JPH08225109A - ディスク・カートリッジ収納検索装置 - Google Patents

ディスク・カートリッジ収納検索装置

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JPH08225109A
JPH08225109A JP7271500A JP27150095A JPH08225109A JP H08225109 A JPH08225109 A JP H08225109A JP 7271500 A JP7271500 A JP 7271500A JP 27150095 A JP27150095 A JP 27150095A JP H08225109 A JPH08225109 A JP H08225109A
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JP
Japan
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carriage
motor
spring
disk cartridge
sleeve
Prior art date
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Application number
JP7271500A
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English (en)
Inventor
Christopher A Pollard
エイ ポラード クリストファー
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Sony Electronics Inc
Original Assignee
Sony Electronics Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/08Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from consecutive-access magazine of disc records
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/68Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/225Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the disks are transferred from a fixed magazine to a fixed playing unit using a moving carriage

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク・カートリッジ収納検索装置のため
のキャリッジ・アセンブリを改良する。 【解決手段】 複数の位置の間でディスク・カートリッ
ジを搬送する、スリーブ・アセンブリ28を備えたキャ
リッジ・アセンブリ10において、モータ40をスプリ
ング222、224を介して取付けることによって、ベ
ルト46の張力を自動調整式にした。キャリッジ・アセ
ンブリは、二方向撓み部材24を介して送りねじ軸16
に連結してある。この撓み部材は、送りねじ軸に対する
キャリッジ・アセンブリの相対的平面内運動を許容する
が、それらの間の相対的回転運動は実質的に許容しな
い。スリーブ・アセンブリはキャリッジ・アセンブリ
に、そのスリーブ118の開口120の近傍で枢着し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納アレイから光
ディスク・カートリッジ等のカートリッジを検索しその
カートリッジを別の位置へ移動させるための装置に関す
る。より詳しくは、本発明は、ディスク・カートリッジ
を異なった位置の間で搬送するためのキャリッジ機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、磁気ディスク、及び光磁気
ディスクは、情報をディジタル形式で記憶させるための
記憶媒体として、ますます広く普及しつつある。この種
のディスクは通常、箱形のディスク・カートリッジに収
容されている。ディスク・カートリッジは、その中に収
容しているディスクに対して、レーザ光源を用いて読出
し(または書込み)を行うための開口を備えている。
【0003】大規模なディスク・カートリッジ収納検索
装置では、幾つもの収納スロットをアレイ状に並べて形
成したラックを1つまたは複数備え、それらの中にディ
スク・カートリッジを収容するようにしたものがある。
一般的には、横向きの収納スロットを縦に並べて、水平
にしたディスク・カートリッジを個々の収納スロットに
1枚ずつ収容することによって、それらディスク・カー
トリッジが垂直に積み重ねられた形になるようにしてい
る。ディスク・カートリッジ収納検索装置には、このよ
うに構成したディスク・カートリッジ収納スロットの縦
列を、1列しか備えていないものもあれば、何列も備え
ているものもある。この種の装置は、個々のスロットに
近接した位置へ移動可能なカートリッジ検索機構を備え
ている。この機構は、そのスロットの中のカートリッジ
を把持し、把持したカートリッジをそのスロットから引
出し、引出したカートリッジをスリーブの中に収容し、
収容したカートリッジを、例えば記録/読出/消去ステ
ーション等の別の位置へ搬送し、そしてそこでカートリ
ッジを排出するための装置を備えている。
【0004】従ってこの機構は、カートリッジを把持及
び解放する把持機構アセンブリと、把持されたカートリ
ッジを一時的に収容するスリーブ・アセンブリと、把持
機構アセンブリ及びスリーブ・アセンブリを選択された
スロットに近接した位置へ搬送して把持機構アセンブリ
がディスク・カートリッジを検索してスリーブの中へ収
容できるようにするキャリッジ・アセンブリとを含んで
いる。そして、そのキャリッジ・アセンブリの全体が、
別の位置へ移動され、その位置でディスク・カートリッ
ジがスリーブ・アセンブリから排出されて、例えば記
録、再生、及び/または消去ステーションへ挿入され
る。複数のスロットを1列に並べただけの小規模なディ
スク収納検索装置では、そのキャリッジ・アセンブリが
例えば垂直方向等の1方向にだけ移動できればよい。こ
れに対して、複数のスロットを縦横に並べてアレイを形
成したより大規模な装置では、そのキャリッジ・アセン
ブリが少なくとも2次元(水平方向及び垂直方向)に移
動可能でなければならない。また実際に、装置の構成に
よっては、そのキャリッジ・アセンブリが3次元の全て
の次元方向に移動可能である(即ち3つの自由度を持
つ)ことが必要なこともある。
【0005】スリーブ・アセンブリは、カートリッジを
受入れるためのスリーブを備えており、このスリーブは
多くの場合、その一端が開放しており、ディスク・カー
トリッジを収容するのに適した大きさに形成されてい
る。このスリーブの中に、移動可能な把持機構アセンブ
リが装備されており、この把持機構アセンブリは、前進
させることによってスリーブの開口から外へ繰り出さ
せ、ディスク・カートリッジを把持できる位置まで延出
させることができる。ディスク・カートリッジを把持さ
せた後に把持機構アセンブリをスリーブの中へ後退させ
ると、ディスク・カートリッジがスロットから引出され
てスリーブの中に収容される。
【0006】ディスク・カートリッジをスリーブに引込
ませ、またスリーブから外へ排出させるには、この把持
機構アセンブリを移動させる必要があり、そのための把
持機構駆動用モータとそれに付随するプーリ及びベルト
とが、スリーブ・アセンブリ上に直接取付けられてい
る。更に装置によっては、スリーブ・アセンブリに収容
されているディスク・カートリッジを回転可能にするた
めに、スリーブ・アセンブリ自体を回転可能にしておく
必要があるものもある。例えば装置によっては、カート
リッジを180゜反転させないと、そのカートリッジの
中に収容されているディスクの両面への情報の読み書き
ができないものもある。そのような装置では、スリーブ
・アセンブリがキャリッジに枢動可能に取付けられてお
り、そしてそのキャリッジに、スリーブ・アセンブリを
そのキャリッジに対して相対的に回転させるための、第
2のモータとそれに付随するプーリ及びベルトとが備え
られている。
【0007】キャリッジそれ自体は、垂直な支持軸と垂
直な送りねじ軸とに、摺動可能に取付けられている。支
持軸はキャリッジを水平面に対して適正な姿勢に保ち、
送りねじ軸は第3のモータによって駆動されて、キャリ
ッジを支持軸に沿って垂直方向に移動させる。更にキャ
リッジを水平方向にも移動可能にする必要がある場合に
は、キャリッジを支持している支持軸と送りねじ軸と
を、水平方向に移動可能な別のキャリッジに取付ければ
よい。この第2のキャリッジは、先に説明した第1のキ
ャリッジと同一構造のものでよいが、ただし垂直ではな
く水平な支持軸と送りねじ軸とで支持される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成のキャリ
ッジを組立てる際には、様々なモータを、ベルトを介し
て駆動する被動プーリに対して正確な相対位置に取付け
ることによって、そのベルトに適正張力を付与するよう
にしなければならない。これを実現するために、これま
では一般的に次のようにしていた。先ずモータを、その
モータを支持する部材に緩く取付け、次に、そのモータ
と、そのモータから離れた位置にあるプーリとにベルト
を懸装し、そして、そのモータを力測定装置に連結す
る。続いて、その力測定装置が、ベルトに適正張力が付
与されたことを示すまでモータを移動させ、ベルトに適
正張力が付与されたことが示されたならば、その位置で
ねじを締め付けてモータを固定する。この方法は多大の
労働力を要し、また使用現場における頻繁な調整が必要
であることが知られている。
【0009】この種のキャリッジに関して頻繁に遭遇す
る更に別の問題として、支持軸と送りねじ軸とが完全に
平行でないと、キャリッジ、支持軸、ないしは送りねじ
軸に大きな応力が作用するおそれがあり、それによって
短期間のうちに磨耗ないし故障が発生するおそれがある
という問題もあった。
【0010】この種のキャリッジに広く見られる更に別
の問題として、ある程度の期間に亙って使用しているう
ちに、部品が疲労したり曲がりを生じたりして、部品の
正しい位置関係が損なわれるおそれがあるという問題も
あった。従って、様々なキャリッジやその他の構成要素
を移動させ回転させて、スリーブ・アセンブリの開口を
特定のスロットの正面に位置合わせしても、実際にはそ
の開口がそのスロットに対して正確に位置合せされない
ことがあった。またそのために、装置が短期間のうちに
故障を発生することがあった。
【0011】従って、本発明の1つの目的は、ディスク
・カートリッジ収納検索装置のための改良したキャリッ
ジ・アセンブリを提供することにある。本発明の別の1
つの目的は、ディスク・カートリッジ収納検索装置のキ
ャリッジ・アセンブリのための、自動張力調整式モータ
取付構造を提供することにある。本発明の更に別の1つ
の目的は、キャリッジ・アセンブリと送りねじ軸との間
の相対的平面内運動を許容しつつ、それらの間の相対的
回転運動を可及的に小さくすることのできる、キャリッ
ジ・アセンブリと送りねじ軸とを連結するための可撓性
連結構造を提供することにある。本発明の更に別の1つ
の目的は、優れた位置安定性を有するスリーブ・アセン
ブリのためのキャリッジを提供することにある。
【0012】本発明にかかるキャリッジ・アセンブリ
は、部品点数が少ないことから、軽量で、組立容易で、
製造コストが低廉である。更に長寿命で高信頼性でもあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】キャリッジに取付ける必
要のあるベルト駆動機構が付随したモータを、複数のフ
ランジ部を有する板部材に取付ける。板部材のそれらフ
ランジ部は、キャリッジに設けられている複数の穴また
は管状部の夫々に嵌合する位置及び形状に形成されてい
る。複数のコイルスプリングを備えており、それらコイ
ルスプリングは一端が対応する穴または管状部の中に嵌
合し、他端がフランジ部を囲繞するように配設されてい
る。それらスプリングは、モータとその相手側のプーリ
との間に力を作用させ、その力によって対応するベルト
に予張力を付与する。それらスプリングは、モータを適
当に位置付け、ベルトを懸装すべき全てのプーリに実際
にベルトを懸装した状態において、それらスプリングの
力によってベルトが引張されて、ベルトに目標張力が付
与されように、そのばね定数及び長さを選定してある。
こうしてベルトに目標張力が付与されたならば、この状
態でモータをキャリッジに締付ければよく、ベルト張力
を外部から測定する必要はない。
【0014】本発明の別の一局面においては、キャリッ
ジ・アセンブリが、それに対応した送りねじ軸に、二方
向撓み部材を介して連結される。この撓み部材は、送り
ねじ軸に対するキャリッジ・アセンブリの、その送りね
じの軸心に対して垂直方向の相対的平面内運動を許容す
るが、送りねじ軸の軸心周りのキャリッジ・アセンブリ
の相対的回転運動を殆ど許容しない。
【0015】本発明の更に別の一局面においては、スリ
ーブ・アセンブリがキャリッジ・アセンブリに2点で枢
着され、それら2点のうちの一方はスリーブの開放端の
近傍にあって、キャリッジ・アセンブリに対するスリー
ブ・アセンブリの、意図した回転軸心周りの回転以外
の、相対的回転を可及的に小さくしている。
【0016】本発明の更に別の一局面においては、スリ
ーブ・アセンブリをキャリッジ・アセンブリ上で第1使
用位置と第2使用位置との間で回転可能にする。キャリ
ッジ上に緩衝ストッパを配設して、スリーブ・アセンブ
リが、第1使用位置にあるとき及び第2使用位置にある
ときに、夫々第1緩衝ストッパ及び第2緩衝ストッパに
当接するようにしてある。スリーブ・アセンブリを第1
使用位置と第2使用位置との間で回転させるためのモー
タは、第1使用位置と第2使用位置との間の回転角度範
囲の大部分においてスリーブ・アセンブリを高速で回転
させるように制御される。スリーブ・アセンブリが目標
使用位置に近付いてから減速して、緩衝ストッパに緩や
かに当接するようにしている。スリーブ・アセンブリが
目標使用位置に到達した後にも、モータにはバイアス電
流が流れ続けるようにしており、それによって、スリー
ブ・アセンブリを緩衝ストッパに押付ける力を維持する
ようにしている。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、ディスク・カートリッジ
収納検索装置の主要構成要素の概要を示した斜視図であ
る。図示の如く、この装置は、複数のディスク・カート
リッジ収容スロット4を並べて形成したアレイ2を備え
ている。通常、各スロットにディスク・カートリッジが
1枚ずつ収容されているのであるが、ディスク・カート
リッジによってスロットが隠れて見えなくなってしまう
ため、図1には敢えてディスク・カートリッジを示さな
かった。キャリッジ・アセンブリ10は、スリーブ・ア
センブリ28と、把持機構アセンブリ(図1では見えて
いない)とを備えており、主軸12と副軸14とに支持
されており、送りねじ軸16の回転によって昇降され
る。キャリッジ・アセンブリは、送りねじ軸16によっ
て、主軸12及び副軸14に沿って移動させることがで
き、その移動によって、スリーブ・アセンブリ28の垂
直方向の位置を複数のスロット4のうちの選択された1
つのスロットの正面に位置付けることができる。本明細
書において後に更に詳しく説明するように、このように
位置付けたときに、把持機構アセンブリの一対の把持部
材をスリーブ・アセンブリ28の外へ繰り出させて、デ
ィスク・カートリッジを把持させ、そのディスク・カー
トリッジをスリーブ・アセンブリ28の中へ引入れさせ
ることができる。この後、キャリッジ・アセンブリを、
例えば記録、再生、及び/または消去ステーション(図
1では見えていない)等の別の位置へ移動させ、そこ
で、把持部材を再びスリーブ・アセンブリ28の外へ繰
り出させて、選択されたそのディスク・カートリッジ
を、その記録、再生、及び/または消去ステーションの
中へ挿入させることができる。
【0018】図2、図3、及び図4は、本発明のキャリ
ッジ・アセンブリの1つの具体例を3つの異なった視点
から見た斜視図である。キャリッジ・アセンブリ10
は、垂直な主軸12と、垂直な副軸14と、垂直な送り
ねじ軸16とに摺動可能に係合している。キャリッジ・
アセンブリ10の本体部材18は一体形成品の部材であ
り(図5を合わせて参照されたい)、この本体部材18
上に、その他の様々な構成要素が取付けられており、そ
れら構成要素については本明細書において後に詳述す
る。本体部材18は、一対のボール・ブッシュ(直動玉
軸受)20を介して垂直な主軸12に摺動可能に係合し
ている。また本体部材18は、副ブッシュ22を介して
垂直な副軸14に係合している。副ブッシュ22は、3
つの側壁部22a、22b、及び22cを備え、残りの
1つの側面は開放している。副ブッシュ22と垂直な副
軸12との係合によって、キャリッジ・アセンブリ10
が、垂直な主軸12の軸心周りに回転することが防止さ
れている。
【0019】本体部材18は、垂直な送りねじ軸16
に、撓み部材24とナット・アセンブリ26とを介して
係合している。ナット・アセンブリ26は、送りねじ軸
16の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を備えている。送り
ねじ軸16にはモータ(不図示)が連結されており、こ
のモータが、付勢されたならば、送りねじ軸16を回転
させる。送りねじ軸16は、垂直方向には実質的に不動
にしてある。従って、送りねじ軸16が回転すると、そ
の回転方向に応じて、ナット・アセンブリ26が(従っ
てキャリッジ・アセンブリ10の全体が)上方または下
方へ移動させられる。
【0020】複数のディスク・カートリッジ収納スロッ
トを縦に並べたものを何列も備えたカートリッジ収納検
索装置では、垂直な主軸12と、垂直な副軸14と、垂
直な送りねじ軸16とを、水平に移動可能な別のキャリ
ッジに取付けることによって、把持機構アセンブリ及び
スリーブ・アセンブリに第2の自由度を付与するように
することになる。しかしながら、本発明の説明が不明瞭
となるのを避けるために、ここでは本発明の具体例とし
て、2本の垂直軸12及び14と送りねじ軸16とを、
ディスク・カートリッジ収納検索装置のフレーム3に固
定した構成の具体例を図示した。
【0021】次に図6について説明すると、図示のごと
くスリーブ・アセンブリ28は、ベース部材110と、
このスリーブ・アセンブリ28の中に配設されている把
持機構アセンブリ112(輪郭線で示した)と、上板部
材114と、把持機構アセンブリ112をベース部材1
10に沿って長手方向に前進及び後退させるための水平
な送りねじ軸116とを備えている。上板部材114と
ベース部材110とが互いに結合されて、カートリッジ
を受入れるスリーブ118を形成しており、このスリー
ブ118は、上板部材114とベース部材110との間
に、カートリッジ4(輪郭線で示した)を収容保持する
ための、十分な大きさ及び形状の空間を画成している。
スリーブ118の先端は開口120となっており、この
装置は、スリーブ118の開口120が、ディスク・カ
ートリッジ収容スロットのアレイ2に対向するように、
構成され配置されている。周知の如く、アレイ2の各ス
ロットの中に収容される各ディスク・カートリッジは、
ディスクの上面と下面とに対応した互いに平行な2つの
矩形の面136及び138と、ディスクの周囲を囲む4
つの細長い長方形の面140、142、144及び14
6と、対向する2つの長方形の面142及び144の基
端側の端部近傍に形成された一対のノッチ148とを有
する。把持機構アセンブリ112は、ナット・アセンブ
リ154を介して送りねじ軸116に係合している。送
りねじ軸116をその軸心を中心として回転させると、
その回転方向に応じて、把持機構アセンブリ112をス
リーブ118の開放端120へ向けて前進させたり、ス
リーブ118の中へ後退させたりすることができる。使
用時には、先ず、スリーブ・アセンブリ28を該当する
スロットの正面に位置付け、続いて、送りねじ軸116
を回転させて把持機構アセンブリ112を開口120へ
向けて前進させ、そして更に開口120から外へ繰り出
させる。この状態で、一対の把持部材150を、その選
択されたスロットの中に収容されているディスク・カー
トリッジの一対のノッチ148に係合させることができ
る。この係合が完了したならば、送りねじ軸116を逆
転させて、把持機構アセンブリ112をスリーブ118
の中へ後退させることにより、その選択されたスロット
から、その選択されたディスク・カートリッジを引出し
て、それをスリーブ118の中に収容する。
【0022】続いてカートリッジ・アセンブリ10を、
例えば記録/再生/消去ステーション等の別の位置へ移
動させ、その位置で把持機構アセンブリ112を前進さ
せてスリーブ118の外へ繰り出させることによって、
ディスク・カートリッジをスリーブ118から排出して
そのステーションの中へ挿入することができる。把持機
構アセンブリ112がディスク・カートリッジのノッチ
148を把持したり解放したりする際の詳細な動作は、
本発明そのものに関係しておらず、またこの種の把持機
構アセンブリは当業界において公知のものであるので、
それら動作については本明細書では詳述しない。
【0023】把持機構アセンブリの具体例についての更
に詳細な説明は例えば、1994年1月18日付出願の
米国特許出願第08/183688号等に記載されてい
る。ディスク・カートリッジ収納検索装置の具体例にお
ける、その他の構成要素についての更に詳細な説明は例
えば、1993年7月13日付出願の米国特許出願第0
8/090744号や、また更に1993年8月6日付
出願の米国特許出願第08/102858号等に記載さ
れている。
【0024】送りねじ軸116を回転させて把持機構ア
センブリ112を前進及び後退させるために、スリーブ
・アセンブリ28の下面に、モータ40を取付けてあ
る。モータ40はプーリを装備しており、この好適具体
例においては、このプーリは歯付プーリ42である。も
う1つの別の歯付プーリ44(図6に示した)が、水平
な送りねじ軸116の一端に固定されている。歯付プー
リ42と44とは、歯付ベルト46によって伝導されて
いる。モータ40が歯付プーリ42を回転させると、歯
付ベルト46を介して歯付プーリ44が回転させられ、
従って送りねじ軸116が回転させられる。
【0025】本発明の好適具体例においては、スリーブ
・アセンブリ28を、枢軸30及び32で画成される直
線を中心として180゜の角度範囲で回転させることが
できるようにしてある。本体部材18は、水平に延在す
る主部34と、2本の延出部36及び38とを備えてい
る。スリーブ・アセンブリ28は、スリーブ118の下
面29から下方へ突出したフランジ部70及び72を備
えている。枢軸30及び32は、夫々フランジ部70及
び72を貫通させてそれらフランジ部に植設してある。
また枢軸30及び32は、夫々フランジ部70及び72
を突き抜けた先で、本体部材18に取付けられているブ
ッシュ78及び80の中に夫々嵌合している。枢軸30
及び32は、夫々ブッシュ78及び80の中で回転可能
である。枢軸30及び32は、同一直線上に配置されて
おり、スリーブ・アセンブリ28が本体部材18に対し
て相対回転するときの回転中心をなす直線を画成してい
る。このように複数の枢軸を互いに離隔させて配設する
ことによって、スリーブ・アセンブリ28をキャリッジ
・アセンブリ10上に、大きな支持剛性をもって、支持
させているのである。
【0026】スリーブ118の中にディスク・カートリ
ッジを受入れるためには、スリーブ118の先端の開口
120の位置付けを高精度で行えるようにしておくこと
が重要である。そのためには、スリーブ・アセンブリ2
8を、開口120の近傍で支持することが望ましい。従
って、前方の枢軸30はできるだけ開口120に近い位
置に設けるべきである。また更に、互いに離隔させた2
本の枢軸を使用したことによって、スリーブ・アセンブ
リ28を取付けた本体部材18に対してこのスリーブ・
アセンブリ28が相対的に回転しようとする運動のう
ち、枢軸30及び32を中心とした意図した方向の相対
回転以外の、その他の全ての方向の相対回転に対する抵
抗力が高められている。
【0027】キャリッジ・アセンブリ10には、スリー
ブ・アセンブリ28を駆動して回転させるための、第2
のモータと、プーリと、ベルトとから成る駆動機構一式
が取付けられている。この駆動機構は、モータ50、プ
ーリ52、ベルト54、及びプーリ56で構成されてい
る。プーリ56は、枢軸32に固着されている。従っ
て、モータ50がプーリ52を回転させると、プーリ5
6と、枢軸32と、それにスリーブ・アセンブリ28と
が、枢軸30及び32によって画成されている直線を中
心として回転する。
【0028】モータ40及びモータ50を動作させるた
めの電力及び制御信号が、キャリッジの外部から可撓性
接続線(不図示)を介して供給されており、この可撓性
接続線は、この可撓性接続線を接続するための、本体部
材18に固定されたプリント回路板60上に設けられた
ソケット形コネクタ48に差込まれている。プリント回
路板60上の回路は、信号に対してコンディショニング
を施し、そして複数本の電線62を介してモータ50へ
電力と制御信号とを供給している。スリーブ・アセンブ
リ28の下面に第2のプリント回路板64が取付けられ
ている。このプリント回路板64は、キャリッジの外部
から、前述の可撓性接続線を介して、そして更にプリン
ト回路板60を経由し、第2の可撓性接続線66を介し
て、電力及び信号を受取っている。第2のプリント回路
板64上の回路は、信号に対してコンディショニングを
施し、そしてこの第2のプリント回路板64とモータ4
0との間を接続している複数本の電線68を介してモー
タ40へ電力と制御信号とを供給している。
【0029】図7は、キャリッジ・アセンブリ10のう
ちの送りねじ軸16に係合している部分の更に詳細な斜
視図である。本体部材18の延出部36から横方向へ2
つの側方フランジ部86及び88が突出している。それ
ら2つの側方フランジ部86及び88に、ねじ90a、
90b、及び90cによって二方向撓み部材24が取付
けられている。この撓み部材24の上端部に、ねじ92
a及び92bと、それに図7では隠れていて見えない反
対側の同様の2本のねじとによって、ナット・アセンブ
リ26が連結されている。
【0030】撓み部材24は、プレス加工によって金属
板から形成した一体形成品であり、その形状は図8に最
も明瞭に示されている。撓み部材24は、5つの平板状
部分24a、24b、24c、24d、及び24eを備
えている。それらのうちで部分24aは、矩形の部分で
あって、この部分24aからその他の平板状部分が様々
な方向へ延出している。更に詳しく説明すると、部分2
4b及び24cは、中心的部分24aの対向する2つの
辺98a及び98bからこの中心的部分24aに対して
垂直に下方へ延出している可撓性を有する板状部分であ
る。部分24d及び24eは、中心的部分24aのもう
一組の対向する2つの辺98c及び98dから上方へ延
出している可撓性を有する板状部分である。穴94a、
94b、94c、及び94dは、ねじ92a、92b、
等々を挿通するためのねじ挿通穴である。穴95a、9
5b、及び図8では隠れていて見えないもう1つの穴
は、ねじ90a、90b、及び90cを挿通するための
ねじ挿通穴である。撓み部材24の中心的部分24aに
形成されている大きな穴96は、送りねじ軸16がその
中を貫通して延在するための穴である。この穴96は、
送りねじ軸16がこの穴96の縁部に接触しないよう
に、十分に大きく形成してある。送りねじ軸16は、ナ
ット・アセンブリ26の雌ねじ部に螺合しており、これ
は当業界で周知の通りである。
【0031】ディスク・カートリッジ収納検索装置を製
造する際には、垂直な主軸12と送りねじ軸16との間
の水平距離のばらつきがどうしても生じてしまうが、撓
み部材24はそのばらつきを許容できるように構成され
ている。更に詳しく説明すると、撓み部材24は、みず
からが撓むことによって、撓み部材24の上端部に連結
されたナット・アセンブリ26の、撓み部材24の下端
部に連結された本体部材18に対する相対的水平運動を
許容し、それによって上述のばらつきを吸収するように
構成してある。この撓み部材24の構成は更に、その相
対水平運動を許容する際に、その運動が大きな回転成分
を含まないようにするものである。即ち、もしナット・
アセンブリ26が送りねじ軸16の軸心周りに回転して
しまうと、キャリッジの位置(高さ)に誤差が発生し、
これは不都合である。そのため撓み部材24は、短期間
のうちに故障を発生させるおそれのあるため望ましくな
い送りねじ軸16への側方荷重を大幅に軽減する一方
で、ナット・アセンブリ26が送りねじ軸16の軸心周
りに回転しないようにしているのである。図8について
説明すると、2つの辺(即ちヒンジ部)98a及び98
bが撓むことによってY方向の水平オフセットを許容
し、また、ヒンジ部98c及び98dが撓むことによっ
てX方向の水平オフセットを許容している。尚、それら
が撓む際には一次の回転モーメントは発生せず、ただし
二次ないしそれより更に高次の回転成分は多少発生す
る。
【0032】図9、図10、及び図11には撓み部材の
別具体例を示した。図9に示した撓み部材の具体例30
1では、全ての可撓性を有する板状部分が同一方向へ延
出している。図10に示した撓み部材の具体例は図8の
撓み部材に類似しているが、2個の部材303及び30
5を溶接で結合して製作した点が異なっている。また図
11には、更に別の撓み部材の可能な具体例を分解図で
示した。この具体例では、図示したように、剛性を有す
る本体部材307に、可撓性を有する板状部材316、
318、320、及び322を差し込むための溝30
8、310、312、及び314を形成してある。
【0033】図12及び図13は、本発明の別の一局面
を示した図であり、この別の一局面とは、キャリッジ・
アセンブリにモータを取付けるための取付構造に関する
ものである。先ず図12について説明すると、同図に
は、把持機構アセンブリ駆動用モータ40が示されてい
る。このモータ40は、鋼製の板部材200に形成した
夫々のねじ挿通穴203に挿通した2本のねじ202に
よってこの板部材200に取付けられる。更にこの板部
材200が、この板部材200に形成した夫々のねじ挿
通穴211に挿通した2本のねじ210によって、スリ
ーブ・アセンブリ28の下面から下方へ突出したフラン
ジ部206及び208に取付けられる。ねじ挿通穴21
1は、長円形に形成してあり、その長円形の長軸が、図
12で見て垂直方向に延在するようにしてある。従って
ねじ挿通穴211は事実上、垂直方向に延在するスロッ
トを形成しており、ねじ210のこのスロット内での位
置を変化させることができる。これによってモータ40
を(従ってスリーブ・アセンブリ28を)板部材200
に対して様々な高さに固定できるようにしている。板部
材200の両端からフランジ部214及び216が突出
しており、それらフランジ部は、スリーブ・アセンブリ
28の下面29から突出している管状部218及び22
0の中へ突入している。それら管状部218及び220
の中に、コイルスプリング222及び224を配設して
あり、それらコイルスプリング222及び224の内径
は、フランジ部214及び216を収容できる十分な大
きさにしてあり、それによってそれらスプリング222
及び224の夫々の端部が、フランジ部214及び21
6を囲繞してそれらフランジ部の付け根の部分215及
び217に当接するようにしてある。
【0034】キャリッジ・アセンブリ10の組立時に
は、最初は、鋼製の板部材200をキャリッジに取付け
るためのねじ210を完全には締付けずにおく。そして
モータ40を適当に移動させて、モータ側プーリ42と
把持機構送りねじ軸側プーリ44(図12には示されて
いない)とに、ベルト46を懸装する。スプリング22
2及び224はモータ40に力を及ぼし、この力の向き
は、ベルト46の張力がモータ40に及ぼす力の向きと
は逆向きであって、モータ40をプーリ44から離れる
方向へ押しやろうとする。そのためモータ40は、互い
に逆向きの、スプリング222及び224による力とベ
ルト46の張力による力とが等しくなる点で静止する。
スプリング222及び224は、その長さlとばね定数
kとを、ベルト46に予張力として所定の目標張力を付
与することができるような値に選定してある。この後、
スロット形状のねじ挿通穴211に挿通したねじ210
を締付けて板部材200に固定することによって、把持
機構送りねじ軸側プーリ44に対するモータ40及びモ
ータ側プーリ42の相対的な位置を、ベルトが所定の目
標レベルに引張されるこの位置に固定する。以上によっ
て、装置の組立時に、或いは使用現場において、適正ベ
ルト張力を設定する際の測定や調節を不要にしている。
【0035】スプリング222及び224の長さは、モ
ータ40が適正位置にあるときの、管状部218及び2
20の基端とフランジ部214及び216の付け根の部
分との間の距離よりもかなり長くしておき、適正張力が
得られたときのそれらスプリング222及び224の圧
縮量がかなり大きくなるようにすることが好ましい。こ
のように圧縮量がかなり大きくなることが望ましい理由
は、あり得る適正モータ位置の全範囲に亙って、スプリ
ング力の変動をなるべく小さくしたいからである。適正
モータ位置の許容範囲を定めるのは、目標ベルト張力を
達成するためのベルト46の許容範囲である(これは、
ベルトの長さと弾性との両方の関数になる)。
【0036】更に詳しく説明すると、ある1本のコイル
スプリングから及ぼされる力は次の式で与えられる。 力=kx この式において、k=そのコイルスプリングのばね定
数、そして、x=そのコイルスプリングの無荷重状態か
らの圧縮量、即ち、無荷重状態のスプリング長さから圧
縮時のスプリング長さを差し引いた差である。
【0037】従って、スプリングの圧縮量が大きいほど
(即ちxの値が大きいほど)xの所与の変動量Δxに対
応した力の変動割合は小さくなる。具体的には、例え
ば、理想的な目標ベルト張力が13N(ニュートン)で
あったものとする。スプリングが正確に13Nの大きさ
の力を発生するのは、その圧縮量がある1つの値になっ
たときだけであり、あり得る適正モータ位置の全範囲に
亙ってこの大きさの力を発生することは不可能である。
しかしながら、スプリングの圧縮量を大きくしておけ
ば、あり得る適正モータ位置の全範囲に亙って、スプリ
ングが発生する力が13Nからずれる、その変動量を非
常に小さくすることができる。例えば、長さが15mmで
ばね定数が13N/mmのスプリングにおいて、その圧縮
量xが、ベルトの全許容範囲に対応して1mmから2mmま
での範囲内の値を取るならば、そのスプリング力の、目
標値である13Nからのずれ量の変動割合は100%に
なり、即ち、1mm×13N/mm=13Nから、2mm×1
3N/mm=26Nまで変動することになる。一方、長さ
が26mmでばね定数が1.0N/mmのスプリングを大き
く圧縮して使用しており、モータ位置が1mmの変動幅の
範囲で変動するのに対して、そのスプリングの圧縮量x
が12mmから13mmまでの範囲内の値を取り得る場合に
は、その力の変動割合ははるかに小さくなり、即ち、1
3mm×1.0N/mm=13Nに対して、14ミリ×1.
0N/mm=14Nになり、この場合の変動幅は僅か7.
7%に過ぎない。
【0038】基本的には、使用するスプリングを1本に
し、板部材200の一端にだけ、例えばフランジ部21
6にだけスプリングを備えるようにし、板部材200の
他端は(例えばフランジ部218の近傍を)スリーブ・
アセンブリ28に枢着するようにしても、以上と同じ効
果が得られる。しかしながら、スプリングを2本使用す
る方が好ましい。それは、スプリングを1本にして以上
のような取付け方をしたならば、あり得る適正モータ位
置の範囲が同じ場合に、スプリングの圧縮量の変動範囲
が2倍に広がってしまうからであり、なぜなら、板部材
200のフランジ部216側の端部の移動量を2倍にし
なければ、プーリ42とプーリ44との間の距離を同じ
だけ増大させることができなくなるからである。モータ
を適正位置に位置付けるためにスプリングの圧縮量を大
きくするということに関して上で述べた理由と同じ理由
から、スプリングの圧縮量xの変動範囲もできる限り小
さくして、あり得る適正モータ位置の全範囲に対応した
スプリング力の変動範囲を小さくすることが望ましい。
本発明の好適具体例では、板部材200に2本のスプリ
ングを取付けて、それらをプーリ42の両側に配してい
る。それら2本のスプリングをプーリ42から互いに等
距離に配置すればなお好ましい。
【0039】スリーブ・アセンブリ回転用モータ50
も、同様の取付け方で取付けられている。更に詳しく説
明すると、図13に示したように、モータ50は、ねじ
228及び230によって鋼製の板部材226に取付け
られている。そして、この板部材226が、ねじ236
及び238によって本体部材18のフランジ部232及
び234に取付けられている。板部材226からはフラ
ンジ部240及び242が突出しており、それらフラン
ジ部240及び242は、スプリング244及び246
の第1端に係合するように形成されている。スプリング
244及び246は、本体部材18に形成されている穴
248及び250の中に嵌挿されている。板部材226
は、先に図12を参照してモータ40に関して説明した
取付け方と同じ取付け方で、本体部材18に取付けられ
ている。
【0040】図14は、本発明の更に別の特徴を示した
図である。更に詳しく説明すると、図14は、キャリッ
ジ・アセンブリ10のうちの、副ブッシュ22近傍部分
を拡大した詳細図である。副ブッシュ22の側壁部22
a及び22bの内面に、夫々円形のゴム製パッド252
a及び252bが貼着されている。既述の如く、副軸1
4及び副ブッシュ22は、キャリッジ・アセンブリ10
が主軸12の軸心周りに回転するのを防止するために設
けられている。パッド252a及び252bは、摩擦係
数の小さな材料で製作してあり、それによって、副軸1
4が副ブッシュ22の中を摺動する際の抵抗力を非常に
小さくしてある。
【0041】本発明の更に別の一局面として、スリーブ
・アセンブリ28のための緩衝ストッパとして、パッド
254及び256(図14、図15、及び図16)を使
用しているということがある。更に詳しく説明すると、
既述の如く、スリーブ・アセンブリ28は、枢軸30及
び32を中心として、図15と図16とに夫々示した2
つの使用位置の間で、180゜回転できるようにしてあ
る。スリーブ・アセンブリ28の第1使用位置は、図1
0に示した位置であって、このスリーブ・アセンブリ2
8の下面29が緩衝ストッパ256に当接している。第
2使用位置は、図11に示した位置であって、このスリ
ーブ・アセンブリ28の下面29が緩衝ストッパ254
に当接している。
【0042】本発明の好適具体例では、スリーブ・アセ
ンブリ回転用モータ50に適当な信号を供給することに
より、スリーブ・アセンブリ28を第1使用位置から第
2使用位置へ切換える際、及び逆に第2使用位置から第
1使用位置へ切換える際に、それら2つの使用位置の間
の180゜の回転角度範囲のうちの大部分の範囲ではス
リーブ・アセンブリ28を高速で回転させ、その回転運
動の終点間際の部分でだけ減速するようにしている。こ
れによって、スリーブ・アセンブリ28の下面29が緩
衝ストッパに衝突するときの速度が小さいことから、磨
耗量が減少すると共に破損のおそれが低下しており、ま
たそれにもかかわらず、回転角度範囲のうちの大部分の
範囲では高速回転が行われていることから、2つの使用
位置の間の切換に要する時間は短いままで済んでいる。
更に、スリーブ・アセンブリ回転用モータ50には、回
転終了後もバイアス電流が流れ続けるようにしており、
それによって、スリーブ・アセンブリ28の下面29が
パッド256ないしパッド254に当接した状態が確実
に得られるようにしている。従って、スリーブ・アセン
ブリ28の回転位置が、緩衝ストッパ用のパッドとの当
接によって精密に制御されるため、回転位置の精密な電
子制御が不要になっている。
【0043】再び図2、図3、図4、図15、及び図1
6について説明すると、可撓性接続線66は、その長さ
を適当に選定することによって、スリーブ・アセンブリ
28の、キャリッジ・アセンブリ10の他の部分に対す
る相対的な運動位置が、その運動範囲内のどの位置にあ
っても、この可撓性接続線66が(その両端がソケット
形コネクタに差込まれていることを別にして)ディスク
・カートリッジ収納検索装置のどの構造部分にも接触し
ないようにしてある。更に詳しく説明すると、スリーブ
・アセンブリ28が図15に示した第1使用位置にある
ときには、可撓性接続線66は、比較的真っ直ぐに近い
状態にあり、その両端が支持されてスリーブ・アセンブ
リ28の(このときは上を向いている)下面29の上方
に浮いている。スリーブ・アセンブリ28が第2使用位
置にあるときには、可撓性接続線66は図11に側面か
ら見た図で示されているように折返された状態にある
が、ただしそれ自体は接触していない。可撓性接続線6
6は更に、2つの使用位置の間の全運動範囲に亙って、
それ自体の部分どうしが接触することもなく、他の構造
部分と接触することもない。この非接触という特徴は、
望ましいものであり、なぜならば、可撓性接続線は他の
ものと接触していると短期間のうちに磨耗して故障を発
生するからである。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかるディスク・カートリッジ収納検索装置のための
キャリッジ・アセンブリは、従来のものと比べて、部品
点数が少ないことから、軽量で、組立容易で、製造コス
トが低廉であり、更に、長寿命で高信頼性であるという
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例にかかるディスク・カートリッ
ジ収納検索装置の全体を示した斜視図である。
【図2】図1の中のキャリッジ・アセンブリを図1とは
別の視点から見たより詳細な斜視図である。
【図3】図1の中のキャリッジ・アセンブリを図1及び
図2とは別の視点から見たより詳細な斜視図である。
【図4】図1の中のキャリッジ・アセンブリを図1と同
じ視点から見たより詳細な斜視図である。
【図5】図2〜図4のキャリッジ・アセンブリの本体部
材の斜視図である。
【図6】図2〜図4の中のスリーブ・アセンブリ及び把
持機構アセンブリの更に詳細な斜視図である。
【図7】図2〜図4のキャリッジ・アセンブリの撓み部
材とナット・アセンブリとを示した拡大斜視図である。
【図8】図7に示した撓み部材の斜視図である。
【図9】本発明に使用可能な別実施例の撓み部材の斜視
図である。
【図10】本発明に使用可能な更なる別実施例の撓み部
材の斜視図である。
【図11】本発明に使用可能な更なる別実施例の撓み部
材の斜視図である。
【図12】図2〜図4のキャリッジ・アセンブリの把持
機構用モータ駆動装置の分解図である。
【図13】図2〜図4のキャリッジ・アセンブリのスリ
ーブ・アセンブリ回転用モータ駆動装置の分解図であ
る。
【図14】図2〜図4のキャリッジ・アセンブリの副ブ
ッシュ近傍部分の詳細な斜視図である。
【図15】図2、図3、及び図4のキャリッジ・アセン
ブリの簡単な斜視図であり、スリーブ・アセンブリが第
1使用位置にあるところを示した図である。
【図16】図2、図3、及び図4のキャリッジ・アセン
ブリの簡単な斜視図であり、スリーブ・アセンブリが第
2使用位置にあるところを示した図である。
【符号の説明】
10 キャリッジ・アセンブリ 12 主軸 14 副軸 16 送りねじ軸 18 本体部材 24 撓み部材 26 ナット・アセンブリ 28 スリーブ・アセンブリ 40 モータ 42、44 プーリ 46 ベルト 50 モータ 52、56 プーリ 54 ベルト 116 送りねじ軸 118 スリーブ 120 開口 200 板部材 222、224 スプリング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図9】
【図10】
【図3】
【図5】
【図7】
【図11】
【図14】
【図6】
【図8】
【図12】
【図13】
【図15】
【図16】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク・カートリッジ収納検索装置に
    おいて、 複数の位置の間でディスク・カートリッジを搬送するた
    めのキャリッジと、 前記キャリッジ内に収容されているディスク・カートリ
    ッジを移動させるための前記キャリッジに取付けられた
    第1プーリと、 前記第1プーリを駆動するためのモータと、 前記モータと前記第1プーリとを連動させることによっ
    て、前記モータが前記第1プーリを駆動してディスク・
    カートリッジを移動させることができるようにしている
    ベルトと、 前記モータと前記キャリッジとの間に装備されたスプリ
    ングであって、前記キャリッジと前記モータとの間に、
    前記ベルトによって前記第1プーリと前記モータとの間
    に作用する力と逆向きの力を作用させることによって、
    前記ベルトに所定張力を発生させているスプリングと、
    を備えたことを特徴とするディスク・カートリッジ収納
    検索装置。
  2. 【請求項2】 前記スプリングの力と前記ベルトの張力
    とによって定まる位置において前記モータを前記キャリ
    ッジに固定するための固定手段を更に備えたことを特徴
    とする請求項1記載のディスク・カートリッジ収納検索
    装置。
  3. 【請求項3】 前記固定手段が少なくとも、前記モータ
    と前記キャリッジの一方に固定された第1ねじと、前記
    モータと前記キャリッジの他方に設けられたスロット形
    状のねじ挿通穴とを含んでいることを特徴とする請求項
    2記載のディスク・カートリッジ収納検索装置。
  4. 【請求項4】 前記モータの駆動軸に取付けられた第2
    プーリを更に備え、前記モータが前記第2プーリにおい
    て前記ベルトと連動しており、前記スプリングが、前記
    第2プーリの両側に配置された少なくとも第1スプリン
    グ及び第2スプリングを含んでいることを特徴とする請
    求項1記載のディスク・カートリッジ収納検索装置。
  5. 【請求項5】 前記モータと前記スプリングとの間に連
    結された板部材を更に備え、該板部材は、夫々前記第1
    スプリングの第1端及び前記第2スプリングの第1端と
    係合する第1フランジ部及び第2フランジ部を有し、前
    記キャリッジは、第1管状部と第2管状部とを有し、そ
    れら管状部の中に夫々前記第1スプリング及び前記第2
    スプリングが配設されていることを特徴とする請求項4
    記載のディスク・カートリッジ収納検索装置。
  6. 【請求項6】 前記スプリングの長さ及びばね定数を、
    前記モータが所定位置範囲内に位置しているときに前記
    力が所定力範囲内にあるような長さ及びばね定数にして
    あることを特徴とする請求項1記載のディスク・カート
    リッジ収納検索装置。
  7. 【請求項7】 前記スプリングを、前記モータが前記所
    定位置範囲内に位置しているときに該スプリングが実質
    的に圧縮されているように、配設してあることを特徴と
    する請求項6記載のディスク・カートリッジ収納検索装
    置。
  8. 【請求項8】 キャリッジと、モータと、前記モータか
    ら離れた位置において前記キャリッジに取付けられたプ
    ーリと、前記モータと前記プーリとを連動させて前記モ
    ータが前記プーリを駆動できるようにしているベルトと
    を備えたディスク・カートリッジ収納検索装置のキャリ
    ッジにモータを取付ける方法において、 前記モータを前記プーリの近傍に配置し、 前記プーリと前記モータとの間に前記ベルトを懸装し、 前記モータと前記キャリッジとの間にスプリングを装備
    し、その装備位置を、前記キャリッジと前記モータとの
    間に、前記ベルトによって前記モータと前記キャリッジ
    との間に作用する力と逆向きの力を作用させることので
    きる装備位置とし、それによって、前記スプリングの力
    と前記ベルトの張力とが等しくなる位置に前記モータが
    位置付けられるようにし、 前記スプリングの長さ及びばね定数を、前記モータが所
    定の適正取付位置範囲内に位置しているときに前記力が
    所定範囲内にあるような、長さ及びばね定数にし、 前記モータを前記キャリッジに固定する、ことを特徴と
    する方法。
  9. 【請求項9】 ディスク・カートリッジ収納検索装置に
    おいて、 第1方向に延在している送りねじ軸と、 前記送りねじ軸と実質的に平行な軸と、 ブッシュを介して前記軸に摺動可能に係合しているキャ
    リッジと、 前記送りねじ軸と係合しており、該送りねじ軸の回転に
    よって駆動されて、該送りねじ軸に沿って移動するナッ
    ト・アセンブリと、 前記ナット・アセンブリと前記キャリッジとの間に連結
    された撓み部材であって、前記ナット・アセンブリと前
    記キャリッジとの間に、前記第1方向に対して垂直な方
    向の相対的平面内運動をもたらすが、相対的回転運動は
    実質的にもたらさない撓み部材と、を備えたことを特徴
    とするディスク・カートリッジ収納検索装置。
  10. 【請求項10】 前記撓み部材が、 第1組の互いに対向する平行な2辺と第2組の互いに対
    向する平行な2辺とを有する矩形平板状の中心的部分
    と、 前記中心的部分の前記第1組の夫々の辺から該中心的部
    分に対して垂直な第1方向へ延出している互いに平行な
    第1可撓性部分及び第2可撓性部分と、 前記中心的部分の前記第2組の夫々の辺から該中心的部
    分に対して垂直で、前記第1可撓性部分及び前記第2可
    撓性部分に対して垂直で、前記第1方向とは逆向きの、
    第2方向へ延出している互いに平行な第3可撓性部分及
    び第4可撓性部分と、を含んでいることを特徴とする請
    求項9記載のディスク・カートリッジ収納検索装置。
  11. 【請求項11】 前記中心的部分が、前記送りねじ軸に
    対して垂直であり、該中心的部分が、該送りねじ軸が貫
    通して延在する開口を備えていることを特徴とする請求
    項10記載のディスク・カートリッジ収納検索装置。
  12. 【請求項12】 前記第1可撓性部分、前記第2可撓性
    部分、前記第3可撓性部分、及び前記第4可撓性部分の
    各々は、その基端部が前記中心的部分に隣接しその先端
    部が前記中心的部分から離隔しており、前記ナット・ア
    センブリは、前記第1可撓性部分の先端部及び前記第2
    可撓性部分の先端部において前記撓み部材に固定連結さ
    れており、前記撓み部材は、前記第3可撓性部分の先端
    部及び前記第4可撓性部分の先端部において前記キャリ
    ッジに固定連結されていることを特徴とする請求項10
    記載のディスク・カートリッジ収納検索装置。
  13. 【請求項13】 ディスク・カートリッジ収納検索装置
    において、 夫々の収納位置に収容された複数のディスク・カートリ
    ッジと、 前記複数のディスク・カートリッジのうちの1つのディ
    スク・カートリッジを搬送するために一時的に収容する
    スリーブ・アセンブリであって、ディスク・カートリッ
    ジを収容するのに適したスリーブを備え、該スリーブ
    が、ディスク・カートリッジを受入れるための開口を有
    する前端部と、前記前端部と反対側の後端部とを有す
    る、スリーブ・アセンブリと、 前記スリーブを、その前記開口を収納位置に近接させて
    精密に位置付け、それによって、ディスク・カートリッ
    ジをその収納位置から引出して前記開口を介して前記ス
    リーブの中に引入れることができるようにすると共に、
    前記スリーブを前記複数の収納位置の間で搬送するキャ
    リッジと、を備え、 前記スリーブが、第1取付位置及び第2取付位置におい
    て前記キャリッジに回転可能に取付けられており、前記
    第1取付位置が前記開口に近接している、ことを特徴と
    するディスク・カートリッジ収納検索装置。
  14. 【請求項14】 前記第2取付位置が前記スリーブの前
    記後端部に近接していることを特徴とする請求項13記
    載のディスク・カートリッジ収納検索装置。
  15. 【請求項15】 ディスク・カートリッジ収納検索装置
    において、 複数の位置の間でディスク・カートリッジを搬送するキ
    ャリッジと、 前記キャリッジの中に収容されているディスク・カート
    リッジを移動させるための前記キャリッジに固定された
    移動手段と、 前記移動手段を駆動するための前記キャリッジ上に配設
    されたモータと、 前記モータと前記移動手段とを連動させることによっ
    て、前記モータが前記移動手段を駆動して前記ディスク
    ・カートリッジを移動させることができるようにしてい
    る連動手段と、 前記モータと前記キャリッジとの間に装備されたスプリ
    ングであって、前記キャリッジと前記モータとの間に、
    前記連動手段によって前記第1プーリと前記モータとの
    間に作用する力と逆向きの力を作用させることによっ
    て、前記連動手段に所定張力を発生させており、その長
    さ及びばね定数を、前記モータが所定位置範囲内に位置
    しているときに前記力が所定力範囲内にあるような長さ
    及びばね定数にしてあるスプリングと、を備えたことを
    特徴とするディスク・カートリッジ収納検索装置。
  16. 【請求項16】 第1方向に延在している送りねじ軸
    と、 前記送りねじ軸と実質的に平行な軸と、 前記キャリッジがブッシュを介して前記シャフトに摺動
    可能に係合していることと、 前記送りねじ軸と係合しており、該送りねじ軸の回転に
    よって駆動されて、該送りねじ軸に沿って移動するナッ
    ト・アセンブリと、 前記ナット・アセンブリと前記キャリッジとの間に連結
    された撓み部材であって、前記ナット・アセンブリと前
    記キャリッジとの間に、前記第1方向に対して垂直な方
    向の相対的平面内運動をもたらすが、相対的回転運動は
    実質的にもたらさない撓み部材と、を更に含むことを特
    徴とする請求項15記載のディスク・カートリッジ収納
    検索装置。
  17. 【請求項17】 夫々の収納位置に収容された複数のデ
    ィスク・カートリッジを更に備え、 前記移動手段が、前記複数のディスク・カートリッジの
    うちの1つのディスク・カートリッジを搬送するために
    一時的に収納するスリーブ・アセンブリであって、ディ
    スク・カートリッジを収納するのに適したスリーブを備
    え、該スリーブが、ディスク・カートリッジを受入れる
    ための開口を有する前端部と、前記前端部と反対側の後
    端部とを有する、スリーブ・アセンブリを含んでおり、 前記キャリッジが移動することによって、前記スリーブ
    を、その前記開口を収納位置に近接させて精密に位置付
    け、それによって、ディスク・カートリッジをその収納
    位置から前記開口を介して前記スリーブの中に引入れる
    ことができるようにし、 前記スリーブが第1取付位置及び第2取付位置において
    前記キャリッジに回転可能に取付けられており、前記第
    1取付位置が前記開口に近接している、ことを特徴とす
    る請求項16記載のディスク・カートリッジ収納検索装
    置。
  18. 【請求項18】 前記第2取付位置が前記スリーブ・ア
    センブリの前記後端部に近接していることを特徴とする
    請求項17記載のディスク・カートリッジ収納検索装
    置。
JP7271500A 1994-10-20 1995-10-19 ディスク・カートリッジ収納検索装置 Pending JPH08225109A (ja)

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