JPH08223310A - 送出レベル設定回路及びこれを用いたモデム装置 - Google Patents

送出レベル設定回路及びこれを用いたモデム装置

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JPH08223310A
JPH08223310A JP7029820A JP2982095A JPH08223310A JP H08223310 A JPH08223310 A JP H08223310A JP 7029820 A JP7029820 A JP 7029820A JP 2982095 A JP2982095 A JP 2982095A JP H08223310 A JPH08223310 A JP H08223310A
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JP
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circuit
signal
transmission level
modem device
level
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JP7029820A
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Kosuke Arai
康祐 新井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/0002Modulated-carrier systems analog front ends; means for connecting modulators, demodulators or transceivers to a transmission line
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送出レベル設定回路及びモデム装置に関し、
ユーザが回線の種類を意識することなく、又、キャリア
送出レベルを手動で変更することなく、キャリア送出レ
ベルをデータ通信に使用する回線の種類に応じて最適な
レベルに設定可能とすることを目的とする。 【構成】 モデム装置から送出される信号に基づいて携
帯電話機に対する送出レベルの信号を出力する送出レベ
ル設定回路において、前記モデム装置の信号送出レベル
に拘らず、自動的に固定レベルの信号を出力する回路を
備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送出レベル設定回路及び
これを用いたモデム装置に係り、特に交換回線又は携帯
電話による無線回線にてデータ通信を行う際のキャリア
送出レベルを設定する送出レベル設定回路及びこれを用
いたモデム装置に関する。
【0002】近年、モデム装置を携帯電話や交換回線に
接続し、パーソナルコンピュータ等からモデム装置を制
御することにより交換回線又は携帯電話による無線回線
を用いてデータ通信を行うことが可能となっている。こ
の場合、交換回線と無線回線との構成上の違いから、交
換回線を用いる場合と無線回線を用いる場合とでは、モ
デム装置からのキャリア送出レベルの設定方法が異な
る。このため、一般のモデム装置は、その用途に応じて
キャリア送出レベルの設定が変更される構成となってい
る。
【0003】
【従来の技術】交換回線を介してデータ通信を行う場
合、モデム装置から交換局までの距離に応じて信号減衰
が生じる。従って、モデム装置のキャリア送出レベルを
最適値に設定するには、信号減衰量を考慮し、減衰量に
対応させてキャリア送出レベルを増加設定する必要があ
る。
【0004】交換回線を介してデータ通信を行うのに用
いられる従来のモデム装置は、工場出荷時の標準設定で
は、例えば−15dBmのキャリアが送出されるように
設定されている。このため、このモデム装置を例えばパ
ーソナルコンピュータ等に接続すると、モデム装置から
交換局までの距離に依存した信号減衰量に応じて、モデ
ム装置内の送信部のキャリア送出レベルを増加させる必
要がある。この様なキャリア送出レベルの変更は、モデ
ム装置が接続されるパーソナルコンピュータ等から工事
担任者等の有資格者により手動で行われる。
【0005】他方、携帯電話による無線回線を介してデ
ータ通信を行う場合、モデム装置と携帯電話とが近距離
で接続されるので、信号減衰量を考慮する必要がない。
このため、モデム装置のキャリア送出レベルの最適設定
は、携帯電話が指定する入力レベルの範囲で最大値に設
定すれば良い。
【0006】携帯電話による無線回線を介してデータ通
信を行うのに用いられる従来のモデム装置は、工場出荷
時の標準設定によるキャリア送出レベルを例えば−51
dBmまで低下させる減衰器及び送出インピーダンスが
600Ωの抵抗を介して携帯電話に接続される。従っ
て、携帯電話による無線回線を介してデータ通信を行う
場合には、キャリア送出レベルをモデム装置が接続され
るパーソナルコンピュータ等から工事担任者等の有資格
者により手動で変更する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のモデム装置で
は、データ通信で使用する回線の種類に応じてキャリア
送出レベルを手動で変更する必要があり、このキャリア
送出レベルの変更は煩雑な操作を要するという問題があ
った。又、この様なキャリア送出レベルの変更操作を行
えるのは、工事担任者等の有資格者に限定され、一般ユ
ーザが気軽に携帯電話を用いたデータ通信を行うことを
妨げているという問題もあった。
【0008】他方、モデム装置から携帯電話への信号路
に信号を固定的に例えば36dBだけ減衰する回路を内
蔵するアダプタを、交換回線に接続されるモデム装置と
携帯電話との間に接続することも考えられる。しかし、
この場合でも、モデム装置からのキャリア送出レベルが
変化すると、アダプタからの携帯電話へのキャリア送出
レベルも変化してしまうので、上記従来例と同様の問題
が生じてしまう。
【0009】そこで、本発明は、ユーザが回線の種類を
意識することなく、又、キャリア送出レベルを手動で変
更することなく、キャリア送出レベルをデータ通信に使
用する回線の種類に応じて最適なレベルに設定可能な送
出レベル設定回路及びこれを用いたモデム装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、請求項1
記載の、モデム装置から送出される信号に基づいて携帯
電話機に対する送出レベルの信号を出力する送出レベル
設定回路において、該モデム装置の信号送出レベルに拘
らず、自動的に固定レベルの信号を出力する回路を備え
た送出レベル設定回路によって達成できる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1の発明に
おいて、前記回路は、前記モデム装置のキャリア送出レ
ベルに拘らず、固定レベルのキャリアを出力する自動利
得制御回路を含む。請求項3記載の発明は、請求項1又
は2の発明において、前記回路は、前記モデム装置と前
記携帯電話機とを接続する信号路に設けられている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のう
ちいずれかの発明において、前記回路は、前記モデム装
置と前記携帯電話機とを接続する接続ケーブルに設けら
れたアダプタ内に設けられている。上記の課題は、請求
項5記載の、モデム装置から送出される信号に基づいて
交換回線に対する送出レベルの信号を出力する第1の回
路と、該モデム装置から送出される信号に基づいて携帯
電話機に対する送出レベルの信号を出力する第2の回路
と、データ通信を該交換回線を介して行うか該携帯電話
機の無線回線を介して行うかに応じて該モデム装置が送
出する信号レベルを制御する手段とを備え、該手段は、
データ通信を該携帯電話機の無線回線を介して行う場合
には、該第2の回路から固定送出レベルの信号が出力さ
れるように該モデム装置を自動的に制御する送出レベル
設定回路によっても達成できる。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項5の発明に
おいて、前記手段は、前記第1の回路内の信号路を流れ
る電流を検出し、検出結果に応じて前記モデム装置のキ
ャリア送出レベルの設定を制御する制御信号を該モデム
装置に供給する検出部を有する。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項5の発明に
おいて、前記手段は、前記第2の回路が前記携帯電話機
に接続されたか否かを検出し、検出結果に応じて前記モ
デム装置のキャリア送出レベルの設定を制御する制御信
号を該モデム装置に供給する検出部を有する。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項7の発明に
おいて、前記検出部は、前記携帯電話機に接続されると
電流路を短絡されるコネクタと、該電流路に設けられた
抵抗とを含み、前記制御信号は該抵抗の端子電圧であ
る。上記の課題は、請求項9記載の、モデム回路部の送
信部から送出される信号に基づいて交換回線及び携帯電
話機に対する送出レベルの信号を出力するモデム装置に
おいて、該送信部の信号送出レベルに拘らず、自動的に
固定レベルの信号を前記携帯電話機に対して出力する回
路を備えたモデム装置によっても達成できる。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項9の発明
において、前記回路は、前記送信部のキャリア送出レベ
ルに拘らず、固定レベルのキャリアを出力する自動利得
制御回路を含む。請求項11記載の発明は、請求項9又
は10の発明において、前記回路は、前記モデム装置と
前記携帯電話機とを接続する信号路に設けられている。
【0017】請求項12記載の発明は、請求項9〜11
のうちいずれかの発明において、前記回路は、前記モデ
ム装置と前記携帯電話機とを接続する接続ケーブルに設
けられたアダプタ内に設けられている。上記の課題は、
請求項13記載の、モデム回路部の送信部から送出され
る信号に基づいて交換回線に対する送出レベルの信号を
出力する第1の回路と、該送信部から送出される信号に
基づいて携帯電話機に対する送出レベルの信号を出力す
る第2の回路と、データ通信を該交換回線を介して行う
か該携帯電話機の無線回線を介して行うかに応じて該送
信部が送出する信号レベルを制御する手段とを備え、該
手段は、データ通信を該携帯電話機の無線回線を介して
行う場合には、該第2の回路から固定送出レベルの信号
が出力されるように該モデム回路部を自動的に制御する
モデム装置によっても達成できる。
【0018】請求項14記載の発明は、請求項13の発
明において、前記手段は、前記第1の回路内の信号路を
流れる電流を検出し、検出結果に応じて前記モデム装置
のキャリア送出レベルの設定を制御する制御信号を該モ
デム回路部に供給する検出部を有する。
【0019】請求項15記載の発明は、請求項13の発
明において、前記手段は、前記第2の回路が前記携帯電
話機に接続されたか否かを検出し、検出結果に応じて前
記送信部のキャリア送出レベルの設定を制御する制御信
号を前記モデム回路部に供給する検出部を有する。
【0020】請求項16記載の発明は、請求項15の発
明において、前記検出部は、前記携帯電話機に接続され
ると電流路を短絡されるコネクタと、該電流路に設けら
れた抵抗とを含み、前記制御信号は該抵抗の端子電圧で
ある。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ユーザが回線の
種類を意識することなく、又、信号送出レベルを手動で
変更することなく、信号送出レベルをデータ通信に使用
する回線の種類に応じて自動的に最適なレベルに設定可
能である。又、移動電話機の無線回線を使用してデータ
通信を行う場合、モデム装置の信号送出レベルに拘らず
無線回線に最適な固定レベルの信号が常に出力される。
【0022】請求項2記載の発明によれば、簡単な構成
の回路を用いてキャリア送出レベルを使用する回線に最
適なレベルに自動的に設定することができる。請求項3
記載の発明によれば、交換回線に対する現存の回路に加
えて無線回線に対する回路を追加するだけで、モデム回
路部の主要部分の大幅な設計変更は不要である。
【0023】請求項4記載の発明によれば、無線回線に
対する回路が、モデム装置に接続されるアダプタの形式
を取ることも可能である。請求項5記載の発明によれ
ば、ユーザが回線の種類を意識することなく、又、信号
送出レベルを手動で変更することなく、信号送出レベル
をデータ通信に使用する回線の種類に応じて自動的に最
適なレベルに設定可能である。又、移動電話機の無線回
線を使用してデータ通信を行う場合、モデム装置の信号
送出レベルに拘らず無線回線に最適な固定レベルの信号
が常に出力される。
【0024】請求項6記載の発明によれば、簡単な構成
によりデータ通信に使用する回線の種類を自動的に検出
することができる。請求項7記載の発明によれば、簡単
な構成によりデータ通信に使用する回線の種類を自動的
に検出することができる。
【0025】請求項8記載の発明によれば、コネクタを
携帯電話機に接続するだけの簡単な操作で、データ通信
に無線回線が使用されることを自動的に検出することが
できる。請求項9記載の発明によれば、ユーザが回線の
種類を意識することなく、又、信号送出レベルを手動で
変更することなく、信号送出レベルをデータ通信に使用
する回線の種類に応じて自動的に最適なレベルに設定可
能である。又、移動電話機の無線回線を使用してデータ
通信を行う場合、モデム装置の信号送出レベルに拘らず
無線回線に最適な固定レベルの信号が常に出力される。
【0026】請求項10記載の発明によれば、簡単な構
成の回路を用いてキャリア送出レベルを使用する回線に
最適なレベルに自動的に設定することができる。請求項
11記載の発明によれば、交換回線に対する現存の回路
に加えて無線回線に対する回路を追加するだけで、モデ
ム回路部の主要部分の大幅な設計変更は不要である。
【0027】請求項12記載の発明によれば、無線回線
に対する回路が、モデム装置に接続されるアダプタの形
式を取ることも可能である。請求項13記載の発明によ
れば、ユーザが回線の種類を意識することなく、又、信
号送出レベルを手動で変更することなく、信号送出レベ
ルをデータ通信に使用する回線の種類に応じて自動的に
最適なレベルに設定可能である。又、移動電話機の無線
回線を使用してデータ通信を行う場合、モデム装置の信
号送出レベルに拘らず無線回線に最適な固定レベルの信
号が常に出力される。
【0028】請求項14記載の発明によれば、簡単な構
成によりデータ通信に使用する回線の種類を自動的に検
出することができる。請求項15記載の発明によれば、
簡単な構成によりデータ通信に使用する回線の種類を自
動的に検出することができる。
【0029】請求項16記載の発明によれば、コネクタ
を携帯電話機に接続するだけの簡単な操作で、データ通
信に無線回線が使用されることを自動的に検出すること
ができる。従って、本発明によれば、ユーザが回線の種
類を意識することなく、又、キャリア送出レベルを手動
で変更することなく、キャリア送出レベルをデータ通信
に使用する回線の種類に応じて最適なレベルに設定可能
である。
【0030】
【実施例】先ず、本発明になる送出レベル設定回路の第
1実施例を図1と共に説明する。送出レベル設定回路の
第1実施例は、本発明になるモデム装置の第1実施例に
適用されている。
【0031】本実施例では、携帯電話による無線回線を
介してデータ通信を行う場合、モデム装置からのキャリ
ア送出レベルが−51dBmに固定される。他方、交換
回線を介したデータ通信を行う場合、モデム装置からの
キャリア送出レベルが−7〜−15dBmに設定され
る。
【0032】図1に示すモデム装置は、大略モデム回路
部1、自動利得制御(AGC)回路2、演算増幅器3,
8、抵抗4〜7及びライントランス9からなる。モデム
回路部1は、大略モデム11、送信部12及び受信部1
3からなる。Gは接地を示す。モデム回路部1自体とし
ては、一般に市販されているモデム大規模集積回路(L
SI)を用い得る。
【0033】尚、図1及び後述する図2、図3及び図5
において、モデム回路部1内の受信部13に対する接続
は、本発明の要旨とは直接関係がないので、その図示及
び説明を省略する。AGC回路2は、図1に示す如く接
続された演算増幅器21〜23、抵抗R1〜R7、ダイ
オードD1,D2及びコンデンサCからなる。例えば、
抵抗R3〜R5,R7の抵抗値は20kΩであり、抵抗
R6の抵抗値は10kΩである。又、コンデンサCの容
量は、例えば10μFである。
【0034】例えば、抵抗4,7の抵抗値は600Ωで
あり、抵抗5,6の抵抗値は10kΩである。ノードN
1は接続ケーブル18を介して携帯電話機10に接続さ
れ、ノードN2は接続ケーブル19を介して交換回線
(図示せず)に接続される。モデム回路部1は、交換回
線用送出レベルの設定により、0〜−15dBmのキャ
リアを送出するように構成されている。演算増幅器21
及び抵抗R1,R2は電圧制御増幅回路を構成し、この
電圧制御増幅回路は通常0dBの増幅器として機能す
る。このため、電圧制御増幅回路は、モデム回路部1の
レベル設定に応じて0〜−15dBmのキャリアを送出
する。この電圧制御増幅回路が出力するキャリアは、演
算増幅器22,23により全波整流されると共に、演算
増幅器23に接続されたコンデンサCにより平滑化され
る。従って、演算増幅器23の出力は、電圧制御増幅回
路の出力波形の交流電圧平均値となる。
【0035】演算増幅器23から出力される交流電圧平
均値は、上記電圧制御増幅回路の制御信号入力端子に供
給され、フィードバックループを形成する。これによ
り、交流電圧平均値が大きい時は、電圧制御増幅回路の
減衰量が大きくなる。他方、電圧制御増幅回路の出力が
小さくなると、交流電圧平均値が小さくなり、フィード
バックループは電圧制御増幅回路の出力レベルが一定値
になるところで平衡状態となる。
【0036】このフィードバックループの平衡状態にお
ける電圧制御増幅回路の出力レベルは、抵抗R1,R2
の抵抗値を適切に選択することにより、常に−9dBm
に設定することができる。従って、電圧制御増幅回路の
−9dBmの出力は、演算増幅器3により36dB減衰
され、抵抗4及びノードN1を介したキャリア送出レベ
ルは、常時−51dBmに設定される。つまり、本実施
例では、モデム回路部1の交換回線用送出レベルの設定
に拘らず、ノードN1からのキャリア送出レベルは常
に、且つ、自動的に、固定値である−51dBmに設定
される。
【0037】他方、モデム回路部1の送信部12から送
出される0〜−15dBmのキャリアは、演算増幅器8
及び抵抗5,6からなる増幅回路と、抵抗7と、ライン
トランス9とを介してノードN2から交換回線に対して
出力される。このため、モデム回路部1の交換回線用送
出レベルの設定に応じて、ノードN2からのキャリア送
出レベルは−7〜−15dBmに設定される。尚、モデ
ム回路部1の交換回線用送出レベルは、従来と同様に、
工事担任者等の有資格者によりパーソナルコンピュータ
等のホスト装置(図示せず)からモデム回路部1に接続
されたモデム装置のコントローラ(図示せず)を介して
手動により設定される。
【0038】この結果、本実施例では、データ通信で使
用する回線の種類に応じてキャリア送出レベルを手動で
変更する必要はなく、キャリア送出レベルの変更のため
の煩雑な操作が不要となる。次に、本発明になる送出レ
ベル設定回路の第2実施例を図2と共に説明する。送出
レベル設定回路の第2実施例は、本発明になるモデム装
置の第2実施例に適用されている。図2中、図1と同一
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0039】本実施例では、携帯電話による無線回線を
介してデータ通信を行う場合、モデム装置からのキャリ
ア送出レベルが−51dBmに固定される。他方、交換
回線を介したデータ通信を行う場合、モデム装置からの
キャリア送出レベルが−7〜−15dBmに設定され
る。
【0040】図2に示すモデム装置は、大略モデム回路
部1、演算増幅器3,8、抵抗4,7、ライントランス
9、フォトカプラ21,22及びアンド回路23からな
る。フォトカプラ21,22は、交換回線への信号路に
設けられており、この信号路に直流電流が流れているか
否かを検出する。信号路に直流電流が流れていない場
合、モデム回路部1のモデム11は、アンド回路23か
らの設定信号に基づいて送信部12のキャリア送出レベ
ルを自動的に固定値である−9dBmに設定される。こ
れにより、送出部12の−9dBmの出力は、演算増幅
器3により36dB減衰され、抵抗4及びノードN1を
介したキャリア送出レベルは、常時−51dBmに設定
される。つまり、本実施例では、モデム回路部1の交換
回線用送出レベルの設定に拘らず、交換回線を介したデ
ータ通信が行われない場合には、ノードN1からのキャ
リア送出レベルは常に、且つ、自動的に、固定値である
−51dBmに設定される。即ち、携帯電話による無線
回線を介してデータ通信を行う場合、ノードN1からの
キャリア送出レベルは常に、且つ、自動的に、固定値で
ある−51dBmに設定される。
【0041】他方、モデム回路部1の送信部12から送
出される0〜−15dBmのキャリアは、演算増幅器8
と、抵抗7と、ライントランス9とを介してノードN2
から交換回線に対して出力される。このため、モデム回
路部1の交換回線用送出レベルの設定に応じて、ノード
N2からのキャリア送出レベルは−7〜−15dBmに
設定される。尚、モデム回路部1の交換回線用送出レベ
ルは、従来と同様に、工事担任者等の有資格者によりパ
ーソナルコンピュータ等のホスト装置(図示せず)から
モデム回路部1に接続されたモデム装置のコントローラ
(図示せず)を介して手動により設定される。又、交換
回線を介したデータ通信が行われる場合には、交換回線
への信号路に直流電流が流れるので、アンド回路23か
らの設定信号はモデム回路部1のモデム11へ供給され
ない。従って、この場合には、送信部12からのキャリ
ア送出レベルを固定値である−9dBmに自動設定する
動作は行われない。
【0042】この結果、本実施例では、データ通信で使
用する回線の種類に応じてキャリア送出レベルを手動で
変更する必要はなく、キャリア送出レベルの変更のため
の煩雑な操作が不要となる。次に、本発明になる送出レ
ベル設定回路の第3実施例を図3及び図4と共に説明す
る。送出レベル設定回路の第3実施例は、本発明になる
モデム装置の第3実施例に適用されている。図3中、図
1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。又、交換回線に対する回路は図1に示す回路と同一
であるので、その図示は図3において省略されている。
【0043】本実施例では、携帯電話による無線回線を
介してデータ通信を行う場合、モデム装置からのキャリ
ア送出レベルが−51dBmに固定される。図3に示す
モデム装置は、大略モデム回路部1、演算増幅器3、抵
抗4,30、マイクロプロセッサユニット(MPU)3
1及びコネクタ41からなる。携帯電話による無線回線
を介してデータ通信を行う場合、コネクタ41はコネク
タ42に接続される。コネクタ41とコネクタ42とが
接続されると、モデム回路部1の送信部12からの送信
キャリアが演算増幅器3及び抵抗4を介して、コネクタ
42のノードN1より接続ケーブル18を介して携帯電
話機10に対して出力される。他方、+5Vの電源と接
地との間に抵抗30が接続され、ノードN3から選択信
号がMPU31の汎用ポートPへ供給される。
【0044】尚、本実施例では、コネクタ41はモデム
装置側に設けられ、コネクタ42は携帯電話機10に接
続される接続ケーブル18側に設けられている。しか
し、コネクタ41を例えばモデム装置に接続する接続ケ
ーブルの先端に設け、接続ケーブル18を省略してコネ
クタ42を携帯電話機10側に直接設けても良いことは
言うまでもない。
【0045】MPU31は、制御部32及びレジスタ3
3を含む。制御部32は、パーソナルコンピュータ45
に接続されており、モデム回路部1内の送信部12のキ
ャリア送出レベルの設定値等を供給され、設定値を制御
部32の内部レジスタに格納する。又、制御部32は、
予め送信部12のキャリア送出レベルの所定固定値を例
えばパーソナルコンピュータ45から設定されており、
この所定固定値を内部デジスタに格納している。制御部
32は、コネクタ41を介してMPU31の汎用ポート
Pに供給される選択信号に応じて、交換回線を介したデ
ータ通信を行う場合には設定値を、携帯電話による無線
回線を介してデータ通信を行う場合には所定固定値を、
レジスタ33に格納する。レジスタ33に格納された値
は、制御部32の制御下で読み出されてモデム回路部1
内の送信部12へ供給され、送信部12のキャリア送出
レベルがレジスタ33からの値に基づいて設定される。
【0046】交換回線を介したデータ通信を行う場合、
コネクタ41はコネクタ42に接続されることはない。
このため、ノードN3は接地されず、制御部32はノー
ドN3からのローレベルの選択信号に応じてパーソナル
コンピュータ45からの設定値をレジスタ33に格納す
る。従って、この場合、送信部12は設定値に基づいた
レベルの送信キャリアレベルを出力し、図1に示す如き
回路を介してノードN2から−7〜−15dBmのキャ
リアが交換回線に対して出力される。
【0047】他方、携帯電話による無線回線を介してデ
ータ通信を行う場合、コネクタ41はコネクタ42に接
続される。このため、ノードN3は接地され、制御部3
2はノードN3からの抵抗30の端子電圧、即ち、ハイ
レベルの選択信号に応じて所定固定値をレジスタ33に
格納する。従って、この場合、送信部12は所定固定値
に基づいた−9dBmの送信キャリアレベルを自動的
に、且つ、固定的に出力し、コネクタ42のノードN1
からは固定値である−51dBmのキャリアが携帯電話
機10に対して出力される。
【0048】この結果、本実施例では、データ通信で使
用する回線の種類に応じてキャリア送出レベルを手動で
変更する必要はなく、キャリア送出レベルの変更のため
の煩雑な操作が不要となる。キャリア送出レベルの設定
は、コネクタ41の接続状態に基づいて、自動的に行わ
れる。
【0049】尚、図3において、MPU31は、モデム
11の一部を構成するプロセッサであっても良い。図4
は、図3に示すMPU31内の制御部32の動作を説明
するフローチャートである。
【0050】図4において、ステップS1は、パーソナ
ルコンピュータ45からの送出レベルの設定値を制御部
32の内部レジスタに書き込む。ステップS2は、パー
ソナルコンピュータ45からの通信開始コマンドを制御
部32の内部レジスタに書き込む。ステップS3は、M
PU31の汎用ポートPに供給されている選択信号のレ
ベルがハイであるかローであるかを判定する。ステップ
S3の判定結果がハイレベルの場合、ステップS4で内
部レジスタから読み出した設定値をレジスタ33に格納
する。他方、ステップS3の判定結果がローレベルの場
合には、ステップS5で内部レジスタから読み出した例
えば−15なる所定固定値をレジスタ33に格納する。
【0051】ステップS4又はステップS5の後、ステ
ップS6はレジスタ33に格納された値を読み出して送
信部12へ供給する。ステップS7は、データ通信を開
始し、ステップS8でデータ通信の終了が確認されると
処理はステップS2へ戻り、パーソナルコンピュータ4
5からの次の通信開始コマンドを待つ。
【0052】次に、本発明になる送出レベル設定回路の
第4実施例を図5と共に説明する。送出レベル設定回路
の第4実施例は、本発明になるモデム装置の第4実施例
に適用されている。図5中、図1と同一部分には同一符
号を付し、その説明は省略する。
【0053】本実施例では、携帯電話による無線回線を
介してデータ通信を行う場合、モデム装置からのキャリ
ア送出レベルが−51dBmに固定される。図5におい
て、モデム装置51は交換回線に対してキャリアを送出
する周知の構成を有する装置である。従って、モデム装
置51からは、例えば−7〜−15dBmのキャリアが
送出される。このモデム装置51から送出されるキャリ
アは、アダプタ52及び3芯ケーブル66を介して携帯
電話機10に対して出力される。このアダプタ52は、
モデム装置51からのキャリア送出レベルに拘らず、常
に固定値の−51dBmのキャリアを3芯ケーブル66
を介して出力する構成を有する。
【0054】アダプタ52は、図3に示す如き接続のト
ランス61、抵抗62〜64及びAGC回路2からな
る。AGC回路2は、図1に示すAGC回路2と同一の
構成を有する。端子TXからは携帯電話機10に対して
送信される信号出力され、端子Gは接地され、端子RX
は携帯電話機10から受信される信号が入力される。こ
れらの端子TX,G,RXは、3芯ケーブル66の対応
する線に接続されている。
【0055】本実施例では、AGC回路2内のフィード
バックループの平衡状態における電圧制御増幅回路の出
力レベルは、図1に示す抵抗R1,R2の抵抗値を適切
に選択することにより、常に−9dBmに設定すること
ができる。従って、電圧制御増幅回路の−9dBmの出
力は、演算増幅器3により36dB減衰され、抵抗4及
びノードN1を介したキャリア送出レベルは、常時−5
1dBmに設定される。つまり、本実施例では、モデム
装置51の交換回線用送出レベルの設定に拘らず、3芯
ケーブル66からのキャリア送出レベルは常に、且つ、
自動的に、固定値である−51dBmに設定される。
【0056】この結果、本実施例では、データ通信で使
用する回線の種類に応じてキャリア送出レベルを手動で
変更する必要はなく、キャリア送出レベルの変更のため
の煩雑な操作が不要となる。つまり、携帯電話による無
線回線を介したデータ通信の場合にのみモデム装置51
をアダプタ52を介して携帯電話機10に接続すること
により、キャリア送出レベルの設定が自動的に行われ
る。
【0057】尚、アダプタ52を携帯電話機10側に設
ける構成としても良いことは言うまでもない。この場
合、携帯電話機10による無線回線を介したデータ通信
を行う場合には、モデム装置51を接続ケーブルでアダ
プタ52に接続すれば良い。更に、アダプタ52を、モ
デム装置51側に設けても良い。つまり、モデム装置の
第4実施例では、モデム装置51がアダプタ52を一体
的に有する。この場合、モデム装置51の出力と、アダ
プタ52を介した出力とを選択的に出力するセレクタを
設けることが望ましい。
【0058】つまり、AGC回路2は、モデム装置51
と携帯電話機10とを接続する信号路に設けられていれ
ば良い。以上、本発明を実施例により説明したが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明
の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることが言う
までもない。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ユーザが
回線の種類を意識することなく、又、信号送出レベルを
手動で変更することなく、信号送出レベルをデータ通信
に使用する回線の種類に応じて自動的に最適なレベルに
設定可能である。又、移動電話機の無線回線を使用して
データ通信を行う場合、モデム装置の信号送出レベルに
拘らず無線回線に最適な固定レベルの信号が常に出力さ
れる。
【0060】請求項2記載の発明によれば、簡単な構成
の回路を用いてキャリア送出レベルを使用する回線に最
適なレベルに自動的に設定することができる。請求項3
記載の発明によれば、交換回線に対する現存の回路に加
えて無線回線に対する回路を追加するだけで、モデム回
路部の主要部分の大幅な設計変更は不要である。
【0061】請求項4記載の発明によれば、無線回線に
対する回路が、モデム装置に接続されるアダプタの形式
を取ることも可能である。請求項5記載の発明によれ
ば、ユーザが回線の種類を意識することなく、又、信号
送出レベルを手動で変更することなく、信号送出レベル
をデータ通信に使用する回線の種類に応じて自動的に最
適なレベルに設定可能である。又、移動電話機の無線回
線を使用してデータ通信を行う場合、モデム装置の信号
送出レベルに拘らず無線回線に最適な固定レベルの信号
が常に出力される。
【0062】請求項6記載の発明によれば、簡単な構成
によりデータ通信に使用する回線の種類を自動的に検出
することができる。請求項7記載の発明によれば、簡単
な構成によりデータ通信に使用する回線の種類を自動的
に検出することができる。
【0063】請求項8記載の発明によれば、コネクタを
携帯電話機に接続するだけの簡単な操作で、データ通信
に無線回線が使用されることを自動的に検出することが
できる。請求項9記載の発明によれば、ユーザが回線の
種類を意識することなく、又、信号送出レベルを手動で
変更することなく、信号送出レベルをデータ通信に使用
する回線の種類に応じて自動的に最適なレベルに設定可
能である。又、移動電話機の無線回線を使用してデータ
通信を行う場合、モデム装置の信号送出レベルに拘らず
無線回線に最適な固定レベルの信号が常に出力される。
【0064】請求項10記載の発明によれば、簡単な構
成の回路を用いてキャリア送出レベルを使用する回線に
最適なレベルに自動的に設定することができる。請求項
11記載の発明によれば、交換回線に対する現存の回路
に加えて無線回線に対する回路を追加するだけで、モデ
ム回路部の主要部分の大幅な設計変更は不要である。
【0065】請求項12記載の発明によれば、無線回線
に対する回路が、モデム装置に接続されるアダプタの形
式を取ることも可能である。請求項13記載の発明によ
れば、ユーザが回線の種類を意識することなく、又、信
号送出レベルを手動で変更することなく、信号送出レベ
ルをデータ通信に使用する回線の種類に応じて自動的に
最適なレベルに設定可能である。又、移動電話機の無線
回線を使用してデータ通信を行う場合、モデム装置の信
号送出レベルに拘らず無線回線に最適な固定レベルの信
号が常に出力される。
【0066】請求項14記載の発明によれば、簡単な構
成によりデータ通信に使用する回線の種類を自動的に検
出することができる。請求項15記載の発明によれば、
簡単な構成によりデータ通信に使用する回線の種類を自
動的に検出することができる。
【0067】請求項16記載の発明によれば、コネクタ
を携帯電話機に接続するだけの簡単な操作で、データ通
信に無線回線が使用されることを自動的に検出すること
ができる。従って、本発明によれば、ユーザが回線の種
類を意識することなく、又、キャリア送出レベルを手動
で変更することなく、キャリア送出レベルをデータ通信
に使用する回線の種類に応じて最適なレベルに設定可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる送出レベル設定回路の第1実施例
を示す回路図である。
【図2】本発明になる送出レベル設定回路の第2実施例
を示す回路図である。
【図3】本発明になる送出レベル設定回路の第3実施例
を示す回路図である。
【図4】第3実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図5】本発明になる送出レベル設定回路の第4実施例
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 モデム回路部 2 AGC回路 3,8,21〜23 演算増幅器 4〜7,R1〜R7,30,62〜64 抵抗 9 ライントランス 10 携帯電話機 11 モデム 12 送信部 13 受信部 18,19 接続ケーブル C コンデンサ D1,D2 ダイオード N1〜N3 ノード 21,22 フォトカプラ 23 アンド回路 31 MPU 32 制御部 33 レジスタ 41,42 コネクタ 45 パーソナルコンピュータ 51 モデム装置 52 アダプタ 66 3芯ケーブル

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モデム装置から送出される信号に基づい
    て携帯電話機に対する送出レベルの信号を出力する送出
    レベル設定回路において、 該モデム装置の信号送出レベルに拘らず、自動的に固定
    レベルの信号を出力する回路を備えた、送出レベル設定
    回路。
  2. 【請求項2】 前記回路は、前記モデム装置のキャリア
    送出レベルに拘らず、固定レベルのキャリアを出力する
    自動利得制御回路を含む、請求項1記載の送出レベル設
    定回路。
  3. 【請求項3】 前記回路は、前記モデム装置と前記携帯
    電話機とを接続する信号路に設けられている、請求項1
    又は2記載の送出レベル設定回路。
  4. 【請求項4】 前記回路は、前記モデム装置と前記携帯
    電話機とを接続する接続ケーブルに設けられたアダプタ
    内に設けられている、請求項1〜3のうちいずれか1項
    記載の送出レベル設定回路。
  5. 【請求項5】 モデム装置から送出される信号に基づい
    て交換回線に対する送出レベルの信号を出力する第1の
    回路と、 該モデム装置から送出される信号に基づいて携帯電話機
    に対する送出レベルの信号を出力する第2の回路と、 データ通信を該交換回線を介して行うか該携帯電話機の
    無線回線を介して行うかに応じて該モデム装置が送出す
    る信号レベルを制御する手段とを備え、 該手段は、データ通信を該携帯電話機の無線回線を介し
    て行う場合には、該第2の回路から固定送出レベルの信
    号が出力されるように該モデム装置を自動的に制御す
    る、送出レベル設定回路。
  6. 【請求項6】 前記手段は、前記第1の回路内の信号路
    を流れる電流を検出し、検出結果に応じて前記モデム装
    置のキャリア送出レベルの設定を制御する制御信号を該
    モデム装置に供給する検出部を有する、請求項5記載の
    送出レベル設定回路。
  7. 【請求項7】 前記手段は、前記第2の回路が前記携帯
    電話機に接続されたか否かを検出し、検出結果に応じて
    前記モデム装置のキャリア送出レベルの設定を制御する
    制御信号を該モデム装置に供給する検出部を有する、請
    求項5記載の送出レベル設定回路。
  8. 【請求項8】 前記検出部は、前記携帯電話機に接続さ
    れると電流路を短絡されるコネクタと、該電流路に設け
    られた抵抗とを含み、前記制御信号は該抵抗の端子電圧
    である、請求項7記載の送出レベル設定回路。
  9. 【請求項9】 モデム回路部の送信部から送出される信
    号に基づいて交換回線及び携帯電話機に対する送出レベ
    ルの信号を出力するモデム装置において、 該送信部の信号送出レベルに拘らず、自動的に固定レベ
    ルの信号を前記携帯電話機に対して出力する回路を備え
    た、モデム装置。
  10. 【請求項10】 前記回路は、前記送信部のキャリア送
    出レベルに拘らず、固定レベルのキャリアを出力する自
    動利得制御回路を含む、請求項9記載のモデム装置。
  11. 【請求項11】 前記回路は、前記モデム装置と前記携
    帯電話機とを接続する信号路に設けられている、請求項
    9又は10記載のモデム装置。
  12. 【請求項12】 前記回路は、前記モデム装置と前記携
    帯電話機とを接続する接続ケーブルに設けられたアダプ
    タ内に設けられている、請求項9〜11のうちいずれか
    1項記載のモデム装置。
  13. 【請求項13】 モデム回路部の送信部から送出される
    信号に基づいて交換回線に対する送出レベルの信号を出
    力する第1の回路と、 該送信部から送出される信号に基づいて携帯電話機に対
    する送出レベルの信号を出力する第2の回路と、 データ通信を該交換回線を介して行うか該携帯電話機の
    無線回線を介して行うかに応じて該送信部が送出する信
    号レベルを制御する手段とを備え、 該手段は、データ通信を該携帯電話機の無線回線を介し
    て行う場合には、該第2の回路から固定送出レベルの信
    号が出力されるように該モデム回路部を自動的に制御す
    る、モデム装置。
  14. 【請求項14】 前記手段は、前記第1の回路内の信号
    路を流れる電流を検出し、検出結果に応じて前記モデム
    装置のキャリア送出レベルの設定を制御する制御信号を
    該モデム回路部に供給する検出部を有する、請求項13
    記載のモデム装置。
  15. 【請求項15】 前記手段は、前記第2の回路が前記携
    帯電話機に接続されたか否かを検出し、検出結果に応じ
    て前記送信部のキャリア送出レベルの設定を制御する制
    御信号を前記モデム回路部に供給する検出部を有する、
    請求項13記載のモデム装置。
  16. 【請求項16】 前記検出部は、前記携帯電話機に接続
    されると電流路を短絡されるコネクタと、該電流路に設
    けられた抵抗とを含み、前記制御信号は該抵抗の端子電
    圧である、請求項15記載のモデム装置。
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