JPH08222557A - フッ素化非晶質炭素膜の製造方法 - Google Patents
フッ素化非晶質炭素膜の製造方法Info
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- JPH08222557A JPH08222557A JP7021429A JP2142995A JPH08222557A JP H08222557 A JPH08222557 A JP H08222557A JP 7021429 A JP7021429 A JP 7021429A JP 2142995 A JP2142995 A JP 2142995A JP H08222557 A JPH08222557 A JP H08222557A
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Abstract
ているフッ素化非晶質炭素膜、を高速に及び良質に製造
する手法を提供する。 【構成】 プラズマ発生部と堆積させる基板とが分離し
ている構造の、高密度プラズマ源を用いてフッ素化非晶
質炭素膜を形成する。この様な高密度プラズマを用いた
場合、成膜に寄与するラジカル密度を高くすることがで
きるので、これにより成膜速度を上昇させることができ
る。またプラズマ発生部と堆積部とを分離することによ
り、イオンエネルギーを小さく抑えることができるた
め、エッチング反応が抑制され、水素源の添加無しにフ
ッ素化非晶質炭素膜を堆積させることが可能となる。さ
らに堆積させる基板に高周波電力を印加し、バイアス電
圧を変化させることにより、イオンのエネルギーを最適
化させる事ができ、膜の耐熱性等の膜質向上が可能とな
る。
Description
実装基板等に絶縁材料として用いられるフッ素化非晶質
炭素膜の製造方法に関する。
の配線幅、配線間隔の減少によって、配線浮遊容量、及
び配線抵抗が増大するようになる。それにともなう配線
遅延の増大から、半導体装置の高速動作に障害が生じる
ようになってくる。一般に配線遅延は、絶縁材料の比誘
電率の平方根に比例するので、絶縁材料に比誘電率の低
いものを用いることによって配線遅延を減少させること
が可能になり、多層配線層における絶縁材料の見直しが
行われている。従来から半導体装置の層間絶縁膜には主
としてSiO2 が用いられており、成膜速度を向上させ
るために高密度プラズマを用い、さらに配線パターンへ
の埋め込み特性向上のために、基板にバイアス電圧を印
加して製造する方法が確立されている。しかしこの方法
で製造されるSiO2 膜の比誘電率は約4程度であり、
比誘電率がそれ以下である膜の堆積方法の開発が望まれ
ている。そこで次世代の低誘電率層間絶縁材料として、
比誘電率が3以下になるフッ素化非晶質炭素材料が有力
視されている。このフッ素化非晶質炭素材料の製造方法
としては、従来からプラズマによる化学気相成膜法が用
いられており、主に平行平板型低密度プラズマを用いた
製造方法が用いられている。第55回応用物理学会学術
講演会予稿集No.3.21a−G−11(1994年
9月19日)にはフッ素プラズマ処理によるポリイミド
樹脂の含フッ素化により比誘電率を3以下にした例が記
載されている。
には、比誘電率ができるだけ低く、パターンの埋め込み
特性が良く、さらに単位時間当たりの製造量を増大させ
るために、堆積速度が少なくとも0.1μm /min程
度はあることが要求される。現在使用されているSiO
2 層間絶縁膜は、高密度プラズマを用いて、しかも基板
にバイアス電力を印加する事により、上記の絶縁材料に
要求される特性のうち、パターンの埋め込み特性、及び
堆積速度に関しては要求を満たす膜が得られている。し
かし比誘電率は約4程度であり、それ以下に低減させる
ことは困難である。そこで別の絶縁材料として比誘電率
が3以下になるフッ素化非晶質炭素膜を使用した場合、
比誘電率的には低い値を示すが、成膜速度及び埋め込み
平坦性に関してはSiO2 膜より劣っていた。
遅く、埋め込み平坦性が悪いのは、低密度のプラズマに
よって成膜が行われるため、プラズマによる原料モノマ
ーの分解速度が遅く、従って成膜に寄与するフッ素化炭
素ラジカル密度が小さいためである。そのため膜厚1μ
m の膜を堆積させるのに30分以上の時間を要し、実用
化のためには成膜速度を少なくとも倍以上に向上させる
必要がある。また従来の平行平板型の低密度プラズマ源
では、原料のフッ化炭素ガスのみでは非晶質炭素膜を堆
積させることはできず、成膜時に水素ガス等を添加して
初めて非晶質炭素膜が堆積される。すると添加した水素
は炭素原子と結合して膜中に取り込まれ、膜の架橋度を
低下させるので耐熱性の劣化が生じる。したがって水素
添加無しに成膜を行う新たな技術の開発が必要とされて
いる。また非晶質炭素膜の膜構造はイオン照射により大
きく変化するが、従来の平行平板型の場合、基板に印加
される自己バイアスのために照射されるイオンのエネル
ギーが大きく、非晶質炭素膜の堆積に最適なエネルギー
値にイオンエネルギーを制御することが原理的に困難で
あり、埋め込み平坦性の悪化をもたらしていた。
プラズマ源を用いることによって、これらの問題点を解
決し、高成膜速度で良好な埋め込み特性を示す、低誘電
率のフッ素化非晶質炭素膜の製造方法を提供する事にあ
る。
決するために、原料にCx Fy (x=1−4,y=4−
8)ガスだけを用い、膜を堆積させる基板がプラズマ発
生部外に存在する高密度プラズマを用いてフッ素化非晶
質炭素膜の製造を行う。この様な高密度プラズマ源を用
いた場合、成膜に寄与するラジカル密度を高くすること
ができるので、これにより成膜速度を上昇させることが
できる。さらに、基板をプラズマ発生部外に存在させる
ため、基板に照射されるイオンエネルギーを小さく抑え
ることができ、水素源の添加無しにフッ素化非晶質炭素
膜を堆積させることが可能となる。さらに堆積させる基
板に高周波電力を印加し、基板の電位を制御し最適化す
ることにより、イオンのエネルギーを変化させ、耐熱
性、膜の平坦性等の膜質を制御する。
F4 、C2 F6 、C3 F8 、C4 F8 等のフッ素化炭素
系のモノマー分子をプラズマで励起させ、ラジカル分
子、イオンなどを基板上で反応させて形成される。一般
にプラズマによる膜の堆積現象は、堆積性のラジカル等
による堆積反応と、イオンあるいはエッチング性のラジ
カルによるエッチング反応の組み合わせで起こっている
と考えられている。プラズマ源に高密度プラズマを用い
ると、平行平板型に比べてモノマー分子の解離速度が早
くなるため、堆積性のフッ化炭素ラジカル密度が高くな
り、堆積反応が促進されて成膜の高速化を行うことがで
きる。
れる自己バイアス電圧によりイオンが加速されるため、
イオン照射によるエッチング反応が促進される。従って
CF系のガスのみでプラズマを発生させた場合、エッチ
ング反応速度が堆積反応速度よりも高くなり、フッ素化
非晶質炭素膜の堆積は見られない。この場合に膜を堆積
させるには、エッチング物質と考えられているフッ素原
子を、水素ガス等を添加して除去しなければならない。
しかしヘリコン波やマイクロ波放電等の高密度プラズマ
を用いて、しかもプラズマ発生部と成膜部を別にしたプ
ラズマ源では、イオン密度が多いにも関わらずイオンエ
ネルギーを小さく抑えることができ、これらの高密度プ
ラズマ源ではエッチング反応が抑制され、水素ガスの添
加無しに成膜を行うことが可能となり、従来の平行平板
型で膜中に取り込まれ、膜の耐熱性を劣化させていた水
素原子を除外することができる。さらに試料に高周波電
力を印加して試料の電位を制御することにより、照射イ
オンエネルギーを最適化して、膜の耐熱性、平坦性等の
向上を図る。
図2は、本発明で使用するフッ素化非晶質炭素膜を形成
させるための装置の概略図である。図1はヘリコン波プ
ラズマ源、図2はマイクロ波プラズマ源が装着されてい
る。試料101、201はそれぞれ試料台102及び2
02に装着され、試料台はプラズマ発生部以外に存在し
ている。試料台にはプラズマ源に供給する高周波電力1
03またはマイクロ波電力203とは別に、高周波電力
104または204を印加することができ、試料にバイ
アス電圧を印加することが可能である。また試料台は任
意の温度に加熱及び冷却を行うことができる。まずシリ
コン基板等の試料101、201をそれぞれ試料台10
2、202に設置し、その後装置にCF4 、C2 F6 、
C3 F8 、C4 F8 等のフッ素化炭素ガスを導入し、真
空度10-3Torrで、高周波及びマイクロ波を印加し
て放電させ、フッ化炭素のプラズマを発生させる。この
フッ化炭素プラズマにより非晶質炭素膜を堆積させる。
図で107、207は磁石、108、206は真空ポン
プ、109、205は原料のガスボンベである。
板型での成膜では、全ガス流量を50sccmに固定
し、CF4 ガスにCH4 ガスを添加して高周波電力(1
3.56MHz)を200W印加して成膜した。図3、
図4は、それぞれ従来の場合の成膜速度、比誘電率とガ
ス流量比の関係を示す図である。成膜速度及び膜の比誘
電率(1MHz)は原料の混合比によって変化し、それ
ぞれ図3及び図4に示す値となる。このように比誘電率
が3以下の膜が得られているが、成膜速度が遅いために
単位時間当たりの量産数が少ないという製造上の問題が
存在していた。
寄与するラジカル量を増加させれば、成膜速度は上昇す
ると考えられるので、まずヘリコン波により発生された
高密度プラズマを用いて成膜を行った。原料ガスにCF
4 及びC2 F6 を用いて、希釈する水素ガスとしてはH
2 を用いた。ヘリコン波を発生させるのに用いた高周波
電力(13.56MHz)は2kW一定とした。試料台
の温度は冷却により50℃に抑えた。成膜速度の水素希
釈量依存性を図5に示す。図中の曲線1がCF4 を用い
た場合、曲線2がC2 F6 を用いた場合である。なお原
料のCF4 及びC2 F6 ガス流量は100sccmに固
定して成膜した。この場合の電子密度は測定の結果5×
1012/cm3 、プラズマポテンシャルは20Vであっ
た。ここで図から分かるように、ヘリコンプラズマを用
いることで、フッ素化非晶質炭素膜を水素添加無しで成
膜させることができた。すなわち発明者らは、基板とプ
ラズマ発生部が別々に存在する高密度プラズマ源を用い
ることによって、完全に炭素とフッ素原子のみから成る
フッ素化非晶質炭素を形成する手法を見いだした。さら
に、非晶質炭素膜の成膜速度を平行平板型に比べて約1
0倍程度に向上させる手法を確立した。
原料は同様にCF4 とC2 F6 ガスを用いた。成膜速度
の水素希釈量依存性をそれぞれ図6に示す。曲線1がC
F4を用いた場合、曲線2がC2 F6 を用いた場合であ
る。なおガス流量及びマイクロ波(2.45GHz)電
力はヘリコンと同様に、100sccm及び2kWとし
た。また試料台の温度は同様に冷却により50℃に抑え
た。マイクロ波を用いた場合の電子密度は2×1012/
cm3 、プラズマポテンシャルは16Vであった。ヘリコ
ンと同様にマイクロ波放電によっても、水素希釈無しで
フッ素化非晶質炭素膜が成膜されることが分かった。成
膜速度はヘリコンに対しては遅くなったが、平行平板型
からは大幅に上昇させることができた。
より、成膜速度を従来の平行平板型に比べて大幅に上昇
させることができるのは、平行平板型に比べて成膜に寄
与するラジカル密度が上昇するためと考えられる。また
水素希釈無しでもフッ素化非晶質炭素膜を堆積できるの
は、これらの高密度プラズマ源では、基板とプラズマと
の電位差で加速され、膜に照射されるイオンのエネルギ
ーを、平行平板型に比べて小さく抑えることができ、エ
ッチング反応を抑制させることができるためと考えられ
る。
場合について記載したが、C3 F8、C4 F8 等の他の
フッ化炭素ガスを用いた場合でも、同様に平行平板型で
は膜堆積が起こらないのに対し、高密度プラズマを用い
た場合は膜が堆積し、堆積速度はC2 F6 を用いた場合
と同等であった。
晶質炭素膜を成膜する手法を確立したので、続いて水素
ガスの添加無しにCF4 、C2 F6 ガスのみを用いて、
さらに試料台に高周波(400kHz)を印加して、試
料の電位を制御し、試料に照射されるイオンのエネルギ
ーを変化させてフッ素化非晶質炭素膜の膜質に与える影
響を調べた。試料台の温度はこの場合も50℃とした。
平行平板型の場合、電極に設置された試料には自己バイ
アス電圧が印加されるので、バイアス電圧を制御するこ
とによるイオンエネルギーの制御は困難であるが、ヘリ
コン波、マイクロ波等の高密度プラズマを用いて、しか
も成膜部とプラズマ発生部を別にすると、試料台に高周
波電力を印加する事により試料台の電位を制御すること
ができ、これにより基板に照射されるイオンのエネルギ
ーを制御することが可能になる。
変化させたときの成膜速度の変化を図7に示す。曲線1
はヘリコン波を用いて成膜した場合、曲線2はマイクロ
波を用いて成膜した場合である。バイアス電力の上昇に
伴い、両者ともに成膜速度が減少していき、電力200
W以上では両者とも非晶質炭素膜が成膜されない事が分
かった。これは電力上昇に伴い、イオンのエネルギーが
上昇するため、エッチング反応が促進されたためと考え
られる。従来の平行平板型の場合、CF系ガスのみでは
膜が堆積しなかったのは、この高密度プラズマ源でバイ
アス電力を200W以上印加したときに相当するエネル
ギーのイオンが存在しているためであると考えられる。
またC3 F8 、C4 F8 等の他のフッ化炭素ガスについ
ても、高密度プラズマを用いて成膜したところ、バイア
ス電力の印加によって膜の成膜速度が減少していく同じ
現象が見られた。
率、パターン埋め込み性に与える効果について評価し
た。真空雰囲気中で加熱したとき、膜が分解して膜の重
量が減少し始める温度、膜中のフッ素含有量、および膜
の比誘電率(1MHz)を調べた。結果を表1に示す。
り、膜の誘電率は若干上昇するが、いずれも膜の耐熱性
が向上することがわかった。すなわち発明者らは、高密
度プラズマを用いて、しかも成膜時に試料に高周波電力
を印加する事が、フッ素化非晶質炭素膜の耐熱性の向上
に有効であることを見いだした。またバイアス電力を印
加して照射エネルギーを上昇させると、膜中のフッ素量
は減少していく事が分かった。膜中のフッ素量が減少す
ると、より炭素−炭素結合が膜中に形成されることにな
り、すなわち膜の架橋度が上昇すると考えられる。一般
に樹脂材料等の耐熱性は膜の架橋構造で決まり、従って
バイアス電力印加による耐熱性の向上は、膜の架橋度が
上昇したためであると考えられる。また表1の比較例の
平行平板型では、高密度プラズマでバイアス電力を印加
したときに相当するエネルギーのイオンが膜に照射され
ていると考えられるが、それにも関わらず膜の耐熱性が
低いのは、成膜時に水素ガスの添加を行わなければなら
ず、そのためより低温で脱離する水素原子が膜中に存在
するためであると考えられる。
技術によって形成したシリコン基板上にフッ素化非晶質
炭素膜を堆積させ、パターンの埋め込み特性について調
べた。配線幅、配線間隔0.4μm 、配線高さ0.8μ
m のパターンを用いてヘリコン、及びマイクロ波で、基
板にバイアス電力を印加しないで成膜した場合、C
F4 、C2 F6 、C3 F8 、C4 F8 のどのガスを用い
た場合も、パターンを完全に埋め込むことができず、配
線間にボイドの発生が見られた。しかしバイアス電力を
印加して成膜した場合は、いずれの場合も、ボイドの発
生なくパターン中にフッ素化非晶質炭素膜を埋め込む事
ができた。通常ボイドの発生は、アルミニウム等の配線
材料の側壁への堆積速度が、配線材料上への堆積速度に
比べて遅い場合に見られる。バイアス電力印加が埋め込
み特性向上に効果的であるのは、バイアス電力印加によ
ってイオンを加速し、配線材料上で生じるエッチング反
応のみを選択的に促進させ、配線材料側壁と上部との成
膜速度の差を減少させるためであると考えられる。
実施例であるが、そのほかにも高密度で、しかもプラズ
マ発生部と堆積させる基板とを別の場所に分離する事が
できるプラズマ源であれば、誘導結合型など他のプラズ
マ源に関しても同様に本発明を適用でき、本発明と同様
の効果を得ることができる。
置及び実装基板等の多層配線用絶縁膜用の低誘電率絶縁
材料である。フッ素化非晶質炭素膜の製造方法に関し
て、高密度プラズマ源を用いて、プラズマ発生部と成膜
部を分離することにより、水素の含有されていない良質
の膜を高速で成膜可能とする手法を確立した。さらに成
膜中に試料に高周波電力を印加することにより、イオン
のエネルギーを最適化し、耐熱性の高い膜を形成する手
法及び、フッ素化非晶質炭素膜の埋め込み特性を向上さ
せる手法を確立した。
炭素膜の製造装置の概略図である。
炭素膜の製造装置の概略図である。
非晶質炭素膜の成膜速度を示す図である。
非晶質炭素膜の比誘電率を示す図である。
水素添加量依存性を示す図である。
水素添加量依存性を示す図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】プラズマを用いたフッ素化非晶質炭素膜の
製造方法に関して、原料にCx Fy(x=1−4,y=
4−8)ガスのみを用いて、しかもプラズマ源として当
該炭素膜を堆積させる基板がプラズマ発生部外に存在す
る高密度プラズマを用いることを特徴とするフッ素化非
晶質炭素膜の製造方法。 - 【請求項2】プラズマ発生装置にマイクロ波放電を用い
ることを特徴とする請求項1に記載のフッ素化非晶質炭
素膜の製造方法。 - 【請求項3】プラズマ発生装置にヘリコン波放電を用い
ることを特徴とする請求項1に記載のフッ素化非晶質炭
素膜の製造方法。 - 【請求項4】プラズマを用いたフッ素化非晶質炭素膜の
製造方法において、プラズマに供給する電力以外に、当
該炭素膜を堆積させる基板にも高周波電力を供給するこ
とを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3
に記載のフッ素化非晶質炭素膜の製造方法。
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