JPH08225332A - 板ガラスの切断方法及び装置 - Google Patents

板ガラスの切断方法及び装置

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JPH08225332A
JPH08225332A JP3246095A JP3246095A JPH08225332A JP H08225332 A JPH08225332 A JP H08225332A JP 3246095 A JP3246095 A JP 3246095A JP 3246095 A JP3246095 A JP 3246095A JP H08225332 A JPH08225332 A JP H08225332A
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cutting
tool system
cutting line
plate glass
value
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JP3246095A
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Kazuhiko Ishimura
和彦 石村
Ikuo Nagasawa
郁夫 長沢
Shinya Mine
伸也 峯
Shizunori Kaneko
静則 金子
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 板ガラス14を切断する切線用工具系31で
板ガラス14に切線を加工する板ガラスの切断装置10
において、板ガラスの切断装置10は、切線用工具系3
1の切圧を測定する切圧検出手段28を備えている。そ
して、この切圧検出手段28で測定した切線用工具系3
1の切圧値と基準切圧値とを比較して切線用工具系31
の異常を判定し、判定した異常に基づいて切線用工具系
31の良否や切線用工具系31の寿命を判定する。 【効果】 切線用工具系の良否や切線用工具系の寿命を
判定することにより、切線用工具系の交換時期を正確に
判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板ガラスに切線用工具系
のカッタ等を押圧し、押圧されたカッタ等を移動して板
ガラスに切線を加工する板ガラスの切断方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】板ガラスを所望の形状に切断する場合、
先ず板ガラスに押圧したカッタホイール等のカッタを移
動して板ガラスの表面に切線を加工し、切線加工後、切
線で板ガラスを折って所望の形状に切断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、板ガラ
スを切線で折る場合、板ガラス表面に切線が適正に加工
されていないと、板ガラスの折り損じが生じたり、板ガ
ラスの折面が不良になるという問題がある。この切線不
良の問題は、カッタ等の切線用工具系の制御不良や、切
線用工具系自体の不良等に起因している。このように、
切線不良を発生させる要因が種々考えられるので、切線
用工具系自体の不良で切線不良が発生していると判定す
ることが困難である。このため、使用中の切線用工具系
の良否を判定することが困難になり、また、切線用工具
系の交換時期(寿命)を正確に予測することが困難にな
る。このため、不良となった切線用工具系を交換しない
で使用し続ける場合や、切線用工具系を寿命の前に先行
して交換してしまうという問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、切線用工具系の不良を判定し、ひいては切線用
工具系の寿命を予測することにより、切線用工具系の交
換時期を正確に判定する板ガラスの切断方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、切線用工具系のカッタを板ガラスに押圧し
た状態で移動して前記板ガラスに切線を加工する板ガラ
スの切断方法において、前記切線用工具系のカッタで前
記板ガラスに切線を加工中に、前記切線用工具系の稼動
状態を検出し、該検出された検出値と基準値とを比較し
て前記切線用工具系の異常を判定することを特徴とする
板ガラスの切断方法、及び、それを実施するための装置
である。
【0006】
【作用】本発明によれば、切線用工具系のカッタを板ガ
ラスに押圧した状態で移動して板ガラスに切線を加工す
る板ガラスの切断装置において、板ガラスの切断装置は
切線用工具系の稼動状態を検出する検出手段を備えてい
る。そして、検出手段で検出した検出値と基準値とを比
較して切線用工具系の異常を判定し、この判定に基づい
て切線工具系の良否や切線用工具系の寿命を判定する。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る板ガラス
の切断方法及び装置について詳説する。図1は本発明に
係る板ガラスの切断装置の全体図、図2はそのブロック
図である。図1に示すように板ガラスの切断装置10は
加圧機構12を備え、加圧機構12にはシャフト16が
支持されている。
【0008】シャフト16の下端部には後述する切圧検
出手段28〔歪みゲージ、圧電素子、加速度センサ、変
位センサ、AE(アコースティックエミッション)セン
サ等〕を介して支持部材30が固定され、支持部材30
にはベアリング32を介して切線用工具系31が支持さ
れている。切線用工具系31はホルダ34、カッタホイ
ール36及びピン35を備えている。ホルダ34は上端
部に軸部34Aが形成され、軸部34Aはベアリング3
2を介して支持部材30に回動自在に支持されている。
【0009】ホルダ34の下端部にはピン35を介して
前述したカッタホイール36が回動自在に支持され、ピ
ン35の軸芯は軸部34Aの軸芯から後方にL1 だけオ
フセットされている。このように、ピン35の軸芯は軸
部34Aの軸芯から後方にL 1 だけオフセットされてい
るので、板ガラスの切断装置10が切断方向(矢印A方
向)に移動すると、カッタホイール36は切断方向に対
して平行に保持される。カッタホイール36は円板状に
形成され、板ガラス14の表面上を回転しながら移動し
て板ガラス14に切線を加工する。
【0010】図2に示すように板ガラスの切断装置10
は検出部41及び判定部42を備え、検出部41は前述
した切圧検出手段28、データ処理部40を有してい
る。切圧検出手段28はカッタホイール36で板ガラス
14に切線を加工するときのカッタホイール36の切圧
を測定する。そして、切圧検出手段28は測定した切圧
を電気信号に変換する。データ処理部40には切圧検出
手段28から出力された電気信号が増幅部46を介して
入力される。データ処理部40は入力された電気信号に
基づいて切圧を求める。
【0011】ここで、データ処理部40で求められた切
圧は切線用工具系31が良好な場合に安定し、板ガラス
14に良好な切線が加工される。一方、切線用工具系3
1のカッタホイール36が回転不良等の場合、データ処
理部40で求められた切圧が不安定になり、板ガラス1
4に良好な切線が加工されない。この関係に基づいて、
判定部42は、データ処理部40で求めた切圧が安定し
ているか否かに基づいて切線用工具系31の良否を判定
する。
【0012】以下、カッタホイール36の回転不良が発
生する条件を図3に基づいて説明する。図3において、
Aはピン35がカッタホイール36と共回りする状態を
示している。すなわち、通常、カッタホイール36を回
動自在に支持するピン35はホルダ34に固定されてカ
ッタホイール36のみが回転する。しかしながら、例え
ばピン35がホルダ34に回動可能に組み付けられた場
合、ピン35がカッタホイール36と共回りしてカッタ
ホイール36が回転不良を起こす。これにより、カッタ
ホイール36の切圧が不安定になる。
【0013】Bはカッタホイール36の内周に欠けが発
生した状態を示している。すなわち、カッタホイール3
6の内周に発生した欠けでカッタホイール36とピン3
5との摩擦抵抗が変動してカッタホイール36が回転不
良を起こす。これにより、カッタホイール36の切圧が
不安定になる。また、Cはカッタホイール36の外周に
欠けが発生した状態を示し、Dはカッタホイール36の
稜線部に摩耗や欠けが発生した状態を示している。すな
わち、CとDの場合、カッタホイール36の外周や稜線
に凹部が発生するので、カッタホイール36が回転不良
を起こす。これにより、カッタホイール36の切圧が不
安定になる。Eはカッタホイール36の回転によりピン
35が摩耗した状態を示している。すなわち、摩耗によ
りピン35の径が小さくなり、カッタホイール36とピ
ン35とにガタが生じてカッタホイール36が回転不良
を起こす。これにより、カッタホイール36の切圧が不
安定になる。
【0014】Fはカッタホイール36とホルダ34との
間の隙間が変動した状態を示している。すなわち、カッ
タホイール36がピン35に沿ってズレるのでカッタホ
イール36が回転不良を起こす。これにより、カッタホ
イール36の切圧が不安定になる。また、Gは加圧機構
12による切圧の制御に異常が発生した状態を示してい
る。この場合、カッタホイール36の切圧が変動するの
でカッタホイール36が回転不良を起こす。これによ
り、カッタホイール36の切圧が不安定になる。そし
て、Hはカッタホイール36の首振り動作に異常が発生
した状態を示している。この場合、切線とカッタホイー
ル36の稜線が平行に配置されないので、カッタホイー
ル36の回転不良が発生する。これにより、カッタホイ
ール36の切圧が不安定になる。
【0015】このように、図3に示すA〜Hの条件でカ
ッタホイール36に回転不良が発生する場合、カッタホ
イール36が板ガラス14の表面を滑る場合があるので
切線用工具系31の切圧が不安定になる。この不安定な
切圧はカッタホイール36の回転不良特有の特徴がある
ので、不安定な切圧を測定することにより、切線用工具
系31のカッタホイール36の回転不良を検出すること
ができる。そして、A〜Hの条件により発生するカッタ
ホイール36の回転不良は、切線用工具系31の初期の
使用段階で発生する。従って、初期の使用段階における
切圧の変動成分に注目することにより比較的早期に工具
の寿命を予測することができる。
【0016】ここで、切圧が不安定になる場合を図4〜
図6に基づいて説明する。例えば、図4に示すように、
ピン35の直径がホルダ34に形成された穴34Aの直
径より小さい場合、ピン35がホルダ34と一緒に共回
りする。この場合、ピン35の周面が穴34Aの周面に
接触する位置P(着力点)が穴34Aの周面に沿って移
動するので、ピン35の中心位置がΔHの範囲で上下方
向に変動する。従って、カッタホイール36の切圧が変
動して不安定になる(図6のグラフ参照)。この場合、
切圧変動ΔFは次式で現わされる。
【0017】ΔF=k×ΔH 但し、k:切圧検出手段28のばね定数 尚、図5のグラフは切圧データが安定している状態を示
す。図5に示す切圧データには図6の切圧データに含ま
れた不安定な切圧データが含まれていない。また、切圧
の不安定はカッタホイール36の形状が不良の場合にも
発生する。例えば、カッタホイール36の真円度が不良
の場合やカッタホイール36が偏心している場合、カッ
タホイール36が回転するとピン35の中心位置が上下
方向に変動して切圧が不安定になる。尚、カッタホイー
ル36が偏心している場合、カッタホイール36の切圧
の不安定が一定の周期で現われるので、切圧を測定する
ことによりカッタホイール36の偏心を容易に判定する
ことができる。この場合も、板ガラス14に適正な切線
を加工することができない。
【0018】さらに、切圧の不安定はカッタホイール3
6でカレット等の異物をかみ込んだ場合や、カッタホイ
ール36に異物がひっかかった場合にも発生する。すな
わち、この状態でカッタホイール36が回転するとピン
35(カッタホイール36)の中心位置が上下方向に変
動する。これにより、カッタホイール36の板ガラス1
4に対する切圧が不安定になり、板ガラス14に適切な
切線を加工することができない。
【0019】前記の如く構成された本発明に係る板ガラ
スの切断装置の作用を説明する。先ず、板ガラスの切断
装置10の加圧機構12を操作してカッタホイール36
を板ガラス14の表面に一定の切圧で押し付ける。次
に、板ガラスの切断装置10を板ガラス14に沿って移
動してカッタホイール36で板ガラス14の表面に切線
を加工する。この場合、切線の加工中に切圧検出手段2
8がカッタホイール36の切圧を測定する。
【0020】そして、測定された切圧は切圧検出手段2
8で電気信号に変換され、増幅部46を介してデータ処
理部40に入力する。データ処理部40は入力された信
号に基づいて切圧値を求め、求めた切圧値を判定部42
に伝達する。判定部42は、データ処理部40が求めた
切圧値が基準切圧値と比較して不安定であるか否かを判
定する。この場合、求められた切圧値に、図6に示すグ
ラフのように切圧不安定部が含まれている場合、切圧不
安定と判定して切線用工具系31が不良と判定する。そ
して、不良と判定された切線用工具系31は新たな切線
用工具系31と交換される。
【0021】一方、データ処理部40が求めた切圧値が
基準切圧値と比較して不安定でないと判定した場合、切
線用工具系31を良好と判定して切線加工を継続する。
この場合、切圧データに基づいて切線用工具系31の寿
命が予測される。尚、上述したA〜Hの条件による切圧
の不安定は比較的初期の使用段階で現れるので、初期の
使用段階における切圧の変動成分に注目することにより
比較的早期に工具の寿命を予測することができる。
【0022】前記実施例では測定した切圧値と基準切圧
値とを比較して切線用工具系31の良否を判定する場合
について説明したが、これに限らず、切圧検出手段28
に代えてマイクロホン等の音ピックアップ手段(音検出
手段)で切線用工具系31の異常振動音を検出して切線
用工具系31の良否を判定してもよい。以下、図7に基
づいてセンサに音ピックアップ手段52を使用した第2
実施例を説明する。尚、図7上で第1実施例と同一類似
部材については同一符号を付し説明を省略する。
【0023】ホルダ34にアーム50が取り付けられ、
アーム50の下端部に音ピックアップ手段52が取り付
けられている。音ピックアップ手段52は切線用工具系
31のカッタホイール36の中心近傍に配置されてい
る。これにより、音ピックアップ手段52が切線用工具
系31の振動音を測定して、音ピックアップ手段52は
測定した振動音を電気信号に変換する。また、比較判定
部54には、音ピックアップ手段52から出力された振
動音の電気信号が増幅部53を介して入力される。そし
て、比較判定部54は、入力された振動音が基準振動音
を越えた場合、切線用工具系31が不良であると判定す
る。
【0024】第2実施例の音ピックアップ手段52に代
えて図8、図9に示すように熱検知手段(微小形状の熱
電対等)56を使用してもよい。以下、図8、図9に基
づいて第3実施例を説明する。尚、図8、図9上で第1
実施例と同一類似部材については同一符号を付し説明を
省略する。図8、図9に示すようにホルダ34の両側部
に熱検知手段として微小形状の熱電対56、56を配設
する。これにより、熱電対56、56は、カッタホイー
ル36の近傍の発生熱量を測定することができる。そし
て、熱電対56、56で測定した発生熱量が基準発生熱
量を越えた場合、切線用工具系31が不良であると判定
する。
【0025】尚、カッタホイール36の近傍に熱が発生
する条件として、 a.カッタホイール36の側面の摩擦抵抗が高くなった
場合、 b.ピン35がカッタホイール36と共回りする場合、 c.カッタホイール36とピン35との滑り抵抗が高く
なった場合等が考えられる。
【0026】すなわち、カッタホイール36の側面の摩
擦抵抗が高くなった場合、カッタホイール36が回転す
ることによりカッタホイール36とホルダ34との間に
摩擦熱が発生する。また、ピン35がカッタホイール3
6と共回りする場合、ピン35が回転することによりホ
ルダ34とピン35との間に摩擦熱が発生する。さら
に、カッタホイール36とピン35との滑り抵抗が高く
なった場合、カッタホイール36が回転することにより
カッタホイール36とピン35との間に摩擦熱が発生す
る。
【0027】第3実施例の熱電対56、56に代えて図
10に示すように、微小変位変動を検出可能な変位セン
サ58を使用してもよい。以下、図10に基づいて第4
実施例を説明する。尚、図10上で第1実施例と同一類
似部材については同一符号を付し説明を省略する。図1
0に示すように加圧機構12に静電容量型の変位センサ
58を取付け、変位センサ58に対向するように突片6
0をホルダ34に配設した。これにより、変位センサ5
8は切線用工具系31の微小変位変動を検出する。そし
て、変位センサ58で測定した微小変位変動が基準値を
越えた場合、切線用工具系31が不良であると判定す
る。
【0028】尚、切線用工具系31に微小変位変動が発
生する条件として、 a.カッタホイール36の形状不良(同芯度、真円度、
局部欠陥等)が発生した場合、 b.ピン35の共回りによる切線用工具系の上下方向の
微小変位が発生した場合、 c.カッタホイール36が回転中にひっかかりスムーズ
に回転しない場合等の例が考えられる。
【0029】前記第1実施例の加圧機構12はエアシリ
ンダ、ステッピングモータ、サーボモータ、油圧アクチ
ュエータ、ボイスコイルモータ等の電磁石、リニアモー
タ、熱アクチュエータ又は超音波モータ等を使用して構
成される。前記第1〜第4実施例ではカッタとしてカッ
タホイール36を用いて板ガラス14に切線を加工する
場合について説明したが、これに限らず、ガラススクラ
イバー等のその他のカッタで板ガラス14に切線を加工
することも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る板ガラ
スの切断方法及び装置によれば、カッタで板ガラスに切
線を加工中に、検出手段で切線用工具系の稼動状態を検
出し、この検出値と基準値とを比較して切線用工具系の
異常を検出する。そして、検出手段で検出した切線用工
具系の異常に基づいて切線工具系の良否や切線用工具系
の寿命を判定する。これにより、切線用工具系の交換時
期を正確に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板ガラスの切断装置の全体図
【図2】本発明に係る板ガラスの切断装置のブロック図
【図3】切線用工具系で板ガラスを切断中に切線用工具
系の切圧が変動する条件を説明した説明図
【図4】切線用工具系のピンが共回りすると切圧が変動
することを説明した説明図
【図5】切圧が変動しない場合の切圧データを示すグラ
【図6】切圧が変動した場合の切圧データを示すグラフ
【図7】本願発明に係る板ガラスの切断装置の第2実施
例を示す一部断面を含む正面図
【図8】本願発明に係る板ガラスの切断装置の第3実施
例を示す一部断面を含む側面図
【図9】本願発明に係る板ガラスの切断装置の第3実施
例を示す一部断面を含む正面図
【図10】本願発明に係る板ガラスの切断装置の第4実
施例を示す一部断面を含む正面図
【符号の説明】
10…板ガラスの切断装置 14…板ガラス 28…切圧検出手段 31…切線用工具系 36…カッタホイール(カッタ) 52…音ピックアップ手段 56…熱検出手段 58…変位検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 静則 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目1番地 旭硝子株式会社京浜工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切線用工具系のカッタを板ガラスに押圧
    した状態で移動して前記板ガラスに切線を加工する板ガ
    ラスの切断方法において、 前記切線用工具系のカッタで前記板ガラスに切線を加工
    中に、前記切線用工具系の稼動状態を検出し、 該検出された検出値と基準値とを比較して前記切線用工
    具系の異常を判定することを特徴とする板ガラスの切断
    方法。
  2. 【請求項2】 前記切線用工具系の前記稼動状態として
    前記切線用工具系のカッタの切圧値を測定し、該測定さ
    れた切圧値と基準切圧値とを比較して前記切線用工具系
    の異常を判定することを特徴とする請求項1の板ガラス
    の切断方法。
  3. 【請求項3】 前記切線用工具系の前記稼動状態として
    前記切線用工具系の振動音値を測定し、該測定された振
    動音値と基準振動音値とを比較して前記切線用工具系の
    異常を判定することを特徴とする請求項1の板ガラスの
    切断方法。
  4. 【請求項4】 前記切線用工具系の前記稼動状態として
    前記切線用工具系の発生熱量を測定し、該測定された発
    生熱量と基準発生熱量とを比較して前記切線用工具系の
    異常を判定することを特徴とする請求項1の板ガラスの
    切断方法。
  5. 【請求項5】 前記切線用工具系の前記稼動状態として
    前記切線用工具系の微小変位変動値を測定し、該測定さ
    れた微小変位変動値と基準微小変位変動値とを比較して
    前記切線用工具系の異常を判定することを特徴とする請
    求項1の板ガラスの切断方法。
  6. 【請求項6】 切線用工具系のカッタを板ガラスに押圧
    した状態で移動して前記板ガラスに切線を加工する板ガ
    ラスの切断装置において、 前記切線用工具系の稼動状態を検出する検出部と、 該検出部が検出した検出値と基準値とを比較して前記切
    線用工具系の異常を判定する判定部とを備えたことを特
    徴とする板ガラスの切断装置。
  7. 【請求項7】 前記検出部は前記稼動状態として前記切
    線用工具系のカッタの切圧値を測定し、前記判定部は前
    記検出部で測定された切圧値と基準切圧値とを比較して
    前記切線用工具系の異常を判定することを特徴とする請
    求項6の板ガラスの切断装置。
  8. 【請求項8】 前記検出部は前記稼動状態として前記切
    線用工具系の振動音値を測定し、前記判定部は前記検出
    部で測定された振動音値と基準振動音値とを比較して前
    記切線用工具系の異常を判定することを特徴とする請求
    項6の板ガラスの切断装置。
  9. 【請求項9】 前記検出部は前記稼動状態として前記切
    線用工具系の発生熱量を測定し、前記判定部は前記検出
    部で測定された発生熱量と基準発生熱量とを比較して前
    記切線用工具系の異常を判定することを特徴とする請求
    項6の板ガラスの切断装置。
  10. 【請求項10】 前記検出部は前記稼動状態として前記
    切線用工具系の微小変位変動値を測定し、前記判定部は
    前記検出部で測定された微小変位変動値と基準微小変位
    変動値とを比較して前記切線用工具系の異常を判定する
    ことを特徴とする請求項6の板ガラスの切断装置。
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CN114800035A (zh) * 2022-04-15 2022-07-29 宁波迪卡数控科技有限公司 一种铣削检测方法、系统、存储介质及机床

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