JPH08224105A - スキー靴 - Google Patents

スキー靴

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Publication number
JPH08224105A
JPH08224105A JP7290726A JP29072695A JPH08224105A JP H08224105 A JPH08224105 A JP H08224105A JP 7290726 A JP7290726 A JP 7290726A JP 29072695 A JP29072695 A JP 29072695A JP H08224105 A JPH08224105 A JP H08224105A
Authority
JP
Japan
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shutter
collar
torso
heel
skier
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7290726A
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English (en)
Inventor
Laurent Bonaventure
ボナヴァンテュール ローラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
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Filing date
Publication date
Application filed by Salomon SAS filed Critical Salomon SAS
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
    • A43B5/0429Adjustment of the boot to calf or shin, i.e. fibula, tibia
    • A43B5/0433Adjustment of the boot to calf or shin, i.e. fibula, tibia to the width of calf or shin, i.e. fibula, tibia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
    • A43B5/0435Adjustment of the boot to the foot
    • A43B5/0443Adjustment of the boot to the foot to the instep of the foot, e.g. metatarsals; Metatarsal clamping devices

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】後部支承ならびに足に対する靴の締め付けの最
適な質を保つとともに、靴の着脱の際に生じる靴胴部の
開きに関連する諸問題を解決する。 【解決手段】シェル低部6は踵部の背面区域16に上方
へ向けて開放され、靴の着脱に際してこの箇所にある快
適性付与用のインナーブーツ3の変形により、スキーヤ
ーの足の踵部22の後端部点20を通過可能にする垂直
方向切り込み17と、踵区域内でシェル低部6上にその
下部分19がヒンジ連結される引込み可能なシャッター
とを有し、このシャッターは、介装した快適性付与用の
インナーブーツ3が偏倚してスキーヤーの脚部の後部分
に対し同様の緊締を確保する作動装置35に作用してス
キー実施のための靴使用位置上で上記切り込み部17を
閉鎖するようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、シェル低部にヒンジ連結され、
かつ前方にのみ枢動可能な胴部カラーと、この胴部カラ
ーが後方へ枢動するのを防止する手段とを含むフロント
エントリーおよび/またはセンターエントリー型のスキ
ー靴に関し、とりわけ靴の着脱時に胴部内でスキーヤー
の足の踵部の通過を容易にする装置に関する。
【0002】フロントエントリー型のスキー靴は、一般
に、互いに重なり、かつ閉鎖システムに拘束される横断
方向のフラップによって閉じられている、いわゆる可変
容積型と呼ばれるスリット入りのシェルを含み、その胴
部カラーは良質な後方支承を確保するために後方へのあ
らゆる枢動が阻止される。常套的には、この胴部カラー
の運動阻止は、靴の踵区域において、一方は胴部カラー
の下縁に位置し、他方はシェル低部の対応する位置にあ
る2の縁部を介して得られる。これら2の縁部は、胴部
カラーが後方への傾動付勢を受ける場合にのみ機能する
アクティブなストッパーを形成し、このようにして、該
胴部カラーを、場合により、いわゆる「屈曲制御用」手
段または装置の弾性抵抗に抗して自由に前方へ枢動させ
る。胴部の後方運動が阻止されるこの種の靴によって得
られる無視できない利点は、足に合わせて格別良好に調
節を行うことのできる横断方向フラップを用いて、閉鎖
システムを操作することにより、足の体積に応じてシェ
ルの内部容積を変化させることができることである。ま
た別の利点は、スキーヤーが胴部の位置に合わせて自分
の足を容易に挿入軸とほぼ一致する胴部の長手方向中央
軸にできるだけ近い位置まで足を伸ばすことができる点
である。これに対して、靴の着脱に必要な胴部の開放に
関連する欠点により、これらの靴の操作が困難で面倒な
ものとなっている。実際、例えば、フランス特許第2,43
3,311号および欧州特許第358,599号明細書に記載されて
いる種類の靴は、足甲部と踵の後端部分の通過を可能と
するために、横断方向フラップによって閉じられる胴部
の前部区域を大きく開くことを必要とし、この踵の後端
部分は胴部の後部分に当接して足甲部を前方へ押す。実
際胴部の開きは、足の挿入周囲すなわち足甲部と踵のよ
り後方寄りの点を通る周囲、つまり足を伸ばすとき前部
骨突起部と後部骨突起部を通る周囲を有するものでなけ
ればならない。
【0003】この開度の問題はフランス特許出願第2,33
4,315号明細書中で説明されている靴の場合にも生じ
る。このフランス特許出願では、締付け部材を用いて、
あるいはスキー実施位置における踵の固定を、あるいは
靴の着脱のために踵の解放を可能にするために、変形可
能区域が設けられる。
【0004】説明され、かつ教示されているように、こ
れらの変形可能区域および締め付け部材は、主として、
ほぼ踝と踵とアキレス腱によって画定されるスキーヤー
の足の部分と向かい合う靴の側面上に位置し、これらの
側面に対して作用する。この結果、スキー実施位置にお
いて、これらの変形可能区域は、足が靴に挿入されたの
ち、踵の側方突起部上方にあるこれら変形可能区域を締
め付け部材を用いて締め付けることにより、靴底部に踵
を固定可能にする。したがって、胴部の後部区域はフラ
ンス特許第2,433,311号および欧州特許第358,599号に説
明されているように変形不能のままである。したがっ
て、変形可能な側方区域を有するこの種の靴において
も、足の挿入周囲(つまり足甲部と踵より後方寄りの点
を通る周囲)を通過させるためには、胴部の前部区域を
大きく開く必要がある。この結果、胴部の前部分を閉じ
る横断方向のフラップ(あるいはベロ)を完全に解放す
るバックル式閉鎖システムが一般に用いられる。すなわ
ち、大きく離間できるように配設するという必要性を恒
久的な連結部を有する閉鎖システムのみによって満たす
ことはほぼ不可能である。靴の着脱を可能にするために
胴部の前部分のフラップを開放する必要があるというこ
とから、靴を装着した後に前述の胴部を閉鎖するため
に、前述のフラップを手作業で互いに近づけて閉鎖シス
テムを再び係止させる必要が生じる。
【0005】例えば、ドイツ特許第3,919,661号によっ
て教示されているような、やはりフロントエントリー型
の別の靴は、足の前部区域に対応して、靴の長手方向軸
に沿って延在し、かつ靴の端部付近でヒンジ連結される
覆いを有する。しかしながら、胴部の前部区域のフラッ
プを使用しなくてもすむこのような覆いは、足(とりわ
け、足甲部)の前方への通過を可能にするために前述の
前部区域を完全に解放することは不可避である。なぜな
らば、踵は胴部の後部分に対して後退する可能性を全く
有しないからである。
【0006】センターエントリーおよび/またはフロン
トエントリー型の別の靴において、とりわけ靴の着脱を
容易にするための解決方法は、「スキー実施位置」と呼
ばれる胴部の固定位置と胴部の甲部区域が枢動すること
により自由になる固定解除位置との間で引込み可能な剛
性の高い鐙形手段を用いて、胴部カラーを後方へ傾動で
きるようにするというものである。一例として、この種
の靴は、欧州特許第286,586号および第470,383号ならび
にフランス特許出願第2,341,283号各明細書に記載され
ている。しかしながら、こうした足の脱動作および/ま
たは着動作を容易にするために靴胴部の後方への固定を
解除する解決方法を使っても、足甲部の通路を自由にす
るために胴部の前部分を閉じているフラップを完全に開
く必要性はなくならない。さらに、この種の靴は胴部が
後方へ傾動する可能性を持つため、胴部に追従して同様
に後方へ大きく傾動する可能性を与えられた快適性付与
用インナーブーツを装備する必要がある。このようにし
て案出されるインナーブーツは複雑であり、またコスト
も高く、スキー靴全体のコストに大きな影響を及ぼす。
【0007】最後に、たとえこのような靴胴部の固定を
解除することが、足の脱動作を比較的容易にするとして
も、着動作も容易になるわけではない。すなわち、胴部
が前−後方向および後−前方向に自由に枢動することが
できるので、スキーヤーは、胴部の長手方向中央軸ので
きるだけ近くに伸ばした足を導くために、胴部に自分の
足を合わせることがもはやできなくなってしまう。これ
に対し、胴部が固定された靴の場合には、この長手方向
中央軸は挿入軸と一致する。
【0008】胴部の前部区域を大きく広げることを必要
とする靴の着脱に関するこれらの問題は、胴部がシェル
低部にヒンジ連結される後部覆いと前部覆いとを有する
リアエントリー型の靴の場合には生じない。すなわち、
これらの靴を開くためには、例えば米国特許第4,095,35
6号で説明されているように、胴部の前部分を開放する
必要はなく、後部覆いを後方へ傾動させるだけで足の挿
入は容易に行われる。なぜならば、足の前部が足甲部の
突起部とともにシェル低部内にほぼ挿入されるときにの
み踵が胴後部に対して擦れないからである。これに対
し、胴部が「チューリップ」状に開くこれらの靴の場合
には、フロントエントリー型の靴とは逆に、足を通過さ
せるために後部覆いを大きく傾動させることが必要とな
る。この後方への傾動により、胴部の上部分は大きく開
かれ、実際には閉鎖システムの連結を完全に解除しなけ
ればならなくなる。実際、この閉鎖システムを単に開放
する(すなわち、閉鎖具を外さずに開く)だけでは、得
られる弛緩は足甲部の通過のためには不十分である。
【0009】結論として、リアエントリー型の靴は着脱
が容易であるが、胴部の開きの問題を単に前部分から後
部分に移し換えるだけのものである。さらに、これらの
靴を閉じるためには、同様に後部覆いを前部覆いへ向け
て手作業で近づけ、該閉鎖システムを再度係合させなけ
ればならない。
【0010】そのうえ、この種のリアエントリー型の靴
は、後部支承を踵区域では行うことがもはやできなくな
るため、後部支承の質に関する別の欠点をも有する。す
なわち、胴部を開くために後部覆いを後方へ枢動が自由
に行える状態に保たねばならないので、最も古典的な解
決方法では、前部覆いの後方へのいかなる枢動をも阻止
し、かつ前述の後部覆いを胴部に連結してこの後部覆い
を閉じた位置に保持し、これによってスキーヤーの脚低
部の後部支承を確保している。この構造においては、足
の前部と上部に位置する固定区域および/または保持区
域は、力が加わる後部区域から離れている。粉の結果、
プラスチック製の靴の構成部材は弾性変形して、後部覆
いが有効な抵抗力に対抗し、したがって良好な後部支承
を行う前に、胴部の閉鎖システムに関与する様々な遊隙
がなくなってしまう。
【0011】本発明は、後部支承ならびに足に対する靴
の締め付けの最適な質を保つとともに、靴の着脱の際に
生じる靴胴部の開きに関連する諸問題を解決することを
目的とする。
【0012】本発明のもう1つの目的は、少なくとも足
甲部/屈曲襞部の区域において完全に連結を外す必要の
ない胴部閉鎖システムを使用できるようにすることであ
り、これによりシェルの横断方向フラップを手作業で近
づける必要がなくなる。
【0013】これらの目的を達成するために、本発明に
よるフロントエントリーおよび/またはセンターエント
リー型のスキー靴は、快適性付与用インナーブーツを備
え、かつ横断方向フラップと閉鎖システムとによってス
キーヤーの脚低部上で調節可能な胴部カラーを含む。こ
の胴部カラーはほぼ踝区域内でシェル低部上に位置する
軸を中心としてヒンジ連結され、かつシェル低部上に配
設された恒久的ストッパー手段によってこの胴部カラー
の後方への枢動が妨げられるため、前方へのみ枢動する
ことができる。このように定義された靴の特徴とすると
ころは、そのシェル低部が、踵の背部に靴の着脱の際に
スキーヤーの足の踵の後端部を通過できるようにするた
めの上部へ向けて開いた垂直の切り込みを有すること;
ならびに踵区域内で下部がシェル低部にヒンジ連結され
た引込み式シャッターが、介装される快適性付与用イン
ナーブーツの側からスキーヤーの脚低部の後部分に対し
てこのシャッターの締め付けをも確実にする作動装置を
操作することにより、スキー実施のための靴の使用位置
で前述の切り込みを閉じることである。このような特徴
により、とりわけ足甲部/屈曲襞部の箇所で、胴部とシ
ェル低部をそれほど大きく開く必要なしに、踵の通路を
大きくあけて靴の装着を非常に容易に行うことができ
る。
【0014】このような構造の靴によって得られる他の
利点、しかも前述の利点に劣ることのない利点は、様々
な種類の快適性付与用インナーブーツが使用できるとい
う大きな自由度に関するものである。すなわち、靴の胴
部(したがって、インナーブーツの上部分)の開きが小
さくてすむことにより、フロントエントリー型および/
またはリアエントリー型であっても、および/または、
伸縮式または開放式の「ブーツ」タイプのものであって
も、ほぼ全ての種類のインナーブーツを使用することが
できる。しかしながら、これらのインナーブーツは、シ
ェル低部の垂直切り込みに対応して、靴の装着時にスキ
ーヤーの踵が通過できるようにこの箇所でインナーブー
ツの変形を可能にする弾性変形可能区域を備えることが
好ましい。
【0015】引込み式シャッターの上部分は、スキー実
施位置において、支承区域によって胴部カラーの後方下
縁部の下にはめ込まれるのが好ましく、これによりシェ
ル低部上に配設された恒久的ストッパー手段の作用に対
する補足として胴部カラーの後方への運動が強力に阻止
され、したがって極めて効果的な後方支承が保証され
る。
【0016】したがって、本発明は、フロントエントリ
ー型の後方支承の質とシェルの締め付け、ならびに胴部
の挿入軸に合わせるためにこのような靴の装着を容易に
すること、および足甲部/屈曲襞部に対応する区域にお
いて胴部とシェル低部を大きく開く必要なしに踵を通過
させるためのリヤエントリー型の靴の質とを組み合わせ
たスキー靴を提案する。
【0017】引込み式シャッターは全体形状が垂直方向
に向けられた半円柱形をしており、その2の翼部は、シ
ェル低部に設けられる垂直方向の切り込みの内部に入る
のが好ましい。この配置構成により、引込み式シャッタ
ーは、垂直方向の切り込みを画定する縁部に邪魔される
ことなく、踵区域でシェル低部上にあるそのヒンジ連結
軸を中心として枢動することができる。
【0018】引込み式シャッターの作動装置は、引張レ
バーのような該シャッターの操作用部材と、該シャッタ
ー上に位置する少なくとも1の方向転換部に支承される
少なくとも1の伸張不能なリンクとを含み、このリンク
は、一方では前述の操作用部材に、他方では胴部カラー
の両側面の少なくとも一方に連結される。このようにし
て、引込み式シャッターが閉じられると、胴部カラーの
いかなる前方屈曲によっても、該伸張不能なリンクに引
張が生じ、このリンクはシャッターを押し付けて、胴部
カラーの運動にシャッターを追従させる。
【0019】本発明の一実施形態によれば、伸張不能な
リンクが半ループを形成し、その中央部は引張レバーと
係合するのに対し、その両端部の各々はほぼ対称的に胴
部カラーの一側面上に錨着固定される。
【0020】この実施形態の一変形態様によれば、リン
クの両端部の一方が胴部カラーの両側面の一方に錨着固
定され、もう一方の端部が前述の胴部カラーのもう一方
の側面上に延在する緊締兼閉鎖用の横断方向フラップの
自由端に係留される。この結果、作動手段を用いて垂直
方向の切り込みで引込み式シャッターを閉じることによ
り、スキーヤーの脚低部に対する胴部カラーの締め付け
と、前述の脚低部の後部分にタイするシャッターの締め
付けとが同時に行われる。
【0021】スキーヤーの脚部方向において、切り込み
に対する引込み式シャッターの閉鎖位置を変えるため
に、伸張不能なリンクの有効長を調節する手段が該リン
クに組み合わされる。
【0022】上記の靴の構造は、胴部カラーのヒンジ連
結と引込み式シャッターのヒンジ連結が互いに離れてお
り、一方は踝の区域に、他方は踵の区域に位置するこ
と、および胴部カラーに対してシャッターの作動装置
が、踵区域において引込み式シャッターの上部分に関与
すること、したがって前述の2のヒンジ連結よりもかな
り上部で、かつシャッターのヒンジ連結にほぼ垂直に関
与することを示す。この結果、胴部カラーが前方に屈曲
すると、シャッターの上部分は胴部カラーの運動に追従
するが、これは下向きの円形軌道に沿うものであり、こ
れに対し、胴部カラーの後縁部が描く軌道は上向きとな
る。胴部カラーの後部分に対する引込み式シャッターの
相対的な滑動となって現れるこれら軌道の違いは、その
結果として伸張不能なリンクに或る種の移動を引き起こ
し、このリンクは、シャッター上の方向転換部の相対的
な位置と胴部カラー上におけるその固定位置によって、
大なり小なり引張作用を受ける。シャッター閉鎖用リン
クは伸張不能であるので、胴部の前方屈曲制御にも参加
することができ、この屈曲制御に応じて胴部カラーの運
動阻止を生ずる位置である最大引張位置まで或る程度迅
速に移行する。所望の前方屈曲(大きさ、応力等)に応
じてリンクの引張度を変化させるために、リンクの端部
の一方または両方の固定位置は、引込み式シャッター上
に位置する方向転換部(単数または複数)の位置に対し
て高さを調節できるようになっている。
【0023】引込み式シャッターの作動装置の一変形実
施態様によれば、引張レバーのような操作部材は2の伸
張不能なリンクを同時に作動させる。一方のリンクはシ
ャッターを胴部カラーに追従させるためのものであり、
他方のリンクは、とりわけ或る一定の枢動位置から有効
な保持位置を決定することにより、該胴部カラーの前方
屈曲を制御するためのものである。このような構造の場
合、第一のリンクは、胴部カラーの側面上に、シャッタ
ー上の方向転換部の下方で、或る高さに錨着固定される
のが好ましい。この結果、胴部カラーは、踝付近に位置
するその軸を中心として前方へ枢動することにより、シ
ャッターが踵付近に位置するそのヒンジ連結部を中心と
して枢動することにより解放するリンクの長さとほぼ同
じリンクの長さを引っ張る。これに対し、第二のリンク
は、胴部カラーの後部において、踵の部分でシェル低部
上に位置するシャッターのヒンジ連結部にほぼ垂直に錨
着固定される。この配置構成により、固定点が描く円形
軌道は、介装される操作装置(すなわち、引張レバーと
第二のリンク)を介して引込み式シャッターのヒンジ連
結部をほぼ直接的に引っ張り、この第二のリンクの長さ
調節により前方屈曲による胴部カラーの有効な保持を得
たいと望む起点位置を正確に定めることができる。
【0024】或る特殊な配置構成によれば、引込みシャ
ッターは弾性手段の作用を常時受け、この弾性手段は、
該シャッターの作動装置が靴を開放する位置にあると
き、スキーヤーの足の踵部を通過させるための垂直方向
切り込みの外でその自動的な傾動を生ずる。このような
配置構成により、引張レバーの操作時にシャッターの
「自動的な」開放が可能となり、したがって靴の装着が
非常に容易になる。
【0025】同様に、このように靴の着脱に必要なフラ
ップの開きが小さくてすむことにより、本発明では、閉
鎖システムとは別に、足甲部/屈曲襞部の前部区域にお
いて少なくとも一対のフラップ間に、リベット−長孔型
の恒久的滑動式連結を設けることができる。このような
滑動式連結により、スキー実施中に生じる恐れのある大
きな付勢が加わる際に靴のシェルが変形および/または
捻れようとしても、フラップ間および向かい合う閉鎖シ
ステムの引掛け部材間に常時保持を確保する。
【0026】本発明は、非限定的な例として本発明の幾
つかの実施態様を示す添付の概略図を参照して以下に行
う説明を読むことによりさらによく理解することができ
よう。
【0027】図1、図2、図3および図4に示すスキー
靴1は、前部区域2のみ開放可能なフロントエントリー
タイプのものである。この靴は胴部カラー4を有し、こ
の胴部カラーはその後部15で閉じられ、かつ踝に相当
する区域で、2の軸5を中心として、靴底7を備えたシ
ェル低部6にヒンジ連結されている。
【0028】胴部カラー4ならびにシェル低部6は、そ
れぞれ、横断方向のフラップ10および11によって閉
じられており、これらのフラップはスキーヤーの足部お
よび/または脚低部に対してこれらのフラップを締め付
けるための閉鎖システム13の作用を受ける。
【0029】シェル低部6のフラップ11および胴部カ
ラー4のフラップ10上に延在する覆い12が、靴の密
封性ならびに締め付け応力の分配に貢献する。
【0030】一特徴によれば、胴部カラー4は後方への
あらゆる枢動を阻止されており、胴部カラー4の後縁部
と共働し、かつ図に三角形14で略示される後方への運
動を恒久的に停止させる手段が、軸5の高さよりも若干
高い位置においてシェル低部6の側面上に配設される。
【0031】この実施態様において、胴部カラー4は軸
5を越えて延在する柔軟な脚状部材8を備え、これら柔
軟な脚状部材8はシェル低部6の側面上にリベット9で
固定される。このようにして、胴部カラー4は、柔軟な
脚状部材8が対抗して及ぼす弾性抵抗を克服しなければ
軸5のまわりで前方に枢動することができず、この結
果、これら柔軟な脚状部材は或る一定の屈曲制御を行う
ことになる。
【0032】この例におけるフロントエントリータイプ
の快適性付与用インナーブーツ3は、シェル低部6とス
キーヤーの足部の間に介装される。
【0033】本発明に基づき、靴1のシェル低部6は、
踵16の背後区域に、上方へ開いたほぼ長方形の垂直切
り込み17を有し、この切り込みは、スキー実施位置に
おいて、引込み式シャッター18によって閉じられ、こ
のシャッターは、その下部分19がこれをシェル低部6
に連結するほぼ水平な軸32上にヒンジ連結される。
【0034】下部分19が軸32にヒンジ連結されるこ
の引込み式シャッター18は、垂直方向において全体形
状が半円柱形をしており、その翼部は、垂直切り込み1
7を画定する縁部の下方(すなわち、シェル低部6の側
面の下方)を通って、この垂直切り込み17の内部を通
過する。これらシェル低部の側面は、図1に点線で示さ
れるように、靴の両側で踝区域の上方に位置する胴部カ
ラー4の締め付け区域まで上昇する。
【0035】レバー36と伸張不能な柔軟なリンク37
とを含むシャッター18の作動装置35は、前述のシャ
ッター18と胴部カラー4間で作用し、切り込み17の
閉鎖を確実にするとともに、シャッター18への作用に
よって踵部のすぐ上に位置するスキーヤーの脚低部の後
部分に対する締め付けを確実にする。例えば引込み式シ
ャッター18と常時接触している胴部カラー4の延長部
によって構成される弾性手段47を設けて、レバー36
が開くとすぐにこのシャッター18を自動的に傾動でき
るようにするのが好ましい。
【0036】この実施態様において、伸張不能なリンク
37は半ループを形成し、その中央部はレバー36と係
合している。これに対してその両端40の各々は、シャ
ッター18上に対称的に配設され、かつこの同じリンク
37と共働する方向転換部38とほぼ同じ高さにおいて
胴部カラー4の側面に錨着固定される。
【0037】シャッター18の上部分19’は、図1に
示されるように装置35が前述のシャッター18を切り
込みの閉鎖位置に移動するとき、支承区域33によって
胴部カラー4の下縁部39の下にはめ込まれるようにす
るのが好ましい。
【0038】このようにして、シェル低部6の両側面上
に配設されるストッパー手段14によって後方へのあら
ゆる枢動がすでに制御されている胴部カラー4は、支承
区域33と接触している後方下縁部39によっても後方
への運動が阻止されており、これにより後方支承の質が
強化される。
【0039】スキーヤーの脚低部の後部分に対するシャ
ッター18の閉鎖位置を調節できるようにするために、
伸張不能なリンク37はレバー36上で調節可能に設け
ると有利である。
【0040】さらに、胴部カラー4の前方への屈曲挙動
を変更するために、該胴部カラー4の両側面には、特に
異なった高さに位置する複数の錨着固定点40が設けら
れる。このようにして、例えば、非常に高い位置にある
錨着固定点40を選択することにより、胴部カラー4の
屈曲保持を大きくすることができ、また、非常に低い位
置にある固定点40を選択することにより、実際の保持
効果なしに、該胴部カラー4に対するシャッター18の
枢動が優れた追従関係で得られる。
【0041】言うまでもなく、これら様々な錨着固定点
40の代わりに、ねじ切りを施したロッドにねじ込んで
取り付けられるリンクの引掛固定用カーソルのような、
精密調整が可能なシステムを用いることもできる。ねじ
切りを施したロッドをいずれかの方向に回すことによ
り、リンクの引掛固定用カーソルの位置を変更すること
ができる。
【0042】有利な一実施態様(図示されていない)に
よれば、引張レバー36によって制御される伸張不能な
リンク37の端部40の一方を、胴部カラー4、44の
横断方向フラップ10の自由端に連結して、スキーヤー
の脚低部のまわりでこれを締め付けると同時に、踵通過
用の垂直切込み17の箇所で前述の脚低部の後部分に対
して引込み式シャッター18を確実に締め付けることも
できる。
【0043】本発明によれば、垂直切込み17は、図3
に示されるように足部21を靴から出したり靴に入れた
りする際、場合によってはこの箇所における快適性付与
用インナーブーツ3の変形により、スキーヤーの足の踵
部22の最後端20の通過を可能にするためのものであ
る。このような場合、インナーブーツは弾性可能な区域
を備えるのが好ましい。
【0044】シェル低部6の踵部16の区域において、
このように足21の踵部22が後退可能なことにより、
足甲部23は前方へ押されることがなく、かつ足21を
単に伸ばすだけで足21を容易に靴に入れたり靴から出
したりするのに十分である。
【0045】したがって、足甲部/屈曲襞部に対応する
区域に位置するシェル低部6と胴部カラー4のフラップ
11、10を完全に開く必要はなく、このようにして、
近くに位置する閉鎖システム13の連結を取り外す必要
はなくなる。
【0046】このことは図5に略示されている。この図
で示されているのは、足甲部区域に位置するシェル低部
6のフラップ11である。一構造例として、閉鎖システ
ム13は、フラップ11上に固定されるカバー部材25
上に取り付けられた引張レバー24と、一方ではレバー
24、また他方ではもう一方のフラップ11に一体連結
されたフランジ27に取り付けられる引張用リンク26
とを含み、このフランジ27は前述のフラップ11の密
封性を確保する覆い12と部分的に重なっている。
【0047】快適性付与用インナーブーツ上で(つまり
図5に示されていないスキーヤーの足上で)フラップ1
1の締め付け調整を行えるようにするために、引張用リ
ンク26は長さ調節ができるようになっている。この調
節は、例えば、フランジ27に固定されたローレット手
段28によって可能であり、このローレット手段内にリ
ンクの引掛け固定端を構成するねじ切りを施した端部部
材9がねじ込まれる。
【0048】同様に、図6においては、胴部カラーの場
合におけるフラップ11または10が互いに完全に離間
する必要はなく、これらの間に、リベット30と細長孔
31とで実現される滑動可能な恒久的連結部を配設する
ことができる。
【0049】図7および図8の一変形実施態様によれ
ば、シャッター18の作動装置は、胴部カラー44の前
方屈曲制御を特に保証する第2の伸張不能なリンク41
を備えている。この目的のために、この第2のリンク4
1は靴の背面区域上に延在し、かつ、符号46で示す位
置で、胴部カラー44の後部分3に錨着固定される。こ
のようにして、レバー36が閉鎖位置にくると、このリ
ンク41は、ほぼその固定点46とシャッター18のヒ
ンジ連結軸32との間を通る面において引っ張られる。
【0050】このような構造の場合には、第一のリンク
37によって胴部スラー44に対するシャッター18の
追従が確保されれ、また第二のリンク41によって屈曲
制御(すなわち、有効な抑制が生じる前に胴部カラー4
4に対して許容される枢動の大きさの制御)が確保され
る。当然ながら、この第二のリンクは長さを調節できる
ようにするのが好ましい。なぜなら、この第二のリンク
41の長さによって胴部カラーの移動の大きさが決まる
からである。
【0051】やはり、この変形実施態様によれば、胴部
カラー44は、胴部カラー4の場合のような付勢用脚状
部材8を備えておらず、したがってシェル低部6上にお
けるその固定箇所で弾性抵抗を生ずることなしに、それ
らのヒンジ連結部5を中心として前方へ枢動することが
できる。言うまでもなく、胴部カラー4の場合と同様
に、シェル低部6の両側面に位置するストッパー手段1
4によって胴部カラー44の後方への運動は確実に阻止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキーの実施のためのスキーヤーの足上で閉じ
られた状態にあるスキー靴を示す縦断面図である。
【図2】シャッターの作動装置を開いて引込み式シャッ
ターを解放した状態を示す縦断面図である。
【図3】靴の中にスキーヤーの足を通す状態を示す縦断
面図である。
【図4】図1の閉じた状態にある靴を示す背面図であ
る。
【図5】足の甲部区域に位置する閉鎖システムを開放し
た状態を示す図3のスキー靴のV−Vの線に沿ってみた
断面図である。
【図6】足の前部区域に位置する被覆用フラップの滑動
可能な常設連結を示す図3のスキー靴のVI−VIの線に沿
ってみた一部断面図である。
【図7】本発明による靴の側面図で、引込み式シャッタ
ーの制御装置によるリンクの実施態様を示し、胴部カラ
ーに対するシャッターの「追従」を確保するためのもの
である。
【図8】本発明による靴の側面図で、引込み式シャッタ
ーの制御装置によるリンクの実施態様を示し、胴部カラ
ーの前方屈曲を制御するためのものである。
【符号の説明】
3 快適性付与用インナーブーツ 4、44 胴部カラー 5 軸 6 シェル低部 10 横断方向フラップ 13 閉鎖システム 14 恒久的ストッパー手段 16 踵の背後区域 17 垂直切り込み部 18 引込み式シャッター 19 下部分 19’ 上部分 20 後端点 21 足部 22 踵部 33 支承区域 35 シャッタ作動装置 36 レバー 37 伸張不能なリンク部材 38 方向転換部 39 下縁部 40 錨着固定点(端部) 40’ 錨着固定点 41 第二のリンク部材 47 弾性手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 快適性付与用インナーブーツ(3)を備
    え、かつスキーヤーの脚低部に対し、横断方向フラップ
    (10)と閉鎖装置(13)とによって調節可能な胴部
    カラー(4、44)を含む、フロントエントリー型およ
    び/またはセンターエントリー型のスキー靴であって、
    前記胴部(4、44)はシェル低部(6)上に位置する
    軸(5)を中心としてヒンジ連結され、シェル低部
    (6)上に配設される恒久的ストッパー(14)と共働
    してその後方への枢動を阻止するものにおいて、 前記シェル低部(6)は、踵部の背面区域(16)に、
    上方へ向けて開放され、靴の着脱に際してスキーヤーの
    足(21)の踵部(22)の後端部点(20)を通過可
    能にするための垂直方向切り込み(17)と、踵区域内
    でシェル低部(6)上にその下部分(19)をヒンジ連
    結される引込み可能なシャッター(18)とを有し、前
    記シャッター(18)は、スキーヤーの脚部の後部分に
    対して同様の緊締を確保する作動装置(35)に対する
    作用により、スキーを実施するための靴使用位置におい
    て前記切り込み部(17)を閉鎖できることを特徴とす
    るスキー靴。
  2. 【請求項2】 前記引込み可能なシャッター(18)の
    上部分(19’)が、スキー実施位置において、前記胴
    部カラー(4、44)の後方下縁部(39)の下にある
    支承区域(33)により調節されることを特徴とする請
    求項1によるスキー靴。
  3. 【請求項3】 前記シャッター(18)が、垂直方向に
    向けられた半円筒形の全体形状を有し、その2の翼部が
    前記シェル低部(6)内に形成される垂直方向切り込み
    部(17)の内部を通過することを特徴とする請求項1
    または2によるスキー靴。
  4. 【請求項4】 前記引込み可能なシャッター(18)の
    作動装置(35)がレバー式引張装置(36)であり、
    該装置には半バックル形の伸長可能なリンク部材(3
    7)が連結され、前記リンク部材は前記シャッター上に
    位置する方向変換部材(38)に支承され、かつその両
    端部(40)は前記胴部カラー(4、44)の側面上に
    固定(40’)されることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3によるスキー靴。
  5. 【請求項5】 前記伸長不能なリンク部材(37)が、
    スキーヤーの脚低部後部分方向に前記シャッター(1
    8)の閉鎖位置を変更するための長さ調節手段を含むこ
    とを特徴とする請求項4によるスキー靴。
  6. 【請求項6】 前記胴部カラーの側面上にある伸長不能
    なリンク部材の両端位置(40)が、前記引込み可能な
    シャッター上に位置する方向変換部材(38)の位置に
    対して高さ調節できることを特徴とする請求項4または
    5によるスキー靴。
  7. 【請求項7】 前記レバー式引張装置(36)によって
    制御される、伸長不能なリンク部材(37)の両端の一
    方が、前記胴部カラー(4、44)の横断方向フラップ
    (10)の自由端に連結されて、踵部通過用の垂直方向
    切り込み部(17)の箇所で、前記脚低部の後部分に対
    して前記引込み可能なシャッター(18)の緊締と同時
    にスキーヤーの脚低部を中心として、前記胴部カラーの
    緊締を確実にすることを特徴とする請求項5または6に
    よるスキー靴。
  8. 【請求項8】 前記シャッター(18)の作動装置(3
    5)が靴の開放位置に置かれるとき、スキーヤーの足の
    踵部を通過させるための切り込み(17)の外で、弾性
    手段(47)が前記引込み可能なシャッター(18)の
    傾動を自動的に生ずることを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれか1によるスキー靴。
  9. 【請求項9】 前記引込み可能なシャッター(18)の
    作動装置(35)が、前方へ枢動する前記胴部カラー
    (44)の保持用リンク部材(41)を制御することを
    特徴とする請求項1ないし8のいずれか1によるスキー
    靴。
  10. 【請求項10】 前方へ枢動する前記胴部カラー(4
    4)の保持用リンク部材(41)が、保持を効果的に行
    う位置を変化させるための長さ調節が可能な伸長不能リ
    ンク部材であることを特徴とする請求項9によるスキー
    靴。
  11. 【請求項11】 前記快適性付与用インナーブーツ
    (3)が、前記シェル低部(6)の垂直方向切り込み部
    (17)に対応して、弾性変形可能な区域を備えること
    を特徴とする請求項1ないし10のいずれか1によるス
    キー靴。
JP7290726A 1994-11-18 1995-11-09 スキー靴 Withdrawn JPH08224105A (ja)

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