JPH08222503A - 加熱処理方法および装置 - Google Patents

加熱処理方法および装置

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JPH08222503A
JPH08222503A JP2444895A JP2444895A JPH08222503A JP H08222503 A JPH08222503 A JP H08222503A JP 2444895 A JP2444895 A JP 2444895A JP 2444895 A JP2444895 A JP 2444895A JP H08222503 A JPH08222503 A JP H08222503A
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JP
Japan
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temperature
wafer
processed
heater
heat treatment
Prior art date
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JP2444895A
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English (en)
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Shoji Kanai
昭司 金井
Keizo Kuroiwa
慶造 黒岩
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被処理物の各部における加熱温度と時間の積
の分布を均一にする。 【構成】 複数のベークユニット1〜3の各々のホット
プレート4に、温度分布を測定する複数の温度センサ6
を配置するとともに、各ベークユニット1〜3の間を半
導体ウェハ8を移動させるウェハアームに、半導体ウェ
ハ8を回転させる機構を設け、個々のベークユニット1
〜3におけるホットプレート4の温度分布に起因する半
導体ウェハ8の加熱状態のばらつきが相殺されるよう
に、すなわち、加熱温度と時間の積が半導体ウェハ8の
全面で一様になるように、半導体ウェハ8の姿勢を変化
させながら、測定される温度分布が異なるベークユニッ
ト1〜3の間を逐次移動させて、半導体ウェハ8に塗布
されているホトレジストのベークを実行するベーク装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱処理技術に関し、
特に、ホトレジストが塗布された半導体ウェハのベーク
処理工程等に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、半導体製造技術の一つである
ホトリソグラフィー技術では、感光材料としてホトレジ
ストが使用されている。このホトレジストをウェハ上に
薄膜として形成するには、たとえば、Silicon
Processing forthe VLSI Er
a(1986)、等の文献にも記載されているように、
スピン塗布と呼ばれる回転方式を用いてウェハ上のホト
レジストを均一に薄膜化し、さらに、ソフトベークと呼
ばれる加熱処理によりホトレジストの感度、膜厚を安定
化させることが知られている。
【0003】ソフトベーク方式としては、たとえば、U
LSI製造装置実用便覧(1991)に記載されている
ように2通りの方法が一般的である。ひとつは、ホット
プレートと呼ばれる複数のベークユニットを一枚のウェ
ハが順次送り込まれベーク処理するトラック方式と呼ば
れる方法、もう一つは、複数のホットプレート内の1ユ
ニットで1枚のウェハ処理を終了させるロボット使用の
ランダムアクセス方式である。
【0004】このランダムアクセス方式が可能な装置
は、ウェハ処理フロープログラムの変更によりトラック
方式と同様に、一枚のウェハを複数のホットプレートで
処理することが可能である。これらをプロセス的に説明
すると定められたプロセス処理条件、たとえば90℃、
90sec処理ならばトラック方式の場合、温度を90
℃に設定したホットプレートを3ケ用い30secづつ
連続処理し、ランダムアクセス方式の場合は、1ケのホ
ットプレートにより90℃にて90sec処理するわけ
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ホトレジストの感度、
膜厚は、ソフトベーク処理条件により敏感に変化するこ
とは、既に知られている。従ってソフトベーク工程で
は、ベーク温度、ベーク時間を精度良く制御する必要が
ある。しかしながら従来の装置では、ホットプレートの
温度を面内均一に制御(理想±0.1℃)することは、困
難である。特にウェハの大口径化が進むにつれてホット
プレートの温度分布制御が困難を極めている。
【0006】その制御方法は、下記のようである。すな
わち、ホットプレートは、単一ヒータにより直接温度が
昇降する。そのヒータは、ホットプレート中心に埋め込
まれた単一温度センサにより温度が検出され、制御部に
帰還がかかりホットプレート中心の温度のみが制御され
ている。
【0007】また、ウェハとホットプレートのベーク処
理中における位置関係は、一旦、ロボットアーム等でセ
ットされたウェハは、処理が終了するまで位置変化せず
ウェハの自重または、真空吸着により固定状態になって
いる。従って直接ホットプレート面内の温度分布バラツ
キの影響をウェハが受けることになり、ウェハに塗布さ
れたホトレジストの感度や膜厚のバラツキが発生する懸
念がある。特に、1ケのホットプレートにより1枚のウ
ェハが固定的に処理されるランダムアクセス方式の場合
は、前述の懸念が大きくなる。
【0008】本発明の目的は、被処理物の各部における
加熱温度と時間の積の分布を均一にすることが可能な加
熱処理技術を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、半導体ウェハの面内
において温度制御精度の高いホトレジストベーキングが
可能なホトレジストベーキング処理技術を提供すること
にある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0012】ヒータとしてのベーク用ホットプレート内
部に複数の温度センサを設置する。設置する位置関係
は、たとえば、被処理物の中心(ホットプレート中心)
に1ケ、残りは、被処理物の径に応じ被処理物の外周よ
り内側に均等角度で設置する。これら温度センサの情報
は、リアルタイムで温度管理制御部に送信する。
【0013】ホットプレート周辺およびホットプレート
には、ベーク処理中に被処理物を回転させる機構を設け
る。そして、その回転角は、被処理物の外周下に設置さ
れた温度センサの数で円周を均等分割した角度となる。
ベーク処理するためにベークユニット内にセットされた
被処理物は、ホットプレート外周に設置された温度セン
サ数に応じた割り出し角度分だけ回転移動し、処理時間
内に1回転する方法をとる。
【0014】
【作用】上述した手段によれば、被処理物が回転するこ
と、およびホットプレート面内の温度分布は、リアルタ
イムにモニタされ、被処理物の中心が温度制御されるた
めにホットプレート外周の温度が規格内に入っていれば
被処理物面内の温度は、各センサの計測温度の和をセン
サ数で平均化した均一な温度でのベーク処理が可能とな
り、たとえば半導体ウェハ等の被処理物上に形成される
ホトレジストの膜厚、感度が均一化され、ホトレジスト
現像寸法精度が向上安定し歩留りが向上する。
【0015】また、複数のベークユニットを用いて処理
する場合において処理中に回転させない時などは、下記
のようである。
【0016】たとえば3ケのベークユニットを用いる時
は、各ベークユニットに被処理物がセットされる前に回
転機構により、温度制御部より送信される温度情報指令
に従い被処理物の面内の基準点が各ベークユニットの最
高温度位置、最低温度位置、平均温度位置にそれぞれセ
ットされるように位置決めし、平均化した温度でベーク
処理することにより面内の均一化を図る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例である加熱処理
方法が実施される加熱処理装置の構成および作用の一例
を示す平面図であり、図2は、その構成の一例を示す平
面図、図3は、その構成の一例を示す断面図、図4は、
その一部を取り出して示す平面図、図5は、その一部を
取り出して示す断面図、図6は、その制御系の構成の一
例を示すブロック図である。
【0019】本実施例では、加熱処理方法および装置の
一例として、ホトレジストが塗布された半導体ウェハの
ベーク方法および装置に適用した場合について説明す
る。
【0020】図1および図2に例示されるように、本実
施例のベーク装置は、被処理物である半導体ウェハ8を
ベークするベークユニット1、ベークユニット2、およ
びベークユニット3は、ホットプレート4の表面温度を
測定する温度センサ6、ホットプレートを直接加熱する
ヒータ7、半導体ウェハ8の受け渡し時にホットプレー
ト4上を上昇、下降するウェハ昇降ピン5、およびウェ
ハ回転ホルダ10を有するウェハアーム11で回転位置
決めされた半導体ウェハ8をホットプレート4上にセッ
トする時、かつホットプレート4からウェハアーム11
に受け渡し時に一旦、半導体ウェハ8を保持するウェハ
用の開閉フィンガ9より構成されている。
【0021】この場合、温度センサ6は、ベークユニッ
ト1〜3の各々のホットプレート4の中央部(測定温度
がTnAで示される位置)と、当該中央部を軸として加
熱領域を周方向に3等分(N=3)した複数の領域の各
々の中央部(測定温度がTnB〜TnDで示される位
置)の合計4ヵ所に配置されている。
【0022】図4および図5に例示されるように、ウェ
ハアーム11は、先端部に、リング状のウェハ回転ホル
ダ10を備えている。このウェハ回転ホルダ10は、内
周部の三箇所に突設されたウェハ爪20a,ウェハ爪2
0b,ウェハ爪20cによって半導体ウェハ8の外周部
を支持する。ウェハ回転ホルダ10の中央部には、半導
体ウェハ8が載置される回転プーリ12が配置されてお
り、タイミングベルト14を介して、パルスモータ13
によって所望の角度に回転駆動される。回転プーリ12
は、その下部が、シャフト連結機構12aを介して単動
押し出しシリンダ12bに支持されており、ウェハ回転
ホルダ10を含む平面に交差する方向に回転プーリ12
に載置された半導体ウェハ8を上下動させる動作が行わ
れる。
【0023】すなわち、回転プーリ12による半導体ウ
ェハ8の回転動作は、単動押し出しシリンダ12bによ
る上昇動作によって、半導体ウェハ8をウェハ回転ホル
ダ10から所定の高さに浮上させた状態で行われる。
【0024】一方、本実施例のベーク装置の制御系は、
図6に例示されるように、温度センサ6からの計測情報
によってヒータ7の温度を制御する温度制御部15、パ
ルスモータ13等からなるウェハアーム11のウェハ回
転駆動部18およびホットプレート4に設けられたウェ
ハ昇降ピン5からなる昇降支持ピン駆動部19を制御す
るウェハ回転系制御部17、これらの各部を統括して制
御するCPU16、等で構成されている。
【0025】この制御系の動作は、たとえば、次のよう
に動作する。ホットプレート4の内部に挿入されている
温度センサ6の情報が温度制御部15に送られウェハ中
心の温度が設定温度に入るようにヒータ7を制御する。
また温度センサ6の情報は、温度制御部15を介しCP
U16に送られウェハ回転の有無判断、および回転が必
要な時の回転角の演算等、データ処理してウェハ回転系
制御部17に半導体ウェハ8の回転に関する指示を出
す。指示が送られたウェハ回転系制御部17は、CPU
16の指示に従い、ウェハ回転駆動部18と昇降、およ
び昇降支持ピン駆動部19を動作させる制御をしてい
る。
【0026】以下、本実施例の作用の一例について説明
する。
【0027】ホトレジストを塗布処理された半導体ウェ
ハ8は、ウェハアーム11によりベークユニット1内の
ホットプレート4上に搬送され、ウェハ昇降ピン5によ
り半導体ウェハ8は、ウェハアーム11より上の高さに
持ち上げられる。
【0028】持ち上げられた半導体ウェハ8は、開閉フ
ィンガ9により一旦保持され、ウェハアーム11がベー
クユニット外に逃げる。その後、開閉フィンガ9により
保持された半導体ウェハ8は、開閉フィンガ9の下降に
よりウェハ昇降ピン5上に載置される。その後、開閉フ
ィンガ9は、開の状態となり半導体ウェハ8上に逃げ
る。半導体ウェハ8を保持したウェハ昇降ピン5は、ホ
ットプレート4の内部に下降し、ホットプレート4に半
導体ウェハ8を載置し、その状態でベーク処理を開始す
る。
【0029】たとえばベーク処理が温度T1A℃で90
sec処理をベークユニット3ケ用いて行う条件下での
回転動作を含むベーク処理について説明する。
【0030】
【数1】
【0031】
【数2】
【0032】
【数3】
【0033】
【数4】
【0034】
【数5】
【0035】
【数6】
【0036】各ベークユニット1、2、3の温度センサ
によるホットプレート4の表面温度分布状態が、一例と
して、(数1)、(数2)、(数3)、(数4)、(数
5)、(数6)の場合は、一例として、以下のように制
御を行う。
【0037】ホトレジストの塗布された半導体ウェハ8
のオリフラ部8aが図4の如くウェハ爪20aの向きに
配向した姿勢でウェハ回転ホルダ10に初期セットさ
れ、ベークユニット1にウェハアーム11が入る。ベー
クユニット1の内部のウェハ昇降ピン5が上昇し、半導
体ウェハ8がウェハアーム11より持ち上げられる。次
に開閉フィンガ9が開放状態で半導体ウェハ8より低い
位置に止まり、さらに、開閉フィンガ9は閉状態となっ
て上昇し、半導体ウェハ8が開閉フィンガ9に保持さ
れ、ウェハ昇降ピン5は一旦、下降し、この時、ウェハ
アーム11は、ベークユニット1外に待避する。
【0038】次に開閉フィンガ9と上昇するウェハ昇降
ピン5との間で半導体ウェハ8の受け渡しを行い、半導
体ウェハ8のオリフラ部8aは、図1中のT1B部にセ
ットされ30secベークされる。処理された半導体ウ
ェハ8は、ウェハ昇降ピン5、開閉フィンガ9、ウェハ
アーム11の受け渡し動作によりウェハアーム11にセ
ットされる。
【0039】CPU16の指令に従い、単動押し出しシ
リンダ12bによって回転プーリ12をウェハ回転ホル
ダ10から所定の高さに上昇させた後、パルスモータ1
3を駆動させタイミングベルト14を介し、回転プーリ
12を120度(360/3)回転させることによっ
て、半導体ウェハ8を回転させ、ベークユニット2にセ
ットする。
【0040】このベークユニット2では、半導体ウェハ
8はオリフラ部8aが、図1中のベークユニット2のT
2C部の向きになる姿勢でセットされ30secベーク
処理される。ベーク処理された半導体ウェハ8は、ベー
クユニット1で行った動作と同様にウェハアーム11に
渡され、ウェハアーム11上でさらに120度回転され
た後、ベークユニット3にセットされる。ここでの半導
体ウェハ8はオリフラ部8aがT3Dの位置に向いた姿
勢で30sec処理されベーク処理が完了する。
【0041】この動作により半導体ウェハ8の面内は、
加熱温度にばらつきのある複数のベークユニット1〜3
の最高、中間、最低温度の領域でそれぞれベークされる
ので、面内の全域で加熱温度と時間の積がほぼ均一化さ
れ、均一な加熱エネルギによる一様なベークが行われ
る。この結果、半導体ウェハ8に塗布されているホトレ
ジストの膜厚や感度等が均一化され、安定した精度の良
いホトレジスト寸法が得られる。
【0042】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0043】たとえば、上述の本実施例の説明では、一
例として、ベークユニットを3ケ用いる場合を例示した
が単一のベークユニット内にてウェハの姿勢を回転させ
て加熱温度と時間の積の分布を均一化させてもよい。
【0044】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0045】本発明の加熱処理方法によれば、被処理物
の各部における加熱温度と時間の積の分布を均一にする
ことができる、という効果が得られる。
【0046】また、半導体ウェハの面内において温度制
御精度の高いホトレジストベーキングをすることができ
る、という効果が得られる。
【0047】本発明の加熱処理装置によれば、被処理物
の各部における加熱温度と時間の積の分布を均一にする
ことができる、という効果が得られる。
【0048】また、半導体ウェハの面内において温度制
御精度の高いホトレジストベーキングをすることができ
る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である加熱処理装置の構成お
よび作用の一例を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例である加熱処理装置の構成の
一例を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例である加熱処理装置の構成の
一例を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例である加熱処理装置の一部を
示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例である加熱処理装置の一部を
示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例である加熱処理装置の制御系
の構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜3 ベークユニット 4 ホットプレート 5 ウェハ昇降ピン 6 温度センサ 7 ヒータ 8 半導体ウェハ(被処理物) 8a オリフラ部 9 開閉フィンガ 10 ウェハ回転ホルダ 11 ウェハアーム 12 回転プーリ 12a シャフト連結機構 12b 単動押し出しシリンダ 13 パルスモータ 14 タイミングベルト 15 温度制御部 16 CPU 17 ウェハ回転系制御部 18 ウェハ回転駆動部 19 昇降支持ピン駆動部 20a〜20c ウェハ爪

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物を加熱するヒータにおける温度
    分布を加熱処理中に実時間で計測し、前記被処理物の各
    部における加熱温度と時間の積の偏りが最少となるよう
    に、前記ヒータと前記被処理物との位置関係を相対的に
    変化させることを特徴とする加熱処理方法。
  2. 【請求項2】 前記ヒータの加熱領域を前記被処理物の
    中心部を軸としてN個(Nは自然数)の領域に論理的に
    分け、前記各領域毎に温度分布を測定し、前記温度分布
    の偏りに起因する前記被処理物の各部における加熱温度
    と時間の積の偏りが最少となるように前記被処理物を前
    記中心部を軸として360/N度を単位として逐次回動
    させることを特徴とする請求項1記載の加熱処理方法。
  3. 【請求項3】 前記被処理物はホトレジストが塗布され
    た半導体ウェハであり、前記ホトレジストのベーク処理
    を行うことを特徴とする請求項1または2記載の加熱処
    理方法。
  4. 【請求項4】 被処理物が載置されるヒータと、このヒ
    ータにおける温度分布を実時間で測定する複数の温度セ
    ンサと、前記ヒータに対する前記被処理物の姿勢を相対
    的に変化させる姿勢制御機構とを備え、前記温度センサ
    による測定データに基づいて、前記被処理物の各部にお
    ける加熱温度と時間の積の偏りが最少となるように、前
    記姿勢制御機構によって前記ヒータと前記被処理物との
    位置関係を相対的に変化させることを特徴とする加熱処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記温度センサは、前記ヒータの加熱領
    域を前記被処理物の中心部を軸としてN個に論理的に分
    けられた領域毎に配置され、前記温度分布の偏りに起因
    する前記被処理物の各部における加熱温度と時間の積の
    偏りが最少となるように、前記姿勢制御機構を介して前
    記被処理物を前記中心部を軸として360/N度を単位
    として逐次回動させることを特徴とする請求項4記載の
    加熱処理装置。
  6. 【請求項6】 前記被処理物はホトレジストが塗布され
    た半導体ウェハであり、前記ホトレジストのベーク処理
    を行うことを特徴とする請求項4または5記載の加熱処
    理装置。
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