JPH08223332A - 無線画像伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像通信にも用いる携帯電話機の携帯性を考
慮して装置を小型化すると共に、携帯電話による画像通
信と通話との切り替えを容易にする。 【構成】 携帯電話機より入力された画像信号を画像表
示用信号に変換するマイコン５と、この変換された画像
表示用信号を画像表示手段に出力する画像出力回路９
と、画像信号を入力する画像入力回路１０と、入力され
た画像信号を携帯電話機による画像伝送用信号に変換す
るマイコン５と、携帯電話機及びこの携帯電話機に対し
て通話信号を入出力するマイク・イヤホンセットとを接
続すると共に、携帯電話機とマイコン５の信号経路を、
携帯電話機とマイク・イヤホンセット間に切り替える切
り替え器１２とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、特に、アナログ携帯
電話機を用いて画像信号を端末に送受信する無線画像伝
送装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の画像伝送装置は、有線による一般
電話回線を利用して通信を行う装置であり、この付加機
能として音響カプラを利用し、携帯電話機や公衆電話の
ハンドセットからも画像通信ができるタイプであった。
図４は、その構成を示す従来の画像伝送装置のブロック
図である。

【０００３】次に図について説明する。図４において、
１は図示しないハンドセットを載置して送受信信号を入
出力する音響カプラ、２は一般電話機を接続したり一般
電話回線を引き込む一般電話回線用ＮＣＵ回路（以下、
ＮＣＵ回路と記載する。）、３は音響カプラ１或いはＮ
ＣＵ回路２において送受信する画像データの送受信アン
プ、４は送受信アンプ３にて受信された画像データをデ
ィジタル信号に復調及び送受信アンプ３に送られるディ
ジタル画像データを送信用のアナログ信号に変調する変
復調回路、５はディジタル化された画像信号をメモリ６
に読み書きするマイコン、７は本体を操作する操作部で
ある。

【０００４】８はメモリ６よりマイコン５で読み出され
た画像信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換回路、
９はアナログ変換された画像信号をコンポジト信号とし
て図示しないモニタ装置に画像出力する画像出力回路、
１０はビデオカメラ等の画像入力装置より画像信号を入
力する画像入力回路、１１は画像入力回路１０より入力
された画像信号をディジタル変換するＡ／Ｄ変換回路で
ある。ディジタル変換された画像信号はマイコン５によ
りメモリ６に書き込まれる。

【０００５】次に従来装置の動作について説明する。一
般の電話回線より送られてきた画像データは、回線と本
装置のインターフェースのために設けられたＮＣＵ回路
２を経由して送受信アンプ３に入力されて増幅される。
その後、符号化されたアナログ信号でなる画像信号は変
復調回路４でディジタル信号に復調されてマイコン５に
送られる。

【０００６】マイコン５では、ディジタル信号に復調さ
れた画像データを一旦メモリ６に記憶させる。そして、
マイコン５は記憶された画像データをメモリ６よりＤ／
Ａ変換回路８に読み出してアナログ信号に変換させた
後、画像出力回路９よりコンポジット信号としてモニタ
等に画像出力される。

【０００７】反対に、本装置より電話回線で相手モニタ
に画像送信を行う動作として、画像入力回路１０へ入力
されたコンポジット信号は、色差信号と輝度信号に分離
された後、Ａ／Ｄ変換回路１１でディジタル信号に変換
されてマイコン５へ送られる。マイコン５は送られてき
た信号を一旦メモリ６に記憶した後、変復調回路４に読
み出してアナログ信号に変調させる。

【０００８】変調された画像データは送受信アンプ３に
て増幅された後に、ＮＣＵ回路２に送られて電話回線へ
送られる。

【０００９】次に、音響カプラを使用した画像データの
通信について説明する。有線の電話回線による通信で
は、一般的に電話回線の伝送周波数帯域が０．３（ＫＨ
ｚ）〜３．４（ＫＨｚ）であり、画像データ伝送のキャ
リア周波数はこの周波数帯域内の周波数が用いられる。

【００１０】したがって、このキャリア周波数は、人間
が発する音声帯域とほぼ一致するため、電話機のハンド
セットのマイク及びレシーバーと本装置の音響結合によ
り画像通信が可能である。これより、携帯電話機におい
ても一般電話機と同様にマイク及びレシーバーに音響カ
プラ１を取り付けることにより、画像通信ができる。し
たがって、携帯電話機を携帯していればどこからでも画
像通信が可能となる。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】従来の画像伝送装置は
以上のように構成されていたので、アナログの携帯電話
機で画像を伝送するのにＮＣＵ回路が付加された大きな
本体や音響カプラも同時に携帯しなければならず携帯電
話機としての携帯性が活かされないと共に、音響カプラ
の取付にも手間がかかるという問題があった。

【００１２】また、電話機に音響カプラを取り付けて画
像伝送用にセットした場合、通話と画像伝送の切り替え
時に音響カプラの取り外し、通話終了後に再度音響カプ
ラを取り付けるという手間のかかる問題があった。

【００１３】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、画像通信にも用いる携帯電話機の
携帯性を考慮して装置を小型化すると共に、携帯用電話
による画像通信と通話との切り替えを容易にできる無線
画像伝送装置を提供することを目的とする。

【００１４】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係る無
線画像伝送装置は、携帯電話機より入力された画像信号
を画像表示用信号に変換する第１信号変換手段と、この
変換された画像表示用信号を画像表示手段に出力する画
像出力手段と、画像信号を入力する画像入力手段と、入
力された画像信号を前記携帯電話機による画像伝送用信
号に変換する第２の信号変換手段と、前記携帯電話機及
びこの携帯電話機に対して通話信号を入出力するマイク
・イヤホンセットとを接続すると共に、前記携帯電話機
と前記第１及び第２信号変換器間の信号経路を、前記携
帯電話機と前記マイク・イヤホンセット間に切り替える
信号切り替え手段とを備えたものである。

【００１５】請求項２の発明に係る無線画像伝送装置
は、請求項１に記載の無線画像伝送装置において第１及
び第２信号変換手段は一般電話回線を接続する網制御装
置を接続端子にて着脱自在に接続したものである。

【００１６】請求項３の発明に係る無線画像伝送装置
は、請求項１に記載の無線画像伝送装置において装置へ
の電源供給をバッテリーとＡＣアダプタの２系統とし、
前記バッテリー電圧低下時に電源供給を前記ＡＣアダプ
タに自動切り替えするようにしたものである。

【００１７】請求項４の発明に係る無線画像伝送装置
は、請求項２に記載の無線画像伝送装置において網制御
装置の接続端子に、装置より電源を供給する電源端子を
設けたものである。

【００１８】請求項５の発明に係る無線画像伝送装置
は、請求項１に記載の無線画像伝送装置において信号切
り替え手段における、マイク・イヤホンンセットより携
帯電話機への信号通路に通話音量を調節できる音量調整
手段を設けものである。

【００１９】請求項６の発明に係る無線画像伝送装置
は、請求項１に記載の無線画像伝送装置において記憶容
量が拡張できるメモリカードで構成した画像信号記憶用
の記憶部を設けたものである。

【００２０】

【作用】請求項１の発明における無線画像伝送装置は、
携帯電話機を装置から取り外すことなくマイク・イヤホ
ンより携帯電話機を通して容易に通話できると共に、携
帯電話機による通話動作と画像データ伝送とを容易に切
り替えることができる。

【００２１】請求項２の発明における無線画像伝送装置
は、装置に網制御装置接続用の端子を設けることで必要
に応じて網制御装置を接続し、一般電話回線を介して画
像データを伝送できるため装置の小型化と共に多機能化
が実現できる。

【００２２】請求項３の発明における無線画像伝送装置
は、バッテリー電圧が低下した場合には自動的に装置へ
の電源をＡＣアダプタより供給され、装置稼働時でもバ
ッテリー交換が可能となる。

【００２３】請求項４の発明における無線画像伝送装置
は、網制御装置を装置に接続すると自動的に装置より電
源が供給されるため網制御装置の電源を不要とすること
ができる。

【００２４】請求項５の発明における無線画像伝送装置
は、マイク・イヤホンセットを使用時には装置側で音量
調整の操作ができるため、携帯電話機のハンズフリーの
効用を活かすことができる。

【００２５】請求項６の発明における無線画像伝送装置
は、記憶部の容量を伝送画像データの量に応じて拡張で
きるように構成にしたので、多量の伝送画像データを一
時期に多量に記憶できる。従って画像データ伝送速度を
向上させることができる。

【００２６】

【実施例】以下、この発明の一実施例に図について説明
する。図１は本実施例に係る無線画像伝送装置の構成を
示すブロック図である。尚、図中、図４と同一符号は同
一又は相当部分を示す。図において、１２は送受信アン
プ１３に対して画像送受信時と音声による通話時の信号
経路を切り替える切り替え器であり、この切り替え器１
２は携帯電話機のマイク・イヤホン用の端子より引き伸
ばされた専用の３線式コネクタのリードを接続する携帯
電話機接続端子１４と、携帯電話機のオプションである
マイク・イヤホンセットのプラグを差し込むマイク・イ
ヤホンセット接続端子１５を備えている。尚、本実施例
におけるメモリ６は記憶容量が容易に増加できるメモリ
カードで構成される。そのため、多量の画像データを一
気に記憶できるので画像データ伝送速度が向上する。

【００２７】また、１３は一般電話回線用のＮＣＵ回路
２を必要に応じて送受信アンプ３に接続する電話回線用
ＮＣＵ接続端子、２５は本装置に内蔵された定電圧回路
あり、この定電圧回路２５は接続端子２６，２７を通し
て外部より入力された直流電圧を一定化してＮＣＵ回路
２又は装置内の各回路に供給する。

【００２８】２８はＡＣ１００Ｖの商用電源を例えばＤ
Ｃ５Ｖに変換して定電圧回路２５へ送るＡＣアダプタで
あって接続端子２７及びダイオードＤを通し定電圧回路
２５に接続されている。２９はＤＣ５Ｖのバッテリーで
あって接続端子２６及びダイオードＤを通し定電圧回路
２５に接続されている。

【００２９】図２は図１に示される切り替え器１２の詳
細な構成図である。尚、図中、３，４，５は図１と同一
部分である。図において、１６，１７，１８は受話音ミ
ュート接点であり、接点１６はマイコン５からの切り替
え信号２２により通話時には接点１７へ、画像通信時に
は接点１８へ切り替えられる。１９，２０，２１は送受
話音と画像送信データの送出切り替え接点であり、接点
１９はマイコン５からの切り替え信号２２により通話時
に接点２０へ、画像通信時には接点２１に切り替えられ
る。

【００３０】ここで、接点１６は携帯電話機接続端子１
４の中心接触子に接続され、接点１７はマイク・イヤホ
ン接続端子１５の内側接触子に接続され、接点１８は未
使用である。また、接点１９は携帯電話機接続端子１４
の内側接触子および送受信アンプ３の入出力端子に接続
され、接点２０は通話音量調整ボリューム２８を通して
マイク・イヤホン接続端子１５の中心接触子に接続さ
れ、接点２１は送受信用アンプ３の入出力端子に接続さ
れている。

【００３１】図３は本実施例に係る無線画像伝送装置の
概観を示す斜視図である。本装置の回路部品を保護する
筐体の上面パネルには切り替えスイッチ１２の操作釦、
通話音量調整ボリューム２８の操作つまみ等を配置した
操作部７を、前面パネルには上方より携帯電話機接続端
子１４、マイク・イヤホン接続端子１５、画像出力端子
２３、画像入力端子２４、電話回線用ＮＣＵ接続端子１
３が所定間隔で配置されている。また、背面パネルには
バッテリー接続端子２６、ＡＣアダプタ接続端子２７が
図示しないが配置されている。

【００３２】次に、動作について説明する。図１におい
て、まず本発明の無線画像伝送装置と携帯電話機との接
続は、専用の３線式コネクタで行われ、これと携帯電話
機接続端子１４とを接続することにより画像通信は可能
となる。ただし、３線式コネクタを接続をすると携帯電
話機本体のマイク及びレシーバーは無効となって通話が
できなくなる。そこで本発明では、マイク・イヤホンセ
ット接続端子１５にマイク・イヤホンセットを接続する
ことにより通話可能としている。画像通信とマイク・イ
ヤホンセットによる通話の切り替えは、マイコン５から
出力される切り替え信号２２によって動作する切り替え
器１２によって行われる。

【００３３】また、本発明の無線画像伝送装置は、無線
画像伝送に不要なＮＣＵ回路２を本体と分離し、電話回
線用ＮＣＵ回路接続用端子１３のみ設けている。この電
話回線用ＮＣＵ回路接続用端子１３は２極で構成されて
おり、画像データの受け渡しと定電圧回路２５からの電
源の供給に使用されている。電話回線用ＮＣＵ回路接続
用端子１３への電源供給は、定電圧回路２９が装置本体
の各回路に電源を供給する電源供給路にＮＣＵ回路２へ
の専用電源供給路を分岐して設け、この供給路を介して
行われる。これにより、ＮＣＵ回路２と本体装置の接続
がケーブル１本で可能となり、且つ、本装置の部品点数
が削減され装置自体の小型化が実現できる。

【００３４】本体への電源供給は、通常バッテリー２９
によりバッテリー接続端子２６を介して供給されるが、
バッテリー２９の電池切れによりメモリ６の内容が消え
たり、装置全体が動作不能となる心配があるため、ＡＣ
アダプタ２８による電源供給をも併用できる構成とし
た。

【００３５】本装置の電源供給を図１に示す２系列電源
の方法とすれば、両入力端子２６，２７より定電圧回路
２５に向けて順方向にダイオードＤが接続されているた
め、バッテリー２９或いはＡＣアダプタ２８のどちらか
電圧の高い方から定電圧回路２５へと電流が流れる。

【００３６】従って、バッテリー２９の電圧が低下して
も、電源供給はＡＣアダプタ２８からに自動的に切り替
えられる。そのため装置の動作中であってもバッテリー
２９の交換が可能となり、電池切れにより緊急時に装置
が使用できない等のトラブル防止となる。

【００３７】図２において、通常は受話音ミュート接点
１６，１７とデータ送出切り替え接点１９，２０が接続
されいる。従って、マイク・イヤホンセット接続端子１
５に接続されているマイク・イヤホンセットより通話信
号は、通話音量調整ボリューム２８、接点２０，１９、
或いはマイク・イヤホンセット接続端子１５より接点１
７，１６を通って携帯電話機が接続され携帯電話機接続
端子１４に流れる。従って、マイク・イヤホンセットを
通して携帯電話機で通話できる。

【００３８】この通話中に、画像データの送信または受
信が実行されると、マイコン５からの切り替え信号２２
により接点制御端子２２が作動し、受話音ミュート接点
が１６と１８、データ送出切り替え接点が１９，２１と
にそれぞれ切り替えられて携帯電話機接続端子１４は送
受信アンプ３のみに接続される。その結果、通話経路が
画像通信経路へ切り替わり画像通信が行われる。その
後、画像通信が終了すると、受話音ミュート接点及びデ
ータ送出切り替え接点を元の通話経路へ復帰させる。

【００３９】本装置は切り替え器１２に通話音量調整ボ
リューム２８を備えている。一般に携帯電話機には概ね
受話音量を段階的に切り替える機能を有しているが、マ
イク・イヤホンセットを使用したハンズフリー通話で
は、携帯電話機をよくポケットに収納しておく場合があ
る。そのため、通話音量を切り替える都度ポケットより
携帯電話機を取り出すとハンズフリーの効用が失われ
る。

【００４０】また、本装置を使用する人は、画像信号入
力用にビデオカメラを携帯することが多々あるため、ポ
ケットに収納している携帯電話機を取り出すにも手間を
感じる。そこで、装置に通話音量調整ボリューム２８を
設け、パネル上面の操作部１７に通話音量調整ボリュー
ム２８を操作するつまみを設け装置より音量調整を行
う。

【００４１】上記実施例では、通話と画像通信の両方の
機能を損なわないために、携帯電話機接続端子１４とマ
イク・イヤホンセット接続端子１５を設けたが、用途に
より特に通話を必要としなければ、マイク・イヤホンセ
ット接続端子１５をはずしてもよい。

【００４２】また、上記実施例では、携帯電話機の有す
るマイク・イヤホンセット用の３線式コネクタを使った
例について説明したが、携帯電話機に限らず、プレスト
ーク方式のトランシーバーなどに使用されている様に直
接本体に内臓されているマイク及びレシーバーを使わ
ず、ハンズフリーで通話できる専用の端子を有してトラ
ンシーバであっても同様に無線による画像伝送が行え
る。

【００４３】

【発明の効果】請求項１の発明によれば、携帯電話機よ
り入力された画像信号を画像表示用信号に変換する第１
信号変換手段と、この変換された画像表示用信号を画像
表示手段に出力する画像出力手段と、画像信号を入力す
る画像入力手段と、入力された画像信号を前記携帯電話
機による画像伝送用信号に変換する第２の信号変換手段
と、前記携帯電話機及びこの携帯電話機に対して通話信
号を入出力するマイク・イヤホンセットとを接続すると
共に、前記携帯電話機と前記第１及び第２信号変換器間
の信号経路を、前記携帯電話機と前記マイク・イヤホン
セット間に切り替える信号切り替え手段とを備えたの
で、携帯電話機の通話機能と信号送受信機能を損なうこ
となく、双方の機能を容易に切り替えられるという効果
がある。

【００４４】請求項２の発明によれば、請求項１に記載
の無線画像伝送装置において第１及び第２信号変換手段
は一般電話回線を接続する網制御装置を接続端子にて着
脱自在に接続したので、必要に応じて網制御装置を接続
することで装置を小型化できると共に多機能化できると
いう効果がある。

【００４５】請求項３の発明によれば、請求項１に記載
の無線画像伝送装置において装置への電源供給をバッテ
リーとＡＣアダプタの２系統とし、前記バッテリー電圧
低下時に電源供給を前記ＡＣアダプタに自動切り替えす
るようにしたので、ＡＣ電源による装置の稼働時にもバ
ッテリー交換ができるため電源バックアップ機能が充実
するという効果がある。

【００４６】請求項４の発明によれば、請求項２に記載
の無線画像伝送装置において網制御装置の接続端子に、
装置より電源を供給する電源端子を設けたので、網制御
装置を接続した場合に電源が自動給電されるため電源の
統一化が計れるという効果がある。

【００４７】請求項５の発明によれば、請求項１に記載
の無線画像伝送装置において、信号切り替え手段におけ
るマイク・イヤホンセットより携帯電話機への信号通路
に通話音量を調節できる音量調整手段を設けので、装置
操作時に音量調整ができるため装置の操作性が向上する
という効果がある。

【００４８】請求項６の発明によれば、請求項１に記載
の無線画像伝送装置において記憶容量が拡張できるメモ
リカードで構成した画像信号記憶用の記憶部を設けたの
で、入力されてきた多量の画像データを一気に書き込む
ことができるため画像データ伝送速度を向上させること
ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施例による無線画像伝送装置の
ブロック図である。

【図２】 本発明の一実施例による切り替え器の詳細な
構成図である。

【図３】 本発明の一実施例による無線画像伝送装置の
本体斜視図である。

【図４】 従来の無線による画像伝送装置のブロック図
である。

【符号の説明】

１．音響カプラ、２．一般電話回線用ＮＣＵ回路、３．
送受信アンプ、４．変復調回路、５．マイコン、６．メ
モリ、７．操作部、８．Ｄ／Ａ変換回路、９．画像出力
回路、１０．画像入力回路、１１．Ａ／Ｄ変換回路、１
２．切り替え器、１３．電話回線用ＮＣＵ接続端子、１
４．携帯電話機接続端子、１５．マイク・イヤホンセッ
ト接続端子、２３．画像出力端子、２４．画像入力端
子、２５．定電圧回路、２６．バッテリー端子、２７．
ＡＣアダプタ端子、２８．通話音量調整ボリューム。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 携帯電話機より入力された画像信号を画
   像表示用信号に変換する第１信号変換手段と、 この変換された画像表示用信号を画像表示手段に出力す
   る画像出力手段と、画像信号を入力する画像入力手段
   と、 入力された画像信号を前記携帯電話機による画像伝送用
   信号に変換する第２の信号変換手段と、 前記携帯電話機及びこの携帯電話機に対して通話信号を
   入出力するマイク・イヤホンセットとを接続すると共
   に、前記携帯電話機と前記第１及び第２信号変換器間の
   信号経路を、前記携帯電話機と前記マイク・イヤホンセ
   ット間に切り替える信号切り替え手段とを備えたことを
   特徴とする無線画像伝送装置。
2. 【請求項２】 第１及び第２信号変換手段は一般電話回
   線を接続する網制御装置を接続端子にて着脱自在に接続
   したことを特徴とする請求項１に記載の無線画像伝送装
   置。
3. 【請求項３】 装置への電源供給をバッテリーとＡＣア
   ダプタの２系統とし、前記バッテリー電圧低下時に電源
   供給を前記ＡＣアダプタに自動切り替えするようにした
   ことを特徴とする請求項１に記載の無線画像伝送装置。
4. 【請求項４】 網制御装置の接続端子に、装置より電源
   を供給する電源端子を設けたことを特徴とする請求項２
   に記載の無線画像伝送装置。
5. 【請求項５】 信号切り替え手段における、マイク・イ
   ヤホンンセットより携帯電話機への信号通路に通話音量
   を調節できる音量調整手段を設けたことを特徴とする請
   求項１に記載の無線画像伝送装置。
6. 【請求項６】 記憶容量が拡張できるメモリカードで構
   成した画像信号記憶用の記憶部を設けたことを特徴とす
   る請求項１に記載の無線画像伝送装置。