JPH08223748A - ガス絶縁電気機器の容器 - Google Patents

ガス絶縁電気機器の容器

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Publication number
JPH08223748A
JPH08223748A JP2897295A JP2897295A JPH08223748A JP H08223748 A JPH08223748 A JP H08223748A JP 2897295 A JP2897295 A JP 2897295A JP 2897295 A JP2897295 A JP 2897295A JP H08223748 A JPH08223748 A JP H08223748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
gas
bolt
waterproof cap
insulated electric
Prior art date
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Pending
Application number
JP2897295A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Miyazaki
高司 宮崎
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2897295A priority Critical patent/JPH08223748A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルトの頭部とナットにかぶせる防水キャッ
プの構造を簡単にする。 【構成】 容器1,2の端部に形成したフランジ部1
a,2aをボルト3、ナット4を介して結合し、ボルト
3の頭部とナット4とに防水キャップ11,12をかぶ
せ、ボルト3の頭部と防水キャップ11との間の全周及
び、ナット4と防水キャップ12との間の全周にコーキ
ング材13,14を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス絶縁電気機器の容器
に関し、容器片のフランジ部どうしを結合するためのボ
ルト,ナットにかぶせる防水キャップを改良したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置やガス絶縁変圧器等の
ガス絶縁機器は、絶縁ガスを充填した容器の内部に電気
機器を収容して構成されている。このため、容器の内部
へ水がはいり込まないように容器どうしを結合すること
が必要になる。このようなガス絶縁電気機器の容器の構
造として、実開平6−57028号公報に開示されたも
のがある。
【0003】即ち、図6のようにして容器片どうしが結
合されている。図中、1,2は容器片1a,2aはフラ
ンジ部、3はボルト、4はナット、5は充填材、6,7
は防水キャップ、6a,7aは防水キャップの外周部に
形成された円周溝、8,9はコーキング材である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、防水用のコ
ーキング材を充填するための円周溝を防水キャップの外
周部に形成したため、防水キャップの構造が複雑であ
り、防水効果を高めるためにコーキング材の充填量を多
くすると防水キャップが半径方向へ大きくなってしま
う。
【0005】そこで本発明は、斯る課題を解決したガス
絶縁電気機器の容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、容器片のフランジ部どうしをボル
ト,ナットにより締結して気密に結合したガス絶縁電気
機器の容器において、ボルト,ナットにおける露出して
いる部分を覆うとともに耐候性の弾性部材で形成された
防水キャップを設け、防水キャップの内周面とボルトの
頭部,ナットとの間には全周にわたって充填空間を形成
するとともに充填空間にコーキング材を充填したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】防水キャップをボルトの頭部やナットに取り付
けるには、防水キャップの内周面であってボルトの頭部
やナットとの間に充填空間を形成することになる部分
に、予めコーキング材を塗り付けたのちに防水キャップ
を取り付ける。防水キャップの内周面とボルトの頭部等
との間の摩擦によって防水キャップの抜け落ちが防止さ
れる。そして、コーキング材によって、ボルトの頭部等
とフランジ部との間への水の侵入が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来のガス絶縁電気
機器の容器の一部を改良したものなので、従来と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみ
を説明する。
【0009】(a)実施例1 本発明によるガス絶縁電気機器の容器の実施例1を、図
1に示す。図のように、ボルト3の頭部には防水キャッ
プ11がかぶせられ、ナット4には防水キャップ12が
かぶせられている。防水キャップ11,12はいずれも
耐候性のある弾性部材としてのゴムにより形成されてい
る。防水キャップ11の開口部側には、防水キャップ1
1とボルト3の頭部との間に充填空間が形成されて充填
空間内にはコーキング材13が充填される。そして、反
開口部側の内径寸法をボルト3の頭部よりも少しだけ小
さくして嵌合穴11aが形成され、ボルト3の頭部が嵌
合穴11aに嵌め込まれている。一方、防水キャップ1
2の内部中央にはボルト3のねじ部の外径寸法よりも少
し小さい内径寸法を有する嵌合穴12aが形成され、ナ
ット4と防水キャップ12との間には充填空間が形成さ
れるとともに充填空間にはコーキング材14が充填され
ている。
【0010】フランジ部1a,2aの接合した部分の外
周面には、V溝15が円周に沿って形成され、V溝15
内にはコーキング材16が充填されている。5は充填材
である。
【0011】防水キャップ11,12を取り付けるに
は、防水キャップ11,12の内周面における充填空間
となる部分にコーキング材13,14を予め塗り付けて
おき、嵌合穴11a,12aの部分にボルト3の頭部や
ねじ部が嵌まり込むように取り付ける。
【0012】(b)実施例2 本発明によるガス絶縁電気機器の容器の実施例2を図2
に示す。これは、ボルト3を頭部の形状が六角形のもの
から六角穴付のものに代えたものである。防水キャップ
11の嵌合孔11aの内径寸法が実施例1の場合と異な
る場合があるほかは、実施例1と同じなので、説明を省
略する。
【0013】(c)実施例3 本発明によるガス絶縁電気機器の容器の実施例3を図3
に示す。これは、フランジ部2aの厚さを大きくしてタ
ップ孔2cを形成するとともにボルト3をタップ孔2c
に螺合したものである。ナット4が不要になるため、防
水キャップ12も不要になる。その他の構成,作用は実
施例1と同じなので、説明を省略する。
【0014】(d)実施例4 本発明によるガス絶縁電気機器の容器の実施例4を図4
に示す。これは、実施例3におけるボルト3を、頭部の
形状が六角形のものから六角穴付のものに代えたもので
ある。このため、防水キャップ11の嵌合孔11aの内
径寸法が実施例3の場合と異なる場合があるほかは実施
例3と同じなので、説明を省略する。
【0015】(e)実施例5 本発明によるガス絶縁電気機器の容器の実施例5を図5
に示す。これは、頭部のないスタッドボルト17を用い
るとともにスタッドボルト17の両端にナット4を螺合
することによってフランジ部1aとフランジ部2aとを
結合したものである。このため、両側共に同一の防水キ
ャップ12が用いられている。その他の点は実施例1と
同じなので、説明を省略する。
【0016】なお、耐候性の弾性部材として実施例では
ゴムを用いたが、これに限らず例えば軟らかい樹脂等を
用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よるガス絶縁電気機器の容器によればボルトの頭部と防
水キャップとの間やナットと防水キャップとの間の充填
空間の全周にわたってコーキング材を充填するので、防
水キャップの構造が簡単である。また、コーキング材は
防水キャップを取り付ける前に防水キャップの内周面に
塗り付けるだけなので、従来のように溝の中へ充填する
のに比べて作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス絶縁電気機器の容器の実施例
1の要部を示す断面図。
【図2】本発明によるガス絶縁電気機器の容器の実施例
2の要部を示す断面図。
【図3】本発明によるガス絶縁電気機器の容器の実施例
3の要部を示す断面図。
【図4】本発明によるガス絶縁電気機器の容器の実施例
4の要部を示す断面図。
【図5】本発明によるガス絶縁電気機器の容器の実施例
5の要部を示す断面図。
【図6】従来のガス絶縁電気機器の容器の要部を示す断
面図。
【符号の説明】
1,2…容器片 1a,2a…フランジ部 3…ボルト 4…ナット 11,12…防水キャップ 13,14…コーキング材 17…スタッドボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器片のフランジ部どうしをボルト,ナ
    ットにより締結して気密に結合したガス絶縁電気機器の
    容器において、 ボルト,ナットにおける露出している部分を覆うととも
    に耐候性の弾性部材で形成された防水キャップを設け、
    防水キャップの内周面とボルトの頭部,ナットとの間に
    は全周にわたって充填空間を形成するとともに充填空間
    にコーキング材を充填したことを特徴とするガス絶縁電
    気機器の容器。
JP2897295A 1995-02-17 1995-02-17 ガス絶縁電気機器の容器 Pending JPH08223748A (ja)

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JP2897295A JPH08223748A (ja) 1995-02-17 1995-02-17 ガス絶縁電気機器の容器

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JPH08223748A true JPH08223748A (ja) 1996-08-30

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