JPH08223842A - 小型電動機 - Google Patents

小型電動機

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JPH08223842A
JPH08223842A JP4637295A JP4637295A JPH08223842A JP H08223842 A JPH08223842 A JP H08223842A JP 4637295 A JP4637295 A JP 4637295A JP 4637295 A JP4637295 A JP 4637295A JP H08223842 A JPH08223842 A JP H08223842A
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winding
protrusion
terminal
wire
protrusions
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Toshiaki Murakami
俊明 村上
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来における接続ジャンパー線を削減すること
により、巻線とジャンパー線の間の絶縁空間、または絶
縁物をなくす。 【構成】接続基板1の縁部に切り欠けを設け、この切り
欠けの底部に突起部2b、2eを設け、切り欠けの両先
端部に第二の突起部3a、3b、4a、4bを設けた接
続基板1であって、第二の突起部3a、3b間、および
第二の突起部4a、4b間でジャンパー巻線7a、7b
を形成した小型電動機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】縁部に設けられた複数個の突起部
に巻線の端末線を巻き付け、巻線間の接続を行う接続基
板を有する小型電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の小型電動機(以下、電動機とい
う)において、巻線間の接続、あるいは、外部の電源と
巻線を接続する中継点として接続基板が用いられること
が多くなっている。従来の接続基板を有する電動機につ
いて、図8〜図19を用いて説明する。
【0003】図8〜図11は、ブラシレスDCモータに
おける従来例である。図8は、固定子の正面図である。
図9は、巻線の接続方法を示す接続図である。図10
は、従来における接続基板の正面図である。図11は、
図8における固定子に図10における接続基板を取り付
けた際の正面図である。
【0004】図8において、固定子30は、6個の歯部
31aを有するコア31と、この歯部31aに巻回され
た6個の巻線32で構成されており、この巻線32がY
型に結線された3相巻線、いわゆるY型3相巻線を構成
するための固定子30である。よって、この6個の巻線
32は、対向するそれぞれの巻線32の一方の端末線が
接続され、3組の巻線32、つまり、U相巻線32a、
V相巻線32b、およびW相巻線32cで形成される。
また、このU相巻線32a、V相巻線32b、およびW
相巻線32cには、接続基板に接続するための端末線U
S,VS,WS,UE,VE、WEがそれぞれ延出して
いる。
【0005】図9において、前述したU相巻線32a、
V相巻線32b、およびW相巻線32cのそれぞれの一
方の端末線UE、VE、WEを接続することにより、Y
型結線を形成する。そして、もう一方の端末線US,V
S,WSは電動機を駆動するための駆動回路等(図示し
ない)に接続する。
【0006】図10において、接続基板33の縁部に
は、6個の突起部34a〜34fと、駆動回路等に接続
するためのリード線接続用穴35a〜35cが設けられ
ている。そして、これら突起部34a〜34fおよびリ
ード線接続用穴35a〜35cの間を結ぶパターン36
(図における斜線部)がプリント配線されている。ま
た、パターン36が交差する点には、ジャンパー線37
を用いている。このジャンパー線37は、パターン36
をプリント配線した接続基板33面の裏面に設けられ、
半田等によりパターン36と接続されている。
【0007】図11において、固定子30上に接続基板
33を設置する。そして、U相巻線32a、V相巻線3
2b、およびW相巻線32cのそれぞれの端末線US,
VS,WS,UE,VE、WEを接続基板33の突起部
34a〜34fに巻き付けて、半田等により端末線とパ
ターン36とを接続する。つまり、端末線USと突起部
34a、端末線WEと突起部34b、端末線VSと突起
部34c、端末線UEと突起部34d、端末線WSと突
起部34e、および端末線VEと突起部34fをそれぞ
れ接続することによりY型巻線を形成することができ
る。
【0008】図12〜図15は、2極単相誘導電動機に
おける従来例である。図12は、固定子の正面図であ
る。図13は、巻線の接続方法を示す接続図である。図
14は、従来における接続基板の正面図である。図15
は、図12における固定子に図14における接続基板を
取り付けた際の正面図である。
【0009】図12において、固定子40は、16個の
歯部41aを有するコア41と、このコア41の継鉄部
41bに巻回された、いわゆるトロイダル状に巻回され
た16個の巻線42で構成されている。この16個の巻
線42は、隣接する4個の巻線42が、1組の巻線とし
て構成されており、それぞれ主巻線M、補助巻線A、主
巻線M1、そして補助巻線A1の順に主巻線と補助巻線
が交互に巻回されている。また、これら巻線には、接続
基板に接続するための端末線MS、ME、AS、AE、
MS1、ME1、AS1、およびAEが延出している図
13において、主巻線Mと主巻線M1の一方の端末線M
E、MS1、および補助巻線Aと補助巻線A1の一方の
端末線AE、AS1を接続し、そして、主巻線M1のも
う一方の端末線ME1と補助巻線A1のもう一方の端末
線AE1とを接続することにより、単相誘導電動機とし
て駆動するための接続を行う。そして、主巻線Mのもう
一方の端末線MSと、補助巻線Aのもう一方の端末線A
Sと、端末線ME1と端末線AE1との接続部は、電動
機を駆動するための駆動回路または電源等(図示しな
い)に接続する。(また、端末線ME1と端末線AE1
との接続部は温度ヒューズ48を介して駆動回路または
電源に接続してもよい。) 図14において、接続基板43の縁部には、8個の突起
部44a〜44hと、駆動回路等に接続するためのリー
ド線接続用穴45a〜45cが設けられている。そし
て、これら突起部44a〜44hおよびリード線接続用
穴45a〜45cの間を結ぶパターン46(図における
斜線部)がプリント配線されている。また、パターン4
6が交差する点には、ジャンパー線47を用いている。
このジャンパー線47は、パターン46をプリント配線
した接続基板43面の裏面に設けられ、半田等によりパ
ターン46と接続されている。
【0010】図15において、固定子40上に接続基板
43を設置する。そして、主巻線M、補助巻線A、主巻
線M1、および補助巻線A1のそれぞれの端末線MS、
ME、AS、AE、MS1、ME1、AS1、およびA
Eを接続基板43の突起部44a〜44hに巻き付け
て、半田等により、端末線とパターン46とを接続す
る。つまり、端末線AE1と突起部44a、端末線AS
1と突起部44b、端末線MS1と突起部44c、端末
線ME1と突起部44d、端末線ASと突起部44e、
端末線AEと突起部44f、端末線MEと突起部44
g、および端末線MSと突起部44hがそれぞれ接続さ
れ、2極単相誘導電動機を形成することができる。
【0011】図16〜図19は、4極単相誘導電動機に
おける従来例である。図16は、固定子の正面図であ
る。図17は、巻線の接続方法を示す接続図である。図
18は、従来における接続基板の正面図である。図19
は、図16における固定子に図18における接続基板を
取り付けた際の正面図である。
【0012】図16において、固定子50は、16個の
歯部51aを有するコア51と、このコア51の継鉄部
51bに巻回された、いわゆるトロイダル状に巻回され
た16個の巻線52で構成されている。この16個の巻
線52は、隣接する2個の巻線52が、1組の巻線とし
て構成されており、それぞれ主巻線M2、補助巻線A
2、主巻線M3、補助巻線A3、主巻線M4、補助巻線
A4、主巻線M5、そして補助巻線A5の順に主巻線と
補助巻線が交互に巻回されている。また、主巻線M2と
主巻線M3、主巻線M4と主巻線M5、補助巻線A2と
補助巻線A3、および補助巻線A4と補助巻線A5のそ
れぞれの巻線の一方の端末線は接続されている。そし
て、接続基板に接続するために、それぞれの巻線のもう
一方の端末線MS2、AS2、ME2、AE2、MS
3、AS3、ME3、AE3が延出している図17にお
いて、主巻線Mと主巻線M1の一方の端末線ME、MS
1、および補助巻線Aと補助巻線A1の一方の端末線A
E、AS1を接続し、そして、主巻線M1のもう一方の
端末線ME1と補助巻線A1のもう一方の端末線AE1
とを接続することにより、単相誘導電動機として駆動す
るための接続を行う。そして、主巻線Mのもう一方の端
末線MSと、補助巻線Aのもう一方の端末線ASと、端
末線ME1と端末線AE1との接続部は、電動機を駆動
するための駆動回路または電源等(図示しない)に接続
する。(また、端末線ME1と端末線AE1との接続部
は温度ヒューズ58を介して駆動回路または電源に接続
してもよい。) 図18において、接続基板53の縁部には、8個の突起
部54a〜54hと、駆動回路等に接続するためのリー
ド線接続用穴55a〜55cが設けられている。そし
て、これら突起部54a〜54hおよびリード線接続用
穴55a〜55cの間を結ぶパターン56(図における
斜線部)がプリント配線されている。また、パターン5
6が交差する点には、ジャンパー線57を用いている。
このジャンパー線57は、パターン56をプリント配線
した接続基板53面の裏面に設けられ、半田等によりパ
ターン56と接続されている。
【0013】図19において、固定子50上に接続基板
53を設置する。そして、主巻線M2〜M5、補助巻線
A2〜A5のそれぞれの端末線AS1、AE1、MS
1、ME1、AS、AE、MS、MEを接続基板53の
突起部54a〜54hに巻き付けて、半田等により、端
末線とパターン56とを接続する。つまり、端末線MS
3と突起部54a、端末線AS3と突起部54b、端末
線ME3と突起部54c、端末線A3E1と突起部54
d、端末線MS2と突起部54e、端末線AS2と突起
部54f、端末線ME2と突起部54g、および端末線
AE2と突起部54hがそれぞれ接続され、4極単相誘
導電動機を形成することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける接続基板では、前述したようにパターンを配線す
る際にジャンパー線が必要になってくることが多い。ま
た、ブラシレスDCモータにおいては、回転子の位置を
確認するためのホールセンサー、駆動用IC等を接続基
板に搭載することが多くなってきているため、さらに、
ジャンパー線が増える可能性がある。
【0015】また、ジャンパー線は、パターンをプリン
ト配線した接続基板面の裏面に設けられているため、巻
線とジャンパー線との距離が短くなる。そのため、ジャ
ンパー線と巻線との間に絶縁物、または絶縁空間を設
け、電気的に絶縁する必要がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、接続基板の縁部に切り欠けを設け、この切り欠けの
底部に任意の個数の突起部を設け、前記切り欠けの両先
端部に突起部を設けた接続基板であって、前記切り欠け
の両先端部の突起部間でジャンパー巻線を形成したこと
を特徴とする小型電動機を提供する。
【0017】
【作用】固定子上に接続基板を設置する。そして、巻線
の端末線を接続基板の突起部に巻き付けて、半田付け等
により、端末線とパターンとを接続する。このとき、任
意の端末線の長さを従来より長く延出させる。
【0018】そして、この従来より長く延出させた端末
線を切り欠けの底部に設けられた突起部に巻き付けた
後、切り欠けの両先端部の突起部に巻き付ける。そし
て、底部の突起部に巻き付けられた端末線と切り欠けの
両先端部の突起部に巻き付けられた端末線とを切断する
ことにより、ジャンパー巻線を形成し、このジャンパー
巻線と切り欠けの底部の突起部に巻き付けられた巻線の
端末部とを電気的に絶縁する。
【0019】または、従来より長く延出させた端末線を
切り欠けの両先端部の突起部に巻き付けジャンパー巻線
を形成し、そして、他の端末線を切り欠けの底部に設け
られた突起部に巻き付けることにより、このジャンパー
巻線と切り欠けの底部の突起部に巻き付けられた巻線の
端末部とを電気的に絶縁する。
【0020】
【実施例】本発明による実施例を図1〜図8、図12、
および図16を用いて説明する。図1〜図3は、ブラシ
レスDCモータにおける実施例である。図1は、本発明
における接続基板の正面図である。図2は、図8におけ
る固定子に図1における接続基板を取り付けた際の正面
図である。図3は、図8における固定子に他の実施例に
おける接続基板を取り付けた際の正面図である。
【0021】図1において、接続基板1の縁部には、6
個の突起部2a〜2fと、第二の突起部3a、3b、4
a、4bと、駆動回路等に接続するためのリード線接続
用穴5a〜5cが設けられている。そして、これら突起
部2a〜2f、第二の突起部3a、3b,4a,4b、
およびリード線接続用穴5a〜5cの間を結ぶパターン
6(図における斜線部)がプリント配線されている。ま
た、突起部2bおよび突起部2eが設けられている接続
基板1の2カ所の縁部は、凹状の切り欠けになってお
り、この切り欠けの底部には、それぞれ突起部2b、2
eが設けられている。そして、これら凹状の切り欠けの
両先端部にそれぞれ第二の突起部3a、3bおよび第二
の突起部4a、4bが設けられている。この切り欠けに
より、後述するように、切り欠けの底部の突起部に巻き
付けられた巻線の端末線と、切り欠けの両先端部の突起
部に巻き付けられたジャンパー巻線との接触を防止する
ことができる。
【0022】図2において、図8における固定子30上
に接続基板1を設置する。そして、U相巻線32a、V
相巻線32b、およびW相巻線32cのそれぞれの端末
線US,VS,WS,UE,VE、WEを接続基板1の
突起部2a〜2fに巻き付けて、半田等によりパターン
6と接続する。つまり、端末線USと突起部2a、端末
線WEと突起部2b、端末線VSと突起部2c、端末線
UEと突起部2d、端末線WSと突起部2e、端末線V
Eと突起部2fをそれぞれ接続する。
【0023】ここで、端末線WS,WEを従来よりも長
く延出させる。そして、端末線WS,WEを突起部2
b,2eに巻き付けた後、延出させた端末線WS、WE
を第二の突起部3a、3bの間、および、第二の突起部
4a、4bとの間に巻き付けて、半田等でパターン6と
接続する。そして、突起部2bに巻かれた端末線WSと
第二の突起部3a、3bの間に巻かれた端末線との間の
線、および、突起部2eに巻かれた端末線WEと第二の
突起部4a、4bの間に巻かれた端末線との間の線をそ
れぞれ切断することにより、ジャンパー巻線7a、7b
が形成される。よって、巻線32が全て接続され、Y型
3相巻線を形成することができる。
【0024】図3において、細い巻線を用いた場合等、
ジャンパー巻線7a、7bが切断する可能性がある場合
は、突起部2bおよび突起部2eの突出部を延長させ、
ジャンパー巻線7a、7bにより、突起部2b,および
突起部2eを挟持するような形状にすればジャンパー線
7a、7bを保護することができる。
【0025】図4および図5は、2極単相誘導電動機に
おける実施例である。図4は、本発明における接続基板
の正面図である。図5は、図12における固定子に図4
における接続基板を取り付けた際の正面図である。
【0026】図4において、接続基板10の縁部には、
8個の突起部11a〜11hと、第二の突起部12a〜
12cと、駆動回路等に接続するためのリード線接続用
穴13a〜13cが設けられている。そして、これら突
起部11a〜11h、第二の突起部12a〜12c、お
よびリード線接続用穴13a〜13cの間を結ぶパター
ン14(図における斜線部)がプリント配線されてい
る。
【0027】また、突起部11b〜11dが設けられて
いる接続基板10の縁部は、対称な3階段状の切り欠け
になっており、この切り欠けの最下層には、突起部11
bが設けられている。そして、この最下層の次の階段部
には、突起部11cと第二の突起部12bが設けられて
いる。そして、最上層には、突起部11dと第二の突起
部12aが設けられている。
【0028】また、突起部11f〜11hが設けられて
いる接続基板10の縁部は、凹状の切り欠けになってお
り、この切り欠けの底部には、突起部11fと突起部1
1gが設けられている。また、この切り欠けの両先端部
には、突起部11hと第二の突起部12cが設けられて
いる。
【0029】図5において、図12における固定子40
上に接続基板10を設置する。そして、主巻線M、補助
巻線A、主巻線M1、および補助巻線A1のそれぞれの
端末線MS、ME、AS、AE、MS1、ME1、AS
1、およびAEを接続基板10の突起部11a〜11h
に巻き付けて、半田等により、端末線とパターン14と
を接続する。つまり、端末線AE1と突起部11a、端
末線AS1と突起部11b、端末線MS1と突起部11
c、端末線ME1と突起部11d、端末線ASと突起部
11e、端末線AEと突起部11f、端末線MEと突起
部11g、および端末線MSと突起部11hをそれぞれ
接続する。
【0030】また、端末線MS1を突起部11cに巻き
付ける際、突起部11cと第二の突起部12bの間に端
末線MS1を巻き付ける。つまり、ジャンパー巻線15
aを形成する。そして、端末線ME1を突起部11dに
巻き付ける際、突起部11dと第二の突起部12aの間
に端末線ME1を巻き付ける。つまり、ジャンパー巻線
15bを形成する。そして、端末線MSを突起部11h
に巻き付ける際、突起部11hと第二の突起部12cの
間に端末線MSを巻き付ける。つまり、ジャンパー巻線
15cを形成する。これにより、巻線42が接続基板1
0により接続され、2極単相誘導電動機を形成すること
ができる。
【0031】図6および図7は、4極単相誘導電動機に
おける実施例である。図6は、本発明における接続基板
の正面図である。図7は、図16における固定子に図6
における接続基板を取り付けた際の正面図である。
【0032】図6において、接続基板20の縁部には、
8個の突起部21a〜21hと、第二の突起部22a、
22bと、駆動回路等に接続するためのリード線接続用
穴23a〜23cが設けられている。そして、これら突
起部21a〜21h、第二の突起部22a、22b、お
よびリード線接続用穴23a〜23cの間を結ぶパター
ン24(図における斜線部)がプリント配線されてい
る。
【0033】また、突起部21a、21bが設けられて
いる接続基板20の縁部は、凹状の切り欠けになってお
り、この切り欠けの底部には、突起部21aが設けられ
ている。そして、この凹状の切り欠けの両先端部に突起
部21bおよび第二の突起部22aが設けられている。
【0034】また、突起部21e、21fが設けられて
いる接続基板20の縁部は、凹状の切り欠けになってお
り、この切り欠けの底部には、突起部21eが設けられ
ている。そして、この凹状の切り欠けの両先端部に突起
部21fおよび第二の突起部22bが設けられている。
【0035】図7において、図16における固定子50
上に接続基板20を設置する。そして、主巻線M2〜M
5、補助巻線A2〜A5の端末線MS2、ME2、AS
2、AE2、MS3、ME3、AS3、およびAE3を
接続基板14の突起部21a〜21hに巻き付けて、半
田等により、端末線とパターン24とを接続する。つま
り、端末線MS3と突起部21a、端末線AS3と突起
部21b、端末線ME3と突起部21c、端末線ME3
と突起部21d、端末線MS2と突起部21e、端末線
AS2と突起部21f、端末線ME2と突起部21g、
および端末線AE2と突起部21hをそれぞれ接続す
る。
【0036】また、端末線AS3を突起部21bに巻き
付ける際、突起部21bと第二の突起部22aの間に端
末線AS3を巻き付ける。つまり、ジャンパー巻線25
aを形成する。そして、端末線AS2を突起部21fに
巻き付ける際、突起部21fと第二の突起部22bの間
に端末線AS2を巻き付ける。つまり、ジャンパー巻線
25bを形成する。これにより、巻線52が接続基板2
0により接続され、4極単相誘導電動機を形成すること
ができる。
【0037】以上のような構成にすることにより、巻線
の端末線が交差することなく接続基板の突起部に巻き付
けることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ジャンパー線を削減す
ることにより、巻線とジャンパー線の間の絶縁空間、ま
たは絶縁物が必要なくなる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における接続基板の正面図。
【図2】図8における固定子に図1における接続基板を
取り付けた際の正面図。
【図3】図8における固定子に他の実施例における接続
基板を取り付けた際の正面図。
【図4】本発明における接続基板の正面図。
【図5】図12における固定子に図4における接続基板
を取り付けた際の正面図。
【図6】本発明における接続基板の正面図。
【図7】図16における固定子に図6における接続基板
を取り付けた際の正面図。
【図8】固定子の正面図。
【図9】巻線の接続方法を示す接続図。
【図10】従来における接続基板の正面図。
【図11】図8における固定子に図10における接続基
板を取り付けた際の正面図。
【図12】固定子の正面図。
【図13】巻線の接続方法を示す接続図。
【図14】従来における接続基板の正面図。
【図15】図12における固定子に図14における接続
基板を取り付けた際の正面図。
【図16】固定子の正面図。
【図17】巻線の接続方法を示す接続図。
【図18】従来における接続基板の正面図。
【図19】図16における固定子に図18における接続
基板を取り付けた際の正面図。
【符号の説明】
1、10、20、33、43、53…接続基板 2a〜2f、11a〜11h、21a〜21h、34a
〜34f、44a〜44h、54a〜54h…突起部 3a、3b、4a、4b、12a〜12c、22a、2
2b…第二の突起部 5a〜5c、13a〜13c、23a〜23c、35a
〜35c、45a〜45c、55a〜55c…リード線
接続用穴 6、14、24、36、46、56…パターン 7a、7b、15a〜15c、25a、25b…ジャン
パー巻線 30、40、50…固定子 31a、41a、51a…歯部 32、42、52…巻線 37、47、57…ジャンパー線 48、、58…温度ヒューズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縁部に設けられた複数個の突起部に巻線の
    端末線を巻き付け、巻線間の接続を行う接続基板を有す
    る小型電動機において、 接続基板の縁部に切り欠けを設け、 この切り欠けの底部に任意の個数の突起部を設け、 前記切り欠けの両先端部に突起部を設けた接続基板であ
    って、 前記切り欠けの両先端部の突起部間でジャンパー巻線を
    形成したことを特徴とする小型電動機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10270318B2 (en) 2012-03-29 2019-04-23 Fujitsu General Limited Electric motor with rotor, circuit board and improved lead wire connection

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