JPH08225744A - 緩衝性水溶液中での高粘度ハイドロカーボンエマルジョンの製造方法 - Google Patents
緩衝性水溶液中での高粘度ハイドロカーボンエマルジョンの製造方法Info
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Abstract
用の安定なバイモーダルエマルジョンを製造する。 【解決手段】 高粘度ハイドロカーボンを緩衝性水溶液
と制御された環境下で混合して、ハイドロカーボンの平
均液滴サイズが5μm以下の第1のモノモーダルエマル
ジョンを形成する。このモノモーダルエマルジョンは、
その後水で希釈され、高粘度ハイドロカーボンが添加さ
れた後、第2の混合エネルギーが加えられ、微小ハイド
ロカーボンの平均液滴サイズが5μm以下でかつ、粗大
ハイドロカーボンの平均液滴サイズが約30μm以下の
バイモーダルエマルジョンが製造される。
Description
高粘度のハイドロカーボンエマルジョンを製造する方法
に関し、より詳細には、燃料として使用することができ
る高粘度ハイドロカーボンのバイモーダル(bimod
al)エマルジョンを緩衝性水溶液中で製造する方法に
関するものである。
ナダ、ロシア、アメリカ合衆国、中国、ベネズエラ等で
大量に産出されており、室温においてその粘度が通常1
0,000cpから、500,0000cpの範囲にあ
る液体である。上記ハイドロカーボンは、概ね蒸気注入
法、機械ポンプ法、掘削法及びこれらの方法を組み合わ
せた方法によって産出されている。
好ましくない成分を除去することにより、上記ハイドロ
カーボンは、有用な燃料とされる。しかしながら液状燃
料として実用化するには、上記ハイドロカーボンは高粘
度すぎる。従って、上記高粘度ハイドロカーボンは、粘
度を改善して流動特性を向上するため、ハイドロカーボ
ン/水エマルジョンとして形成されることになる。水中
に高い割合でハイドロカーボン類を混入させた場合に
は、そのエマルジョンは良好な燃料とできる。しかしな
がら、上記エマルジョンは、界面活性剤または乳化剤に
よって安定化させなければ不安定であり、エマルジョン
は急速に消滅してしまう。残念ながら、市販の乳化剤を
用いるのは高価なため、上記エマルジョンのコストが高
くなってしまうことになる。この様なコストアップは、
高粘度のハイドロカーボンを使用して燃焼可能な燃料エ
マルジョンを形成するための障害となっていた。
ン類は、それ自体界面活性剤となりうる物質を含有して
いることがわかっている。従って、上記物質を活性化さ
せて、天然の界面活性剤とし、市販の高価乳化剤を添加
せずに上記エマルジョンを安定化させるようにすること
が望ましい。この様にすることで、高粘度ハイドロカー
ボンを使用して燃料エマルジョンを製造するための、現
実的な別手段が得られることになる。ハイドロカーボン
に天然に存在する界面活性剤となりうる上記物質として
は、種々のカルボン酸類、エステル類、フェノール類を
挙げることができ、これらは、塩基性pH条件下で天然
の界面活性剤とすることができる。水酸化ナトリウム
は、上記した好適pHを与えるためにこれまで使用され
ている。しかしながら、水酸化ナトリウムでは、上記水
相の上記pHを一定に保持することができず、上記好適
pH、すなわち活性化された界面活性剤や上記エマルジ
ョンの寿命を長くすることができなかった。
カーボンに天然に存在する界面活性性成分を使用して、
安定なエマルジョンを形成するための方法が要求されて
いた。
ボンに天然に存在する界面活性剤を用いてエマルジョン
を安定化させることを特徴とした、上記ハイドロカーボ
ンの水中エマルジョン製造方法を提供することを目的と
する。
ダルエマルジョンを製造するために特に好適に使用でき
る方法を提供するものである。
して使用できる上記エマルジョンの製造方法を提供する
ものである。
らに詳細に後述する。
的及び効果を容易に達成することができる。
ロカーボンの安定なモノモーダル(monomoda
l)エマルジョン、又はバイモーダルエマルジョン、好
ましくはバイモーダルエマルジョンを製造する方法を含
んでなる。本発明によれば、不活性化している界面活性
剤を有する高粘度ハイドロカーボンは、条件を制御しつ
つ緩衝性水溶液と混合されてモノモーダルエマルジョン
が形成される。上記緩衝性水溶液は、水と、約30pp
m以上量のアルカリ性添加剤と、4,000ppm以上
の量の緩衝性添加剤とを有してなるとともに、そのpH
は約11以上とされている。上記高粘度ハイドロカーボ
ンは、緩衝性水溶液中で上記緩衝性水溶液のモノモーダ
ルエマルジョンとするに充分な混合エネルギーで混合さ
れる。その際、上記モノモーダルエマルジョンの上記ハ
イドロカーボンの平均液滴サイズは、5μm以下となる
ようにされる。上記緩衝性水溶液中の上記緩衝性添加剤
は、不活性化した上記天然界面活性剤を上記高粘度ハイ
ドロカーボンから抽出し、上記モノモーダルエマルジョ
ンを安定化させることになる。バイモーダルエマルジョ
ンは、本発明に従って上記モノモーダルエマルジョンを
希釈した後、さらに高粘度ハイドロカーボンを上記希釈
したモノモーダルエマルジョンに好適な混合速度におい
て添加して、上記高粘度ハイドロカーボンの上記緩衝性
水溶液中のバイモーダルエマルジョンが形成される。本
発明によって得られるバイモーダルエマルジョンは、安
定であるとともに、そのハイドロカーボンと緩衝性水溶
液に対する比は、約60:40から80:20であり、
かつハイドロカーボン小液滴の平均サイズ(DS)は、
約5μm以下とされており、また、ハイドロカーボンの
大液滴の平均サイズ(DL)は約30μm以下とされて
いることを特徴としている。
る上記緩衝性添加剤は、水溶性アミンであり、これらが
4,000ppmから約15,000ppmの範囲の濃
度で添加されることが好ましい。
比べてエネルギーを節約しつつ、安定なバイモーダルエ
マルジョンの形成を可能とするものである。
度のハイドロカーボンエマルジョンを製造する方法に関
し、より詳細には、燃料として使用することができる高
粘度ハイドロカーボンのバイモーダルエマルジョンを緩
衝性水溶液中で製造する方法に関するものである。
ドロカーボン類は、本発明のプロセスにおいて使用でき
るが、特に次に示すような化学的及び物理的特性を有し
ていることが好適である。
ボン類は、カルボシリック(carbosilic)
酸、カルボン酸類、フェノール類、エステル類、といっ
た不活性化している天然界面活性剤を含有しており、適
切な条件とすればこれらを活性化させて、界面活性剤と
することができる。
添加剤は、上記不活性化されている天然の界面活性剤を
上記高粘度ハイドロカーボンから抽出することにより、
安定なエマルジョンを形成する。本発明によれば、上記
緩衝性水溶液は、水と、アルカリ添加剤と、緩衝性添加
剤とを含んでなり、上記緩衝性水溶液のpHは、約11
より大きくなるように制御される。上記緩衝性水溶液に
使用される上記緩衝性添加剤としては、水溶性アミンを
挙げることができる。モノモーダルエマルジョンを形成
する場合には、上記緩衝性添加剤を1,000ppm以
上の量で添加することが必要である。しかしながら、本
発明の方法によってバイモーダルエマルジョンを形成す
る場合には、上記緩衝性添加剤を、4,000ppm以
上で添加する必要がある。上記緩衝性添加剤の濃度は、
4,000ppmから15,000ppmの範囲である
ことが好ましく、4,000ppmから10,000p
pmの範囲であることがより好ましい。上記水溶性アミ
ンは、アルキル基を1個又はアルキル基を2個有してい
ること好ましい。本発明で好適に使用できる水溶性アミ
ンとしては、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチ
ルアミン、n−ブチルアミン、トリイソブチルアミン、
ジメチルアミン、メチルアミン、プロピルアミン、ジプ
ロピルアミン、第2プロピルアミン、ブチルアミン、第
2ブチルアミン、及び上記化合物の混合物を挙げること
ができる。
には、30ppm以上、好ましくは30ppmから50
0ppm、より好ましくは、30ppmから100pp
mの量のアルカリ添加剤が添加されていることが好まし
い。上記アルカリ添加剤と上記緩衝性添加剤とを本発明
の方法に使用することによって、相乗効果が発揮でき
る。すなわち、上記アルカリ添加剤と上記緩衝性添加剤
とをともに使用することにより、所望の液滴サイズのエ
マルジョンを形成させる際に必要な上記混合エネルギー
が著しく低減できることができる。本発明の緩衝性水溶
液に使用することができる特に好適な水溶性アルカリ添
加剤としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、
アルカリ金属の水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化
物、アンモニウム塩類、アルキルアンモニウムヒドロキ
シド(alkyl ammoniumhydroxid
es)、及び上記化合物の混合物を挙げることができ
る。特に好適なアルカリ添加剤としては、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、
硝酸カルシウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、
硝酸マグネシウム、塩化アンモニウム、水酸化アンモニ
ウム、テトラアンモニウム(tetrammoniu
m)ヒドロキシド、テトラプロピルアンモニウムヒドロ
キシド、及び上記化合物の混合物を挙げることができ
る。
記緩衝性水溶液と充分な混合速度において混合され、上
記高粘度ハイドロカーボンのモノモーダルエマルジョン
が成形される。この際の平均液滴サイズは、約5μm以
下とされる。上記緩衝性水溶液中の上記緩衝性添加剤
は、不活性化している上記天然界面活性剤を、上記高粘
度ハイドロカーボンから抽出して、上記エマルジョンを
安定化させる。本発明の方法に従えば、約60,000
J/m3から200,000J/m3の範囲、好ましくは
60,000J/m3から150,000J/m3の範囲
の混合エネルギーが上記所望の油滴サイズのモノモーダ
ルエマルジョンを得るために必要である。
は、上記モノモーダルエマルジョンに水を添加して希釈
し、その後さらに高粘度のハイドロカーボンを希釈され
た上記モノモーダルエマルジョンに充分な混合速度にお
いて添加して、下記物理的特性及び化学的特性を有する
安定なバイモーダルエマルジョンとする。
液に対する割合は、60:40から80:20の範囲で
あり、ハイドロカーボンの小液滴の平均サイズ(DS)
は、5μm以下であり、ハイドロカーボンの大液滴の平
均サイズ(DL)は、約30μm以下であることが好ま
しく、(DL)の(DS)に対する比は約4以上、好まし
くは約10以上であることが好ましく、上記高粘度ハイ
ドロカーボンは、上記大液滴(DL)中に70〜90重
量%含有されていることが好ましい。本発明により、上
記したバイモーダルエマルジョンを得るためには、上記
混合エネルギーは、約80,000J/m3から1,0
00,000J/m3の範囲、約80,000J/m3か
ら約800,000J/m3の範囲が好ましいことが見
いだされた。またこのバイモーダルエマルジョンの粘度
は、30℃、1S-1で約500cp以下であることが好
ましい。
1には、水と緩衝性添加剤とが混合されて、緩衝性水溶
液を形成するところが示されている。その後にビチュー
メン、すなわちアスファルトが上記緩衝性水溶液に添加
されて、第1ステージミキサによって混合され、モノモ
ーダルエマルジョンが形成される。上記第1ステージの
モノモーダルエマルジョンは、水で希釈された後、さら
に上記希釈モノモーダルエマルジョンにビチューメンが
添加される。上記混合物は、その後第2ステージへと送
られて、ミキシングエネルギーを加えて、本発明のバイ
モーダルエマルジョンが形成される。
に説明を加する。
緩衝性水溶液中で安定なバイモーダルエマルジョンを製
造する。
OH400ppmとを含有してなる、pHが約11の緩
衝性水溶液を製造した。前記表1の特性を有する高粘度
ハイドロカーボンビチューメン、すなわちアスファルト
を、約70℃に加熱して、図1に示すプロセススキーム
に従って上記緩衝溶液と混合した。上記ビチューメン
と、緩衝性水溶液との割合は、60:40とした。充分
な性能を有するミキサとして、モーションレスミキサ
(motionless mixer)であるSMX4
0型スタティックミキサを使用し、約80,000J/
m3の混合エネルギを加えた。第1ステージにおいて得
られたモノモーダルエマルジョンは、図2に示すような
粒径分布を有しており、ビチューメンと緩衝性水溶液と
の比が60:40の場合には、その平均粒径は2μm未
満であった。上記モノモーダルエマルジョンを、水で希
釈してビチューメンと希釈緩衝溶液の比率を約40:6
0とした。上記希釈エマルジョンに、さらにビチューメ
ンを加えて70℃で第2スタティックミキサによって混
合し、80:20のエマルジョンを得た。上記スタティ
ックミキサとしては、約300,000J/m3の混合
エネルギを加えるに充分なミキシング装置を有するもの
から任意に選択することができる。上記第2スタティッ
クミキサから排出された上記エマルジョンは、図2に示
すようなバイモーダル液滴サイズ分布を有している。大
液滴分布域の平均液滴径は約20μmであり微小液滴分
布域の平均液滴径は約2μmであった。上記エマルジョ
ンの粘度は、30℃、1S-1において、約450cpで
あった。
加剤と上記緩衝性添加剤とが、所望の平均液滴径を得る
ために必要な混合エネルギーに対して、相乗的効果を有
することを示すための実施例である。
て、ビチューメン中の天然界面活性剤を活性化させ、エ
マルジョンを製造した。上記ビチューメンと緩衝溶液と
を混合エネルギ120,000J/m3でミキサにより
混合した。このとき、ビチューメンと緩衝溶液との比は
60:40とした。得られたモノモーダルエマルジョン
の上記液滴サイズの結果を表2に示す。
性添加剤と上記アルカリ添加剤とを双方利用した場合に
は、添加剤のいずれか一方しか含まない緩衝溶液を使用
した場合よりも小さな液滴サイズが得られていることが
示される。
よって上記バイモーダルエマルジョンを形成する場合の
上記混合エネルギーが果たす効果を示すためのものであ
る。
いて所望の混合エネルギを与えるためにダイナミックミ
キサを使用したことを除き、実施例1と同様にしてエマ
ルジョンを製造した。比較のため、バイモーダルエマル
ジョンを同一のミキサを用いて、米国特許第4,77
6,977号の方法に従って製造した。その結果を図3
と図4に記載する。
径を有するエマルジョンを形成するには、本発明の方法
によれば、エネルギがより少なくとも良いことがわか
る。上記のような小液滴サイズのエマルジョンについて
いえば、本発明の新規なプロセスは、米国特許第4,7
76,977号に記載の方法よりもエネルギー効率が6
0倍向上している。同様な結果が、従来プロセスと本発
明のプロセスとを用いて大粒径液滴エマルジョンを形成
した場合にも観測された。従来法に従って、界面活性剤
を用いた場合、同じような平均液滴サイズのエマルジョ
ンを得るためには、本発明の方法に比べて10倍以上の
エネルギが必要であった。
より、バイモーダルエマルジョンを製造する場合のステ
ージ1及びステージ2で得られる平均液滴径の混合エネ
ルギー依存性を示すものである。
(Sulzer)型スタティックミキサモデルSMX4
0を使用し、実施例1と同様にしてエマルジョンを製造
した。上記スタティックミキサの混合装置の個数は、加
える混合エネルギーに応じて変更した。その結果を図5
と図6とに示す。ステージ1では、平均液滴サイズを3
μm以下とするためには、スタティックミキサで約6
0,000J/m3の混合エネルギーを加えることが必
要であった。第2ステージでは、30μm以下の平均液
滴サイズの第2の分布を得るためには、300,000
J/m3未満の混合エネルギを要した。
変更して緩衝性水溶液中でのビチューメンモノモーダル
エマルジョンを製造するものである。
ジョンを製造した。上記アミン濃度を一定の9,000
ppmとし、400ppmのNaOHを上記緩衝溶液に
添加した。上記緩衝溶液はpH=11であった。異なっ
た緩衝性添加剤の結果を表3に示す。
変更しても5μm以下の粒径のエマルジョンが得られる
ことが示されている。
剤の変更がモノモーダルエマルジョン形成に対して有す
る影響を検討した。
ジョンの製造を行った。緩衝性添加剤のエチレンジアミ
ンを9,000ppm用い、それぞれ異なったアルカリ
添加剤を用いてpH=11の、異なる緩衝溶液をそれぞ
れ製造した。その結果を表4に示す。
するエマルジョンは、上記緩衝溶液に異なった水溶性ア
ルカリ添加剤を使用した場合でも得られることがわかっ
た。
製造方法のフローダイアグラムを示した図である。
エマルジョンとバイモーダルエマルジョンの液滴サイズ
分布を示したグラフである。
ョンの液滴サイズに対する混合エネルギーの影響を従来
プロセスのものと比較して示した図である。
ョンの液滴サイズに対する混合エネルギーの影響を従来
プロセスのものと比較して示した図である。
ョンのオイル液滴サイズに対する混合エネルギーの影響
を示した図である。
ョンのオイル液滴サイズへの混合エネルギーの影響を示
した図である。
Claims (37)
- 【請求項1】 緩衝性水溶液中で高粘度ハイドロカーボ
ンの安定なバイモーダルエマルジョンを製造するための
方法において、該製造方法は、 (1) 不活性化している天然の界面活性剤を含有する
高粘度ハイドロカーボンを供給するステップと、 (2) 水と、約30ppm以上のアルカリ添加剤と、
約4,000ppm以上の量の緩衝性添加剤とを有して
なる、pH11以上の緩衝性水溶液を形成するステップ
と、 (3) 上記高粘度ハイドロカーボンと上記緩衝性水溶
液とを約50:50から80:20の範囲の比で混合
し、第1の混合エネルギーによって緩衝性水溶液中で平
均液滴サイズ5μm以下の高粘度ハイドロカーボンモノ
モーダルエマルジョンを形成させ、そのエマルジョンを
前記高粘度ハイドロカーボンから前記緩衝性添加剤が抽
出した天然の界面活性剤により安定化させるステップ
と、 (4) 前記モノモーダルエマルジョンに水を添加して
希釈するステップと、 (5) さらに高粘度ハイドロカーボンを前記希釈モノ
モーダルエマルジョンへと添加し、緩衝性水溶液中にお
いて高粘度ハイドロカーボンの安定なバイモーダルエマ
ルジョンを形成するに十分な第2の混合エネルギーを充
分に加えることで、ハイドロカーボンの緩衝性水溶液に
対する比が約60:40から80:20の範囲、ハイド
ロカーボン小液滴の平均サイズ(DS)が約5μm以
下、かつハイドロカーボン大液滴の平均サイズ(DL)
が、約30μm以下である物理的及び化学的特性を有す
るバイモーダルエマルジョンを得るステップとを有する
ことを特徴とする高粘度ハイドロカーボンの安定なバイ
モーダルエマルジョン製造方法。 - 【請求項2】 前記緩衝性添加剤は、水溶性アミンであ
ることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記緩衝性添加剤の濃度は、約4,00
0ppmから約15,000ppmの範囲であることを
特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記緩衝性添加剤濃度は、約4,000
ppmから約10,000ppmの範囲であることを特
徴とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記水溶性アミンは、1個のアルキル基
を有することを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項6】 前記水溶性アミンは、少なくとも2個の
アルキル基を有することを特徴とする請求項2に記載の
方法。 - 【請求項7】 前記水溶性アミンは、エチルアミン、ジ
エチルアミン、トリエチルアミン、n−ブチルアミン、
トリイソブチルアミン、ジメチルアミン、メチルアミ
ン、プロピルアミン、ジプロピルアミン、第2プロピル
アミン、ブチルアミン、第2ブチルアミン及び前記化合
物の混合物からなる群から任意に選択されることを特徴
とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項8】 前記アルカリ添加剤は、前記緩衝性水溶
液に対して約30ppmから、約500ppmの範囲で
添加されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 前記アルカリ添加剤は、前記緩衝性水溶
液に対して約30ppmから約100ppmの範囲で添
加されることを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 水溶性の前記アルカリ添加剤は、アル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アルカリ金属の水酸
化物、アルカリ土類金属の水酸化物、アンモニウム塩、
アルキルアンモニウムヒドロキシド及び前記化合物の混
合物からなる群から任意に選択されることを特徴とする
請求項1に記載の方法。 - 【請求項11】 前記アルカリ添加剤は、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、硝酸カルシウム、塩
化カルシウム、塩化マグネシウム、硝酸マグネシウム、
塩化アンモニウム、水酸化アンモニウム、テトラアンモ
ニウムヒドロキシド、テトラプロピルアンモニウムヒド
ロキシドからなる群、及びそれらの混合物から任意に選
択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項12】 DLで表される液滴サイズのDSで表さ
れる液滴サイズに対する液滴サイズ比は、約4以上であ
ることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項13】 DLで表される液滴サイズのDSで表さ
れる液滴サイズに対する液滴サイズ比は、約10以上で
あることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項14】 前記高粘度ハイドロカーボンは、液滴
サイズDLで表される前記大粒子中に約70%から約9
0%で含有されていることを特徴とする請求項1に記載
の方法。 - 【請求項15】 前記第1の混合エネルギーは、約6
0,000J/m3から200,000J/m3の範囲で
あることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項16】 前記第1の混合エネルギーは、約6
0,000J/m3から150,000J/m3の範囲で
あることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項17】 DLとDSの比が約4以上である前記バ
イモーダルエマルジョンを得るために必要な前記第2の
混合エネルギーは、約80,000J/m3から1,0
00,000J/m3であることを特徴とする請求項1
5に記載の方法。 - 【請求項18】 DLとDSの比が約4以上である前記バ
イモーダルエマルジョンを得るために必要な前記第2の
混合エネルギーは、約80,000J/m3から約80
0,000J/m3であることを特徴とする請求項16
に記載の方法。 - 【請求項19】 粒径DLが約30μm以下である前記
バイモーダルエマルジョンを得るための第2の混合エネ
ルギーは、約1,000,000J/m3未満であるこ
とを特徴とする請求項15に記載の方法。 - 【請求項20】 粒径DLが約30μm以下である前記
バイモーダルエマルジョンを得るための第2の混合エネ
ルギーは、約80,000J/m3から約800,00
0J/m3の範囲であることを特徴とする請求項16に
記載の方法。 - 【請求項21】 前記高粘度ハイドロカーボン中の天然
の不活性化している界面活性剤は、カルボン酸類、フェ
ノール類、エステル類及び前記化合物の混合物からなる
群から任意に選択されることを特徴とする請求項1に記
載の方法。 - 【請求項22】 前記高粘度ハイドロカーボンは、全体
の酸価が1以上であることを特徴とする請求項1に記載
の方法。 - 【請求項23】 前記バイモーダルエマルジョンの粘度
は30℃、1S-1で約500cp以下であることを特徴
とする請求項1に記載の記載の方法。 - 【請求項24】 緩衝性水溶液中で高粘度ハイドロカー
ボンの安定なモノモーダルエマルジョンを製造するため
の方法において、該製造方法は、 (1) 不活性化している天然の界面活性剤を含有する
高粘度ハイドロカーボンを供給するステップと、 (2) 水と、約30ppm以上のアルカリ添加剤と、
約1,000ppm以上の量の緩衝性添加剤とを有して
なるとともに、pH=11以上である緩衝性水溶液を形
成するステップと、 (3) 上記高粘度ハイドロカーボンと上記緩衝性水溶
液とを約50:50から95:5の範囲の比で混合する
とともに、第1の混合エネルギーによって緩衝性水溶液
中で平均液滴サイズ5μm以下の高粘度ハイドロカーボ
ンモノモーダルエマルジョンを形成させるステップとを
有し、そのエマルジョンを前記高粘度ハイドロカーボン
から前記緩衝性添加剤が抽出した天然に存在する界面活
性剤により安定化させていることを特徴とする請求項2
4に記載の方法。 - 【請求項25】 前記緩衝性添加剤は、水溶性アミンで
あることを特徴とする請求項24に記載の方法。 - 【請求項26】 前記緩衝性添加剤の濃度は、約1,0
00ppmから約15,000ppmの範囲であること
を特徴とする請求項24に記載の方法。 - 【請求項27】 前記緩衝性添加剤濃度は、約1,00
0ppmから約10,000ppmの範囲であることを
特徴とする請求項24に記載の方法。 - 【請求項28】 前記水溶性アミンは、1個のアルキル
基を有することを特徴とする請求項25に記載の方法。 - 【請求項29】 前記水溶性アミンは、少なくとも2個
のアルキル基を有することを特徴とする請求項25に記
載の方法。 - 【請求項30】 前記水溶性アミンは、エチルアミン、
ジエチルアミン、トリエチルアミン、n−ブチルアミ
ン、トリイソブチルアミン、ジメチルアミン、メチルア
ミン、プロピルアミン、ジプロピルアミン、第2プロピ
ルアミン、ブチルアミン、第2ブチルアミン及び前記化
合物の混合物からなる群から任意に選択されることを特
徴とする請求項25に記載の方法。 - 【請求項31】 前記アルカリ添加剤は、前記緩衝性水
溶液に対して約30ppmから、約500ppmの範囲
で添加されることを特徴とする請求項24に記載の方
法。 - 【請求項32】 前記アルカリ添加剤は、前記緩衝性水
溶液に対して約30から約100ppmの範囲で添加さ
れることを特徴とする請求項24に記載の方法。 - 【請求項33】 水溶性の前記アルカリ添加剤は、アル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アルカリ金属の水酸
化物、アルカリ土類金属の水酸化物、アンモニウム塩、
アルキルアンモニウムヒドロキシド及び前記化合物の混
合物からなる群から任意に選択されることを特徴とする
請求項24に記載の方法。 - 【請求項34】 前記アルカリ添加剤は、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、
硝酸カルシウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、
水酸化マグネシウム、硝酸マグネシウム、塩化アンモニ
ウム、水酸化アンモニウム、テトラアンモニウムヒドロ
キシド、テトラプロピルアンモニウムヒドロキシド及び
それらの混合物からなる群から任意に選択されることを
特徴とする請求項24に記載の方法。 - 【請求項35】 前記混合ステップは、混合エネルギー
を加えて、平均液滴サイズが30μm以下、かつ30
℃、1sec-1において、粘度が約1,500cp未満
のエマルジョンを得ることを特徴とする請求項34に記
載の方法。 - 【請求項36】 前記混合ステップは、約1,000,
000J/m3以下の混合エネルギーを加えることを特
徴とする請求項35に記載の方法。 - 【請求項37】 前記混合ステップは、約80,000
J/m3から800,000J/m3の範囲の混合エネル
ギーを加えることを特徴とする請求項35に記載の方
法。
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