JPH0822590A - 火災熱監視装置 - Google Patents

火災熱監視装置

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JPH0822590A
JPH0822590A JP15613894A JP15613894A JPH0822590A JP H0822590 A JPH0822590 A JP H0822590A JP 15613894 A JP15613894 A JP 15613894A JP 15613894 A JP15613894 A JP 15613894A JP H0822590 A JPH0822590 A JP H0822590A
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JP
Japan
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temperature sensor
heat
fire
sensor
check
Prior art date
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Application number
JP15613894A
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English (en)
Inventor
Tadahiro Okura
忠博 大倉
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Otax Co Ltd
Original Assignee
Otax Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】個人住宅等に設置されている温度センサの検出
機能の検査を、温度センサの設置されている場所に直接
行かずに実施させる。 【構成】熱感知器2には温度センサ8を駆動させるヒー
タコイル9を備える。火災受信器3には管理回路5とは
別に、ヒータコイル9をオン・オフさせる制御回路と、
温度センサ8からの熱検出信号S2が入力され、この熱
検出信号S2に基づきヒータコイル9によって周囲温度
が設定温度を越えた時に検査信号S4を警報器4に出力
する駆動回路とから構成された自己検査回路6を備え
る。 【効果】これにより個人住宅の場合には個人のプライバ
シーを害せず、また検査時間帯に自由度が増し、更に集
合住宅や大きな工場等の場合には設置された温度センサ
を検査員が直接検査する必要がなくなるので、検査のた
めの労力の軽減及び検査時間の大幅な短縮を図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は火災熱監視装置に係り、
特に温度センサによって火災の発生を感知する火災熱監
視装置。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から火災熱監視装置には信頼性が要求されているので、
住宅の各部屋の天井等に配設された温度センサが正常時
には作動せず、異常時のみ確実に作動するように定期的
に検査が実施されている。このような温度センサが配設
された火災熱監視装置は図5に示すように、住居内に設
置され、温度センサ54が設けられた熱感知器51と、
熱感知器51から出力される熱検出信号S10が入力され
る火災受信器52と、火災受信器52に設けられた温度
センサ54からの警報信号S20により駆動される警報器
53とから構成されている。
【0003】このような構成において温度センサ54の
検査を行なう場合には図6に示すように、検査員Aが温
度センサ54を設置した部屋50等に直接入って、温度
センサ54を駆動状態にさせ、この時に警報器53が鳴
動等するか否かで温度センサ54の検出機能を確認して
いる。しかしながら、個人住宅の場合には個人のプライ
バシー及び検査時間帯等、検査を実施するのに制約があ
ったので、温度センサの検査方法や訪問時間が限られ
る。また、集合住宅や大きな工場等の場合には設置され
ている温度センサの数が非常に多いので、検査員が直接
すべての温度センサを検査するには、たいへんな労力と
時間を要する。
【0004】
【目的】本発明は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、個人住宅等に設置されている温
度センサの検出機能の検査を、温度センサの設置されて
いる場所に直接行かなくとも実施することができる火災
熱監視装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明の火災熱監視装置は、熱を検出する温度センサ
と、住居内に設置され温度センサが設けられた熱感知器
と、熱感知器内に設けられた温度センサから出力される
熱検出信号が入力され警報手段を駆動させる火災受信器
とを備えた火災熱監視装置において、熱感知器内には温
度センサを駆動させる発熱体を備え、火災受信器には発
熱体により温度センサを駆動させたときのみ警報手段を
駆動させる自己検査回路を備えたものである。
【0006】また、本発明の火災熱監視装置において、
発熱体にはヒータコイルが使用される。
【0007】
【作用】温度センサの検出機能検査は、熱感知器内に備
えられた発熱体によって温度センサの周囲温度を高温状
態にすることにより実施される。この時に温度センサが
駆動するか否かで、異常時に確実に動作することを確認
できる。また、このような温度センサの検出機能検査
は、通常の管理回路とは別に自己検査回路が備えられて
実施されるので、複数設置された温度センサの作動確認
をそれぞれ確実に行なうことができる。これにより温度
センサの検査を、検査員が温度センサの設置された場所
に直接行かなくとも実施することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の火災熱監視装置の一実施例に
ついて図面を参照して説明する。本発明の火災熱監視装
置は図1に示すように、例えば個人住宅の各部屋の天井
等に設置された熱感知器2と、熱感知器2から出力され
る熱検出信号S1、S2が入力される火災受信器3と、火
災受信器3からの信号により駆動される警報手段として
の警報器4とから構成されている。
【0009】熱感知器2は図2に示すように、火災等に
よる高温状態を検出する温度センサ8と、温度センサ8
を人為的に駆動状態にさせる発熱体としてのヒータコイ
ル9と、これらを保護するカバー10とを備えている。
温度センサ8はバイメタルやサーミスタ等が使用されて
いる。バイメタルは熱膨張係数の異なる2種類の金属板
を貼り合せたもので、例えば黄銅とインパーとの組合せ
でバイメタルとして使用される。このバイメタルを使用
した熱感知器は図3に示すように、バイメタル11に固
定された可動接点aと、可動接点aを接触させる固定接
点bとから成る定温式感知センサで、通常時は可動接点
aと固定接点bとは離れているが、バイメタル11の周
囲温度がある一定温度以上になると、可動接点aが固定
されたバイメタル11が固定接点b側に湾曲して可動接
点aと固定接点bとは接触状態になる。これにより可動
接点a及び固定接点bに接続された熱検出回路(図示せ
ず)が働き、この熱検出回路から熱検出信号S1又はS2
が火災受信器3に入力される。
【0010】またサーミスタは温度によって抵抗値が大
きく変化する半導体で、マンガン、コバルト、ニッケル
等の酸化物を合成したものである。但し、サーミスタを
温度センサとして使用するためには温度変化に対する直
線化が必要なので、固定抵抗と組合せて使用される。こ
のように構成されたサーミスタによる温度センサは、温
度上昇に対してリニアに変化する熱検出信号S1又はS2
を出力させることができるので、火災による警戒温度を
正確に捉えることができる。
【0011】ヒータコイル9はニッケル線、鉄線、ニク
ロム線、鉄クロム線、モリブデン線及びタングステン線
等の熱源になる電気抵抗をもった金属が使用される。火
災受信器3は図1に示すように、火災の検出状態のとき
に使用される管理回路5と、光電センサ10の検出機能
検査の際に使用される自己検査回路6と、管理回路5又
は自己検査回路6を選択的に切替える切替スイッチ7と
を備えている。
【0012】管理回路5は火災時に火災熱によって駆動
される温度センサ8からの熱検出信号S1が入力され、
この熱検出信号S1に基づき火災熱が警戒温度を越えた
時に警報信号S3を警報器4に出力するものである。自
己検査回路6は図4に示すように、ヒータコイル9をオ
ン・オフさせる制御回路12と、熱感知器2内の温度セ
ンサ8から出力される熱検出信号S2が入力され、この
熱検出信号S2に基づきヒータコイル9によって周囲温
度が設定温度を越えた時に検査信号S4を警報器4に出
力する駆動回路13とから構成されている。
【0013】警報器4は切替スイッチ7により選択され
た管理回路5からの警報信号S3、又は自己検査回路6
からの検査信号S4の何れか一方により駆動される。こ
のような警報器4は、例えば音声警報器、警報表示器等
が使用される。このような火災熱監視装置1において、
通常時、即ち管理回路5を切替スイッチ7によって選択
している場合には、温度センサ8を検査するためのヒー
タコイル9は制御回路12によりオフ状態にされてい
る。従って火災熱が警戒温度を越えたことを温度センサ
8が検出したときのみ、管理回路5を介して警報器4を
駆動させる。
【0014】一方、自己検査回路6を切替スイッチ7に
よって選択している場合には、温度センサ8の検出機能
を検査することができる。この温度センサ8の検出機能
検査は、自己検査回路6内に設けられた制御回路12に
よりヒータコイル9をオン状態にさせ、温度センサ8の
周囲温度を高温状態にさせる。温度センサ8の周囲温度
が設定温度に変化すると温度センサ8は駆動して熱検出
信号S2を出力する。この温度センサ8からの熱検出信
号S2は自己検査回路6内に設けられた駆動回路13に
導かれる。駆動回路13は温度センサ8からの熱検出信
号S2に基づき検査信号S4を警報器4に入力させ、警報
試験として警報器4を鳴動等させる。
【0015】これにより検査員が温度センサ8が設けら
れた熱感知器2の設置されている部屋に直接行かなくと
も、温度センサ8の検査を実施することができる。な
お、以上の実施例においては本発明の火災熱監視装置を
個人住宅に適用させていたが、これに限らず、集合住宅
や大きな工場等に適用させてもよい。この場合、通常の
管理回路とは別に自己検査回路が設けられていることに
より、複数設置された温度センサの作動確認をそれぞれ
誤動作なく確実に行なうことができる。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明の火災熱監視装置によれば、熱を検出する温度セン
サと、住居内に設置され温度センサが設けられた熱感知
器と、熱感知器内に設けられた温度センサから出力され
る熱検出信号が入力され警報手段を駆動させる火災受信
器とを備えた火災熱監視装置において、熱感知器内には
温度センサを駆動させる発熱体を備え、火災受信器には
発熱体により温度センサを駆動させたときのみ警報手段
を駆動させる自己検査回路を備えたので、個人住宅等に
設置されている温度センサの検出機能の検査を、検査員
が温度センサの設置されている場所に直接行かなくとも
実施することができる。したがって、個人住宅の場合に
は個人のプライバシーを害せず、また検査時間帯に自由
度が増し、さらに集合住宅や大きな工場等の場合には設
置された温度センサを検査員が直接検査する必要がなく
なるので、検査のための労力の軽減及び検査時間の大幅
な短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の火災熱監視装置の一実施例を示す制御
系のブロック図。
【図2】本発明の火災熱監視装置の一実施例として使用
された温度センサとヒータコイルとを使用した熱感知器
を示す断面図。
【図3】本発明の火災熱監視装置の一実施例として使用
された温度センサを示す詳細図。
【図4】本発明の火災熱監視装置の一実施例としての制
御系の一部を示すブロック図。
【図5】従来の火災熱監視装置の制御系のブロック図。
【図6】従来の火災熱監視装置の検査方法を説明する
図。
【符号の説明】
1…火災熱監視装置 2…熱感知器 3…火災受信器 4…警報器(警報手段) 5…管理回路 6…自己検査回路 7…切替スイッチ 8…温度センサ 9…ヒータコイル(発熱体) 12…制御回路 13…駆動回路 S1、S2…熱検出信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱を検出する温度センサと、住居内に設置
    され前記温度センサが設けられた熱感知器と、前記熱感
    知器内に設けられた前記温度センサから出力される熱検
    出信号が入力され警報手段を駆動させる火災受信器とを
    備えた火災熱監視装置において、前記熱感知器内には前
    記温度センサを駆動させる発熱体を備え、前記火災受信
    器には前記発熱体により前記温度センサを駆動させたと
    きのみ前記警報手段を駆動させる自己検査回路を備えた
    ことを特徴とする火災熱監視装置。
  2. 【請求項2】前記発熱体はヒータコイルであることを特
    徴とする請求項1記載の火災熱監視装置。
JP15613894A 1994-07-07 1994-07-07 火災熱監視装置 Pending JPH0822590A (ja)

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JP15613894A JPH0822590A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 火災熱監視装置

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JP15613894A JPH0822590A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 火災熱監視装置

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JPH0822590A true JPH0822590A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15621165

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JP15613894A Pending JPH0822590A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 火災熱監視装置

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JP (1) JPH0822590A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000155879A (ja) * 1998-11-18 2000-06-06 Yazaki Corp 火災警報器、その点検方法および記録媒体
US11151851B1 (en) 2020-05-22 2021-10-19 Carrier Corporation Trace heating base for heating detectors

Cited By (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021105