JPH08224114A - 腕時計用外装部品の結合構造 - Google Patents

腕時計用外装部品の結合構造

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JPH08224114A
JPH08224114A JP7056718A JP5671895A JPH08224114A JP H08224114 A JPH08224114 A JP H08224114A JP 7056718 A JP7056718 A JP 7056718A JP 5671895 A JP5671895 A JP 5671895A JP H08224114 A JPH08224114 A JP H08224114A
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 道具を必要とすることなくだれでも容易に外
装部品の着脱ができ、しかも外観を損ねることない腕時
計用装部品の結合構造を提供すること。 【構成】 エンドピ−ス301に装着した断面まゆ形リ
ング1の大径中空部3aと、腕時計ケース400のピン
挿入用穴402に段付きピン200を挿通した上、腕時
計ケース400とバンド300を長手方向に引っ張るこ
とにより、段付きピン200の小径部201を小径中空
部3bに移動させてその抜け出しを抑えつつ、腕時計ケ
ース400とバンド300とを結合するようにしたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腕時計ケ−ス、バン
ド、美錠、中留といった腕時計用外装部品同士を互いに
結合するための結合に係り、特に、着脱に際して特別の
道具等を必要としない腕時計用外装部品相互の結合構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、腕時計においては、腕時計ケ−
スとバンドあるいはバンド構成部品同士、もしくはバン
ドと美錠といった腕時計用外装部品相互を結合するに当
って、バネ棒や、ピンとCリングからなる結合部品が用
いられ、また、外装部品を結合しあるいは分離するに当
っては、これらの結合部品に適合した道具が使用され
る。
【0003】このため、腕時計ケ−スに装着するバンド
を行動目的に応じて取替えたり、あるいは腕の太さに合
わせてその駒を増やしたり減らしたりするような場合に
は、その都度時計専門の店に頼まなければならず、ま
た、これらの付け替え等を使用者が独自で行ったような
場合には、外装部品に傷をつけてしまいかねない問題が
生じる。
【0004】もとよりこのような問題に対して、特別な
道具を使用することなく外装部品を簡単に付け替えるこ
とのできる結合部品についての提案もなされている。
【0005】なかでも、特開昭59−111707号公
報に開示させたものは、杆の基端に設けたつまみをバン
ド上面に突出させて、杆の出入操作を手で行えるように
したものでであるが、このものは、外観を損ねるばかり
でなく、つまみに触れて肌や着衣を傷付けるといった不
都合を有しており、また、実開昭55−18370号公
報に開示されたもの、つまりバンド本体に偏心カムを設
けたものは、構造が複雑であるばかりでなく、偏心カム
を回動させるために指を痛めてしまうといった不都合を
有し、さらに、実開昭60−153211号公報に開示
されたもの、つまりバンド取付け部の裏面に導入口と溝
孔を設けてバネ棒をこの導入口に圧入して溝孔に嵌合さ
せるようにしたものは、外観上好ましくないばかりでな
く、外れ易いといった不都合を有している。
【0006】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、格別の道具を必要と
することなく、外装部品を容易に付け替えすることがで
き、しかも外観を損うことのない新たな腕時計用外装部
品の結合構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はかか
る課題を達成するための腕時計用外装部品の結合構造と
して、腕時計用外装部品相互を結合すべく少なくとも軸
方向中央部に小径部を設けた段付きピンと、結合し合う
上記腕時計用外装部品の一方に設けられ、かつ弾性変形
により上記小径部の通過を可能にするくびれ部を挟んで
一方に上記段付きピンの大径部を挿入し得る大径中空部
を、他方に上記小径部の長さよりも若干狭巾で、該小径
部を挿入し得る大きさの小径中空部を設けた断面まゆ形
リングと、によって構成したものである。
【0008】
【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図1は本発明の一実施例を示したもので、2本かん
を有する腕時計ケ−スにメタルバンドを取り付ける場合
に使用する結合構造の分解斜視図である。
【0009】この結合構造は、断面まゆ形リング1と段
付きピン200とによって構成されている。 断面まゆ
形リング1は、段付きピン200の脱落を抑えるための
部材で、このリング1は、メタルバンド300に設けた
リング挿入孔302に挿入し得るよう、この巾とほぼ同
じ長さに形成され、またこのリング1は、中央のくびれ
部3cを境にして、一半に大径中空部3aが、他半に小
径中空部3bが位置するように板材を用いて断面まゆ形
に形成され、さらに大径中空部3aは、段付きピン20
0の大径部202を緩く挿通し得る程度の内径を有する
ように、小径中空部は段付きピン200の小径部201
の径と略同程度の内径を有するように、くびれ部3Cは
小径部201の外径よりも狭い巾を有するように形成さ
れている。
【0010】この断面まゆ形リング1は、板材の突き合
わせ部4が大径中空部3a側にくるように折曲げ形成さ
れ、さらにこの長手方向中央には、大径中空部3aと小
径中空部3bにかかるようにして打ち抜き部2が形成さ
れ、断面まゆ形リング1に対する段つきピン200の挿
入に要する力に厳しい公差が要求された場合に規格内に
入れるのを容易にするようにされている。
【0011】これに対して段つきピン200は、腕時計
ケ−ス400とメタルバンド300とを結合するための
部材で、この段つきピン200には、その中央部分に断
面まゆ形リング1の巾に相当する長さの小径部201が
形成され、またこの両端には腕時計ケ−ス400のかん
部401に設けたピン挿入用孔402に挿通する大径部
202が形成されていて、小径部201と大径部202
との境は、断面まゆ形リング1の長手方向の移動を規制
する立上り部203として形成されている。
【0012】ところでこの段つきピン200に設けた大
径部202は、腕時計ケ−ス400のピン挿入用孔40
2の内径に対して0.05mm程度細く形成されてい
て、腕時計ケ−ス400とメタルバンド300を分離す
る場合、特別の道具を要することなく、単にこれらを鉛
直方向に傾けるだけで抜き落とすことができるように構
成され、さらにピン挿入用孔402との間に寸法差を持
たせることによって、段つきピン200の成形精度をさ
ほど高めることなく各種の腕時計ケ−ス400に対応さ
せることができる。
【0013】つぎに、このように構成された結合構造を
もって腕時計ケ−ス400とメタルバンド300を結合
する場合について説明する。
【0014】はじめに、エンドピ−ス301に設けた先
端側が小径のまゆ形リング挿入用穴302に、小径中空
部3bが先端側に位置するようにして断面まゆ形リング
1を嵌込む。そして、腕時計ケ−ス400に対してメタ
ルバンド300がほぼ直交するような姿勢にして一対の
かん401、401の間にエンドピ−ス301を挿通
し、断面まゆ形リング1の大径中空部3aとピン挿入用
穴402とを一致さて、一方のピン挿入用穴402から
段付きピン200を挿通する。
【0015】そして、このまま腕時計ケ−ス400を一
方の手で把持しつつ他方の手でメタルバンド300を長
手方向に引っ張ると、段付きピン200の小径部201
はくびれ部を弾性的に拡開変位させつつ小径中空部3b
に移動して取り付けが完成する。
【0016】この組付けが行なわれると、段付きピン2
00の立ち上がり部203、203の間に断面まゆ形リ
ング1が入り込むため、段付きピン200は長さ方向に
移動が規制されて、腕時計ケ−ス400とメタルバンド
300は確実に結合される。
【0017】なおこの場合、腕時計ケ−ス400のピン
挿入用穴402の一方を袋穴にしておけば、大径部20
2の端面を袋穴の底部に当てることにより段付きピン2
00の位置を容易に決めることができる。
【0018】腕時計の装着状態では通常引っ張り力が作
用するため、腕時計ケ−ス400とメタルバンド300
は容易には外れない。また、小径部201を小径中空部
3bに移す際に、くびれ部3cが弾性変位して元に戻る
ため、クリック感が得られて組付けを容易に確認するこ
とができる。
【0019】つぎに、腕時計ケ−ス400からメタルバ
ンド300を取り外す場合は、はじめに腕時計ケ−ス4
00とメタルバンド300をほぼ直角にする。そして、
腕時計ケ−ス400を一方の手で把持したまま他方の手
でメタルバンド300を長さ方向に押圧すると、段付き
ピン200の小径部201はくびれ部3cを弾性変位さ
せて大径中空部3aへ移動するから、この状態で、つぎ
に腕時計ケ−ス400とメタルバンド300を鉛直方向
に傾けると、段付きピン200は何らの道具も必要とす
ることなくその自重により抜取ることができる。なおこ
の場合、立ち上がり部203にテ−パを形成しておけ
ば、段付きピン200の抜取りをさらに容易にすること
ができる。
【0020】ところで、この段付きピン200の着脱に
当ってメタルバンド300と腕時計ケ−ス400をほぼ
直角にするのは、腕時計ケ−ス400の厚さ方向に対し
てメタルバンド300を自由に移動させることができる
ようにするためであり、結合したあとでメタルバンド3
00を腕時計ケ−ス400の面と平行に戻せば、メタル
バンド300は、腕時計ケ−ス400のかんまたに当っ
て自由な動きが抑えられるため、腕時計ケ−ス400の
かんまたとエンドピ−ス301とのすきまを通常の腕時
計と同じにして、その外観を従来の腕時計と同じにする
ことができるとともに、腕時計を装着した状態で突発的
に圧縮力が作用した場合でもエンドピ−ス301の動き
を抑えて、腕時計ケ−ス400からの外れを防ぐことが
できる。
【0021】断面まゆ形リング1に設ける打ち抜き部2
の長さは、断面まゆ形リング1の長さによって変える。
これにより、バンドの巾にかかわりなく、一定の厚さの
板材が使用でき、また、段付きピン200の押込みに当
って断面まゆ形リング1が変位する量は板厚の3乗、幅
の1乗で効いてくるため、板厚を変化させるより幅を変
化させる方が合理的になる。
【0022】なお、この実施例1においては、断面まゆ
形リング1の突き合わせ部4を大径中空部3a側に形成
したが、これを小径中空部3bやその他どの部位に位置
させても構わない。また断面まゆ形リング1は板材ばか
りでなくパイプ材から形成することもできる。
【0023】この実施例は、ムクバンド、半ムクバン
ド、板巻きバンド、ラセンバンド等の種類を問わず適用
可能であり、また合成樹脂バンド等にも適用できる。
【0024】図2は本発明の第2の実施例をなすもの
で、2本かんを有する腕時計ケ−ス400にレザ−バン
ド310を取り付ける場合の取り付け構造を示した分解
斜視図である。
【0025】この実施例は、段付きピン200の挿脱に
際して生じる断面まゆ形リング1の変形をレザ−バンド
310に影響させないようにしたもので、さきの実施例
で説明したと同様の断面まゆ形リング1を、これとほぼ
同形の断面形をなすスペーサ600に挿入した上、レザ
−バンド300のリング挿入用穴311に小径中空部3
bを先端側に向けて挿入するようにしたもので、この実
施例は、これ以外にウレタンバンド、ビニ−ル等の合成
樹脂バンド、布バンド等にも適用できる。
【0026】図3は、美錠をレザ−バンドに取り付ける
場合に用いられる本発明の第3の実施例を示した分解斜
視図である。
【0027】この結合構造は、バンド巾の半分以下の長
さを有する2つの断面まゆ形リング11、11と、段付
きピン210とによって構成される。断面まゆ形リング
11はそれぞれ板材によって成形され、大径中空部12
aと小径中空部12bとくびれ部12cとを有してい
る。
【0028】段付きピン210には、その両端及び中央
に美錠500とつく棒510の各ピン挿入用穴502、
511に挿通可能な大径部212、212が形成されて
いて、これらの間は、断面まゆ形リング11、11とほ
ぼ同じ長さの小径部211として形成されている。
【0029】これに対して、レザ−バンド320の美錠
500との取り付け側端部には、2つの断面まゆ形リン
グ11、11を一側から挿入するためのリング挿入用穴
321が設けられており、通常、美錠500とレザ−バ
ンド320の着脱は頻繁には行われないため、これら穴
321にはスペ−サ−600を用いることなく断面まゆ
形リング11を直接挿入するようにする。
【0030】この実施例では、断面まゆ形リング1に打
ち抜き部2を設けていないが、これは、美錠500を頻
繁に着脱する個所ではないので厳しい規格を考慮してい
ないためである。
【0031】図4は、2本かんを有する腕時計ケ−ス4
00にウレタンバンド330を直接取り付ける場合に用
いられる本発明の実施例を示したものである。この実施
例は、ウレタンバンド330の腕時計ケ−ス400への
取り付け側端部に、大径中空部331aと小径中空部3
31bとくびれ部331cとを有する断面まゆ形穴33
1を、小径中空部331bが取付け側に位置するように
形成し、ここに、大径部202と小径部201とを有す
る段付きピン200を挿入するように構成されている。
【0032】この実施例における腕時計ケ−ス400と
ウレタンバンド330と結合は、はじめに、腕時計ケ−
ス400に対してウレタンバンド330をほぼ直角に位
置させつつこれをかん401の間に挿入し、大径中空部
331aとピン挿入用穴402とを一致させた上で、段
付きピン200を一側から挿通する。そしてこの状態
で、ウレタンバンド330をバンド長さ方向に引っ張る
と、小径部201は、ウレタンバンド330のもつ弾力
性によりくびれ部331cを拡開させて小径中空部33
1bに移動することになって取り付が完了する。
【0033】この実施例では、腕時計ケ−ス400とウ
レタンバンド330の結合構造について述べたが、本発
明はこれに限らず、ウレタンバンド330の美錠取り付
け端部に大径中空部331aと小径中空部331bとく
びれ部331cを設けて、美錠とウレタンバンド330
との結合にも適用させることができる。
【0034】図5は、1本かんを有する腕時計ケ−スに
レザ−バンドを取り付ける場合の実施例について示した
ものである。この実施例における断面まゆ形リング21
は、上記した各実施例と同様に板材で成形され、かつ大
径中空部22aと小径中空部22bとくびれ部22cを
有している。
【0035】この断面まゆ形リング21は、腕時計ケ−
ス410の1本かん411に嵌合できる長さに形成され
ていて、小径部を外方に向けた形に形成したリング挿入
用穴412に嵌込させる。
【0036】これに対して段付きピン220は、中央部
が断面まゆ形リング21に嵌合する小径部221をな
し、その両端はレザーバンド340の端部両側に設けた
リング挿入用穴341、341に挿入する大径部22
2、222をなしている。なお、図中符号223は小径
部221から大径部222にかけての立上がり部を示し
ており、また、342は、1本かん411を挿入するレ
ザーバンド340端の凹部を示している。
【0037】また、上述した実施例において、ピン挿入
用穴341にパイプ等をスペ−サ−として固定しておけ
ば、段付きピン220をより挿入し易くなる。この実施
例は、腕時計ケ−ス410とレザ−バンド340の結合
構造についてのものであるが、メタルバンド、ウレタン
バンド、ビニ−ル等の合成樹脂バンド、布バンド等にも
適用することができる。
【0038】図6は、腕時計ケ−ス420のくし歯かん
部にメタルバンド350を取り付ける場合の実施例につ
いて示したものである。この実施例における断面まゆ状
リング31は、大径中空部32aと小径中空部32bと
くびれ部32cを有していて、腕時計ケ−ス420に設
けたくし歯かん部421、422の間に挿通する長さを
有する複数のリングとして形成され、メタルバンド35
0のエンドピース351に設けたリング挿入用穴353
に嵌込むように構成されている。
【0039】これに対して段付きピン230には、くし
歯かん部421、422に対応する大径部232‥‥
と、これらの間で断面まゆ状リング31、31と対応す
る小径部231、231が形成されていて、腕時計ケ−
ス420の一側から、くし歯かん部421のピン挿入用
穴423から断面まゆ状リング31の大径中空部32a
へと順に挿通してゆき、その後メタルバンド350を長
さ方向に引っ張ることによって、腕時計ケ−ス420と
メタルバンド350を結合するように構成されている。
【0040】この実施例は、腕時計ケ−スとメタルバン
ドの結合構造についてのものであるが、メタルバンドに
限らずレザ−バンド、ウレタンバンド、ビニ−ル等の合
成樹脂バンド、布バンド等にも適用することができる。
【0041】図7は、ムクブロックバンドを構成する駒
同士の結合に適用した本発明の実施例について示したも
のである。この実施例における断面まゆ形リング41
は、板材をもって成形され、かつ駒360の凸部361
に相当する長さの、大径中空部42aと小径中空部42
bとくびれ部42cを有する部材として形成されてい
る。
【0042】他方、段付きピン240は、駒の全巾に担
当する長さを有し、その中央部は、駒の凸部361の巾
に相当する長さの小径部241をなし、両端は、駒36
0のピン挿入用穴364に緩く挿入できる太さの大径部
242をなしている。
【0043】これに対してムクブロックバンドを構成す
る駒360は、長手方向一端に凹部362が、他端には
凸部361が形成されていて、凹部362側にはピン挿
入用穴364が、凸部361側には小径部を端部側に向
けたリング挿入用穴363が形成されている。
【0044】これらの駒360を互いに組付けるには、
隣り合う駒360と駒360の向きを直交させるように
して、一方の駒360の凸部361に他方の駒360の
凹部362を挿通し、一方の駒360の凸部361に挿
入した断面まゆ形リング41の大径中空部42aと他の
駒360のピン挿入用穴364とを一致させた上、一方
のピン挿入用穴364から段付きピン240を挿通して
これらの駒360、360を長手方向に引っ張ることに
より、くびれ部42cを弾性的に拡開させつつ小径部2
41を小径中空部42bに移すことによって組付を行
う。
【0045】これにより、段付きピン240の立ち上が
り部243の間に断面まゆ形リング41が位置して、段
付きピン240の長さ方向の移動が規制され、また腕時
計の装着状態では、通常引っ張り力が作用するため駒3
60同士は容易には外れないことになる。
【0046】この実施例はムクバンドの組付けに関する
ものであるが、本発明はムクバンドに限らず、半ムクバ
ンド、板巻きバンドあるいは合成樹脂製のブロックバン
ドにも適用可能である。
【0047】図8は、三つ折れ中留とメタルバンドの取
り付けに用いる実施例について示したものである。この
実施例における断面まゆ形リング1は板材で成形され、
かつバンド300の全巾、より正確には、中留め接続駒
303の全巾に相当する長さの大径中空部3aと小径中
空部3bとくびれ部3cと打ち抜き部2とを有する部材
として形成されている。
【0048】一方、段付きピン200は、三つ折れ中留
430における上箱431の全巾と同じかもしくは若干
短かめに形成され、かつ中央部には中留め接続駒303
の巾に相当する長さの小径部201が、両端には上箱4
31のアジャスト穴433に緩く挿入できる程度の太さ
の大径部202が形成されている。
【0049】なお、図中符号432は上箱431の他端
に取付けピン434をもって取付けられた巾板を示して
いる。この実施例においても、外観全体を通常の腕時計
と同じにすることができ、またバンドについては、これ
以外にムクバンド、半ムクバンド、板巻きバンド、ラセ
ンバンドあるいは合成樹脂バンドにも適用可能である。
【0050】図9は結合構造に関する本発明の他の実施
例を示したものである。この実施例における断面まゆ形
リング51は、板材によって形成され、かつ段付きピン
250の大径部252の径よりも狭いくびれ部54を挟
むようにして、その両側に段付きピン250の大径部2
52を挿通し得る中空部52、53を設けた部材として
形成されている。この断面まゆ形リング51にはその一
方の中空部53に、段付きピン250の小径部251の
長さよりも若干狭巾で、かつこの小径部251内に入り
込むようなピン移動規制片55が内方に向けて突設され
ている。
【0051】この断面まゆ形リング51に段付きピン2
50を係合させるには、はじめにピン移動規制片55を
有しない方の中空部52に一端から段付きピン250を
挿通し、ついで、くびれ部54を弾性変位させつつ大径
部252をピン移動規制部55側の中空部53に移動さ
せると、ピン移動規制片55が小径部251の立上がり
部253、253の間に入り込んで、段付きピン250
の長さ方向の移動が規制される。
【0052】図10は断面まゆ形リングに関する別の実
施例10を示したもので、同図(a)に示した展開図に
おいて、断面まゆ形リング61の形成板64は、図の左
半が小径中空部62bの成形ゾーン65b、右半が大径
中空部62aの成形ゾーン65aをなしていて、大径中
空部形成ゾーン65a側には、段付きピンの小径部の長
さより若干狭巾の台形状をなしたくびれ部形成部片6
3、63が、一方は外側に突出するように、他方は打抜
き部67を介して内方へ向かうようにそれぞれ線対称形
に形成され、さらに左半の小径中空部成形ゾーン65b
には、一方のくびれ部形成部片63が入り込む凹部68
として形成されている。
【0053】この形成板64から断面まゆ形リング61
を形成するには、図10の(b)(c)に示したよう
に、左半と右半の各両側縁69b、69aを筒状に折り
曲げるとともに、一対のくびれ部形成片63、63の中
ほどを内側へ”く”の字状に曲成して、小径中空部62
bと大径中空部62aを形成し、両中空部62a、62
bの間に段付きピンの大径部の半径と小径部の半径の和
よりも小さい高さのくびれ部62cを形成する。
【0054】そして、このように折曲げ形成した断面ま
ゆ形リング61を、その表面に突出した係止凸部66‥
‥を利用して、同図(d)に示したように、エンドピー
ス301に設けたリング挿入用穴302に嵌込むように
したものである。
【0055】図11で示した本発明の他の実施例をなす
断面まゆ形リング1は、大径中空部72aと小径中空部
72bとくびれ部72cとを2山甲丸形中空リング71
として板材により成形したもので、その他は図1及至図
8で述べた断面まゆ形リングと同じである。
【0056】図12で示した本発明のさらに別の実施例
12は、大径中空部82aと小径中空部82bとくびれ
部82cとを有する断面まゆ形中空リング81をABS
合成樹脂により一体的に形成したもので、さらにこの外
面には外方に向かう凸状の係止部83が形成されてい
る。
【0057】このように形成された断面まゆ形中空リン
グ81は、エンドピ−ス301のリング挿入用穴302
に凸状の係止部83の弾性力を利用して嵌込まれる。な
お、この断面まゆ形リング71は、これ以外に、ポリア
セタ−ル樹脂、ウレタン樹脂等の合成樹脂によっても成
形される。
【0058】図13は断面Gの字形の小径中空部を有す
る本発明の実施例を示したものである。この実施例は、
略断面楕円形に曲成した板材の一半を段付きピン240
の大径部242を通す大径中空部92aとして形成する
一方、他半中央部分に、段付きピン240の小径部24
1の長さより若干狭い巾のGリング93を筒状に形成し
てこの部分を小径中空部92bとするとともに、この成
形端部分97を大径中空部92aとの境にまで延出させ
てその部分を内方へ”く”の字状に折曲げることによ
り、大径部242の半径と小径部241の半径の和より
も小さい高さのくびれ部92cを形成したようにしたも
のである。
【0059】ところで、上述した各実施例におけるくび
れ部は、いずれも段付きピンを小径中空部へ移した際に
弾性復帰によるクリック感をユーザーに与える役割と、
小径中空部に移した段付きピンが大径中空部へ戻ってし
まうのを抑える役割を担うものであるが、この実施例に
おけるくびれ部92には成形端部分97に片持ち梁状に
形成されている関係上、図13(d)に示したように、
段付きピン240を大径中空部92aから小径中空部9
2bへ移す際、成形端部分97には、垂直分力Fvと水
平分力Fhが作用し、Gリング93は垂直方向と水平方
向に弾性変形する。
【0060】このため、この実施例では、くびれ部92
eの”く”の字の角度を変えることにより、発生する水
平分力Fhの大きさを変えることができ、これにより段
付きピン240の小径中空部92bへの移動力を要求品
質に合致させることが可能となる。例えば0.5kgf
及至1.5kgf程度の力、つまり婦女子でも操作でき
る力とすることができる。
【0061】なお、この形成端部分97については、図
13(e)に示したように、大径中空部92aに向かう
緩い下り傾斜面として形成することも可能で、この場合
には、大径中空部92a内への突出量を抑えて、段付き
ピン240の挿入スペースを確保しておく必要がある。
【0062】このように形成した断面まゆ形リング91
は、板材の拡開方向の弾性力を利用してエンドピース3
01に設けたリング挿入用穴302に弾性的に係止され
る。なおこの場合、断面Gリング部93は、非Gリング
形成部94よりも内側に位置するため、段付きピン24
0の挿入によりこの部分が外側に弾性変形しても、リン
グ挿入用穴302の内壁面に接することはなく、断面G
リング部93に過大な力が作用することはない。
【0063】図14に示した断面まゆ形リング101
は、板材によって略楕円状に形成し、その一半を段付き
ピン250の大径部252を通す大径中空部102aと
する一方、その他半両側には端部に”く”の字状の内方
折曲げ部を有する断面G形のリング部103を段付きピ
ン250の大径部252が収容できるような中空部10
7として筒状に形成し、さらに、これらの断面G形のリ
ング部103の間に、段付きピン250の小径部251
の長さより若干狭巾の非Gリング部104を形成して、
この一部に段付きピン250の立ち上がり部253にの
間に入り込むピン移動規制用突部108を内方へ向けて
突出形成したものである。
【0064】なお図中符号105、106は、エンドピ
ース301のリング挿入用穴302へ弾性的に嵌合する
ことができるように、断面まゆ形リング101の両端部
表面に突出形成した係止突部を示している。
【0065】この断面まゆ形リング101に段付きピン
250を係合させるには、はじめに、段付きピン250
を大径中空部102a内に挿通し、ついでくびれ部10
2cを弾性的に拡開変形させることによってこの大径部
252を他方の中空部107に移動させると、段付きピ
ン250の立ち上がり部253の間にピン移動規制部1
08が入り込むことになって、段付きピン250はその
長さ方向に移動が規制される。
【0066】なおこの場合、断面Gリング部103は、
係止部106よりも内側に位置するため、段付きピン2
50の挿入によりこの部分が外側に弾性変形しても、リ
ング挿入用穴302の内壁面に接することはなく、断面
Gリング部103に過大な力が作用することはない。
【0067】図15に示した断面まゆ形リング111
は、一半に大径中空部112aを形成する一方、他半に
は、中央のGリング形成部113により小径中空部11
2bとくびれ部112cを形成しするとともに、両側の
非Gリング形成部114により大径中空部118を形成
するようにしたもので、さらに、非Gリング形成部11
4の外面には凸状の係止部115、116、117を形
成して、エンドピ−ス301のリング挿入用穴302に
嵌合する際にこれらの係止部115、116、117に
より弾力的に係止できるようにしたものである。
【0068】図16に示した本発明のさらに別の実施例
は、断面まゆ形リング121を弾性板材によって形成
し、かつ、段付きピン200の小径部201の径と同じ
内径を有する連通部を介して大径中空部122aの一方
に小径中空部122bを延出形成したものである。
【0069】この実施例では、エンドピース301のリ
ング挿入用穴302に装着した状態で断面まゆ形リング
121は内向きの弾性を有しているから、大径中空部1
22aに挿入した段付きピン200をさらに小径中空部
122bへ圧入すれば小径部201は板材の弾性によっ
て抜けが抑えられることになる。
【0070】この断面まゆ形リング121は、図4で述
べた実施のように、ウレタンバンド330の端部に直接
形成することもでき、また、これをABS樹脂、ポリア
セタ−ル樹脂等の合成樹脂バンドにも適用することがで
きる。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、くび
れ部を挟んで一方に大径中空部を、他方に段付きピンの
小径部の長さより若干狭巾の小径中空部を形成した断面
まゆ形リングを結合すべき外装部品の一方の端部に設け
るようにしたので、これらの外装部品を長手方向に引張
るだけで、大径中空部の一端から挿入した段付きピンを
小径中空部へ移して、この抜け出しを抑えつつ外装部品
相互を結合することができ、腕時計ケースとバンド、あ
るいはバンドの駒と駒といった腕時計用外装部品相互を
特別の道具を必要とすることなく容易に結合したり離脱
することができるばかりでなく、これらの結合部品を外
装部品の内部に収めることにより、外観を何ら損ねるこ
とのない簡単な結合構造として構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】腕時計ケ−スとバンドの結合構造に関する本発
明の一実施例を示した分解斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例を示した分解斜視図であ
る。
【図3】美錠とバンドの結合構造に関する本発明の実施
例を示した分解斜視図である。
【図4】本発明の別の実施例を示した分解斜視図であ
る。
【図5】本発明のさらに別の実施例を示した分解斜視図
である。
【図6】腕時計ケ−スとムクブロックバンドとの結合構
造に関する本発明の実施例を示した分解斜視図である。
【図7】バンドの駒と駒の結合構造に関する本発明の実
施例を示した分解斜視図である。
【図8】三つ折れ中留とバンドの結合構造に関する本発
明の実施例を示した分解斜視図である。
【図9】断面まゆ形リングに関する本発明の実施例を示
したもので、(a)(b)はその斜視図と断面図、
(c)はこのリングに係合する段付きピンの斜視図であ
る。
【図10】断面まゆ形リングに関する本発明の他の実施
例を示したもので、(a)及至(d)は、その展開図と
斜視図と断面図とエンドピースへの装着状態を示した図
である。
【図11】断面まゆ形リングに関する別の実施例を示し
たものである。
【図12】断面まゆ形リングに関するさらに別の実施例
を示したもので、(a)及至(c)は、その斜視図と断
面図とエンドピースへの装着状態を示した図である。
【図13】断面まゆ形リングに関する別の実施例を示し
たもので、(a)(b)は、断面まゆ形リングと段付き
ピンの斜視図、(c)はエンドピースへの装着状態を示
した図、(d)は段付きピンによる形成端部分に作用す
る力の関係を示した図、(e)は他の変形例を示した図
である。
【図14】断面まゆ形リングに関する実施例を示したも
ので、(a)(b)は、断面まゆ形リングと段付きピン
の斜視図、(c)(d)は断面まゆ形リングの断面図と
エンドピースへの装着状態を示した図である。
【図15】断面まゆ形リングに関する本発明のさらに別
の実施例を示したもので、(a)及至(d)は、これら
斜視図と断面図とエンドピースへの装着状態を示した図
である。
【図16】断面まゆ形リングに関する実施例を示したも
ので、(a)及至(C)は、その斜視図とエンドピース
への装着状態を示した図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51,61,71,8
1,91,101,111,121 断面まゆ形リング 3a,12a,22a,32a,42a,62a,72
a,82a,92a,95,102a,107,112
a,118,122a,331a 大径中空部 3b,12b,22b,32b,42b,62b,72
b,82b,92b,102b,112b,122b,
331b 小径中空部 3c,12c,22c,32c,42c,54,62
c,72c,82c,92c,102c,112c,3
31c くびれ部 55,108 ピン移動規制部 63 断面まゆ形リング形成部 200,210,220,230,240,250,2
60 段付きピン 201,211,221,231,241,251,2
61 小径部 202,212,222,232,242,252,2
62 大径部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 俊一 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 株式会 社服部セイコー内 (72)発明者 細川 登 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 株式会 社服部セイコー内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕時計用外装部品相互を結合すべく少な
    くとも軸方向中央部に小径部を設けた段付きピンと、 結合し合う上記腕時計用外装部品の一方に設けられ、か
    つ弾性変形により上記小径部の通過を可能にするくびれ
    部を挟んで一方に上記段付きピンの大径部を挿入し得る
    大径中空部を、他方に上記小径部の長さより若干狭巾
    で、該小径部を挿入し得る大きさの小径中空部を設けた
    断面まゆ形リングと、 からなる腕時計用外装部品の結合構造。
  2. 【請求項2】 一方の上記腕時計用外装部品の端部に、
    上記小径中空部を外端に向けて上記断面まゆ形リングを
    設けたことを特徴とする請求項1記載の腕時計用外装部
    品の結合構造。
  3. 【請求項3】 弾性材により形成された一方の上記腕時
    計用外装部品の端部に上記断面まゆ形リングを直接形成
    したことを特徴とする請求項1記載の腕時計用外装部品
    の結合構造。
  4. 【請求項4】 一方の上記腕時計用外装部品の端部に設
    けたリング挿入用穴に嵌合すべく上記断面まゆ形リング
    を合成樹脂材により形成したことを特徴とする請求項1
    記載の腕時計用外装部品の結合構造。
  5. 【請求項5】 一方の上記腕時計用外装部品の端部に設
    けたリング挿入用穴に嵌合すべく上記断面まゆ形リング
    を板状部材により形成したことを特徴とする請求項1記
    載の腕時計用外装部品の結合構造。
  6. 【請求項6】 巾方向中央部分を上記段付きピンの小径
    部の長さより若干狭巾の小径中空部とし、その両側を上
    記段付きピンの大径部を挿入し得る大径中空部となした
    ことを特徴とする請求項1記載の腕時計用外装部品の結
    合構造。
  7. 【請求項7】 巾方向中央部分を小径中空部となした上
    記板状部材の端部を内方へ曲成して上記くびれ部となし
    たことを特徴とする請求項1または6記載の腕時計用外
    装部品の結合構造。
  8. 【請求項8】 上記段付きピンの小径部の長さより若干
    巾の狭い部材により上記断面まゆ形リングを形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の腕時計用外装部品の結合
    構造。
  9. 【請求項9】 上記断面まゆ形リングを、くびれ部を挟
    んで一方に段付きリングの上記大径部を挿入し得る大径
    中空部、他方に上記小径部を挿入し得る小径中空部を有
    する2山甲丸形として形成したことを特徴とする請求項
    1記載の腕時計用外装部品の結合構造。
  10. 【請求項10】 上記断面まゆ形リングの外表面に、上
    記リング挿入用穴の内周面と弾性的に接触する複数の突
    部を形成したことを特徴とする請求項1記載の腕時計用
    外装部品の結合構造。
  11. 【請求項11】 上記断面まゆ形リングを板状部材によ
    り形成するとともに、該板状部材の端部を内方に折曲げ
    て上記くびれ部となしたことを特徴とする請求項1記載
    の腕時計用外装部品の結合構造。
  12. 【請求項12】 上記断面まゆ形リングを板状部材によ
    り形成するとともに、該板状部材の巾方向中央部を内方
    に折曲げて上記くびれ部となしたことを特徴とする請求
    項1記載の腕時計用外装部品の結合構造。
  13. 【請求項13】少なくとも軸方向中央部分に小径部を設
    けた、腕時計用外装部品相互を結合する段付きピンと、 結合し合う上記腕時計用外装部品の一方に設けられ、か
    つ弾性変形により上記段付きピンの通過を可能にするく
    びれ部を挟んで両方に段付きピンの大径部を挿入し得る
    中空部を設けるとともに、上記中空部の一方に、上記段
    付きピンの小径部の長さよりも若干巾が狭く、かつ該小
    径部と係合するピン移動規制部を内方に向けて突出させ
    た断面まゆ形リングと、 からなる腕時計用外装部品の結合構造。
  14. 【請求項14】 上記断面まゆ形リングを板状部材によ
    り形成するとともに、該板状部材の一端部を内方に折曲
    げて上記くびれ部となしたことを特徴とする請求項13
    記載の腕時計用外装部品の結合構造。
  15. 【請求項15】 上記段付き小径部の長さに相当する巾
    を隔てて両側に位置する板状部材の端部に上記くびれ部
    を形成したことを特徴とする請求項13記載の腕時計用
    外装部品の結合構造。
  16. 【請求項16】 少なくとも軸方向中央部に小径部を設
    けた、腕時計用外装部品相互を結合する段付きピンと、 結合し合う上記腕時計用外装部品の一方に設けられ、か
    つ一方に上記段付きピンの大径部を挿入し得る大径中空
    部を設け、他方に上記小径部の径と同巾の連通部を介し
    て上記小径部を挿入し得る小径中空部を設けた断面まゆ
    形リングと、 からなる腕時計用外装部品の結合構造。
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