JPH08227109A - 焼き増しプリント確認方法及び装置 - Google Patents

焼き増しプリント確認方法及び装置

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JPH08227109A
JPH08227109A JP3226195A JP3226195A JPH08227109A JP H08227109 A JPH08227109 A JP H08227109A JP 3226195 A JP3226195 A JP 3226195A JP 3226195 A JP3226195 A JP 3226195A JP H08227109 A JPH08227109 A JP H08227109A
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monitor
frame
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JP3226195A
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Junji Yamada
純司 山田
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顧客が焼き増しを希望する駒を正確に認識で
きる焼き増しプリント確認方法及び装置を提供する。 【構成】 画像情報読取手段RDにて読み取った焼き増
しプリントの対象となるフィルム2の画像情報をポジ画
像としてモニタMTに表示し、モニタMTに表示された
画像情報と対応させて焼き増しする駒として指定手段P
Mから指定された駒のフィルム2上での位置情報を記憶
手段FDに記憶することからなる。又、焼き増しプリン
ト確認装置に、画像情報読取手段RDにて読み取った焼
き増しプリントの対象となるフィルム2の画像情報をポ
ジ画像としてモニタMTに表示させる表示制御手段DC
と、モニタMTに表示された画像情報と対応させて焼き
増し駒を指定する指定手段PMと、その指定手段PMに
て指定された駒のフィルム2上での位置情報を記憶する
記憶手段FDとが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼き増しプリント確認
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現像処理されて顧客に戻されたフィルム
について、顧客が焼き増しプリントを注文する場合、顧
客が焼き増ししたい駒の駒番号を読み取り、その駒番号
と焼き増し枚数とをネガケースに記入してDPEの窓口
となる写真店等に焼き増しを依頼し、焼き増しプリント
の依頼を受けた写真店等ではネガケースに記入された内
容を所定の焼付伝票に転記して現像所等に焼付依頼する
ことが、従来から一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5
(イ),(ロ),(ハ)に示すように、フィルム2の画
像情報の位置と駒番号の位置との位置関係は固定的でな
く、使用したカメラ等により変動するものであり、フィ
ルム2のある画像情報に対して顧客が読み取った駒番号
と、写真店等で読み取った駒番号とが食い違い、顧客が
焼き増しを希望する駒と異なる駒が焼き増しされてしま
う場合があった。本発明は上記実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、顧客が焼き増しを希望する駒
を正確に認識できる焼き増しプリント確認方法及び装置
を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の焼き増しプリン
ト確認方法の第1特徴は、焼き増しプリントの対象とな
るフィルムの画像情報を画像情報読取手段にて読み取
り、前記画像情報読取手段にて読み取った画像情報をポ
ジ画像としてモニタに表示し、モニタに表示された画像
情報と対応させて焼き増しする駒として指定手段から指
定された駒の前記フィルム上での位置情報を記憶手段に
記憶する点にある。本発明の焼き増しプリント確認方法
の第2特徴は、上記焼き増しプリント確認方法の第1特
徴において、前記フィルムの画像情報を他の焼付情報と
合成する、又は、前記フィルムの画像情報をトリミング
する特定仕上げを行うとき、前記画像情報読取手段にて
読み取った画像情報に基づいて、前記特定仕上げの仕上
がり状態としてモニタに表示する点にある。本発明の焼
き増しプリント確認方法の第3特徴は、上記焼き増しプ
リント確認方法の第2特徴において、前記フィルムの1
つの画像情報に対して、前記特定仕上げの複数個の異な
る仕上がり状態をモニタに表示する点にある。
【0005】本発明の焼き増しプリント確認装置の第1
特徴構成は、焼き増しプリントの対象となるフィルムの
画像情報を読み取る画像情報読取手段と、前記画像情報
読取手段にて読み取った画像情報をポジ画像としてモニ
タに表示させる表示制御手段と、モニタに表示された画
像情報と対応させて焼き増し駒を指定する指定手段と、
その指定手段にて指定された駒の前記フィルム上での位
置情報を記憶する記憶手段とが設けられた点にある。本
発明の焼き増しプリント確認装置の第2特徴構成は、上
記焼き増しプリント確認装置の第1特徴構成において、
前記表示制御手段は、前記フィルムの画像情報を他の焼
付情報と合成する、又は、前記フィルムの画像情報をト
リミングする特定仕上げを行うとき、前記画像情報読取
手段にて読み取った画像情報に基づいて、前記特定仕上
げの仕上がり状態としてモニタに表示するように構成さ
れている点にある。本発明の焼き増しプリント確認装置
の第3特徴構成は、上記焼き増しプリント確認装置の第
2特徴構成において、前記表示制御手段は、前記フィル
ムの1つの画像情報に対して、前記特定仕上げの複数個
の異なる仕上がり状態をモニタに表示するように構成さ
れている点にある。
【0006】
【作用】本発明の焼き増しプリント確認方法の第1特徴
によれば、焼き増しプリントを作製する対象として顧客
から受け取ったフィルムの画像情報を画像情報読取手段
にて読み取って、ポジ画像としてモニタに表示する。モ
ニタに表示されたポジ画像を顧客が観察して、焼き増し
したい駒を確認する。そして、その確認した駒を指定手
段から指定すると、その指定された駒のフィルム上での
位置情報を記憶手段に記憶する。つまり、モニタにポジ
画像として表示される駒の画像情報で焼き増しする駒を
直接顧客が確認した上で、焼き増しする駒を指定できる
のである。
【0007】本発明の焼き増しプリント確認方法の第2
特徴によれば、フィルムの画像情報を他の焼付情報と合
成する、又は、フィルムの画像情報をトリミングする特
定仕上げを行うとき、モニタにその特定仕上げの仕上が
り状態としてモニタに表示する。顧客は、モニタに表示
された仕上がり状態を観察して、実際に特定仕上げを作
製する前に、予め仕上がり具合の適否を判断できる。本
発明の焼き増しプリント確認方法の第3特徴によれば、
フィルムの1つの画像情報に対して、特定仕上げの複数
個の異なる仕上がり状態をモニタに表示する。顧客は、
モニタに表示された複数個の異なる仕上がり状態を観察
して、実際に特定仕上げを作製する前に、予め焼き増し
の対象となるフィルムの1つの画像情報をどのような形
態に仕上げるのが良いかを選択することができる。
【0008】本発明の焼き増しプリント確認装置の第1
特徴構成によれば、焼き増しプリントを作製する対象と
して顧客から受け取ったフィルムの画像情報を画像情報
読取手段にて読み取って、表示制御手段が、その読み取
った画像情報をポジ画像としてモニタに表示する。モニ
タに表示されたポジ画像を顧客が観察して、焼き増しし
たい駒を確認する。そして、その確認した駒を指定手段
から指定すると、その指定された駒のフィルム上での位
置情報を記憶手段に記憶する。つまり、モニタにポジ画
像として表示される駒の画像情報で焼き増しする駒を直
接顧客が確認した上で、指定できるのである。
【0009】本発明の焼き増しプリント確認装置の第2
特徴構成によれば、フィルムの画像情報を他の焼付情報
と合成する、又は、フィルムの画像情報をトリミングす
る特定仕上げを行うとき、表示制御手段は、モニタにそ
の特定仕上げの仕上がり状態としてモニタに表示する。
顧客は、モニタに表示された仕上がり状態を観察して、
実際に特定仕上げを作製する前に、予め仕上がり具合の
適否を判断できる。本発明の焼き増しプリント確認装置
の第3特徴構成によれば、表示制御手段は、フィルムの
1つの画像情報に対して、特定仕上げの複数個の異なる
仕上がり状態をモニタに表示する。顧客は、モニタに表
示された複数個の異なる仕上がり状態を観察して、実際
に特定仕上げを作製する前に、予め焼き増しの対象とな
るフィルムの1つの画像情報をどのような形態に仕上げ
るのが良いかを選択することができる。
【0010】
【発明の効果】上記焼き増しプリント確認方法の第1特
徴によれば、モニタにポジ画像として表示される駒の画
像情報で焼き増しする駒を直接顧客が確認した上で、焼
き増しする駒を指定できるので、顧客が焼き増しを希望
する駒を正確に認識できる焼き増しプリント確認方法を
提供するに至った。上記焼き増しプリント確認方法の第
2特徴によれば、上記焼き増しプリント確認方法の第1
特徴による効果に加え、顧客は、モニタに表示された仕
上がり状態を観察して、実際に特定仕上げを作製する前
に、予め仕上がり具合の適否を判断できるので、仕上が
り具合の不満足な焼き増しプリントを作製してしまうの
を未然に防止でき、一層便利な焼き増しプリント作製方
法を提供するに至った。上記焼き増しプリント確認方法
の第3特徴によれば、上記焼き増しプリント確認方法の
第2特徴による効果に加え、顧客は、モニタに表示され
た複数個の異なる仕上がり状態を観察して、実際に特定
仕上げを作製する前に、予め焼き増しの対象となるフィ
ルムの1つの画像情報をどのような形態に仕上げるのが
良いかを選択することができるので、仕上がり具合の不
満足な焼き増しプリントを作製してしまうのを未然に防
止でき、一層便利な焼き増しプリント作製方法を提供す
るに至った。
【0011】上記焼き増しプリント確認装置の第1特徴
構成によれば、モニタにポジ画像として表示される駒の
画像情報で焼き増しする駒を直接顧客が確認した上で、
焼き増しする駒を指定できるので、顧客が焼き増しを希
望する駒を正確に認識できる焼き増しプリント確認装置
を提供するに至った。上記焼き増しプリント確認装置の
第2特徴構成によれば、上記焼き増しプリント確認装置
の第1特徴構成による効果に加え、顧客は、モニタに表
示された仕上がり状態を観察して、実際に特定仕上げを
作製する前に、予め仕上がり具合の適否を判断できるの
で、仕上がり具合の不満足な焼き増しプリントを作製し
てしまうのを未然に防止でき、一層便利な焼き増しプリ
ント作製装置を提供するに至った。上記焼き増しプリン
ト確認装置の第3特徴構成によれば、上記焼き増しプリ
ント確認方法の第2特徴構成による効果に加え、顧客
は、モニタに表示された複数個の異なる仕上がり状態を
観察して、実際に特定仕上げを作製する前に、予め焼き
増しの対象となるフィルムの1つの画像情報をどのよう
な形態に仕上げるのが良いかを選択することができるの
で、仕上がり具合の不満足な焼き増しプリントを作製し
てしまうのを未然に防止でき、一層便利な焼き増しプリ
ント作製装置を提供するに至った。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用した焼き増しプリント確
認装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1に示す
ように、焼き増しプリント確認装置1は、フィルム読取
部3と、装置の各部の作動を制御するコントローラCO
と、フィルム読取部3が読み取った画像情報を表示する
モニタMTと、コントローラCOに対して各種の指示を
入力するための操作卓Oと、各種の情報を記憶する外部
記憶装置FDとからなる。
【0013】以下、各構成部分について説明する。フィ
ルム読取部3は、フィルム2の画像情報を読み取る装置
である。フィルム読取部3には、光源10、光の強度を
均一にするミラートンネル11、フィルム2の像を結像
するためのレンズ12及びレンズ12によって受光面上
に結像されたフィルム2の像をR(赤),G(緑),B
(青)の3原色に色分解して撮像する3つのCCDイメ
ージセンサを備えたCCD撮像装置13が測光用光路を
なす同一光軸上に設けられ、この測光用光路の左右両側
には、フィルム2を測光用光路を通過する状態で搬送す
るためのローラ14,15が設けられ、ローラ14の下
流側には、フィルム2のスヌケの部分と画像の部分との
濃度差によって駒位置を検出するための画面検出センサ
16が設けられ、更に、ローラ14,15を連動駆動す
るモータM1、及び、画面検出センサ16の検出情報に
基づいてモータM1を駆動する駆動制御部17が設けら
れている。尚、画面検出センサ16には、フィルム2に
バーコードとして記録されている駒番号を読み取るバー
コードリーダも内蔵されており、読み取った情報はコン
トローラCOに送られる。
【0014】駆動制御部17は、画面検出センサ16の
検出情報に基づいてフィルム2の駒の位置を検出して、
測光用光路に各駒を適正に位置させながらフィルム2を
間歇的に搬送すると共に、フィルム2の駒を測光用光路
中に適正に位置させるに伴ってコントローラCOに対し
て読取可能信号を送る。コントローラCO側では、この
読取可能信号を受信するに伴ってCCD撮像装置13が
撮像した信号を取り込むのである。従って、フィルム読
取部3及びコントローラCOは、フィルム2の画像情報
を読み取る画像情報読取手段RDとして機能する。
【0015】コントローラCOは、図2に示すように、
CCD撮像装置13が読み取った画像情報を記憶する画
像情報記憶部101と、画像情報記憶部101から読み
出した画像情報がネガ画像である場合にポジ画像に変換
する画像情報変換部102と、画像情報変換部102で
変換された画像情報を記憶する表示用画像情報記憶部1
03と、モニタMTの1画面に表示させる情報を記憶す
る表示画面記憶部104と、画像情報記憶部101,画
像情報変換部102、表示用画像情報記憶部103及び
表示画面記憶部104の各部の作動を指示する制御部1
00とからなっている。
【0016】画像情報記憶部101の記憶容量は、フィ
ルム読取部3夫々で読み取られた画像情報を、複数駒分
記憶することが可能な記憶容量としてある。画像情報変
換部102には、画像情報記憶部101から読み出した
画像情報をネガポジ変換等の変換処理を実行する演算式
が記憶されている。画像情報変換部102で変換された
画像情報は表示用画像情報記憶部103に記憶される。
表示用画像情報記憶部103の記憶容量は画像情報記憶
部101と同等としてある。表示画面記憶部104は、
モニタMTに表示される1画面分の情報を記憶してお
り、各記憶領域とモニタMT上での表示位置とが1対1
に対応して、表示画面記憶部104に書き込まれた情報
がそのままモニタMTに表示される。
【0017】この表示画面記憶部104には、図3のモ
ニタMTの表示例に示すように、画像情報を記憶するた
めの記憶領域が、横幅が5駒分で3段分の計15駒分設
定されており、この画像情報の記憶領域へは表示用画像
情報記憶部103に記憶されている画像情報のうち制御
部100にて指定される記憶領域の15駒分の画像情報
が書き込まれ、その書き込まれた15駒の画像情報が3
段の画像情報表示領域IAに駒の並び順に表示される。
尚、モニタMTに表示する画像情報の駒数は、操作卓O
から任意に指定可能であり、指定された駒数に応じて1
つの駒の画像情報の大きさ及び画像情報表示領域IAの
大きさが変化する。従って、表示用画像情報記憶部10
3、表示画面記憶部104及び制御部100は、画像情
報読取手段RDにて読み取った画像情報をポジ画像とし
てモニタMT画面上に表示させる表示制御手段DCとし
て機能する。
【0018】モニタMTの表示画面上には、タッチパネ
ルTPが設けられており、タッチパネルTPからの指示
がコントローラCOの制御部100に入力される。制御
部100は、図3に示す前進指示マークRSの表示箇所
のタッチパネルTPが操作されると、表示用画像情報記
憶部103に記憶されているうちの後続の15駒の画像
情報を指定し、その指定された画像情報は表示画面記憶
部104に送られて、画像情報表示領域IAに表示され
る。又、図3に示す後退指示マークLSの表示箇所のタ
ッチパネルTPが操作されると、表示用画像情報記憶部
103に記憶されているうちの先行の15駒の画像情報
を指定し、その指定された画像情報は表示画面記憶部1
04に送られて、画像情報表示領域IAに表示される。
【0019】外部記憶装置FDは、記憶媒体が着脱可能
であり、後述のように記憶媒体に記憶された焼き増しプ
リントの作製に関する情報は、実際に焼き増しプリント
を作製する写真焼付装置にその記憶媒体をセットした状
態で記憶情報が伝達され、焼き増しプリントの作製に利
用される。以下、上記構成の焼き増しプリント確認装置
1の作動を概略説明する。本実施例の焼き増しプリント
確認装置1は、モニタMTに表示された画像情報から焼
き増しする駒を特定する操作の他に、操作卓Oから指示
することにより、フィルム2の画像情報を例えば郵便は
がきやカレンダー等の文字情報等の他の焼付情報と合成
してプリントを作製する、又は、フィルム2の画像情報
から一部の画像情報を抜き出し、いわゆるトリミングす
る特定仕上げを行うとき、その仕上がり状態をモニタに
表示することができる。
【0020】先ず、顧客から焼き増しプリントの対象と
なるフィルム2を受け取り、フィルム読取部3に装填し
た状態で、操作卓Oからの指示から読取開始指示が入力
されると、フィルム読取部3の駆動制御部17がフィル
ム2を搬送制御し、そのフィルム2の搬送と同期してC
CD撮像装置13の検出画像がコントローラCOの画像
情報記憶部101に取り込まれる。フィルム読取部3で
顧客から受け取ったフィルム2の画像情報を全て読み取
ると、画像情報変換部102にて必要に応じてポジ画像
に変換して表示用画像情報記憶部103に書き込む。制
御部100は、表示用画像情報記憶部103の記憶情報
のうち最初の15駒分の画像情報を指定して表示画面記
憶部104に書き込み、モニタMTに図3に示す如く表
示する。この状態で、顧客にモニタMTに表示された画
像情報を観察して焼き増しする駒を確認してもらう。
【0021】モニタMTに表示された画像情報の中に顧
客が焼き増しを希望する駒があると、その駒を表示して
いる箇所のタッチパネルTPを操作し、更に、必要に応
じて操作卓Oから焼き増し枚数を入力する。焼き増し枚
数が入力されると、図3に示すように、焼き増し枚数表
示PNが指定された駒の画像情報に重なる状態で表示さ
れる。このタッチパネルTPの指示操作により、制御部
100によって指示された駒が特定される。単に焼き増
し駒の指定のみを行うときは、各駒の駒番号は画面検出
センサ16にて読み取られているので、焼き増しをする
駒が特定されると、その特定された駒に対応する駒番号
がフィルム2上での位置情報として焼き増し枚数と共に
外部記憶装置FDに記憶される。従って、タッチパネル
TP及び制御部100は、焼き増しする駒を指定する指
定手段PMとして機能し、外部記憶装置FDは、指定手
段PMから指定された駒のフィルム2上での位置情報を
記憶する記憶手段として機能する。
【0022】フィルム2の駒を指定して上記の特定仕上
げのうち郵便はがき等にフィルム2の画像情報と他の焼
付情報とを合成する場合は、種々の文字情報等からなり
特定用途毎にパターン化されて制御部100に予め記憶
されている焼付情報の中から顧客が希望するものを操作
卓Oから選択して、仕上がり状態としてモニタMTに表
示させる。図4に示すモニタMTの画面表示例は、図3
に示す15駒の中から14番の駒と15番の駒とを指定
し、夫々の駒に対して年賀状として2つのパターンでの
特定仕上げを選択した場合を例示している。尚、図4に
例示する合成のパターンでは、フィルム2の画像情報の
位置と他の焼付情報の位置とを異ならせているが、フィ
ルム2の画像情報の位置に他の焼付情報を重ねて合成す
るパターンもある。この画面表示を顧客に観察してもら
い、仕上がりの良否を確認し、実際にプリントするもの
として顧客が指定した駒の駒番号、焼き増し枚数及び特
定仕上げの種類を外部記憶装置FDに記憶する。
【0023】上記特定仕上げのうちトリミングを行う場
合は、図示を省略するが、指定された駒の画像情報をモ
ニタMTに大きく表示し、表示された画像情報に重ねて
プリントされる範囲を示す枠が表示される。この枠の大
きさ及び画像情報中における位置は、操作卓Oから変更
指示可能で任意にトリミング範囲を指定できるので、顧
客にトリミング範囲を指示確認してもらい、指定された
駒の駒番号及びトリミング範囲の情報を外部記憶装置F
Dに記憶する。尚、上記の画像情報と他の焼付情報とを
合成する特定仕上げを行う場合にも、操作卓Oからの指
定により、上記のトリミング範囲の指定を行うことが可
能としてあり、画像情報の一部と他の焼付情報とを合成
することもできる。
【0024】〔別実施例〕以下、別実施例を列記する。 上記実施例では、フィルム2の画像情報を15駒ず
つモニタMTに表示して、焼き増しする駒を顧客に確認
してもらう構成としているが、顧客に指定された駒番号
を操作卓Oから入力し、その入力された駒番号に対応す
る画像情報をモニタMTに表示し、その表示された画像
情報が顧客が焼き増しを希望する駒の画像情報に間違い
ないことを確認してもらう構成でも良い。 上記実施例では、焼き増しする駒として指定手段P
Mから指定された駒のフィルム2上での位置情報をフィ
ルム2に記録されている駒番号によって管理している
が、フィルム2に記録されている駒番号とは関係なく、
フィルム2の先端からの駒の並び順によって各駒の位置
情報を管理するように構成しても良い。 上記実施例では、モニタMTに表示された複数駒の
画像情報の中から焼き増しプリントを作製する駒として
指定する指定手段PMとして、モニタMTの画面上のタ
ッチパネルTPから駒を指定する構成を採っているが、
モニタMT画面上にカーソルを表示させ、そのカーソル
を操作卓Oからの指示により焼き増しを希望する駒の画
像情報の位置に移動させて焼き増しする駒を指定する構
成、又は、モニタMTの画面上での駒の並び順を操作卓
Oから入力して焼き増しする駒を指定する構成としても
良い。
【0025】 上記実施例では、フィルム2の駒の画
像情報と合成する他の焼付情報は、制御部100にパタ
ーン化して予め登録されている構成としているが、顧客
が作成して持ち込んだ文字又は画像等の焼付情報を、例
えば外部記憶装置FDから入力する等して合成する構成
としても良い。 上記実施例では、記憶手段を着脱自在の記憶媒体を
備えた外部記憶装置FDにて構成しているが、コントロ
ーラCO内に記憶手段を備え、その記憶手段の記憶情報
を通信回線等を介して写真焼付装置に送信する構成とし
ても良い。 上記実施例では、画像情報読取手段RDは、CCD
イメージセンサを備えたCCD撮像装置13にてフィル
ム2の画像情報を撮像する構成としているが、MOSイ
メージセンサによって撮像する構成、又は、フィルム2
を移動させながらラインセンサにて画像情報を読み取る
構成としても良い。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した焼き増しプリント確認装置の
実施例にかかる概略構成図
【図2】本発明の実施例にかかる要部構成図
【図3】本発明の実施例にかかるモニタ表示例
【図4】本発明の実施例にかかるモニタ表示例
【図5】従来技術の説明図
【符号の説明】
2 フィルム DC 表示制御手段 FD 記憶手段 MT モニタ PM 指定手段 RD 画像情報読取手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼き増しプリントの対象となるフィルム
    (2)の画像情報を画像情報読取手段(RD)にて読み
    取り、 前記画像情報読取手段(RD)にて読み取った画像情報
    をポジ画像としてモニタ(MT)に表示し、 モニタ(MT)に表示された画像情報と対応させて焼き
    増しする駒として指定手段(PM)から指定された駒の
    前記フィルム(2)上での位置情報を記憶手段(FD)
    に記憶する焼き増しプリント確認方法。
  2. 【請求項2】 前記フィルム(2)の画像情報を他の焼
    付情報と合成する、又は、前記フィルム(2)の画像情
    報をトリミングする特定仕上げを行うとき、 前記画像情報読取手段(RD)にて読み取った画像情報
    に基づいて、前記特定仕上げの仕上がり状態としてモニ
    タ(MT)に表示する請求項1記載の焼き増しプリント
    確認方法。
  3. 【請求項3】 前記フィルム(2)の1つの画像情報に
    対して、前記特定仕上げの複数個の異なる仕上がり状態
    をモニタ(MT)に表示する請求項2記載の焼き増しプ
    リント確認方法。
  4. 【請求項4】 焼き増しプリントの対象となるフィルム
    (2)の画像情報を読み取る画像情報読取手段(RD)
    と、 前記画像情報読取手段(RD)にて読み取った画像情報
    をポジ画像としてモニタ(MT)に表示させる表示制御
    手段(DC)と、 モニタ(MT)に表示された画像情報と対応させて焼き
    増し駒を指定する指定手段(PM)と、 その指定手段(PM)にて指定された駒の前記フィルム
    (2)上での位置情報を記憶する記憶手段(FD)とが
    設けられた焼き増しプリント確認装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段(DC)は、前記フィ
    ルム(2)の画像情報を他の焼付情報と合成する、又
    は、前記フィルム(2)の画像情報をトリミングする特
    定仕上げを行うとき、 前記画像情報読取手段(RD)にて読み取った画像情報
    に基づいて、前記特定仕上げの仕上がり状態としてモニ
    タ(MT)に表示するように構成されている請求項4記
    載の焼き増しプリント確認装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段(DC)は、前記フィ
    ルム(2)の1つの画像情報に対して、前記特定仕上げ
    の複数個の異なる仕上がり状態をモニタ(MT)に表示
    するように構成されている請求項5記載の焼き増しプリ
    ント確認装置。
JP3226195A 1995-01-27 1995-02-21 焼き増しプリント確認方法及び装置 Withdrawn JPH08227109A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004049061A1 (ja) * 2002-11-22 2004-06-10 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. プリント注文票、情報記録装置及びプリントシステム

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