】《効果(1)》以上のように構成した第1
の実施例を実施した場合に発明者の実験によれば、以下
の〜のような効果が得られた。
の実施例を実施した場合に発明者の実験によれば、以下
の〜のような効果が得られた。
【0068】文字を単語や熟語(すなわち、複数の文
字単位)毎に図形パターンに置き換えるので、同じ意味
を表す文章であっても文字に比較して少ないスペースで
表記ができる。
字単位)毎に図形パターンに置き換えるので、同じ意味
を表す文章であっても文字に比較して少ないスペースで
表記ができる。
【0069】文字に対して図形パターンを併記してお
き、必要に応じて図形パターンを読み込むようにするこ
とで、従来のOCRによる文字入力に比較して高速度及
び高精度な読み取りが行なえるようになる。
き、必要に応じて図形パターンを読み込むようにするこ
とで、従来のOCRによる文字入力に比較して高速度及
び高精度な読み取りが行なえるようになる。
【0070】1図形パターンで数万通り以上の意味を
有することが可能であるため、各図形パターンにおける
秘匿性が高い。従って、専用のシステムを通さない状態
では図形パターンの表示のみから、第3者に内容を理解
されることがない。従って、情報量の多さにもかかわら
ず、その内容が安易に解読されたり、また、第3者に漏
洩することがなくなる。
有することが可能であるため、各図形パターンにおける
秘匿性が高い。従って、専用のシステムを通さない状態
では図形パターンの表示のみから、第3者に内容を理解
されることがない。従って、情報量の多さにもかかわら
ず、その内容が安易に解読されたり、また、第3者に漏
洩することがなくなる。
【0071】[第2の実施例]次に、本発明の第2の実
施例である文字−図形パターン変換システムについて図
面を参照して構成及び動作について詳細に説明する。
施例である文字−図形パターン変換システムについて図
面を参照して構成及び動作について詳細に説明する。
【0072】《文字−図形パターン変換システムの構成
(2)》図9は本発明の第2の実施例の文字−図形パタ
ーン変換システムの構成を示す構成図である。
(2)》図9は本発明の第2の実施例の文字−図形パタ
ーン変換システムの構成を示す構成図である。
【0073】この図9において、基本的には前述の第1
の実施例の図1と同じ構成である。大きな相違点は、辞
書部30内にパターン種別テーブル34を備えているこ
とである。また、このパターン種別テーブル34を用い
て変換を行うような変換処理プログラムが変換部22及
び制御部26内に格納されている。このパターン種別テ
ーブル34は、特定の図形パターンによって、単語辞書
31や単語・図形パターンテーブル32を切り替える際
に用いるものである。また、単語辞書31や単語・図形
パターンテーブル32は、複数種類の内容(国語毎,用
語別等)を有しているものとする。
の実施例の図1と同じ構成である。大きな相違点は、辞
書部30内にパターン種別テーブル34を備えているこ
とである。また、このパターン種別テーブル34を用い
て変換を行うような変換処理プログラムが変換部22及
び制御部26内に格納されている。このパターン種別テ
ーブル34は、特定の図形パターンによって、単語辞書
31や単語・図形パターンテーブル32を切り替える際
に用いるものである。また、単語辞書31や単語・図形
パターンテーブル32は、複数種類の内容(国語毎,用
語別等)を有しているものとする。
【0074】《図形パターンの内容(2)》以下に、本
発明の第2の実施例に使用する図形パターンについての
説明を行なう。
発明の第2の実施例に使用する図形パターンについての
説明を行なう。
【0075】この実施例において、単に「図形パター
ン」と言った場合には、「文字若しくは単語との対応並
びに塗り潰しルールを予め定めた図形パターン」を意味
するものとし、第1の種類の図形パターンと、第2の種
類の図形パターンというように、複数種類の図形パター
ンを用いることにする。
ン」と言った場合には、「文字若しくは単語との対応並
びに塗り潰しルールを予め定めた図形パターン」を意味
するものとし、第1の種類の図形パターンと、第2の種
類の図形パターンというように、複数種類の図形パター
ンを用いることにする。
【0076】第1の種類の図形パターン:この第1の
種類の図形パターンは、文字列内に外国語,専門用語,
数量,その他固有の用語などがある場合において、単語
辞書31や単語・図形パターンテーブル32を切り替え
るための制御信号としての役割を果たす図形パターンが
該当する。
種類の図形パターンは、文字列内に外国語,専門用語,
数量,その他固有の用語などがある場合において、単語
辞書31や単語・図形パターンテーブル32を切り替え
るための制御信号としての役割を果たす図形パターンが
該当する。
【0077】例えば、図10(a)〜(e)に示したよ
うな形状が考えられる。ここで、図10(a)及び
(b)はディジタルデータ4ビット相当の情報量を有し
ており、16種類の切り替えをおこなわせることができ
る。また、黒太線により読み取り方向を示している。
うな形状が考えられる。ここで、図10(a)及び
(b)はディジタルデータ4ビット相当の情報量を有し
ており、16種類の切り替えをおこなわせることができ
る。また、黒太線により読み取り方向を示している。
【0078】同様にして、図10(c)に示したような
形状では、ディジタルデータ6ビット相当の情報量を有
しており、32種類の切り替えをおこなわせることがで
きる。
形状では、ディジタルデータ6ビット相当の情報量を有
しており、32種類の切り替えをおこなわせることがで
きる。
【0079】同様にして、図10(d)〜(e)に示し
たような形状では、ディジタルデータ8ビット相当の情
報量を有しており、32種類の切り替えをおこなわせる
ことができる。また、黒太線により読み取り方向を示し
ている。
たような形状では、ディジタルデータ8ビット相当の情
報量を有しており、32種類の切り替えをおこなわせる
ことができる。また、黒太線により読み取り方向を示し
ている。
【0080】第2の種類の図形パターン:この第2の
種類の図形パターンとしては、第1の実施例で詳細に説
明をおこなった各種形状(矩形,円形等)の図形パター
ンが該当する。
種類の図形パターンとしては、第1の実施例で詳細に説
明をおこなった各種形状(矩形,円形等)の図形パター
ンが該当する。
【0081】《動作及び処理手順(2)》次に、本発明
の第2の実施例にかかる文字−図形パターン変換システ
ムの動作について、図6及び図11,図12のフローチ
ャートを参照して説明する。
の第2の実施例にかかる文字−図形パターン変換システ
ムの動作について、図6及び図11,図12のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0082】この第2の実施例においても、基本的な動
作は図6に示したフローチャートと同じである。以下、
変換部22で実行する文字−図形パターン変換処理,図
形パターン−文字変換処理をそれぞれ図11,図12に
従って説明する。
作は図6に示したフローチャートと同じである。以下、
変換部22で実行する文字−図形パターン変換処理,図
形パターン−文字変換処理をそれぞれ図11,図12に
従って説明する。
【0083】《A:文字−図形パターン変換処理
(2)》ワードプロセッサやコンピュータ等の外部の機
器から供給される文字コードは入力インタフェース21
を経由して変換部22内の文字−図形パターン変換部2
3に伝達される。
(2)》ワードプロセッサやコンピュータ等の外部の機
器から供給される文字コードは入力インタフェース21
を経由して変換部22内の文字−図形パターン変換部2
3に伝達される。
【0084】文字−図形パターン変換部23では以下の
〜のような処理を行なって文字−図形パターン変換
処理を行なう。 文節決定:文字の区切りを単語辞書31を参照して検
出する(図11S1)。
〜のような処理を行なって文字−図形パターン変換
処理を行なう。 文節決定:文字の区切りを単語辞書31を参照して検
出する(図11S1)。
【0085】テーブル選択:変換処理に使用する単語
辞書31を選択する(図11S2)。 文字単語変換:区切られた文字を、選択された単語辞
書31を参照して単語に変換する(図11S2)。
辞書31を選択する(図11S2)。 文字単語変換:区切られた文字を、選択された単語辞
書31を参照して単語に変換する(図11S2)。
【0086】単語図形パターン変換:単語・図形パタ
ーンテーブル32を参照して単語を第1の種類の図形パ
ターンデータ及び第2の種類の図形パターンデータに変
換する(図11S3)。
ーンテーブル32を参照して単語を第1の種類の図形パ
ターンデータ及び第2の種類の図形パターンデータに変
換する(図11S3)。
【0087】図形パターンイメージ生成:図形パター
ン・イメージテーブル33を参照して図形パターンデー
タから図形パターンイメージを生成する(図11S
4)。 図形パターン出力:図形パターンイメージを出力イン
タフェース25を介してプリンタ40に出力する(図1
1S5)。
ン・イメージテーブル33を参照して図形パターンデー
タから図形パターンイメージを生成する(図11S
4)。 図形パターン出力:図形パターンイメージを出力イン
タフェース25を介してプリンタ40に出力する(図1
1S5)。
【0088】以上のような手順により文字を図形パター
ンに変換し、印刷することが可能になる。この場合、辞
書を切り替える必要がある文字毎に第1の種類の図形パ
ターンが生成され、その後第2の種類の図形パターンが
生成される。尚、図形パターンのみでなく、元の文字に
図形パターンを併記するような印刷にすることも可能で
ある。
ンに変換し、印刷することが可能になる。この場合、辞
書を切り替える必要がある文字毎に第1の種類の図形パ
ターンが生成され、その後第2の種類の図形パターンが
生成される。尚、図形パターンのみでなく、元の文字に
図形パターンを併記するような印刷にすることも可能で
ある。
【0089】《B:図形パターン−文字変換処理
(2)》上述の文字−図形パターン変換処理により既に
図形パターンが印刷されていた場合、そのような印刷物
の図形パターンをスキャナ10により読み取って以下の
処理を実行して、文字に変換することが可能である。以
下、図形パターン−文字変換処理について図12を参照
して説明する。
(2)》上述の文字−図形パターン変換処理により既に
図形パターンが印刷されていた場合、そのような印刷物
の図形パターンをスキャナ10により読み取って以下の
処理を実行して、文字に変換することが可能である。以
下、図形パターン−文字変換処理について図12を参照
して説明する。
【0090】スキャナ10により読み取られた図形パタ
ーンは入力インタフェース21を経由して変換部22内
の図形パターン−文字変換部24に伝達される。図形パ
ターン−文字変換部24では以下の〜のような処理
を行なって図形パターン−文字変換処理を行なう。
ーンは入力インタフェース21を経由して変換部22内
の図形パターン−文字変換部24に伝達される。図形パ
ターン−文字変換部24では以下の〜のような処理
を行なって図形パターン−文字変換処理を行なう。
【0091】図形パターン認識:スキャナ10で読み
取られた図形パターンデータを周知の図形パターン認識
技術に従って認識し、その塗り潰し領域の組み合わせ状
態を識別する(図12S1)。
取られた図形パターンデータを周知の図形パターン認識
技術に従って認識し、その塗り潰し領域の組み合わせ状
態を識別する(図12S1)。
【0092】図形パターン符号化:図形パターン認識
により識別された塗り潰し領域の組み合わせ状態を符号
化し図形パターンデータを生成する(図12S2)。 テーブル選択:第1の種類の図形パターンを参照し
て、変換処理に使用する単語辞書31を選択する(図1
2S2)。
により識別された塗り潰し領域の組み合わせ状態を符号
化し図形パターンデータを生成する(図12S2)。 テーブル選択:第1の種類の図形パターンを参照し
て、変換処理に使用する単語辞書31を選択する(図1
2S2)。
【0093】単語変換:単語・図形パターンテーブル
32を参照して第2の種類の図形パターンデータを単語
に変換する(図12S3)。 文章整形:単語辞書31の文法に関する辞書部分を参
照して単語の並べ替えを行い、整形された文章を生成す
る(図12S4)。
32を参照して第2の種類の図形パターンデータを単語
に変換する(図12S3)。 文章整形:単語辞書31の文法に関する辞書部分を参
照して単語の並べ替えを行い、整形された文章を生成す
る(図12S4)。
【0094】文字出力:整形された文章の文字データ
を出力インタフェース25を介してプリンタ40に出力
する(図12S5)。 以上のような手順により図形パターンを文字に変換し、
印刷することが可能になる。尚、文字のみでなく、元の
文字に図形パターンを併記するような印刷にすることも
可能である。
を出力インタフェース25を介してプリンタ40に出力
する(図12S5)。 以上のような手順により図形パターンを文字に変換し、
印刷することが可能になる。尚、文字のみでなく、元の
文字に図形パターンを併記するような印刷にすることも
可能である。
【0095】《効果(2)》以上のように構成した第2
の実施例を実施した場合に発明者の実験によれば、以下
の〜のような効果が得られた。
の実施例を実施した場合に発明者の実験によれば、以下
の〜のような効果が得られた。
【0096】文字を単語や熟語(すなわち、複数の文
字単位)毎に図形パターンに置き換えるので、同じ意味
を表す文章であっても文字に比較して少ないスペースで
表記ができる。この際に、単語や用語の種類が変る毎に
辞書を切り替えるための図形パターン(第1の種類の図
形パターン)を用いることで、変換処理が迅速に行なわ
れるようになる。そして、正確かつ決め細かいな変換処
理が実現できるようになる。 文字に対して図形パターンを併記しておき、必要に応
じて図形パターンを読み込むようにすることで、従来の
OCRによる文字入力に比較して高速度及び高精度な読
み取りが行なえるようになる。この際にも、単語や用語
の種類が変る毎に辞書を切り替えるための図形パターン
(第1の種類の図形パターン)を用いることで、更に高
精度な読み取りが迅速に行なわれるようになる。
字単位)毎に図形パターンに置き換えるので、同じ意味
を表す文章であっても文字に比較して少ないスペースで
表記ができる。この際に、単語や用語の種類が変る毎に
辞書を切り替えるための図形パターン(第1の種類の図
形パターン)を用いることで、変換処理が迅速に行なわ
れるようになる。そして、正確かつ決め細かいな変換処
理が実現できるようになる。 文字に対して図形パターンを併記しておき、必要に応
じて図形パターンを読み込むようにすることで、従来の
OCRによる文字入力に比較して高速度及び高精度な読
み取りが行なえるようになる。この際にも、単語や用語
の種類が変る毎に辞書を切り替えるための図形パターン
(第1の種類の図形パターン)を用いることで、更に高
精度な読み取りが迅速に行なわれるようになる。
【0097】1図形パターンで数万通り以上の意味を
有することが可能であるため、各図形パターンにおける
秘匿性が高い。従って、専用のシステムを通さない状態
では図形パターンの表示のみから、第3者に内容を理解
されることがない。従って、情報量の多さにもかかわら
ず、その内容が安易に解読されたり、また、第3者に漏
洩することがない。また、この際に、単語や用語の種類
が変る毎に辞書を切り替えるための図形パターン(第1
の種類の図形パターン)を用いることで、更に情報量が
多くなると共に、秘匿性も高まる。
有することが可能であるため、各図形パターンにおける
秘匿性が高い。従って、専用のシステムを通さない状態
では図形パターンの表示のみから、第3者に内容を理解
されることがない。従って、情報量の多さにもかかわら
ず、その内容が安易に解読されたり、また、第3者に漏
洩することがない。また、この際に、単語や用語の種類
が変る毎に辞書を切り替えるための図形パターン(第1
の種類の図形パターン)を用いることで、更に情報量が
多くなると共に、秘匿性も高まる。
【0098】《応用例》次に、以上の本発明を各分野に
応用した場合の具体的実施例について説明を行なう。
応用した場合の具体的実施例について説明を行なう。
【0099】《応用例1:印刷物からの文字再入力》上
述のように、文字を主体とした従来からの一般的な各種
印刷物に対して、本実施例の文字−図形パターン変換処
理により得られる図形パターンを付記しておく。例え
ば、行毎に文字と図形パターンとを併記するような印刷
が考えられる。このようにすることで、その印刷物の内
容を再度電子データに変換する入力が本実施例の図形パ
ターン−文字変換処理によれば済むようになる。従っ
て、改めてタイピストによる入力を行なう必要もなく、
また、OCR等による必要もなくなる。そして、極めて
高速かつ高精度な読み取りが行なえるようになる。
述のように、文字を主体とした従来からの一般的な各種
印刷物に対して、本実施例の文字−図形パターン変換処
理により得られる図形パターンを付記しておく。例え
ば、行毎に文字と図形パターンとを併記するような印刷
が考えられる。このようにすることで、その印刷物の内
容を再度電子データに変換する入力が本実施例の図形パ
ターン−文字変換処理によれば済むようになる。従っ
て、改めてタイピストによる入力を行なう必要もなく、
また、OCR等による必要もなくなる。そして、極めて
高速かつ高精度な読み取りが行なえるようになる。
【0100】また、この印刷物としては、一般的な書籍
のような出版物に限らず、各種伝票,値札,ラベル等に
広く用いることが可能である。更に、従来のPOS(Po
intof sales)システムのバーコードの代替として使用
することも可能である。特に、POSシステムに用いた
場合には、表記スペースが少なくて済む利点を有してい
る。
のような出版物に限らず、各種伝票,値札,ラベル等に
広く用いることが可能である。更に、従来のPOS(Po
intof sales)システムのバーコードの代替として使用
することも可能である。特に、POSシステムに用いた
場合には、表記スペースが少なくて済む利点を有してい
る。
【0101】《応用例2:翻訳システム》本実施例の特
徴は、上述のように文字の内容を図形パターンに置換す
ることが可能であり、更に、文字と図形パターンとの間
で何度も相互変換できる点にある。そして、図形パター
ン−文字変換処理において使用する辞書を各国語のもの
にすることで、翻訳に使用することも可能である。
徴は、上述のように文字の内容を図形パターンに置換す
ることが可能であり、更に、文字と図形パターンとの間
で何度も相互変換できる点にある。そして、図形パター
ン−文字変換処理において使用する辞書を各国語のもの
にすることで、翻訳に使用することも可能である。
【0102】また、前述の第2の実施例で示した複数種
類の図形パターンを用いると共に、国語別や用語別の辞
書を用意することで、各国語や専門用語が混在した文章
を正確に翻訳することも可能になる。
類の図形パターンを用いると共に、国語別や用語別の辞
書を用意することで、各国語や専門用語が混在した文章
を正確に翻訳することも可能になる。
【0103】そこで、本発明を翻訳システムに応用した
実施例を図9のフローチャートを用いて説明する。ここ
では、文字−図形パターン変換処理と図形パターン−文
字変換処理とで異なる国語を使用した場合を例にして翻
訳システムに応用した場合を説明する。尚、図形パター
ンに割り当てる単語の意味は予め世界共通のものを設定
しておく必要がある。
実施例を図9のフローチャートを用いて説明する。ここ
では、文字−図形パターン変換処理と図形パターン−文
字変換処理とで異なる国語を使用した場合を例にして翻
訳システムに応用した場合を説明する。尚、図形パター
ンに割り当てる単語の意味は予め世界共通のものを設定
しておく必要がある。
【0104】図形パターンを含んだ印刷の実行:例え
ば、文字−図形パターン変換処理を日本語のワードプロ
セッサにより行なうものとする。この場合、図9で説明
した処理装置20を日本語ワードプロセッサに組み込ん
でおくことにより実現が可能である。
ば、文字−図形パターン変換処理を日本語のワードプロ
セッサにより行なうものとする。この場合、図9で説明
した処理装置20を日本語ワードプロセッサに組み込ん
でおくことにより実現が可能である。
【0105】使用者は、日本語ワードプロセッサの通常
の使用方法に基づいて、キーボード入力装置を用いて、
日本語の文章を入力する(図9S1)。このような入力
に対して、ワードプロセッサ内の既存の変換処理部が、
かな漢字変換等を行なって、漢字かな交じり文を生成す
る(図9S2)。このとき、処理装置20は並行して文
字−図形パターン変換処理を実行して図形パターンデー
タを生成する(図9S3)。そして、ワードプロセッサ
のプリンタより、図形パターンの印刷(図9S6),図
形パターンと文字との印刷(図9S5)を行なう。尚、
後に翻訳の必要が無いのであれば文字のみの印刷を行な
う(図9S4)。
の使用方法に基づいて、キーボード入力装置を用いて、
日本語の文章を入力する(図9S1)。このような入力
に対して、ワードプロセッサ内の既存の変換処理部が、
かな漢字変換等を行なって、漢字かな交じり文を生成す
る(図9S2)。このとき、処理装置20は並行して文
字−図形パターン変換処理を実行して図形パターンデー
タを生成する(図9S3)。そして、ワードプロセッサ
のプリンタより、図形パターンの印刷(図9S6),図
形パターンと文字との印刷(図9S5)を行なう。尚、
後に翻訳の必要が無いのであれば文字のみの印刷を行な
う(図9S4)。
【0106】図形パターンから各国語への文字変換:
以上の処理で図形パターンまたは文字と図形パターンと
の印刷が行なわれた場合、その印刷物は、何れの言語の
文字から図形パターンに変換されたかは関係なく、世界
共通の意味を有するものである。
以上の処理で図形パターンまたは文字と図形パターンと
の印刷が行なわれた場合、その印刷物は、何れの言語の
文字から図形パターンに変換されたかは関係なく、世界
共通の意味を有するものである。
【0107】従って、この図形パターンを有する印刷物
をスキャナ10で読み込み(図9S11)、辞書部30
にドイツ語辞書を用意することで、ドイツ語の図形パタ
ーン−文字変換処理が実行でき(図9S12)、ドイツ
語の文字を印刷することができるようになる。
をスキャナ10で読み込み(図9S11)、辞書部30
にドイツ語辞書を用意することで、ドイツ語の図形パタ
ーン−文字変換処理が実行でき(図9S12)、ドイツ
語の文字を印刷することができるようになる。
【0108】同様に、この図形パターンを有する印刷物
をスキャナ10で読み込み(図9S21)、辞書部30
に英語辞書を用意することで、英語の図形パターン−文
字変換処理が実行でき(図9S22)、英語の文字を印
刷することができるようになる。
をスキャナ10で読み込み(図9S21)、辞書部30
に英語辞書を用意することで、英語の図形パターン−文
字変換処理が実行でき(図9S22)、英語の文字を印
刷することができるようになる。
【0109】更に異なる言語の辞書を用いることで、同
一の図形パターンから各国言語への翻訳が極めて短時間
に行なえるようになる。また、以上の例では日本語の文
字−図形パターン変換処理を行なったが、それ以外の各
国の言語からの文字−図形パターン変換処理であっても
全く同じ様に処理が実行され、翻訳も同様に実行され
る。
一の図形パターンから各国言語への翻訳が極めて短時間
に行なえるようになる。また、以上の例では日本語の文
字−図形パターン変換処理を行なったが、それ以外の各
国の言語からの文字−図形パターン変換処理であっても
全く同じ様に処理が実行され、翻訳も同様に実行され
る。
【0110】尚、ワードプロセッサに本実施例の文字−
図形パターン変換システムを組み込むのであれば、ワー
ドプロセッサの辞書部と文字−図形パターン変換システ
ムの辞書部とを一体化することが可能である。
図形パターン変換システムを組み込むのであれば、ワー
ドプロセッサの辞書部と文字−図形パターン変換システ
ムの辞書部とを一体化することが可能である。
【0111】《応用例3:薬剤の処方システム》医師若
しくは薬剤師が作成する処方箋に本発明の文字−図形パ
ターン変換システムを用いることで、処方箋の作成と薬
剤の調合とが容易に行なえるようになる。
しくは薬剤師が作成する処方箋に本発明の文字−図形パ
ターン変換システムを用いることで、処方箋の作成と薬
剤の調合とが容易に行なえるようになる。
【0112】この場合、予め薬剤の名称や分量を図形パ
ターンと関連付けておくことで、処方箋の読み取りが正
確に行なえるようになる。また、前述の第2の実施例で
示した複数種類の図形パターンを用いると共に、薬剤
名,容量など毎に辞書を用意することで、正確かつ迅速
に使用することも可能になる。
ターンと関連付けておくことで、処方箋の読み取りが正
確に行なえるようになる。また、前述の第2の実施例で
示した複数種類の図形パターンを用いると共に、薬剤
名,容量など毎に辞書を用意することで、正確かつ迅速
に使用することも可能になる。
【0113】《変形例》尚、以上の各実施例において、
図9のように文字−図形パターン変換部と図形パターン
−文字変換部との両方を有することなく、何れか一方の
変換部を有して片方の変換のみを実行する装置も本発明
の実施例の範囲である。
図9のように文字−図形パターン変換部と図形パターン
−文字変換部との両方を有することなく、何れか一方の
変換部を有して片方の変換のみを実行する装置も本発明
の実施例の範囲である。
【0114】また、図形パターンの塗り潰し領域につい
ては、各図形パターンが等しい大きさや等しい角度で分
割されたもの以外にも、それぞれが異なる大きさや角度
となっているものでも構わない。このようにそれぞれが
異なった大きさや角度にすることで、大きさや角度の並
び方の順序で読み取り方向を示すことも可能である。
ては、各図形パターンが等しい大きさや等しい角度で分
割されたもの以外にも、それぞれが異なる大きさや角度
となっているものでも構わない。このようにそれぞれが
異なった大きさや角度にすることで、大きさや角度の並
び方の順序で読み取り方向を示すことも可能である。
【0115】また、塗り潰しについては、濃度や色を変
えた塗り潰しを行なうことも可能であり、情報量が更に
増加する。
えた塗り潰しを行なうことも可能であり、情報量が更に
増加する。
【0116】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、読み取り手
段により読み取られた図形パターンの塗り潰し部分の組
み合わせを認識し、単語・図形パターンテーブルを参照
して図形パターンを単語に変換し、また、単語辞書を参
照して文字の区切りを識別し、単語・図形パターンテー
ブル並びに図形パターンイメージテーブルを参照して単
語を図形パターンに変換することで、文字に比較して少
ないスペースで表記可能な予め定めた図形パターンを用
いて、文字と図形パターンとの変換を行い、文字に比較
して少ないスペースで表記可能な予め定めた図形パター
ンを用いて、文字と図形パターンとの変換を行い、少な
いスペースで情報量の多い表記が行なえる文字−図形パ
ターン変換システムを実現することができる。
段により読み取られた図形パターンの塗り潰し部分の組
み合わせを認識し、単語・図形パターンテーブルを参照
して図形パターンを単語に変換し、また、単語辞書を参
照して文字の区切りを識別し、単語・図形パターンテー
ブル並びに図形パターンイメージテーブルを参照して単
語を図形パターンに変換することで、文字に比較して少
ないスペースで表記可能な予め定めた図形パターンを用
いて、文字と図形パターンとの変換を行い、文字に比較
して少ないスペースで表記可能な予め定めた図形パター
ンを用いて、文字と図形パターンとの変換を行い、少な
いスペースで情報量の多い表記が行なえる文字−図形パ
ターン変換システムを実現することができる。
【0117】また、従来の光学式文字読み取り装置やバ
ーコードシステムによる文字入力に比較して高速度及び
高精度な読み取りが行なえる文字−図形パターン変換シ
ステムを実現することができる。
ーコードシステムによる文字入力に比較して高速度及び
高精度な読み取りが行なえる文字−図形パターン変換シ
ステムを実現することができる。
【0118】そして、辞書を切り替えるための図形パタ
ーンを用いることで、辞書切り替えが可能になり、更に
高精度な読み取りが迅速に行なわれるようになる。そし
て、文字データの単語毎の区切りを認識し、この単語と
前記図形パターンとの対応関係を示す単語・図形パター
ンテーブルを参照して前記単語を前記図形パターンに変
換して出力し、読み取った図形パターンを認識し、前記
図形パターンと単語との対応関係を示す単語・図形パタ
ーンテーブルを参照して図形パターンを単語に変換する
ことで、第1の言語による文章を図形パターンに変換し
た後に第2の言語による文章に変換することができるよ
うになり、予め定めた図形パターンを用いて各国語間の
翻訳を容易に行なえる翻訳システムが実現できる。
ーンを用いることで、辞書切り替えが可能になり、更に
高精度な読み取りが迅速に行なわれるようになる。そし
て、文字データの単語毎の区切りを認識し、この単語と
前記図形パターンとの対応関係を示す単語・図形パター
ンテーブルを参照して前記単語を前記図形パターンに変
換して出力し、読み取った図形パターンを認識し、前記
図形パターンと単語との対応関係を示す単語・図形パタ
ーンテーブルを参照して図形パターンを単語に変換する
ことで、第1の言語による文章を図形パターンに変換し
た後に第2の言語による文章に変換することができるよ
うになり、予め定めた図形パターンを用いて各国語間の
翻訳を容易に行なえる翻訳システムが実現できる。
【0119】また、この翻訳システムにおいて辞書を切
り替えるための図形パターンを用いることで、辞書切り
替えが可能になり、更に高精度な読み取りが迅速に行な
われるようになる。
り替えるための図形パターンを用いることで、辞書切り
替えが可能になり、更に高精度な読み取りが迅速に行な
われるようになる。
【図1】本発明の第1の実施例の文字−図形パターン変
換システムの概略を示す構成図である。
換システムの概略を示す構成図である。
【図2】外形が正方形の図形パターンの一例を示す説明
図である。
図である。
【図3】外形が円形で内部に矩形の塗り潰し領域を有す
る図形パターンの一例を示す説明図である。
る図形パターンの一例を示す説明図である。
【図4】外形が円形若しくは多角形で内部に角度で分割
した塗り潰し領域を有する図形パターンの一例を示す説
明図である。
した塗り潰し領域を有する図形パターンの一例を示す説
明図である。
【図5】読み取り方向を示す説明図である。
【図6】本発明の第1の実施例の文字−図形パターン変
換システムの処理内容の概略を示すフローチャートであ
る。
換システムの処理内容の概略を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第1の実施例の文字−図形パターン変
換処理の内容の概略を示すフローチャートである。
換処理の内容の概略を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施例の図形パターン−文字変
換処理の内容の概略を示すフローチャートである。
換処理の内容の概略を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例の文字−図形パターン変
換システムの概略を示す構成図である。
換システムの概略を示す構成図である。
【図10】複数種類の図形パターンを用いる際の第1の
種類の図形パターンの一例を示す説明図である。
種類の図形パターンの一例を示す説明図である。
【図11】本発明の第2の実施例の文字−図形パターン
変換処理の内容の概略を示すフローチャートである。
変換処理の内容の概略を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施例の図形パターン−文字
変換処理の内容の概略を示すフローチャートである。
変換処理の内容の概略を示すフローチャートである。
10 スキャナ 20 処理装置 21 入力インタフェース 22 変換部 23 文字−図形パターン変換部 24 図形パターン−文字変換部 25 出力インタフェース 26 制御部 30 辞書部 40 プリンタ 50 操作部
Claims (6)
- 【請求項1】 一定領域内2次元平面の複数の領域内に
ついてその塗り潰し部分の組み合わせにより定められる
図形パターンと単語との対応テーブルを有する単語・図
形パターンテーブルと、 前記図形パターンを読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた図形パターンの塗
り潰し部分の組み合わせを認識し、更に前記単語・図形
パターンテーブルを参照して前記図形パターンを単語に
変換する図形パターン−文字変換手段とを備え、 読み取った図形パターンを単語として出力することを特
徴とする文字−図形パターン変換システム。 - 【請求項2】 一定領域内2次元平面の複数の領域内に
ついてその塗り潰し部分の組み合わせにより定められる
第1の種類の図形パターンと単語・図形パターンテーブ
ルとの対応関係をテーブルとして有する図形パターン種
別テーブルと、 一定領域内2次元平面の複数の領域内についてその塗り
潰し部分の組み合わせにより定められる第2の種類の図
形パターンと単語との対応テーブルを有する単語・図形
パターンテーブルと、 前記図形パターンを読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた第1の種類の図形
パターンの塗り潰し部分の組み合わせを認識し、更に前
記図形パターン種別テーブルを参照して第2の種類の図
形パターンを単語に変換する際に使用する前記単語・図
形パターンテーブルを選択するテーブル選択手段と、 前記読み取り手段により読み取られた第2の種類の図形
パターンの塗り潰し部分の組み合わせを認識し、更にテ
ーブル選択手段により選択された前記単語・図形パター
ンテーブルを参照して前記第2の種類の図形パターンを
単語に変換する図形パターン−文字変換手段とを備え、 読み取った図形パターンを単語として出力することを特
徴とする文字−図形パターン変換システム。 - 【請求項3】 一定領域内2次元平面の複数の領域内に
ついてその塗り潰し部分の組み合わせにより定められる
図形パターンのイメージを蓄積する図形パターンイメー
ジテーブルと、 前記図形パターンイメージテーブルに蓄積された図形パ
ターンと単語との対応テーブルを有する単語・図形パタ
ーンテーブルと、 文字データの単語毎の区切りの情報を保持する単語辞書
と、 前記単語辞書を参照して文字の区切りを識別し、前記単
語・図形パターンテーブル並びに図形パターンイメージ
テーブルを参照して前記単語を前記図形パターンに変換
する文字−図形パターン変換手段とを備え、 入力された文字を図形パターンとして出力することを特
徴とする文字−図形パターン変換システム。 - 【請求項4】 一定領域内2次元平面の複数の領域内に
ついてその塗り潰し部分の組み合わせにより定められる
図形パターンのイメージを蓄積する図形パターンイメー
ジテーブルと、 前記図形パターンイメージテーブルに蓄積された図形パ
ターンと単語との対応テーブルを複数種類有する単語・
図形パターンテーブルと、 前記単語・図形パターンテーブル内の対応テーブルの種
類を切り替えるための情報を有するテーブル選択手段
と、 文字データの単語毎の区切りの情報を保持する単語辞書
と、 前記単語辞書を参照して文字の区切りを識別し、前記単
語・図形パターンテーブルとに図形パターンイメージテ
ーブルとテーブル選択手段とを参照して、前記単語を前
記図形パターンに変換する文字−図形パターン変換手段
とを備え、 入力された文字を図形パターンとして出力することを特
徴とする文字−図形パターン変換システム。 - 【請求項5】 文字データの単語毎の区切りを認識し、
この単語と前記図形パターンとの対応関係を示す単語・
図形パターンテーブルを参照して前記単語を前記図形パ
ターンに変換する文字−図形パターン変換手段と、 一定領域内2次元平面の複数の領域内についてその塗り
潰し部分の組み合わせにより定められる図形パターンを
認識し、前記図形パターンと単語との対応関係を示す単
語・図形パターンテーブルを参照して前記図形パターン
を単語に変換する図形パターン−文字変換手段とを備
え、 第1の言語による文章を図形パターンに変換した後に第
2の言語による文章に変換することを特徴とする翻訳シ
ステム。 - 【請求項6】 文字データの単語毎の区切りを認識し、
この単語と前記図形パターンとの対応関係を示す所定の
単語・図形パターンテーブルを参照して前記単語を前記
図形パターンに変換する文字−図形パターン変換手段
と、 一定領域内2次元平面の複数の領域内についてその塗り
潰し部分の組み合わせにより定められる図形パターンを
認識し、前記図形パターンと単語との対応関係を示す所
定の単語・図形パターンテーブルを参照して前記図形パ
ターンを単語に変換する図形パターン−文字変換手段と
を備え、 第1の言語による文章を図形パターンに変換した後に第
2の言語による文章に変換することを特徴とする翻訳シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7019069A JPH08227422A (ja) | 1994-12-20 | 1995-02-07 | 文字−図形パターン変換システム及び翻訳システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31619894 | 1994-12-20 | ||
JP6-316198 | 1994-12-20 | ||
JP7019069A JPH08227422A (ja) | 1994-12-20 | 1995-02-07 | 文字−図形パターン変換システム及び翻訳システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227422A true JPH08227422A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=26355877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7019069A Pending JPH08227422A (ja) | 1994-12-20 | 1995-02-07 | 文字−図形パターン変換システム及び翻訳システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08227422A (ja) |
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1995
- 1995-02-07 JP JP7019069A patent/JPH08227422A/ja active Pending
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