JPH0822358B2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JPH0822358B2 JPH0822358B2 JP63142572A JP14257288A JPH0822358B2 JP H0822358 B2 JPH0822358 B2 JP H0822358B2 JP 63142572 A JP63142572 A JP 63142572A JP 14257288 A JP14257288 A JP 14257288A JP H0822358 B2 JPH0822358 B2 JP H0822358B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing machine
- washing
- bottom plate
- water
- noise
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯機に関するものである。
従来の技術 第３図に従来から一般に知られている洗濯機を示し、
以下図面に基づき説明すると、１は多数の小孔1aを有す
る洗濯兼脱水槽であり、下端内部に洗濯用の回転翼２が
設けられている。３はこの洗濯兼脱水槽１を内装する外
槽で、この外槽３は防振用支持棒４によつて洗濯機本体
５の内部に吊持されている。６は前記外槽３の底部７に
固着された減速器で、この減速器６の駆動軸は二重軸構
造を有しており、前記洗濯兼脱水槽１および回転翼２が
各々の軸に連結されている。減速器６の他端の入力軸８
にはプーリ９が固着されており、このプーリ９と外槽３
の底部７に固着されたモータ10のプーリ11との間にベル
ト12が掛けられている。13は外槽３の底部７に設けられ
た排水用弁で、排水ホース14がつながつており、外槽３
の洗濯水を外部へ排出させることができるようになつて
いる。15は外槽３の底部７に設けられた輸送時の固定金
具で、輸送梱包時に二点鎖線で示すように発泡スチロー
ル製の梱包材16が固定金具15に嵌着することにより外槽
３の動きを制限し、輸送時の破損を防止している。
以下図面に基づき説明すると、１は多数の小孔1aを有す
る洗濯兼脱水槽であり、下端内部に洗濯用の回転翼２が
設けられている。３はこの洗濯兼脱水槽１を内装する外
槽で、この外槽３は防振用支持棒４によつて洗濯機本体
５の内部に吊持されている。６は前記外槽３の底部７に
固着された減速器で、この減速器６の駆動軸は二重軸構
造を有しており、前記洗濯兼脱水槽１および回転翼２が
各々の軸に連結されている。減速器６の他端の入力軸８
にはプーリ９が固着されており、このプーリ９と外槽３
の底部７に固着されたモータ10のプーリ11との間にベル
ト12が掛けられている。13は外槽３の底部７に設けられ
た排水用弁で、排水ホース14がつながつており、外槽３
の洗濯水を外部へ排出させることができるようになつて
いる。15は外槽３の底部７に設けられた輸送時の固定金
具で、輸送梱包時に二点鎖線で示すように発泡スチロー
ル製の梱包材16が固定金具15に嵌着することにより外槽
３の動きを制限し、輸送時の破損を防止している。
次に上記構成の作用について述べる。衣類などの被洗
濯物と洗剤を洗濯兼脱水槽１に入れ、洗濯機に通電する
と、自動的に給水され、その後回転翼２が回転し、被洗
濯物を撹拌する。撹拌が一定時間続き終了すると、数回
のすすぎ行程を経たのち、洗濯水が排水され、洗濯兼脱
水槽１が回転し、被洗濯物を遠心脱水する。脱水された
水は洗濯兼脱水槽１に設けられた小孔1aより外槽３へ排
出され、排水ホース14を経て外部へ導かれる。
濯物と洗剤を洗濯兼脱水槽１に入れ、洗濯機に通電する
と、自動的に給水され、その後回転翼２が回転し、被洗
濯物を撹拌する。撹拌が一定時間続き終了すると、数回
のすすぎ行程を経たのち、洗濯水が排水され、洗濯兼脱
水槽１が回転し、被洗濯物を遠心脱水する。脱水された
水は洗濯兼脱水槽１に設けられた小孔1aより外槽３へ排
出され、排水ホース14を経て外部へ導かれる。
発明が解決しようとする課題 上述したような洗濯から脱水までの一連の行程を自動
的に行なう洗濯機は最近夜間、早期に使用される機会が
増加した関係で、低騒音化が大きな課題になつている。
騒音の要因としては、脱水時の洗濯兼脱水槽１の回転振
動音、モータ10の回転音、洗濯時の水流音、減速器６の
騒音、各種弁の開閉音など種々の要因があり、これらの
騒音を効果的に防止する必要がある。また、このような
洗濯機は、使用者が不在でも運転が可能であり、このた
めには信頼性、安全性が重要な課題となる。特に漏水に
対しては万全の対策が必要となる。
的に行なう洗濯機は最近夜間、早期に使用される機会が
増加した関係で、低騒音化が大きな課題になつている。
騒音の要因としては、脱水時の洗濯兼脱水槽１の回転振
動音、モータ10の回転音、洗濯時の水流音、減速器６の
騒音、各種弁の開閉音など種々の要因があり、これらの
騒音を効果的に防止する必要がある。また、このような
洗濯機は、使用者が不在でも運転が可能であり、このた
めには信頼性、安全性が重要な課題となる。特に漏水に
対しては万全の対策が必要となる。
しかしながら、上記した第３図に示す構成の洗濯機で
は洗濯機本体５の下端部が開口したままであり、騒音や
漏水に対して問題が残つていた。
は洗濯機本体５の下端部が開口したままであり、騒音や
漏水に対して問題が残つていた。
本発明はこのような問題を解決するもので、簡単な構
成で騒音防止効果、漏水防止効果が得られる洗濯機を提
供することを目的とするものである。
成で騒音防止効果、漏水防止効果が得られる洗濯機を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この問題を解決するために本発明は、下端内部に回転
翼を有する洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水層を内装す
る外槽と、この外槽を包む洗濯機本体と、この洗濯機本
体の下端開口部を閉じるように洗濯機本体の下端に着脱
自在に取り付けられる底板とを備え、前記底板は一方へ
向かって傾斜を有するとともに傾斜の下方に開閉自在の
排水孔を設けたものである。
翼を有する洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水層を内装す
る外槽と、この外槽を包む洗濯機本体と、この洗濯機本
体の下端開口部を閉じるように洗濯機本体の下端に着脱
自在に取り付けられる底板とを備え、前記底板は一方へ
向かって傾斜を有するとともに傾斜の下方に開閉自在の
排水孔を設けたものである。
作用 この構成により、洗濯機本体の下端開口部が底板によ
り閉じられ、その結果洗濯時および脱水時の騒音が低減
され、かつ排水ホースなどの破損により漏水が生じても
底板で受け止め、漏出を防止することができ、信頼性、
安全性の高い洗濯機を提供することができる。
り閉じられ、その結果洗濯時および脱水時の騒音が低減
され、かつ排水ホースなどの破損により漏水が生じても
底板で受け止め、漏出を防止することができ、信頼性、
安全性の高い洗濯機を提供することができる。
実施例 以下、本発明の実施例について、図面（第１図，第２
図）に基づいて説明する。なお、前記従来例と同一符号
は同一部材を示し、その詳細説明は省略する。
図）に基づいて説明する。なお、前記従来例と同一符号
は同一部材を示し、その詳細説明は省略する。
まず、第１図および第２図に示す第１実施例について
説明すると、21は一方向に下降傾斜するように洗濯機本
体５の下端に取り付けられ洗濯機本体５の下端を密閉す
る底板で、この底板21の最も低い個所にレバー22の回転
によつて開閉する排水孔23が設けられている。24は排水
孔23近傍の底板21上に設けられた漏水検知器で、この漏
水検知器24は水に濡れると電気抵抗が変化して信号を発
生するように構成されている。この電気信号はケーブル
25にて洗濯機の制御回路部（図示せず）に導かれてい
る。26は前記底板21の下面４隅に設けられた設置脚であ
る。
説明すると、21は一方向に下降傾斜するように洗濯機本
体５の下端に取り付けられ洗濯機本体５の下端を密閉す
る底板で、この底板21の最も低い個所にレバー22の回転
によつて開閉する排水孔23が設けられている。24は排水
孔23近傍の底板21上に設けられた漏水検知器で、この漏
水検知器24は水に濡れると電気抵抗が変化して信号を発
生するように構成されている。この電気信号はケーブル
25にて洗濯機の制御回路部（図示せず）に導かれてい
る。26は前記底板21の下面４隅に設けられた設置脚であ
る。
上記構成において、洗濯時や脱水時の騒音は従来では
洗濯機本体５の下端開口より多く漏出していたが、上記
実施例において洗濯機本体５の下端を底板21で密閉して
いるため、騒音の漏出が防止される。また、万一排水ホ
ース14などの破損により漏水が生じても、この水は底板
21上に溜まり、家屋の床などへ漏出することはない。ま
た、この水は底板21の最も低い個所へ集まり、ここに排
水孔23が設けられているため、レバー22の操作で適宜排
水することができる。また、排水孔23の近くに漏水検知
器24が設置されており、漏水が発生すると信号が発生す
るため、排水の時期を知ることができる。また、前記排
水孔23に電磁弁を設け、ホースで漏水を導くことにより
自動的に排水を行なうこともできる。
洗濯機本体５の下端開口より多く漏出していたが、上記
実施例において洗濯機本体５の下端を底板21で密閉して
いるため、騒音の漏出が防止される。また、万一排水ホ
ース14などの破損により漏水が生じても、この水は底板
21上に溜まり、家屋の床などへ漏出することはない。ま
た、この水は底板21の最も低い個所へ集まり、ここに排
水孔23が設けられているため、レバー22の操作で適宜排
水することができる。また、排水孔23の近くに漏水検知
器24が設置されており、漏水が発生すると信号が発生す
るため、排水の時期を知ることができる。また、前記排
水孔23に電磁弁を設け、ホースで漏水を導くことにより
自動的に排水を行なうこともできる。
以上述べた第１実施例によれば、洗濯機本体５の下端
を底板21で密閉することにより低騒音化が実現でき、ま
た漏水の防止もでき、信頼性を向上させることができ
る。また、洗濯機本体５の下端からの異物の侵入も防止
でき、その結果安全性の向上にもつながる。
を底板21で密閉することにより低騒音化が実現でき、ま
た漏水の防止もでき、信頼性を向上させることができ
る。また、洗濯機本体５の下端からの異物の侵入も防止
でき、その結果安全性の向上にもつながる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、洗濯機本体の下端開口
部を閉じる底板を設けることにより、洗濯時および脱水
時の騒音が低減され、かつ排水ホースなどの破損により
漏水が生じても底板で受け止め、漏出を防止することが
でき、信頼性、安全性の高い洗濯機を提供することがで
きる。
部を閉じる底板を設けることにより、洗濯時および脱水
時の騒音が低減され、かつ排水ホースなどの破損により
漏水が生じても底板で受け止め、漏出を防止することが
でき、信頼性、安全性の高い洗濯機を提供することがで
きる。
第１図は第１実施例における洗濯機の要部断面図、第２
図は同底面図、第３図は従来例における洗濯機の断面図
である。 １……洗濯兼脱水槽、２……回転翼、３……外槽、４…
…防振用支持棒、５……洗濯機本体、21……底板、27…
…裏板兼底板、29……下端開口部、32,34……底板。
図は同底面図、第３図は従来例における洗濯機の断面図
である。 １……洗濯兼脱水槽、２……回転翼、３……外槽、４…
…防振用支持棒、５……洗濯機本体、21……底板、27…
…裏板兼底板、29……下端開口部、32,34……底板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−143584（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−45930（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭53−12052（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】下端内部に回転翼を有する洗濯兼脱水槽
と、この洗濯兼脱水層を内装する外槽と、この外槽を包
む洗濯機本体と、この洗濯機本体の下端開口部を閉じる
ように洗濯機本体の下端に着脱自在に取り付けられる底
板とを備え、前記底板は一方へ向かって傾斜を有すると
ともに傾斜の下方に開閉自在の排水孔を設けた洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63142572A JPH0822358B2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63142572A JPH0822358B2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01310696A JPH01310696A (ja) | 1989-12-14 |
| JPH0822358B2 true JPH0822358B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=15318444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63142572A Expired - Lifetime JPH0822358B2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0822358B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5056341A (en) * | 1989-06-08 | 1991-10-15 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Washing machine |
| JPH0698237B2 (ja) * | 1989-06-08 | 1994-12-07 | 三洋電機株式会社 | 洗濯機 |
| JPH0489290U (ja) * | 1990-05-29 | 1992-08-04 | ||
| JP2549990Y2 (ja) * | 1991-03-19 | 1997-10-08 | シャープ株式会社 | 洗濯機 |
| SE501151C2 (sv) * | 1993-04-22 | 1994-11-28 | Electrolux Ab | Tvättmaskin med ljuddämpande organ av labyrinttyp runt luckan |
| KR0131683Y1 (ko) * | 1993-07-30 | 1999-04-15 | 김광호 | 세탁기의 소음차단장치 |
| EP2815688A1 (en) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | Whirlpool Corporation | Domestic appliance, particularly clothes dryer, washing machine or dishwashing machine |
| CN105908450B (zh) * | 2016-05-19 | 2018-09-14 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 用于洗衣机的封底板及具有其的洗衣机 |
| DE102017218188B3 (de) * | 2017-10-12 | 2018-10-18 | BSH Hausgeräte GmbH | Wäschepflegegerät mit einer Verschlusseinrichtung |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5312052U (ja) * | 1976-07-12 | 1978-02-01 | ||
| JPS5545930U (ja) * | 1978-09-20 | 1980-03-26 | ||
| JPS60143584U (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-24 | ブラザー工業株式会社 | 洗たく機 |
-
1988
- 1988-06-09 JP JP63142572A patent/JPH0822358B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01310696A (ja) | 1989-12-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080306 Year of fee payment: 12 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306 Year of fee payment: 13 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306 Year of fee payment: 13 |