JPH07194402A - スポーツ靴用の内靴 - Google Patents

スポーツ靴用の内靴

Info

Publication number
JPH07194402A
JPH07194402A JP6293600A JP29360094A JPH07194402A JP H07194402 A JPH07194402 A JP H07194402A JP 6293600 A JP6293600 A JP 6293600A JP 29360094 A JP29360094 A JP 29360094A JP H07194402 A JPH07194402 A JP H07194402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
liner
foot
inner shoe
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6293600A
Other languages
English (en)
Inventor
Jean Paris
パリ ジャン
Laurent Bonaventure
ボナヴァンテュール ローラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Salomon SAS filed Critical Salomon SAS
Publication of JPH07194402A publication Critical patent/JPH07194402A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0405Linings, paddings or insertions; Inner boots

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Socks And Pantyhose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキー靴などのスポーツ用靴のシェル内部に
配設される快適性付与用の内靴を提供する。 【構成】 この内靴(1)は、甲皮部(7)と胴部
(8)を有するフィット覆い(6)と、枠部材(13)
と、該フィット覆い(6)から独立している少なくとも
1の支承兼快適性付与用ライナー(11)とから成る一
続きの構造をしており、上記支承兼快適性付与用ライナ
ーは枢動と滑動可能な連結部(16)によって枠部材
(13)に連結される。この支承用ライナー(11)は
フィット覆い(6)の弾性区域(9)と向かい合って配
設され、内靴(1)が設置される靴のシェルを閉じると
き、この弾性区域に対して支承用ライナーが近密に接触
するようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、スキー靴のようなスポーツ用の
靴のシェル内部に配設される快適感付与のための内靴に
関し、特に靴胴部の上縁部まで延在して靴装着者の足部
と脚低部を覆う、一続きの構造によって得られる内靴に
関する。
【0002】この種の公知の内靴は、以下の2種類に大
別される:すなわち、 − 最初のカテゴリーは、フラップまたは小舌状部材に
よって閉じられる足挿入用の開口部を含む「フィット覆
い(enveloppe chaussante)」付きで考案された内靴に
関するものであり、 − 二番目のカテゴリーは、足部と脚低部を不連続部な
しに均一に覆い、また他方では、内靴に足を入れると一
旦拡がり、次いでスキーヤーの脚低部に対して再び締め
付けを行う少なくとも1の拡張可能な区域を含むフィッ
ト覆いを有する内靴に関するものである。
【0003】最初のカテゴリーの内靴については、例と
してフランス特許第2368239号および欧州特許第
066133号を挙げることができる。フランス特許第
2368239号明細書において、挿入用開口部は、ス
キーヤーの脚低部を覆う区域に沿って側方に配設される
(複数本の)スリットを作ることによって得られる。こ
のようにして、この内靴は、足部と脚低部の前方を覆う
前部分と、踵部と前述の脚低部の後方を覆う小舌状の後
部分とを有する。装着を容易にするため、この内靴は休
止状態において開放位置を取る。このような構造は、側
方スリットの箇所で内靴用覆いの縁部が重なることによ
る最初の欠点を有し、この欠点は、前述の内靴用覆いの
縁部に付与される面取り形状によって、またこれらの縁
部を連結する柔軟な膜の配設によって更に増大する。実
際、この配置構成によって、スキーの実施中あるいは靴
の装着時に内靴用覆いの縁部が少しでも側方に滑ると、
これら縁部の重なった側部箇所に或る程度突出した内部
隆起が生じ、この隆起に応じて滑動が大きくなり、この
結果、スキーヤーに痛みを感じさせる圧迫点が発生す
る。二番目の欠点は、内靴が休止状態で開放位置を取る
ということによる。実際、胴部緊締手段が解放されるや
否や、該胴部は初期位置に戻ろうとする内靴の押圧力に
よって完全に開放するよう付勢される。従って、この配
置構成は、一方では、靴の装着時に足を確実に覆うため
に閉鎖部材の使用を必要とし、また他方では、例えば歩
行を可能にするため、解放位置(すなわち、開いていな
い位置)に靴胴部を保持するための部材あるいは手段を
備えることを必要とする。
【0004】欧州特許第066133号明細書に記載さ
れている内靴は、一続きの状態で得たフィット覆いと、
内靴の後部分に設けた唯一のスリットから成る足挿入用
開口部とを含み、このスリットは、互いに重なり合うよ
うに配置した一対のフラップによって画定される。スキ
ーヤーの足部および脚低部上での内靴の被覆を確実にす
るため、これらのフラップに閉鎖装置が組み合わされ
る。フラップが重なっていることにより、このような内
靴はフランス特許第2368239号の内靴と同じ欠点
を有する。すなわち、スキー実施中に生じるフラップの
滑りにより、スキーヤーの脚低部の正面で、脚低部の後
部分に沿って、内側フラップの位置が変わったり、ある
いはこれによって隆起が生じるという欠点である。もう
1つの欠点は、フラップと組み合わされた閉鎖装置の使
用に関するものである。すなわち、靴胴部が開いている
ときにのみ操作可能なこの装置は、靴胴部の閉鎖装置と
関係のない脚低部の保持感をもたらすという欠点を有す
る。例えば、内靴の締め付けが比較的強く、この結果、
スキーヤーの脚低部に対して密着を保持しても、靴胴部
の閉鎖が前述の内靴の覆いと前述の胴部の内壁との間に
或る程度の遊びを残したままでいる場合がある。
【0005】二番目のカテゴリーの内靴については、フ
ランス特許第2360271号およびイタリア特許第1
117339号明細書に、スキーヤーの足部および脚低
部を不連続部なしに、かつ均一に覆うフィット覆いを有
する内靴が示されている。このような内靴は、上述の内
靴と比較して、フラップおよび/または小舌状部の重な
り合う部を含まないという利点を有する。
【0006】フランス特許第2360271号は、上方
に延在する胴部が周囲全体にわたって閉じられる内靴に
関するものであって、この周囲部は内靴の他の部分より
も周伸張度が大きい。
【0007】このため、上述の壁部は薄層に分かれてお
り、これらの薄層が周囲から横断方向に延在し、かつ交
互にアコーデオン状に隣接している。
【0008】この結果、いわば蛇腹を形成するアコーデ
オン状の薄層を広げることによって、内靴は足を通過可
能にするために拡がることができる。
【0009】それにも拘らず、このような着想は、これ
らの薄層を引き伸ばすことによって内靴の壁部の厚みが
変化し、また更に、必ずしも求められていない柔軟性を
この壁面(とりわけ、靴のシェルに対して堅固な支承部
となるべき内靴の後部分)に付与するので、いくつかの
欠点を有する。
【0010】更に、こうして薄層を広げることにより、
スキーヤーの体格に応じて矛盾する結果をもたらすこと
になる。実際、スキーヤーの体格が良い場合には、この
スキーヤーはアコーデオン状の薄層を大きく引き伸ばそ
うとし、従って、どちらかと言うと抵抗力を高める必要
があるにもかかわらず、これらの薄層の抵抗力を減少さ
せる傾向がある。また、この逆も同様である。従って、
支承の質がスキーヤーの脚低部の周囲の変化によって直
接影響を受ける。
【0011】更に、このような着想は、同じ種類の材料
の使用を必要とする。ところで、経験が示すところによ
れば、スキーの実施時に快適であると同時に効率的な内
靴は、求める快適性に応じて選んだ弾性度に応じて、比
較的堅固な後方支承用の係合部と柔軟な前方支承部とを
有しなければならない。
【0012】イタリア特許第1117339号の例にお
いて、内靴は、その周囲全体にわたって上方へ延在する
閉じられた胴部と、この胴部に足の通過を可能にするよ
う更に大きな弾性を付与するための2の側方弾性区域と
共に製作される。内靴の胴部はこれら弾性区域によって
分離された後部ライナーと前部ライナーとを備えてい
る。これら両ライナーは、一方では靴のシェルの内面と
スキーヤーの脚低部との間の履き心地を調節する役割を
果たし、また他方では、脚低部のための支承および快適
性を確保するための部材の役割を果たすためのものであ
る。このような構造の結果として弾性区域を引き伸ばし
てもライナーの特性は変わらず、従って、前方および後
方支承の質に影響を及ぼさない。逆に、このライナーと
弾性区域とを分離することができないので、ライナーの
面積を犠牲にすることなしに、従ってスキーヤーの快適
性を犠牲にすることなしに、これら弾性区域の面積を優
先することはできない。従って、どのような解決方法を
選んでも、このような内靴の構造は、求められる装着の
容易さ(このためには、大きな伸張可能性、従って、伸
張可能な面積の可能性が要求される)と、スキーヤーの
快適性(このためには、大きな支承面積と被覆面積が要
求される)との間の妥協に常に帰着することになる。そ
のうえ、弾性区域に対する前部ライナーと後部ライナー
の連結が使っているうちに摩耗したり、更には急速に伸
びてしまったりするので、スキーの実施中および使用期
間の経過に伴なって、前述のライナーの相対的位置の安
定が得られない。なぜなら、このような弾性区域の構成
材料に固有の弱化が生ずるからである。
【0013】本発明は、上述した型式の一続きの構造を
有する内靴の問題を解決することを目的とするものであ
り、とりわけ、以下のことを目的とするものである: − 足の通過についても足の被覆についてもスキーヤー
の手作業を必要としない容易な着脱を可能にすること; − 足部および脚低部に対して、不連続部のない均一な
被覆を行うこと; − 靴の閉鎖手段の作用と相互依存関係を有する足部お
よび/または脚低部の保持を保証すること;および − スキーヤーの脚低部の周囲の変化に影響され得ない
支承の堅固さと快適性の恒常的な質を確保すること。
【0014】本発明が提案するもう1つの問題解決は、
スキーヤーのタイプ、すなわち、体形、体力、体重、ス
キー技術等に応じてスキーヤーの脚低部と共働する内靴
の支承用ライナーの少なくとも1を容易にカスタマイ
ズ、すなわち、適応化できるようにするということであ
る。そして、このことは、製作時には参酌を必要とせ
ず、むしろ、スキーヤーがこのような内靴を備えた靴を
購入する際に考慮を必要とするようにすることである。
【0015】これらの目的を達成するために、本発明に
よる内靴は、スキーヤーの脚低部および足部と、スキー
靴のようなスポーツ用靴のシェルとの間に介装され、一
方では靴の着脱に際して足の通過を容易にするための弾
性伸張可能な手段と、また他方ではスキーヤーの脚低部
のための支承と快適性を確保するためのライナーと一体
になった一続きの構造を呈する。この内靴は、不連続部
なしに足部と脚低部とを覆う甲皮と胴部とを含み、この
結果、両者は、不連続部がなくかつ均一な履装容積を画
定する快適なフィット覆い(すなわち、ソックス)を構
成する。この覆いは、足部挿入用の周囲部分に至る胴部
の少なくとも1区域上に伸張可能な手段を備えている。
この弾性区域は、スキーヤーの手作業なしで容易に靴を
履くことを可能にするためのものである。つまり、スキ
ーヤーの足が通過する際に、この弾性区域は引き伸ばさ
れ、次いでスキーヤーの脚低部上で再び締め付けられ
る。この内靴の特徴は、比較的剛性の高い(更には半柔
軟性の)枠部材がフィット覆いの外壁に付加されるこ
と、および、該フィット覆いから独立していて、かつ取
り外し可能であるのが有利な少なくとも1の滑動可能な
連結部材を用いて側方翼部の少なくとも1を介してこの
枠部材に連結されている樋状断面を有する支承および快
適性を確保するための少なくとも1のライナーが、該フ
ィット覆いの伸張度の大きな区域と向かい合いに配設さ
れることである。この構造上の特徴から、弾性区域と支
承用ライナーは独立しているとともに、特に靴を閉じる
際、互いに緊密に共働できることになる。この目的のた
めに、滑動可能な連結部材(1および/または複数)
は、一方では、支承用ライナーによって保持すべき足部
または脚低部の部分の方向にほぼ向けられており、また
他方では、スキーヤーの足部がフィット覆い内を通過す
るために支承用ライナーを大きく引き離すことができる
ようにし、次いで、この内靴上で靴のシェルが再び閉じ
られるとき、スキーヤーの足部および/または脚低部に
この支承用ライナーを再度近づけることができるように
する、並進移動の自由が与えられている。言うまでもな
く、靴のシェルは、可動な支承用ライナーと向かい合う
位置に、靴を閉じるときライナーの方向に移動可能で、
かつ靴を開放するとき自由に後退できる少なくとも1の
締め付け部材を有する。このようにして、内靴の比較的
剛性の高い枠部材に支承用ライナーが滑動できる状態で
連結されているため、その位置は、向かい合っているフ
ィット覆いの伸張可能な区域を大きく引き伸ばし可能に
するとともに、一定のままである。そのうえ、靴が閉じ
た位置においては、ライナーが伸張可能な区域(従っ
て、スキーヤーの足部および/または脚低部の部分)に
押し付けられるようになるため、もたらされる支承は一
体成形(モノブロック)構造によって得られるであろう
支承と同等である。つまり、この支承は、スキーヤーの
足部の体積あるいは脚低部の周囲の体積の変化に影響さ
れない。更に、このような構造は、特に内靴に、例えば
靴を開放したままで歩行できるようにするため少なくと
も十分な、足部と脚低部の良好な被覆を靴の装着直後に
行うための閉鎖手段または保持手段を備えなくてもよく
なる。なぜならば、この機能を果たすのは伸張可能な区
域だからである。同様に、この構造により、靴のシェル
および/または靴胴部の締め付けにより足部および/ま
たは脚低部に対して内靴の支承用ライナーが押し付けら
れるので、靴の閉鎖手段の作用と相互依存関係にある足
部および/または脚低部の保持が保証される。従って、
足部および/または脚低部に対する締め付け応力の感覚
は、靴を閉じるときシェルに加えられる締め付け応力と
相関関係にある。
【0016】本発明の一実施態様によれば、内靴の枠部
材に滑動可能に連結される支承用ライナーは、また、こ
のライナーと共働する伸張可能な弾性区域に対して位置
調節が可能である(例えば、フィット覆いの胴部上に位
置する伸張可能な区域に関する場合には、高さの調
節)。
【0017】言うまでもなく、枠部材に滑動可能に連結
された支承用ライナーは、向かい合っている脚低部ある
いは足部の区域における傾斜に適合するよう連結部材を
中心として自由に揺動および/または枢動する。この目
的のために、支承用ライナーは、これを内靴の枠部材に
連結するヒンジ連結部以外のヒンジ連結を有しない。し
たがって、この支承用ライナーの基底部(すなわち、下
端)は、足甲部および/または踵部の区域のような足部
の突出区域あるいは通過区域を解放するために自由に遊
動する。これらの区域はフィット覆い上に設けられ、少
なくとも対象となる支承用ライナーと向かい合う部分に
ついては伸張可能な材料で製作されるのが好ましい。
【0018】一変形実施態様によれば、内靴の支承用ラ
イナーは、その下端が中央位置に留まるような付勢を受
けるとともに、あらゆる方向に常に自由移動できるよ
う、非常に抵抗力の小さい弾性部材によってフィット覆
い上に保持されてもよい。
【0019】本発明による内靴が、1種類のスキー靴に
限定されるものでないことは明らかである。たとえば、
いわゆる「前開き式」あるいは「中央開き式」の靴の場
合には、滑動/枢動可能な支承用ライナーを備えた内靴
のフィット覆いの伸張可能な区域が、スキーヤーの脚低
部および足甲部の前部分にほぼ対応するよう、少なくと
も内靴の前部に設けられる。
【0020】逆に、いわゆる「後方挿入式」の靴の場合
には、滑動/枢動可能な支承用ライナーを備えたフィッ
ト覆いの伸張可能な区域が少なくとも内靴の後部分に設
けられる。
【0021】本発明の実施態様の詳細によれば、内靴の
フィット覆いの外部に付加された比較的剛性の高い枠部
材は、足部および/または脚低部の突出部の通過区域に
ほぼ対応する逃げ用の開口部および切り込みを有する。
【0022】フィット覆いは、枠部材上に設けられたこ
のような逃げ用の開口部および/または切り込み部と組
み合わせて、これら開口部および/または切り込み部に
対応して、またこれらの内側に、延在する弾性区域と共
に製作するのが好ましい。同様に枠部材に連結された支
承用ライナーは、向かい合う弾性区域(1または複数)
の全表面を覆わず、また、とりわけ該枠部材の逃げ用開
口部上に延在しない被覆面を有するのが有利である。
【0023】内靴が比較的剛性の高い枠部材を利用して
いるので、この枠部材を、靴のシェルの内壁上に設けた
対応する手段との弾性嵌合によって前述の枠部材と靴の
シェルとの間で作用する保持手段と共に製作し、シェル
内での内靴の正しい位置決めと、靴から足を抜く際の内
靴の保持とが得られるようにできると有利である。同様
に、もう1つの保持あるいは引っ掛け手段を設けて、靴
のシェルの胴部と内靴の胴部の上縁部の一部分の連結お
よび/または保持を確保することもできる。したがっ
て、この手段は、足の挿入時に靴内でのフィット覆いの
滑りを防止するのに用いることができる。
【0024】本発明のもう1つの変形実施態様によれ
ば、対応する弾性区域と向かい合った位置にある支承用
および快適性確保のためのライナーはフィット覆いの枠
部材と一体で製作され、この補強材の箇所で該ライナー
は小舌状の延長部を構成する。この構造の場合、小舌状
部材は、向かい合う弾性区域を覆って、この小舌状部材
が出ている側と反対側の枠部材にこの小舌状部材の自由
端を介して再び接続されるような長さに亙って延在す
る。上述したいくつかの例におけるように、この端部に
は枢動および滑動可能な連結部材が配設され、この連結
部材は、場合によって、単なる弾性帯状部材を用いて製
作することができる。実際、支承用ライナーをこのよう
にして得た場合には、フィット覆いに対するこのライナ
ーの位置の保持は枠部材の剛性によってほぼ保証され、
これによりライナーの自由端は堅固な連結部材の使用を
必要としない。この小舌状部材には、言うまでもなく、
足部または脚低部の部分に対応する側に、快適性を確保
するための材料が詰められる。この小舌状部材は足部ま
たは脚低部と共働するためのもので、それによって支承
用ライナーを構成する。
【0025】本発明は、内靴の非限定的な例として複数
の変形実施態様を示す添付の概略図を参照して、以下の
記載を読むことにより更に良く理解することができよ
う。
【0026】本発明に基づく内靴1(図1および図
2)、スキー靴のシェル2内に挿入されるためのもの
で、このスキー靴のシェルは、本例においては「前方挿
入式(フロントエントリー式)」および/または「中央
挿入式(センターエントリー式)」のものである。この
ような靴において、シェル2の前方上部分はフラップ
4,4’を備えており、これらのフラップを開いて足を
通し、また引張装置5を用いてこれらのフラップを再び
締め付けて靴を閉じる。装置5によるフラップ4,4’
の引張作用により、これらのフラップは、内靴の方向
に、そして、このことにより、スキーヤーの足の方向に
多少とも近づく。一続きの構造になっているこの内靴1
は、一方では、甲皮7と靴の着脱の際に足の通過を容易
にするための弾性区域9を有する胴部8を含むフィット
覆い6と、また他方では、スキーヤーの足部および/ま
たは脚低部と共働する支承用および快適性のための少な
くとも1のライナー10,11,12を含む。1つの特
徴によれば、この内靴はフィット覆い6の外壁上に付加
された枠部材13を備えており、この支承用および快適
性のためのライナー11はフィット覆い6から独立して
いる。ほぼ樋状の断面をもつこの支承用ライナー11は
弾性部分9と向かい合わせて配置され、また、その翼部
11’,11''の各々を介して、保持すべき脚低部の方
向にほぼ向けられた長孔(スロット)35との共働によ
り枢動および滑動可能な連結部材16を利用して枠部材
の両側部の各々を連結される。また、各々の枢動可能な
連結部材16は一定の長さにわたって並進運動17して
支承用ライナー11を大きく離し、かつフィット覆い6
内をスキーヤーの足が通るとき、弾性区域9の最大伸張
を妨害したり邪魔したりしないようになっている。この
ようにして、足が内靴1内に挿入され、かつシェル2の
胴部が閉じられると、引張装置5によりフラップ4が引
っ張られ、内靴に対してシェル2の胴部を再び締め付け
る。この結果、移動可能な締め付け部材であるフラップ
4が支承用ライナー11を弾性区域9の方向に押戻し、
該支承用ライナーはこの弾性区域上に密着する。このよ
うにして、ライナー11は、ヒンジ連結16によって得
られる枢動の可能性により傾斜角をも調節して、上述の
弾性区域の下側の脚低部の部分について支承を確保す
る。
【0027】実施態様の詳細によれば、枠部材13はそ
の後部に逃げ用開口部18および19を設けて製作さ
れ、このうちの一方18は、靴の着脱に際してスキーヤ
ーの踵が容易に通過できるようにするためのものであ
り、また他方19は、フィット覆い6内に上記踵を収納
するためのものである。内靴1は前方挿入式および/ま
たは中央挿入式の靴に用いる型式であるため、枠部材1
3もまた、その前部分に切り込み20を有して、足甲部
から、またその上部に、延在するフィット覆い6の前方
上部区域全体を自由状態にする。この逃げ用開口部1
8,19(単数または複数)はフィット覆い6上に設け
られた弾性区域に対応するのが有利である。
【0028】図1の例において、内靴1は、足甲部区域
を覆わない支承用ライナー11を備えているが、図3に
示されるように、この区域を覆う支承用ライナー21と
一しょに設けてもよい。フィット覆いからライナー21
の下端22の方向に自由な遊間を可能にするため、ライ
ナー21には内靴の両側に位置する該ライナーの翼部2
1’,21''のヒンジ連結部16以外にはヒンジ連結部
を設けないか、あるいは、この他に帯状で、かつ強度が
非常に低い弾性連結部材23を設けるようにする。この
結果、支承用ライナー21は、常に中央位置にとどまる
ような付勢を受けるとともに、17に沿って自由に移動
し、かつ足甲部および/または脚低部の形状に応じて自
由に適合することができる。
【0029】他の一実施態様(図4)によれば、フィッ
ト覆い6を備えた内靴30は、支承用ライナー31を含
み、その下部32は横断方向に配設された帯状の連結部
材23によって内靴の覆い上で中央位置に維持され、ま
たその上部33は枠部材34上で高さ方向の調節が可能
である。この目的のために、枠部材34には、それぞれ
連結部材16を収容できる複数の細長い開口部35が設
けられる。この連結部材は取り外し可能に設けるのが好
ましい。このようにして、所望の脚低部支承高に応じ
て、ライナー31の可能な移動方向17を決定する対応
開口部35内で、このライナーの翼部31’,31''の
連結部材16を用いて枠部材34上でライナーの位置決
めをしさえすればよく、これに応じて弾性連結部23は
変形する。
【0030】内靴30を収容するための靴のシェルと該
内靴との共働作用に関しても、構造の詳細が案出され
る。例えば、図4および図6に示す爪のような保持手段
36が、踵の区域で枠部材34の外部に設けられる。こ
のとき、該保持手段36に向かい合って、切り欠きまた
は開口部37のような対応する手段が靴のシェル2の内
壁に設けられ、矢印38で略示される内靴の単純な側方
抵抗力によって、内靴の設置時の弾性はめ込み、ならび
に、足を抜く際の内靴の保持が確保される。また、図4
および図5に示すように、引掛け手段39が、例えば重
なり合うことによって、靴のシェル2の胴部の上縁の一
部分との連結を確保できるようになっている。上述した
いくつかの例において、内靴1および30は、枠部材1
3,34上に全体的に付加された支承用ライナー11,
21を有し、したがって、これらのライナーを比較的平
衡状態で、かつ恒常的な位置決めを確保して保持するた
めに、2の枢動および滑動可能な連結部材16を利用す
る。図7および図8に示す一変形実施態様によれば、フ
ィット覆い6を備えた内靴40は、枠部材43の延長部
42から出ている支承用ライナー41と共に得ることが
できる。この構造の場合には、横断方向小舌状の支承用
ライナー41は、このライナーが出ている側部46の反
対側にある枠部材43の側部45とこのライナーの自由
端44(すなわち翼部)とが少なくとも部分的に重なり
合うことができるような或る長さに亙って延在する。こ
のフィット覆い6の枠部材43は比較的剛性が高いた
め、このようにして得られた支承用ライナー41は該枠
部材の側部46上で堅固に位置決めされ、かつ滑動/枢
動可能な唯一の連結部材16(この部材は連結用弾性帯
状部材で置き換えてもよい)が、自由端44を前述の枠
部材のもう一方の側部45に接続し、17に沿ってこれ
を移動可能にする。
【0031】同じく、図9に示す本発明の実施態様によ
れば、中央挿入式および/または後方挿入式の内靴50
は、フィット覆い56の弾性区域59と共働する後部支
承用ライナー51を備えている。上述したいくつかの例
と同様に、支承用ライナー51は、長孔35内で滑動す
る連結手段16により、このライナーの翼部51’,5
1''を介して枠部材53に連結され、また、足部通過区
域および/または突出区域(例えば、踵区域および足甲
部区域)には、開口部19および20による逃げ空間が
設けられる。
【0032】従って、甲皮57および胴部58付きのフ
ィット覆い56と、枠部材53と、滑動/枢動可能な連
結部材16によって上述の枠部材に連結された少なくと
も1の支承用ライナー51とを含む一続きの構造がここ
でも見られ、このようにして該支承用ライナー51は上
述のフィット覆い56から独立している。
【0033】上記の場合と同様に、足が通過する弾性区
域59と共働する支承用ライナー51は、図10に略示
されるように、靴のシェル52の締め付け部材54によ
って、上記弾性区域の下部にあるスキーヤーの足部およ
び/または脚低部の部分に対して押圧および/または支
承状態にある。この締め付け部材54は胴部閉鎖用後部
覆いから成り、回転する連結部材60を中心としてシェ
ル52の基底部上で枢動する。このようにして、矢印5
5に沿って揺動することにより、この締め付け部材が閉
鎖され、かつ引張装置5によって鎖錠される際に、支承
用ライナー51は押されて、スキーヤーの脚低部の後部
を押さえる位置に維持される。
【0034】言うまでもなく、例として上述した内靴
1,30,40,50のフィット覆い6,56は伸張可
能な区域9,14(1または複数)以外の箇所に、靴の
シェル2の内面とスキーヤーの足部との間のフィット性
を調節する役割を果たすための所定の厚みの壁面を有す
る。
【0035】そのうえ、本発明による内靴は、フィット
覆いから独立し、かつ枠部材によって担持される1以上
の支承用ライナーと共に製作してもよい。一例として、
図示されてはいないが、内靴は1の後部支承用ライナー
と1の前部支承用ライナーとを同時に含んでもよく、こ
の場合、枠部材は上述のライナーに対応する逃げ用開口
部と逃げ用区域を設けて製作する。
【0036】最後に、フィット覆い6,56から独立し
た支承用ライナー11,21,31,51は、取り外し
可能な連結部材16を用いて、枠部材13,34,53
から取り外しできるように設けてもよい。このようにし
て、スキーヤーの体形および/またはスキーヤーのスキ
ー技術に応じて、スキー靴の販売および/または購入時
に、例えば、堅さあるいは圧縮性が多少なりとも異なる
ライナーを取り付けることによって、支承用ライナー1
1,21,31,51の交換を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく内靴の第一の実地態様を示す斜
視図で、前部支承用ライナーは、靴の開放位置に相当す
る初期位置において、足甲部区域の上方に延在する水平
横断方向の帯状を呈する。
【図2】前開き式のスキー靴のシェル内に挿入した図1
の内靴を示す、一部分を劈開した斜視図である。
【図3】図1の内靴と同じであるが、前部支承用ライナ
ーが足甲部区域に相当する区域上まで延在する内靴を示
す斜視図である。
【図4】高さの調節が可能な支承用ライナーを備えた内
靴の一実施態様を示す斜視図である。
【図5】図4のV−V線に沿って見た内靴に適合させた
実施態様の詳細を示す要部拡大断面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿って見た内靴に適合さ
せた実施態様の詳細を示す要部拡大断面図である。
【図7】同様に本発明に基づく内靴を示す斜視図で、フ
ィット覆いの外側に付加した枠部材が、VII−VII線に
沿った断面図のような水平面で見た場合、重なり合うこ
とによって再閉鎖する横断方向の小舌状部材(図8に示
す)を形成する。
【図8】図7のVII−VII線に沿って見た靴胴部の横断
面図である。
【図9】本発明に基づく内靴を示す後方斜視図で、伸張
性の大きな区域と共働するこの内靴の可動な支承用ライ
ナーは、該内靴の後部分に設けられており、この内靴の
実施態様は、いわゆる「後方挿入式(リヤエントリー
式)」の靴に対応してその使用を有利にする。
【図10】図9の内靴を備えた後方挿入式の靴を示す概
略立面図である。
【符号の説明】
1,30,40,50 内靴 2,52 シェル 4,54 締め付け部材 6,56 フィット覆い 9,14,59 弾性区域 10,11,12,21,31,41,51 支承兼快適性付与
用ライナー 11’,11'',21’,21'',31’,31'',44,51’,51''
翼部 13,34,43,53 枠部材 16 連結部 18,19 開口部 20 切り欠き部 22,32 (ライナーの)下
端部 23 柔軟な部材 36,37 保持手段 39 引っ掛け手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポーツ靴のシェル内部に配設されて靴
    装着者の足部に快適感を付与するための内靴(1,3
    0,40,50)であって、少なくとも1の締め付け部
    材が靴を閉じる際に前記内靴の方向に移動可能であり、
    かつ、その一続きの構造が、一方では、靴の着脱に際し
    て足部の通過を容易にするための伸張可能な手段と共に
    少なくとも1の弾性区域(9,14,59)を含むフィ
    ット覆い(6,56)を有し、また他方では、内靴の担
    持部で足部および/または脚低部と共働する少なくとも
    1の支承兼快適感付与のためのライナー(10,11,
    12,21,31,41,51)を有し、 前記フィット覆い(6,56)の外壁上に付け加えられ
    る枠部材(13,34,43,53)を備えること;お
    よびほぼ樋状の断面を有する前記支承兼快適感付与のた
    めのライナー(11,21,31,41,51)が前記
    フィット覆い(6,56)から独立していて、少なくと
    も1の翼部(11’,11'',21’,21'',3
    1’,31'',44,51’,51'')を介して枢動お
    よび滑動可能な接続部(16)により前記枠部材に接続
    され、かつ、前記フィット覆い(6,56)の弾性区域
    (9,59)と向かい合って配設され、靴のシェル
    (2,52)の少なくとも1の締め付け部材(4,5
    4)を移動させて靴を閉じるとき、該フィット覆いと近
    密に接触するようになることを特徴とする内靴。
  2. 【請求項2】 前記滑動可能な接続部(16)が、前記
    支承用ライナー(11,21,31,41,51)によ
    り、保持すべき足部または脚低部の部分の方向にほぼ向
    けられ、かつ、足部を通過させてから、靴を閉鎖する
    際、該足部に対して該支承用ライナーを接近させるため
    に、前記支承用ライナー(11,21,31,41,5
    1)を広く離間できるようにする並進移動(17)の自
    由を与えられることを特徴とする請求項1による内靴。
  3. 【請求項3】 前記枠部材(34)に連結される支承用
    ライナー(31)が、該支承用ライナーと共働するフィ
    ット覆い(6)の拡長可能な区域(9)に対して、所定
    の位置で調節可能であることを特徴とする請求項2によ
    る内靴。
  4. 【請求項4】 前記フィット覆い(6,56)の枠部材
    (13,34,43,53)が、足部の突出部が通過す
    る区域にほぼ対応する位置にある逃げ用開口と切り欠き
    (18,19,20)を有すること;および前記フィッ
    ト覆い(6,56)が、前記開口部および切り欠き部に
    対応して、またそれらの内部に、延在する弾性区域
    (9,14,59)を含むことを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれか1による内靴。
  5. 【請求項5】 前記フィット覆い(6,56)の枠部材
    (13,43,53)に連結される支承用ライナー(1
    1,51)が、向かい合う弾性区域(9,59)の表面
    の下方表面まで延在し、該表面と共働することを特徴と
    する請求項4による内靴。
  6. 【請求項6】 前記フィット覆い(6)の枠部材(3
    4)が、靴のシェル(2)の内壁に設けられた対応する
    手段と共働する保持手段(36)を含み、足部を引き抜
    くとき、内靴の配置とその保持を確実にすることを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれか1による内靴。
  7. 【請求項7】 前記フィット覆い(6)の枠部材(3
    4)が、靴のシェル(2)の胴部の上縁部の一部分との
    連結を確実にする引っ掛け手段(39)を含むことを特
    徴とする請求項1ないし6のいずれか1による内靴。
  8. 【請求項8】 フィット覆い(6)の枠部材(13,3
    4,43)に連結された支承用ライナー(11,21,
    31,41)と、前記支承用ライナーと共働するための
    該ライナーの少なくとも1の弾性区域(9)とが、内靴
    の前部分上に、すなわち、ほぼ足甲部区域の所まで、脚
    低部の下方前部に対応して位置する部分上に、設けられ
    ることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1によ
    る内靴。
  9. 【請求項9】 フィット覆い(56)の枠部材(53)
    に連結された支承用ライナー(51)と、前記支承用ラ
    イナーと共働するための該ライナーの少なくとも1の弾
    性区域(59)とが、内靴の後部分上に、すなわち、ほ
    ぼ踵の箇所まで、脚低部の下方後部に対応して位置する
    部分上に、設けられることを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれか1による内靴。
  10. 【請求項10】 弾性変形可能で、かつフィット覆い
    (6)上に配設される柔軟な部材(23)が、2の枢動
    可能な連結部とその翼部との間にほぼ中心を置く枠部材
    の連結される少なくとも1の支承用ライナー(21,3
    1)の下端部(22,32)を自由に保持することを特
    徴とする請求項1ないし9のいずれか1による内靴。
  11. 【請求項11】 前記支承用ライナー(11,21,3
    1,51)が、取り外し可能な連結部(16)により、
    取り外し可能で、かつ交換可能であることを特徴とする
    請求項1ないし10のいずれか1による内靴。
JP6293600A 1993-12-03 1994-11-29 スポーツ靴用の内靴 Withdrawn JPH07194402A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9314672 1993-12-03
FR9314672A FR2713052B1 (fr) 1993-12-03 1993-12-03 Chausson intérieur pour chaussure de sport.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07194402A true JPH07194402A (ja) 1995-08-01

Family

ID=9453656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6293600A Withdrawn JPH07194402A (ja) 1993-12-03 1994-11-29 スポーツ靴用の内靴

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5575015A (ja)
EP (1) EP0657112A1 (ja)
JP (1) JPH07194402A (ja)
FR (1) FR2713052B1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1263417B (it) * 1993-12-14 1996-08-05 Dolomite Spa Calzatura sportiva, in particolare scarpone da sci
US5678833A (en) 1995-06-07 1997-10-21 Rollerblade, Inc. Adjustable fit in-line skate
IT1279446B1 (it) * 1995-09-26 1997-12-10 Stylus Spa Struttura di calzatura sportiva
IT239606Y1 (it) * 1995-12-22 2001-03-05 Nordica Spa Struttura di scarpetta interna, particolarmente per pattini
US5893839A (en) * 1997-03-13 1999-04-13 Advanced Research And Technology Institute, Inc. Timed-release localized drug delivery by percutaneous administration
FR2774871B1 (fr) * 1998-02-17 2000-03-31 Salomon Sa Chausson a tige composite
EP0962158B1 (de) * 1998-06-04 2002-03-13 Burton Sportartikel GmbH Innenschuh für einen Sportschuh
US6044497A (en) * 1998-08-17 2000-04-04 Toasty Toes, L.L.C. Half sock
FR2787682B1 (fr) * 1998-12-23 2001-01-26 Salomon Sa Chaussure de sport
IT1311655B1 (it) * 1999-09-15 2002-03-14 Benetton Spa Calzatura sportiva, particolarmente per la pratica dello sci.
CH693584A5 (fr) 1999-12-21 2003-10-31 Lange Int Sa Chausson de confort pour chaussure de sport.
US6631919B1 (en) 2000-01-06 2003-10-14 The Burton Corporation Wing-shaped leg support for a highback
US20040020081A1 (en) * 2002-08-01 2004-02-05 Symons Dominic Paul Sport boot
US20040244221A1 (en) * 2003-06-09 2004-12-09 K-2 Corporation Hybrid footwear liner
US7552483B2 (en) * 2005-03-15 2009-06-30 Gear Up Sports Worldwide Ltd. Athletic sock
ITUD20060204A1 (it) * 2006-08-30 2008-02-29 Calzaturificio Dal Bello S R L Stivaletto interno per una calzatura rigida
US7686321B2 (en) * 2006-12-01 2010-03-30 The Burton Corporation Highback with textile-like material for support
WO2011044206A2 (en) * 2009-10-06 2011-04-14 Red Wing Shoe Company, Inc. Slip-on footwear with fit features
US8302329B2 (en) 2009-11-18 2012-11-06 Nike, Inc. Footwear with counter-supplementing strap
US8857077B2 (en) 2010-09-30 2014-10-14 Nike, Inc. Footwear with internal harness
AT512079B1 (de) * 2011-11-02 2013-07-15 Fischer Sports Gmbh Innenschuh für einen skischuh
ITTV20130159A1 (it) * 2013-10-09 2015-04-10 Scarpa Calzaturificio Spa Scarpone da alpinismo

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT351967B (de) * 1976-08-04 1979-08-27 Koeflach Sportgeraete Gmbh Innenschuh fuer skischuhe oder skischuhschalen
IT8121814V0 (it) * 1981-05-19 1981-05-19 Nordica Spa Struttura di scarpetta interna particolarmente per scarponi da sci.

Also Published As

Publication number Publication date
US5575015A (en) 1996-11-19
FR2713052B1 (fr) 1996-03-01
FR2713052A1 (fr) 1995-06-09
EP0657112A1 (fr) 1995-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07194402A (ja) スポーツ靴用の内靴
US5778565A (en) Versatile orthopaedic or post-operative footgear having removable toe piece
US5956868A (en) Dance shoe with elastic midsection
US5566475A (en) Sports boot having at least a partially elastic lining
US7685739B2 (en) Convertible dance shoe
US4870761A (en) Shoe construction and closure components thereof
US3389481A (en) Expandable shoe
US4406073A (en) Sport shoe with a dynamic tongue assembly
JP2000125908A (ja) 踵部の固定を伴う紐締め式内靴
WO2019191453A1 (en) Adjustable footwear
US20050204585A1 (en) Expandable tongue for articulated boots
US20060117606A1 (en) Shoe having a protective wrap
JP3120175B2 (ja) スノーボードブーツ
CA1190741A (en) Athletic shoe with collar
WO2006102629A2 (en) Shoe slimming insole
US3599351A (en) Ski boot with rigid outer shell
JPH0321161B2 (ja)
US4723364A (en) Interior lining for shell-type sports shoe
US5669160A (en) Innerboot particularly for skates
US6880271B2 (en) Boot
JPH07194403A (ja) スキーブーツ
EP0426754B1 (en) Adjustable girth shoe constructions
JPH05211903A (ja) スキー靴の前傾調節装置
US5761830A (en) Inner boot for ski boot
JPH0678802A (ja) ヒンジ連結されたカラー補強部を有する歩行用靴

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020205