JPH1175280A - 無線収音システム、イヤホン/マイクロホン装置および撮影システム - Google Patents

無線収音システム、イヤホン/マイクロホン装置および撮影システム

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JPH1175280A
JPH1175280A JP9234418A JP23441897A JPH1175280A JP H1175280 A JPH1175280 A JP H1175280A JP 9234418 A JP9234418 A JP 9234418A JP 23441897 A JP23441897 A JP 23441897A JP H1175280 A JPH1175280 A JP H1175280A
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JP
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sound
microphone
earphone
wireless communication
connection
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JP9234418A
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Hiroo Oikawa
浩生 及川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影者と遠隔地の被写体との間で無線通信によ
る通話を行いながら被写体からの音声と撮影者の音声と
を記録可能にする。 【解決手段】イヤホン4とマイクロホン5とを接続ケー
ブル8上に配設してなるイヤホン/マイクロホン装置3
を携帯用電話装置1とビデオカメラ11とに接続し、遠
隔地側の被写体との携帯用電話装置と撮影者側の携帯用
電話装置1とを介して前記イヤホン4とマイクロホン5
とで通話を行いつつ、その通話の内容をビデオカメラ1
1内のビデオテープに映像と共に記録可能とした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線収音システ
ム、イヤホン/マイクロホン装置および撮影システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影者と被写体との距離が遠い遠
隔地撮影に便利なようにビデオカメラのズームの倍率は
増加しているものの、その倍率の増加に伴い撮影者側と
被写体側との距離が遠隔になるためにその撮影に際して
の収音が困難になってくるという問題がある。そのため
に撮影者と被写体との距離が遠隔であっても収音状態を
明瞭可能にするため被写体側からの音声の無線伝送化が
望まれている。ビデオカメラにはその収音のための外部
マイクロホン入力が搭載されており、この外部マイクロ
ホンに無線伝送されてきた受信音を入力させるという無
線収音システムが考えられている。かかる無線収音シス
テムとしては電話感覚での撮影者側と被写体側との間で
の双方向通話が可能なことが望ましく、それには携帯電
話装置等の無線通話装置の利用が一例として挙げられ
る。
【0003】無線通話装置としての携帯電話装置は通
常、図4で例示されるように、電話装置本体1に送話音
の入力と受話音の出力とができるイヤホン/マイクロホ
ンジャック2が搭載されている。イヤホン/マイクロホ
ンジャック2にイヤホン/マイクロホン装置22が接続
される。イヤホン/マイクロホン装置22は受話器とし
て働くインナーイヤータイプのイヤホン18と、送話器
として働くマイクロホン19と、このイヤホン18とマ
イクロホン19とを接続する接続コード20と、イヤホ
ン/マイクロホンジャック2に接続するための接続プラ
グ21とから構成されている。
【0004】イヤホン/マイクロホン装置22は回路的
には図5で示すようにイヤホン19が接続コード20で
接続プラグ21に、またマイクロホン18が接続コード
20で接続プラグ21にそれぞれ接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】こうした構成のイヤホ
ン/マイクロホン装置では電話装置1に搭載されている
イヤホン/マイクロホンジャック2とビデオカメラの外
部マイクロホン入力とを接続することができない。した
がって、無線電話装置で通話をしながらビデオカメラに
音声を記録できるシステムが要求されている。
【0006】本発明は、ビデオズームでの撮影範囲では
あるが集音できない遠隔地の被写体側と双方向による無
線通信を行い、かつ被写体側からの音声と撮影者側の音
声とをビデオカメラで記録できるようにことを解決すべ
き課題としている。
【0007】
【問題を解決するための手段】本発明は、イヤホンと、
マイクロホンと、前記イヤホンとマイクロホンとに接続
コードを介して接続された第1および第2の接続プラグ
とを備え、前記第1の接続プラグが無線通話装置に接続
可能であり、前記第2の接続プラグが外部音声記録可能
機器に接続可能であることを特徴とするイヤホン/マイ
クロホン装置としたことによって、収音者側と被写体側
とに共に無線通話装置を携帯させ、前記外部音声記録可
能機器としてビデオカメラとして、収音者側である撮影
者側では無線通話装置とビデオカメラとを前記両接続プ
ラグで接続することにより、ビデオカメラのビデオズー
ムで撮影できるが収音できない遠隔地の被写体とはそれ
ぞれの無線通話装置で双方向無線通信を行いながら、か
つ被写体からの音声などをビデオカメラで記録できるよ
うにして上述の課題を解決している。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の無線収音シス
テムにおいては、被写体側には第1の無線通話装置を有
し、収音者側には第2の無線通話装置と、音声記録が可
能な外部機器と、前記第2の無線通話装置と前記外部機
器とを電気的に接続する接続手段とを有し、被写体側と
収音者側との間で前記両無線通話装置を用いて通話を行
うとともに、その通話の内容を前記接続手段を介して前
記第2の無線通話装置から前記外部機器に収音可能とし
たことを特徴とする無線収音システムとしたことによっ
て、収音者側と被写体側とに共に無線通話装置を携帯さ
せ、前記収音者側では無線通話装置と収音できる外部機
器とを前記両接続プラグで接続することにより、収音で
きない遠隔地側とはそれぞれの無線通話装置で双方向無
線通信を行いながら、かつ該遠隔地側からの音声の収音
が可能となって便利である。
【0009】本発明の請求項2の無線収音システムにお
いては、前記接続手段が、前記第2の無線通話装置に接
続される第1の接続プラグと、前記外部機器に接続され
る第2の接続プラグと、前記両接続プラグを接続する接
続コードとからなることを特徴とする請求項1に記載の
無線収音システムとしたことによって、第2の無線通話
装置と外部機器との接続が容易になりその取り扱いが便
利となる。
【0010】本発明の請求項3の無線収音システムにお
いては、前記接続手段が、さらにイヤホンとマイクロホ
ンとが前記接続コードを介して前記両接続プラグに接続
されており、前記第2の無線通話装置で受信された被写
体側の受話音を前記第1の接続プラグを介して前記イヤ
ホンで受話可能である一方、前記マイクロホンを介して
の収音者側の送話音を前記第1の接続プラグを介して前
記第2の無線通話装置に入力して前記第1の無線通話装
置へ無線送信可能であることを特徴とする請求項2に記
載の無線収音システムとしたことによって、第2の無線
通話装置が携帯電話の外部イヤホン/マイクロホンジャ
ックであっても前記イヤホンとマイクロホンとで受話と
送話とを行いその収音が可能となるから便利である。
【0011】本発明の請求項4の無線収音システムにお
いては、前記接続手段が、さらに前記第1の接続プラグ
に入力される前記第2の無線通話装置からの受話音と前
記マイクロホンによる前記収音者側の受話音とを混合し
て前記第2の接続プラグに出力するミキシング手段を有
したことを特徴とする請求項3に記載の無線収音システ
ムとしたことによって、送話と受話の両音声がミキシン
グされて収音されるので便利である。
【0012】本発明の請求項5のイヤホン/マイクロホ
ン装置においては、前記マイクロホンと前記ミキシング
手段との接続または未接続を切り換える送話音切り換え
手段と、前記イヤホンと前記ミキシング手段との接続ま
たは未接続を切り換える受信音切り換え手段とを設けた
ことを特徴とする請求項4記載のイヤホン/マイクロホ
ン装置としたことによって、送話音と受話音の収音の選
択ができるので便利である。
【0013】本発明の請求項6のイヤホン/マイクロホ
ン装置においては、前記ミキシング手段は、前記マイク
ロホンからの送話音を増幅する増幅手段と、前記イヤホ
ンへの受信音を減衰させる減衰手段と、前記増幅手段の
出力と前記減衰手段の出力とを混合する混合手段とで構
成されていることを特徴とする請求項4記載のイヤホン
/マイクロホン装置としたことによって、送話音と受話
音とのレベルを調整して違和感の無いミキシング信号を
得られて便利である。
【0014】本発明の請求項7にイヤホン/マイクロホ
ン装置においては、ミキシング手段と、前記ミキシング
手段からの混合出力を2つのステレオ音声信号に分配出
力する信号分配手段と、送話音切り換え手段と、受信音
切り換え手段とを、イヤホン/マイクロホン装置内に配
設させた請求項5に記載のイヤホン/マイクロホン装置
としたことによって、電話装置本体への回路変更の必要
を無くし、また手元操作の利便性を得られる。
【0015】本発明の請求項8の撮影システムにおいて
は、前記請求項1ないし7いずれかに記載の無線収音シ
ステムを備え、前記外部機器としてビデオカメラを用い
るとともに前記収音者側を撮影者側として、前記ビデオ
カメラ内のビデオテープに被写体側の音声および/また
は撮影者側の音声を記録可能としたことを特徴とする撮
影システムとしたことによって、撮影者側と被写体側と
に共に無線通話装置を携帯させ、前記撮影者側では無線
通話装置とビデオカメラとを前記両接続プラグで接続す
ることにより、ビデオカメラのビデオズームで撮影でき
るが収音できない遠隔地の被写体とはそれぞれの無線通
話装置で双方向無線通信を行いながら、かつ被写体から
の音声などを映像と共にビデオカメラ内のビデオテープ
に記録できるので便利である。
【0016】以下、本発明の実施形態について図面を参
照して説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態に従うイヤホン/マイクロホン装置の外観図であり、
図2は前記装置の電気的接続を示す回路図である。
【0018】図1を参照して本実施の形態に無線収音シ
ステム、撮影システムおよびこれらに用いられるイヤホ
ン/マイクロホン装置について説明する。
【0019】1は請求項に言う無線通話装置の一例とし
ての携帯用電話装置である。この携帯用電話装置1はイ
ヤホン/マイクロホンジャック2を備えている。
【0020】3はイヤホン/マイクロホン装置である。
このイヤホン/マイクロホン装置3は、イヤホン4、マ
イクロホン5、送話音/受話音切り換え手段6、内部回
路7、接続コード8、接続プラグ9、接続プラグ10を
具備している。
【0021】11は請求項に言う音声記録が可能な外部
機器の一例としてのビデオカメラであり、該ビデオカメ
ラ11は外部マイクロホン入力ジャック12を備えてい
る。
【0022】イヤホン/マイクロホン装置3の接続プラ
グ9は、携帯用電話装置1のイヤホン/マイクロホンジ
ャック2に接続され、接続プラグ10はビデオカメラ1
1の外部マイクロホン入力ジャック12に接続されてい
る。これによって、携帯用電話装置1とビデオカメラ1
1とはイヤホン/マイクロホン装置3を介して互いに接
続されていることで遠隔地側の被写体の少なくとも音声
のみを記録するための無線収音システムまたはその被写
体の音声を映像と共に記録できる撮影システムが構成さ
れている。
【0023】上記構成において、遠隔地にいる被写体側
には携帯用電話装置(請求項に言う第1の無線通話装置
としての携帯用電話装置であり、これの図示は省略され
ている。)が携帯され、また、収音者側である撮影者側
では、被写体側との通話のための携帯用電話装置1(請
求項に言う第2の無線通話装置としての携帯用電話装置
である。)と、イヤホン/マイクロホン装置3を介して
該第2の携帯用電話装置1に接続されて映像の記録と共
に被写体側の音声の収音も行うためのビデオカメラ11
とが携帯される。
【0024】これによって、撮影者は遠隔地にいる被写
体とは相互の携帯用電話装置1を用いての無線通信によ
る通話を行いながらビデオカメラ11ではそのビデオテ
ープに被写体の映像と共に被写体側の音声をも記録でき
るという構成である。
【0025】なお、撮影者側での携帯用電話装置1とビ
デオカメラ11との接続は、イヤホン/マイクロホン装
置3の一方の接続プラグ9(請求項に言う第1の接続プ
ラグ)を携帯用電話装置1のイヤホン/マイクロホンジ
ャック2に接続し、また、他方の接続プラグ10(請求
項に言う第2の接続プラグ)をビデオカメラ11の外部
マイクロホン入力ジャック12に接続することでもって
行われる。
【0026】イヤホン/マイクロホン装置3は、上述の
ように外部的にはイヤホン4、マイクロホン5、送話音
/受話音切り換え手段6、接続コード8、第1および第
2の接続プラグ9および10を有している。
【0027】接続プラグ9は図2を参照して説明するよ
うに出力端子9a,9bと入力端子9cとを有し、接続
プラグ10は出力端子10a,10b,10cを有して
いる。そしてマイクロホン5は、接続プラグ9の入力端
子9cに接続され、イヤホン4は接続プラグ9の出力端
子9bに接続されている。また、接続プラグ9の出力端
子9aと接続プラグ10の入力端子10aは共に接地さ
れている。さらにイヤホン/マイクロホン装置3は送話
音/受話音切り換え手段6が受話音切換手段6aと送話
音切換手段6bとで構成され、内部回路7はミキシング
手段13と、信号分配手段14とで構成されている。
【0028】そして、マイクロホン5は送話音切換手段
6bを介してミキシング手段13に、イヤホン4は受話
音切換手段6aを介してミキシング手段13にそれぞれ
接続され、ミキシング手段13は信号分配手段14に接
続され、信号分配手段14は接続プラグ10の出力端子
10b,10cそれぞれに接続されている。
【0029】イヤホン/マイクロホン装置3は図1およ
び図2を参照して説明した構成を有しており、これによ
って、被写体の携帯用電話装置からの音声は撮影者の携
帯用電話装置1で受話されるとともに、その受話に係る
信号はイヤホン/マイクロホンジャック2に接続されて
いるイヤホン/マイクロホン装置3の接続プラグ9の出
力端子9bから接続コード8を介して撮影者の耳に装着
されているイヤホン4に受話音として与えられる。これ
によって、撮影者は被写体からの受話音を聞くことがで
きる。このとき、撮影者はこの被写体からの受話音をビ
デオカメラ11のビデオテープに記録するに際しては、
送話音/受話音切り換え手段6を操作して受話音切換手
段6aをオンにすると、その受話音はミキシング手段1
3および信号分配手段14を介して接続プラグ10の出
力端子10b,10cからビデオカメラ11の外部マイ
クロホン入力ジャック12に与えられ、これによって、
その受話音はビデオカメラ11内のビデオテープに記録
される。
【0030】一方、撮影者はイヤホン/マイクロホン装
置3のマイクロホン5に音声を入力して被写体側に送話
するときは、その送話音はマイクロホン5から接続プラ
グ9の出力端子9cを介して携帯用電話装置1のイヤホ
ン/マイクロホンジャック2に入力され、これによっ
て、その携帯用電話装置1から被写体の携帯用電話装置
1に送話音が送信される。この際、撮影者の送話音もビ
デオテープに記録するには、撮影者は送話音切換手段6
bを操作して送話音切換手段6bをオンにすると、その
送話に係る信号は受話音切換手段6a、ミキシング手段
13および信号分配手段14を介して接続プラグ10の
出力端子10b,10cからビデオカメラ11の外部マ
イクロホン入力ジャック12に与えられ、これによっ
て、その送話音はビデオカメラ11内のビデオテープに
記録される。
【0031】この場合、撮影者と被写体双方の送話音と
受話音とをビデオテープに記録する場合は、送話音/受
話音切り換え手段6の送話音切換手段6bと受話音切換
手段6aとが共にオンにされる。これによって、その送
話音と受話音とに係る信号は、ミキシング手段13で混
合される。
【0032】ここで、ミキシング手段13の構成につい
て図3を参照して説明する。ミキシング手段13は送話
音信号が与えられる増幅手段15と、受話音信号が与え
られる減衰手段16と、増幅手段15と減衰手段16そ
れぞれの出力を混合する混合手段17とから構成されて
いる。このような構成を有するミキシング手段13が必
要な理由について説明すると、まず、入力されてくる受
信音と送話音とはそれぞれの音量レベルが互いに異なっ
ているため、双方の音量レベルを補正する必要がある。
そのため、マイクロホン5からの送話音は増幅手段15
で増幅する一方、イヤホン4への受話音の音量レベルを
減衰手段16で減衰させることで双方の音量レベルを合
わし込む。そして、補正された減衰手段16からの受信
音と増幅手段15からの送話音とを混合手段17で混合
させてミキシング信号を生成出力する。
【0033】図1および図2に戻って信号分配手段14
は、ミキシング手段13から入力されてくるミキシング
信号をステレオ信号の2チャンネルに対応させるために
分配するものであり、信号分配手段14で分配されたミ
キシング信号は、その一方のミキシング信号はビデオカ
メラ11の外部マイクロホン入力ジャック12に挿入さ
れた接続プラグ10の一方の出力端子10cからビデオ
カメラ11側に出力され、他方のミキシング信号は、接
続プラグ10の他方の出力端子10bからビデオカメラ
11側に出力される。これによって、それらミキシング
信号はビデオテープに記録されることになる。
【0034】また、ビデオカメラ11での記録におい
て、撮影シチュエーションによっては送話音と受信音と
がミキシングされた音声の他に送話音だけの記録、また
は受信音だけの記録にも対応させるため、受信音切換え
手段6aと送話音切換え手段6bとを設け、それぞれは
互いに独立してオンオフ可能になっている。
【0035】また、受信音と送話音とをミキシングして
ビデオテープに記録する場合には、受信音切換え手段6
aと送話音切換え手段6bとを共にオンとし、受信音の
み記録する場合には、送話音切換え手段6bをオフに切
り換える。同様に送話音のみ記録する場合には、受信音
切換え手段6aをオフに切り換えることにより撮影の利
便性を高めることができる。
【0036】また、イヤホン/マイクロホン装置3内の
マイクロホン5の近傍に送話音/受話音切り換え手段6
と、ミキシング手段13と、信号分配手段14とを設
け、手元操作の小型ユニット化としても構わない。
【0037】また、本実施の形態では外部音声記録可能
機器がビデオカメラ11であったが、これに限定される
ものではなく、映像の記録をしない場合では単なる記録
装置例えば磁気記録装置であってもよい。また、携帯用
電話装置1は内部に音声メモのような機能を備えたもの
もあるが、無線通話装置としてその音声の記録容量が大
きなものであれば、音声のみを携帯用電話装置に記録さ
せておいき、ビデオテープに映像と音声とを記録する場
合は、ビデオテープの集成作業に際してその音声を映像
とタイミングを合わせて記録するようにしても構わな
い。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮影者と
被写体とが共に無線通話装置を携帯し、撮影者側の無線
通話装置とビデオカメラとを本発明のイヤホン/マイク
ロホン装置で接続することにより、ビデオズームでの撮
影範囲ではあるが収音できない遠隔地の被写体と双方向
による無線通信を行い、且つ被写体からの音声及び撮影
者の音声をビデオカメラに記録できるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るイヤホン/マイクロ
ホン装置の外観図
【図2】前記実施の形態の装置の電気的接続を示す回路
【図3】前記実施の形態によるミキシング手段の回路構
成図
【図4】従来のイヤホン/マイクロホン装置の外観図
【図5】従来のイヤホン/マイクロホン装置の電気的接
続回路図
【符号の説明】
1 携帯用電話装置 2 イヤホン/マイクロホンジャック 3 イヤホン/マイクロホン装置 4 イヤホン 5 マイクロホン 6 送話音/受話音切り換え手段 9 接続プラグ 10 接続プラグ 11 ビデオカメラ 12 外部マイクロホン入力ジャック 13 ミキシング手段 14 信号分配手段 15 増幅手段 16 減衰手段 17 混合手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体側には第1の無線通話装置を有
    し、 収音者側には第2の無線通話装置と、音声記録が可能な
    外部機器と、前記第2の無線通話装置と前記外部機器と
    を電気的に接続する接続手段とを有し、 被写体側と収音者側との間で前記両無線通話装置を用い
    て通話を行うとともに、その通話の内容を前記接続手段
    を介して前記第2の無線通話装置から前記外部機器に収
    音可能としたことを特徴とする無線収音システム。
  2. 【請求項2】前記接続手段が、前記第2の無線通話装置
    に接続される第1の接続プラグと、前記外部機器に接続
    される第2の接続プラグと、前記両接続プラグを接続す
    る接続コードとからなることを特徴とする請求項1に記
    載の無線収音システム。
  3. 【請求項3】前記接続手段が、さらにイヤホンとマイク
    ロホンとが前記接続コードを介して前記両接続プラグに
    接続されており、前記第2の無線通話装置で受信された
    被写体側の受話音を前記第1の接続プラグを介して前記
    イヤホンで受話可能である一方、前記マイクロホンを介
    しての収音者側の送話音を前記第1の接続プラグを介し
    て前記第2の無線通話装置に入力して前記第1の無線通
    話装置へ無線送信可能であることを特徴とする請求項2
    に記載の無線収音システム。
  4. 【請求項4】前記接続手段が、さらに前記第1の接続プ
    ラグに入力される前記第2の無線通話装置からの受話音
    と前記マイクロホンによる前記収音者側の送話音とを混
    合して前記第2の接続プラグに出力するミキシング手段
    を有したことを特徴とする請求項3に記載の無線収音シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記マイクロホンと前記ミキシング手段と
    の接続または未接続を切り換える送話音切り換え手段
    と、前記イヤホンと前記ミキシング手段との接続または
    未接続を切り換える受信音切り換え手段とを設けたこと
    を特徴とする請求項4記載のイヤホン/マイクロホン装
    置。
  6. 【請求項6】前記ミキシング手段は、前記マイクロホン
    からの送話音を増幅する増幅手段と、前記イヤホンへの
    受信音を減衰させる減衰手段と、前記増幅手段の出力と
    前記減衰手段の出力とを混合する混合手段とで構成され
    ていることを特徴とする請求項4記載のイヤホン/マイ
    クロホン装置。
  7. 【請求項7】前記ミキシング手段と、前記ミキシング手
    段からの混合出力を2つのステレオ音声信号に分配出力
    する信号分配手段と、前記送話音切り換え手段と、前記
    受信音切り換え手段とを、イヤホン/マイクロホン装置
    内に配設させたことを特徴とする請求項5に記載のイヤ
    ホン/マイクロホン装置。
  8. 【請求項8】前記請求項1ないし7いずれかに記載の無
    線収音システムを備え、前記外部機器としてビデオカメ
    ラを用いるとともに前記収音者側を撮影者側として、前
    記ビデオカメラ内のビデオテープに被写体側の音声およ
    び/または撮影者側の音声を記録可能としたことを特徴
    とする撮影システム。
JP9234418A 1997-08-29 1997-08-29 無線収音システム、イヤホン/マイクロホン装置および撮影システム Pending JPH1175280A (ja)

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