JPH08226515A - 複合駆動装置 - Google Patents

複合駆動装置

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JPH08226515A
JPH08226515A JP3629495A JP3629495A JPH08226515A JP H08226515 A JPH08226515 A JP H08226515A JP 3629495 A JP3629495 A JP 3629495A JP 3629495 A JP3629495 A JP 3629495A JP H08226515 A JPH08226515 A JP H08226515A
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shaft
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lever
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Shozo Tateiwa
昌三 立岩
Yasuhiro Komada
康博 駒田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転と平行運動ができる複合駆動装置をコンパ
クトな形にすることを目的とする。 【構成】本体内に固着されたインデックスユニットの回
転を出力軸に伝えるかみあわせ機構と、インデックスユ
ニットの外部にある溝カムによって動くアームの上下運
動を出力軸の平行運動に換える摺動機構から構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体等の小型部品の
搬送装置に適した複合駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体等の電子部品のような微小
ワークを搬送するための駆動装置として、特公昭55−
4978に示される発明があり、これは第1に、入力軸
の回転運動を出力軸の回転及び上下方向の摺動運動に変
換する装置の発明であり、第2の発明として入力軸の回
転運動を出力軸が上下の摺動運動と揺回転運動の合成さ
れたパターンの複合運動を行う装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、平行移動と
回転の運動を1つの装置で行わせようとすると、特公昭
55−4978の第1と第2の装置を組み合わせて構成
することになるが、この場合チェーン、ジョイントなど
伝達部品を使用すると大きな軸間距離が必要となり、構
造的にも複雑になり装置も大型化する問題がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、コンパクトに1台の装置で平行移動と回転の運
動を行わせようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、本体の底面にインデックスユニットを固
定し、側面には摺動機構を配設し、該インデックスユニ
ットのタレット軸にかみ合わせ機構を設け、出力軸をケ
ース内に支持し、該ケースは、前記摺動機構に支持さ
れ、かつ該摺動機構はインデックスユニットの外部に設
けられた溝カムとレバーによって前記出力軸と直角方向
に平行移動するように配設されている。
【0006】また、摺動機構は、タレット軸の端部にボ
スを固定し、ボスの上には回転自在の複数対のローラを
固設し、出力軸と一体となっているスライダが該ローラ
の間を移動可能にできるように案内されている。
【0007】また、出力軸が、平行方向に移動できるよ
うに、ローラによってスライダの方向を規制されてい
る。
【0008】
【作用】入力軸の回転はインデックスユニットを経てそ
の回転軸から、かみあわせ機構に伝達され、かみ合わせ
機構は、出力軸がインデックスユニットの回転軸と同一
軸線上にあるときは回転軸の回転を出力軸に伝達し、回
転出力軸が定位置で停止したとき、出力軸が平行移動さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図に基
づいて説明する。図1に示すように、L型に形成された
本体(1)の底面には、インデックスユニット(2)が
固着されている。インデックスユニット(2)には入力
軸(3)が貫挿され、回転可能に支持されている。入力
軸(3)には図示しない駆動源が接続され、その駆動源
の回転により入力軸(3)が所定の方向に回転するよう
になっている。
【0010】また図1、図2に示すように入力軸(3)
には溝カム(4)及びインデックスユニットのグロボイ
ダルカム(5)が一体回転するように固着されている。
溝カム(4)の一方の側面には所定の形状の溝(11)が形
成されている。グロボイダルカム(5)の外周面にはテ
ーパーリブ(12)が所定の形状に刻成されている。
【0011】またインデックスユニット(2)にはタレ
ット軸(6)が軸支されている。タレット軸(6)の外
周面には複数の(本実施例では6個)のニードルベアリ
ングが挿入されたカムフォロア(13)が放射状に取着され
ている。カムフォロア(13)は前記クロボイダルカム
(5)のテーパーリブ(12)に沿って転動し、その転動に
よって回転軸(6)が間欠的に回転し、停止するように
なっている。尚、本実施例では60度の角度で回転し、所
定の時間停止するようにテーパーリブ(12)が刻成されて
いる。
【0012】また図3において、かみ合わせ機構(B)
は、タレット軸(6)の端部と出力軸(7)の間に設け
られ、タレット軸の端部に固定されたボス(8a,8b) と、
ボス(8b)に固定された4つのローラ(9)と、出力軸
(7)と一体に固定されたスライダ(10)と、からなる。
【0013】また図2に示すように、L型の本体(1)
にはレバー(14)が支軸(15)によって揺動自在に支持され
ている。レバー(14)の中央付近にはカムフォロア(16a)
が設けられ、前記溝カム(4)の溝(11)に係合してい
る。また、レバー(14)の先端部にはカムフォロア(16b)
が固設されている。カムフォロア(16a) は溝カム(4)
が回転することによって溝(11)の側壁に当接し、図にお
いて上下方向に間欠的に揺動する。なお、本実施例で
は、溝(11)は溝カム(4)が1回転するときにレバー(1
4)が2回上下方向に間欠的に揺動するように刻成されて
いる。
【0014】また、カムフォロア(16b) はガイド(18)の
U字型溝(18a) と係合している。また、ブラケット(19)
には、ガイド(18)と直線動ベアリング(20)が固着され、
ベアリング用レール(21)がL型の本体(1)に固着さ
れ、出力軸(7)はケース(22)内に回転可能に軸支さ
れ、また、ケース(22)はブラケット(19)に固定されてい
る。
【0015】次に、上記のように構成された複合駆動装
置の動作について説明する。駆動源の回転によって入力
軸(3)が駆動されると、インデックスユニット(2)
の外部の溝カム(4)及び内部のグロボイダルカム
(5)が一体に回転する。この時、タレット軸(6)の
カムフォロア(13)はグロボイダルカム(5)のテーパー
リブ(12)に沿って転動し、タレット軸(6)が所定の角
度ずつ回動する。図4の〓から〓において、出力軸
(7)は、タレット軸(6)と同一軸線上になった時、
タレット軸(6)の回転がボス(8a,8b) 及びローラ
(9)によってスライダ(10)に伝達され、従って出力軸
(7)が間欠回転する(図4,〓から〓)。そして、出
力軸(7)が図4の〓の状態に戻り、溝カム(4)の回
転によりレバー(14)が下方向(図1)に移動すると、レ
バー(14)の先端部に設けられたカムフォロア(16a) に誘
導されるU字型溝を持つガイド(18)が下方向に移動す
る。 それによって、ブラケット(19)と一体に固定され
たケース(22)が移動し、それに伴って出力軸(7)も移
動する。移動方向は出力軸(7)と直角方向になる(図
4,〓)。その結果、出力軸(7)にマニプレータを設
けることにより、小型部品を保持して旋回し、平行移動
して搬送させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
出力軸(7)にスライダ(10)を固着し、スライダ(10)は
ローラ(9)に案内されるため、出力軸(7)は、従来
にはない回転及び平行方向の移動運動ができる。しかも
コンパクトな装置で可能になる。また出力軸が従来に比
べ軽量であり、カムフォロア(13)にニードルベアリング
が挿入されているので、高速で運転しても、動きがなめ
らかで、残留振動が少ないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した複合駆動装置の一実施例を
示す平面図である。
【図2】本発明を具体化した複合駆動装置の一実施例を
示す正面図である。
【図3】本発明を具体化した複合駆動装置の一実施例を
示す背面図である。
【図4】出力軸と一体のスライダーの動きを示す、図1
A−A視拡大図である。
【符号の説明】
1−本体、2−インデックスユニット、3−入力軸、4
−溝カム、5−グロボイダルカム、6−タレット軸、7
−出力軸、8−ボス、9−ローラ、10−スライダ、11−
溝、12−テーパーリブ、13−カムフォロア、14−レバ
ー、15−支軸、16−カムフォロア、18−ガイド、19−ブ
ラケット、20−直線動ベアリング、21−ベアリング用レ
ール、22−ケース。
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した複合駆動装置の一実施例を
示す平面図である。
【図2】本発明を具体化した複合駆動装置の一実施例を
示す正面図である。
【図3】本発明を具体化した複合駆動装置の一実施例を
示す背面図である。
【図4】出力軸と一体のスライダーの動きを示す、図1
A−A視拡大図である
【符号の説明】 1−本体、2−インデックスユニット、3−入力軸、4
−溝カム、5−グロボイダルカム、6−タレット軸、7
−出力軸、8−ボス、9−ローラ、10−スライダ、1
1−溝、12−テーパーリブ、13−カムフォロア、1
4−レバー、15−支軸、16−カムフオロア、18−
ガイド、19−ブラケット 、20−直線動ベアリン
グ、21−ベアリング用レール、22−ケース。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)の底面にインデックスユニッ
    ト(2)を固定し、本体の側面には摺動機構を配設し、
    該インデックスユニット(2)のタレット軸(6)にか
    み合わせ機構を設け、出力軸(7)をケース(22)内に支
    持し、該ケース(22)は、前記摺動機構に支持され、かつ
    該摺動機構はインデックスユニット(2)の外部に設け
    られた溝カム(4)とレバー(14)によって前記出力軸
    (7)と直角方向に平行移動する複合駆動装置。
  2. 【請求項2】 摺動機構は、タレット軸(6)の端部に
    ボス(8a,8b) を固定し、ボス(8b)の上には回転自在の複
    数対のローラ(9)を固設し、出力軸(7)と一体とな
    っているスライダ(10)が該ローラ(9)の間を移動可能
    に案内されていることを特徴とする請求項1に記載の複
    合駆動装置。
  3. 【請求項3】 出力軸(7)が、平行方向に移動できる
    ように、ローラ(9)によってスライダの方向を規制さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の複合駆動装
    置。
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