JPH0822345B2 - 布団がわ剥離装置 - Google Patents

布団がわ剥離装置

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JPH0822345B2
JPH0822345B2 JP2560992A JP2560992A JPH0822345B2 JP H0822345 B2 JPH0822345 B2 JP H0822345B2 JP 2560992 A JP2560992 A JP 2560992A JP 2560992 A JP2560992 A JP 2560992A JP H0822345 B2 JPH0822345 B2 JP H0822345B2
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cotton
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carrier
lattice
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金司 小林
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株式会社岩本製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は布団がわ剥離装置に関
し、特に使用済みの布団から綿を取り出して再生利用す
る際に、布団がわと綿とを迅速に分離できる装置であ
る。
【0002】
【従来の技術】使い古した多数の布団を取り扱う業種、
すなわち布団綿打ち直し業者は勿論のこと、旅館やホテ
ルその他貸し布団屋業界等にあっては、布団を常に清潔
で乾燥した状態に保持するために、所定期間の経過や布
団の汚損の度合等により、布団がわを引き剥がして綿を
取り出し、綿を再生利用するために打ち直し、かつ、新
しい布団がわを作成してこれに収納し直して新しい布団
を作成する。従来、このような布団の再生作業は全て人
手により行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、布団の
再生を全て人手により行うことは、布団の数が大量であ
るから、人手不足の現代では、需要に追い付けず、した
がって、布団を常に清潔で乾燥した状態に維持すること
が難しくなっている。
【0004】また、布団がわを剥離するとき綿ホコリが
舞い上がるので、それが作業者の体に付着するため、作
業後にそれを除去することが面倒であるとともに、作業
者がそれを吸い込むために、健康を害するおそれがあっ
た。
【0005】そこで、この発明は、布団がわと綿の分離
作業を人手により行うことなく、自動機械的に行うよう
にすることを目的として、簡便迅速かつ容易に布団がわ
と綿とを分離できる布団がわ剥離装置を開発した。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる布団が
わの剥離装置は、布団を載置して搬送する搬送台と、布
団がわの短手側の縫合部を切り裂き形成した開口部に挿
入して搬送台の短手方向へ移動することにより布団綿を
露出させる開披具と、搬送台上を昇降して布団に接触す
る布団綿の繰り出し用の無限軌道体を有する可動台と、
繰り出された布団綿を咬持して移動する牽引台と、布団
綿と布団がわを順次搬送する第2搬送台とからなること
を特徴とする。
【0007】さらに、布団を載置して搬送する搬送台
と、布団がわの短手側の縫合部を切り裂き形成した開口
部に挿入して搬送台の短手方向へ移動することにより
団綿を露出させる開披具と、搬送台上を昇降して布団に
接触する布団綿の繰り出し用の無限軌道体を有する可動
台と、繰り出された布団綿を咬持して移動する牽引台
と、布団綿と布団がわを順次搬送する第2搬送台と、布
団綿を斜めに上昇移動させて水平位置でストップさせ、
渦巻き状にして落下させるストッパーを有する斜交台と
からなることを特徴とする。
【0008】
【作用】搬送台上に布団を載置し、布団の短手方向の側
端部の縫合部を開披具に引っ掛け、開披具が縫合部を裂
いて布団綿を露出させ、端部を開披具に係止して静止し
た布団がわから無限軌道体が布団綿を繰り出し、牽引台
が布団綿の端部を咬持して第2搬送台を移動して送り出
され、若しくは、牽引台が第2搬送台から斜交台に搬送
し、斜交台で上昇させてストッパーまで運び、起立させ
たストッパーにより布団綿が渦巻き状になるとストッパ
ーが倒れて渦巻き状の布団綿は下方へ落下する。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図に基づき説明する。先
ず初めに、図1に基づいて本発明の概念的構成を説明す
ると、布団1を載置して矢示方向へエンドレスに回動す
るラチスベルト2を設けた搬送台3を床面4に固定し、
その搬送台3にはラチスベルト2に連続する方向で独立
してエンドレスに回動可能なラチスベルト5を端部側に
設け、そのラチスベルト5の上部で平行に同じ方向へエ
ンドレスに回動可能な布団綿1bの繰り出し用の無限軌
道体としてラチスベルト5aを可動台6に設け、その可
動台6を搬送台3の側部の床面4に立設した昇降台7に
搬送台3と直交する方向で昇降自在に設けてある。
【0010】そして、可動台6に近接して横架台8を搬
送台3の端部を跨ぐ幅方向で床面4に立設し、その横架
台8には布団がわ1aの短手方向の端部を開くための開
披具9が横幅方向へ移動可能に設けられている。
【0011】さらに、横架台8に近接して第2搬送台1
1を床面4に所定の高さで固定し、その第2搬送台11
にはラチスベルト12をエンドレスに回動可能に設けて
ある。また、第2搬送台11の一側部下面にレール13
が床面4に固定され、そのレール13にコロ14を介し
て走行可能に係合する牽引台15が設けられ、牽引台1
5には第2搬送台11の端部に軸支されたシーブ20,
21間にエンドレスに捲回されるチェーン17の両端部
が連結されるとともに、チェーン17に係合するスプロ
ケット18が回転可能に軸支されている。19,19は
チェーン17をスプロケット18に圧接させるアイドラ
スプロケットである。なお、牽引台15にはラチスベル
ト5,5aの間から繰り出される布団綿1bの端部を噛
む一対のローラー10,10aが上下で回動可能に軸支
されている。
【0012】そして、第2搬送台11の端部側で床面4
に斜交台22を配置し、その斜交台22には斜め上方へ
エンドレスに回動する一対のラチスベルト23,24を
布団綿1bを挟持可能に所定の間隔を有して配設すると
ともに、そのラチスベルト23,24の端部に接して水
平方向へエンドレスに回動するラチスベルト25を設
け、さらに、斜交台22の尾端にラチスベルトをエンド
レスに捲回したストッパー26が回動可能に軸支されて
いる。ストッパー26はそれと一体のアーム27に連結
したロッド28を伸縮させるシリンダー29により垂直
方向から水平方向へ回動できるようになっている。スト
ッパー26にはラチスベルト30がエンドレスで回動可
能に捲回されている。
【0013】そこで、上記構成についての作用を説明す
ると、使い古した布団1を回動するラチスベルト2上に
載置してラチスベルト5に搬送し、図9に示すように、
ラチスベルト5の端部で布団1の短手側端部の縫合部を
一部切りいた開口部1cに開披具9の一対の部材
っ込んで引っ掛け、図10に示すように、その開披具9
部材の一方が布団1の短手方向へ移動して縫合部が完
全にほつれることにより布団綿1bを露出させるととも
に、可動台6を下降させて布団1を押え、ラチスベルト
5,5aを回動させ、図11に示すように、回動する
チスベルト5,5aにて布団綿1bを布団がわ1aから
繰り出す。
【0014】繰り出された布団綿1bの端部は牽引台1
5側へ送り出され、図11に示すように、予め回動させ
てあるローラー10,10a間に挟まれ、そのローラー
10,10aから所定の長さ突出するとローラー10,
10aの回転は停止する。一方、布団がわ1aは開披具
9に係止して移動することなく保持される。布団綿1b
をローラー10,10a間に挟持すると、牽引台15は
レール13に沿って斜交台2側へと移動し、これにより
図12に示すように、布団綿1bを布団がわ1aから完
全に抜き取る。布団がわ1aは裏返し状態で布団綿1b
に引き連られてラチスベルト12上に載置される
【0015】そして、牽引台15が移動して布団綿1b
が移動するのに反して布団がわ1aの尾端は開披具9に
係止しているので、布団がわ1aから布団綿1bが完全
に抜き出されると、図13に示すように、開披具9が
転回動し布団がわ1aの係止を解除して離すことによ
り、図14に示すように、布団がわ1aはラチスベルト
12に載って移動し第2搬送台11の端部に落下するか
ら、これを人手で除去する。さらに、可動台6は布団が
わ1aをラチスベルト12に渡すと上昇する。
【0016】牽引台15に端部を先導された布団綿1b
は第2搬送台11の端部に移動し、そこで停止すると、
ローラー10,10aが互いに回転して布団綿1bを繰
り出し、既に回動させてあるラチスベルト23,24の
間に布団綿1bを挟持させ、したがって布団綿1bは斜
交台22を上昇する。布団綿1bをラチスベルト23,
24に引き渡した牽引台15はリミットスイッチ等によ
りモーターを逆回転させてレール13に沿い元の位置に
復帰する。
【0017】そして、布団綿1bはラチスベルト23,
24の上端部から既に回動させてあるラチスベルト25
上に繰り出され、ラチスベルト25がストッパー26に
向けて搬送する。しかして、ストッパー26は予めラチ
スベルト25と直交する配置で静止しているために、布
団綿1bの最先端部はそれを乗り越えることができない
から、ストッパー26の基部近傍で徐々に渦巻き状に巻
かれる。
【0018】布団綿1bが完全に渦巻き状に巻かれる
と、シリンダー28がロッド27を引いてストッパー2
6を略水平状態に回動させるから、布団綿1bは予め回
動させてあるラチスベルト30で移動して端部から下方
へ落下し、予め床面4に載置してある受箱31内に収納
される。
【0019】したがって、上記の作用効果を奏するため
の各部の詳細な構成は自由に構成してよいのであるが、
それらの動きを一連として連動させるにはタイマーやリ
ミットスイッチ若しくは光電管等を用いる。以下、各部
の詳細について説明する。
【0020】搬送台3は、図2に示したように、布団1
の幅よりも大きい幅寸法で離間した左右一対の側枠3
2,32の長手方向の端部にラチスベルト5の一端部を
捲回するドラム33を有するシャフト34を所定の高さ
に軸支してなる。このドラム33とシャフト34に相対
向してラチスベルト5の他端部を捲回するドラムとその
シャフトが側枠32,32に設けられる。
【0021】可動台6は、昇降台7の左右一対の柱3
5,35(図1)間に挟持され、図2に示したように、
昇降台7の基部に固定したシリンダー36から伸縮する
ロッド37を連結した箱体からなるL型のアーム38を
ラチスベルト5の幅方向へ突設し、そのアーム38に軸
支したコロ6a,6aを介して昇降台7に高さ方向へ固
定したレール7a,7aに案内されて昇降可能に設ける
とともに、そのアーム38に可動台6を長手方向に沿っ
て移動可能に吊支してある。
【0022】すなわち、アーム38の先端部にハンドル
39で回転するスクリュウ軸40を設け、そのスクリュ
ウ軸40にナット41を螺合し、そのナット41を固定
した基板42に上下一対のコロ43,43を軸支し、そ
れらのコロ43,43に挟持されるレール44をアーム
38に固定し、基板42を可動台6に連結してある。可
動台6にはスプライン軸45が摺動可能に貫通して可動
台6に固定されたギヤ46に歯付きベルト47でラチス
ベルト5aを捲回したドラム48のシャフト49に軸着
したスプロケット50を回転させるようにし、スプライ
ン軸45はアーム38の基部に回転可能に支承されてそ
の端部にスプロケット51が軸着されている。
【0023】開披具9は、図3に示したように、ヨーク
状の上下一対の開先部52,52を上下関係に配置した
支持棒53を開先部52,52が反転できるように軸支
した基部54を有する一対のものからなり、その一方の
基部54は横架台8の側端部に固定され、他方の基部5
4は横架台8に固定したレール55を走行可能に載置さ
れている。開先部52,52は反転して布団がわ1aを
離すことができるようになっている。
【0024】その構成は、図4に示したように、それぞ
れの支持棒53の上端部にクランクアーム56を連結
し、そのクランクアーム56にプランジャー57を回動
可能に軸着し、そのプランジャー57をシリンダー58
に挿入し、シリンダー58を基部54に回動可能に軸着
して、シリンダー58に油圧若しくは空圧を供給してプ
ランジャー57を押し引きし、開先部52を約120度
回動できるようにする。また、開披具9の一方の基部5
4にはプランジャー59を軸着連結し、そのプランジャ
ー59をシリンダー60に挿入し、シリンダー60を横
架台8に固定して、シリンダー60に油圧若しくは空圧
を供給してプランジャー59を押し引きすることによ
り、基部54をレール55に沿って往復移動させるよう
にする。
【0025】牽引台15は、前記記載によって略全体を
説明しているので、細部を説明すると、図3に示したよ
うに、ローラー10aにはローラー10との間隔を調節
するためのスクリュウ軸10bが設けられ、かつ、ロー
ラー10の上面が露出する案内板61が水平に設けられ
ている。そして、前記チェーン17の両端部を連結する
ためのプレート62が固定されている。さらに、牽引台
15の端部側面が当接するストッパー63が第2搬送台
11に設けられている。このストッパー63に対向して
牽引台15の他端部側面が当接するストッパーが第2搬
送台11の他端部に設けられる(図1参照)。
【0026】ストッパー26は、図5に示したように、
アーム27と一体形成されたアーム70の端部と回動基
部にローラー71,72がそれぞれ回転可能に軸支さ
れ、それらのローラー71,72間にラチスベルト30
がエンドレスで回動可能に捲回されている。
【0027】なお、斜交台22は敢えて設けることな
く、この構成は付加的構成としてもよい。すなわち、布
団綿1bを渦巻き状にして箱体31に収納させる必要が
なければ、斜交台22を取り除いて、第2搬送台11の
端部で牽引台15から繰り出される布団綿1bを作業員
が取り上げ、かつ、後続してラチスベルト12で送られ
る布団がわ1aを作業員が除去すればよいから、移動可
能に構成してもよい。
【0028】さらに、前記ラチスベルト2,5,5aを
それぞれエンドレスに回動させるには、それぞれ独立し
て回動させる構成であってもよいが、動力を節約するた
めに、1台の電動モーターで上記全てのラチスを回動さ
せるのである。そのための構成は、図6に示したよう
に、先ずラチスベルト2,5,5aをまとめて同時に回
動させるべく、搬送台3に電動モーター80を固定し、
その出力スプロケット81とラチスベルト2のドラムの
シャフトに軸着したスプロケット83間にチェーン82
をエンドレスに捲回し、スプロケット83と同軸のスプ
ロケットとラチスベルト5の両端部のドラムのシャフト
に軸着したスプロケット84,85間にチェーン86を
エンドレスに捲回する。
【0029】そして、スプロケット84と同軸のスプロ
ケットと搬送台3に軸支したスプロケット87との間に
チェーン88をエンドレスに捲回し、かつ、スプロケッ
ト87と同軸のスプロケットと昇降台7の上端部に軸支
したスプロケット89との間にチェーン90をエンドレ
スに捲回する。このチェーン90には可動台6のスクリ
ュウ軸45のスプロケット51が係合しており、91,
91はチェーン90をスプロケット51に押し付けるア
イドラスプロケットである。さらに、スプロケット51
と同軸のスプロケット92とラチスベルト5aの一端部
を捲回したドラムのシャフトに軸着したスプロケット9
3との間チェーン94をエンドレスに捲回する。
【0030】また、1台のモーターで牽引台15の往復
移動とローラー10,10aを回転させるべく、図7に
示したように、第2搬送台11に電動モーター95を固
定し、その出力スプロケット96とスプロケット21の
シャフトに軸着したスプロケット97とにチェーン98
をエンドレスに捲回してある。しかも、スプロケット1
8と同軸のスプロケット98と牽引台15に回転可能に
軸支されたスプロケット99との間にチェーン100を
エンドレスに捲回し、そのスプロケット99と同軸のス
プロケットとローラー10aのシャフトに軸着されたス
プロケット101との間にチェーン102をエンドレス
に捲回する。
【0031】そして、スプロケット99と同軸の歯車1
04と噛合する歯車105を牽引台15に回転可能に軸
支し、その歯車105と同軸のスプロケット106とロ
ーラー10のシャフトに軸着されたスプロケット107
との間にチェーン108をエンドレスに捲回する。な
お、スプロケット109はスプロケット20と同軸のス
プロケットとの間にエンドレスに捲回されたチェーン1
10で回転してラチスベルト5,5a間から繰り出され
る布団綿1bをローラー10,10aに引き渡すための
中間ローラー111(図3参照)を回転させるためのも
のである。
【0032】さらに、第2搬送台11のラチスベルト1
2と斜交台22のラチスベルト23,24,25,30
を1台のモーターで同時に回動させるべく、図8に示し
たように、第2搬送台11に電動モーター112を固定
し、その出力スプロケット113と中間スプロケット1
14との間にチェーン115をエンドレスに捲回し、そ
の中間スプロケット114と同軸のスプロケット116
とラチスベルト12の一端部が捲回されたドラムのシャ
フトに軸着したスプロケット117との間にチェーン1
18をエンドレスに捲回する。
【0033】そして、中間スプロケット114と同軸の
スプロケットと斜交台22に軸支された中間スプロケッ
ト119との間にチェーン120をエンドレスに捲回
し、その中間スプロケット119とラチスベルト24の
上端部を捲回したドラムのシャフトに軸着されたスプロ
ケット121との間にチェーン122をエンドレスに捲
回する。スプロケット121に同軸でギヤ123を設
け、そのギヤ123と噛合するギヤ124をラチスベル
ト23の上端部を捲回したドラムのシャフトに軸着す
る。
【0034】また、ギヤ123と噛合するギヤ125を
ラチスベルト25の一端部を捲回したドラムのシャフト
に軸着する。そしてギヤ125と同軸のスプロケット1
26とラチスベルト25の他端部を捲回したドラムのシ
ャフトに軸着したスプロケット127との間にチェーン
128をエンドレスに捲回する。スプロケット127は
ストッパー26のラチスベルト30の一端部を捲回した
ドラムのシャフトに軸着されている。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したこの発明によれば、使い
古した布団から布団綿と布団側を剥離して分離する作業
を自動機械的に一貫して行うことができるため、手作業
を省略できて人手不足の問題を解消できる。しかも、機
械的に剥離作業をするのであるから、能率が極めて高
い。
【0036】さらに、機械的に剥離作業をするのである
から、綿ホコリが舞い上がることも少なくなり、作業員
の衣服に付着したり、吸い込んで健康を害する恐れも生
じない。
【0037】また、分離した布団綿を丸めて渦巻状にし
て箱体等に収容できるようにしたから、作業員が布団綿
を取り扱う作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる剥離装置の全体を示す側面図。
【図2】図1のA−A矢示断面図。
【図3】図1の部分詳細図。
【図4】図1の部分詳細平面図。
【図5】ストッパーの構成を示す平面図。
【図6】搬送台と可動台のラチスベルトを回動させる構
成を示す模式図。
【図7】牽引台を移動させ、かつ、そのローラーを回動
させる構成を示す模式図。
【図8】斜交台とストッパーのラチスベルトを回動させ
る構成を示す模式図。
【図9】 布団がわの短手側の縫合部を一部開口して開披
具を挿入した作用説明図で(A)は要部平面図、(B)
はその側面図。
【図10】 布団がわの開口部を切り裂いて布団綿を露出
させる作用説明図で(A)は要部平面図、(B)はその
側面図。
【図11】 布団がわから布団綿を繰り出す作用説明図で
(A)は要部平面図、(B)はその側面図。
【図12】 布団綿が布団がわから繰り出された作用説明
図で(A)は要部平面図、(B)はその側面図。
【図13】 布団がわが布団綿から離れる作用説明図で
(A)は要部平面図、(B)はその側面図。
【図14】布団がわが移動する作用説明図で(A)は要
部平面図、(B)はその側面図。
【符号の説明】
1…布団、1a…布団がわ、1b…布団綿、2,5,5
a,12,23,24,25,30…ラチスベルト、3
…搬送台、4…床面、6…可動台、7…昇降台、8…横
架台、9…開披具、10,10a…ローラー、11…第
2搬送台、13…レール、14…コロ、15…牽引台、
16…、17…チェーン、18,19…スプロケット、
20,21…シーブ、22…斜交台、26…ストッパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布団を載置して搬送する搬送台と、布団
    がわの短手側の縫合部を切り裂き形成した開口部に挿入
    して搬送台の短手方向へ移動することにより布団綿を露
    出させる開披具と、搬送台上を昇降して布団に接触する
    布団綿の繰り出し用の無限軌道体を有する可動台と、繰
    り出された布団綿を咬持して移動する牽引台と、布団綿
    と布団がわを順次搬送する第2搬送台とからなることを
    特徴とする布団がわ剥離装置。
  2. 【請求項2】 布団を載置して搬送する搬送台と、布団
    がわの短手側の縫合部を切り裂き形成した開口部に挿入
    して搬送台の短手方向へ移動することにより布団綿を露
    出させる開披具と、搬送台上を昇降して布団に接触する
    布団綿の繰り出し用の無限軌道体を有する可動台と、繰
    り出された布団綿を咬持して移動する牽引台と、布団綿
    と布団がわを順次搬送する第2搬送台と、布団綿を斜め
    に上昇移動させて水平位置でストップさせ、渦巻き状に
    して落下させるストッパーを有する斜交台とからなるこ
    とを特徴とする布団がわ剥離装置。
JP2560992A 1992-02-13 1992-02-13 布団がわ剥離装置 Expired - Lifetime JPH0822345B2 (ja)

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