JPH08226497A - 複合テーパーハスバホィール - Google Patents
複合テーパーハスバホィールInfo
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- JPH08226497A JPH08226497A JP3548695A JP3548695A JPH08226497A JP H08226497 A JPH08226497 A JP H08226497A JP 3548695 A JP3548695 A JP 3548695A JP 3548695 A JP3548695 A JP 3548695A JP H08226497 A JPH08226497 A JP H08226497A
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- Japan
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- gear
- tapered helical
- wheel
- hasba
- helical gears
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 汎用工具で製造でき、バックラッシの調節が
容易で、それを0とすることもでき、歯当たり面積が広
く、ウォームギア及びネジ歯車として利用し得る複合テ
ーパーハスバホィールを提供する。 【構成】 基準円錐面が互いに同軸に相対向し、かつ、
何れも共通の一つの円筒ウォーム又はネジ歯車と噛み合
い得るよう結合された一対のテーパーハスバ歯車から成
る複合テーパーハスバホィール。
容易で、それを0とすることもでき、歯当たり面積が広
く、ウォームギア及びネジ歯車として利用し得る複合テ
ーパーハスバホィールを提供する。 【構成】 基準円錐面が互いに同軸に相対向し、かつ、
何れも共通の一つの円筒ウォーム又はネジ歯車と噛み合
い得るよう結合された一対のテーパーハスバ歯車から成
る複合テーパーハスバホィール。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒ウォーム又はネジ
歯車と組み合わせて用いられ、従来のものに比して大き
なトルクを伝達でき、また、バックラッシを任意に調節
できる新規な複合テーパーハスバホィールに関する。
歯車と組み合わせて用いられ、従来のものに比して大き
なトルクを伝達でき、また、バックラッシを任意に調節
できる新規な複合テーパーハスバホィールに関する。
【0002】
【従来の技術】ウォームギヤ及び一対のネジ歯車から成
る回転伝達装置は広く知られている。従来公知のウォー
ムギヤは、図5及び図6に示したように、円筒ウォーム
51と鼓形ウォームホイール52を組み合わせて使用す
るものである。このウォームギヤは、図6に示したよう
に、歯当たりAの面積が広く、許容伝達トルクは大きい
が、鼓形ウォームホイール52の歯切り加工には規格外
の特殊な工具や切削技術を要し、又、歯面研削加工用の
ネジ状砥石の製作が難しく、高精度ギアの製作や熱処理
後の歪を取り除くための歯面研削加工ができないため、
バックラッシ量の調節や、組立の馴染み運転に長い時間
を必要とするという問題がある。
る回転伝達装置は広く知られている。従来公知のウォー
ムギヤは、図5及び図6に示したように、円筒ウォーム
51と鼓形ウォームホイール52を組み合わせて使用す
るものである。このウォームギヤは、図6に示したよう
に、歯当たりAの面積が広く、許容伝達トルクは大きい
が、鼓形ウォームホイール52の歯切り加工には規格外
の特殊な工具や切削技術を要し、又、歯面研削加工用の
ネジ状砥石の製作が難しく、高精度ギアの製作や熱処理
後の歪を取り除くための歯面研削加工ができないため、
バックラッシ量の調節や、組立の馴染み運転に長い時間
を必要とするという問題がある。
【0003】このため、図7及び図8に示したように、
鼓形ウォームホイールに代えて円筒ウォームホイール6
2を組み合わせたものが一般的に用いられている。この
円筒ウォームホイール62は、汎用のホブを用いて創成
でき、また、その研磨に必要なネジ状砥石の製造も容易
であり高精度に研磨加工ができるので、熱処理によって
発生する歪の取除き加工や、組立時のバックラッシ量の
調節が容易である。しかしながら、このウォームギヤで
は、図8に示したように、ウォームとウォームホイール
の基礎曲面が何れも単純な円筒であるので、歯当たりA
の面積が小さく、そのため許容伝達トルクが小さいとい
う問題がある。又、相手歯車がウォームである場合のみ
でなく、一般のネジ歯車同志の噛み合いに関しても同様
な問題がある。
鼓形ウォームホイールに代えて円筒ウォームホイール6
2を組み合わせたものが一般的に用いられている。この
円筒ウォームホイール62は、汎用のホブを用いて創成
でき、また、その研磨に必要なネジ状砥石の製造も容易
であり高精度に研磨加工ができるので、熱処理によって
発生する歪の取除き加工や、組立時のバックラッシ量の
調節が容易である。しかしながら、このウォームギヤで
は、図8に示したように、ウォームとウォームホイール
の基礎曲面が何れも単純な円筒であるので、歯当たりA
の面積が小さく、そのため許容伝達トルクが小さいとい
う問題がある。又、相手歯車がウォームである場合のみ
でなく、一般のネジ歯車同志の噛み合いに関しても同様
な問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、標準的な工具で歯切り加工や歯面研削加工が可
能であり、標準の円筒ウォームやネジ歯車と組み合わせ
て使用でき、バックラッシ量の調節が容易で、必要に応
じてそれを無くすことも可能である上、歯当たりAの面
積を広くでき、そのため、大きなトルクを伝達できるテ
ーパーハスバホィールを提供することにある。
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、標準的な工具で歯切り加工や歯面研削加工が可
能であり、標準の円筒ウォームやネジ歯車と組み合わせ
て使用でき、バックラッシ量の調節が容易で、必要に応
じてそれを無くすことも可能である上、歯当たりAの面
積を広くでき、そのため、大きなトルクを伝達できるテ
ーパーハスバホィールを提供することにある。
【0005】
【課題を解決する手段】上記の目的は、基準円錐面が互
いに同軸に相対向し、かつ、何れも共通の一つの円筒ウ
ォーム又はネジ歯車と噛み合い得るよう結合された一対
のテーパーハスバ歯車から成る複合テーパーハスバホィ
ールによって達成される。
いに同軸に相対向し、かつ、何れも共通の一つの円筒ウ
ォーム又はネジ歯車と噛み合い得るよう結合された一対
のテーパーハスバ歯車から成る複合テーパーハスバホィ
ールによって達成される。
【0006】本発明の一実施例においては、一対のテー
パーハスバ歯車を相手歯車の一方の歯面と同時に噛み合
わせ、2か所に噛合点を生じさせるため、一対のテーパ
ーハスバ歯車の間に適宜の厚さの間座を設け、これによ
り一対のテーパーハスバ歯車の位相を調節するよう構成
する。
パーハスバ歯車を相手歯車の一方の歯面と同時に噛み合
わせ、2か所に噛合点を生じさせるため、一対のテーパ
ーハスバ歯車の間に適宜の厚さの間座を設け、これによ
り一対のテーパーハスバ歯車の位相を調節するよう構成
する。
【0007】また、他の一実施例においては、間座を用
いることなく、一方のテーパーハスバ歯車を他の一方の
テーパーハスバ歯車に対し相対的に微小角度ずらして結
合し、両方のテーパーハスバ歯車が相手歯車の一方の歯
面と同時に噛み合うようにする。
いることなく、一方のテーパーハスバ歯車を他の一方の
テーパーハスバ歯車に対し相対的に微小角度ずらして結
合し、両方のテーパーハスバ歯車が相手歯車の一方の歯
面と同時に噛み合うようにする。
【0008】また、更に他の一実施例においては、間座
の厚みを変えて、一対のテーパーハスバ歯車の歯が相手
歯車の歯を跨いで挟み付け、これによりバックラッシな
しで回転するよう構成する。
の厚みを変えて、一対のテーパーハスバ歯車の歯が相手
歯車の歯を跨いで挟み付け、これによりバックラッシな
しで回転するよう構成する。
【0009】また、更に他の一実施例においては、間座
を用いることなく、一方のテーパーハスバ歯車を他の一
方のテーパーハスバ歯車に対し相対的に微小角度ずらし
て結合し、これにより、両方のテーパーハスバ歯車が相
手歯車の歯を跨いで挟み付け、バックラッシなしで回転
するよう構成する。
を用いることなく、一方のテーパーハスバ歯車を他の一
方のテーパーハスバ歯車に対し相対的に微小角度ずらし
て結合し、これにより、両方のテーパーハスバ歯車が相
手歯車の歯を跨いで挟み付け、バックラッシなしで回転
するよう構成する。
【0010】また、更に他の一実施例においては、一対
のテーパーハスバ歯車の歯が弾性的に変位し得るよう両
歯車の円錐部が肉抜きされており、相手歯車と噛み合う
とき、それらテーパーハスバ歯車の歯面が弾性的に僅か
に変形しつつ相手歯車の歯を挟み付け、これによりバッ
クラッシなしで回転するように構成する。
のテーパーハスバ歯車の歯が弾性的に変位し得るよう両
歯車の円錐部が肉抜きされており、相手歯車と噛み合う
とき、それらテーパーハスバ歯車の歯面が弾性的に僅か
に変形しつつ相手歯車の歯を挟み付け、これによりバッ
クラッシなしで回転するように構成する。
【0011】また、更に他の一実施例においては、一対
のテーパーハスバ歯車がそれぞれ複数枚の薄いテーパー
ハスバ歯車にスライスされており、これらのテーパーハ
スバ歯車が相互に適宜の位相差を以て相互に固定され、
それらの歯面が一つの共通の相手歯車の一方の歯面と同
時に噛み合い、同時に多数箇所に噛合点が生ずるよう構
成する。
のテーパーハスバ歯車がそれぞれ複数枚の薄いテーパー
ハスバ歯車にスライスされており、これらのテーパーハ
スバ歯車が相互に適宜の位相差を以て相互に固定され、
それらの歯面が一つの共通の相手歯車の一方の歯面と同
時に噛み合い、同時に多数箇所に噛合点が生ずるよう構
成する。
【0012】また、更に他の一実施例においては、複数
枚にスライスされた薄いテーパーハスバ歯車のうち少な
くとも1枚の歯面が、他の薄いテーパーハスバ歯車の噛
み合う相手歯車の歯面の反対側の歯面に接触しつつ回転
するようそれらのテーパーハスバ歯車の位相を調節し、
これにより、多数の噛合点で相手歯車と噛み合いつつ、
バックラッシなしで回転するように構成する。
枚にスライスされた薄いテーパーハスバ歯車のうち少な
くとも1枚の歯面が、他の薄いテーパーハスバ歯車の噛
み合う相手歯車の歯面の反対側の歯面に接触しつつ回転
するようそれらのテーパーハスバ歯車の位相を調節し、
これにより、多数の噛合点で相手歯車と噛み合いつつ、
バックラッシなしで回転するように構成する。
【0013】
【作用】上記の如き構成であると、汎用の工具を用いて
高精度の歯車が製造でき、所望の円筒ウォームまたはネ
ジ歯車と組み合わせた場合、噛合点の数を増やすことに
より噛合面積を大幅に増加し、伝達トルクを増加すると
共に、バックラッシ量を容易に調節でき、要すればバッ
クラッシなしでも円滑に回転駆動し得る新規な複合テー
パーハスバホィールを提供できるものである。
高精度の歯車が製造でき、所望の円筒ウォームまたはネ
ジ歯車と組み合わせた場合、噛合点の数を増やすことに
より噛合面積を大幅に増加し、伝達トルクを増加すると
共に、バックラッシ量を容易に調節でき、要すればバッ
クラッシなしでも円滑に回転駆動し得る新規な複合テー
パーハスバホィールを提供できるものである。
【0014】
【発明を実施するための最良の態様】以下、図面により
本発明の実施例について詳細に説明する。なお、以下の
説明に於いては相手歯車をウォームとして説明するが、
本発明は相手歯車の種類、構造により限定されるもので
なく、相手歯車は一般のネジ歯車などであっても良いも
のである。図1は本発明に係る円筒ウォームと噛み合う
複合テーパーハスバホィールの第一実施例を示す断面
図、図2は図1に示した複合テーパーハスバホィールの
歯当たり部分を示す部分拡大図、図3は本発明に係る円
筒ウォームと噛み合う複合テーパーハスバホィールの第
二実施例を示す断面図、図4は本発明に係る円筒ウォー
ムと噛み合う複合テーパーハスバホィールの第三実施例
を示す断面図、図5は従来公知の鼓形ウォームホイール
を使用したウォームギヤの断面図、図6は図5に示した
ウォームギヤの歯当たり部分を示す部分拡大図、図7は
従来公知の円筒ウォームホイールを使用したウォームギ
ヤの断面図、図8は図7に示したウォームギヤの歯当た
り部分を示す部分拡大図である。
本発明の実施例について詳細に説明する。なお、以下の
説明に於いては相手歯車をウォームとして説明するが、
本発明は相手歯車の種類、構造により限定されるもので
なく、相手歯車は一般のネジ歯車などであっても良いも
のである。図1は本発明に係る円筒ウォームと噛み合う
複合テーパーハスバホィールの第一実施例を示す断面
図、図2は図1に示した複合テーパーハスバホィールの
歯当たり部分を示す部分拡大図、図3は本発明に係る円
筒ウォームと噛み合う複合テーパーハスバホィールの第
二実施例を示す断面図、図4は本発明に係る円筒ウォー
ムと噛み合う複合テーパーハスバホィールの第三実施例
を示す断面図、図5は従来公知の鼓形ウォームホイール
を使用したウォームギヤの断面図、図6は図5に示した
ウォームギヤの歯当たり部分を示す部分拡大図、図7は
従来公知の円筒ウォームホイールを使用したウォームギ
ヤの断面図、図8は図7に示したウォームギヤの歯当た
り部分を示す部分拡大図である。
【0015】まず、図1について説明する。図中、10
は本発明に係る複合テーパーハスバホィール、2は円筒
ウォーム、3は従動軸、4は従動軸3と直角に食い違う
駆動軸であり、円筒ウォーム2は、駆動軸4の周囲に設
けられる。
は本発明に係る複合テーパーハスバホィール、2は円筒
ウォーム、3は従動軸、4は従動軸3と直角に食い違う
駆動軸であり、円筒ウォーム2は、駆動軸4の周囲に設
けられる。
【0016】複合テーパーハスバホィール10は、一対
のテーパーハスバ歯車101及び102、間座103、
ボルト104とから成る。一方のテーパーハスバ歯車1
01は、その歯が円筒ウォーム2の歯と噛み合うよう従
動軸3に固定されるものであり、基準円錐面101aを
歯面とし、その基準円錐面101aの頂点側の面に、そ
の中央付近から従動軸3の表面に沿って延びる円筒部1
01bを有し、また、従動軸3を挟んで対称又は対称に
近い位置の複数箇所にボルト104がねじ込まれるねじ
孔を有する。
のテーパーハスバ歯車101及び102、間座103、
ボルト104とから成る。一方のテーパーハスバ歯車1
01は、その歯が円筒ウォーム2の歯と噛み合うよう従
動軸3に固定されるものであり、基準円錐面101aを
歯面とし、その基準円錐面101aの頂点側の面に、そ
の中央付近から従動軸3の表面に沿って延びる円筒部1
01bを有し、また、従動軸3を挟んで対称又は対称に
近い位置の複数箇所にボルト104がねじ込まれるねじ
孔を有する。
【0017】他方のテーパーハスバ歯車102は基準円
錐面102aを歯面とし、その基準円錐面102aがテ
ーパーハスバ歯車101の基準円錐面101aと対称に
なるよう、かつ、両者の間に間座103を挟んでテーパ
ーハスバ歯車101の円筒部101bに取り付けられる
ものであり、テーパーハスバ歯車101のねじ孔に対応
する位置にはボルト104が挿通されるボルト孔を有す
る。
錐面102aを歯面とし、その基準円錐面102aがテ
ーパーハスバ歯車101の基準円錐面101aと対称に
なるよう、かつ、両者の間に間座103を挟んでテーパ
ーハスバ歯車101の円筒部101bに取り付けられる
ものであり、テーパーハスバ歯車101のねじ孔に対応
する位置にはボルト104が挿通されるボルト孔を有す
る。
【0018】この間座103は、テーパーハスバ歯車1
02と同様なボルト孔を有し、両テーパーハスバ歯車1
01、102の中間に設けられるリング状の部材であ
り、組立の際には、適切な厚みの間座103を選定して
両テーパーハスバ歯車101、102の対向面間の間隔
を調節し、両歯車101、102の位相、即ち、歯面の
相対位置を調節するものである。
02と同様なボルト孔を有し、両テーパーハスバ歯車1
01、102の中間に設けられるリング状の部材であ
り、組立の際には、適切な厚みの間座103を選定して
両テーパーハスバ歯車101、102の対向面間の間隔
を調節し、両歯車101、102の位相、即ち、歯面の
相対位置を調節するものである。
【0019】而して、一実施例においては、適切な厚み
を有する間座103を用い、両テーパーハスバ歯車10
1、102が同時に円筒ウォーム2の一方の歯面と噛み
合うように、即ち、両歯車101、102が2か所の噛
合点で同時に噛み合い、円筒ウォーム2から同時にトル
クの伝達を受けるよう構成し、これらをボルト104で
締め付け、複合テーパーハスバホィールを構成する。
を有する間座103を用い、両テーパーハスバ歯車10
1、102が同時に円筒ウォーム2の一方の歯面と噛み
合うように、即ち、両歯車101、102が2か所の噛
合点で同時に噛み合い、円筒ウォーム2から同時にトル
クの伝達を受けるよう構成し、これらをボルト104で
締め付け、複合テーパーハスバホィールを構成する。
【0020】このように構成すると、図2に示したよう
に、両テーパーハスバ歯車101、102がそれぞれ円
筒ウォーム2に接しているため、歯当たりAが二箇所と
なり、図8に示した従来のウォームギヤに比べ歯当たり
面積が略二倍となるので、従来のものに比し二倍のトル
クを従動軸3に伝達し得るものである。
に、両テーパーハスバ歯車101、102がそれぞれ円
筒ウォーム2に接しているため、歯当たりAが二箇所と
なり、図8に示した従来のウォームギヤに比べ歯当たり
面積が略二倍となるので、従来のものに比し二倍のトル
クを従動軸3に伝達し得るものである。
【0021】また、他の一実施例においては、間座10
3を異なる厚みのものに交換して両テーパーハスバ歯車
101、102が、それぞれ円筒ウォーム2の反対側の
歯面に同時に接触するように、即ち、円筒ウォーム2の
歯をその左右から挟持し、バックラッシが0となるよう
に構成する。このように構成すると、駆動軸4の回転方
向が正逆反転するときも常に駆動軸4の回転角を正しく
従動軸3に伝達し得るようになるものである。
3を異なる厚みのものに交換して両テーパーハスバ歯車
101、102が、それぞれ円筒ウォーム2の反対側の
歯面に同時に接触するように、即ち、円筒ウォーム2の
歯をその左右から挟持し、バックラッシが0となるよう
に構成する。このように構成すると、駆動軸4の回転方
向が正逆反転するときも常に駆動軸4の回転角を正しく
従動軸3に伝達し得るようになるものである。
【0022】次に、図3について説明する。図中、11
は本発明に係る複合テーパーハスバホィールであり、こ
の複合テーパーハスバホィール11は、図1に示したも
のと同様に従動軸3に取り付けられ、駆動軸4に設けら
れた円筒ウォーム2と噛み合うものである。
は本発明に係る複合テーパーハスバホィールであり、こ
の複合テーパーハスバホィール11は、図1に示したも
のと同様に従動軸3に取り付けられ、駆動軸4に設けら
れた円筒ウォーム2と噛み合うものである。
【0023】この複合テーパーハスバホィール11は、
図1に示した両テーパーハスバ歯車をそれぞれ二枚にス
ライスしたテーパーハスバ歯車111−1、111−2
及び112−1、112−2を、それらの歯車の間に適
宜、間座113を挟んで各歯車の歯面の相対位置を調節
した後、ボルト114で締め付けて成るものである。
図1に示した両テーパーハスバ歯車をそれぞれ二枚にス
ライスしたテーパーハスバ歯車111−1、111−2
及び112−1、112−2を、それらの歯車の間に適
宜、間座113を挟んで各歯車の歯面の相対位置を調節
した後、ボルト114で締め付けて成るものである。
【0024】なお、図では省略したが、二組のテーパー
ハスバ歯車111−1、111−2及び112−1、1
12−2の隣接するもの同士の歯面の相対位置を調節す
るため、テーパーハスバ歯車111−1、111−2の
間、及びテーパーハスバ歯車112−1、112−2の
間に所定の厚みの間座を入れることが推奨される。
ハスバ歯車111−1、111−2及び112−1、1
12−2の隣接するもの同士の歯面の相対位置を調節す
るため、テーパーハスバ歯車111−1、111−2の
間、及びテーパーハスバ歯車112−1、112−2の
間に所定の厚みの間座を入れることが推奨される。
【0025】而して、一実施例においては、これら四枚
のハスバ歯車の位相を、それらの歯が同時に円筒ウォー
ム2の一方の歯面と噛み合うよう構成する。このように
構成すると、歯当たり面が四箇所となるので、図8に示
した従来のウォームギヤに比し伝達トルクを倍以上に高
められるものである。
のハスバ歯車の位相を、それらの歯が同時に円筒ウォー
ム2の一方の歯面と噛み合うよう構成する。このように
構成すると、歯当たり面が四箇所となるので、図8に示
した従来のウォームギヤに比し伝達トルクを倍以上に高
められるものである。
【0026】また、他の一実施例においては、これら二
組のテーパーハスバ歯車111−1、111−2及び1
12−1、112−2の位相を、それぞれの組内の歯が
円筒ウォーム2の歯を左右から挟み付けながら互いに噛
み合うよう構成する。このように構成すると、バックラ
ッシを0とすると共に、図8に示した従来のウォームギ
ヤに比べ歯当たり面積を略二倍とすることができるもの
である。
組のテーパーハスバ歯車111−1、111−2及び1
12−1、112−2の位相を、それぞれの組内の歯が
円筒ウォーム2の歯を左右から挟み付けながら互いに噛
み合うよう構成する。このように構成すると、バックラ
ッシを0とすると共に、図8に示した従来のウォームギ
ヤに比べ歯当たり面積を略二倍とすることができるもの
である。
【0027】また、更に他の一実施例においては、テー
パーハスバ歯車111−1、111−2及び112−1
が一方の歯面に噛み合い、テーパーハスバ歯車112−
2が他の一方の歯面に接するよう構成する。このように
構成すると、バックラッシなしに正回転時の伝達トルク
を更に高めることができるものである。
パーハスバ歯車111−1、111−2及び112−1
が一方の歯面に噛み合い、テーパーハスバ歯車112−
2が他の一方の歯面に接するよう構成する。このように
構成すると、バックラッシなしに正回転時の伝達トルク
を更に高めることができるものである。
【0028】次に、図4について説明する。図中、12
は本発明に係る複合テーパーハスバホィールであり、こ
の複合テーパーハスバホィール12は、図1に示したも
のと同様に従動軸3に取り付けられ、駆動軸4に設けら
れた円筒ウォーム2と噛み合うものである。
は本発明に係る複合テーパーハスバホィールであり、こ
の複合テーパーハスバホィール12は、図1に示したも
のと同様に従動軸3に取り付けられ、駆動軸4に設けら
れた円筒ウォーム2と噛み合うものである。
【0029】この複合テーパーハスバホィール12を構
成するテーパーハスバ歯車121及び122は、図1に
示した両テーパーハスバ歯車の外側に、円錐状の肉抜き
121a及び122aを設け、全体の剛性を低くし、多
少の可撓性を与えたものであり、噛み合い時に両テーパ
ーハスバ歯車121、122の歯が僅かに弾性変形して
円筒ウォーム2としっくりと噛み合うようになるので、
歯当たり面積が増加すると共にバックラッシがなくなる
ものである。
成するテーパーハスバ歯車121及び122は、図1に
示した両テーパーハスバ歯車の外側に、円錐状の肉抜き
121a及び122aを設け、全体の剛性を低くし、多
少の可撓性を与えたものであり、噛み合い時に両テーパ
ーハスバ歯車121、122の歯が僅かに弾性変形して
円筒ウォーム2としっくりと噛み合うようになるので、
歯当たり面積が増加すると共にバックラッシがなくなる
ものである。
【0030】なお、本発明は叙上の実施例に限定される
ものではなく、例えば、上記の実施例においては、相手
歯車をウォームとしたが、これは一般のネジ歯車であっ
ても良く、又、各歯車の位相を調節するのに間座を用い
たが、これは各部品の精度を高くすれば不要となるもの
であり、又更に、この間座に代えて、テーパーハスバ歯
車が相互に若干回転し得るようボルト孔の径をやや大き
めとするか、又は細長い長孔とし、これにより各テーパ
ーハスバ歯車の位置を調整し、相手歯車に噛み合わせて
からボルトを締めるようにしても良く、その場合、全て
のテーパーハスバ歯車を位置決め用のピンなどにより相
互に結合するようにすることも推奨され、又、スライス
されたテーパーハスバ歯車を使用する場合、そのスライ
スの枚数は三枚以上、何枚でもよく、本発明は上記の説
明から当業者が容易に想到し得る全ての変更実施例を包
摂するものである。
ものではなく、例えば、上記の実施例においては、相手
歯車をウォームとしたが、これは一般のネジ歯車であっ
ても良く、又、各歯車の位相を調節するのに間座を用い
たが、これは各部品の精度を高くすれば不要となるもの
であり、又更に、この間座に代えて、テーパーハスバ歯
車が相互に若干回転し得るようボルト孔の径をやや大き
めとするか、又は細長い長孔とし、これにより各テーパ
ーハスバ歯車の位置を調整し、相手歯車に噛み合わせて
からボルトを締めるようにしても良く、その場合、全て
のテーパーハスバ歯車を位置決め用のピンなどにより相
互に結合するようにすることも推奨され、又、スライス
されたテーパーハスバ歯車を使用する場合、そのスライ
スの枚数は三枚以上、何枚でもよく、本発明は上記の説
明から当業者が容易に想到し得る全ての変更実施例を包
摂するものである。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る複合テーパーハスバホィー
ルは、汎用の工具を使用して高精度かつ容易に製造でき
るため、バックラッシ量の調整が可能で、組立や保守作
業が容易であり、また、必要に応じてバックラッシをな
くすこともでき、さらに、歯当たり面積が広いため大き
なトルクを伝達できる複合テーパーハスバホィールを提
供できるものである。
ルは、汎用の工具を使用して高精度かつ容易に製造でき
るため、バックラッシ量の調整が可能で、組立や保守作
業が容易であり、また、必要に応じてバックラッシをな
くすこともでき、さらに、歯当たり面積が広いため大き
なトルクを伝達できる複合テーパーハスバホィールを提
供できるものである。
【図1】本発明に係る円筒ウォームと噛み合う複合テー
パーハスバホィールの第一実施例を示す断面図である。
パーハスバホィールの第一実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示した複合テーパーハスバホィールの歯
当たり部分を示す部分拡大図である。
当たり部分を示す部分拡大図である。
【図3】本発明に係る円筒ウォームと噛み合う複合テー
パーハスバホィールの第二実施例を示す断面図である。
パーハスバホィールの第二実施例を示す断面図である。
【図4】本発明に係る円筒ウォームと噛み合う複合テー
パーハスバホィールの第三実施例を示す断面図である。
パーハスバホィールの第三実施例を示す断面図である。
【図5】従来公知の鼓形ウォームホイールを使用したウ
ォームギヤの断面図である。
ォームギヤの断面図である。
【図6】図5に示したウォームギヤの歯当たり部分を示
す部分拡大図である。
す部分拡大図である。
【図7】従来公知の円筒ウォームホイールを使用したウ
ォームギヤの断面図である。
ォームギヤの断面図である。
【図8】図7に示したウォームギヤの歯当たり部分を示
す部分拡大図である。
す部分拡大図である。
10・・・・・・・複合テーパーハスバホィール 101・・・・・・テーパーハスバ歯車 101a・・・・・基準円錐面 101b・・・・・円筒部 102・・・・・・テーパーハスバ歯車 102a・・・・・基準円錐面 103・・・・・・間座 104・・・・・・ボルト 11・・・・・・・複合テーパーハスバホィール 111−1・・・・テーパーハスバ歯車 111−2・・・・テーパーハスバ歯車 112−1・・・・テーパーハスバ歯車 112−2・・・・テーパーハスバ歯車 113・・・・・・間座 114・・・・・・ボルト 12・・・・・・・複合テーパーハスバホィール 121・・・・・・テーパーハスバ歯車 121a・・・・・肉抜き 122・・・・・・テーパーハスバ歯車 122a・・・・・肉抜き 2・・・・・・・・円筒ウォーム 3・・・・・・・・従動軸 4・・・・・・・・駆動軸 51・・・・・・・円筒ウォーム 52・・・・・・・鼓形ウォームホイール 62・・・・・・・円筒ウォームホイール A・・・・・・・・歯当たり
Claims (10)
- 【請求項1】基準円錐面が互いに同軸に相対向し、か
つ、何れも共通の一つの相手歯車と噛み合い得るよう結
合された一対のテーパーハスバ歯車(101、102)
から成る複合テーパーハスバホィール(10)。 - 【請求項2】相手歯車が円筒ウォーム(2)である請求
項1に記載の複合テーパーハスバホィール(10)。 - 【請求項3】相手歯車がネジ歯車である請求項1に記載
の複合テーパーハスバホィール(10)。 - 【請求項4】一対のテーパーハスバ歯車(101、10
2)の間に、間座(103)を有する請求項1ないし3
の何れか一に記載の複合テーパーハスバホィール(1
0)。 - 【請求項5】一対のテーパーハスバ歯車(101、10
2)が相手歯車の一方の歯面と同時に噛み合う請求項1
ないし4の何れか一に記載の複合テーパーハスバホィー
ル(10)。 - 【請求項6】一対のテーパーハスバ歯車(101、10
2)の歯面により相手歯車の歯が挟持され、バックラッ
シなしで回転する請求項1ないし4の何れか一に記載の
複合テーパーハスバホィール(10)。 - 【請求項7】一対のテーパーハスバ歯車(121、12
2)の歯が弾性的に変位し得るよう両歯車が肉抜きされ
ており、円筒ウォーム(2)と噛み合うとき、テーパー
ハスバ歯車(121、122)の歯面が相手歯車の歯を
跨いで挟み付け、これによりバックラッシなしで回転す
る請求項1ないし4の何れか一に記載の複合テーパーハ
スバホィール(12)。 - 【請求項8】対をなすテーパーハスバ歯車(111、1
12)が、それぞれ少なくとも各2枚の薄いテーパーハ
スバ歯車(111−1、111−2及び112−1、1
12−2)から成り、これらの薄いテーパーハスバ歯車
(111−1、111−2及び112−1、112−
2)がそれぞれ相手歯車と噛み合う請求項1ないし4の
何れか一に記載の複合テーパーハスバホィール(1
1)。 - 【請求項9】薄い各テーパーハスバ歯車(111−1、
111−2及び112−1、112−2)の総てが相手
歯車の駆動側歯面と同時に噛み合う請求項8に記載の複
合テーパーハスバホィール(11)。 - 【請求項10】薄いテーパーハスバ歯車(111−1、1
11−2及び112−1、112−2)の内、少なくと
も1枚のテーパーハスバ歯車(112−2)以外の総て
のテーパーハスバ歯車(111−1、111−2及び1
12−1)が同時に相手歯車の駆動側歯面と噛み合い、
上記少なくとも1枚のテーパーハスバ歯車(112−
2)が相手歯車のバックラッシ側歯面と噛み合う請求項
8に記載の複合テーパーハスバホィール(11)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3548695A JPH08226497A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 複合テーパーハスバホィール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3548695A JPH08226497A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 複合テーパーハスバホィール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08226497A true JPH08226497A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12443088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3548695A Pending JPH08226497A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 複合テーパーハスバホィール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08226497A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19957440A1 (de) * | 1999-11-29 | 2001-06-13 | Bosch Gmbh Robert | Stirnrad für ein Schneckengetriebe und eine Form zur Herstellung eines solchen Stirnrads |
JP2006125467A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Hosei Brake Ind Ltd | ウォームホイール及びその製造方法 |
JP2006129664A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Maruyasu Kikai Kk | 駆動装置 |
CN103863976A (zh) * | 2014-01-13 | 2014-06-18 | 洛阳锐腾机械设备有限公司 | 一种蜗轮螺旋升降机 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP3548695A patent/JPH08226497A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19957440A1 (de) * | 1999-11-29 | 2001-06-13 | Bosch Gmbh Robert | Stirnrad für ein Schneckengetriebe und eine Form zur Herstellung eines solchen Stirnrads |
WO2001040679A3 (de) * | 1999-11-29 | 2001-12-27 | Bosch Gmbh Robert | Stirnrad für ein schneckengetriebe und eine form zur herstellung eines solchen stirnrads |
JP2006125467A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Hosei Brake Ind Ltd | ウォームホイール及びその製造方法 |
JP4667825B2 (ja) * | 2004-10-27 | 2011-04-13 | 豊生ブレーキ工業株式会社 | ウォームホイールの製造方法 |
JP2006129664A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Maruyasu Kikai Kk | 駆動装置 |
CN103863976A (zh) * | 2014-01-13 | 2014-06-18 | 洛阳锐腾机械设备有限公司 | 一种蜗轮螺旋升降机 |
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